能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2023年4月29日土曜日

MLB:エンゼルス × Milwaukee ブルワーズ戦のソーセージ・レースを見る



待ってました。
噂には聞いていたブルワーズのソーセージレース

今年からMLBは、アメリカンとナショナルの両リーグの全チームが満遍なく戦うスケジュールに変わりました。

去年までアメリカン・リーグ所属のエンゼルスは、レギュラー・シーズン中は同リーグ内のチームとの試合が多かったのですが、今年からはナショナル・リーグのチームとの試合も見られるようになった。これからは東地区や中部地区のNLチームとの試合も見られる!…ということは、ミルウォーキー・ブルワーズのソーセージ・レースも見られる!

以前から見たい見たいと思っていた。昨日は外出していたので見ていない。今日は見る。それにしても野球チームの名前がBrewers/ビールの醸造者で余興はソーセージ・レースってどれだけドイツ風味なのか。中西部の辺りというのはドイツ系の人々が多いのですよね。

今日実際にレースが行われたのは、6回表(エンゼルスの攻撃)と裏の間。エンゼルスのTV チャンネルBally Sports Westでは残念ながらTV CMの時間になってしまったのですが、CMの後にちょっとだけレースの模様を見せてくれました。よかった。

というわけで思わずテレビの写真を撮った。かわいいです。



試合そのものは…

ブルワーズって強いのね。最初は見ていなかったのですが、3回裏でブルワーズばかりに点が入っていた模様。エンゼルスの1点は5回表のトラウト兄さん。その後5回裏でブルワーズにどんどん点が入り7点。
B7対1A ああもうだめかと思ったら8回と9回の表でトラウト兄さんがそれぞれ2ランホームラン!4点を入れて全部で5点で試合終了。鱒兄さんすごいわすごい!今日の5点は全部トラウト兄さんの点よ!

なんだかトラウトさんももったいないですよね。こんなに上手い人なのに。エンゼルスがポストシーズンに行くことはあまりないだろうと思えば、本当にもったいないと思う。

ところで今年から入ったハンター・レンフローさんってトラウトさんとそっくりですね。双子みたい。彼も結構打ってますね。ヨシヨシ



2023年4月27日木曜日

Lupe Fiasco, Chill's Spotlight - Wild Child (Remix) ft. Vince Lawrence (2023)



英国のダンスチャート入り



Lupe Fiasco, Chill's Spotlight - Wild Child (Remix)
 ft. Vince Lawrence (2023)
Album: Chill's Spotlight, Vol. 4 - Spirit of Chicago House
Released: February 10, 2023
℗ 2023 1st and 15th Too marketed and distributed by Thirty Tigers



元々ロック風のアレンジだったLupe Fiasco - Wild Child (2017)をプロデューサーのVince Lawrenceさんがリミックス。そのリミックス曲の入ったアルバムが『Chill's Spotlight, Vol. 4』

元曲もYouTubeに上がってますが、びっくりするぐらいロック調。このハウス調はいいですね。かっこいいわ。リミックスをしたVince Lawrenceはハウスミュージックの大物だそうです。

★Lupe Fiasco
Wasalu Muhammad Jacoさん。米国シカゴ育ちのrapper, singer, record producer, and entrepreneur。1982年生まれ。デビューは2000年。曲とアルバムが何度もアメリカのチャートの上位に上がった有名なお方みたいですね。この曲はリミックスですが元曲は2017年のリリース。

★Chill's Spotlight
これは人ではなくてプロジェクトの名前。リミックスのアルバムの名前かな?情報が少ない。

★Vince Lawrence
米国シカゴのdance music record producer。1964年生まれ。このお方は元々ハウスミュージックの草分け的存在だそうだ。1980年代にハウス曲を最初にビルボードチャートに送った人々の一人で、1986年にFarley "Jackmaster" Funk/Jesse Saundersとリリースした「Love Can't Turn Around」は英国でチャートの10位にまで上がり、英国にハウスを広めたと言っていいほどの存在だそうです。

この動画は後半がカットされてるのですが訳詞を置いておこう。このリミックスのフルver. は5分41秒。後半の歌詞も歌われています。…いま全編聴いてきた。後半もいい。ここにはなぜか貼れないけれど。

歌詞は韻踏みがすごくおかしい。ドラマ/バナナ/バハマ/パジャマ/ピラニア/カタナ…なんだかユーモラスで笑う。意味がわからないのもある。Revolution to the bone doorってなんだろう?



Wild Child
Lupe Fiasco
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[Intro: Lupe Fiasco]
And they say, uh,
Yeah, one time, uh,
Yeah, one time,

[Verse 1]
Yeah, 1回目はドラマのため
ハルシオンの vibesでリャマみたいに感じた
ストリートのビーストとピースを結び
少なくとも俺なりに考えて

黙想してドラマを消し それとも俺はバナナ元気になる
ビーチが命 でもバハマじゃない ただ俺はパジャマが着たい
人生全て戦ってきた ピラニアと
カタナ/刀がある おれの手には

俺はただ横になって クールアウトのためにサウンドを鳴らし
そして プールカウチで寝落ちする
それで ニューウェーヴに目をさます
そして スクールハウスから暇をもらい

Yeah, 俺は聞きたくないね
それがなかったらここにいないって? 違うね
一人になりたくないの 君を家に置いていかないよ
君…がいなくて俺一人でなんの意味がある?


