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『Disclosure Day』(2026)
/米・加・ニュージーランド・日/カラー
/2h 25m/監督:Steven Spielberg』
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NBAのファイナルを見ていたらこのCMが流れて見たいと思った。大好きなエイリアン映画。なんとスピルバーグですぞ。それから…ここのところ米国政府がUFOの未発表の映像を沢山公開していて、この映画のリリースも偶然ながらいいタイミング。ニュース番組『NewsNation』のクオモも見ると言っていた。調べたらもうすでに映画館で公開されていたので先週の週末に見に行くことにした。
原題「Disclosure day」とは「情報開示日」。まさにその「情報開示日」の映画でした。あまりエイリアン映画だとは言えないと思います。
でもまずは ワタクシ の感想を正直に。
十分面白かったです。
予想したほどエイリアン映画じゃなかったけれど楽しんだ。でもそれには理由がある(後述)
ワタクシ アラ還の世代でして…この世代には(この世代ならではの)子供時代の宇宙モノの思い出があるのですよ。その頃の思い出をリアルにくすぐってくれるちょっとノスタルジックで浪漫な映画でした。十分楽しかった。
実はこの映画の米国での評判は「期待外れ」というのが多い。たぶんこれ、映画館に見に行った人全員が、違うタイプのエイリアン映画を期待していたからだろうと思います。もっと人間とエイリアンが撃ち合うとか会話するとか…もっとエイリアンが出てくる映画を期待したのだろうと思います。私も最初はそれを期待していた。
しかしこの映画はエイリアンの映画ではなく、人間同士が争う映画なので「期待外れ」なのだろうと思う。私もそれには同意。
★ネタバレ注意
🌏何故がっかりなのか?
スピルバーグのSF映画だから世間の期待はそりゃ~大きい。『未知との遭遇/Close Encounters of the Third Kind』に始まって『E.T.』…まぁ『A.I.』とか…あ、『マイノリティー・リポート/Minority Report』もそうだっけ?そして『宇宙戦争/War of the Worlds』で人類とエイリアンの激しい戦いを描いたのなら…今度の新しいエイリアン映画こそはもっともっと刺激的でドラマチックで、エイリアンも沢山出て来て…人間とエイリアンが殴り合いをするぐらい生々しく怖くて面白いだろう…と期待してしまう。
ところがこの映画、ほぼエイリアンは出てこない。エイリアンの映画じゃないですね。最後までエイリアンが何なのかの説明もない。だからかなり戸惑ってしまう。
🌏じゃあこの映画はなんなのか?もやもやの理由
この映画は、人間同士がエイリアンの情報を「開示したいグループ」と「開示したくないグループ」に別れて争う映画です。タイトルの「情報開示日」を迎えるまで、二つのグループがわやわや争う話。そして最後に「開示したいグループ」がミッションを成功させる映画。
その流れの中で、エイリアンが人類に対して「過去に」どのようなアプローチをしてきたのか?…それをほんの少しだけ見せてくれる。しかしそれらのエイリアンからの人類に対する接触はとても小さくて一方的で、あまり大きな成果も見られない。そしてその意図も意味も不明。脚本の穴ではないかと思うが、明確に説明されていない点もかなり多く、最後まで謎が解明されないまま映画は終わってしまう。
まぁ…色々とプロットに穴が多いんだろうな。例えば…、
● 主人公の二人(地球上でたった二人だけ?)がエイリアンに選ばれた理由は?エイリアンは彼等を通して何をしようとしたのか?
スピルバーグのSF映画だから世間の期待はそりゃ~大きい。『未知との遭遇/Close Encounters of the Third Kind』に始まって『E.T.』…まぁ『A.I.』とか…あ、『マイノリティー・リポート/Minority Report』もそうだっけ?そして『宇宙戦争/War of the Worlds』で人類とエイリアンの激しい戦いを描いたのなら…今度の新しいエイリアン映画こそはもっともっと刺激的でドラマチックで、エイリアンも沢山出て来て…人間とエイリアンが殴り合いをするぐらい生々しく怖くて面白いだろう…と期待してしまう。
ところがこの映画、ほぼエイリアンは出てこない。エイリアンの映画じゃないですね。最後までエイリアンが何なのかの説明もない。だからかなり戸惑ってしまう。
🌏じゃあこの映画はなんなのか?もやもやの理由
この映画は、人間同士がエイリアンの情報を「開示したいグループ」と「開示したくないグループ」に別れて争う映画です。タイトルの「情報開示日」を迎えるまで、二つのグループがわやわや争う話。そして最後に「開示したいグループ」がミッションを成功させる映画。
その流れの中で、エイリアンが人類に対して「過去に」どのようなアプローチをしてきたのか?…それをほんの少しだけ見せてくれる。しかしそれらのエイリアンからの人類に対する接触はとても小さくて一方的で、あまり大きな成果も見られない。そしてその意図も意味も不明。脚本の穴ではないかと思うが、明確に説明されていない点もかなり多く、最後まで謎が解明されないまま映画は終わってしまう。
まぁ…色々とプロットに穴が多いんだろうな。例えば…、
● 主人公の二人(地球上でたった二人だけ?)がエイリアンに選ばれた理由は?エイリアンは彼等を通して何をしようとしたのか?
● その選ばれた二人が与えられた特殊能力は、本人達も自覚がなかったらしいけれど何のためのものだったのか?
……マーガレット(エミリー・ブラント)の特殊能力:
人の心を読む?共感する能力
……ダニエル(ジョッシュ・オコナー)の特殊能力:
……ダニエル(ジョッシュ・オコナー)の特殊能力:
数学、数学の公式を発音できる?宇宙人の言葉?
