2026年5月27日水曜日

伊トスカーナ州/Tuscanyキャンティ地方のキャンティ・クラシコ/Castellare di Castellina, Chianti Classico DOCG 2022と肉のロール巻きBracioleの伊ご飯



ワインで訪ねる旅シリーズ。
久しぶりにまたイタリアのトスカーナ州を訪ねます。


暫くワインを飲んでいなかった。ここのところ政治のニュースが芳しくなく、どうもお酒を飲む気になれなかった。温かくなってきたしそろそろいいかなと思ってワインを開けることにした。

この「ワインの旅」シリーズを書くようになってから、うちではワインを飲むことがイベントになってしまった。せっかく飲むならVivinoスコアで4点以上。4点以上のワインを飲むのなら、それなりのご飯も作ろうと思い気負ってしまう。まぁそれはそれで楽しいのだけれど。

先週の週末は旦那Aも三連休だったのでワインを開けようと思い立った。伊ご飯は普段からよく作るのであまり迷わずにできる。ストックしていたキャンティを開けよう。そうしよう。


というわけでできたご飯。ブラチオーラ/Braciola(複数形はbraciole ブラチオーレ/英語ではブラシオール)とは薄切りのお肉にチーズ、ハーブ、パン粉などの具材を巻き込み、トマトソースなどでじっくり煮込んだイタリア料理。イタリア料理の本を見ていたらあったので作ってみた。

お肉の中のバジルの味がおいしかった。今度はもっと具を沢山入れたい

本を見てそのとおりに作った。少しお肉を叩いて伸ばそうとしたら(Sirloin tip steak)の生肉の硬さにビビってしまい…何度叩いても繊維が切れず伸びない…ひと切れを伸ばしただけで疲れて「これでいいよね」と小さめのロールになってしまった。出来たのは小ぶりのロールが6個。トマトソースで2時間近く煮たら柔らかくなったのでほっとした。すごく美味しい。もっと沢山作ればよかった。

ロールの中身はバジル、パセリ、ペコリーノ・チーズ、生ハム、ニンニク。ネット上で他のレシピを見たら、(松の実など)もっと色々なものを入れているみたい。イタリア人のお婆ちゃんのYouTubeビデオも出てきたので今度はそれでもっと太巻きに作ってみよう。

サイドディッシュはロースト野菜とレモン風味フェネルのチーズ焼き、ルッコラと梨のサラダ、そして主食はポレンタ。すごく美味しかった!



そして開けたワインは…

Castellare di Castellina Chianti Classico DOCG 2022


これはローカルのワインショップ「Fujioka's Wine Times」を訪ねたらあったので購入。予習して最初からキャンティを買うつもりで店を訪ねた。

前回飲んだキャンティ・クラシコ「Lamole di Lamole, Maggiolo Chianti Classico DOCG 2021」がとても美味しかったので「他のキャンティも飲みたい」と探して購入したワインのひとつ。2022年はいい年だったそうでVIVINOでは4.0点。
 

キャンティの色は綺麗なルビー色

さてワインのお味は…

これもおいしいですね~。やっぱり飲みやすい。スムースで重くない。色はこのキャンティはLamole di Lamoleよりちょっと濃いかな。酸味もある。あまり明るい色合いではないけれど美味しいし飲みやすい。重くはないが、しかし透明な軽いワインというばかりではない印象。

今回のこのキャンティも「何味、何の香り」を考える前にスイスイと飲んだ。味もあまり複雑な印象はない。ただ飲みやすくておいしい。もしかしたらキャンティとはそういうワインなのかも。あまりフルーツの印象もないのだけれど、解説を読むと赤系果実、リコリス、カシスなどと出てきた。

1日目はアルコールを感じない。だから飲みやすい。サラサラと喉を通る美味しい飲み物。酸味のおかげでトマト系の料理と合わせるとすごく美味しい。食事に合わせるととても美味しいワイン。

2日目はほんのすこしアルコールが前面に出てきた。そして色合いなのかテクスチャーというのか、少しパウダリー…土っぽいのに気付いた。あれ?と思った。解説を読むと、赤スグリやタバコ、陽に焼けた土、そしてほのかな杉のスパイスの香りなどとあった。なるほど前のキャンティとは少しテクスチャーが違うのかも。
 
2日目はポレンタを焼いてみた
肉巻きは2日目の方が美味しい
この厚み1cmのフェネルがおいしい。
これは先にレモンの輪切り1枚とオリーブオイルをいれたお湯で20分茹でてます。その後でパルメザン・チーズをのせて、グリルかフライパンで焼く。

ワインは3日目でも風味がそれほど変わることもなく、またトマトソース料理と合わせたら十分美味しかったです。

3日目はローストしたナスの残りのトマトソース・フジーリ

2022年のワインなのだけれど、とある情報によるとこのワインは熟成の可能性もあり、5年以上寝かせてもいいのだそうだ。



それではワインの情報
キャンティ地方の情報は前回の「Lamole di Lamole」の感想に書いているので簡単に。


キャンティ/CHIANTI というのはイタリアのトスカーナ州内の地方。トスカーナ州の真ん中辺りに位置するエリア。キャンティのワインとはその地方で育てられる葡萄サンジョヴェーゼを主に原料とするワイン。


DOCGとは
=Denominazione di origine controllata e garantita。イタリアの原産地認定の印。イタリア語で「原産地統制呼称」の意味。


キャンティ・クラシコ/Chianti Classico とは
キャンティの地方の中で一番大きなエリアが「クラシコ/Classico」と呼ばれる。北はフィレンチェから南はシエナの間に位置する地方。この土地内で一番古い歴史を持つ「キャンティ」のエリアを中心とした土地で出来るワインを「 キャンティ・クラシコ/Chianti Classico」と呼び、それらはDOCGの認定を受けている。このキャンティ・クラシコ 地方内のワインメーカーはキャンティ・クラシコ協会(地元の生産者協会)に所属していて、協会メンバーの作る「クラシコ」のワインのボトルにはその印…黒いニワトリ(gallo nero)のロゴが印刷されている。

