能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年3月26日火曜日

Perfume:日本でアイドルでいるということ

 
㊟ 長くて辛口です
 
Perfumeのファンになってほぼ3年経った。彼女達を知ったのは2010年の4月。当時出たばかりのシングルは『不自然なガール』。あれからずいぶん時間が経ったんだな…。

もう30年以上も洋楽にしか興味の無かったこの私が、まさか日本のアイドルのファンになるとは思わなかった。最後に日本のアイドルのレコード(笑)を買ったのは、ピンクレディーかキャンディーズ。そうそうキャンディーズの解散コンサートのライブアルバムを買ったな…。

あれからの30年以上、私はアイドルどころか日本の歌さえ一部を除いては一切聴かなかった。95年以降は日本に住んでいなかったのでなおさらのこと。歌うよりも踊るほうがいいのでカラオケもやらない…となると、ほとんど日本の歌の必要性も感じなかった。

そんな私の前にPerfumeは突然現れた。「まぁーなんと可愛いんでしょ、まぁーなんと面白いダンス、アラ曲もいいじゃないの…、お、ライブも凄いぜ…、CD買っちゃおうかな…ついでにDVDも…」と徐々にはまった。

その後リリースされたシングルは『VOICE』『ねえ』『レーザービーム』『スパイス』『Spring of Life』『Spending All My Time』に『未来のミュージアム』。いくつかのシングルとアルバム『JPN』、『Tokyo Dome Live』『JPN TOUR』のDVD。過去に出たものも含めてずいぶん買った。思えば遠くへ来たもんだ…。

ここ3年の間にPerfumeは驚くほど綺麗になった。3年前はまだ子供だったのに、今は光輝く美女オーラバリバリの大スターだ。

彼女達はPerfume」という特殊な存在のあり方も確立した。歌い手としてCDでは歌ってもその歌声はむしろ音の部品として存在する。まるでロボットのような響きの声。ステージでもライブの常識を書き換えた。メンバーはステージ上では殆ど歌わない。それを補うかのような完成された独特のダンスと凝ったステージ演出。たまたまスタイルがよかったことも幸いした。まるで未来からやってきたロボットのような美しいアイドル。それが「Perfume」。私もそこに惚れた。今までに無い宝物を見つけたようにワクワクした。

だから、もちろん私の中でのPerfume」はアーティスト。歌もご本人達も演出のスタッフさん達もライブも全部含めてのアートな存在。世界中探してもこんなグループは他にいないと断言できるユニークさ。だからこそ「海外に行け行け」ともう1年間もしつこくこのブログで叫んでいる(笑)。

どころが、Perfumeご本人達とその所属事務所アミューズさんはどうも違う考えらしい…。そのことに私は(この期に及んで)やっと気付いたらしい。彼女達はあくまでも日本の「アイドル」なんですね。あーそうなのか…そうかそうか…。

Perfumeは日本のアイドル…。言葉や理屈では分かっていてもその本質を理解していなかったらしい。だからファンでいながらも3年間、いろんな違和感があったんです。

3年前から、出す曲出す曲全てタイアップ。Perfumeが過去3年間に売った商品は、洋服、チューハイ、ペプシ、自動車、携帯電話、ドラマの主題歌、グミキャンディー、ドラえもん…うわぁっ…そういえば『Glitter』の「白い箱(冷蔵庫)を開けると…」なんてふざけた歌詞もありましたぜ。

その他の活動の場所は、週一で音楽番組の司会。シングルを出せば34回歌番組でダンスをお披露目。ライブはフェス以外はめったにやらないらしい。…ということは(昔の『ザ・ベストテン』みたいな番組がない現在)PerfumeTVでの露出って殆どタレントさんとTVコマーシャルだけ? …うわぁーそこなのか…そこなんだ…このバリバリの違和感。

ココで言わせてくれ! ヲイヲイPerfumeぐらい凄いグループならもっと他にやることがあるじゃろー!!! あれだけ美しくて世界一のダンスグループなのに、CMタレントで終わりなのかよー…。もっと攻めていかんかいっ!!!

