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『Michael』(2026)
/米・加/カラー
/2h 7m/監督:Antoine Fuqua』
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週末に見てきた。
よかった💕
楽しかった💕
無茶苦茶やたらと楽しかった、ひ~ほ~♪
一緒に踊りたくなった フ~♪
マイケルさんはね、私の世代にとっての最大のスターなの。疑いようもなく最強。スリラーが流行った時 ワタクシ大学生。東京で嬉し恥ずかしドキドキ美大生として人生の第一歩を歩み出した頃。その1983年にマイケルのアルバム『スリラー/Thriller』が爆発的に大大大大ヒットした。あれは現象でした。
もうとんでもなかったです。最初にMVを見たのはいつだろう?たぶん「Billie Jean」かな。おそらくベスト・ヒットUSAで流れたのではないか。「Beat It」もあの番組だったかも(MTVが日本で流れるようになったのはもっと後ではなかったか)。
その「Beat It」が出た頃には、メディアが騒ぎ洋楽ファンがまず「マイケルマイケル」と言い始めていた。日々のラジオでも彼の曲がよく流れていた。
米国でシングルの「スリラー/Thriller」が出たのが1983年の11月なので、あの有名なMVが日本で流れたのも1983年の年末か1984年が明けてからではないかと思う。もうその頃までには、日本でのマイケル人気は洋楽ファンのみにとどまらず。日本中のありとあらゆる老若男女がマイケルマイケルと騒いでいたと思う。
とにかく凄かったのよ。「マイケル現象」だったと思いますあの時代は。
この映画は、マイケルが子供の頃から、一番凄かった頃のマイケルに成長するまでを描いた…かっこいいマイケル・ジャクソン様の映画。パチパチパチパチ…拍手。よかったです。
そしてこのマイケルを演じるのが、マイケルの実の甥のジャファー・ジャクソン/Jaafar Jacksonさん。彼はマイケルのお兄さんのジャーメインさんの息子さん(30歳)だそうです。なんとなんと…これはファミリーがマイケルの栄光を称える映画だったのね。このジャファー君が最高に素晴らしい。伯父さんのマイケルも天国で彼を誇りに思っていると思います。なんかいいよね。ファミリーの愛が感じられる映画。
もうそれだけで十分だと思う。ジャファー君はよく頑張った。大きな拍手。昔若い頃のマイケルを見ていたこのおばちゃんも、ジャファー君は本当に素晴らしいと思った。あの繊細で傷つきやすい、ちょっと揺れるように曖昧で、心配になるほど子供のように純粋な…そしてステージ上では人類最強のスーパースターになる伯父さんの様子を、彼は本当によく演じていた(違うのは手足の長さとお尻の幅、腿の太さぐらいか)。ほんとにほんと、ジャファー君が素晴らしかった。きっとマイケルが天国で彼を誇りに思っている。それでいいんだよね。Feel Good Movie。それでOKなのです。
映画を見終わって旦那Aと二人…80年代のあの頃に全盛期のマイケルを見ていた年寄り二人は、笑顔で軽やかにステップを踏み、鼻歌を歌いながら幸せな気持ちで映画館を後にした。楽しい映画だった。ありがとう。
配役がいい
丁寧に作られた映画だと思います。配役が素晴らしかった。マイケルのジャファー君はもちろん。お父さんやお母さんも「あ…そうそうあんな感じだよね…」と思わせるリアルさ(マイケルのご家族はドキュメンタリーなどで見ている)。皆かなり雰囲気が似ていると思います。
まずマイケル…彼の甥のジャファー・ジャクソンさんは…マイケルを演じるのに(色々な意味で)もうこれ以上の人はいないでしょう。マイケルの甥だもの。彼が憧れの伯父さんを全身全霊で誇りをもって演じていて、その努力と完成度に息を呑む。私達にもう一度マイケルがいると思わせてくれる。声も似ている。