黒いニワトリ


キャンティ・クラシコは使用される葡萄の80%以上が葡萄種サンジョヴェーゼ/Sangioveseであることが厳しく制定されている。





このワインの情報…

Castellare di Castellina Chianti Classico DOCG 2022



ワイナリー:カステラレ・ディ・カステリナ/Castellare di Castellina

1970年代に、最高品質のワインを生産するという目標のもと、パオロ・パネライの発案で… カステラレ(Castellare)カゼッレ(Caselle)サン・ニッコロ (San Niccolò)レ・カーゼ (Le Case)…の4つのワイナリーが合併して誕生した。この会社は現在ワイン以外にも、オリーブ・オイルやビネガー、グラッパなどを生産しており、またワイナリー内でのテイスティングやツアー、さらに8名が滞在できる宿泊施設ヴィラを運営するなどの事業も行っている。

1970年代はワイン生産を盛り上げる事業が盛んで、当時のことはイタリアン・ワインのルネッサンスとも呼ばれているそうだ。この会社はその時期にワイン造りの伝統と革新的な改革を融合して新しいワインの開発に取り組んだ。

伝統的な方法によるブドウ畑と土壌の手入れ、耕作しやすい土壌と「ソディ」(硬い土壌)の区別し、トスカーナの伝統的な製法でワインを生産し続ける決断をし、またトスカーナ固有のブドウ品種のみを使用し、「世界最高峰の赤ワインとして国際的に認められるワインを生産する」という意志で改善に取りくんだ。

一方で革新的な取り組みとしては、ミラノ大学とフィレンツェ大学と共同で、キャンティ地方初の実験用ブドウ園を創設、サンジョヴェーゼのクローン(サンジョヴェート)を開発。またワイン醸造工程にも改革が続けられた。

カステラレ社はまた、小型のフレンチオーク樽(フランス産オーク材の小樽)をいち早く導入したワイナリーの一つでもある。


産地

トスカーナ州、キャンティ・クラシコ地区の中心部に位置するカステラレ・ディ・カステリナ社は、合計80ヘクタールに及ぶ広大な敷地を有しており、そのうち20ヘクタールはオリーブ畑が占めている。ブドウ畑は、標高平均370メートルの丘陵地帯に広がる、南東向きの自然の円形劇場のような地形の斜面33ヘクタールの土地。樹齢は7年から45年以上に及び、最高の品質を追求するため、1ヘクタールあたりの収量は極めて低く抑えられている。

日照条件に恵まれ、水はけが良く、石灰岩質の泥灰土、ガレストロ(片岩)、そして少量の粘土が混在する土壌からは、赤・白ともに骨格がしっかりとした凝縮感のあるワインが生まれる。これらのワインは、瓶内での長期熟成にも十分に耐えうる品質を誇る。


葡萄

🍇 サンジョベーゼ
イタリア中部地方を原産とする赤ワイン用ブドウ品種。トスカーナ州はイタリア国内最大のサンジョヴェーゼ栽培地。

カステラレ社では、1979年に実施されたブドウ樹の調査に加え、試験畑での栽培実験や小規模醸造(マイクロ・ヴィニフィケーション)による比較検討の結果に基づき、サンジョヴェート種およびマルヴァジーア・ネーラ種について最良のクローンへの植え替え(接ぎ木)が行われた。

またサンジョヴェート種の改良・開発において、カステラレ社のブドウ畑には現在その土地固有のテロワールに最適化された最良のクローンが植えられている。これは、サンジョヴェーゼという品種が、気候や地形のみならず、「テロワール」に含まれるあらゆる要素に対して敏感に反応する品種であるということにより選択されている。

カステラレ社のブドウ畑では、有機ワインの生産のため合成化学物質は一切使用されていない。

その哲学は、同社のワインラベルにも表れている。ラベルには毎年ヴィンテージごとに異なる鳥の絵が描かれているが、そこに描かれるのは、ブドウ畑における殺虫剤や除草剤の無差別な使用によって、近年その姿がますます希少になりつつある鳥たちである。


このワインの特徴は…


Sangiovese(90%)とCanaiolo(10%)のブレンド
カステラレ社の「キャンティ・クラシコ」は、カベルネやメルローといった国際品種を一切加えることなく、イタリアの伝統的な製法を忠実に守り続けている。イタリアで最も名高いワインの典型的なスタイルを守り抜くため、使用するのは土着品種のみ。

このワインの色合いは、サンジョヴェート種特有のルビーレッド。香りは芳しく、赤系果実、リコリス、カシス、野生のイチゴ、アイリス、砕石、乾燥オレガノの香り、そして微かなバニラのニュアンスが心地よく漂うフレッシュな印象。口に含むと心地よい甘みが広がり、丸みのある柔らかな口当たりとフルーティーな味わいが楽しめる。極めてエレガントな後味。この辛口ワインは、きめ細かくパウダリーなタンニンと明るい酸味を持ち、今後数年で美しく調和する。

明るいチェリー、赤スグリなどの果実味を主体に、アーモンドのニュアンスや、微かなタバコの香り、陽に焼けた土、そしてほのかな杉のスパイスの香りが、見事に調和して広がる。しなやかで丸みのある口当たりに加え、ベルベットのような滑らかな舌触りと、長く続く余韻が特徴。口に含むと、しっかりとした骨格と爽やかな酸味が感じられ、料理との相性が極めて幅広い万能なワイン。