…と…まあ…そういうことです…。今まで3年間もふつふつと感じ続けていたこの違和感。要は私は(勝手に)Perfumeに「アーティスト」の自負と活動を求め続け、Perfumeご本人達とアミューズさんはどうもPerfumeが「アイドル」として業界に存在する事を求めているらしいこと。←あたりまえのことなんですよね。

あ-でももったいないなー…そんな~…。
 
うすうす感じてはいたんだけれど、そう思えばなんとなく理解できるのだ。どうして公式YoutubeでのPVが一部だけなのか。どうしてキリン氷結のホログラムライブの映像が消えたのか(ああいう映像は事務所が買い取ってくださいよ…涙)どうしてまともな海外向けの公式サイトがないのか。どうしてきゃりーちゃんみたいにガンガン海外まで攻めていかないのか…。今現在、何故か知らねど『未来のミュージアム』のアメリカでのiTunes配信は無し。←これどういうことよ?

要は国内売り、それもTVCMタレントとして出来るだけ露出して、売れるうちにシングルCDを売りつくす…みたいな売り方がまず第一。海外なんて言う以前に「アーティスト」らしい売り方さえも望んでいないのかも。うわーじゃあどうしてレコード会社を変わっちゃったの?もっと自由になれるはずじゃなかったの?

ま…いろいろと大人の事情というのはあるのでしょうが、日本の業界の(大人の)方々は才能のある若いタレントさん達を大切にしていただきたい。私のような大人の曇った目は、今の業界の「搾取できるうちに一滴残らず搾り取れ」的なものをついつい見てしまう。←もちろんこれは私の想像なので、そうでない事を祈るけど。

もしPerfumeのご本人達が「CMタレント上等!」というのであればそれもよし。いずれにしても曲が良ければいつものように私も喜んで聴くと思う。しかしタイアップ曲というのは文字通りCMソングなわけで、CMソングを個人の大切なイベント=例えば結婚式にかけたいと思うだろうか…CMソングが人の心に染みる大切な曲になり得るのか…ということは考えたほうがいいと思う。

現在の日本のエンタメ業界で、まさか今さらPerfumeの事務所さんがタレントを売る戦略を変えるはずはないだろうから、これは私がPerfumeのファンである限り受け入れなくてはならない事実なんだろうなとも思う。今の日本で「アイドル」でいるということは、今の業界の流れに合わせたタレント活動をしていくということ。そんな日本のアイドルのファンになるということが、私にとってはそもそも新しい学びなのかも。それでもこの違和感は続いていくだろうな…。

そんなことを言ってはいても、やっぱりピュレグミのCMソングはイイ曲っぽい…。


2013年3月25日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第12回「蛤御門の戦い」



よかったっす。興奮しました! 

素晴らしい素晴らしいスバラシイスバラシイ…

いやー大河でこんなにバリバリの戦争シーンが見れるとは思わなかった。それも「関ヶ原」みたいに馬がドヤドヤ走る派手な戦ではなくて、門を守る部隊のみ。それなのに…いいじゃないっすか、緊張したわよ。尺も長くとってくれたし嬉しいじゃないですか。

今年はNHKさん本気です。去年このブログで、いかに近年の大河がダメなのか、どう改善できるのか、何が悪いのか…と1年間もぼやいていたのがウソのように、今年はただただ楽しませていただいております。

とにかく今年は一つ一つが丁寧。しっかりと戦そのものを見せるためにお金をかけて撮影をしてる。そうそうそう…戦を戦らしく気持ちを入れて撮ればそれでいい。いやーうれしいうれしいすごくうれしい。近年の大河の戦はナレーションのみ、数秒の描写のみで欲求不満がすごかったけれど、今回は時間をかけて「戦い」をじっくり見せてくれてます。

このあたりの歴史に疎い私は『蛤御門の戦い』なんてどんなものか全く知らなかったのですが、じっくり学ばせていただきました。図説もしてくれてね、アチラからコチラから長州がやってきてこちらの側の門に覚馬君がいて守ってる…なんていうのがよく分かって面白かったです。

御所の中で大砲の音に怯える公家さんもよかった。「ひゃぁぁぁあ長州コワイコワイ…」とナヨナヨしてるところに、異様に顔色の悪い容保公(綾野剛)がやってくる。公家さん達はすぐににブイブイ文句を言い始める…。あーだまれだまれ…。

そこに孝明天皇(市川染五郎)が「和睦など思いもよらぬことや…禁裏に発砲する賊徒、退けて御所を守護せよ!」おおっ出ました!まってました!

