能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

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2025年1月14日火曜日

Tile Match 3D, 3000面クリア!



記録します。去年の年末、以前からiPadでプレイしているTile Match 3D: Triple Matchの3000面をクリアした。11月のバスルーム改装工事の時には2999面まで終わっていたのだけれど、忙しいせいか3000面をプレイする気になれず暫くそのままにしていた。工事が終わって暫く経った12月9日、思い立って3000面をクリア! フフフフフ 😄 ワタクシハ ウレシイ。

2999 面
そして3000 面到達!ヨクヤッタ
3000 面台プレイ開始です

今日は 3077 面をプレイ中。

2025年1月7日火曜日

仕事に徹する最悪の年末年始



最悪の…ってどういうタイトルよ。もちろん年明けから使う言葉ではない。わかってる。だから明るい話ではないので読みたくない方はここでストップしていただきたい。


去年の12月25日まで毎日掃除掃除掃除掃除の日々。壁と天井に掃除機をかけ、家中の窓を水で洗い、絵の額縁の上にも溜まった埃をいちいち拭き取り…とにかく25日クリスマス当日まで家中の掃除をしていたうちの夫婦。

なぜなら26日にインロー様がやってくるから。


インローSは口うるさい人。取り扱い注意の女。ビゴティッド。アロガント。いつも自分本位。本音は白人至上主義者。極端で病的な程の自己中。自分の周りが全く見えない人。傲慢なプリンセス。子供じみた自分勝手さ。まるで7歳の子供がそのまま75歳になったような人間的に未熟な人。常に自分の不満を隠さない。いつも文句の種を探して周り中を嗅ぎまわるような人。

彼女は やってくれば家中を見まわし、つつきまわし、なにか問題がないかと探し回り、家でも人でも…なにかが気に障れば口に出して文句を言う人。直ぐに機嫌が悪くなりそれがすぐに顔に出る。少しでも嫌な思いをすればそれをスルーすることが出来ない人。嫌な思いをしたことを忘れないように心に刻み、その後、親戚中のみならず、友人、仲間、会う人会う人全てに「自分がいかに辛い思いをしたのか」を大げさに触れまわる人。

彼女はモンスター。たぶんなにかの病気なのだろうと思う。でなきゃ説明がつかない。あのような人には今まで他に会ったことがない。不運なことにそんな彼女との親戚関係はもう30年も続いている。

彼女はギフの置き土産。ステップの関係なので旦那Aとの血の繋がりはない。赤の他人。ただ今でも私達も皆も彼女と親戚のフリをし続けなければならない。

米国・東海岸から中西部の中流の白人ばかりの旦那Aの親戚の中で存在そのものがブラック・シープの私は、これ以上自分の評判を下げないためにも彼女を喜ばせ続けなければならない。彼女が機嫌を損ねれば、親戚中に私への批判がばらまかれる。気を抜く訳にはいかない


旦那Aがクリスマスの前に「彼女は26日に着いて1月3日に帰るから」と言ったとき私は怒った。「ええ9日?なんで?どういうことかわかってんの?あの人がどういう人かわかってんの?今年のあなたの冬休み全部潰れるじゃん。今年の冬休み無いじゃん。私達今までどれだけ働きづめだったのよ?私どれだけこの家の掃除をし続けてんのよ?あの人がくるからよ。あの人がへそを曲げたらもっとめんどうじゃないの。だからせっかく改装工事も終わったのに落ち着く暇もない。クリスマスの日も掃除して…そして年明けのあの人が帰る日まで私達働き続けなきゃならないわけ? 9日間?うわああああっ」 
旦那A「だっていまさら変えられないじゃん」 
私「わかった。今年は仕事だと思って頑張るわ。ぅわ~…」

最初からこんな調子。私最低の女に聞こえると思う。わかってる。


そんなわけで12月26日から1月3日まで働いて働いて働き尽くした。私は彼女を喜ばせるために従順で便利な召使いをやりとおした。やってやってやりつくした。本当に大変で大変で不愉快な年末年始。まるで最悪の苦行のようだった。「大丈夫、私は大人なのだから」とポーカーファイスで自分を抑えこんだ。不幸なことにその間、私の節目の誕生日もあったのだけれど、あらかじめ旦那Aに「私の今回の誕生日のことは絶対に喋るな」と口止めをした。自分の誕生日さえも犠牲にした。なぜなら彼女は自分以外の人間にスポットライトが当たれば必ず機嫌が悪くなるから。そんなあの人の不機嫌な顔を見るぐらいなら自分の誕生日のことを忘れてもいいと思ったから。

あの人は病気なのだと思う。モンスター。あの人と一緒にいるとこちらが病む。しかしなんで9日間も許したのよ…。


彼女は心もモンスターなら肉体もそうなのだろう。75歳でもとにかく健康。エネルギーのレベルが尋常ではない。 その人は26日にやってきて「風邪気味だ」と言いながら直ぐに就寝し、2、3日後には回復した。

ウィルスを持ってきてまき散らしてるのは彼女に間違いないのだから(混雑したクリスマスに移動しているのだからこうなる予想はしていた)喋ってる間はマスクをしてくれればいいのに、彼女という人はコロナ禍の間でさえ「私はあんなスチューピッドなマスクなんて着けないわ。馬鹿みたい」とマスク拒否派なのでマスクをお願いすることも叶わず。

まず4日目に旦那Aが微熱を出した。私も3日目に風邪っぽいと思ったが、ここで倒れたら最悪だからとなんとか抑え込んだ。旦那Aはその後今に至るまですーっと風邪をひきっぱなし。


その人は、到着した翌日の27日から元気一杯。ギフを亡くして長い間寂しかったのだろうと思う。早速待ってましたとばかりに喋り始めた。その喋りが止まらない、止まらない、止まらない。朝9時に階下に降りていった旦那Aを捉まえて語り始める。

その内容は、自分がいかにこの旅行で辛い思いをしたのか。どれほど苦労をしてここにやってきたのか。どんなに大変だったのか。…そしてその後は(もうわからなくなっているし思い出したくもないけれど)なにからなにまで人々のゴシップ…気に入らない近所の人々。変な友人。愚かな知り合い。おかしな人々(旦那Aの親戚の人々も)。不愉快な人々。面白くないこと。気に入らない人。あの人が、この人が、こんなことがあったあったあったあった…とその話題の人物をこき下ろし、嘲笑い、(こちらの反応などおかまいなく)ただ一方的に留まることなく話し続ける。溜まっていたものをただただリリースし続ける…吐き出し続けるバケモノのようだ。

初日、朝の9時から昼食中も継続して喋り続け、5時間後の午後2時くらいに「疲れたから休憩するわ」とベッドルームにひっこみ、1時間後の午後3時には起き出してまた喋り始め、それから夜8時までの5時間、また延々と留まることなく喋り続けた。どうやら5時間喋るとエネルギーが切れるらしい笑。初日から10時間も喋り続けていた。

そのような調子で、彼女は毎日壊れたおもちゃのように最低9時間は喋り続ける。それが8日間続いた。あの人は本当にモンスターだと思う。今回心底あの人は怪物だと思った。


彼女との会話がなによりも変なのは、普通の人と人の会話のような情報のキャッチボールがほぼ不可能なこと。 彼女は自分の言葉を一方的に相手に投げつけるだけ。それがあまりにも異常。今回も彼女は長時間自分のことばかりをマシンガンのように喋り続けても、私達に「今年(2024年)はどうだった?」とか「先日の改装工事はどうだったの?」などとこちらのことをたずねることは一切ない。自分の話を吐き出すだけが彼女の「会話」。もちろんそのようなものは会話ではない。彼女はただ自分の中にあるゴミを吐き出せる「ゴミ箱」が欲しいだけ。

最終日、彼女は8日間も喋り続けてさすがにネタが切れたらしく「喋ることがなくなったわ…他になにかなかったかしら…」とつぶやいた笑。

そして彼女はとにかく声が大きすぎる。いつも大声で怒鳴るように喋る。そして彼女にユーモアのセンスはゼロ。これが一番きつい。


彼女の口から出る言葉は常に侮辱的。彼女は傲慢。偏屈。異常なほどに失礼で無神経な言葉の数々。驚くほど凝り固まった考え。…自分は上級国民。いつも上から目線。言葉にはしないけれど有色人種は皆格が下。マイノリティの優遇政策も全て反対。白人こそが優遇されるべきだと大きな声を出す。もちろんLGBTQの権利も拒否。その偏見はほとんどは無知からくるもの。驚くほど心が狭い。
青色の州と呼ばれるほどリベラルな(民主党支持者が多い)ハワイ州に住む私達に向かって「LGBTQなんて認めないわ。虹色のパターンにアジェンダがくっついたから私もう趣味のソーイングに虹色のパターンが使えなくなったわ」と文句を言う。
ひとりで主張を繰り返す彼女をなんとかなだめながら、様々な分野でのマイノリティを擁護する意見を私は彼女に話した。でも彼女がそのことを覚えているなどとはみじんも思わない。無駄な会話である。

彼女は中流階級出身のお嬢さん。元々は優秀な学生だった人。フランスに留学し、その後世界中を旅して各地に長期滞在し、若い頃は(彼女の同世代の人らしく)新しい世界にも目を向けていた人だったと聞いている。何が彼女をこれほどまで偏見に満ちた心の狭い人物に変えたのだろう。


彼女はbigoted:
obstinately or unreasonably attached to a belief, opinion, or faction, in particular prejudiced against or antagonistic toward a person or people on the basis of their membership of a particular group.
ある信念、意見、派閥に頑固に、あるいは不合理に執着する人。特に、特定の集団に属していることを理由に、ある人や人々に対して偏見を持ったり、敵対したりする人。


彼女にとっては白人こそが優遇されるべきで、アメリカの白人が立場をなくすことは決して許されないこと。その頑固な考え方に「全ての民にチャンスを与えよう」などという「平等」の言葉はほぼ存在していない。75歳でそういう人は、もう何を言っても人の意見を聞かない。何を言っても無駄。


そんな彼女はここハワイにいる間、このアジア人の作った欧州レシピのご飯を食べて、アジア人の用意したベッドに寝て、アジア人が整えたバスルームを使い、そしてこのアジア人が穏やかな口調で「人の平等」の話や「LGBTQ運動」の始まりの理由などを説明するのを聞いて時には頷き、そしてこのアジア人から「ほめ殺し」に近い温かな称賛を浴びて、滞在の最終日には満面の笑顔で楽しかったわと言い、空港ではまるで泣きそうになりながら別れを惜しみ私達に二度のハグを求めた。この人はただ寂しかっただけなのだろうか。


これからも彼女とのつきあいは続いていく。時間の無駄。なにも得るものはない。

彼女が去ったその日、私が旦那Aに「正直に感想を言いなさいよ」と問えば、Aは「まるでシェルショックのようだ。言葉も出ない。すごかった。こんなにすごいとは思わなかった。9日間は長過ぎた。悪かった」と酷い咳をしながら謝った。

今回あらためて彼女と私達の今までの関係には、ギフの存在が大きかったのだとも思い知らされた。穏やかで優しかったギフは彼女の夫として日々彼女の棘を受け止めるクッションになっていたのだろうと思う。


私は彼女が帰っていった翌日、1月4日から熱を出した。張りつめていた糸が切れた。やっぱり風邪をひいた。5日に37.8度まで熱が上がった。昨日も熱が続いていたが、あらためてこの数日間の理不尽さに抑えていた怒りが爆発した。

今日は37度を前後しているので文章は書ける。はやく治ればいい。


2024年12月24日火曜日

Season’s Greetings 2024



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🎄🎄🎄 Happy Holidays !!!🎄🎄🎄

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Merry Christmas!!!


今年は木の下にモノがない


今年はほとんどクリスマスの気分になることなく
クリスマスになってしまった。
なんともう明日はクリスマス当日。
日本はもうイブも終わっていた。
ハワイは今日がイブですが、
今日もさっきまでお掃除してました。
あさってから親戚がやってくるのでその準備してます。
これからたぶんブログも休むことが多いと思います。

ところで新バスルームをやっと使うようになりました。
最高です。

今年は1年中バスルームのことを考えてました。
バスルームのことだけで1年が終わった感じ。
大きなプロジェクトが終わって私は嬉しい。


Have a wonderful holiday season~

🎄🌴🎄🌴🎄🎄🌴🎄🎄🌴🎄🌴🎄

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旦那Aの作るトゥールーズ風カスレ



以前から旦那Aと南仏の料理カスレを作ろうと話していた。

旦那Aは欧州の伝統的な田舎の煮込み料理が好きである。私も。欧州の煮込み料理…カスレもポトフもビーフ・シチューもラタトゥイユもミネストローネもブイヤベースも、元々は農村や漁村で食べられていたごった煮の料理なのだろう。あまり難しい技もいらない上にコトコト煮ればそこそこ美味しい物ができる。うちも普段は焼いたり揚げたり炒めたりの料理が多いが、煮込み料理を作る日はごちそうだねと喜ぶ。

先月からのバスルームも無事完成し、大きな掃除もほぼ終わってやっと落ち着いてきたので、ワインを開けてお祝いしよう。料理は南仏のカスレに挑戦しようと思い立った。

実験のように初めて作ったカスレを記録しておこう。  


少し前に飲んだ南西フランスのカオール・ワイン。そのワインにカスレがオススメというのを読んだ。そのカオールのワインはもう1本買ったので、次に飲むときはカスレを作ろうなどと話していた。

さてこのブログでやっている「ワインを飲んででめぐるフランスの旅」。6本目に試すつもりでいた南仏ラングドック・ルーション地方の赤ワイン。これを開けよう。さてこれに合わせてさて何を作ろうか?