ヴィンテージ(年)ごとに異なる鳥をラベルに描くことで知られる

2022年に描かれたラベルの鳥…「サルティンパーロ(Saltimpalo)」
スズメ目に属する小鳥は、丸みを帯びた愛らしい姿と、杭や小枝、あるいは高い足場などの頂に好んで留まる習性で知られている。サルティンパーロは単独行動を好む鳥であり、渡りの時期であっても単独で移動する。枝などに留まっている間も絶えず尾を動かし、獲物を探すことに全神経を集中させる。短距離を移動する渡り鳥であるため、長距離を飛翔することはない。


組み合わせ

肉のソースを使ったパスタ、熟成チーズ、肉の煮込み料理、ロースト料理、そしてとりわけ伝統的な「フィオレンティーナ・ステーキ」といった骨格のしっかりとした味わい深い料理と見事に調和する。セージを添えたグリルポークチョップはワインを少し冷やして、ナスとパルミジャーノチーズのグラタンと合わせれば、ワインの酸味が溶けたチーズとトマトソースの辛味を和らげる。ミートラバーズ・ピザ、スパゲッティ・ミートボール、ベジタリアン・ラザニア、ラグーソース、ウサギ肉のロースト、あるいは仔牛すね肉の煮込みとも相性がいい。非常に汎用性の高いワインで、骨格のしっかりとしたメイン料理との相性が抜群。煮込み料理や中熟タイプのチーズともよく合う。



★ このキャンティも美味しかった。酸味と飲みやすさがトマトソースに合う飲みやすいワイン。前に飲んだキャンティより色は少し濃い。光に透かせばルビーの色が見えるが、グラスに沢山注ぐと透明ではない。2日目には印象が少し違って、酸味がありながらも少しパウダリーなテクスチャーを感じた。どうやらタンニンの舌触りらしい。3日目もそれほど印象は変わらない。飲みやすくすいすいと飲めるしイタリア料理に合うので、キャンティはやっぱり好きなワインだと再確認できたのはよかった。


このワインもトスカーナ地方のワインなのだけれど、ワイナリーが(以前にも書いたが)昔滞在したトスカーナの町サン・ジミニャーノ近郊の東側にあって懐かしかった。「あの景色の中のブドウ畑」からできるワインだと思うと親しみがわく。今地図で調べたらこのワイナリーはサン・ジミニャーノから30キロぐらいらしい。車なら45分。あの辺りは農家を改装したホテルやヴィラが多いのでまた行きたいな~。


ワインメモ
🍷Castellare di Castellina Chianti Classico DOCG 2022
Vivino.com Score: 4.0

Winery: Castellare
Grapes: Sangiovese
Region: Italy / Central Italy / Toscana / Chianti / Chianti Classico
Wine style: Italian Chianti Classico Red
Alcohol content: 13.5%
Wine description
The original formula of the famous Italian, maintaining the beautiful red ruby typical of Sangioveto. A wine that wants to reach, with its uniqueness, the maximum of elegance.



2026年5月26日火曜日

🥭亀のフルーツ話:未熟マンゴーのジャムを試作



フルーツ話の前にちょっと書きたいから書く。
ビーサンでバスケをやった。35年ぶりぐらい…いや実質47年ぶりかな?フリースローの位置からボールが全然届かねぇ~。しかし斜め下から打てばなんとか入る。嬉しいじゃん。面白い。強風で髪を振り乱し時々ビーサンが脱げて片足裸足で走る野生のババア笑笑笑。ハワイだから許される。

(その翌日の)昨日…身体全身が痛い。肩が痛い腕が痛い背中が痛いお尻が痛い腿が痛い。昨日はカウチで1日中寝てました。身体中が痛くて何もできない。年寄りの冷や水ですね。掃除機をかけるのも辛い。

ところでバスケの動きは(時々やってる)ピックルボールや自転車とは全然違う筋肉を使うことがわかった。肩から腕が痛いし、腿も痛いということは…自転車はあまりいい運動になっていないということだろう。上半身の筋肉を使うのはいい事だと思った。

身体が痛いので昨日1日中だらだらして出来た仕事はご飯作りと未熟マンゴーのジャム作りのみ。そのマンゴーのジャムの話をしよう。


未熟マンゴーのジャムを作る
週末にスーパーで赤く熟れたマンゴーを買ってきた。昨日お昼にカットしたら熟れていなかった…まだ固い。色も白っぽい黄色。オレンジ色じゃない「あ~これは食べられないわ」。こんなに固いと鳥も食べない。以前は未熟のマンゴーを開けて、切り口をまた合わせてラップで包めば熟れるかと思いやってみたが、それはダメなのですよ。しばらく置いていてもマンゴーは固いまま、食べられないまま。結局捨てるしかない。もったいない。というわけでなんとか無駄にしない方法はないかとネットで調べてみた。

あった。未熟のマンゴーを砂糖とレモン汁で煮ればジャムができるらしい。じゃあやってみようと昨日試作してみた。

材料
未熟のマンゴー  角切り
砂糖        マンゴーの1/3
レモン汁      半切り分を絞る


外はこんなに赤いのに
中は白っぽい黄色。固いです。下の実を指で押した跡がある。
サイコロに切ります。汚いまな板をなんとかしろ。
このような感じになりました
マンゴーの1/3のお砂糖とレモン汁を入れて混ぜます
20分ぐらい煮たかな。水分が出てきた。
フルーツが固いのか30分以上煮ても果実がゴロゴロしてます。オレンジ色に透き通るようになるまで時間がかかった。
これでほぼ1時間。まだ実が残ってます。
スプーンで潰しましょう。ポテトマッシャーがいいかも
こんな感じかな。
トロっとしてる。これでいい。味も悪くない。
数時間後、鍋が冷めてからボウルに移す。なんだかゼリーのように固まってた
翌日。一晩冷蔵庫で冷やしたらもっと固くなってた。ゼリーみたい。でも美味しい。
ヨーグルトにも入れる。かなり美味しい。

今まで未熟のマンゴーにあたると食べられなくてもったいなかったのですけど、煮れば美味しいジャム(らしいもの)が出来ることがわかってよかった。温かい時はトロっとしていたのに冷やしたらゼリーになったので、トロトロにするなら熱い鍋の中でサラサラくらいがいいのかな。熟れてないマンゴーなのにすごく美味しいです。スパイスを入れたらチャツネになるのだと思う。実験大成功。


2026年5月21日木曜日

Michael Jackson - Wanna Be Startin' Somethin' (1982)



ダンスの原点

 

Michael Jackson - Wanna Be Startin' Somethin'
Album: Thriller
Michael Jackson
Released: November 29, 1982
℗ 1982 MJJ Productions Inc.