夜も明け戦いは続く。覚馬君(西島秀俊)が苦戦してる…と思ったところで長州軍に爆弾が打ち込まれる。現れる丸に十文字ののぼりっ! おおおおおお薩摩だーっ!キタ――――――っ!!(←ここでワタクシは拍手喝采)西郷どんっ(吉川晃司)きましたきました!

重厚やね。西郷どんの貫禄が素晴らしい。かっこいー。吉川さんが西郷どんに似てないと笑ったことを深くお詫び申し上げたい。西郷どんいいですよいいです…ほんのこてよかよか…。こんな時期もあったんですね。会津と薩摩。なんか後のことを考えるとますます感慨深いな。

覚馬君は負傷してしまいましたが戦も終了。長州軍は敗退。出番は短かったけど久坂玄瑞の須賀貴匡さんは良かった。熱い演技が印象に残りました。

それにしても今回は本当に会津に肩入れをするように脚本が書かれてますね。こういう逆の視点は新鮮ですごくいい。人物達に惚れるからこそ応援したくなる。

ところで覚馬の西島さんがぼーっと突っ立ってる場面がちょっと気になった。表情もあまり変わらないし。あれは何があっても動かない強さの演技なのか、それともうろたえてる演技なのか、単に棒なのか分からなかったぞ…。

 
その頃会津では…。

覚馬君は京で忙しい合間に八重ちゃん(綾瀬はるか)と尚之助さん(長谷川博已)の事をお手紙に書いてたみたいです。前回も書いたけど、この会津のホームドラマがほんとに好き。とくに頑固親父の権八さん(松重豊)を見るのが楽しみ。今回もステキな頑固オヤジぶり。

「…決めた! この縁談進めんべ、いーなっ!」「こらまてっ、へそ曲がりがっ! 何が気に入らねっつんだっ! 親の気もすらねーで!」 あはははは…イイ。頑固オヤジ…萌え萌え。

「イヤデゴゼーヤス!」と反発する八重ちゃんも可愛い。パパにはイヤだと言いながら尚之助さんが「私もお断りするつもりでした。」と言うと…八重ちゃん「え…?」と複雑な表情。あはははははリアルやなー。リアルな乙女心。自分ではイヤだといってるのに、相手からイヤだと言われるとなんだかツマンナイのね(笑)。

じわりじわりとですがこの不器用な二人のほんのり恋話も微笑ましい。なんだかうぶな高校生を見てるようだ…。尚之助の長谷川さんもいい表情。穏やかで真面目な人という役がハマってます。

時代劇の重鎮松方弘樹さんもかっこよかったけど、今回は西郷どんの登場に一票。

2013年3月24日日曜日

Negicco(ネギッコ)さんというグループ


こりゃー可愛いぞ。

ネットの空間をうろうろしていると、たまーに何か触覚に触ることがあるんだけど、この新潟のお嬢さんたちもちょっと最近気になってる。おばさんも気になるまさかのアイドルか…ひゃー。だってかわいいのよ…。おまけに歌がむちゃくちゃ上手いぞ。

シングルのみ動画サイトでパラパラと聴いてみたけど2曲をピックアップ。
 

Negicco - Anata to Pop with You!/あなたとPop With You! (2012)

Album:  Melody Palette
Released:  July 17, 2013
℗ 2019 T-PALETTE RECORDS

Negicco - Attoteki na Style/圧倒的なスタイル (2008)

Album:  Negicco 2003~2012 -Best-
Released:  February 22, 2012
℗ 2019 T-PALETTE RECORDS


楽曲は何故か知らねど懐メロの香り…。なんだっけ…70年代とか80年代初期の、純粋に良質のポップスという感じかな。なんか懐かしい音。竹内まりやさん…山下さんとか…あたりなのかしら…。「圧倒的なスタイル」のイントロはシカゴの「SATURDAY IN THE PARK」に似てる。超キャッチー。こういうのも懐メロっぽいところ。 70年代往年のDisco80年代のJ-フュージョンっぽいアレンジの曲もあるぞ。私の世代の耳にはすごく優しい。

曲になーんにも癖がないのね。ギミックもひねりも一切ない…けどとても気持ちいい。チープなシンセブラスはともかく、とにかく彼女達の声が可愛いのだ。いやー爽やかだな…王道の良曲よ。むしろこれだけ歌が上手いからこそ何のギミックもいらないんでしょう。

ライブの映像は小さい箱でアイドルらしくワイワイやってるんだけど、これだけ踊って歌ってますよ(げげ)。マラソンランナーかと思うほどのスタミナ。すげー。歌入りの音源に生を被せて歌ってるんだけど、かなり上手いです。いやったいしたもんだ!
 
