能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2023年9月26日火曜日

MLB:エンゼルスが勝てばやっぱりうれしいレンジャーズ戦・エンゼルスを諦めない



今日はなんとレンジャーズを相手にエンゼルスが

Rangers 3 - 9 Angels

で勝った!

YES! ヤッター!


8月に休んでいたので野球のことを書くのも久しぶり。

今年の夏は、大谷さんのトレードの可能性で世間が騒がしくなり、大谷さんがエンゼルスに残るという話で盛り上がったものの、その後もエンゼルスは調子が出ず。そしてすでに大物が何人も怪我しているのにもかかわらず日々ますます怪我人が増え、とうとう大谷さんも怪我。選手達のトレードもむなしくエンゼルスにポストシーズンの可能性もなくなれば、球団も経済的理由からトレードで得た選手まで出してしまう始末。いやいやこれは…エンゼルス酷いぞぉ~ぉ~ぃ…!

それなのにやっぱりかわいいエンゼルス。うちのテレビは毎日エンゼルスしか見れないというのもあるのだけれど、やっぱり弱いエンゼルスが勝てばうれしいうれしいうれしい。

もうポストシーズンは夢のまた夢。それでも若い子達が頑張っている。今日も投げたデトマーズ。そしてホセ・スワレスちゃんも復活。オホッピも帰ってきた。ネト君、シャヌエル君の若い衆が大活躍。アデルも帰ってきた、今までモニアック君も頑張ってくれた(また怪我)。そして何よりも、ウォルシュとフレッチが帰ってきた~!!!!💕😃

ウォルシュとフレッチ!!!!この二人がいれば私はうれしいうれしい。ああああよかった。もう帰ってこないかと思ってた。2日ほど前、フレッチがすごい神業を見せていた。やっぱりね~うまい2Bとショートストップは一番かっこいいな。フレッチが一番好き。あ…そうかイカちゃんベラスケスが外に出されたんでしたね。なんかすごいよなぁエンゼルス。どんどんメンバーが変わるし。

大谷さんが怪我をなさって手術もなさって、もしかしたら今年がエンゼルスでプレーする最後かもしれなくて、…ああ…もうこれでエンゼルスも見なくなるかもなぁ…と思っていたのだけれど、やっぱりエンゼルスが気になる。

今でも毎日、Bally Sports West の試合後の解説番組は見ているし(それで今日の勝利を知った、試合は見ていなかった)、エンゼルスが勝ったと聞けばとても嬉しい。この球団への愛とはいかなるものか?


私はエンゼルスを見始めるまで野球を一切見てこなかったので、この「球団を応援する気持ち」というのも初めて経験する。もちろん今までのエンゼルスへの興味は「大谷さん」という「注目の焦点」があってこそ…それで応援していたわけですけど、もしかしたら…これから「大谷さん」がいてもいなくても私はエンゼルスを見続けるのかもしれないとも思い始めた。

不思議ですね。「野球を見る」というのは「球団を見る」ということなのか。どうやら話に聞くところによると、野球ファンというものはそういうものらしいです。

とある知り合いにニューヨーク出身で現在西海岸在住の人がいる。昔からのダイハードなヤンキース・ファンで、彼はチームに誰がいようと、自分がどこにいようと、生涯ヤンキース・ファンなのだそうだ。実は彼の住む西海岸にはヤンキースの放送権が無いのだけれど、彼は住所を偽ってまでヤンキースの放送を確保して見ているのだそう(どのようにやっているのか私は知らない)。彼はとにかく何が何でもヤンキースなのだそうだ。だからヤンキースにジャッジがいれば嬉しいが、ジャッジがいなくてもやっぱりヤンキース・ファン。彼は子供の頃から生涯ヤンキース・ファン。面白いですね。そういうものなのか。彼は今年は大変機嫌が悪い。


だから私もエンゼルスのチームのファンになるということか。しかしエンゼルスのファンは複雑よ。だってワタクシ、エンゼルスのオフィスの人々には言いたいことが山ほどある(その内容が正しいのかどうかは知らんけど)。

