能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年1月27日月曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第4回「新しき門出」



さて第4回目。このドラマ、何と言うか…地味~なんだけど、それなりの魅力は出てきたかな~と思う。特に大盛り上がりがある訳でもなく、惚れ惚れするような美女や美男がいるわけでもなく、大御所大スターがいるわけでもないし、話も脚本もあいかわらず薄いけれど…、それでも話は進んでて、来週はどうなるかな…などとほんの少しだけ楽しみになってきた。

一番の魅力は…

やはり戦国は楽しいな。
 
ベタな理由ですが、戦国というだけでそれなりに面白い400年も前ですからね。なんだかよく分かんない荒い時代じゃないですか…。鎧着て斬り合ってなんぼ騙してなんぼ裏切ってなんぼ…みたいな…。だからちょっと演出や視点がずれてても、まあ許せる…というのか。あまりこちらにもガチガチに固定観念がないというか…。とりあえず荒っぽい戦国の雰囲気が出ていればそれだけで楽しめる
 
もともと、信長や秀吉の話なんて皆知ってるわけで、人物描写や配役がハマれば最高、ハマらなければ突っ込みどころ満載…という、両方の楽しみ方もできるんですよ。とりあえずムサイオヤジ達がガミガミ言ってれば面白いという…。(『江』は論外)
 
 
今年の主役・岡田官兵衛も馴染んできました。今のところまだ若いんで、真面目で堅物、優等生の好青年ですがいい感じ。地味なのもまたいい。この主人公を、今のところこれ見よがしに目立たせない演出もいいと思う。最初からわざわざ目立たせるとドラマとしてキャラに飽きますからね。
 
今後は怖いオヤジキャラに変わっていくのだと思いますが(変わって欲しい)、今の時点で好人物なのはいいと思う。…ま…岡田君の顔がいい…というだけの話かも知れませんが…。この俳優さんは身体がよく動くんで魅力的。アクションが出来るのはいいな。木登りも上手ね。
 
 
さてそれでは今週のツッコミを…
 
まずお紺様が官兵衛に直接、小寺さんの黒田家への不信感を話してましたが、もしかしたら裏切るかもかもしれない家の息子に直接そんなことを話さんだろう…。
 
信長の陣に濃姫がいる!女を連れて行くのか。
 
光秀と柴田勝家の配役に違和感。
 
ところで官兵衛君、初夜に元カノの話をしてはいけない。女心がわかっとらんね…。そこは黙ってるのが思いやり
 
 
…今回の一番の不満は、先週のおたつちゃんといい、今週の光さんといい、官兵衛君、まだティーンなのに女の気が多すぎる。もちろん脚本がそう見せているからなんですけど。恋愛要素って毎回そんなに必要?
 
信長の陣の濃姫もいらない。先週のおたつちゃんが恋人である必要も無し。光さんと恋愛関係になる必要も無し。戦国に女や色恋はいらない。女はたまに出てきて自分勝手な旦那に苦悩してればいいのよ。ベタベタの恋愛ものなんて全然いらない。
 
もう戦国の武将が、女のために、女の望む平和のために…なんて軟派な設定は全くいらない。
 
 
戦国の男はね、

俺が勝つ俺が日本一俺が勝つ俺が勝つ俺が勝つ俺が勝つ俺が勝つ…!

だけで十分。ガツガツしていて欲しい。
 
今週は鶴ちゃんの小寺さんが面白かった。弓が上手ね。
 



 

2014年1月22日水曜日

Perfume - Baby Cruising Love (2008)『GAME』ツアー



これは名曲です。



Perfume - Baby Cruising Love (2008)

Album:  GAME
Released:  Dec 31, 2007
℗ 2008 AMUSE Inc.



この曲は最初に聴いたときから大好きです。ちょっと切ない曲調がすごくいい。

私がPerfumeを知ったのはたまたまTVでやっていたPerfume NHKでのスタジオライブ。2010年の春です。それから興味を持ってYoutube動画めぐり。中田さんの曲が良かったことがまず第一ですが、動画サイトにあがっているPerfumeさん達がまぁびっくりするほど魅力的でした。

そんな中でもたぶんコレが一番好きなライブ映像。


Baby Cruising Love (LIVE) from Perfume First Tour GAME
リンクが切れていた


こういう動画を大量に動画サイトで見て、ある程度内容を知った上でオフィシャルのDVDを購入。「この私がアイドルのDVDを大人買いか…?」最初はかなり迷ったけれどポチってしまったらしょうがない。ところが一つ一つ『Bitter』から『直角二等辺三角形ツアー』までのDVDを一気に見続けるうち「あ~これはいいものを発見したな。この年でこんないいものにめぐり合うなんて…」と本当に感激した。