 
Negicco LIVE
「Neutrino Love/ニュートリノ・ラブ」
「Koi no EXPRESS TRAIN/恋のEXPRESS TRAIN」
「SKY」

「スウィート・ソウル・ネギィー」(トマパイの余韻Remix)
「Disco!! The Negicco!!」

「あなたとPop With You!」
「圧倒的なスタイル」

T&P Tokyo Presents「POP SONG 2 U」(2012/12/02) at 西麻布eleven


しかしこのアイドル踊りというのは、ほどほどがいいと思うけどなー。こんなに歌が上手いのなら、ここまで動き回らなくても歌で売れると思う。動き回らなければもっと正確に歌えるはず。アイドルパッケージ売りというより、むしろこういう人達には上手いバックバンドをつけて古典的な「バンドと歌手のセッティング」で歌わせてみたい。歌だけで客をひっぱれるんじゃないかな。

この子達みたいに「ただ歌が上手くて可愛い」だけでは、(ハイテク不思議日本の)ギミック売りが面白いPerfumeやきゃりぱみゅのように世界には行けないかも知れない。だけど絶対的な歌の上手さは強力な武器です。年を重ねても歌い続けていける。

国内のスターでいいじゃないですか。最近の紅白を見たら分かるけど、演歌歌手以外にまともに歌える人がいないんだわ…今の日本の芸能界。プロの「歌手」が少なすぎる。もしかしたら、こういう古典的な歌の上手い人達が今の日本には必要なのかも…。

(女性ファンの神経に触らない)自然な歌い方と素直な歌詞、ギミックをあまり使わない質のいい楽曲、それにライブでは抜群に上手いバックバンドをつけたら、かなりいいショーができるはず。実力派のグループになるんじゃないかな…。ご本人達は文句なしに可愛い。磨けばもっと光ると思う。

30年以上を経てキャンディーズを受け継ぐのはこういう人達かも知れませんよ。


Negicco - カリプソ娘に花束を (2018)
Negicco - 愛は光 (2017)
Negicco - 矛盾、はじめました。(2016)
Negicco - カナールの窓辺 (2015)

Orland - Do-De-Da~Trimondo Negimina~ feat.Negicco (Teaser)(2015)
Negicco - ねぇバーディア (2015)
Negicco - 光のシュプール (2014)
Negicco - サンシャイン日本海 (2014)

Negicco - Triple! Wonderland (2014)
Negicco - アイドルばかり聴かないで(2013)
Negicco - あなたとPop With You! (2012)
Negicco - 圧倒的なスタイル (2008)  

2013年3月21日木曜日

Kylie Minogue - Spinning Around (2000)



セクシー
 
Kylie Minogue - Spinning Around (2000)
Album: Light Years (Deluxe Edition)
Released: Sep 22, 2000
℗ 2000 Parlophone Records Ltd, a Warner Music Group Company



カイリーちゃんは特別。まーなんとHなお人形。なにをやっても可愛い。この頃のカイリーちゃんのお尻は有名。当時のイギリスでもアース、アース、アース、Golden ARSE…と、カイリーちゃんといえば黄金のお尻…。

背が小さいせいか全身ムチムチに見える。漫画みたい。ほんとによくバランスのとれた身体。このお方は、普通西洋ではハンデにしかならない小さくて可愛い事を、完璧に武器にしてます。