だってワタクシ、GMのミナシアンがアホだと思うもの。もうさっさとアイツをクビにしろと毎日のように言ってる。それにモレノ。モレノもさっさと球団を売って他のオーナーに変わって欲しい。ワタシはね、去年マドン監督を追い出したこの二人を決して許さん。マドン監督が暴露本で(彼がエンゼルスの監督をしていた時に)モレノが上からいちいち指示を出してくる。ミナシアンはモレノの伝書鳩。それに従わなければいけなかったと言っていた。モレノはアホだ。ミナシアンもアホ。モレノとミナシアンはもうただただダメダメ。あの二人がいる限りエンゼルスが良くなることはありえない。…とワタシは毎日文句を言っている。


今日お昼頃に野球関連のテレビを見ていた。その番組で今年大躍進を遂げたボルチモア・オリオールズの話をしていた。オリオールズは長い間とにかく弱いチームだったらしい。私が見始めた2021年も19試合負け続け…その連敗記録をストップしたのはエンゼルスだったという笑。しかしその2021年だけじゃない。オリオールズはその前の2019年も18年も17年もかわいそうなくらい弱いチームだったわけです。

そのオリオールズは、今年アメリカンリーグの東地区で1番。そしてアメリカンリーグ全体でも1番勝っているチームとなった。今年のオリオールズは、強豪レイズよりもアストロズよりも強い。信じられない。なんで?どうして?どうやった???

その番組で紹介していたのは、オリオールズのGM(General Manager)。彼の名前はマイク・エリアス/Mike Elias。今年40歳。元々名門イェール大学で野球選手で投手だった人。もしかしたらプロになりたかった人かもしれませんね。だからおそらく選手達の気持ちもわかる人。彼は大学を卒業後2007年にカージナルズでスカウト、そして2011年からアストロズのスカウト部門の主任、2016年からアシスタントGMに昇格。そして2018年にオリオールズのGM兼副社長となる。その時にアストロズからデータ解析専門のアシスタントGMを連れてきたらしい。この人きっと頭がいい人だ。ぴしっとしてかっこいいぞ彼は。

オリオールズは長年弱いチームでヨレヨレだったところ、2020年はコロナ、そして2021年は最悪の成績だったにもかかわらず、2022年には全試合数の半分以上勝利し(勝83-79負)、そして今年は(勝98-59負)でアメリカンリーグの最多勝利チームとなっている(残りの試合でレイズに抜かれる可能性はあるが)。今年のポストシーズンは確実。オリオールズは過去4年間、時間をかけて地道にコツコツとチームを立て直した。優秀なGMの力なのだろう。

エンゼルスはこういうGMを連れてこなければ勝てないのだろうと思う。モレノとミナシアンがいる限り、おそらく難しいのだろう。モレノが野球に口出しすることをやめて、頭のいいGMを雇い、経験豊富な監督を連れてくれば、今後エンゼルスにもチャンスはある。


エンゼルスの一番の問題は怪我人が多すぎること。現場がどうなっているのか知らないが、モレノが医療チームへの投資をケチっているのではないかと疑わずにはいられない。結局、モレノがスター打者に大金を積むことのしわ寄せが、医療チームやコーチ陣の質に出ているのではないか。今年も優秀な選手達がどんどん怪我をしていった。もういいかげんにしてほしい。それからコーチ陣に関していえば、過去にエンゼルスで振るわなかった選手が他所のチームに行ったとたんに成績が良くなるのはどういうことだ? なんとかしてほしいですね。

とにかく今年、オリオールズはよかったねと思う。マイク・エリアスみたいな人がGMでオリオールズが本当に羨ましいと思う。鳥さんのマスコットもかわいいしね。


ああああああなんとかエンゼルスが若手の選手達を大切にしてくれるいいチームになってくれんだろうかと思う。ネト君やシャヌエル君達が無理して怪我することなく輝けるチームになって欲しい。

エンゼルスのテレビは、エリカちゃんやグービーさんを始めとする解説やコメンテーターやプレゼンターもみんな好き。本当に本当にエンゼルス、なんとか頑張って頂戴よと思う。応援するからさ。

そろそろポストシーズンに向けて気合を入れる。  


Aluna, Tchami & Kareen Lomax - Running Blind (2023)



2コード


Aluna, Tchami & Kareen Lomax - Running Blind (2023)
Full
Running Blind (feat. Tchami & Kareen Lomax) - Single
Aluna, Tchami, Kareen Lomax
Released: 3 July, 2023
℗ 2023 Mad Decent under exclusive license to Because Music
------
Album: MYCELiUM
Released: 7 July, 2023
℗ 2023 Mad Decent