特に好きなのはこの『GAMEツアー』のビデオ

この時のステージのデザインと衣装が最高なんですよ。ミラーのシャンデリアが4つ。天井からはネックレスのようにチェーンが下がっててキラキラ光る。ステップの付いた3人分のお立ち台。舞台上にいろんなものが立体的に置いてあるんです。
 
そして何よりもライブの最初に着ていたこの黒の衣装が最高にいい。アルバムジャケットの黒衣装をアレンジしたものですね。

濃いメークもあ~ちゃんのティアラも可愛い。3人の下まぶたにはラメが付いていてそれが時々キラキラ光るのも可愛い。のっちは首周りに小さなパール、右肩に白い羽。3人ともアクセサリーを沢山つけてて本当に可愛い。3人お揃いのパールのブレスレットにかしゆかとのっちは右腕にも大きなブレスレット。かしゆかの長いネックレス。あ~ちゃんのレイヤーを重ねた衣装。かしゆかの板を重ねたようなスカート。黒のストッキング。全員黒のラメ衣装。

ステージデザインも衣装も全体が本当にお洒落。キラキラ宝石のように綺麗。まだ幼さの残る3人が、(たぶん大人達に勧められるまま受け入れていた)ちょっと大人びた衣装やステージセットの中で一生懸命踊るのが本当に可愛い。愛しい。


この時のライブは観客も素晴らしいです。最初の歌い出しで歓声があがってます。熱気が伝わる。純粋にこの子達をサポートする熱いファンのつくる幸せな空間。こんな小さい会場でのライブには、ドームのような大きな場所では決して出来ない小会場ならではのよさがあると思う。
 
今のPerfumeさん達は、1回のショーで2万人3万人が当たり前の人達なので、こういうライブはもう一般向けには出来ないのだろうと思う。だけど(昨日私が文句を言った)対バンツアーみたいなことが出来るのなら、例えばファンクラブツアーで限定されたファン向けになら、こういうライブもやろうと思えば出来るんじゃないかと思う。
 
私が欲しいのは、それを撮影した質の高いライブの映像。それさえあればいい。

2014年1月21日火曜日

Perfume:また対バンツアーだそうだ



正直に書きます。辛辣です。

うひゃーまたまた対バンツアーだって…なんだか萎え萎え…。

もういいですけどね。これって働き者のPerfumeさん達への年に1度のごほうび営業みたいなもんなのかしら。だって…内輪ウケでしょ…コレ…誰得なんだ。Perfume得…?

だってね、Perfumeちゃん達は楽しいばっかりでしょ。大好きな憧れのアーティストと同じステージに立って、楽屋で親交を深めてサインなんかもらっちゃったり握手したりハグしたりしてうひゃひゃひゃおいしい嬉しい楽しい売れてよかったなーアタシタチ…って企画でしょこれ。

去年はまあいいかと思ったんですよ。斉藤さんも奥田さんもマキシマムさんもいい感じでしたし。ライブの様子も微笑ましい感じだったみたいだし、それにどうせ1度だけだと思ってました。

…が、今年2回目よ。オイ。これ毎年レギュラーになっちゃうの?


なぜ海外組みのワタクシが文句を言うのか…。というのはですね、

Perfumeはワンマンをやってなんぼ。
…でそのビデオを商品化してくれてなんぼ

だからです。映像化されなきゃ見れないからなんです。

 
もし今回の対バンツアーがPTAファンクラブツアーとか、小規模ホール全国ツアーとか、ワンマンライブでフルセットをやるのであれば、どれかが何らかの形でビデオ商品化される可能性はあると思うんですよ。
 
しかし対バンだとPerfumeの出演は半分の時間なんで、まずビデオの商品化はされないでしょう。それがね…つまんないの。
 
ステージだって他のバンドとのシェアであれば凝ったデザインも出来ないですしね。バンドが演奏した後のステージに3人が素で出て行って、チョコチョコっと10曲やってアンコールでバンドをバックに生歌。なんだかな…。
 
 
それに、これは余計な老婆心ですけど、こういう対バンツアーってビジネス的にもたいして儲けにはならないと思うの。対バン様にもギャラは出るだろうから、ライブの収益でのPerfume側の実入りも減るでしょうし、それに何よりも対バンの相手のバンドのファンが今さらPerfumeのファンになる可能性って少ないんじゃないかと思う。そもそもバンドのファンってアイドル枠には非常に厳しいんじゃないのか…。どちらかと言えばPerfumeのファンが、相手のバンドに流れる可能性のほうが大きいんじゃないかな…。バンドのライブは生で見ればやっぱり面白いですからね。
 
そんなところを考えても、この対バンツアーはPerfumeさんご本人達が楽しい以外には何の得も無いような気がする。Perfumeのファンの方たちだって、チケットが取れなければ不満しか出ないでしょう。6500円も払うのならフルセットが見たいPerfumeファンの方がずーっと多いと思う
 
 
それでもいいのかもしれないけど…。何だかファンが望むPerfumeの形とPerfumeの望むPerfumeの形にちょっと温度差がある気がしてきた。私は大いにありあり。クリップ集は予約したけど…これも発売が遅いですよね。Youtubeフル解禁の前ならバンバン売れただろうに。
 
去年のロンドンライブの映像も商品化してほしかったわ。そのうち出るのかな?まだ期待していい?
 