調べてみたらラングドック・ルーション地方とカスレのできた地域はかなり近い。うちの仏料理の料理本にあったカスレはトゥールーズ風だ。トゥールーズとラングドック・ルーション地方は車で2時間しかかからない。かなり近い。それなら同地のワインとトゥールーズ風カスレを合わせてもいいだろうと思った。


カスレとは、いくつかの種類の肉とソーセージと白い豆をトマト野菜スープで煮る料理。以前から見ていた料理本でおおまかにどのような料理かのアイデアはあった。


それでは食材を買う前に詳しく調べてみよう。まずネットで検索。本格カスレのレシピのビデオが出てきた。

大量の肉…豚の肩?ラム、仏のガーリック・ソーセージ、それに鴨の肉、そして鴨の油を使うとあった。鴨の油?あ、それは無理だ。手に入らない。ガーリック・ソーセージなどというものもここでは見たことがない。そうかそうか。これは無理かな。

気を取り直してうちにある(失敗しない)仏料理本を見てみる。トゥールーズ風とあった。このレシピは鴨を使わない。ラムとソーセージと豚肉を使う。これならできそうだ。

念のためYouTubeを「Cassoulet」で検索したらフランスのおじさんがカスレを作るビデオが出てきた。全フランス語で言葉はわからないが、映像でだいたい何をやっているかはわかる。この人のレシピは、まず豆と野菜を煮て、別に炒めたりオーブンでローストした肉類を鍋に重ねて入れ、オーブンで2時間ほど焼く方法。なるほど、このような感じなのか。

他にも見てみたら、どうやらカスレとは厳密なルールにしたがわなくてもいいらしい。リーク(ポロネギ)を入れるレシピもあるし、ソーセージと豆だけのレシピさえ出てきた。さすが元々はごった煮料理。自由にやってもよさそうだ。


元々は私が作るつもりでいたのだけれど、前述の鴨の入った本格カスレ、それにフランス語のおじさんのカスレのビデオを見ていた旦那Aが作りたいと言い出した。どうやら勝手に作るつもりになってくれたらしい。

それはいい。私はまた2階に上がって掃除掃除掃除をしていればいい。今回はクリスマス休暇に入った旦那Aにカスレを作ってもらうことにしよう。



さっそく旦那Aが買い物に行って帰ってきた。ここはハワイでは(たぶん)鴨もガーリック・ソーセージも手に入らないので、手に入るものを組み合わせてつくる。買ってきたのは生のポーク・ソーセージ。ラムのシチュー用の肉はなかったので小さな骨付きラムチョップ、そして鴨の代わりにチキンのドラムスティックを入れると言う。そしてベーコン。豚肉は入れないそうだ。

カネリニ豆は前夜から水に浸し当日水で煮て柔らかくする。

野菜はにんじん。玉ねぎ。ガーリック。ベーコンを炒めて缶の水煮トマトとスープストックで煮て、豆と合わせてトマトスープのようなものを作る。

肉類…ソーセージはフライパンで炒め、骨付きラムはオーブンでロースト。チキンもロースト。

野菜と豆のスープと、肉類の準備が出来たら、ル・クルーゼの鍋に重ねて入れる。肉が野菜に埋もれているように入れる。

蓋をして鍋ごとオーブンへ入れる。ここから2時間オーブンで煮る。

2時間後、煮込んだカスレにパン粉を散らし、蓋を開けた状態でオーブンへ。そして20分焼く。これで出来上がり。それらしいものが出来たぞ。


食べてみるとそれらしい味。美味しい。すごく美味しい。かなり美味しい。とても美味しい。ラングドック・ルーションの赤ワインも美味しい。これはこれは…かなりいいご飯になった。すごいぞ。

ラムはやっぱりおいしいな。私大好きなのだ。しかし近年は子羊を食べるのはかわいそうだからとあまり買うのを控えていた。しかしおいしいぞ。とてつもなくおいしい。私はビーフよりラムの方が好きだ。

確かに時間と手間もかかるけれど、これはおいしい。すごくごちそうの気分。いいですね~。旦那Aもよくできてとても嬉しいそうだ。また作りたいと言っている。いいですね~。

ワインを飲んで酔っぱらいながらとてもいいディナーになった。旦那Aすご~い。ありがと~! LOVE LOVE…


🍲料理の様子
玉ねぎやニンジンなど野菜を炒める。左には炒めて焼き色を付けたソーセージ、右に豆を煮る鍋
トマト缶と野菜と豆を合わせる。オーブンでローストしたラムとチキン
オーブンに入れる鍋に全部合わせる。お肉が野菜に隠れるように。
水分が足りないとかでスープストックを加える
蓋をしてオーブンへ。2時間煮る。
2時間後。いい感じに馴染んでます。
パン粉を散らしてまたオーブンへ。20分間焼いた後。
いい感じ。それっぽい。
出来た。
おいしい
素晴らしい



2024年12月23日月曜日

仏ラングドック・ルーション地方/Languedoc & Loussillon地中海沿岸の赤ワインDomaine de Fontsainte, Corbiere Rouge, 2021 とトゥールーズ風カスレ



フランスのワインを学ぶシリーズ。今回は南仏ラングドック・ルーション地方/Languedoc & Loussillon…地中海沿岸の赤ワイン「Domaine de Fontsainte, Corbiere Rouge」2021


さてまたまたワインで訪ねるフランスの旅。
フランスワインの産地のリストから。

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● アルザス地方/Alsace
 Riesling, Pinot Gris, Gewürztraminer
● コルス島(コルシカ島)/Corce
 Red &Rose Blends
● シャンパーニュ地方/Champagne
 Sparkling Wine
🍇 シュッド・ウェスト地方/Sud Ouest 南西地方
 Malbec, 重厚ワイン・甘口白ワイン
● ジュラ地方/Jura
 Chardonnay, Savagnin, Vin jaune,
🍇 ブルゴーニュ地方/Bourgogne
 Pinot Noir, Chardonnay
● ボジョレー/Beaujolais
 Gamay
● プロヴァンス地方/Provence
 Rose Blends, ロゼワインの産地
🍇 ボルドー地方/Bordeaux
 Cabernet Sauvignon & Merlot Blends
ラングドック・ルーション地方/
 Languedoc & Loussillon 地中海沿岸←今回はこれ
 Grenache & Carignan Blends, カジュアルなお手頃ワイン

🍇 ローヌ地方/Rhône
 Grenache & Syrah Blends
🍇 ロワール地方/Loire
 Sauvignon Blanc, Muscadet, Chenin Blan
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去年から今まで学んだ仏ワインの5つの地方。今回6つ目は南仏、スペインとの国境に近いラングドック・ルーション地方のワイン…コルビエールAOC。この地方のワインは葡萄グルナッシュとカリニャンのブレンドが多いとのこと。

近所のスーパーに手頃なワインがあったので買ってきた。値段はさていくらだったかな…米国の本土では17ドルや18ドルとあるのでハワイではたぶん20ドルちょっと超えたぐらいか。

いかにもラングドック・ルーション地方ワインらしく、葡萄の種類はカリニャン60%、グルナッシュ・ノワール30%、シラー10%のブレンド。



さてお味は?

ボトルを開けてすぐ…ん?飲みやすい?フルーティかな。グラスに入れて時間をかけてちびちび飲む。うん…これは前に飲んだワインよりずっと美味しいと思う。味がまろやか。マイルド。丸い。フルーティ。…なんか…開けて15分もするともうそろそろおいしいと思う。前に「Clos La Coutale, Cahors Malbec 2020」を飲んだ時は「深みが足りない」とか言ってましたが、これは始めから結構おいしい。まろやか。なんか単純においしい。いかにもワインっぽい味。一口目から口の奥に入って素直に納得する味。いいと思う。


今回のメニューは南仏のトゥールーズ風カスレ。以前飲んだカオールのマルベックのワインに合わせて今度カスレを作ろうと書いたのだが、トゥールーズ風カスレならトゥールーズがこのラングドック・ルーション地方に近いのでいいだろうと思った(車で2時間ほど)。この料理にはワインを使わないのでこのワインは全部飲むことになるぞ。ボトルを見るとアルコール分14.5%!ぉおっかなり強いワインだった。


Cassoulet de Toulouse
初めて作った。面白かったので別に文を書く


そしてカスレを食べながら飲む。いや~おいしいわ。うん。いかにもワインらしい味(変な感想)。甘味も酸味も重みも丁度いい。これ20ドルくらいなら結構いいワインなのでは…。旦那Aも「いいね」と言う。なによりも旦那A作カスレがもう信じられないほど美味しくて美味しくて…もうそれだけで幸せだ。ワインも美味しいし、カスレが美味しいし。なにも言うことは無い。いや大いに語りたい。

調べたらこのDomaine de Fontsainte, Corbiere Rougeの2021年は当たり年らしい。VIVINO.COMでは5点満点で4.0点だそうだ。いいですね~。カジュアルな日常のワインではいいワイン。

アルコール分が強い割にはそれほど強くも重くも感じない飲みやすいワインだと思った。最初の味がチェリーだと(下記)書いてあるのは納得。フルーティ。しかしココアとかリコリスはさて…どうだ?後味は残るか。いい感じでおいしい。しかしアルコール分が強いので少量でも結構酔っぱらうのは困る。大変困る。



ところでうちの近所のスーパーにはお手頃値段で結構面白いワインが置いてある。おそらくお店のバイヤーさんが詳しい人なのだろうと思う。品揃えを見ると考えてワインを仕入れているのだろうと思った。ハワイ地元のスーパーだけれど嬉しいね。

今の私には(あまり品揃えの多くない)スーパーで手頃な価格の面白いワインが選べるのは嬉しい(わかりやすくていい)。いつかもっとわかるようになったら「たむら/Tamura's Fine Wine & Liquors」さんというお店にも行ってみようと思う(今はきっと種類が多過ぎて迷う)。そのうちね。



それではワインの情報

Domaine de Fontsainte, Corbiere Rouge 2021

 生産者

ドメーヌ・ド・フォンサント社/Domaine de Fontsainte

ラングドック・ルーション地方にあるドメーヌ・ラブカリエ/Laboucarié 家は、表情豊かで高品質なワインを生産することで知られている。家族経営。持続可能なブドウ栽培と伝統的なワイン醸造技術で知られる。現オーナーのブルーノ・ラブカリエ氏は、カリニャンを2割、グルナッシュを1割、シラーを少々ブレンドし、ブラックチェリーとスパイスを思わせる力強い田舎風の赤ワインを造っている。

ラブカリエ/Laboucarié 家は17世紀からこの地でワイン造りに関わっている。ブルーノの父親イヴ・ラブカリエ氏は1971年に南仏コルビエールのアペラシオンにドメーヌ・ド・フォンサントを設立。彼はグルナッシュ・グリ種のブドウを直接圧搾することから名付けられた「グリ・ド・グリ」と名付けたロゼを成功させ、また赤ワイン造りでもこの地域で最初の革新的な全房発酵を推進した。

イヴの息子・現オーナーのブルーノは、セラーを再整備し、ブドウの木を植え替え、新しいキュヴェを追加。公正な価格設定によりいいワインを手頃なワインを製造している。彼は「偉大なワインはブドウ畑で造られる」と信じ良質の葡萄の生産に力を注ぐ。

1950年に植えられたカリニャンがグルナッシュとシラーと共にブレンドの大半を占め、それらは完全に除梗されている(果梗から出る未熟なタンニンや雑味を防ぐため)。葡萄は手摘みで収穫し、フレンチオークで6ヶ月間熟成させる。このドメーヌの赤ワインはコルビエールの太陽の光を浴び、地中海の風景を反映した、より濃く熟した味わいに仕上がっている。

コルビエールのアペラシオンにあるドメーヌ・ド・フォンサントの最初のブドウ畑は、ローマ人によって植えられた。元々のドメーヌは温泉を囲むように建てられ、後にその温泉は12世紀の地元の聖人・聖シメオンにちなんで「Fontsainte=the saint’s fount /聖人の泉」と名づけられた。

フォンサントのブドウ畑は、「黄金の三日月 」として知られる地域のブテナック村落を取り囲んでいる。この一帯の土地は、コルビエールのアペラシオンの中でも最も日当たりが良く、南南東に面しており、500ヘクタールの広大な森によって冷たい北東の風から守られている。地中海からの涼しい海風も、この太陽の恵みを受けたテロワールのバランスを保つのに役立っている。

Google Earthで会社の住所を見てみたら、この会社は本当に田舎の小さな町(村)の葡萄畑のすぐ横の建物だった。ここのワインもクラフト・ワインというか地ワインみたいな感じなのかも。米国ではKermit Lynch Wine Merchant社というワインの輸入会社が長い間契約していて社の成長を見守っていたらしく、もしかしたらパトロンのような形でこのワイナリーをサポートしていたのかもと思った。想像だけれど。


 産地

フランス / Languedoc-Roussillon(ラングドック・ルーション地方) / Corbières
モンペリエとスペイン国境の中間に位置するコルビエールのアペラシオン。

(様々な過去を経て)近年のラングドックは、手頃な価格で日常的な楽しみを提供する数え切れないほどの素晴らしい価値を持つワインの産地であり、フランスの他の地域の最高級ワインに匹敵するような高級ワインの数も増えている。

ここ20年ほどは、テロワールを重視した上質なワインへとシフトしている。意欲的な生産者たちは、丘陵地帯の水はけのよい痩せた土壌のブドウ畑を探し求め、灌漑や化学合成肥料・農薬の使用を控え、伝統的な生産方法と技術の進歩のバランスを取りながら、エレガンスとバランス、そして明確な土地感覚を備えたワインを造ろうとしてきた。今日、ラングドックで造られるワインの全体的な品質と種類は、かつてないほど高くなっている。

地中海沿岸に沿う三日月のような形をしたこの地域は、標高、日照量、海岸線からの相対的な距離、内陸の冷涼な丘陵地帯によって、多様な土壌タイプ(シリカ、粘土、石灰岩)と個々の土地特有の気候を誇り多種多様である。温暖な地中海性気候は赤ワインの生産に適しているが、世界トップクラスの白ワインやロゼワインもあり、何世紀にもわたって愛好家に愛されてきた見事なデザートワインも生産されている。

1985年に設立されたコルビエールAOCは、ラングドック地方最大のAOCであり、移り変わる南フランスを象徴している。赤ワインはAOCの生産量の88%を占め、南仏の太陽を好むブドウが様々。カリニャンのブライヤー、グルナッシュのベリー、シラーのチェリー、ムールヴェードルのプラム等々が幅広いスタイルを可能にする。コルビエールのロゼは、生産量の9%に過ぎないが、本格的なワインとしても知られる。

▶ このラングドック・ルーション地方のワインとは、以前は安いワインの産地として知られていたが、ここ20年ほどはいいワインが造られるようになったようです。今でもカジュアルで手頃な値段のワインが多いらしい。


 葡萄

🍇カリニャン/Carignan

スペイン北東部のアラゴン州サラゴサ県カリニェナが原産地。スペインやフランスの通称「南仏」と呼ばれる、ラングドック=ルシヨン、プロヴァンス、ローヌ地方南部等で多く栽培されている。ワインはなめし革の香り、スパイシーな香り、鉄やインクの香りといわれるフレーバーを持っているが、香りはそれほど強くはない。酸味や渋みが強い、いわゆる刺激性の強い風味のワインになる。シラー種など、酸味の少ない品種にブレンドされることが多い。

🍇グルナッシュ・ノア/Grenache Noir
スペインのアラゴン州が原産地。フランスのラングドック=ルシヨン地方に伝わり、そこから世界に広まったと言われている。現在世界で最も多く栽培されているワイン用ぶどう品種。アルコール度数は高いが、口当たりは比較的ソフトで、酸味は強いが渋みは穏やかである。スパイスの香りや、きのこなどに似たやや泥臭い香り。

🍇シラー/Syrah
フランスのコート・デュ・ローヌ地方が原産地。南フランスの焼け付くような強い日差しを浴びて作られるワインは、チョコレートのような、あるいはゴムが少し焦げたような甘く香ばしい香りを持つ。色は濃赤色で、アルコール度数の高い、男性的な力強さとこくのあるワインになる。


 このワインの特徴は…

美しい紫色を帯びた、持続性のある非常に輝きのあるルビー色。 すぐに香りが広がり、最初はチェリーなどの新鮮な赤い果実やブルーベリーなどの黒い果実のニュアンス。次にカカオパウダーと甘草(リコリス)のデリケートなタッチの含みを伴う豊かさが広がる。 まろやかで凝縮した強さとバランスの取れた骨格が口の中に広がり、タンニンは繊細で酸味は甘美。すべてが果実味を際立たせ、長い余韻が続く。


 組み合わせ

キノコのタルト、赤い果実とボラのグリル、焼き鳥、赤身肉の煮込みに最適。


おいしいと思う。3日かけて飲んだ。3日目もおいしい。一口目のチェリー味はすぐわかる。その後のカカオはどうかな~?チョコレートっぽいの?リコリスもどうかな?全体にまろやかでおいしいワイン。ただアルコール分が強いのですぐ酔っぱらう。おいしいからと少しずつ飲んでいると酔ってくるのであまり量が飲めないのは残念。
Vivino.comスコアが 4.0 点の赤ワイン。今まで飲んだ赤で一番高いスコア。以前飲んだワインは 3.8 だったと思うがなるほどこれだけ違うのかと思う。と言うことは…4.3スコアのワインなんてどれだけ美味しいのだろうと思う。いつか試してみたいものだ。

それにしても南仏のワインのブレンドは北のワインと違ってそれぞれの葡萄の特徴の組み合わせで味や香りが出来るので把握するのが難しい。深いですね。


ワインメモ
🍷Domaine de Fontsainte, Corbiere Rouge 2021
Vivino.com Score: 4.0
Winery:Domaine de Fontsainte
Grapes:Carignan, Grenache, Syrah
Region:France / Languedoc-Roussillon / Corbières
Wine style:Languedoc-Roussillon Red
Alcohol content:14.5%
Wine description:
Brilliant ruby colour with beautiful violet tints.Immediate and generous with, at first, notes of fresh red fruits, such as cherries and black fruits, such as blueberries. Next, the richness develops with notes of cacao powder and a delicate touch of liquorice balanced structure in the mouth, the tannins are delicate and the acidity luscious. Everything showcases the fruit, which follows up with a long finish.