ここ暫く英国のupfront club chartに入っている曲。

この曲も極端な曲で…この曲は全体に2コードしかない。ほぼ同じベースにメロディーを乗せて4分半の曲に仕上げているのに違和感がない。まぁ同じ音の繰り返して退屈と言う人もいるとは思うけれど。私も元々はメロディのあるポップスばかりを聴いていたのだけれど、こういうダンス用の曲にも慣れた。十分気持ちよく聴ける。

作曲のAlunaさんのインタビューを読んだら、まずTchamiさんからビートが送られてきて、彼女はそれに乗せて曲を書いたそうだ。コラボのやり方も面白い。歌詞は哲学的というか。自分を落ち込ませず/貶めず、前に向かって飛び立ちなさいと…頑張れソングかな。  

昨日、藤井風さんの曲で「ピアノを弾いている、筋肉で弾いた音」と書いた(←それも私の勝手な想像だけれど)。それに比べてこの曲は対照的に1つのパーツを弾いたらそれを最初から最後まで延々と機械でリピートしている。いかにも機械で作る音楽。

このタイプの曲はダンス用に機能的なやり方でどんどん突き詰めてますね。だからこそ、藤井さんのように手で楽器を弾く音楽がもっと大切になってくると私は思う。

どちらも好きだけれど。

★Aluna
Aluna Francisさん。英国のシンガー・ソングライター。1988年ウェールズ生まれ。両親はジャマイカ系とインド系で、両親の離婚の後は米国ニュージャージーと英国ロンドンで育つ。彼女は2012年に英国のelectronic music duo「AlunaGeorge」のメンバーとしてデビュー。ジャンルはElectropop、synth-pop、alternative R&B、R&B、UK garage等々様々。デュオは2013年にアルバム「Body Music」をリリースし、同アルバムは2013 BRIT AwardやSound of 2013のリストにあがった。同年Disclosureとのコラボ曲「White Noise」で英国シングルチャート2位に。その後AlunaさんはAlunaGeorgeを続けながら、 2020年にソロに転向。2020年にソロアルバム『Renaissance』、今年2023年7月にセカンドアルバム『MYCELiUM』をリリース。この曲では高音のボーカル。

★Tchami
Martin Joseph Léonard Bressoさん。1985年生まれ。フランス・パリのrecord producer and DJ。DJのグループ「Pardon My French」のオリジナルメンバー。ソロワークでも知られ、French future houseのパイオニア的存在。ステージでは教会の牧師風の詰襟の衣装で演奏し、ステージセットにはステンドグラス風のデザインを使用。スピリチュアル的なことを信じているそうだ。 さて、French future houseとは何ぞや?また新しい言葉が出てきた。

★Kareen Lomax
米国ジョージア州出身のシンガーソングライター。最初に作曲を始め、ギターを覚えてオリジナルを歌い始める。2016年にシングル「Melatonin」でデビュー。その後暫くヒットに恵まれず犬のトリマーをしていたが、2018年にアトランタのスタジオでプロデューサーSensei Buenoに出会い再度作曲を始める。2020年に「Looking for Me」でPaul WoolfordとDiploとコラボ。その曲がビルボードのダンスチャートで20位に。2021年にEP「Hard Feelings」をリリース。この曲の低音のボーカルですね。


●  Dust off your shoulders, Hold them like you're proud
肩のほこりを払って、誇り高く肩を保って
この them は your shoulders なので、
意味は「背筋を伸ばし胸を張って」ということかな



Running Blind
Aluna, Tchami, Kareen Lomax
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[Verse 1]
自分自身をチェックして 自分を壊してしまう前に
あなたが愛を与えたほうがいい  彼らがどこかで愛を貰う前に 
~するべきだったとか ~できたかもなんて思わずに
自分を貶めないで
肩のほこりを払って
誇り高く胸を張って 

[Bridge]
持ち上げられたい
足が地面に届かない所へ
才能が欲しい
静けさの中
音の中で
現実は変化した
重力も無い
重力を感じない

[Pre-Chorus]
リズムが私を高揚させるとき
私は飛び立とうとしている
私は自分の魂を落ち込ませない
私は自分の魂をがっかりさせない

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
信じなければ
私の上る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき (let my soul down)
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

[Verse 2]
前方を見つめれば
私には見える
私の向かう場所
誰も行ったことのない場所が
警告が聞こえる
でも私はきっと大丈夫
なぜなら私と私の熱は
夜を通して 私をいざなうから