 
ともかく、こういう内輪な遊びを年1でスケジュールに入れたいのなら、もう夏は大型フェスなんかでお茶を濁さずに毎年ワンマンツアーでもやった方がいいと思う…。
 
去年の対バンツアーが発表になった時も、ワタシ文句言ってましたから今年も同じね。だってまったく蚊帳の外だからしょうがない。また5月以降の活躍を祈る。
 
きゃりーちゃんはがんばっとるんだけどなぁ…。


2014年1月20日月曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第3回「命の使い道」



今回はまた脚本の粗さが気になったかな…。この大河、演出は凝ってていいと思うんですよね。戦いの場面や、夜の光、堺の街や死体累々の場面なんかも雰囲気はすごくいいと思う。…なのに肝心の脚本が粗いのがもったいない。雰囲気が良くて脚本が粗いって…『平清盛』を思い出してちょっと心配ですな。

先週はいろんなことがあったんで、話に引っ張られて脚本の粗さが目立たなかったんですよ。しかし今回は、おたつちゃんの死で官兵衛君が悲しんでて何も起こらなかったんで、脚本の細かいところが気になったという感じです。


そんなあたりの文句をちょっと…。


まず、おたつちゃんをガールフレンドにする必要無し。

もともとおたつちゃんは、史実では官兵衛君の妹だったらしいです。だったら妹でいいじゃないか。あんなに簡単に殺されちゃう役だし、これから本妻と大恋愛なんだろうから、わざわざおたつちゃんを恋人にする意味は全く無し。子供同士ですしね。妹でいいんですよ。官兵衛君も可愛い妹を殺されて悲しむ方が普通でいいと思う。今回、まずこの不必要な恋愛設定でなんだかな~と残念な印象。
 
だいたい姫路から浦上家まで馬で行くのにどれぐらい時間がかかるのか知らないけど、官兵衛くんが一人で出掛けて行ったら、おたつちゃんがまだ生きてるなんて…ちょっと演出ベタベタよ…アナタ。
 
そんなわけで、ガールフレンドを殺された官兵衛君、1回分悲しい悲しいと言い続けて1話終わっちゃった。刀をブンブン振り回して藪を刈ってたのは、まぁよしとしよう…。
 
 
脚本の粗さと言えば…爺ちゃんの話。官兵衛君、大好きなガールフレンドを亡くして死にそうなくらい悲しんでいるのに、おせっかいな爺ちゃん「いや…実はな…おたつはお前の事が好きだったのじゃ…」なんてすごく残酷じゃない?言う必要ないですよね。ひどく無神経。もう彼女も生き返らないんだから忘れさせてあげなさいよ。そしてその直ぐ後に「官兵衛…世界は広いぞ…」なんてのも変な台詞。そんな…ガールフレンドを亡くして頭がいっぱいな子供に言う言葉ですかね…。これも無神経。もちろん俳優さんが悪いわけではないですよ。問題は脚本。爺ちゃん、急にお亡くなりになったし。
 
ところで江口信長は色が黒い。信長さんは性格はうつけものでありながらも、正装をすれば上品にピシッと決まる人だったと聞いてますが、このドラマでは今のところワイルドですね。この信長さんはハゲ月代ヅラを被ってくれるのかな…。濃姫は江口信長と一緒いるとなんだかとても嬉しそうだ。
 
それから堺の今井宗久さんは、官兵衛君に「織田信長様が鉄砲を沢山買った…木下藤吉郎さんが来た…」などとぺらぺらしゃべってましたが、いいんでしょうかね。一応こういうのって他国の軍事機密だと思うのですが、商人がお得意さんの軍事機密をばらまいてもいいのかしら…と心配になった。
 
 
さて今回一番良かったのは荒木村重ちゃんです。田中哲司さんが好きなだけ。なぜかこの俳優さんを見てると嬉しくなる。しかしこういう大雑把で大きな子供みたいなキャラはいいな。可愛い。今後もよく出てくるのかしら…。ネット上で言われている饅頭事件とはなんだろう…?
 
ワタクシこの時代の歴史も「過去の大河ドラマを見た程度」の知識しかないので、これからどうなるのか楽しみです。脚本が粗いのはしょうがないみたいなので、これからも毎回文句を言いながら気楽に楽しもうと思う。