彼が伯父さんを演じるにあたり、ジャクソン・ファミリーの愛が現場に溢れていたことは想像できる。これはマイケルと共にジャクソン・ファミリーの映画でもありますね。(もう一度)マイケルと、そしてジャクソン・ファミリーがいかに素晴らしかったのかを思い出させてくれる。その大役をジャーファーさんが全力で演じ切ってます。もうそれだけで涙が出そうだ。
お父さんのジョゼフさんを演じるコールマン・ドミンゴ/Colman Domingoさん。この俳優さんは去年Netflixで見たドラマ『The Four Seasons (2025)』の優しいダニーを演じた俳優さんだと後から知って驚いた。あの優しい穏やかなダニーの俳優さんが、この映画では、厳しくマッチョな昔気質の怖いお父さんを演じていて、それがリアルで信じられる。ダニーとは全く正反対のキャラ。まさか同じ俳優さんだとは信じられない。マイケルのお父さんのジョゼフさんは目の色が少し薄いお方で、このコールマンさんもカラコンをして演じていた。あの怖い雰囲気がとても似ている。驚き。ものすごく上手い役者さんなのだろうと思います。
ジョゼフさんを見ていて思ったのは…確かに彼は厳しい父親だった。それは本当。マイケルが反抗した気持ちももちろんわかる。十分にわかる。しかしこの厳しいお父さんがマイケルの才能をまず最初に見抜いて、彼の才能を伸ばしてあげたからこそ後のマイケルが生まれたのも事実。もしあのお父さんがマイケルの才能に気付かなかったとしたら、果たしてあのマイケルは存在していたのだろうかとも思わずにはいられない。だからやっぱりジョゼフさんの存在がマイケルの人生の中では大きいのも事実なのだろうと映画を見ながら思った。ジョセフさんは間違いなくマイケルを愛していたと思う。ちょっと複雑で悲しいけれど。
それからお母さんキャサリンさんを演じたニア・ロング/Nia Longさん。彼女の柔らかで上品な物腰も雰囲気が似ている。マイケルは優しいお母さんを慕っていて、彼女がマイケルの心の拠り所だったこともよく描かれていた。そういえばマイケルが亡くなった時に、彼の3人の子供達がキャサリンさんの元で育つことになったエピソードも思い出した。あの優しいお母さんはジャクソン・ファミリーの中でとても大きい存在のだろうと納得した。
弁護士からマイケルのマネージャーになったジョン・ブランカ氏を演じたのは、映画『セッション/Whiplash』(2014) の主役を演じたマイルス・テラー/Miles Tellerさん。彼も大人になった。ちょっとびっくりのマイク・マイヤーズ/Mike Myersさんも(短いシーンだけれど)出てます(私は全く気付けなかった)。
お姉さんのラトーヤ・ジャクソンやクインシー・ジョーンズ、ドン・キングなどなど見覚えのある人物達も出て来て面白い。ジョン・ランディスは横顔が一瞬移っただけかな笑。
そしてマイケルの子供時代を演じた Juliano Krue Valdi さん。彼も本当に素晴らしかったです。歌ってるのかな。上手いです。すごいね。大きな拍手💕
この映画、プロの評価サイトの Rotten Tomatoes では大変評判が悪いです…100点満点で39点。まぁ酷い。それなのに同サイトの一般映画ファンの評価は97点です笑。いかにプロの批評家がトンチンカンなのかがよくわかる。
プロの批評家というのは、どうしても「知ったか」をしなければならないものなのだろうと思う。彼らは映画を見て本当に楽しめてるのかな?と疑問に思う。
この映画は「いかに正しい伝記映画なのか」を見る映画ではないのですよ。この映画の意図は…
a celebration of one of the
greatest entertainers, showmen, musicians and best-selling artists of
all time
史上屈指のエンターテイナー、ショーマン、ミュージシャン、そしてベストセラー・アーティストの人生(の前半)を称える映画