[Pre-Chorus]
リズムが私を高揚させるとき
今私はまさに飛び立とうとしている
私は自分の魂を落ち込ませない
私は自分の魂をがっかりさせない

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
信じなければ
それが私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えないまま走っているよう

[Hook]
Soul down
Soul down
It's like I'm running blind
目の見えないまま走っているよう
(Repeat)


[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
信じなければ
それは私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
私は信じなければ
それは私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませると
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

目の見えぬまま走っているよう

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
私は信じなければ
それが私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき (let my soul down)
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

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Writer(s): Aluna Dewji-francis, Martin Bresso, Kareen Lomax




2023年9月25日月曜日

藤井風/Fujii Kaze - Workin’ Hard (2023)



いい音、いい曲



Fujii Kaze - Workin’ Hard (2023)
Workin’ Hard – Single
Fujii Kaze
Released: August 25, 2023
A UNIVERSAL SIGMA / HEHN RECORDS release;
℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



日本の歌をもうひとつ。
藤井風さんの、これも素晴らしい曲。
藤井さんはまず声がいい。セクシ~  ♪
御本人は今でもとぼけた男の子みたいな雰囲気なのですけど笑、実は声がセクシーだとご自分でわかっているのかな?😃

そしてアレンジ。大人のR&B。ピアノがいいですね~。このお方にはピアノという強力な技と力がある。これはやっぱりね…藤井さんには生のピアノがある。このブログはよく欧州産の軽快なダンス曲をとりあげるのですけど…この曲はピアノのエネルギーが全然違いますね。筋肉が音を生み出している。しっかりとした音のエネルギーを感じる。

最初は忙しいビデオに戸惑ったのですけど、文を書いている時に音だけ聴いてたら、ま~ほんとにこの曲はかっこいいかっこいい。なんかサックスとか聴こえてくるし。大人。かっこいいです。

調べたらプロデュースは米国 LAの DJ Dahi さんだそうで、このお方はKendrick LamarやDrake、J. Cole、Dr. Dre、Travis Scott、Mac Miller,、Madonna、Childish Gambino等々、ラップ関連の超大物を出がけている大物プロデューサーだそうです。ほぉ~これはすごいことになってきた。やっぱ音がかっこいいもんな~…すごいね。










2023年9月21日木曜日

Perfume - Love Cloud (2023)



大人Perfume



Perfume - Love Cloud (2023)
Live in London
Moon – EP
Perfume
Released: September 6, 2023
A Polydor Records / Perfume Records release;
℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



Perfume第二弾。今週の週末はPerfumeを2曲。

この曲は今年の6月のPerfumeのロンドン公演で初披露になった曲。
ライブでいきなり新曲が出たんでびっくりしたのですけど、この曲も最高。ウミガメ好み。こういう曲が一番激しく踊れる。これ、ロンドンで90年代後半から2000年頃のAcid Jazzを思い出す。中田さんはスタイルを自由に取り入れて曲を書く方だと思うのでピンポイントは出来ないのですけど、ずいぶんAcid Jazzの音が入っていると思った。ホーンも入っている。それに90年代House、Acid House、色々混ざってますね。クラブでかかる音。すごく気持ちのいい音。

この曲はロンドンを思い出す音。30代の半ばにこういう曲調のAcid Jazzのバンドにハマってよくライブを見に行ってた。そのバンドもほぼ打ち込みで作曲したものをバンドでやっていたのだけどよく踊れる曲をやるバンドだった。ちょうど今のPerfumeぐらいの頃、30代半ばに踊りに行って3
ぶっ通しで踊っていた。楽しかった。この曲は明らかに今の曲なのに、アレンジの妙でその頃2000年頃のAcid Jazzを思い出す。すごくいい。スピードが速いですね。いい気持ち。

そんなロンドン寄りの曲をロンドンで初披露した。いいですねぇ。ロンドンならこの曲はすぐに受け入れられただろう。LIVEのビデオも盛り上がっている様子が伝わってきますね。皆ノリがいい。いいな。

Perfume - Moon (2023)



優勝!