今週はやっぱこれだな。これはいいな~やっぱ。マイケルすごいね。

『Thriller』のレコードに針を落とした時にこの曲が聴こえてきて「ああ…」と思った。当時はまだまだ音楽を十分に知らない頃。ただただノリがいい曲だなと思ったと思うけれど、いいと思ったのはやっぱ「ビレーッビレーッ」と一緒に歌える「Beat it」だったと思う。どうかな…「Billie Jean」もあまりピンとこなかったし「Thriller」も実はあまり…(いや嫌いではない。ずいぶん演劇的だと思った。長いMVの間奏は最高)。実はこのアルバム、(本音は)あまり好きな曲がなかったかもしれない。どちらかといえば私は時代的にDiscoの影響の強い『Off The Wall』の方が好き。じゃあ『Thriller』はどの曲がよかったのよ?

これでしょう「Wanna Be Startin' Somethin' 」。今なら間違いなくこれだわ。今でもノリノリ。一番好きだ。同じリズムで延々と身体が揺らせる。間奏の乾いたギターはたまらんね。クインシー・ジョーンズの神業もありますね。ホーンセクションのキレも最高。最後のママセーママサー…には思わず立ち上がって手を叩き始める。この曲はリピートして延々と聴ける。


ここ数年 ワタクシは英国のダンス・ミュージックばかり聴いていて…だから踊れる曲にはすぐに惹かれる。もうバラードを聴くことはないかもしれないと思うほど。ただただ踊れるビートが好き。ノセてくれるリズムが好き。だからなのだろう、この曲は今聴いても最高にいい。

近年、英国のダンス・チャートに上がってくる曲を聴いて「ビートばかりのグルーヴ優先でメロディが無くなりつつある」などと ワタクシはよく文句を言っているのだけれど、まさにこの曲もグルーヴとビートだけで成り立つ曲。驚くほど今聴いても古い感じがしない。今でもいける。

いや、今のEDMよりパンチが効いてますね。こちらの方がゴリゴリにノレる。太古アフリカ人類のご先祖様の血が騒ぐ笑。


大昔から複雑なコードやメロディに頼らずに強いビートとフレーズの繰り返しのグルーヴで成り立つ曲はあった。ジェームス・ブラウンのゲロッパもそれ。ダンスに特化した曲は昔からあった。この曲もその系列だと思うけれど、1982年なのでもっと速いしエッジが聴いている。いや~かっこいい。

マイケルはとにかくリズムの人なのね。バラードも沢山歌っているけれど、この人の強みはいかにかっこよくリズムが刻めるかなのだと思います。そこが超人的にすごかった。キレキレ。だからダンスもすごかった。

この曲のボーカルは元気もいい。声に勢いがある。傑作かな。良く知られる曲だけれど、今週はこの曲をとりあげよう。


Wanna Be Startin’ Somethin’
Michael Jackson
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[Intro]
Ooh

[Pre-Chorus]
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃ
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃね

[Chorus]
超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)

超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)


[Verse 1]
ベイビーを医者に連れて行ったんだ
熱があるのに 医者は何も見つけられない
それが街に広まる頃には
彼女が精神的に参ってるって皆が言った

誰かがいつも
僕のベイビーを泣かせようとする
喋って キーキー言って 嘘をつき
君は何かを始めたいんだろと言う


[Pre-Chorus]
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃ
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃ

[Chorus]
超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)

超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)


[Verse 2]
いい人のふりをするのが好きでしょ
ほんとはいつも悪い奴なのに
彼に彼女を嫌わせることなんてできないよ
だから君の舌は剃刀のようにシャープになった

誰かがいつも
僕のベイビーを泣かせようとする
裏切り、狡猾に、衰退して
君は僕のベイビーを泣かせた


[Pre-Chorus]
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃ
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃね

[Chorus]
超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)

超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)


[Post-Chorus]
君たちは野菜だよ (You're a vegetable)
君たちは野菜だ (You're a vegetable)
今も 皆君が嫌いなんだ (Still, they hate you)
君たちは野菜だ (You're a vegetable)
ただのビュッフェだ
(You're just a buffet; you're a vegetable)
君たちは野菜だ (You're a vegetable)
皆君にたかって食べちまう
(They eat off of you; you're a vegetable)
君は野菜, ow


[Verse 3]
ビリー・ジーンはいつもお喋り
誰も喋ってない時にも
嘘をついて 肩を寄せ合って
だから皆彼女の口がモーターみたいだって言った

いつも誰かが
僕のベイビーを泣かせようとする
喋って キーキー スパイして
君は何かを始めたいんだろと言う


[Pre-Chorus]
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃ
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃね

[Chorus]
超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)

超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)


[Post-Chorus]
君たちは野菜だよ (You're a vegetable)
君たちは野菜だ (You're a vegetable)
今も 皆君が嫌いなんだ (Still, they hate you)
君たちは野菜だ (You're a vegetable)
ただのビュッフェだ
(You're just a buffet; you're a vegetable)
君たちは野菜だ (You're a vegetable)
皆君にたかって食べちまう
(They eat off of you; you're a vegetable)
君は野菜, ow


