能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2023年1月11日水曜日

Fujii Kaze – Matsuri (2022)



年の初めは明るくいこう




Fujii Kaze - "Matsuri" Live at Panasonic Stadium Suita
まずはライブが良し バンドがうまい
そしてスタジオ ver.
Album: LOVE ALL SERVE ALL
Released: March 23, 2022
A UNIVERSAL SIGMA / HEHN RECORDS release; ℗ 2022 UNIVERSAL MUSIC LLC



実は2日前の9日に藤井さんの「Shinunoga E-Wa」はここに取り上げた。あの曲がいかに素晴らしいのか(←特にメロディ)と1日かけて文章を書いた。音楽的にすごくいい曲なのですよ。そしてその曲が、海外でウケていること、そしてその分析をして「あの曲が海外でウケたのはYouTubeに先に上げられたライブビデオが良かったからではないか(ピアノ最高、サビの転調最高)」などとも書いた。藤井さんは才能に溢れていて、これからどんどん外に向かっていくお方でこれから楽しみだと書いていた。絶賛していた。

その文章をあげてから数時間後、なんだか違和感を感じ始めた。…ちょっと待て。あのリピートされるサビの歌詞。あれはいかん。あれはやっぱり年の始めに繰り返す言葉じゃないだろうと思い始める。私は普段音楽を聴くときは、あまり歌詞を聴かずコード進行やメロディから入るのですけど、人によっては歌詞から曲に入る人もいるだろう…などなどと考えていたら少し苦しくなってきた。というわけでその文を一旦削除しました。

…それからどうしようかと考えていた。藤井さんは好きだし、期待しているし、その事も書きたいし、ちょこちょこ動画サイトで曲もチェックしているし、…いや~「Shinunoga E-Wa」は音楽的には今でもすごく好きなのですけどね(特にあのライブ ver. 最高)。どうしょうかな…と思ってた。

そうしたら今朝、キチンに立っていたらこの「まつり」を無意識に口ずさんで踊っているのに気付いた。…あ、そうだ。この曲があるじゃん。これを取り上げよう。どれどれ歌詞は何を歌っているのかな?おぉ前向きじゃないですか。すごくポジティブな曲。よし、じゃぁこれにしよう。というわけで今この文章を書いている。


藤井さんはいいですよ。いい曲。この曲も「Shinunoga E-Wa」と同じで踊れる曲。思わず身体も揺れる。いい調子。いい気持ち。特にこのPre-Chorusというのかな…「花祭り 夏祭り…」のあたりが気持ちいい。しかしいい歌だ。

  あれもこれもが有り難し
  苦しむことは何もない
  肩落とすこた一切ない


よくあることですが、うまいバンドはスタジオ ver. よりもライブの方がいいですね。グルーブがいい。この曲のライブ ver. もスタジオ ver. よりずっといい。バンドかっこいいな。


そうだ色々と考えたので「Shinunoga E-Wa」の文で書いていたものを、ここにコピーしよう。

「全体に踊れるリズムなのがいい。横ノリでまったりいける。今の世界でウケる音のスタンダードは踊れる系。どんなリズムでもいいけれど最低ノレるリズムはあった方がいい。ダンスは今世界での音楽の共通言語になってます。この歌が受けたのも踊れるリズムだったからでしょう。

とにかく藤井さんはすごいわ。まだ25歳ですからね。本当に才能に溢れた若い人。別次元の若い才能。世界に行く人。このお方は単にポップスターやロックフェス参戦などと言うよりも、これだけピアノができる方なので(ポップス有りの)ジャズ・フェスとかでいけそう。

今世界の音楽って、EDM、ソフトで作曲するダンス系ばかりなのですよ。でもその中で、やっぱり楽器を捨てられない人々がいる。今楽器を弾くバンドには、本当に上手い人達がちらほらいる。例えば大学でクラシックを学んでた…チェロやバイオリンを弾いてた人たちが、バンドを組んで品のいいポップスをやっていたりする。私は深くは調べていないのですけど、ここに以前取り上げたフランスのL'Impératrice とか、米ニューヨークのLake Street Diveはこなれていて上手い。それから売れてるポップスターのCharlie Puthさんも同じタイプかな。

藤井さんはこういう上手いミュージシャンのジャンルでいけるでしょう。日本のうまいバンドを引き連れて世界ツアーをやってほしい。あのピアノならいける。楽器ができるのは宝物。

面白いですね。昔は日本人の音楽で海外に受けるのって現代音楽系とかシンセ系とかバカテク系とかだったと思うのですが、今はポップス系でいけるのね。だんだんいい感じになってきてる。」


↑大絶賛。藤井さんを応援する。と言っても歌を聴いて鼻歌を歌うぐらいだけれど。この才能のある若者がどこまでいけるのか。楽しみです。

「Shinunoga E-Wa」の歌詞ですが自分で歌う時には「犬のがいいわ~」にしよう。私は「猫のがいいわ~」だな。   サムー