Perfume - Moon (2023)
Dance Practice
Moon – EP
Perfume
Released: September 6, 2023
A Polydor Records / Perfume Records release; 
℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



最高にいい曲。これはね、ワタクシ見てすぐに踊り始めました。すぐにフリコピがやりたくなった。これですよこれ。Perfumeはやっぱり踊れ踊れの曲がいい。す~ごく好き💕最高最高。

8月にブログを休んでいたのでこの曲も取り上げるのが遅くなったのだけれど「Dance Practice」のビデオが出たときはトキメキました。本当に好きな曲、好きなフリ。大好きなタイプのPerfumeだわ。久しぶり。

すこし過去を振り返ってみた。これが今まで過去10年間にシングル/配信シングルとしてリリースされたPerfumeの曲。ジャンルはともかく私が個人的に踊ってみたくなった曲は…

踊りたくなった曲は赤い文字
13-2 未来のミュージアム
13-5 Magic of Love トランス
13-8
 Party Maker*
13-9
 1mm* シンセダンスポップ

13-11 Sweet Refrain
14-7 Cling Cling
14-5 Hold Your Hand*
15-4 Pick Me Up アンセム系EDM
15-10 STAR TRAIN
16-3 FLASH*
16-7 I Don't Understand You*
17-2 TOKYO GIRL
17-8 If you wanna
18-3 無限未来
19-7 ナナナナナイロ*
19-11 再生*
20-9 Time Warp
21-7 ポリゴンウェイヴ*
21-9 アンドロイド&(ポリゴンウェイヴ EP)名曲なので追加
22-3 Flow
22-4 さよならプラスティックワールド*
22-7 Spinning World* Mix 80’s
23-9
 Moon Mix 80’sシンセダンスポップ
23-9
 Love Cloud Mix Acid Jazz, 90’s house



な~んとPerfume、近年は踊れる曲が減っていたのですね。2015年から「ポリゴン…」までほぼ踊れる曲がなかった。もちろん個人的な好みだけの話ですけれど。「ポリゴンウェイヴ」がちょっと踊れる曲やねと思い、 「spinning world」でおぅいいねぇと思い…やっぱりPerfumeは踊る曲がいいよと思っていた。そこで今年「Moon」と「Love Cloud」…バリバリやん。バリバリにガチで踊る曲やん。どうした中田さん。いいじゃん。これは嬉しい。

スタイルはなんだろう?80年代の懐かしい音が聴こえてきますね。シンセベースやシンセベースの音が懐かしい音。すごく気持ちいい。リズムが止まらずにずーっと継続するのもいい。よく踊れるいい曲です。そうだ、ボーカルの声が低い。珍しい。これもすごくいい。

ダンスもいいぞ。実はそんな具合でシングルリリースされた曲に踊りやすい曲が少なくてどうしたもんかと思っていたのですけど、その間Perfumeさん達はTikTokでよく踊っていた。そのTikTokでのダンスが最高にかっこよかった。あらためて「Perfumeはダンスがうまい」と思った。「もっとこういう風な軽快なダンス曲を出せばいいのに」と思っていた。

そこで「Moon」が出た。

それから、近年のPerfumeのダンスは「舞」とか「舞踏系」が多かったと思う。だから見るには綺麗でいいけれど、自分が立ち上がって踊りたいとは思わなかった。

そこで出た「Moon」。

思わず立ち上がりましたもん。これですよ。最初のコーラスはフリコピした。もう何年ぶりだろう。そうなの。この「Moon」はフリも思わず踊りたくなるフリ。真似したい。立ち上がって踊りたいと思う。コツコツと共にリズムを刻んでフリコピをしたくなる。

だからもう「Moon」は今年の優勝。優勝…の言葉はそういえば3月にFleur East - Count the Waysでも書いたのですけど、この「Moon」が優勝でもいいな。すごく好き。

MVもDance Practiceも両方ともいい。それぞれが違う魅力でいい。MVは1画面内で違う色の衣装の3人が同じ動きをする場面がとても綺麗で気持ちいい。踊るPerfumeのシンプルなMV。すごく綺麗。最高。それにしてもこのMVは回る床の上で踊っている。バランスが難しいと思う。すごいね。

Dance Practiceのビデオはセクシー。大人ね。これがいいんだよなぁ。彼女達はこういうスポーティーなタイプの衣装もいいと思います。かっこいい。ほんと。あらためて惚れる。かしゆかのカチカチ筋肉のウエストとあ~ちゃんのうなじにチラ見ウエストもいいが、のっちの切れた水着風ツルっとした質感のトップの脇から見える脇ウエストがとてもセクシーだと思います。惚れる。のっちはくねくねいつもセクシーな人よ。3人ともスポーティーで健康的でかっこいい。最高やね。

優勝!