[Interlude]
Ow
(Hee-hee-hee, ha) Ooh


[Verse 4]
ベイビーを食べさせられないなら (Yeah, yeah)
じゃあベイビーは持たないで (Yeah, yeah)
たぶんなんて考えない方がいい (Yeah, yeah)
ベイビーを食べさせられないのなら (Yeah, yeah)

君はいつも
あの子供を泣きやませようとするだろう
急き立て、盗んで、嘘をつき
今ベイビーはゆっくりと死にそうだ


[Pre-Chorus]
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃ
何か始めたいんでしょ
何か始めなきゃね

[Chorus]
超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)

超えるには高すぎて(Yeah, yeah)
下を抜けるには低すぎる (Yeah, yeah)
真ん中に挟まれて (Yeah, yeah)
痛みは 雷のよう (Yeah, yeah)


[Bridge]
頭を高く上げて
世界に向かって叫ぼう
「僕はすごい何者かなんだよ」って
真実を公開せよ (Hee-hee-hee, ha)
誰も君を傷つけられない
なぜなら君は真実を知っているから
Yes, 僕は自分を信じてる
だから君も君を信じて

一緒に歌って


[Outro]
Mama-say, mama-sa, ma-ma-ko-ssa (Hoo-hoo…)...


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Songwriter:  Michael Jackson




ママセーママサーの元ネタ


お猫様H:この頃の猫さん



そうだ 猫さんの写真だ。

キャ~ カワイ~💕


最近の猫さんはよく寝ているのであまりいい写真が撮れない。なのでこの頃の写真をランダムに。

クローゼットの整理もまだ終わっていない。いくつかアイロンをかけなくてはならないジャケットがあって(めんどくさいので)作業が進まない。それさえやってしまえば終わるのだけどな~。

まだまだ他にも色々と手を付けなければならないものが沢山。キッチンの引き出しの整理に、本棚も一度整理しなければ…。ペンキを塗らなきゃいけない壁もいくつかあるし。いつ終わるのかわからないです。家事はエンドレス…。


2026年5月19日火曜日

映画『マイケル/Michael』(2026) :人類最強のスーパー・スターの栄光をもう一度





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『Michael』(2026)
/米・加/カラー
/2h 7m/監督:Antoine Fuqua』
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週末に見てきた。

よかった💕

楽しかった💕



無茶苦茶やたらと楽しかった、ひ~ほ~♪
一緒に踊りたくなった フ~♪


マイケルさんはね、私の世代にとっての最大のスターなの。疑いようもなく最強。スリラーが流行った時 ワタクシ大学生。東京で嬉し恥ずかしドキドキ美大生として人生の第一歩を歩み出した頃。その1983年にマイケルのアルバム『スリラー/Thriller』が爆発的に大大大大ヒットした。あれは現象でした。

もうとんでもなかったです。最初にMVを見たのはいつだろう?たぶん「Billie Jean」かな。おそらくベスト・ヒットUSAで流れたのではないか。「Beat It」もあの番組だったかも(MTVが日本で流れるようになったのはもっと後ではなかったか)。

その「Beat It」が出た頃には、メディアが騒ぎ洋楽ファンがまず「マイケルマイケル」と言い始めていた。日々のラジオでも彼の曲がよく流れていた。

米国でシングルの「スリラー/Thriller」が出たのが1983年の11月なので、あの有名なMVが日本で流れたのも1983年の年末か1984年が明けてからではないかと思う。もうその頃までには、日本でのマイケル人気は洋楽ファンのみにとどまらず。日本中のありとあらゆる老若男女がマイケルマイケルと騒いでいたと思う。

とにかく凄かったのよ。「マイケル現象」だったと思いますあの時代は。



この映画は、マイケルが子供の頃から、一番凄かった頃のマイケルに成長するまでを描いた…かっこいいマイケル・ジャクソン様の映画。パチパチパチパチ…拍手。よかったです。

そしてこのマイケルを演じるのが、マイケルの実の甥のジャファー・ジャクソン/Jaafar Jacksonさん。彼はマイケルのお兄さんのジャーメインさんの息子さん(30歳)だそうです。なんとなんと…これはファミリーがマイケルの栄光を称える映画だったのね。このジャファー君が最高に素晴らしい。叔父さんのマイケルも天国で彼を誇りに思っていると思います。なんかいいよね。ファミリーの愛が感じられる映画。


もうそれだけで十分だと思う。ジャファー君はよく頑張った。大きな拍手。昔若い頃のマイケルを見ていたこのおばちゃんも、ジャファー君は本当に素晴らしいと思った。あの繊細で傷つきやすい、ちょっと揺れるように曖昧で、心配になるほど子供のように純粋な…そしてステージ上では人類最強のスーパースターになる叔父さんの様子を、彼は本当によく演じていた(違うのは手足の長さとお尻の幅、腿の太さぐらいか)。ほんとにほんと、ジャファー君が素晴らしかった。きっとマイケルが天国で彼を誇りに思っている。それでいいんだよね。Feel Good Movie。それでOKなのです。

映画を見終わって旦那Aと二人…80年代のあの頃に全盛期のマイケルを見ていた年寄り二人は、笑顔で軽やかにステップを踏み、鼻歌を歌いながら幸せな気持ちで映画館を後にした。楽しい映画だった。ありがとう。



配役がいい

丁寧に作られた映画だと思います。配役が素晴らしかった。マイケルのジャファー君はもちろん。お父さんやお母さんも「あ…そうそうあんな感じだよね…」と思わせるリアルさ(マイケルのご家族はドキュメンタリーなどで見ている)。皆かなり雰囲気が似ていると思います。