2024年12月15日日曜日

今年も終わりだ・なんとかなりそう



とうとうやるべきことが終わった。だからさっき久しぶりに音楽のことを書いた。


生活をしていくうえで掃除をしなければならない場所(件のバスルームの工事のせいで埃だらけで健康被害があるから掃除をしなければならない場所)の掃除も終わった。家中の壁と天井に隅から隅まで掃除機をかけた。これで人間が動くたびに埃が舞うこともないだろう。あと一部屋残っているけれど、これはここ1週間内にのんびりやればいい。

クリスマス・ツリーも出した。先週の半ばにフェイク・ツリーを組み立てた。これもやるべきことで黙々と作業としてやった。先週から毎日猫がツリーの下で寝ている。

11月末に注文したフェイクのリースも郵便で届いたので外に飾った。思ったより小さかったがとりあえずクリスマス前に届いてよかった。


クリスマスカード書きの苦行も先週末に終了。なんと今年は12月12日にカードを発送できてしまったぞ。どういうことだ。毎年いつもクリスマスの25日までに相手に届くべきカードを、12月の15日16日になってももたもたとどうしようどうしようと焦って書いていたのに…そして結果的に英国の友人に翌年の2月にカードが届いたりしていたのに(英国はクリスマス・カードのタイミングを逃すと、なぜか2か月後にカードが相手に届いたりする。日本にも1月を過ぎてクリスマスカードが届いたこともあった)。今年は12日に出せたのでどうかな。クリスマスまでに届くといいな。

そしてコロナ禍から今まで都合により(なまけごころにより)、毎年オンラインで注文し相手に送りつけていた遠方へのプレゼントも、今年は各お店でハワイらしいお土産を自ら各種購入し、米国の郵便の規定ボックスに自ら詰めてカードを添えて送ってしまった。何と丁寧な。それを発送したのが13日。すごいぞ。

年末にいらっしゃるインロー様へのギフトも購入しあとはラッピングをするのみ。

なんか、終わったかな。クリスマス関連でやるべきことは終わったか。



12月の始めには車の免許更新に出かけた。書類を書いて視力を測るだけなのだが、目が見えにくくなっていた。びっくりした。来年は眼科で見てもらわなければならない。

それから6日には車の車検も完了。こういうやるべきものもやってしまえばほっとする。


そういえば11月13日にDr. Brandt Skincareのプライマーを注文したのだが、11月18日になんとハワイの郵便局が間違って別のアドレスに配達してしまい商品が行方不明になった。まずは郵便局に問い合わせて探してもらうが、結局モノは見つからないと言う。それでDr. Brandtにまた連絡をして返金か、代わりを送ってくれと連絡(もちろん郵便局のミスの証拠のやりとりのPDF添えで)…などなど大変めんどくさい手違いと作業があった。最終的に再発送してもらった商品は12月9日に無事届いた。しかしDr. Brandt Skincareのカスタマー・サービスはとてもよかった。まぁただめんどくさかっただけなのですけどね。こういう忙しい時期の手違いにはますます不安が積み重なっていけない。



そして件の未完のバスルームの件。実はまだ使っていない笑笑笑。注文しているミラーとドアが取り付けられて完全に完成してからあらためてじっくり使おうとまだ我慢をしている。楽しみは先延ばしにしたほうが喜びも大きいだろう。いや、いったん使い始めれば水回りは汚れるものだし掃除もしなければならないから、なんだか綺麗なバスルームを使うのももったいないような気もするし…などと言って未だ小さい客用のバスルームを使っている妙な夫婦。時々新しいバスルームに出かけて行って「綺麗だね~、タイルがゴージャスな Turkish Bath みたいだね」などと眺めて喜んでいる。まだ見るだけ。


そして先週の木曜日には、新バスルームのシンク上のミラーが届いて取り付けられた。部屋が広く見える。完成までまた一歩進んだ。ますますバスルームらしくなってきた。


しかしひとつ心配事があった。新バスルームのシャワールームにはまだガラスのドアが付いていない。まだ工事中だった11月の終わり頃…ガラスドアの会社が採寸に来て注文した。しかしその後代金を支払った後にその会社からずっと連絡が入らなかった。先週の金曜日の13日に旦那Aがテキストで問い合わせても返事がないと言う。もう代金も支払っているのに、連絡がないとはどういうことだ…と、先週の週末に少し気持ちが暗くなった。

シャワールームのドアは、この様子じゃ来年かな。やっぱハワイ時間?しかしインロー様が年末にやってくるから、まだ完成していないバスルームを使うことになるのかな…などと気持ちが沈んだ。

ところがなんと今日、日曜日なのにガラスドアの会社からテキストが送られてきた。ドアが金曜日に届いたので来週設置に来るという。ぉおおお~やった。あと数日でドアがやってくることになったぞ。これでバスルームが今年中に完成する。すっきり気が晴れた。ほっとする。


やるべきことは終わった。11月末からやるべきことを全部ブルドーザーのように全部なぎ倒してやりつくした。心配事もなくなった。年末までに時間制限有りの義務でやらなきゃいけないことはもうない。なんか無事に今年が終わりそうだ。よかったよかった。

あ、まだあった。家中の窓の掃除をしなければ。


2024年12月1日日曜日

バスルーム改装7:毎日掃除中 未だ普通の生活には戻れず…



先週の月曜日に終わったバスルームの改装工事。美しい夢のバスルームが仕上がって私はとても嬉しい。そして今はなによりもあの日々騒々しく、家中に粉の舞い散る工事が終わったことでほっとしている。先週の水曜日にマネージャーとの最終の話し合いが終わり、後はシャワールームのガラスのドアとシンク上の鏡を待つのみ。とにかく終わった。


しかしまだ日常は戻っていない。毎日(自分のペースではあるが)掃除掃除掃除の日々である。家中のありとあらゆる棚、テーブル、窓枠などの平らな表面には粉粉粉…。部屋の解体作業で出た粉塵、工事でカットしたタイルや板から出た粉塵、プラスターの粉等が今家中に降り積もっている。(数十年前に建てられた家にありがちな)凸凹のテクスチャ―の壁の表面にも、おそらくその凹凸のひとつひとつに粉が乗っているはずだ。それらの粉は人間が動くたびに、歩き回るたびにふわふわと空気中に舞い踊る。そして既に掃除したテーブルの上などにまた静かに降り積もる。人間と猫はその粉を(微量だが)日々吸い込んでいるはずだ。

徹底的に掃除をせねばならぬ。心地よい日々に戻るためにまず掃除を徹底的にやらなければならない。掃除をしつくして降り積もった粉塵の量を減らし、バスルームとクロゼットと寝室の掃除をして、部屋が綺麗になってから移動していたモノを元の場所に戻す。ここのところその作業を毎日やっている。


昨日はベッドルームの掃除。ベッドルームはバスルームの横にあり、工事中には物置として使われていたので粉の量も多いはずだ。まず手始めにモノを出す。そして床全体に掃除機をかける。それから掃除機の床用ブラシの綺麗なものに取り換えて(使っていない床用ブラシがあったのよ)それで壁全体に掃除機をかける。カーテンを外し、戸外で振って粉を落とし更に掃除機をかける。カーテン・レールの上にも粉がかかっているから塗れ雑巾で拭く。そしてカーテンをかけなおす。布製ブラインドの上の出っ張りにも、ブラインドの布にも掃除機をかける。

天井のランプ・シェードに掃除機をかけ、その後旦那Aが水拭きをした。それから掃除機の柄を延ばして天井の全面にも掃除機をかけた。ベッドを守るために被せていた(粉をかぶった)古いシーツを静かに折りたたんで戸外に持っていき、狂ったように振り回して粉を落とす。それから洗濯。部屋の隅に置いていた全ての箱、それから壁から外し床に置いて壁に立てかけていた額縁にも掃除機をかけ拭き掃除。ありとあらゆる(粉のかかっているであろう)表面を掃除掃除掃除掃除掃除している。作業は延々と続いている。


やったほうがいいのかやらなくてもいいのか、わからない。しかしテレビを見ようとリビングにいってテーブルの上を見ると、今日もまた白い粉がうっすらと降り積もっていてああぁと思う。だから掃除をする。

おそらく家中の壁の凸凹から粉が舞っているのだろう。そして毎日そのような粉を吸い込んでいるからなのだろう、ここ1週間(工事が終わったのにもかかわらず)毎日のどが痛い。やっぱり徹底的に掃除をしなければならない。

新しくなったバスルームはまだ一度も使っていない。


そのような状態だから、今年の「感謝祭」は「簡単でいいよね」と、Whole Foodsでロティサリーチキンを買い、スナップエンドウを茹で、マッシュポテトを作り、アジア風キャロットラペでOKということにした。手のひらサイズの La Marcaのプロセッコをまた飲んだ。なんちゃってである。それでよしよし。


実は今年はクリスマスもあやしい。和風のお正月はやらないと決まっている。クリスマスはそれなりに何か作るかもしれぬが、和風のお正月は今年はやらない。なぜなら今年はクリスマスの直後に本土からインローのおひとり様がやって来るからだ。よく知った仲で、インロー様がエキゾチックな味を好まないのはわかっている。だから今年の年末はイタリアンやフレンチなどを日々作ってインロー様が美味しいと思ってくれるものを食べよう思っているからだ。外食もしようと思う。

年越しそばもお節もお屠蘇も煮物も今年はつくらない!だから今年は年末に蒲鉾や黒豆やお餅を日本のスーパーに買いに行かなくてもよい。それはのんびりできていい。実はちょっとうれしい。

だって(ほぼ1年前の)今年のお正月に私は(去年の年末からストレスが多かったせいだろう)熱を出して風邪をひいたもんね(笑)。今年はインロー様がいらしてくれてフレンチやイタリアン、ドイツやスペイン料理を普段通りに作りさえすればいいのならずいぶん楽よ。今年は皆で欧州料理でワインを開けて年末年始を過ごす。それもまたよし。ちょっと肩の荷がおりてほっとしてる(なにごとも習慣と義務になると辛くなるから、時に変化はいいものだ)


毎年のことだが、年末はいろいろと忙しい。またまた車検が12月に入った。先週は私の車の免許更新に行ってきた。そしてこれから毎年恒例、クリスマスのデコレーション、怒涛のプレゼント、カード送りの苦行が始まる。

それと並行しながら家中の大掃除をする。大変忙しい。時々音楽のメモだけでも出来ればいいなと思う。


2024年11月26日火曜日

バスルーム改装6:ほぼ完成!夢のバスルーム



10月29日火曜日に始まったバスルームの改装が、昨日11月25日月曜日に完了。なんと完璧に4週間かかってバスルームが完成した。

あとは注文しているシャワールームのガラスのドアとシンクの上のミラーが届くのを待つだけ。ガラスのドアもミラーもこれから3週間ほどかかるらしい。ともかく昨日で職人さんが全ての仕事を終えて作業は終了。


今年の始め…いや古いバスルームの水漏れを発見した去年の9月だったか10月だったか…から、ず~っとす~っと考え悩み心配し続けていたバスルームがとうとう出来上がった。感無量。

これは私の夢のバスルーム。タイルもシンクもバスタブもカウンター・トップのストーンもシャワーヘッドもハンドルもその他のパーツも…何から何まで全部自分で選んだ。タイルはローカルのタイル屋さんで見つけたスペイン製のタイルを注文。シャワールームの3種類のタイルの組み合わせがうまくいくかどうか心配だったけれど、白・白・白・白+鈍い金…のテーマで集めた素材は全て綺麗に収まった。

なにも文句はない。なにも不満はない。本当にワンダフルで美しい夢のバスルーム。なんだかまだ実感がないような…あまりにも嬉しくてまるで夢みたいだ。


工事が始まるまで取り越し苦労で日々心配に心配を重ね、工事が始まってからも「これは本当に大丈夫なのだろうか」とまた悩み…。しかし背に腹は代えられない。毎日どんどん現場に出向いて、職人さん達と話し話し話し話し話を続けて彼らと友達のようになり…様々なお願いをしてお願いをしてお願いをしつくしてやっと完成。あぁHさんPさん本当にありがとうありがとうありがとう…。お二人の Generosity と Kindness、理に適ったプロのアドバイスの数々を私は決して忘れない。お二人ともプロ中のプロの職人さん。かっこよかった。心から感謝してます。本当に出会えてよかった。

昨日、全ての仕事が終わってしまうことを夕方ごろに聞いて、それまで私はあともう1日…今日まで作業があるのだろうと思っていたものだから、なんだか急にさよならの日になってしまったみたいな気がして、ぽっかりと心に空洞ができたように寂しくなった。ああこれで終わっちゃったのか…。お二人には感謝をしてもしつくせない。最後に何度も感謝を直接伝えて皆でハグをして別れた。

これからもお二人のご多幸とご成功をお祈りします。


日々は飛ぶように過ぎてあっという間に1カ月が終わってしまった。新しい夢のバスルームは本当に綺麗で心から心から嬉しいのだけれど、まだ昨日から1日しか経っていなくて実感が湧いてない。今日HさんPさんがいないのもなんだか寂しい。

猫は朝いつものように1階のリビングまで降りてきて棚に閉じこもったはいいが、今日は誰も来ないので午後には棚から出てきてリビングの陽だまりでだらだらしていた。


これから家中に降り積もった塵と埃を掃除するのにあと1カ月くらいかかるだろう。今はバスルームとベッドルームの周りから物を取り払って全ての棚を空にしているので、これから少しづつモノの整理をしながら元の状態に戻していこうと思う。

バスルームはまだガラスのドアもミラーもないので、使い始めるのはもう少ししてからでいいかな。お風呂ぐらいは入ってもいいかな。今日はまだ1日に数回新しいバスルームに行って眺めて、水を出したり止めたりして新しさを楽しんでます。まだ自分のバスルームじゃないみたい。