のっち誕生日おめでと~!!! 💕 🎂



2023年9月20日水曜日

WOWOW 連続ドラマW『フィクサー』Season1 全5話・感想



夏の頃にTV Japanで放送になったのを見た。8月はブログを休んでいたので感想が遅くなってしまった。日本での放送はWOWOWで2023年4月23日から5月21日まで。


面白かったです。役者さん達が皆ベテランの方々が多く、それだけでもかなりの重厚感。西田敏行ラスボスが怖い。大変素晴らしい重い雰囲気の大人のドラマ。見ごたえがあった。

しかし実は最初は話に入り込めなかった。これは政治の裏側の話ですね。

どうやら日本の政界には魑魅魍魎がうようよしていて、国民が知らない場所で様々なことが行われている…そのようなドラマだろうと思った。

(ずいぶん前に日本を離れたこともあって)私は日本の政治/政界に全く馴染みがなく、ショッキングな話にも免疫がないせいか、最初はこれがリアルなのかもフィクションなのか、それとも限りなくリアリティに近いフィクションというべきなのか…その辺りがよく飲み込めなかった。しかし最後まで見た後で再度見直し全体像を掴んだら、その面白さがわかった(と思った)。

軸はミステリーでしょう。1話目で事件が起こって、Whodunit?/犯人はだれ?…がドラマ全体の軸。そしてその周りに政界の魑魅魍魎が蠢いている…というような話か。

①総理大臣を乗せた車が崖から転落事故にあう。
 犯人は誰か‽ 犯人捜し。
②政界で新薬の認可をめぐる密約スキャンダル。蠢く政界の魑魅魍魎。
③フィクサー・設楽拳一(唐沢寿明)が政界にメスを入れる。
④予想外の人の繋がり。最終話で明らかに。

構成はこの4つ。意外にシンプルだけれど最初は理解するのが難しかった。2回見て理解してドラマの面白さがわかった。

①は最終話で種明かし。
②は闇。製薬会社の社長は哀れ。
 密約の録音データは…(現在放送中のシーズン2で)再度登場。
③ 設楽拳一とはナニモノだ?
④拳一の秘書兼運転手(要潤)の設定に驚く


Pros


面白いドラマ。一番の見どころは見ごたえのあるベテランの役者さん達。
特に政治家の方々が最高。すごいね。まぁ~悪い顔が並ぶ並ぶ。それだけでも十分面白い。

小林薫さんてこんなお顔のお方でしたっけ?悪い悪い笑。役者さんは本当にすごいと思う。近年の小林さんは「深夜食堂」での穏やかなおじさんをNetflixで見たけれど、このドラマでの彼はまるで別人。人の顔はこんなに変わるんだねと驚く。演出も秀逸なのだろう。役者さんへの光の当て方もカメラの寄り具合も「悪い政治家」の表情を映し出す。すごいです。びっくりした。面白い。

そして要潤さん。内田有紀さんになぜ刑務所に入ったかと聞かれて「殺人罪です」と答える。ぉおおおおお…いいねぇ。このお方はこういう役が似合う似合う似合う。拍手。

主役の唐沢寿明さん。このお方は30年くらい前はディスコで有名なユーモラスで明るい役者さんのイメージだったのに、ずいぶん脂ぎったおっさんになりました。大変素晴らしい。設楽拳一の役も今の唐沢さんだから出来る。役者さんの変化も面白い。

そしてラスボス・西田敏行さん。こわいわ。昭和の時代からの伝説のフィクサー。本物のフィクサーはこちらの西田敏行でしょう。この人に敵うわけがない。サクタ薬品社長のことも握りつぶすのですよね。こわいわ。こわすぎ。

富田靖子さん。びっくりした。役者さんはやっぱりすごい。信じられますもん…中年の女性政治家。大きな拍手。

その他にもこのドラマは配役が秀逸。久しぶりに拝見する役者さん達も皆役にハマっていて納得する。俳優さん達が素晴らしいドラマ

そしてこのシーズンのMVP。事実上の主役は藤木直人さん!名優!私はこのお方がこれほど繊細な表情をなさる役者さんだとは知らなかった。以前拝見したのは『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』のコメディのみ。今まで藤木さんがこれほどうまい役者さんだと知る機会がなかった。最終話のあの複雑な表情…崖っぷちに追い詰められる表情に息を呑む。このお方はもっと見たいと思った。大きな拍手!!!

