デンゼル・ワシントンさんが監督+主演のこの映画は、もともとオーガスト・ウィルソン/August Wilsonによる1987年の舞台劇。劇は同年Pulitzer Prize for Dramaを受賞。その後2010年にデンゼルさんとヴィオラさんでブロードウェイにて再演(なんと贅沢な)。この映画はそれを映画化したもの。
ライアン・ゴズリングと言えばカ・ラ・ダ…カラダカラダカラダ…ふぅ…と以前見た映画『ラブ・アゲイン/Crazy,
Stupid, Love (2011)』で思ったのでございます。ええ男やね。知り合いの若者にも似ているので、エエ男というよりも「なかなか将来楽しみな若い子」というべきか。しかしこのお方、もう36歳なんだって。もっと若く見えますね。
というわけで、ライアン・ゴズリング君に注目…と思っていたのに、その後彼はマッチョな映画(よく知らない)に出ている事が多くて、結局その『ラブ・アゲイン』以降、彼の映画は一つも見ることなく時が過ぎてしまった。え?『マネー・ショート/The Big Short (2015)』に出ていたの?まったく気がつかなかったわ。影が薄い?
比べちゃいけないんだろうけど1940年代50年代のハリウッドは本当にすごいぞ。ジーン・ケリーやリタ・ヘイワースは本当にすごい。『カバー・ガール/Cover Girl (1944)』や『雨に唄えば/Singin' in the Rain (1952)』のジーン・ケリーは超人。曲もいい。歌も無茶苦茶上手い。マイケル・ジャクソンも彼のファンだったそうだ。マリリン・モンローだって『紳士は金髪がお好き/Gentlemen Prefer Blondes (1953)』はとてもいい。ジェーン・ラッセルも声がいい。キラキラしてとても綺麗。