ともかく完成してよかった。このプロジェクトに関わった全ての方々に感謝します。スムースに作業が進むように毎日やってきて進行をチェックしてくださったコントラクター会社のお洒落なマネージャー Rさん、美しい3Dのイメージを描いてくださって沢山のパーツの購入をサポートしてくださったデザイナー R2さん、パーツや部品についてそれぞれアドバイスをしてくださったお店の方々、そして誰よりも…このバスルームを現実のものにしてくださった Hさん Pさんに心から感謝。本当にありがとうございました。LOVE LOVE LOVE


白に桃・黄・青のトーンのタイルで







2024年11月19日火曜日

バスルーム改装5:3週間目、工事はスムースに進む



今日19日の火曜日で、バスルームの改装工事が始まってから3週間が経つことになる。もう3週間も過ぎたぞ。すごいぞ。作業も順調に進んでいる。日々はなんの問題もなく過ぎている。なんとか猫も耐えてくれている。


最初の3日はデモリション/取り壊しの日々。古いバスルームのタイルを剥がしたりキャビネットを破壊したり、壁のドライウォールを取り払ったりと、それはそれはもの凄い音が家中に鳴り響く。

最初は埃除けのビニールの幕も入口に張られていたのだが、窓を開けているものだから風に吹かれ直ぐに床に落ちてそのままになった。旦那Aの仕事部屋と臨時の寝室(猫部屋)のドアはしっかりと閉めているので大丈夫だが、それ以外の部屋は家中に小さな埃が舞っている。家全体がほぼオープンプランの開け放った家のデザインだから、微細な埃も自由に舞い踊る。そして棚や床にうっすらと降り積もる…。

わかっているのだ。改装とはそういうものだ。そういうものだとわかっているからしょうがないのだ。とにかく耐えて共に生活していくしかない。



全てが取り払われて部屋が空になったのは4日目ぐらいか。それから水道管を移動し構築する工事。シャワーの位置を変えるので水道管を別の壁まで伸ばしていく。壁の裏側に新しく水道管が通っているのを確認した。そしてシャワー室の奥に新しく入れるバスタブのフレームの木の枠が取り付けられた。

その後、シャワー室の壁の下部から床一面、バスタブの横まで覆うように厚いビニールの防水シートを張り巡らす。その上にセメントを広げ、排水溝に向かって緩やかに傾斜する床を構築。その後、壁には防水のセメントボードが取り付けられてシャワー室の壁ができる。シャワールームが形になってきた。


壁が出来たら全体に赤い防水加工のペイント「RedGard 」を塗る。昔英国でやったバスルーム改装での防水加工では、ビニール製の防水シートをバスタブ周りの壁に貼っていたと思ったが、今どきの防水加工はタブに入ったドロドロのペイント式。それをペンキを塗るように壁に塗ってタイルの後ろの防水加工とする。壁が真っ赤に染まる。


それが乾いてから壁にタイルを貼っていく。そのタイル貼りは職人さんの腕の見せ所。非常に仕事の丁寧な方々で安心する。注文したタイルはかなりな数が輸送中に割れていて、最後まで足りるかどうかが心配だったが、どうやらぎりぎりで足りたらしい。ほっとする。割れたタイルをカットして無駄なく使用してくださった職人さん達の頑張りのおかげだと思う。

シャワー室の外のシンクとトイレのエリアの床のタイルも設置された。毎日少しずつバスルームが形になっていくのが嬉しい。

作業で一番時間がかかったのはタイル貼りの作業だった。丁寧にタイルの高さや大きさを合わせ、目地の幅を綺麗に揃える作業に時間がかかり、タイル貼りだけで3日以上かかったと思う。それにしても職人さん達の丁寧な作業には本当に感謝している。そのタイル貼りの作業が終わったのが先週の土曜日(臨時で土曜も作業をしてくださった。ありがたい)


そして昨日、タイルの目地が白いグラウトで埋められた。真っ白。何から何まで真っ白。すごく綺麗に仕上がった。ちょっと感激している。夢の白いバスルームが実現しつつある。コントラクターの会社の監督さんも笑顔、私達も笑顔、職人さん達も笑顔。皆が「綺麗だね」と笑顔になった。すごくいい感じに物事が進んでいる。


職人さん達はお二人。フレンドリーな方々で徐々に打ち解けていった。2週目ぐらいから私も現場を度々訪れ作業の内容を確認してお二人と話をするようになった。必要であればリクエストを伝える。コミュニケーションの中から徐々にお互いへの信頼がうまれてくる。皆が完璧な「夢のバスルーム」の完成のために同じ目標に向かって共に作業をしているような雰囲気になってくる。

コミュニケーションがよくできるようになれば気持ちよく作業が進むようになる。全ては職人さんとの信頼関係。これは以前ロンドンでの改装の時も同じだった。職人さん達の技を心からリスペクトし、分からないことがあれば質問をして物事を解決していく。リクエストがあれば伝える。おかしいと思ったら伝える。デザインの細部を変更したい場合も相談してみる。まるで自分が現場監督になったような気持ちで関わっていく。沢山の会話とともに職人さん達との信頼を積み重ねていく。今回の改装工事も職人さん達といい関係がつくれたと思う。お二人には心から感謝している。

それにしてもお二人で全ての工事を行っているのは本当にすごいと思う。夢の実現のためには、腕のいい職人さん達がなによりも大切な存在。彼らに出会えたことは幸運だった。


これからシャワールームの床のタイルを貼り、バスタブを設置し、上部の壁をペイント、シャワールームの外のシンク回りのキャビネットを設置し、トイレを設置。天井のライトの残りをつけて壁と天井をペイント。家の全部のドアを新しいものに取り換える。あと1週間と少しはかかるだろうか。予定していた通り工事が始まってからほぼ1カ月(+数日だろうか)で完成すると思う。

ほぼかたちが見え始めたシャワールームを見て今とてもワクワクしている。


2024年11月14日木曜日

イタリア・ヴェネト州のスパークリング・ワイン La Marca, Procecco D.O.C.とサーモン・ロースト + 外食で Riesling



ここのところ安価なフランス・ワインを生産地別に飲み比べながら仏ワインの基礎を学んでいるのですが、今回は番外編です。イタリアのお酒です。


スーパーでかわいい小さなボトルが売っていたのでふと買ってみた。

La marca, Procecco D.O.C.


調べて見たらイタリアのスパークリング・ワインだそうだ。このボトルは187mlの手のひらサイズ。かわいい。軽くフルーティでとても飲みやすい。アルコール分も11%で軽い。気楽に飲めていい。



アメリカで一番人気のプロセッコだそうだ。

とにかく小さいボトルでかわいくて、さて、いくらだったかな?7ドルぐらい? うちは二人ともあまり飲まないのでこのサイズはとてもいい。これなら飲み残すこともないので気楽にボトルを開けられていい。


ところでスパークリングと言えば、以前、旦那Aのビジネス関連の会食や友人などと何度か開けた記憶があるが、実は正直あまり美味しいと思ったことがない。いいレストランでおそらくシャンパンだと思うが、なんだか味がない、飲んでる気がしない、空気を飲んでる…みたいな笑。まぁ今はテーブル上で仏ワイン探訪の旅をシリーズでやっているので、いつかシャンパンも試さなきゃね…とは思っています。ハーフボトルでいいかな。

しかし番外編で試したこのイタリアのプロセッコは美味しい。すごくいい。サーモンと野菜をローストしてお手軽夕食に合わせた。おいしかった。





それではワインの情報。

La marca, Procecco D.O.C.


●生産者
La Marca
1968年創業。実際にはベニスを取り囲むヴェネト/Veneto州と、その東側のFriuli-Venezia-Giulia地方の9社のワイナリーがLa Marcaの社名の元、共同でプロセッコを生産。5000件の農家と提携して生産している。
La Marca社は、La Marca Prosecco、La Marca Prosecco Rosé、La Marca Luminore Prosecco Superiore の3種類を生産。
 
● 産地
ヴェネト州内の産地はベニスから車で1時間。アドリア海とドロミテ山脈の間の土地。プロセッコ産地の中心TrevisoはGlera grapeの産地。2009年にはプロセッコの生産地がDOCGの銘を受けた。

● 葡萄
グレーラ種/Glera
プロセッコを作る葡萄はグレーラ種。またこの グレーラ種はProsecco grapeとも呼ばれる。このグレーラ種の葡萄は平坦な土地では凡庸な味に育つが、斜面で水はけが良く日当たりの良い地に育つと…酸味が強く香り豊かで桃などの香り、はちみつや柑橘系の香りのする味になりキャラクターが際立つ。プロセッコにはグレーラ種を85%以上使用する決まりだが、15%以下なら他の品種のブレンド可。プロセッコはCharmat methodと呼ばれる2次発酵の方法で作られる。

● ランク
La MarcaのプロセッコにはベーシックなProsecco D.O.C.と、上位種の Luminore Prosecco Superioreとランクの違う2種がある。Prosecco D.O.C.はイタリアの北東地方が産地。 Luminore Prosecco Superiore D.O.C.G. はコネリアーノ、ヴァルドッビアーデネ/Conegliano Valdobbiadene地方の D.O.C.G.で、グレーラ種の高い比率を求められる。この Luminore Prosecco Superioreは、リンゴやクリーミーな桃などの豊かな香りを放つ。


● DOCとDOCGとは
イタリアの食料品(主としてワイン)に対する原産地認定。
DOC:Denominazione di Origine Controllata
DOCG:Denominazione di Origine Controllata e Garantita=最上質


ワインメモ
🍷La marca, Procecco D.O.C.
Vivino.com Score: 3.8
Winery: La marca
Grapes: Glera
Region: Italy/Veneto /Prosecco
Wine style: Sparkling Wine
Alcohol content: 11%
Wine description
This wine is solid, with a sharp-ish nose that calms on the palate. At first, the very ripe notes of pear are upfront but as the bubbles are left to settle, so does the fruit. The palate is alive with persistent bubbles and a slightly sugary pop among the juiciness. This is a Prosecco with some personality.


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★その他 ワイン飲・記録

先日外食をしたときにグラスで飲んだ

Riesling, Selbach, Mosel, Germany

フルーティで美味しかった。



2024年11月13日水曜日

BBC 『HARD TALK』元・米国 国家安全保障問題担当大統領補佐官 ジョン・ボルトン: 米国は世界を率いるには分裂し過ぎているのか?



先日大統領選挙日の前、2024年10月23日に放送された BBC によるインタビュー番組『HARD TALK』のジョン・ボルトン氏へのインタビュー。



このインタビューは選挙日前に放送された。インタビューされた人物は、第1期のトランプ大統領の政権で、国家安全保障問題担当大統領補佐官を勤めたジョン・ボルトン氏。彼が今何を考えているのかを記録しておこうと思う。


ジョン・ボルトン氏は1948年生まれの現在75歳。イェール大学を最優等で卒業。またイェール・ロー・スクール修了(法務博士 J.D.)。1981年のレーガン政権の8年間、国際開発庁および司法省に勤務。1989年から1993年までは(父)ジョージ・ブッシュ政権で国務次官補。2001年には(子)ジョージ・ブッシュ政権にて国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)。2005年には駐国際連合アメリカ大使。そして2018年からは、前回のトランプ政権にて国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めた。

ちなみに彼は共和党のタカ派で、(子)ジョージ・ブッシュ政権ではラムズフィールド氏やチェイニー氏と共にイラク戦争の推進し、ネオコンの代表的な人物とみなされることが多い。


私がこのインタビューを取り上げるからと言って、ボルトン氏の言葉の全てに私が賛同しているわけではないことをまず断っておこう。彼が関わったとされる2003年のイラク戦争には私は反対であったし、当時のネオコンの考え方にも反対していた。

(このインタビューに出てくる)彼が言うところの「強い米国が力で世界の平和を守る」という考え方は、元々は冷戦時代の米国の、対・ソ連の外交政策を元にしたもので、今現在の世界の情勢でそれが正しいのかどうかは私にはわからない。冷戦の時代に培われた「強い米国の外交政策」が、今の時代にも正しいのかどうかはこれから深く議論がなされるべきだろう。明らかに時代が違うだろうと思われるイスラエルについての彼の考え方もインタビュー内に出てくるのだが、とにかく興味深いのでそのまま記録しておこう。

ともかくよく知らないことだからこそ、初めて聞けば学びにもなる。


なによりもボルトン氏は長い間、共和党政権下のホワイトハウス界隈にいて、様々な人々に出会い、様々な経験をなさってきていることから、その彼の目で今のドナルド・トランプ氏がどのように見えるのかは大変興味深い。多少古いタカ派の人物にトランプ氏がどのように見えているのかを知るのは面白いと思った。

大統領選の結果が出て、私は予想不可能なトランプ氏の政権に対しあいまいな不安を抱いている。共和党保守派のボルトン氏もこれからの米国の未来を心配なさっているようで、それで私はこのインタビューに興味を持った。


番組のタイトルが示す通り『HARD TALK』…ハードなインタビューなため、BBC のスティーブン・サカー氏の質問が厳しくて大変面白い。元ネオコンのボルトン氏に対し「あのイラク戦争は失敗でしたね」と問い、「アメリカは弱くなりましたね」と問い詰める。ここで声を荒げずに落ち着いてインタビューを受けるボルトン氏もすごいものだと思う。互角のインタビュー・バトル。今まで見た『HARD TALK』の中で、かなり印象に残るインタビューであった。


内容が大変興味深いので、全和訳をすることにした。これもまた、ここに記録して、これからの世の中がトランプ政権のもとでどのように変わっていくのかを見ながら「ボルトン氏はこのように話していたよね」と見るためのリファレンス用。

古い考え方を持つ世代の人物であるとはいえ、ボルトン氏が知的で良識的な人物で、心の底から米国の愛国者であることは疑いようもない。このインタビューでサカー氏に問い詰められ、最後は多少気弱に聞こえてしまったのは、彼がこれからの米国の運命を心の底から心配し憂いていらっしゃるからなのだろう。


世の中を知るために、政党や政治家の方向性で分断するのではなく、両方の意見を聞いておきたいと私は思う。民主党も共和党もどちらも完璧ではないのは当然のこと。どちらかを一方的に信奉するのではなくどちらの政党の意見もまんべんなく耳を傾けていきたいと思う。

このボルトン氏のインタビューは学びが多かった。



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元のインタビュー・リンク
John Bolton on BBC HARDTalk
https://www.youtube.com/watch?v=wi3CHznmwDI

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John Bolton: Is America too divided to offer global leadership?
ジョン・ボルトン: 米国は世界を率いるには分裂し過ぎているのか?


10月23日(最新の放送)
on BBC World
23分



今日のゲストはジョン・ボルトン。元ドナルド・トランプの国家安全保障問題担当大統領補佐官。現在は(トランプ氏とハリス氏の)二人の大統領候補者への声高な批評家です。アメリカは世界をリードするにはあまりにも分裂し、疲れ果てているのでしょうか。



BBC, Stephen Sackur:ジョン・ボルトン、ハードトークへようこそ。

John Bolton:会えて嬉しいね。

Sackur:いらしてくださってありがとうございます。あなたにとって今回の大統領選挙はアメリカの強さの表れですか、それともアメリカの弱さの表れですか?

