プロデューサーのおかげか?
Japan – Swing (1980)
Album: Gentlemen Take Polaroids
Released: Nov 1, 1980
℗ 2003 The copyright in this compilation is
owned by Virgin Records Ltd
From "Oil on Canvas — Live from Hammersmith Odeon, 1983"
先日のRe-Flexの情報を見ていたら出てきた情報…プロデューサーはJohn Punter氏。あ~この名前は覚えているぞ…誰だっけ?…と調べたらJapanのアルバムに行き着いた。このお方のプロデュースしたJapanのスタジオ・アルバムは『Quiet Life/クワイエット・ライフ(1979)』と『Gentlemen Take Polaroids/孤独な影(1980)』。おおぉ。
この二つのアルバムはいいアルバムなんですよ。当時よく聴きました。特に『Gentlemen Take Polaroids』は捨て曲なしの傑作…おそらく一番好き。David Sylvianが手がけた作品の中ではたぶん一番好きだ。
このアルバムはいいんですよ。ほんとに。音がいい。音の響きがいい。ドラムとベースががなり大きなアレンジで、それでもキレがあって………最高です。この頃のデヴィッド・シルヴィアン先生は、ノリのいい大変美しい曲をお書きになっていた頃。いいメロディですね。切ないな。リリースされた当時、音の響きとメロディが好きでよく聴きました。とにかくよく聴いた。懐かしいです。
この捨て曲のないアルバムのアレンジは、もしかしたらプロデューサー、ジョン・パンター氏の技だったのかも。このお方は過去にRoxy Musicのプロデュースもなさっていたらしく…あぁなるほど…デヴィッド先生の『Quiet Life』からのブライアン・フェリー化はこのあたりにあるのか。どうだろう。このお方の他ののプロデュース作品はあまり聴いていないのだけれど、もしかしたらRe-flex もJapanもアルバムがよかったのはこのお方のおかげなのかも。
実はJapanのこの後に出した『Tin Drum/錻力の太鼓(1981)』はあまり好きじゃないのよ。なんだか音がぼーっとしてる。
…うーんこれはプロデューサーの音作りが好きだった可能性もありますね。ジョン・パンター氏はJapanの解散ツアーのライブ・アルバムの『Oil On Canvas(1983)』もプロデュースなさってます。
本当に好きなアルバムのことはあまり書きたくないのだけれど、しかしここでとりあげておこう。