それだけで十分なの。マイケルの栄光を称える映画。だからいいの。素直な観客はそれがわかっているからみんな高得点を点けてる。観客が見たいものを直球で見せてくれる最高のエンタメ映画。あの偉大なマイケルを素直に称える映画。だから素晴らしい。頭でっかちの批評家はわかっていないのね。
この映画は、マイケルとジャクソン・ファミリーの成し遂げた栄光をあらためて思い出させてくれる映画。意図はそれだけ。決して彼の人生の裏側にまで踏み込んで…正確な、重箱の隅をつつくように再現した映画…ではないと思う。だからこそいいのですよ。
私達は忘れてはいけない。世間は彼の人生の後半…マイケル・ジャクソンにあまりにも厳し過ぎたことを。あの当時のマイケルに対するメディアの報道が、彼にとって十分に公平/フェアだったのかを私達はあらためて考えたほうがいいと思う。
『スリラー』の成功の後、アルバム『Bad (1987) 』が出た頃から、メディアは彼の行動を奇異なものとして取り上げ始めた。
史上屈指のエンターテイナー、ショーマン、ミュージシャン、そしてベストセラー・アーティストの人生(の前半)を称える映画
それだけで十分なの。マイケルの栄光を称える映画。だからいいの。素直な観客はそれがわかっているからみんな高得点を点けてる。観客が見たいものを直球で見せてくれる最高のエンタメ映画。あの偉大なマイケルを素直に称える映画。だから素晴らしい。頭でっかちの批評家はわかっていないのね。
この映画は、マイケルとジャクソン・ファミリーの成し遂げた栄光をあらためて思い出させてくれる映画。意図はそれだけ。決して彼の人生の裏側にまで踏み込んで…正確な、重箱の隅をつつくように再現した映画…ではないと思う。だからこそいいのですよ。
私達は忘れてはいけない。世間は彼の人生の後半…マイケル・ジャクソンにあまりにも厳し過ぎたことを。あの当時のマイケルに対するメディアの報道が、彼にとって十分に公平/フェアだったのかを私達はあらためて考えたほうがいいと思う。
『スリラー』の成功の後、アルバム『Bad (1987) 』が出た頃から、メディアは彼の行動を奇異なものとして取り上げ始めた。
彼の度重なる整形や、肌の色が明るく変わっていったこと(それが皮膚の疾患によることは後で知った)、彼が酸素タンクで寝ているとか、ネバーランドでチンパンジーを飼っているとか、そして1993年には彼と親しくなった子供の虐待疑惑…などなど、あの頃のマイケルのニュースはむしろ音楽以外のことの方が多かったのではないかとさえ思う。そしてそれらは次第にエスカレートしていった。
1995年以降…私はロンドンに住んでいたのだけれど、ま~とにかく英国のメディアはマイケルに意地悪だった。気分が悪くなるほどだった。あれは英国のメディア全体によるアーティストへの酷い「いじめ」だったと思う。
1995年以降…私はロンドンに住んでいたのだけれど、ま~とにかく英国のメディアはマイケルに意地悪だった。気分が悪くなるほどだった。あれは英国のメディア全体によるアーティストへの酷い「いじめ」だったと思う。
マイケルが1996の Brit Awards で歌えば「キリストのつもりか」と叩き、2002年には彼がバルコニーの柵の外に赤ちゃんを突き出して危険に晒したと言って叩き、2003年の Martin Bashir によるインタビューでは、意図的にマイケルに親しく接して安心させたうえで誘導尋問し、マイケルが無邪気に「子供達とベッドルームでパーティーをするんだ」と言えば…後からそれがいかに異常なのかと叩き…。
※追記
昨日このエントリーを書いてから調べたら、2005年には半年に及ぶ刑事裁判も行われていたのですね(私は当時忙しくて記事を見ていなかった)。結果は無罪。しかしこの裁判でマイケルは精神的・肉体的にかなり消耗し、処方薬への依存が悪化したと言われている。
『Bad 』の後も『Dangerous (1991)』『Invincible (2001)』と、マイケルはいいアルバムを出し続けていた…のにも関わらず、世間でのマイケルの印象は…とにかく奇異な人、変わり者、おかしな人…だったと思う。