Bolton:なにも表してはいない。どちらも魅力的ではない。どちらの候補も大統領に相応しいとは思えない。だから私はどちらにも投票しない。そして国際的には、米国と世界中の同盟国にとって問題の前兆となると思う。全く別の候補者であればいいけれど、私達には彼らしかいない。

Sackur:あなたがどちらにも投票しないと知ったら視聴者は驚くと思いますよ。あなたは候補者・ドナルド・トランプ氏の元で「国家安全保障問題担当大統領補佐官/National Security Advisor」として2019年まで仕事をしたのですよね。いったいどうして、どのようなわけで彼に投票ができないのですか?

Bolton:なぜなら彼は大統領に相応しいと思えないからです。彼は1度目の任期に仕事の本質を理解していなかったし、また彼はオフィスにいた4年間に何も学ばなかった。当時何かをわかっていたとしても忘れただろう。彼の執務室でのパフォーマンスは米国にとって大きな危機である。

Sackur:言葉の選択に気をつけようと思いますが、あなたがトランプ氏の一度目の任期に彼について書き残したことは「彼は相応しくない、エラーが多く、驚くほど無知で、彼の考えはいくつかのドットの集合体の群島のようである」と。しかしあなたは17か月もの間、彼の元で仕事をしたのですね。どういうことですか?

Bolton:私が仕事に就いた時は、それまでの過去の大統領のように、トランプもその責任の重さと国家安全保障問題において彼の決定が意味するもの…に訓練されると思っていた。そしてそれが間違っていたとすぐにわかった。彼は学ばなかった。それから私が幸運にも政府で国家安全保障において多くの仕事をしたことから、私は出来る限り長い間、彼に目の前の問題についてアドバイスが出来ると思った。17か月間はトランプ氏の下で一番長く働いた国家安全保障担当補佐官ということになった。

Sackur:トランプ氏はここにいないのですけど彼にあなたについて聞きたい。彼はあなたに大層がっかりしたと、あなたがホワイトハウスを離れた後で、彼はあなたのことで嫌なことを見つけたのであなたをクビにしたと言った。あなたはそれよりももっと複雑であると言いましたね。

Bolton:私は辞任したのです。複雑ではない。

Sackur:どのように信じるか次第ですね。彼は、ボルトンは「不満の多いつまらない阿呆でただ戦争をしたいだけの男」だと言った。最後の部分は特に重要ですね。トランプ氏は実際にあなたのことを典型的な…考えの古臭い時代遅れのネオコンだと言った。

Bolton:彼はあなたが今言ったような考えを持つほどの知性はない。彼は私に対して「FOXニュースで何年間も見ていた」と言った。そして私は自分の意見を言うのに躊躇しない。彼とは選挙の前も後にも、そして彼が大統領になってからも何度も国際的な事柄について話した。もし彼に私の考えがわからないのなら、あれ以上私にできることはない。それに、あれはいかにもトランプらしい…彼の政権から辞任した人々に対する彼のやり方です。他の人物達は私よりも強い意見を持っている、例えば Rex Tilleson(国務長官/Secretary of State)=Exxon の CEO はトランプ氏のことを馬鹿だと言った。

Sackur:私が理解したのは…彼があなたのことを「ただ戦争がしたいだけ」と言ったのは、トランプ氏が共和党…あなたはいつも共和党員でそのあなたの愛する共和党を、トランプ氏はずいぶん違う方向に向かわせていますね。彼はナショナリズムを信じ、アメリカ第一主義で、そして国外の戦争へのアメリカの関りを終わらせようとしている。多くの人々はトランプ氏のことを孤立主義者だと見ている。

Bolton:彼は孤立主義者的ではある。しかし彼には哲学がない。彼は人々が理解できるようなポリシーを持たず、海外のリーダーや、メディアが彼の考えをまとめようとしても、それはまるで乱暴にニューロンの閃きを繋ぎ合わせるようなものだ。ドットを繋ごうとすれば出来るけれど、彼自身はドットを繋げようとはしない。

Sackur:しかし重要なことがありますね。例えば中国に対するポリシー…あなたと彼は完全に仲たがいをしてしまった。それから米国が立ち向かう現在の大きな決断…ウクライナ戦争、NATOの未来…であなたと彼は完全に違う考えである。お聞きしたいのは、共和党はジョン・ボルトンの信条から離れてしまったのですか。

Bolton:あなたは基本的に間違ってます。共和党の魂の戦いは議会に存在している。議員たちは政治的な理由でトランプ氏に怯えているが。上院と下院の共和党の中心は(今でも)レーガン大統領の時代の「強さによる平和」を信じている。私は孤立主義のウィルスはトランプ氏の立場の一部を表していると思う。

Sackur:J.D.バンスは?

Bolton:待って、J.D.バンスは後から。トランプ氏は常軌を逸している。映画『スターウォーズ』的な意味では「A Disturbance in the Force」みたいなもので…

Sackur:どうしてそう言えるのです?トランプ氏が共和党を完全にコントロールしているのに。

Bolton:私は、彼がシーンから立ち去る時…おそらく今年11月に負けた時に、それとも(もし彼が勝ったら)4年後、彼の影響はなくなっていくだろうと思う。なぜなら彼には哲学がないからだ。彼には次に伝えるものがなにもない。それから、孤立主義の問題は他の人々の中にも存在していて、それとは戦わなければならないが、しかしそれはトランプ氏のせいではない。

Sackur:あなたのポリシー…それらはあなたのような人々、ディック・チェイニー、ドナルド・ラムズフィールド…皆ジョージ・W・ブッシュの元で勤めた人々により9月11日の(同時多発テロ)の後に発達したポリシーで、大量の米軍がアフガニスタンとイラクに送られましたね。あの「失敗」がドナルド・トランプが現在言っていることの原因で、人々もそれに共鳴しているのではないですか?

Bolton:私はトランプが、今日言っていることと明日言うこと、今日の午後に言うことの意味をわかっているとは思えない。たとえそれが米国の有権者に共鳴しているとしても、この選挙のキャンペーンでの討論会の流れを見ると、外交政策はほぼ存在していない。

Sackur:ただ私が思うのは、あなたの外交政策での失敗をあなたが認めなければ、今米国でとても大きくなっている孤立主義の責任は、

Bolton:あの外交政策が間違っていたとは思っていない。

Sackur:間違っていなかったのですか?アフガニスタンとイラクの?

Bolton:全然。米国は9月11日の後、アフガニスタンに2001年に侵攻し、タリバンを権力の座から追い出し、アルカイダをほぼ壊滅させ、そして駐在し続けた2021年の夏までは、アフガニスタンから発生した米国でのテロリストの攻撃はなかった。それは成功だ。アフガニスタンでの失敗は、ドナルド・トランプのせいだ。信頼するべきではないタリバンと間違った交渉をし合意を遵守することになった。そしてジョー・バイデンの失敗はそのトランプのポリシーを実行したことだ。

Sackur:ということは、何十万もの死者を出し、何千億 US ドルを使い、事実タリバンは現在カブールを支配していて、事実イラクは大変不安定な状況で民兵が米軍に抵抗していて、国の多くの地域を支配している。これらのどれもあなたにとっては失敗ではないのですか?

Bolton:何が起こったのか、違う側面を見なければならない。軍の分析上から見てアフガニスタンは完全に成功だった…撤退の時までは。ポリシーが途中で捨てられたのなら、私のポリシーが失敗だったとは言えないだろう。確かにアフガニスタンでは、国を建て直すにあたって大変多くの支出があり、それはほぼ無駄になっただろう。しかしそれらは私のアフガニスタンに対するポリシーではない。

Sackur:過去にしがみつかないようにしましょう、過去は大切で今に繋がっていますが、しかし今一番大切なのは、ウクライナに関してトランプ氏からあなたが離れたことでしょう。あなたはトランプ氏が再選したら、ウクライナは(あなたの言葉で言うなら)TOAST(おしまいだ)と言った。どう意味ですか?

Bolton:トランプは既に言いましたね、彼はゼレンスキーとプーチンを同じ部屋に入れて彼が24時間以内に問題を解決すると。彼は戦争責任をゼレンスキーのせいにした。仮に彼らがその部屋に入ったとしたら、24時間で問題を解決するのではなく…それはトランプのせいにはならず/なぜなら(トランプは)決して自分のせいにはしないからだ。私はトランプがすぐにゼレンスキーのせいにするのではないかと心配している。そしてそれは、ロシアに実質的な勝利をもたらすことになる。

Sackur:あなたはアメリカの国民が、今までのようにウクライナ戦争に資金を提供し続けたいと思っていると思いますか。バイデン大統領は、一番最近の600億ドルの資金提供パッケージを、議会を通すのに苦労しましたね。あなたは誰が選ばれようと、そのような支援に対し国民から同意を得られると思いますか。

Bolton:誰がリーダーでどのように決断するかにかかっているでしょう。米国にも西側諸国の全てにとっても、ソビエト連邦の崩壊から問題はあった。(あの時のことを)覚えているかもしれません…人々が歴史の終わりを宣言し、もう脅威はなくなり、防衛費を削減して平和がくると言っていたことを。それは間違いでした。米国は今でも何が起こったかの完全な誤解のために支出を続けている。もしウクライナに関してアメリカの国民が関わるのなら、ウクライナはアメリカの国民の重要な関心事でそれに呼応するでしょう。それに…

Sackur:なぜ、なぜそう思うのです?私達はとんでもないことが起こっているのを毎日目撃しています。ここ数日間で北朝鮮が(おそらく)12000人の軍をウクライナ国内に前線として送りロシア側で戦うことになったことが明らかになった。まったく状況は変わっていない…これから米国がどれほどウクライナに資金援助をしていくのか。

Bolton:あなたは聞いていませんでしたね。この大統領選のキャンペーンでは、ほぼこのことについての論議がなされていないのです。大きな問題だと思う。それにバイデンは最悪な形でウクライナへの支援を行った…戦略的になされたのではなく、勝つためになされたのでもなく、長時間にわたって公の場で議論を続けた…攻撃を援助するのか、エイブラム戦車を供給するのか、F-16を供給するのかと。実際のところ、もし北朝鮮軍がウクライナに駐留していることが判明すれば、これは中国とロシアと、イランや北朝鮮のようなアウトライダーとの新たな関係を如実に示すことになるだろう。このことについてアメリカの国民は、彼らのリーダーが討論をするのを見るべきで、それは行われていない。過去にあったように、アメリカの国民が世界の脅威の現実に向かい合い、アメリカの生活を守るために何をするべきかを問われたら、国民は答えを出すと思う。しかしまずはその討論が行われなければならない。

Sackur:ある人々は、ドナルド・トランプがプーチンと特に友好的なのには特別な理由があると言う。彼のプーチンとの関係には何か私達にはわからぬことがあると。あなたはトランプをよく知っている。あなたはホワイトハウスで彼のロシアへのポリシーを身近に見ていた。トランプとプーチンとの間には私達が理解できないなにかがあると思いますか?

Bolton:トランプは権威主義的な人物が好きだと思う。説明はできない。私は精神科医でもないから心理分析はできないけれど、彼のそれらの人物達に対するリアクションは明らかだ。私のホワイトハウスでの17か月の任期では、ロシアとの取引や侵害的な共謀など私はなにも見なかったけれど、もし何か見たとしたら私は覚えているだろうし明らかにしたと思う。

Sackur:もしあなたがトランプ氏の再選で「ウクライナがおしまい」だと言うのなら、NATO はどうですか?

Bolton:おそらくトランプは NATO から撤退する可能性が高いと思う。それは米国にとって大惨事的な間違いだろう。トランプは集団的な防衛を理解していないと思うし、彼は同盟国がどのように機能するのかもわかっていない。彼は基本的に米国が、欧州や日本や韓国に軍事的な「保護」をしていると思っている。そしてそれらのアメリカが保護している「恩知らずの人々」は十分に支払っていないと言う。

Sackur:ドナルド・トランプはおそらくあなたジョン・ボルトンこそが理解していないと言うでしょう。どのようにアメリカのレバレッジを使うのかをあなたが理解していないと。そして彼だけがヨーロッパに対し、(ヨーロッパが)自分達の防衛のためにもっと支払わなければ「私は(アメリカは)ロシアに対する防衛から立ち去る」と言えるのだと。「私がそのようにしたために、沢山のNATOのメンバー(31カ国の中から23カ国)がやっと軍事予算を上げ、少なくともGDPの2%を防衛に支出するようになった」と。

Bolton:彼はそのように言うかもしれないが、それは NATO を強くする目的ではなく弱くするための口論であり、その上彼はヨーロッパが我々を貿易協定で騙したと言い、ヨーロッパがロシアのノードストリームからナチュラル・ガスを受け取ったと言い、彼がなぜ NATO が嫌いなのかの理由はいくらでもあるだろう。なぜなら基本的に彼は NATO のコンセプトに同意していないからだ。私が思うのは、米国は今現在のおよそ GDP の3%の防衛費から、レーガン時代の頃の5~6%の防衛費へ上げることになる。そしてヨーロッパの防衛費は4%に上がることになるだろう。彼らは困るだろう。ところでひとつ重要なことがある、ドイツは GDPの2%すれすれだがその軌跡も元にもどるだろう。

Sackur:アジアに移りましょう。あなたは声高に台湾をサポートしていて何度も訪ねていますね。あなたは、トランプの政権は台湾を(あなたが必要だと言っている)サポートをすると思いますか。中国が台湾にプレッシャーをかけていますが。

Bolton:彼が大統領になったら、台湾がとても心配ですね。どの場面だったかトランプは、オーバル・オフィスのデスクに座っていてシャーペンを取り出してその先を指さし「見えるか、これが台湾だ」。そしてデスクを指さし「これが中国だ」と言った。それが彼の見ているものだ。

Sackur:その意味は?

Bolton:台湾は潜在的に…おしまいだ。

Sackur:あなたの意見では、トランプ氏の政権では とてもたくさんの「おしまい」があるのですね。

Bolton:私はとても心配している。

Sackur:中東のことを話しましょう。この会話の中でトランプ氏は米国の外交政策を決めるのにふさわしくないとあなたは言いましたが、しかし興味深いと思ったのは、中東に関してはあなたとトランプは完全に同じ考えである。お二人とも、イスラエルのネタニヤフ氏がやりたいことなら何をやってもいいと…彼は現在中東の様々なフロントで戦っていますが。

Bolton:そう。それは今日トランプが言っていることだが、明日も同じことを言えばいいと思う。一貫しているのならいい。この件に関しては彼が私の意見を聞いたのは嬉しいと思う。

Sackur:これを見ている視聴者はおそらく「なんと…ジョン・ボルトンとドナルド・トランプが中東に関して同じ考えならそれは必ず間違っている」と思うでしょう。

Bolton:彼らが何を言っても構わない。

Sackur:少し私に解説してください。あなたは今、ネタニヤフ氏がガザでの戦争継続に全力で取り組むことを、そしてレバノンでの戦争を続けることを、それからイランの核の能力に対して攻撃することを信じていると言っているのですね。

Bolton:イスラエルには沢山のフロントに対応しなければならない難しい問題がある…それらの敵は(核の)能力をあまりにも長く発展させ過ぎた。イランが核兵器を持つことの差し迫った危険性に対して、どのように対応するのか、イスラエルにとってそれがどのような結果になるのかは大変難しい問題だ。

Sackur:私は気になるのです。ドナルド・トランプが、あなたが任務を辞任した時に言った言葉…あなたのことを「退屈な馬鹿で、ただ戦争をやりたがっているだけ」と言った。しかしこの件であなたは中東の全面的な戦争を求めているように見える。

Bolton:私がやりたいのは、イスラエルや文明に対する脅威である…テロリストのハマスが破壊されること。また同じ理由でヒズボラのテロリストの脅威が破壊されること、そして私はイランが核兵器を決して手に入れないようにするという拡散防止の目標を見てみたいと思う。そして私はネタニヤフがそれを実行できると思っている。

Sackur:あなたは知りませんか。私がイランの核ネゴシエーション・チームのメンバーから聞いたことですが、もしイスラエルがイランの核施設を攻撃したら、イランは濃縮ウランの素材の兵器化を最終段階へ急がせることは間違いないだろうと。

Bolton:彼らはもう既に濃縮ウランの兵器化をしているかもしれない。誰にもわからない。なぜなら誰も(イランの核の)兵器化能力にはアクセスすることができないからだ。しかしイランが核兵器を手に入れるには、北朝鮮の中央銀行に電信で送り北朝鮮がいくつかの弾頭を輸送機でイランへ輸送する方がずっと簡単だ。

Sackur:この会話で沢山の人々が不思議に思うことを話しましょう。あなたは最初にどちらの候補にも投票できないと言った。そして主にトランプのことで、なぜあなたが彼に同意しないのかを話した。それではカマラ・ハリスのことを話しましょう。彼女は継続を約束し、ウクライナへと NATO への断固たる支援をするという。沢山の保守派の共和党党員がトランプには投票できないけれど、良心のためならカマラ・ハリスに投票できると言う。あなたはなぜできないのです?