まずマイケル…彼の甥のジャファー・ジャクソンさんは…マイケルを演じるのに(色々な意味で)もうこれ以上の人はいないでしょう。マイケルの甥だもの。彼が憧れの叔父さんを全身全霊で誇りをもって演じていて、その努力と完成度に息を呑む。私達にもう一度マイケルがいると思わせてくれる。声も似ている。
彼が叔父さんを演じるにあたり、ジャクソン・ファミリーの愛が現場に溢れていたことは想像できる。これはマイケルと共にジャクソン・ファミリーの映画でもありますね。(もう一度)マイケルと、そしてジャクソン・ファミリーがいかに素晴らしかったのかを思い出させてくれる。その大役をジャファーさんが全力で演じ切ってます。もうそれだけで涙が出そうだ。

お父さんのジョゼフさんを演じるコールマン・ドミンゴ/Colman Domingoさん。この俳優さんは去年Netflixで見たドラマ『The Four Seasons (2025)』の優しいダニーを演じた俳優さんだと後から知って驚いた。あの優しい穏やかなダニーの俳優さんが、この映画では、厳しくマッチョな昔気質の怖いお父さんを演じていて、それがリアルで信じられる。ダニーとは全く正反対のキャラ。まさか同じ俳優さんだとは信じられない。マイケルのお父さんのジョゼフさんは目の色が少し薄いお方で、このコールマンさんもカラコンをして演じていた。あの怖い雰囲気がとても似ている。驚き。ものすごく上手い役者さんなのだろうと思います。

ジョゼフさんを見ていて思ったのは…確かに彼は厳しい父親だった。それは本当。マイケルが反抗した気持ちももちろんわかる。十分にわかる。しかしこの厳しいお父さんがマイケルの才能をまず最初に見抜いて、彼の才能を伸ばしてあげたからこそ後のマイケルが生まれたのも事実。もしあのお父さんがマイケルの才能に気付かなかったとしたら、果たしてあのマイケルは存在していたのだろうかとも思わずにはいられない。だからやっぱりジョゼフさんの存在がマイケルの人生の中では大きいのも事実なのだろうと映画を見ながら思った。ジョセフさんは間違いなくマイケルを愛していたと思う。ちょっと複雑で悲しいけれど。

それからお母さんキャサリンさんを演じたニア・ロング/Nia Longさん。彼女の柔らかで上品な物腰も雰囲気が似ている。マイケルは優しいお母さんを慕っていて、彼女がマイケルの心の拠り所だったこともよく描かれていた。そういえばマイケルが亡くなった時に、彼の3人の子供達がキャサリンさんの元で育つことになったエピソードも思い出した。あの優しいお母さんはジャクソン・ファミリーの中でとても大きい存在のだろうと納得した。

弁護士からマイケルのマネージャーになったジョン・ブランカ氏を演じたのは、映画『セッション/Whiplash』(2014) の主役を演じたマイルス・テラー/Miles Tellerさん。彼も大人になった。ちょっとびっくりのマイク・マイヤーズ/Mike Myersさんも(短いシーンだけれど)出てます(私は全く気付けなかった)。

お姉さんのラトーヤ・ジャクソンやクインシー・ジョーンズ、ドン・キングなどなど見覚えのある人物達も出て来て面白い。ジョン・ランディスは横顔が一瞬移っただけかな笑。

そしてマイケルの子供時代を演じた Juliano Krue Valdi さん。彼も本当に素晴らしかったです。歌ってるのかな。上手いです。すごいね。大きな拍手💕



この映画、プロの評価サイトの Rotten Tomatoes では大変評判が悪いです…100点満点で39点。まぁ酷い。それなのに同サイトの一般映画ファンの評価は97点です笑。いかにプロの批評家がトンチンカンなのかがよくわかる。

プロの批評家というのは、どうしても「知ったか」をしなければならないものなのだろうと思う。彼らは映画を見て本当に楽しめてるのかな?と疑問に思う。


この映画は「いかに正しい伝記映画なのか」を見る映画ではないのですよ。この映画の意図は…

a celebration of one of the greatest entertainers, showmen, musicians and best-selling artists of all time 
史上屈指のエンターテイナー、ショーマン、ミュージシャン、そしてベストセラー・アーティストの人生(の前半)を称える映画


それだけで十分なの。マイケルの栄光を称える映画。だからいいの。素直な観客はそれがわかっているからみんな高得点を点けてる。観客が見たいものを直球で見せてくれる最高のエンタメ映画。あの偉大なマイケルを素直に称える映画。だから素晴らしい。頭でっかちの批評家はわかっていないのね。

この映画は、マイケルとジャクソン・ファミリーの成し遂げた栄光をあらためて思い出させてくれる映画。意図はそれだけ。決して彼の人生の裏側にまで踏み込んで…正確な、重箱の隅をつつくように再現した映画…ではないと思う。だからこそいいのですよ。



私達は忘れてはいけない。世間は彼の人生の後半…マイケル・ジャクソンにあまりにも厳し過ぎたことを。あの当時のマイケルに対するメディアの報道が、彼にとって十分に公平/フェアだったのかを私達はあらためて考えたほうがいいと思う。

『スリラー』の成功の後、アルバム『Bad (1987) 』が出た頃から、メディアは彼の行動を奇異なものとして取り上げ始めたことを思い出す。
彼の度重なる整形や、肌の色が明るく変わっていったこと(それが皮膚の疾患によることは後で知った)、彼が酸素タンクで寝ているとか、ネバーランドでチンパンジーを飼っているとか、そして1993年には彼と親しくなった子供の虐待疑惑…などなど、あの頃のマイケルのニュースはむしろ音楽以外のことの方が多かったのではないかとさえ思う。そしてそれらは次第にエスカレートしていった。