このドラマには違和感を感じる役者さんがいない…妙に若いとか、妙に顔がかわいいとか…お堅い職業なのに全員がかわいい顔の俳優さんばかりとか…配役に全く説得力のないドラマは今までにいくつか見てきたと思う。しかしこのドラマは中年が中年らしく中年をやっている。それが素晴らしい。だから面白い。不自然に若くてかわいい顔の俳優さんが一人も出てこないのが最高(町田啓太さんはイノセントなジャーナリストなので設定上納得です)。いいですね。配役の素晴らしさに拍手喝采。

ストーリーは以外にシンプル。見どころは役者さん達の顔ぶれと熱演。それだけでもいいドラマ。十分満足。私には馴染みのない政界の話なので、もしかしたら細かい設定を見逃しているかもしれないけれど、また見直してみようかなと思うのは、俳優さん達と演出がすばらしいからだろうと思います。面白かったです。

Cons


私が最も頭をひねったのは、
設楽拳一(唐沢寿明)はなぜこういうことに頭をつっこんでいるのか?

私が日本の政治が全くわからないこと、そのことから「フィクサー」という存在がよくわからないために、この設楽拳一を見て「この人はなぜこんなことに頭をつっこんでるんだろうね?」と不思議に思った。その違和感がドラマの最後まで残った。

「フィクサー」とは、
政財界におけるトラブル収拾や企業間の揉め事回避まで、警察や法では解決できない事案の処理を行う…とあるけれど、設楽がそれを行うモチベは?理由は?そしてそれができる力は?

設楽はこのシーズン1が始まる前にも既に1度は逮捕されて刑務所に入れられている。実際に設楽がやろうとしているのは、昭和の大物フィクサー・本郷(西田敏行)と敵対すること。

そして設楽はどうやら1匹狼。設楽の周りをガードするチームはいない。ということは設楽は無防備…彼の命も危ないということだ。本郷にとって設楽を消すことは簡単だろう。サクタ薬品社長のようになってもおかしくはない。

フィクサーの仕事は設楽一人では無理ではないのか? 
彼の仲間は町田啓太、内田有紀、小泉孝太郎だけ?

設楽はなぜたった一人で暗黒の政界のラスボスに立ち向かおうとするのか?そもそも一人でできる仕事ではないだろう。フィクションだから可能だということか。つまりは政界ラスボスに1匹狼が立ち向かうファンタジー系ヒーローものの設定だろうか?しかしそこにリアリティはない。どう考えても設楽が西田敏行に敵うわけがない。


そのような印象でシーズン2も見てます。
ドラマとしては十分面白い。
シーズン2も面白い。

弦楽器と女性コーラスのインストのテーマ曲がすごくいい。
動画サイトにあげて欲しい。


それにしてもフィクサーってなに?
日本の政界は長い間一党優位政党制で、事実上ぼぼ一党独裁と変わらないわけで(選択の自由と権利はあるけれど選択肢がない)。だからこそ過去からの様々なしがらみや、コネ、根回しや圧力で政界を操るフィクサーという存在が出てくるのか。政界には透明性もない。それを考えれば日本の政界のあり方そのものが問題ではないかと思わずにはいられない。このドラマはどこまで日本の政界を模しているのか? 考えさせられますね。




2023年9月19日火曜日

お猫様H:階段猫2023 猫は自意識過剰



以前もこのような写真を載せたと思うが
また同じような写真が撮れた
今年の階段猫  



猫は常に人を意識する。周りを意識する。自意識が高い。プライドが高い。ええかっこっしい。例えばカメラを向けると…ポーズをする。また「今はやめて」と嫌がる/逃げる、ふてくされる。普通の顔をしてよ普通の顔…そのまま自然のままで可愛いんだからと言っても、彼女は常にカメラを意識して表情を変える。まるでカメラの意味を理解しているようだ。

以前猫さんが勢いをつけて飛び出してきて椅子の脚に頭をゴツンとぶつけたことがあった。「あ…笑、今頭ぶつけたでしょ笑…」と思わず笑ったらすぐに人間に向かってきて腕を噛んだ。「私を笑わないでよ」と怒っていた。まるで人間だ。プライドの高いお姫様のよう。猫には高度で複雑な自意識があると思う。


夏に庭に咲いたOrange jasmine/Mock Orange
とてもいい香り
日本名は月橘/ゲッキツ 原産地は東南アジア