Bolton:私はカマラ・ハリスは、1984 年の元国連大使の Jeane Kirkpatrick が言うように、カマラ・ハリスは実際にサンフランシスコの民主党員だと。そして Jean は印象的なコンベンションのスピーチで、サンフランシスコの民主党員はいつも最初にアメリカを非難すると。彼女は左寄りの民主党員だと思うし、彼女はバイデン大統領よりも弱いだろう。我々は8年間もオバマ政権の元で劇的に苦しみ、今は機能的にはオバマ政権の第3期とも言える4年間で、カマラ・ハリスはオバマ政権の第4期になるとも言えるだろう。

Sackur:あなたはディック・チェイニーを知っていますよね。彼はあなたの友人ですか?

Bolton:最後に話した時までは友人だった。今でもそうであればいいと思う。たとえ彼がカマラ・ハリスに投票しても。

Sackur:次に私が言うのは彼のパワフルな言葉です「今までドナルド・トランプほど私達の共和国の脅威だった人物はいない。国民として憲法を守るために、我々は党派性よりも国を上に掲げるべきだ。それが私がカマラ・ハリスに投票する理由だ」。あなたの投票の拒否は、ただ自分勝手なだけなのですか?

Bolton:もちろん違いますよ笑。トランプはアメリカの国にとてつもないダメージを与えるだろう。彼は第1期にも大きなダメージを与えた。おそらく第2期はもっとダメージが大きいだろう。取り返しのつかないものもあると思う。しかし私は彼がアメリカにとって米国への「実存的な脅威」であるとは思っていない。

Sackur:思わないのですか?人々は…統合参謀本部議長 Mark A. Milley の…(これは Bob Woodwards の新刊『War』によるものですが)トランプに関する言葉は「心底、完全なファシストで、この国の未来にとって最も危険な人物である」。これらの人々の言葉を聞いていないのですか?

Bolton:私は、トランプは精神的能力を持たないと思う…世界に対するあらゆる種類の一貫したシステムを構成するビュー/視野を持たない。もう一度言いましょう。彼はダメージは与えるけれど実存的なダメージではない。あなたにはわかりますか、オーケーな大統領と実存的な脅威の人物の間にはカテゴリーがある…沢山のダメージを与えるけれどどちらでもない誰かがいる。それが私の考えだ。脅威を正確に認識しなければならない。過大評価も過小評価もせずに。

Sackur:私はトランプ自身の言葉を聞いてます…国内のフロントだけではなく、彼は実際的に、必要ならば治安部隊/Security Forces を使って 100万人を強制送還をすると言う。彼はまた反対派を反逆罪で起訴すると言う。それから彼に悪いことをした者には復讐すると言う。これらの言葉は…アメリカは内部的に非常に不安定であるように聞こえます。

Bolton:私はもちろん認識している。なぜなら私は彼の復讐のターゲットの一人だから。誰かに講義してもらう必要はない。

Sackur:それならなぜここで私と一緒にいて「これらは全て制御できる」と言うのです。そのように制御できるとわかるのです?

Bolton:なぜなら私は憲法を信じているからです。私は政府の機関を信頼している。アメリカの国民を信じているからです。それに今まで過去に共和国へ脅威だった人々とトランプを比べると(例えばローマのように)、彼には比較できないし、また手段も無い。

Sackur:もう一度大きなピクチャーに戻って…、この選挙がアメリカの今日の状況の何を語っているのでしょう。私達に見えるのは、世界で一番強い国が、国内の政治的な分裂で麻痺に陥っている。そのため各国の重要な同盟国からも信頼されず、グローバルサウスの国々への影響力の競争にも負けつつあり、国際法においては完全にダブルスタンダードだと世界中の国々から見られている。アメリカのパワーを語るあなたにこれを言いたい。アメリカは本当にかつてないほど弱くなっているように見えますか。

Bolton:私は同意しません。選挙がどうなるかわからないし、これからの4年間がどのようになるのかもわからないし、おそらく批評家はあなたが今言ったような説明を喜ぶだろうけれど、もしかしたらそうなるのかもしれないし。私から世界に言えるのは…私達アメリカがいなくなったら、あなた方はきっと寂しくなるだろうということ。

Sackur:質問は…世界の支配的なパワーとしてのあなた方は終わるのですか?

Bolton:私に言うべきことは無い。

Sackur:ジョン・ボルトン、ここで終わりましょう。心から感謝いたします。



2024年11月7日木曜日

2024年米大統領選の後:Jimmy Kimmel の言葉



YouTubeのオススメに出てきた。もう夜のトークショーはテレビでは見ていないのだけれど、時々気になった時だけYouTubeで見ている。昨夜のジミー・キンメルさんの番組での言葉が心に残ったので記しておこう。


選挙日の夜、トランプ氏の勝利した夜は最悪の夜だった…のお題で
「誰/何にとって最悪の夜だったのか」
=「トランプ氏の政権がこれから壊していくであろうもの」
のリストを並べて話しています。


彼の言うこのリストに私は地球の自然環境や、絶滅危惧種の生き物たち、そしてオバマケア(Affordable Care Act (ACA))で救われた多くの人々、社会の弱い立場にいる全ての人々も加えたい。他にもたくさんあると思う。

沢山の失われていくものを思い、未来を憂う。


映像
https://www.youtube.com/watch?v=5JxELubSgJg
(この映像の 7:45 あたりから)


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Jimmy Kimmel Reacts to Donald Trump Winning the Presidential Election
ジミー・キンメル ドナルド・トランプ氏の大統領選挙勝利に反応


Let’s be honest, it was a terrible night last night.
正直に言いましょう。昨夜は最悪の夜だった。
It was a terrible night
最悪の夜だった…

for women 女性達にとって
for children 子供たちにとって
for the hundred of thousand of hardworking immigrants who make this country go
この国を成り立たせている何十万人もの勤勉な移民達にとって
for health care ヘルスケアにとって
for our climate 気候にとって
for science 科学にとって
for journalism ジャーナリズムにとって
for justice 正義にとって
for free speech 言論の自由にとって

it was a terrible night 最悪の夜だった…

for poor people 貧しい人々にとって
for middle class ミドルクラスの人々にとって
for seniors who rely on social security 
社会保障を頼りにする高齢者にとって

for our allies in Ukraine ウクライナの同盟者にとって
for NATO 北大西洋条約機構(NATO)にとって
for the truth  真実にとって
and democracy 民主主義にとって
decency 良識にとって

and it was a terrible night  最悪の夜だった…

for everyone who voted against him 
彼に反対票を投じたすべての人にとって
and guess what  それに知ってる?
it was a bad night  最悪の夜だったんだ…
for everyone who voted for him too, 
彼に投票した全ての人々にとっても
you just don’t realize it yet
…あなたはまだ気づいていないだけ

most of all なによりも
it was an absolute disaster of a night for Melania
メラニアにとっては本当に悲惨な夜だった


but it was a really good night
しかし彼ら ↓ にはとてもいい夜だった…

for Putin and プーチンにとっては
for polio and  ポリオにとって
for lovable billionaires like Elon Musk  
イーロン・マスクのような愛すべき億万長者にとって
and the Bros up in Silicon Valley 
そしてシリコンバレーの仲間たちにとって
and all the wiggling brain worms who sold what was left of their souls to bow down to Donald Trump
そしてドナルド・トランプにひれ伏すために魂の残りを売った全てのうごめく脳の寄生虫たちにとっては

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2024年11月5日火曜日

2024年米大統領選ウォッチ-その10:選挙日当日・だめだ猫の国 笑



今5日の夜10時。ちらちらテレビを見てますが、もうそろそろ結果が出てますね。トランプさん圧勝でしょう。まぁあまり驚かないですけどね。この国はそういう国よもともと。すげぇよな…しかし、マジか。

すげぇよほんとに。もうどうしようもないんだろう猫の国。石器時代か。面白いほど衆愚政治ここに極まれり。あきれてものもいえない。うましか過ぎて面白い。


この国はさ、グリズリーがいて狼がいて、コヨーテもクーガーもガラガラヘビもワニもいるから、自分でライフルを持って追い払うのが常なのだそうですよ。そしてこの国の理想は…男は槍持ってマンモス狩りにいくんだろうね。そして2メートルの大柄ムキムキマンのお父ちゃんがマンモスを素手で仕留めてきたら、お母ちゃんが鍋をぐつぐつ煮て(いや違う、もちろん アメリカンな BBQ だ)20人の子供に食べさせる。もちろんお母ちゃんはいつも綺麗でいつもお家にいてみんなのお世話をするのが理想。それでみんな幸せ。そういう国よこの国はははは。

お父ちゃんは狼や熊や嵐や洪水や山火事と日々戦わなきゃいけないから、村々のトップの大酋長もやっぱり男じゃないとつとまらない。そりゃ~そうだろうね。

国民の半分は元々欧州からやってきた難民。生白い顔を日焼けさせて(オレンジ色のファンデーションも可)藁のようなボサボサの髪にサファイアのような目玉。身長は2メートル。そのような男の中で一番喧嘩の強い奴か、または口からでまかせの嘘を並べつくしてよく喋る奴が彼らの大酋長に相応しいと、国の半分が思っているわけだ。だって国民の半分はその言葉が嘘かどうかもわからなのい。

馬でも鹿でもよろしいようで。


せめて今回は騒々しい暴動が起きることもないだろう。それはいいことだ。お気に入りの大酋長が当選したらもう愚民が槍持って盾持ってガタガタ文句を言うこともないだろう。平和なのはいい。

だいたいこの結果を予想していたのであまり驚いてはいない。実にくだらない。この国はそういう国だから。これから4年間が無事過ぎるのを祈りましょう。4年ももつのかな。なにもなければいいね。それともワタシ4年後に生きていられるか笑。

あぁそういえばこの国、未だにメートル法も使えないんだったわ。



トウモロコシ畑のやつらを信用するべからず


2024年11月3日日曜日

バスルーム改装4:落ち着かぬ日々、そして Mars Bar の話




先週からとうとうバスルームの改装工事が始まった。


元のバスルームの取り壊し作業は最初の3日で終わり、すでに配管工事などが始まっている。取り壊し工事はさすがに騒々しく、解体作業の塵や埃も家中に舞うものだから落ち着かなかったが、すでに新しい配管などの構築作業に入っているから作業が早いものだと驚いている。

今日は日曜日で休みなので少し落ち着いているが、それにしても工事中はそわそわと落ち着かないものだ。ガレージに続くドアから(家の背骨のような)階段を上がってたどり着く(3階の寝室の手前の)主バスルームの工事なので、1日中家の中に人の出入りがあって生活が影響を受けることになる。日中の作業時は通路に(カーペットを覆う)布や紙が敷かれ、その上を皆土足で移動している。私達も土足で布カバーの上を移動する。家の中でサンダルを履いたり脱いだりしている。なかなか落ち着かない。


以前にも何度か家の改装の経験はあるから(それに私は大人なのだから)きっとこのままなんの問題も無く順調に日々は過ぎていくと思う。うろたえず大人の顔で、日々職人さん達と話し合い、リクエストを伝え、工程の内容を説明してもらい…などなどの交渉を続け、学び、そしてただただ過ぎゆく日々を耐えさえすればいいのだ。このままで大丈夫。淡々とあまり影響を受けることなく、淡々と日々を過ごせばいいのだ。

考えれてみれば…近年は時間の過ぎるのがとても速くて、いつもひと月が終わるごとに「ああもう今月も終わったのね」と思うわけで、そう思えばこの(4週間だと予定されている)工事もすぐに終わってしまうのだろうと思う。


それにしてもこのような事があるからこそよくわかることがある。私は異常なほどにプライベートな人間で、自分の家が大好きで、その大好きな家で何事もなく、ただただプライベートにゆるやかな時間を過ごすことが、私にはどれほど大切なのか…ということをつくづく思い知らされる。

なにも予定のない朝。寝坊ができる朝。ゆっくりと起き出して思いつく時間にゆっくりと昼食をとり、家の二人のどちらかが「そろそろ買い物にいこうか~」などと言いだすまでは、二人ともただただ家でだらだらしている日。私はそれが好きなのだ。メイクもせず、みっともないよれよれのTシャツを着て、ただただだらだらする。よそいきの顔の必要のない日々こそが私の一番の心の平安。ささやかな幸せ。私はそういう人間なのである。


今は朝早く起きて、すぐに身支度をして眉毛を描き、工事の方々を受け入れ、一日中作業の音を聞き、時々現場に上がっていって様子を見に行き、必要であれば職人さん達と交渉する。そして夕方に作業が終わり人々を送り出した後は、ガレージからバスルームに続く階段とフロアの全てに掃除機をかける。そして夕食の準備。

なんでもないことなのに、1日が終わるとへとへとになる。また普段から私はどうにもならないほどの心配性/取り越し苦労の人間なので、ただただ「この工事がうまくいくのだろうか」といらぬ心配ばかりをしている。何かをしていて疲れるわけではない。ただ普段と違う状況に神経をすり減らしているのだと思う。なんだか意味もなく悲しくなったりする。


そうそう、そういえば… 私は人々が近くで作業をしているのであれば、私もソファーにひっくり返ってのんびりしているわけにはいかないとも思う。だから私もなにか真面目に仕事をしようとする。数日前は、今まで長い間「やらなければやらなければ」と何年間も延ばし延ばしにしていたキッチンの引き出しの整理と戸棚の整理をした。キッチンの収納が整理整頓されてとても綺麗になった。工事が始まってからというもの、普段はなまけている棚の掃除などをソワソワと動き回って1日中やっている。この行動は、以前ロンドンで改装工事をやった時も同じだった。人が仕事をしているのなら私も仕事をしなければ…と1日中せわしなく動き回る。なんとかやるべきことを早く終わらせて、またPCの前に座って音楽レビューなどを書きたいものだと思うが、なかなか気持ちが文章を書くことに向かわない。