1995年以降…私はロンドンに住んでいたのだけれど、ま~とにかく英国のメディアはマイケルに意地悪だった。気分が悪くなるほどだった。あれは英国のメディア全体によるアーティストへの酷い「いじめ」だった。
マイケルが1996の Brit Awards で歌えば「キリストのつもりか」と叩き、2002年には彼がバルコニーの柵の外に赤ちゃんを吊り下げて危険に晒したと言って叩き、2003年の Martin Bashir によるインタビューでは、意図的にマイケルに親しく接して安心させたうえで誘導尋問し、マイケルが無邪気に「子供達とベッドルームでパーティーをするんだ」と言えば…後からそれがいかに異常なのかと叩き…。

※追記:昨日このエントリーを書いてから調べたら、2005年には半年に及ぶ刑事裁判も行われていたのですね(私は当時忙しくて記事を見ていなかった)。結果は無罪。しかしこの裁判でマイケルは精神的・肉体的にかなり消耗し、処方薬への依存が悪化したと言われている。

あの頃の世の中はマイケルに厳し過ぎた。



『Bad 』の後も『Dangerous (1991)』『Invincible (2001)』と、マイケルはいいアルバムを出し続けていた…のにも関わらず、世間でのマイケルの印象は…とにかく奇異な人、変わり者、おかしな人、不可解な人…だった。彼の楽曲やアルバムのことよりも彼のゴシップ記事を見かけることの方が多くなっていたと思う。

若い頃のマイケルがあれだけ多くの世界中の人々を楽しませ幸せにしたのに、その後の彼に対する世間の仕打ちは酷いものだった。沢山の醜いタブロイド記事が彼の人生の後半を彩ってしまったことは本当に残念なことだと思う。

それらの雑音のせいで1990年代以降のマイケルの音楽には、私も十分に敬意を払っていなかった。あれほどの才能のあるアーティストに対して、それは決して公平な目線ではなかったと今は思う。



考えてみれば…、今 Rotten Tomatoes の(この映画の)批評を書いている人々が、それらの過去の醜いゴシップとマイケルを安易に結びつけ、「マイケルの闇を描かなければ本物のマイケルの映画ではない」と思ったとしても不思議ではないかもしれない。

※追記:実際にそれらの批評のいくつかを読んでみたら、マイケルを異常なくらい徹底的に嫌っている人も数名いた。彼らはどのようなマイケルの映画を見ても決して満足しないだろうと思う。アメリカのインテリの中にはそのような考えの人も結構いるらしいことを今回初めて知って驚いた。



彼等プロの批評家は今35歳ぐらいだろうか。中堅のライターで40歳ぐらいだろうか。

それらの批評家は、

輝いていた頃のマイケルを知らない



1983年当時のマイケルが(そして1983年以前の)マイケルいかに凄かったのかを、彼らは実際には見ていないわけだ。あの頃のマイケルがいかに凄かったのか。彼がいかにモンスター級のスーパースターだったのかを、彼らは知らない。

大昔のタブロイドをいくつか読んで、アルバム数枚を1回だけちょこっと聴いて「なるほどマイケルとはこんな人か?」などと「知ったか」で、「いや~この映画は彼の本当の姿を書いていないからダメだ」などとうそぶく若造に、1980年代のマイケルのものすごさと世界中の人々の熱狂がわけるはずもなし。頭ごなしに最初からマイケルを嫌っている批評家に、この映画のフェアな批評ができるわけもなし。


だからこそ輝いていた頃のマイケルを直球で描いたこの映画には意味がある。



この映画を一番楽しめるのは、あの頃のマイケル現象を経験した世代の人々かもしれないと正直思う。

日本人なら…『スリラー』を基準にして…1983年に中学生13歳ぐらいから大学生23歳ぐらいまで…1960年生まれから1970年生まれ…現在56歳から66歳ぐらいの世代だろうか。マイケルの『スリラー』の頃を覚えている世代。マイケルにガチで熱狂した世代。この世代の方々にはこの映画は本当に楽しいと思います。

マイケルが最高に輝いていた頃を覚えている人。マイケルをテレビで見て必死に「スリラー」や「Beat It」のフリコピをし、ムーンウォークを必死で練習した世代。ペプシのCMが放送されるからとテレビの前で正座して待った世代(…いや正座したのは「Bad」の長編MVかもしれぬ)。この映画はその世代の人々にはこれ以上ないくらい楽しめる映画です。

(その世代にとっては…)あの頃の自分がマイケルを見ながら何をやっていたのか、マイケルを聴きながら、歌いながらどんな生活を送っていたのかを思い出して笑顔になり、ノスタルジーに浸ってニヤニヤし、そしてあらためていかにマイケルが凄かったのかを再確認し、人類最強のスーパー・スターだったあの頃のマイケルを思い出してしてドキドキワクワクすれば、楽し過ぎてきっと身体中の細胞も若返る笑。


もちろん、全ての若い世代の人々に、そして全ての音楽を愛する人々にとっても最高に楽しい映画だと思います。

マイケルの栄光をポジティブに未来に伝える映画は必要。マイケルへの愛とリスペクトと共に、これは直球の素晴らしい映画です。誰が見ても最高の映画。

ぜひ映画館の大きなスクリーンで全身に音を浴びながら見るべし


1984年の Jacksons の Victory Tour が見たかった。あれは日本には来なかった。「Can You Feel It」のビデオはかっこよかった💕ドキドキした。 
ひゃ~思い出したわ。いい時代だった。
ワタクシはね、1987年と1992年のマイケルのコンサートを日本で3回見た!
😎ジマン


いや~楽しかった。
本当にいい映画だった。
よかったよかった。
やっぱり「Beat it」と「スリラー」のフリコピを頑張ろうと思った
Love, love, love...