● エイリアンは彼方から地球にやって来れるほどの高度なテクノロジーを持つ設定だが、なぜ人類に対してはほぼ無力なのか?
● エイリアンに人間よりもはるかに優れた力があるのなら情報公開を人間に頼る必要もない。空に巨大宇宙船を数隻浮かべればばいいではないか。
● この映画のエイリアンはほぼ何の力も無さそうだ。奥ゆかしいエイリアンなのか?
● その設定にキリスト教の神的な意味付けも見られるのだが…善良過ぎる宇宙人なのか?
● ヒューゴ(コールマン・ドミンゴ)と彼の仲間はなぜ全てを理解しているのか?
● また悪者スカンロン(コリン・ファース)が特殊能力を持っているのは何故?彼も過去にエイリアンに誘拐されたのか?
● その他、人物達(特にダニエル)の行動には首を傾げるような場面も多い(脚本の問題だと思う)。
たぶん私が理解できなかった内容もあると思うが、色々と疑問が湧く設定やシーンが多い。
そして最後までエイリアンがどのような存在で何の目的で地球に来たのかがわからないので、上の疑問の答えは最後まで得られない。
エイリアンが何なのかが説明されないのなら印象は『未知との遭遇』とそれほど変わらない。確かにわからないからこそリアルなのだろうし、その説明は映画が終わった後で説明されるということなのだろうけれど。「あとは想像にお任せします」かな。そういう映画か。私はそれならそれでいいけれど。
この映画に多くの人々ががっかりしているのは、この映画がSF映画としてはかなりゆるく作られているように感じるからだろうと思います。あまり新しいアイデアも盛り込まれていないのではないか。
…例えば比べるのなら、今までに制作された「エイリアンが地球にやってくる映画/ドラマ」には『コンタクト/Contact』や『メッセージ/Arrival』『三体/The Three-Body Problem』など凄いのがありましたからね。おバカ派手路線なら『インディペンデンス・デイ/Independence Day』や『メン・イン・ブラック/Men in Black』などもある。
ところで旦那Aは今、(多少趣は違うけれど)NetflixでSFドラマ『エクスパンス -巨獣めざめる/The Expanse』を見ているのだけれど、そのような今どきのSF映像と比べても、この映画はかなりゆるいと文句を言っている。
🌏しかし1970年代に子供だった世代には思い出深いテーマ
なんだか設定がゆるい。設定もプロットもどこかで見たような聞いたようなものが多い。しかし…だからこそそれがアラ還の ワタクシ には「思わず響いた」というのもあったのですよ。
この映画を見ていて、(1975年ぐらいだろうか)当時の子供の雑誌(小学館の雑誌「小学〇年生」など)によく出ていた宇宙モノの記事を思い出した
● 宇宙から空飛ぶ円盤/UFOに乗って宇宙人が密かに地球を訪れている
● アメリカでは牧場で沢山の牛が血を抜かれて死んでいるのが見つかった
● アメリカには宇宙人に誘拐された人もいるらしい
● 沢山のUFOも撮影されていて、それを米国政府が隠している
● 米国のニューメキシコ州にUFOが墜落して宇宙人と船が回収された
● その宇宙人は小さくて👽のような顔をしている。その写真もある。
● 実は宇宙人は大昔に地球を訪れていて、その跡が今もエジプトや南米に残っている( Chariots of the Gods? (未来の記憶))
また同時期に…
● 超能力/ESP(超感覚的知覚)というものを持つ人々が存在する
● ユリ・ゲラーはその一人でスプーンを曲げたりする
● ソビエトでは超能力の才能のある子供達を集めて超能力の強化トレーニングをしているらしい
…そのような記事が当時の子供向けの雑誌にはよく出ていて、時には雑誌のおまけに「ESPトレーニング・カード」がついていたりもした笑。私もスプーンを曲げる練習した。学校給食のスプーンはクラス毎に必ず何本か曲がっていて「スプーン曲げ禁止令」が出た笑。
さてこの映画、それらの子供の頃の思い出をくすぐってくれる内容が沢山。
最初は「早くエイリアン出てこないかな~」などと思っていたのだけれど、途中から頭を切り替えた「これは私が子供の頃のSFの浪漫を満たしてくれる映画なのだろう」と。
UFOや宇宙人、宇宙船に誘拐される話もそうだし、エミリー・ブラントやコリン・ファ―スの特殊能力もなんだか超能力っぽい。それに動物とコンタクトが出来るとか(宇宙人の指示による)…なんだか色々ととても古臭い1970年代半ば辺りのオカルト&ミステリー…1979年創刊の雑誌『ムー』的な内容が沢山出てきてそれがとても楽しいことに途中で気付いた。そう思って見始めると、この映画はアラ還の世代にはとても心温まる…ノスタルジックなおとぎ話にも見えてくる。
それからまた、今年の米国政府のUFOに関する新しい映像の公開のこともあって、もしかしたらこの映画はかなりリアルなのではないかと思えないこともない。最後に情報公開がなされる場面では、とてもドキドキワクワクした。子供の頃にかえったような気持ちになった。ちょっと涙が出そうにもなった。
この温かい気持ちはノスタルジアなのだろうと思います。宇宙人に誘拐された二人のシーンはすごく嬉しくなったし(たぶん心のどこかで二人が羨ましかったり)、動物との関係も羨ましかったり…。なんとなくではあるけれど、私にとっては十分にFeel Good Movieなのかもな~と思いながら見た。楽しかった。
浪漫ですよこれは。SFの浪漫。
宇宙人がやっぱり👽な顔をしていたけれど、あまり捻りがないのもなんだか微笑ましいと思えた。宇宙人は何故遠くからはるばるやってきたのかしらね。理由が知りたいですね。
これからも米国政府は情報を公開してくれるのかな。楽しみに待ちましょう。