そんなわけでブログが滞っていた。これからおそらく1カ月ほどはこの工事が続く。とにかく慣れること、そして耐えること。私は大人なのだから、今までにも改装工事の経験はあるのだから、きっと大丈夫…と自分に言い聞かせる。頑張ります。


工事の方々は腕の立つ職人さん達で安心している。こちらのリクエストも聞いてくださっているし、何か質問をすれば丁寧に説明してくださる。本当にありがたいと思う。


これからの日々、私の気持ちが落ち着かないとか、気苦労が多くて辛いとか、落ち着かないからブログの文が書けないというのであれば、その理由は私にこのような状況への耐性がないためだろう。人に慣れていないのだ。私のストレスは私自身が作り出している。いつものことだが私自身の問題なのである。



それにしても、作業が始まるまでにずいぶん時間がかかったものだと思う。改装のためのゼネラル・コントラクターと最初の打ち合わせをしたのは今年の6月半ば。それから1か月後の7月半ばにデザイナーとの打ち合わせをして具体的なデザインの方向を決めた。そこから素材やパーツを集める作業に入った。私が個人で注文する小さなパーツ(蛇口やシャワーヘッド、ドアノブ、ライト)はすぐに家に届いた。しかし大型のキャビネットやバスタブ、それから各種タイル等々は(おそらくは米国本土から船便で届いたのだろう)結局10月も半ばを過ぎるまでハワイには届かなかったのだと思う(よくはわからない)。もちろんそのことは事前に聞いていたので驚かなかったが、それにしてもそれらの注文した素材が手に入るまでに実質3か月かかったことになる。それから職人さん達がうちのプロジェクトで仕事ができるようになるために、別件の仕事が終わらなければならない事情もあったのだろう。それらの様々な事情が重なって、結局工事が開始したのは最初の打ち合わせから4カ月以上が過ぎてからになった。

これはハワイで家の改装工事をするにあたっての学びだと思った。ハワイはなにごとも時間がかかる。以前やった英国でのバスルームの改装は、準備に1カ月もかからなかったと思う。米国の本土でも、素材やパーツを集めるのにまさか4か月もかかるとは思えない。物を注文をして在庫があれば1、2週間で手に入るのだろうと想像する。とにかくハワイで(私がリクエストしたような)注文の多い素材集めをすると、準備期間を最低4か月はみたほうがいいというのは大きな学びであった。これから家の改装をするときは、打ち合わせも含めて準備期間を半年と考えたほうがいいと学んだ。


それにしてもこれから旦那Aにとっては苦行の1カ月になる。今週から米国本土の夏時間が終わり冬の時間になってしまった。元々の希望は(アジア時間で仕事をする旦那Aが睡眠不足にならないようにと)工事は夏時間の季節に終わらせたかったのだが、結局冬の時間になってから工事が始まってしまった。なんとか仕事時間を調整して無理をしないようしてもらいたい。


今、夫婦二人と猫は狭いゲスト用のベッドルーム(猫部屋)で、客用の簡易ソファーベッドの上で寝ている。(改装中のバスルームの横にあるクローゼットが使えないため)部屋中に着替えの服や化粧品の入った箱などの必要品を大量に持ち込んでますます狭くなった部屋で毎晩休んでいる。私はコロナの頃からよくこの部屋で猫と寝ていたのだけれど、旦那Aが来てからどうやら猫が喜んでいるようだ。

猫のことはまた別に文を書こう。



余談だけれども…
今年はコロナ禍が終わって初めて、また例の「パンプキン祭り」をやることになった。「もういいんじゃないの」と(異文化からやってきた)私は言うのだけれど、旦那Aがどうしてもやると言う。子供達にお菓子をあげるいいオジサンになりたいのだろう。ハロウィーンの3週間前くらいにスーパーでアメリカのお菓子の大きな袋詰めをいくつか購入したが、ハロウィーンの1週間ほど前に夫婦二人でM&Mの詰め合わせを食べて空にしてしまい、またスーパーでお菓子を買わなければならなくなった。ところがハロウィーンの当日は思ったほど子供達の数が少なく、大量にお菓子が余ってしまった。今夜夕食の後に並べてみた。これもいつか無くなるのだろう。

他にもキットカットがあったが多すぎるので廃棄
  

ところでアメリカには英国の「Mars Bar」が無いことをご存じだろうか?キャンディーの会社 Mars Incorporated は様々なチョコレート菓子を出しているのだが「Milky Way」「3 Musketeers」等のキャンディー・バーは国によって名前を変えて売られているらしい。Wikipediaによると、アメリカの「Milky Way」が英国の「Mars Bar」と同じものだと書いてあるのだが、どうも納得できない。質感が違うと思う。本当に同じものなのかは謎である。

※追記
先ほど「Milky Way」を冷蔵庫に入れて冷やして食べてみた。なるほどかなり「Mars Bar」に近い気がする。もしかしたらハワイは温かいので柔らかくなり過ぎたか。年中寒い英国の「Mars Bar」は固い。たぶん質感の違いは気温のせいだ。


2024年10月31日木曜日

MLB★ドジャース優勝おめでと~!! とうとうやった!



😄😄😄ドジャースのみなさま😄😄😄

優勝おめでとうございます!!


結果
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New York Yankees (NYY) 
Los Angeles Dodgers (LAD) ★★★★ 優勝!




MLBの今年のワールド・シリーズがとうとう終わってしまった。

今年のポスト・シーズンの始まりは10月1日。そして昨日10月30日にワールド・シリーズが終了。1カ月のポスト・シーズンで今年の勝利者は

ドジャース!

…実はうちは今年になってから(ケーブル会社の都合で)去年まで見ていたBally Sports Westが見れなくなってしまい、エンゼルスどころかMLBそのものを日々追うことも難しくなってしまった。時々夜にまとめ番組の『Quick Pitch』は見るのだけれど、以前のようにレギュラー・シーズンのいちチーム(エンゼルス)の成績を追いながらMLB全体の様子を見る習慣がなくなったので、次第にMLBを追わなくなってしまっていた。

見ていたのは日本のネットのニュースの大谷さんの活躍のみ。特に9月に入ってからは大谷さんの「50-50達成」等のニュースが入ってくるようになり、それもあってそろそろポスト・シーズンに向けてMLBに気持ちが向かい始めた。9月頃からネット上の各チームの成績を追い、どのチームがリーグを率いているのか、ワイルド・カードはどこなのか…等々を日々調べていた。



そしてポストシーズン開幕。

まずワイルド・カードのパドレスとブレーブスの第2戦を見た。

そしてディビジョン・シリーズからはドジャースとパドレスの試合をいくつか見た。このパドレスとドジャースの試合は面白かった。お互いに西地区のライバルらしくて観客の盛り上がりもすごい。どちらも応援した。どちらのチームもいいチーム。そしてドジャースが勝ち残った。またフィリーズとメッツもいくつか見た。しかしアメリカン・リーグはほとんど見ていなかった。

リーグ・チャンピオンシップでは主にドジャースを応援。そう。このメッツとの試合で、今年のドジャースは度々10点越えをするチームだと知った。大谷/ベッツ/フリーマンが打つのはともかく、他の選手…エドマン、マンシー、スミス、テオスカ、キケ、ラックスがよく打つ。守備も抜かりない。とにかく上手いチーム。リーグ・チャンピオンシップのドジャースの全スコアは、9点、3点、8点、10点、6点、10点…と勝った日は高得点、負けた日でさえ3点と6点。とにかく今年のドジャースは点が入る。かなり強い。


そしてワールド・シリーズはドジャース対ヤンキース。

私はヤンキースをほとんど見ていなかった。レギュラー・シーズンの成績がいいのは知っていたが、ジャッジとソトとスタントンがHRバッターで、ピッチャーも上手い人がいると聞いていたのでそれで強いのだろうと思った。


結果はドジャースが 4 – 1 で勝利。圧勝でしょう。

まず最初の3試合はドジャース勝利。もうこのままドジャースのスウィープかなと思ったら、29日火曜日にヤンキースが11点で勝利。おっとこれからドジャースを相手にヤンキースは3試合勝ち続けることができるのか???

そして昨日の30日。ドジャースが勝てば優勝。ヤンキースが勝てば試合は続く。さてどうなるか。

4回までヤンキースが勝っていた。とうとうジャッジがHRを、ジャズとスタントンもHRを打って全部で5点!誰もがこの日はヤンキースの日だと思ったと思う。

ところが5回表でヤンキースがミスを連発。ドジャースに1点が入り、その後 2アウト満塁の状態でそこからドジャースが点を重ね始める。フリーマンが安打で3点、テオスカが打って、ジャッジが球を落とす。そしてドジャースのスコア 5点同点!ヤンキース投手のコールは真っ赤になってナーバスになっている。すごいゲーム。こんなすごいゲームは見たことないかも。

その後6回裏、ヤンキースのスタントンが安打で6点になるが、8回表ドジャースがギャビン、ムーキーそれぞれの犠牲フライで7点に逆転!そのまま9回に点が入らず、ドジャース優勝となる。最後にドジャースのクローザーのビューラーの天を仰ぐ表情が忘れられない。

なんとすごいゲーム。


私はチームの勝ち負けよりも、いい野球の試合が見たい。この最後のゲームは本当にドキドキした。


最後のゲームでジャッジとジャズ、スタントンが期待通りにHRを打ったのは興奮した。ヤンキースはワールド・シリーズまでほとんど見ていなかったのでほぼ初めて見る。ジャッジやスタントンは有名で名前は聞いていたし、ソトはパドレスで、ベルドゥーゴはWBCのメキシコ・チームで見ていたけれど、チーム全体の試合を見たのはポスト・シーズンが初めて。

みんな大柄な人が多い…特に大物の方々のカリスマは尋常じゃない。まさに力技のスーパー・スター達。肉体で圧倒する印象。そして29日に満塁HRを打ったボルピーをはじめ、メンバーそれぞれが輝く瞬間が見れたのもよかった。特にクローザーのウィーバーは印象に残った。


一方ドジャースは4回までのスコア 0 対 5 でも決して動じることなく試合を続けていた。ヤンキースがミスをすれば、それを最大限に活かす。しかし彼らは決してヤンキースのミスで勝ったのではない。彼らは着々とやるべきことをやって点を勝ち取っていった。


あの 5 回表の流れはMLBの歴史に残ると思う。2アウト満塁で「ド1ー5ヤ」から5点同点まで追いついた。すごいゲームだった。


ドジャースは全員一人一人がそれぞれの仕事をきちんとやっているのね。素早いエドマンは守りもうまいし打つ。テオスカも必要な時に必ず打つし、投げれば長距離なのに正確。このチームのすごさは HR バッター(大谷、ベッツ、フリーマン)のスーパースターだけじゃない。エドマンもテオスカもマンシーもキケもスミスもラックスもしっかりとやるべきことをやっていた。全員が皆輝いていた。全員そつがない。彼らはたとえ 0-5 で負けていても心が乱れることはないのだろうか。全員が目標に向かって諦めずにひとつひとつ結果を出す。本当に凄いチーム。かっこよかった。強かった。強すぎるからこそ相手のチームを応援したくなったほど。

今年のドジャースは面白かった。本当に野球の強いチーム。納得の大勝利。


そして大谷さん山本さん、おめでとうございます。

山本さんは10月11日のパドレスとの第5戦・5回無失点(2K)、17日のメッツとの第4戦・4回途中2失点(8K!!!)、26日ワールド・シリーズ ヤンキースとの第2戦・6回途中1失点(4K)!!!! 日本人投手では2007年のレッドソックス・松坂大輔さん以来2人目となるワールドシリーズでの白星を手になさったそうだ!

そして大谷さん。彼は最後は怪我をして苦戦していたけれど、彼は10月5日、16日 17日にHR、そしてベッツやフリーマンが打った時にも何度も走者として走っていた。彼も着々とドジャースが勝つための仕事をなさっていた。

大谷さんはまた大きな夢をかなえましたね。すごいわ。

心からおめでとうございます。


ドジャースの皆様もヤンキースの皆様も、
MLBの全ての皆様もおつかれさまでした。
今年もありがとうございました。


October 30, World Series - Game 5
★ LAD Dodgers 7 - 6 NYY Yankees (LAD wins, 4-1)
Scoring Summary
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Score  Inning
0 - 2 1 Judge homered to right center (403 feet), Soto scored.

0 - 3 1 Chisholm Jr. homered to right center (392 feet).

0 - 4 2 Verdugo singled to right, Volpe scored.
 
0 - 5 3 Stanton homered to right (385 feet). 

1 - 5 5 Betts reached on infield single to first,
     E. Hernández scored, Smith to second, Edman to third.

3 - 5 5 Freeman singled to center,
     Edman scored and Smith scored, Betts to third.

5 - 5 5 T. Hernández doubled to center, 
     Betts scored and Freeman scored.

5 - 6 6 Stanton hit sacrifice fly to center, Soto scored, 
     Chisholm Jr. to second.

6 - 6 8 Lux hit sacrifice fly to center, 
     E. Hernández scored, Edman to third.

7 - 6 8 Betts hit sacrifice fly to center, 
     Edman scored, Smith to third.


※追記
上の文を書いてブログにあげた後で、録画機の中の映像を探っていたら、昨日録画されていないと思っていた表彰式のセレモニーの映像が出てきた! みんなすごく嬉しそう。デイブ監督が満面の笑顔。オーナーさんかな年配の方が涙ぐんでらした…よかったですね。それからフリーマンがMVPを取ったのですね。そして「12のRBI(打点)をどう思いますか(とかなんとか)」の質問に答えて「12の打点を出すには沢山のバディ達がベースに出ていてくれたってことだよ」とかなんとか言ってた。うわ~男前。すごくいい。かっこいいね。文句なしのMVP!テオスカが涙を流してる。テオスカはいつもニコニコでかわいいよね。


2024年10月24日木曜日

MLB★2024 WORLD SERIES のスケジュールと結果記録



またまたMLBワールド・シリーズがやってまいりました。
 

もう10月も後半。明日25日金曜日から今年のワールド・シリーズが始まりますが、今年の野球もあと残り(最長)7試合のみ。最大7日間の最終決戦でございます。あと7日以内に今年一番のチームが決定する。


そんなわけで今年のマッチアップは

★アメリカン・リーグ
ニューヨーク・ヤンキース/New York Yankees (NYY)

★ナショナル・リーグ
ロサンゼルス・ドジャース/Los Angeles Dodgers (LAD)

この2チームが今年の全米No.1を競います。



今年の目玉はなによりも、

ヤンキース 対 ドジャース

そして

ジャッジ 対 大谷


東西それぞれを代表する超有名スター・チーム、そしてMLBの歴史に残るスーパー・スター二人の対決の大決戦。これほど興奮するマッチアップもあまりない。50年に一度の大決戦・頂上マッチ。今年のワールド・シリーズはMLBの歴史に残るゲームになるでしょう。



★ALとNLの頂上決戦!

アメリカン・リーグのヤンキース
そして
ナショナル・リーグのドジャース

東のヤンキース そして西のドジャーズ
レギュラーシーズンの成績も、両チーム共に
ア・リーグとナ・リーグのトップ
文字通りの頂上争い。


この東西の巨人のマッチアップ…ヤンキースドジャースのワールド・シリーズはなんと1981年以来の43年ぶりだそうだ。まさに半世紀に一度の宿命の対決!


