マリアカラスが恋人の船舶王オナシスのことを語る場面で、彼女はアリストテレス・オナシスのことを「アリ」と呼ぶのだけれど、この場面でオナシスのことを知らなければ、彼女が何を話しているのかさっぱりわからないだろう。それにオナシス氏が少しガラが悪いように描かれていて、何度か F 言葉が出てきたけれど、これも戸惑う人は多かったと思う。実際、前の方の席で1幕が終わった後で帰ってしまったカップルがいたのもしょうがないと思った。
開けることになったのは元旦の朝。インロー様が気難しい人なので私は「今年は日本式は一切やらないから」と事前に旦那Aに言っていたのに、当日の朝皆でコーヒーを飲んでいたら、旦那Aがキチンでこそこそ「なんちゃってお屠蘇」らしいものを準備し始めた…日本酒に丁子だのシナモンスティックだの入れて「元旦だからこれを飲もう」などと言う。味はもちろん珍妙。それで私が思いついて「それを飲むのなら、あのデザートワインを開けようよ」と棚から忘れられたデザートワインを取り出した。それで一応乾杯し「Happy New Year」などと言いながら3人で飲んだ。まったくLow keyの新年である。やる気も無くいいかげんで全くかしこまっていない。
🍷Yalumba Museum Reserve Muscat Vivino.com Score: 4.0 Winery: Yalumba Grapes: Muscat Region: Australia / Victoria / North East Victoria / Rutherglen Wine style: Australian Dessert Alcohol content: 18% シエ~!アルコール分が高い! オイシイケド
🍷Famille Perrin Vinsobres Les Cornuds 2019 そういえばこのワイナリーのファミーユ・ペラン社と言えば、前に飲んだローヌ地方のワインもこの会社だった。チキンの絵が書いてあったあのワインはLa Vieille Ferme Red 。安いせいなのかあのワインの評価はVIVINOで3.5点。今回のVinsobres Les CornudsはVIVINOで3.8点。すこし格が上がったか?しかしこのワインの米国本土での平均価格はチキン絵のワインと1ドルほどしか違わない。さてどうでしょう?
特に今回のワインが辛口の批評になったのは、前回飲んだ仏ラングドック・ルーション地方の赤ワインDomaine de Fontsainte, Corbiere Rougeがかなり美味しかったから。そのワインのブドウはCarignanと GrenacheとSyrah種。アルコール分は14.5%だったが、あのワインは今回の2本のワインほどアルコール味を感じずにまろやかだったと思う。あれはただカリニャンのブドウがおいしかっただけだろうか?(もしかしたら私はシラーが苦手なのか?) そのワインはVIVINOの評価も4.0点。…味の印象が3.8点と4.0点だとこれほど違うのか…それも今度から注意してみようと思った。
これからもワインで巡るフランスの旅は続く。
🍷E. Guigal Côtes-du-Rhône Rouge 2020 Vivino.com Score: 3.8 Winery: E. Guigal Grapes: Syrah, Grenache, Mourvèdre Region: France / Rhone Valley / Southern Rhône / Côtes-du-Rhône Wine style: Southern Rhône Red Alcohol content: 15% Wine description Deep and dark red. Shiny. Fresh fruits with red berries and spices. Full, round and racy. Rounded and smooth tannins. A full-bodied, rich and intensly aromatic wine. Full with a long finish and plenty of elegance and finesse due to the well balanced tannins and fruit.
🍷Famille Perrin Vinsobres Les Cornuds 2019 Vivino.com Score: 3.8 Winery: Famille Perrin Grapes: Grenache, Syrah Region: France / Rhone Valley / Southern Rhône / Vinsobres Wine style: Southern Rhône Red Alcohol content: 14.5% Wine description Purple, very deep with purple highlights. Intense aromas of violet, black fruit and spice, black pepper and licorice. Round mouth and full of finesse, with elegant tannins.
彼女はbigoted: obstinately or unreasonably attached to a belief, opinion, or faction, in particular prejudiced against or antagonistic toward a person or people on the basis of their membership of a particular group. ある信念、意見、派閥に頑固に、あるいは不合理に執着する人。特に、特定の集団に属していることを理由に、ある人や人々に対して偏見を持ったり、敵対したりする人。
今の私には(あまり品揃えの多くない)スーパーで手頃な価格の面白いワインが選べるのは嬉しい(わかりやすくていい)。いつかもっとわかるようになったら「たむら/Tamura's Fine Wine & Liquors」さんというお店にも行ってみようと思う(今はきっと種類が多過ぎて迷う)。そのうちね。
それではワインの情報
Domaine de Fontsainte, Corbiere Rouge 2021
●生産者
ドメーヌ・ド・フォンサント社/Domaine de Fontsainte ラングドック・ルーション地方にあるドメーヌ・ラブカリエ/Laboucarié 家は、表情豊かで高品質なワインを生産することで知られている。家族経営。持続可能なブドウ栽培と伝統的なワイン醸造技術で知られる。現オーナーのブルーノ・ラブカリエ氏は、カリニャンを2割、グルナッシュを1割、シラーを少々ブレンドし、ブラックチェリーとスパイスを思わせる力強い田舎風の赤ワインを造っている。
ワインメモ 🍷Domaine de Fontsainte, Corbiere Rouge 2021 Vivino.com Score: 4.0 Winery:Domaine de Fontsainte Grapes:Carignan, Grenache, Syrah Region:France / Languedoc-Roussillon / Corbières Wine style:Languedoc-Roussillon Red Alcohol content:14.5% Wine description: Brilliant ruby colour with beautiful violet tints.Immediate and generous with, at first, notes of fresh red fruits, such as cherries and black fruits, such as blueberries. Next, the richness develops with notes of cacao powder and a delicate touch of liquorice balanced structure in the mouth, the tannins are delicate and the acidity luscious. Everything showcases the fruit, which follows up with a long finish.
ともかく完成してよかった。このプロジェクトに関わった全ての方々に感謝します。スムースに作業が進むように毎日やってきて進行をチェックしてくださったコントラクター会社のお洒落なマネージャー Rさん、美しい3Dのイメージを描いてくださって沢山のパーツの購入をサポートしてくださったデザイナー R2さん、パーツや部品についてそれぞれアドバイスをしてくださったお店の方々、そして誰よりも…このバスルームを現実のものにしてくださった Hさん Pさんに心から感謝。本当にありがとうございました。LOVE LOVE LOVE