そのようなあまりにも沢山の醜いゴシップが彼の人生の後半を彩ってしまったことは本当に残念なことだと思う。
それらの雑音のせいで1990年代以降のマイケルの音楽には、私も十分に敬意を払っていなかった。あれほどの才能のあるアーティストに対して、それは決して公平な目線ではなかったと今は思う。
考えてみれば…、今 Rotten Tomatoes の(この映画の)批評を書いている人々が、それらの過去の醜いゴシップとマイケルを安易に結びつけ、「マイケルの闇を描かなければ本物のマイケルの映画ではない」と思ったとしても不思議ではないかもしれない。
彼等プロの批評家は今35歳ぐらいだろうか。中堅のライターで40歳ぐらいだろうか。
それらの批評家は、
あの頃のマイケルを知らない
1983年当時のマイケルが(そして1983年以前の)マイケルいかに凄かったのかを、彼らは実際には見ていないわけだ。あの頃のマイケルがいかに凄かったのか。彼がいかにモンスター級のスーパースターだったのかを、彼らは知らない。
大昔のタブロイドをいくつか読んで、アルバム数枚を1回だけちょこっと聴いて「なるほどマイケルとはこんな人か?」などと「知ったか」で、「いや~この映画は彼の本当の姿を書いていないからダメだ」などとうそぶく若造に、1980年代のマイケルのものすごさと世界中の人々の熱狂がわけるはずもなし。
この映画を一番楽しめるのは、あの頃のマイケル現象を経験した世代の人々かもしれないと正直思う。
日本人なら…『スリラー』を基準にして…1983年に中学生13歳ぐらいから大学生23歳ぐらいまで…1960年生まれから1970年生まれ…現在56歳から66歳ぐらいの世代だろうか。マイケルの『スリラー』の頃を覚えている世代。マイケルにガチで熱狂した世代。この世代の方々にはこの映画は本当に楽しいと思います。
マイケルが最高に輝いていた頃を覚えている人。マイケルをテレビで見て必死に「スリラー」や「Beat It」のフリコピをし、ムーンウォークを必死で練習した世代。ペプシのCMが放送されるからとテレビの前で正座して待った世代。この映画はその世代の人々にはこれ以上ないくらい楽しめる映画です。
(その世代にとっては…)あの頃の自分がマイケルを見ながら何をやっていたのか、マイケルを聴きながら、歌いながらどんな生活を送っていたのかを思い出して笑顔になり、ノスタルジーに浸ってニヤニヤし、そしてあらためていかにマイケルが凄かったのかを再確認し、人類最強のスーパー・スターだったあの頃のマイケルを思い出してしてドキドキワクワクすれば、楽し過ぎてきっと身体中の細胞も若返る笑。
もちろん、全ての若い世代の人々に、そして全ての音楽を愛する人々にとっても最高に楽しい映画だと思います。本当のマイケルの栄光を未来に伝える映画は必要。マイケルへの愛とリスペクトと共に、これは直球の素晴らしい映画です。誰が見ても最高の映画。
ぜひ映画館の大きなスクリーンで全身に音を浴びながら見るべし
1984年の Jacksons の Victory Tour が見たかった。あれは日本には来なかった。「Can You Feel It」のビデオはかっこよかった💕ドキドキした。
1984年の Jacksons の Victory Tour が見たかった。あれは日本には来なかった。「Can You Feel It」のビデオはかっこよかった💕ドキドキした。
ひゃ~思い出したわ。いい時代だった。
ワタクシはね、マイケルのコンサートを日本で3回見た!😎ジマン
いや~楽しかった。本当にいい映画だった。
よかったよかった。
やっぱり「Beat it」と「スリラー」のフリコピを頑張ろうと思った
Love, love, love...
追記…マニアの視点
途中で Cheap Trick の名前が出てくるのよ ウヒヒヒヒヒ。でもね、1983年頃の Cheap Trick はそんなにヒット曲もなかったと思うので事実と違っているかも。ブルースとシンディーはありかな。