ちなみに今年のレギュラー・シーズンの成績は

ア・リーグヤンキースが 勝94 – 64負で580ポイント
ナ・リーグドジャースが 勝98 – 64 負で605ポイント


ドジャースの方がポイントが多いのですが、しかしレギュラー・シーズンとポスト・シーズンは別物なのでこれからどうなるのかはわからない。



★超大物・MVP・超スーパー・スターのマッチアップ

ドジャースには 大谷 がいる

・ 4回のオールスター、
・ 2回のAリーグMVP、
・ 2回のHRリーダー、
・ NLのRBIリーダー (2024)
・ NLの 54本 HR 王!!! (2024)

そしてベッツ、フリーマン(不明)
そしてその後ろを固める選手達も実力者ばかり。エドマン、二人のヘルナンデス、マンシー、スミス…彼らがまた確実に打つ打つ打つ。


ヤンキースには ジャッジ がいる。

・ 6回のオールスター
・ 1回のAリーグMVP、
・ 3回のHRリーダー、
・ 2回のALのRBIリーダー
・ NLの 58本 HR 王 !!! (2024)

そしてソト、スタントン、コール、
また(私はよく知らないのだが)クローザーのピッチャー・ウィーバーが上手いのはよくわかった。ゲリット・コールとウィーバー…、ヤンキースには他にもいいピッチャーがいるらしい。ヤンキースのピッチャーはどこまで上手いのか?楽しみだ。


もしかしたらこのワールド・シリーズ、ヤンキースのピッチャー達とドジャースのバッター達の戦いになるかもしれません。


ドジャースは大谷、ベッツが着実に打ち、時々ホームランを打つ。そしてエドマン、二人のヘルナンデス、マンシー、スミスが連続して打ってくるから気を抜けない。ドジャースは勢いづくととにかくよく打つのは先週までのリーグ・チャンピオンシップの試合でよくわかった。彼らの調子がよければ、ポスト・シーズンなのに10点越えが起こるのは恐ろしい。そしてピッチャーはフラハーティと山本。そしてドジャースはブルペンが侮れない…そのことはディビジョン・シリーズのパドレスとの試合でも証明された。

迎え撃つのはヤンキースのピッチャー達。上手いピッチャーが多いと聞く。彼らがドジャースの打者をどこまで抑えられるかが鍵だろう。そしてヤンキースにはホームラン・バッターが3人。ジャッジ、ソト、スタントンが巨大なホームランを打ってくる。もしドジャースのピッチャー陣が安定せずヤンキースに数名の走者を許し、そこにこの3人のHRバッターがやってくると危ない。一気に3ランや満塁HRで逆転も有り得る。実際に19日のガーディアンズとの試合では、10回表でソトが3ランHRを打って逆転勝利した。だからヤンキースとの対戦は最後まで油断が出来ない。ドジャースのピッチャー達がヤンキースの打者達をどこまで抑えられるかにかかってくる。



私はヤンキースの試合をほとんど見ていない(←なので多くを語れない)のだけれど、この両チームはどちらも違う試合の仕方をしているので予想するのが難しいのではないか。

ドジャースは華やかなバッターのチームで数を打つのが強味。しかしヤンキースはピッチャーがいいので抑えられる可能性もある。

一方ヤンキースには予測不可能な大物HRバッターが3人。もし彼らの前に走者が数名出ていたらHRで逆転も有り得る。

どちらも強いチーム。様々な予想をした記事も出ているがどうなるかはわからない。  



ドジャースは今までの試合のように堅実に一人一人打って点を重ねていって欲しい。今までのポスト・シーズンの様子を見ていて彼らの試合の流れは堅実だなと思った。数名のホームラン・バッターのみに頼らず全員で着々と点を取りに行く試合の仕方は堅実だ。各回で点を多く稼いでおけば、最後にソト、スタントン、ジャッジがHRを打っても怖くない…ドジャースはそれができるチーム。


さて、日本人の野球ファンにとっては、大谷さんがどこまでいけるのかも気になる。彼は今までにも様々な場面で「特別な人」であることを証明してきた。もし今回、ヤンキースを相手にワールド・シリーズで勝利したら…。これで彼の人生の最大目標が達成されることになる。本当にどうなるか。ワクワクしますね。


今年のワールド・シリーズは

派手よ!

とにかくでかいでかい。とてつもない。どんでもねぇよ。Clash of the Titans!!! 旦那Aはシンゴジラとキングコングの戦いだと言っている。まるで怪獣映画のようだ。騒がしくにぎやかなワールド・シリーズになることは間違いない。ドキドキ。


私は…馴染みのあるドジャースの皆を応援したいが、ヤンキースのジャッジとスタントンとソトの巨人パワーも見てドキドキしたい。楽しみだわ。旦那Aは東海岸の人なのでヤンキース寄り。でも大谷さんも大好き。ひゃ~楽しみだねぇ…



というわけでスケジュール。
見れた試合は随時結果と感想を記録する。


みんな頑張ってね 😍💕



2024 WORLD SERIES
Best-of-seven・先に4回勝ったチーム
時間は東部時間



Friday, Oct. 25
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★ LAD Dodgers 6 - 3 NYY Yankees (LAD leads, 1-0)
始まったぜ。 1回裏 ドジャース オータニとベッツがHRかと思ったぜ。 フリーマンも打つ。 ゲリットコールどうよ。 5回裏 キケ 1点! I knew it!!  6回表 ヤンキース スタントン でかいでかいでかいHR 2点!!! ギャ~ッ  8回裏 ドジャース オータニ 3塁に行った!!!  ヤンクス ウィーバー 来たよ。 ムーキー打った! 2点!!! タイデス。 9回表  ヤンキース がほぼHR打ったら客が取った馬鹿野郎!許すまじ!もうジャッジHR打って!ヨシ 延長10回 ! この試合は ヤンキース に勝って欲しい。馬鹿 ドジャース ファン。 頭キタ。10回表  ヤンキース Chisholm Jr. が2塁3塁盗んで Volpe 打ってスコア3点!! ヨシ。 
………… ドジャース 勝った。 ギャビンラックスの代走 テイラー 3塁エドマン2塁ムーキー歩いて満塁 フリーマンが 満塁HRで 6点アアアアアア~ナンダナンダナンダナンダナンダナンダナンダ…心の底からがっかりした😤チクショー。 ドジャース の馬鹿ファンが球を取らなければ  ヤンキース のホームランだっただろ!私はこういうのは嫌いである。フリーマン 帰ってきてよかったね。

なんだかさ…ただでさえドジャースって勝ちそうじゃん。そうなると…ワタクシはアンダードッグにいきがちですね。これからどちらを応援するかわからなくなった。

ウン…あの9回の ヤンキース が打って客が手を伸ばして取った球はどうやらHRじゃなかったみたいですね。それよりも ヤンキース のクローザーに過去1カ月半も投げてなかったピッチャーを持ってきたのは何故だ?と皆が疑問に思ってるみたい。だって ドジャース のバッターのあの流れ(ラックス、エドマン、オータニ、ベッツ、フリーマン)に対して投げるのが久しぶりの投手に投げさせるっておかしいよね(ベッツ 歩かせたし)。まぁいいか。また明日!


Saturday, Oct. 26
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★ LAD Dodgers  4 - 2  NYY Yankees  (LAD leads, 2-0)
今スーパーから帰ってきた。 いきなり2回裏の ドジャース  エドマン君がHR 1点!!!! イエエエエエエッ!! 昨日はワタクシプリプリ怒ってましたがリセットしました。 両チーム ガンバレ!!! 3回表 ヤンキース ソト HR 1点!!!!!ウオオオオオッ!! 今日の ドジャース  のスターターは ヤーマモロォ!!! 3回裏  ドジャース  テオスカ 2 ランHR 3点!!! 今日はHR大会デス。 
…ご飯食べてテレビを止めて後から追いかけながら見た。 その後球を打ちに行ったので遅れて書いてます。 
3回裏 またまた フリーマン 2ランHR4点!!! ウワ~  ピッチャー ・ ヤーマモロォ がうまい!!  ヤンキース が打てません。 ヤーマモロォ 6回+ 素晴らしい大きな拍手!!!! そして7回裏 オターニーが負傷か。 9回表 ヤンキース が打つ。 スタントン打って ソト 帰る 2点! ア~ ヤンキース 満塁だ! どうだ…あ~~~打ち上げた、だめやった残念。 オツカレー。 ドジャース  勝利!!!

なんか…このまま ドジャース  がいきそうですね。 ドジャース  の打線は怖いわ。打ちすぎ。 ヤンキース キビシー…


Monday, Oct. 28
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★ LAD Dodgers 4 - 2 NYY Yankees (LAD leads, 3-0)
見てるよ。 オープニング映像がかっこいい。 Fatjoeが出てきた。 試合開始です。 オターニー復帰!!!! YES!! 1回表 ドジャース  フリーマンがマタマタマタマタ 2ランHR2点! ナンジャ~!  3回表ムーキー打ってエドマン スコア 3点!  ドジャース ツヨイナ~。 また満塁。  ドジャース の投手ビューラーも上手いね。 ヤンキース 打てない。 スタントン 脚遅すぎ。 6回表 キケ 打ってギャビンラックス スコア4点。  ア~~~~~~~~~ッ ヤンキース ベルドゥーゴ2ランHR 2点 !! ア、オワッタ。 ドジャース 勝利。 強いわ。 これで明日また勝って終わりだろうね。 ドジャース 強すぎ。


Tuesday, Oct. 29
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★ NYY Yankees 11 - 4 LAD Dodgers (LAD leads, 3-1)
本日はわけあって夜に録画をライブの放送から 6 時間半遅れで見ます。 今ワイハは夜の8時半。 もう今日の試合の結果は出ているはずですが見ていない。 これから第4試合を見ます。 この試合前の映像、毎回新しく作るんだね。 スゴイ。 
1回表 アアアアア~ 4 games 4 HRs!! You gotta be kiddin"!!!!! OMG Freddie Freeman!!自由男がまたHR!! ドジャース 2点!!  ウワアアアアアッ!!! Freemanがハンサムに見えてきた。  あっ yankeesファン馬鹿野郎!!! ムーキからHRボールを取ろうとした怒。 もうトジャース勝っていいヨ。 ッタク ムーキーが怪我したらどうすんだよ!!怒怒怒   ジャッジ チョット ステキネ お顔が。 スタントン カッコイイ。 2回裏 ヤンキース 1点! 3回裏 Volpe 満塁HR! 5点!!オオオオオオオオオオオオオオッ!  5回表 ドジャース  ウィルスミス HR 3点 フリーマン打ってエドマンスコア4点。 6回裏 ヤンキース Wells HR 6点 ヤンキース が打ち始めた。 ヤンキースの投手 ウィーバー はやっぱりうまいね。 8回裏  ヤンキース  ベルドゥーゴ打ってVolpe スコア 7点! Torres 3ランHR 10点!!!!!   ヤンキース  すごいじゃん。 何が起こっているのだ。ウワッ とうとうジャッジが打ったソトがスコア 11点!!  スタントンは巨人。…終わった。なんとヤンキースが11点!すごいじゃ~ん。




Wednesday, Oct. 30  
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★ LAD Dodgers 7 - 6 NYY Yankees (LAD wins, 4-1)
今日もわけあって録画を見ます。 今夜は9 時過ぎ。  全部見れるかな。 そろそろ ドジャース にさらっと勝って欲しい今日この頃。 第5試合のオープニングはスパイク・リーですね。 音楽がセンスいいな。 誰だろう?
ヤンキース 1回裏 ウワ~とうとうジャッジがHR打ったよ1点 !! ウワ~ヨカッタネ。 ウワアアアアア ジャズチザム 君2ランHR 3点!! ヨシヨシ!! ヤルヤン。 ベルドゥーゴはベビーフェイス。 2回裏 ベルドゥーゴ安打ボルピスコア 4点! オイオイオイ~。 ゲリットコールも調子いいね。 ファンがうるさ過ぎ。 3回裏 スタントン HR 5点!!!! ウワ~ヤンキース おもしれぇじゃん ホー。 ジジャンカルロ・スタントンはでかい。 ヤンキース のマネジャーのインタビュー中だったのね。 スタントン カコイイ。 スタントンを堪能。 4回表 自由男のほぼ HRヒットをジャッジが取った! スゴイ。  ジャッジは目がすごく綺麗ネ。  
5回表  ドジャース  満塁デス。 大谷サン来た。 ア~残念。 これは悔しいだろうな~すごいゲームになってきた。 ムーキー 打った、 ギャーッ コール 1塁に走らにゃ。  ドジャース  1点! 2 アウト満塁で自由男。アッいい当たり!  ドジャース  3点! ウワワワワワワwwwッワ。 自由男の子供 カワイイ。 今も2 アウト中。 テオスカ来た。 イイ当たり!! ア~ジャッジ届かない!! ド軍 ムーキー自由男走る!! 5点!!!!!!   ウワ~こんなにすごいゲーム見たことない。 テオスカ スター!!! ヤンキー 2 アウト なにやってんの。 コール 赤くなってる。 ツライネ。 えっまた歩くの。 マネージャー、コール 変えなよ 真っ赤ジャン。残酷。 マネージャーなにやってんの?ボルピよくやった。 5回オワリ。 コール、あれはトラウマじゃん…可哀そうだよ。 6回表 え コール また投げるの?  コール 大丈夫みたい。 6回裏 ンキース スタントン いい当たり犠牲フライで6点! 7回表 コール まだ投げてる。 オツカレ~。 
8回表 ドジャース 満塁 0 アウト です。ヤンキー のマネージャーこれでいいの?ヨシ ウィーバーさん来ました。 ヤバイネ。 ア、 ギャビン犠牲フライ ドジャース 6点! 大谷キタ! What happened? オータニサンハ? ムーキーキタ。 ムーキー犠牲フライ 7点!!! OMG…。 ウィーバー!! ロブ・ロウ NYに来てる。  チョット風呂に入る。0時だもの。
9回表  ドジャース テオスカ イイ当たり。 テイラー どうして2塁 ?  アア ウィーバーも乱れるね。 ピッチャー交代。 エドマン K。 オオオオオ。 
9回裏 ピッチャー ビューラー。 アアア 2 アウト。 ビューラーの青い目。   あ 勝った。


ドジャース 勝ちました!

スゲエエエエエエッ!!! ヒョ~ッ!!

ウォーカー・ビューラーさん立派!
みんなすごーい。
うわ~これはすごいぞ。
みんなすごかったもんね。今年はドジャースの年!すごかった。

うわあああああああああああああ表彰セレモニーが録画されていなかった…。この試合長かったの?次の番組を録画してなかったのよ。録画切れてた。うわ~。別チャンネル FS1で録画してた🍾ファイトだけ見れる模様。カーショーいるぜ。オーターニ と ヤーマモーロゥ いる。 ウワ~ おめでと~~~~!!!! カメラが大谷追いかける大谷カメラ。大谷さんの夢がかなった。すごいな~。おめでとうございます。

本当に今年のワールド・シリーズのドジャースはすごかった。

続きは明日見よう。

 

結果
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New York Yankees (NYY) 
Los Angeles Dodgers (LAD) ★★ 優勝!