ご本人はこのビデオの世間でのあまりの評判にちょっとイヤになった時期もあったらしいですが、これで人気復活。黄金のお尻は彼女のトレードマークになりました。

この曲は2000年のリリースですが、まんま70年代のディスコ風。元々はアメリカ人の書いた曲だったらしいですが、カイリーちゃんが歌ってオーストラリアとイギリスで大ヒット。以前紹介したThe Sunburst Bandでも書いたんだけど、イギリスは決して往年のDiscoの音を捨てなかったんですね(あ、カイリーちゃんはオーストラリア人ですがイギリスでも大スター)。House だのなんだので色付けされても、Discoっぽいものは今に続くまでずーっと残ってる。この曲も部品がディスコ。

アメリカでは売れなかったらしいですが、イギリスとオーストラリアで1位。ニュージーランドで2位だそう。
Kylie Minogue - Timebomb (2012)


Perfumeの好きなマキシマム ザ ホルモン


前のエントリー、『Perfume:「ずっと好きだったんじゃけぇ~さすらいの麺カタPerfume FES!!」決定!!…だそうだ』の追記です。

さっきPerfumeとマキシマムザホルモンの名前を、一緒に検索していたら出てきたのがこのページ。


このインタビュー、『JPN』が出た頃なんで2011年の年末ですよね。この中にマキシマム ホルモンが出てきてました。

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●Perfumeフェスティバルをやってみたい

あ~ちゃん あとは自分たちが主催のフェスとか。Perfumeフェスやってみたいです。

──Perfumeフェスをやるとしたら、どんな人に来てもらいたいですか?

のっち えーっ! 内緒! 言いたくないです!(笑) 私の中でいつか本当に呼びたいと思ってる人がいるんですけど、これは実現するまで楽しみにしててください。

あ~ちゃん 私はマキシマム ホルモンさんがいいです。

のっち ホルモンさんはマストで。あの人たちは本当にすごいから。

かしゆか 絶対楽しいよねー!

あ~ちゃん あのお客さんたちと「チョコレイト・ディスコ」をぶわーっ!みたいな。

のっち 腹ペコどもと一緒にね(笑)。

かしゆか わー、やばいやばい(笑)。
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なんと1年以上も前に宣言してるじゃないですか…。この頃からやりたかったことなのね。あ~ちゃんからまずバンド名が出たのもびっくり。かしゆかさんの趣味だとばっかり思ってた。3人とも好きみたい。ほんとに若い娘の好みはわからんものだな…。


2013年3月20日水曜日

Perfume:「ずっと好きだったんじゃけぇ~さすらいの麺カタPerfume FES!!」決定!!…だそうだ


Perfumeが対バンツアーをするらしいです。えーっ…? ますます分からんなってきたぞ。Perfumeは何処へ行く? ヨーロッパツアーは…アメリカツアーはどうなった…???

というわけで(私はほとんどなじみのない)対バンのお相手について。

…その前にこの3組、Perfumeさん達がファンなんですかね? なかなか妙な組み合わせですよね。電気とかクラブ系アイドル系にいかずに、なぜか汗を飛ばすような人達というのも面白い…。実はPerfumeのお嬢さん達むっさいオッサンが好きなのね…(笑)。


★東京=斉藤和義さん
あ~ちゃん? 結構いい男…というのを、去年の紅白まで知りませんでした。ルックスがいい。ひょろひょろっと肉の薄そうな長身、ラーメンみたいな頭で、オヤジというよりもお兄さん。ワタクシと同世代としては驚異的にお若い。「ちょっと何を考えてるか解らない不思議な年上のお兄さん」という感じが若い娘にもいいんでしょうか…。楽曲は2曲しか知らない。しかし、ちょっと前にCMに使われた「同窓会で元同級生をナンパする歌」にはちょっとヤラレマシタ(笑)。いやーいい歌だな…(オヤジ何をやっているのだ!)。

★名古屋=奥田民生さん
のっち? この人はPuffyがらみ…というよりもJellyfishがらみのほうが記憶にあるな…。根っからの洋楽聴きなものでよく知らない。Perfumeの『レーザービーム』を弾き語りしてる動画はどこかで見た。そんなつながりでしょうか…。もう20年来、日本のPower Popの第一人者なのかな…。すごく趣味のいい歌を書く人? たぶん23曲知ってるけどよく覚えていない…。