追記…マニアの視点
途中で Cheap Trick の名前が出てくるのよ ウヒヒヒヒヒ。でもね、1983年頃の Cheap Trick はそんなにヒット曲もなかったと思うので事実と違っているかも。ブルースとシンディーはありかな。





2026年5月18日月曜日

🥭亀のフルーツ話:今年のパパイアと食後のフルーツの習慣



おそらく今年の初物だと思います。ハワイの贅沢。

5月になって、お店でサンライズ/ストロベリー・パパイアの山を見かけたので買ってきた。去年初めて知ってその美味しさに驚いたサンライズ・パパイア。実はこのパパイア…去年の秋を過ぎて冬になってもお店に出てました。寒い寒いと言っていた冬の間も、パパイアはハワイのどこかで生っていたようです。しかしなんとなく旬のいいシーズンではない気がして冬の間はパパイアを買わなかった。…今の5月なら気温も温かくなったし、夏のパパイア・シーズンが始まったのだろうと思って買ってきた。


半分に割るとジューシー
相変わらず派手なフルーツ
種を出して
4等分に
ゴージャ~ス
こんな感じでランチタイム

いいですね~。すごく美味しかった。ただ二人で半分ずつ食べたら結構多かった。デザートなら4分の1ぐらいが丁度いい。

* * * * *

さてワタクシがフルーツのことを「亀のフルーツ話 」のお題で度々書くのには理由がある。以前にも何度かここに書いているのだけれどワタクシは生のフルーツがあまり得意ではない。

酸っぱい
酸っぱいから知覚過敏になって歯が痛い
皮を剥くのが面倒
フルーツは1種類だけ食べるとすぐに飽きる
フルーツだけでは食事にならない
あくまでもおやつ感覚
でも酸っぱいからヤダ
日本のフルーツほど美味しくない

…などなど理由は沢山。特に日本以外の国のフルーツは大抵が大雑把で酸っぱい。日本の苺やブドウほど美味しくない。だからフルーツはわざわざ買うのも躊躇する。
 

しかし生のフルーツは身体に良い。しかし身体にいいからというだけで食べるのも面白くない。食べるなら美味しいほうがいい。あ、そうだ海外のフルーツはあまり美味しくないけれど、ケーキやパイなどのデザートには、かなり美味しく食べられる方法がある。なるほど海外はフルーツが美味しくないかわりにデザートのレシピは発達したわけだ。しかしいつもケーキを焼くわけにもいかない。なによりも砂糖が沢山のデザートは健康に良いとは言えないだろう。

生のフルーツが身体にいいから食べようとは思うけれど、なかなか食べるまでやる気と勇気が出ない。さてどうしよう。

* * * * *

それで思い出した。英国にいた時に友人宅のディナーに何度か招かれた時の事。食後のデザートにフルーツ・サラダ/フルーツ・カクテル(お酒ではない)が出ていたことを。

そのレシピは…各種フルーツを一口大に切ってボールで混ぜるだけ(その友人はオレンジジュースを少し注いでつなぎにしていた)。お砂糖は入れない。食後にそのフルーツ・カクテルの大きなボウルをテーブルに出し、銘々カップやボールにとりわけていただく。英国人のその友人は(お砂糖を入れない)生クリーム(ダブル・クリーム)をそのまま磁器のクリーマーで出し、皆それぞれフルーツの上から生クリームを注いで食べていた。そのようなデザートを何度か食べた。

甘くない生クリームをそのままフルーツ・カクテルに注ぐのに少し驚いた。生クリームはホイップもせずお砂糖も入れない。そのままフルーツにかけるだけ。さすが乳製品の国のやり方だと感心した。

* * * * *

そうだあれがいい。フルーツは1種類だと飽きるけれど、ボールに数種類混ざって入っているとちょっと嬉しい。見た目もカラフルで楽しい(これ大切)。あのフルーツ・カクテルの小さいのを作ればいいのだ…と思い立った。

なんだそうか、混ぜればいいんだ 

目的は毎日フルーツを食べること。毎日のランチ時にいくつかのフルーツを一口大に切って少しオレンジジュースを注いでボールに入れれば出来上がり。すぐに出来るし見た目も楽しい。味も色々だから飽きない。よしそれでいこう。

* * * * *

材料は様々。何を入れてもいい。リンゴやオレンジは1年中。梨やブドウもいい。各種ベリーももちろん。そういえば英国の友人のフルーツカクテルにはスター・フルーツが輪切りにして入れてあった。パイナップルやマンゴー、パパイアなどの南国のフルーツもOK。私はミントをちょっとだけ刻んで入れている。

毎日のことなので生クリームは使わない。健康を考えるならヨーグルトがいいだろう。旦那Aは直接ヨーグルトの上に乗せているが私はヨーグルトとは別に食べる。


そんなわけでここのところ毎日フルーツを食べてます。確かにカットするのは面倒だけれど、出来上がるフルーツ・カクテルが見た目も楽しく美味しいので十分やる気が出る。1回で食べきるように、個々のフルーツの量は少なくしている(残り物は水分が出て美味しくない)。二人で中サイズのボウル1つ分。1回の分量は…リンゴとオレンジがそれぞれ4分の1。ブルーベリーはひとつかみ。キウイは1個。これくらいが二人で無理なく食べられる量。

美味しいですよ。これでやっと(体にいい)フルーツを毎日食べる習慣が出来るようになるかもしれないと思う。


二人分でこれくらい
小鉢にとって
ランチの後の小さなデザート
別の日も同じ。緑のキウイが綺麗。オレンジは白い皮を取ってない
私はフルーツとヨーグルト(+ハチミツ)は別に
番外 たまにはいい😄
週の終わりが近づいて冷蔵庫にリンゴとオレンジしかなかった時
2種類のフルーツでもランチの後にあった方がいい
ここのところ同じフルーツの組み合わせが多い
緑のキウイが酸っぱ過ぎたので、パッケージ入りの黄色いキウイを買ったらあまり映えない。でも味は甘くておいしかった。
今日のランチの