★大阪=マキシマム ホルモン
かしゆかかな?。これが一番わからんね(大笑)…。もうさっぱりワカリマセン。お手上げ。誰の趣味? おもしろいなー。いや…全く知らなかったからまず画像をググッてみたら、うひゃー。しかしルックスにはユーモアも感じる。その後で動画サイトで音も聴いてみたけど、むちゃくちゃオルタナやね…。大昔のRed hot chili PeppersOffspringMetallicaSlipknot、System Of A Down…? いやわからんな…。実はなかなか音はいい…。Perfumeは『恋のメガラバ』を一緒に踊るんでしょうか?いやーまいったまいった…。

もうなんだかさっぱりわからん…。 
 

2013年3月19日火曜日

NHKスペシャル『ロボット革命・人間を超えられるか』日本人のロボット観


 
こちらでも番組が放送されました。

アシモ君が成長してます。可愛いです。5年ぐらい前に科学未来館で一度見たんだけど、あの頃よりすーっとしなやかに賢くなってます。
 
 
新型ASIMO
Honda News Channel(Honda公式チャンネル)
ホンダに遊びに行きたい…。
 

↓こちらの映像のほうが簡潔 まるで人です


福島の原発事故の後、世界で加速した「使える」人型ロボットの開発。(人の行けない)危険な現場に行って複数の課題を処理できるヒューマノイド=人型ロボットの開発と成果。海外でもマルチタスクをこなす人型ロボットの大規模なプロジェクトが進行中。

海外のロボット、特にアメリカのロボットは軍事目的で開発されたものが多く、外見も怖い。頑丈な四足歩行のロボットなんて首の無い動物みたいで非常に気持ちが悪い。あんなものが目の前に現れたらと思うとゾッとする。そもそも地雷や敵の攻撃の起こりうる現場でも使えるロボットだろうから、外見も自然にハードになってしまうのだろうか。

アメリカは軍事目的。それに比べて日本はコンパニオン、エンターテイメント、または産業目的。それぞれの国の開発者達のロボットに対する概念や目的があまりにも違うので面白いなと思った。日本のロボットのデザインは、日本らしくやっぱり「可愛い」。

ちょっと怖い外見の海外のロボットと比べて、日本から紹介されたのはホンダのアシモ君。ランニング・マシンの上を走るアシモ君の後ろ姿が可愛いです。一生懸命走ってます。たまらなく可愛い。
 

The famous "Asimo" robot commercial for Honda UK.
イギリスのホンダのTVコマーシャル、可愛いです


日本人にとってのロボットの原点はやはり「鉄腕アトム」なんだろうと思う。言葉「ロボット」でまず頭に浮かぶのもおもちゃのロボットだったりする。アシモ君の開発者の方々も「少年の心を持ったままのステキなオジサン達」なんでしょう。どんなに技術が進歩しても、日本人はロボットに「可愛い」や「かっこいい」を望んでしまう。「首無しの四足ロボット」なんて見たくないけど、アシモ君ならうちにも一台欲しい。両方とも同じ機械だけど、ロボットならそりゃ可愛いほうがいい。

「可愛いロボット」に対して起こる感情というのも不思議だ。一生懸命走るアシモ君を見ると、なんだか涙が出そうになるのも理由が分からない。なんとなくかわいそうに思ったりする。単なる機械でしかないロボットに情を感じるのも不思議なものだ。「鉄腕アトム」に始まって、日本人は常にロボットに夢を見続けてきたからだろうか。

番組中、ホンダが開発を進める「災害時に活躍するアシモ君」のCGやイラストが出てきた。やっぱり可愛い。実際の作業には可愛い外見なんて全く必要ないのに、仮定の段階でも可愛いアシモ君を考えてしまうところは、やはり「アシモ」ブランドのホンダだからだろう。しかし実際にあの可愛いアシモ君が危ない現場に送り込まれることになったら、過剰に心配してしまいそう。それも問題だ…。

「鉄腕アトム」から始まった日本独自の「可愛いロボット」文化。将来どんなに実務が優先されたとしても、どこかにこの独特の文化は残していって欲しい。アシモ君はほんとに可愛い。あの小さい頭を撫でて抱っこしてチューしたいくらい可愛い。でも握手をしたら、たまにエラーでボキボキと指の骨を折られるかもしれない…。やっぱりロボットは怖いな(笑)。