[Chorus]
Oh wow, 君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
Oh wow, 君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
Yeah


[Verse 2]
Yeah, 2回目は写真のため
ランドマンはどこよ 知らね~
骨の扉への革命
アンダーグラウンドのスタイルは 
 近場 (レーベル Stones Throw Records?) から出るべきだった

Yeah, グッドフードとグッドタイム
グッドムーブ グッドフレンド グッドマインド
自信のコンフィデントで
  君はコンプリメント褒めてくれる俺の思考を
だって君はこのサイエンスの下に生まれたから

ちょっとピーク覗いてみたいんだよ
大切なことのブックをちょっとルックしたいの
だって君ならできるからね
何もやらずに ルースになってみてよ

Yeah, 俺は聞きたくないね
それがなかったらここにいないって? 違うね
一人になりたくないの 君を家に置いていかないよ
君…なしで俺一人でゾーンに行ってなんの意味がある?


[Chorus]
Oh wow, 君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
Oh wow, 君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
I'm singin' it, 


  [Bridge]
  バックシートかバックヤードか
  俺たち なんの問題もないよね
  俺は君といて幸せ 君と一緒に

  [Verse 3]
  君と一緒にいると すごく自由を感じる
  君と一緒に
  君と一緒にいると すごく自由を感じる
  君と一緒にいる時

  3回目は俺自身のために
  リラックスバック 俺の健康にいい
  だから俺の彼女に手を出さないで
  俺は彼女以外の誰とも一緒にいたくないんだ
  なにも心配してない
  なにも聞いてない
  何も頑張ってない
  俺のパーフェクトな女のこと以外はね

  [Chorus]
  Oh wow, 君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
  Said oh h wow, 君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
  歌ってるんだよOh wow, 
  君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
  Yeah, , said oh wow, 
  君は俺をワイルドチャイルドみたいに思わせてくれる
  Oooh wild




2023年4月26日水曜日

映画『イースターラビットのキャンディ工場/Hop』(2011):最初の10分だけ珠玉






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『 Hop (2011)/米・日/カラー
/1h 35 m/監督:Tim Hill』
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先日イースターの頃にテレビでやっていた。ウサギとひよこ?かわいいな。見たいわ。というわけで再度録画予約。やっと見た。



★以下冒頭のシーンネタバレ注意




まずウサギの偉人の肖像画を見せられる。そして軽快なリズムで映画スタート。海上を飛ぶカメラからの映像が島に徐々に近づいていく。ワクワクする。岸壁にはモアイが並んでいる。イースター島ですね。そしてカメラがモアイの頭にフォーカスすると、頭の上で子ウサギがドラムを叩いている。

うわ~~~~かわいい💕
かわいいかわいいかわいいかわいい💕
心が溶ける。これはきっといい映画よ。

そしてパパうさぎがやってきて子ウサギと会話。一緒にパパの経営するキャンディー工場へ行く。その工場のカラフルで美しいこと美しいこと。ひよこが沢山いる。目を見開いてわ~すご~い…とわくわくする。嬉しアドレナリンが出る。この工場ではイースター用のキャンディーやチョコレートを作っているのですね。

そして出来たお菓子は、パパウサギの操るイースターひよこ車で世界中の子供たちに届けられる。深夜に目を覚ました主人公の少年。少年が目撃するイースターひよこ車。…ああなんと夢のある。なんと美しい。なんと素敵な…。

ここでこの映画は終わりでよし。



★ネタバレ注意



少年のシーンが終わるとすぐに「その20年後」になる。少年も大人になった。

この大人になった青年…20年後のフレッドは30歳ぐらいだろうか? 彼はずいぶんいいかげんで子供っぽい30歳。そのフレッドを演じるのがJames Marsden。

一方イースター島の子ウサギE.B.も10年後には大人になっている。イースター島で育ち、パパの後を継いで工場長になるように言われているが、本人は都会に出てドラマー(ミュージシャン)になりたいと言う(夢を追うウサギ)。その声を演じるのは英国のコメディアンRussell Brand。


なんだろうな…こりゃ。なんか…う~ん。なにがいけないんだろうと考えたくなる映画。全てにおいて中途半端。

あくまでも子供向けの映画なのですよね。小さい子供が見て喜ぶ映画。ウサギのキャラクターはかわいい。ひよこもたくさん出てくる。私もそれに魅了された。冒頭のCGのシーンには確かにわくわくした。

それなのに、実写の人間が出てきてから全く面白くない。なんでこんなに面白くないんだろうと考えたくなるほど。なぜだろう。


まずJames Marsdenさんが子供っぽい大人30歳を演じているのが妙。子供向けの映画だとはいえ、こんな30歳は実際にはいない。それが全編違和感につながる。

軽薄でいい加減な青年のキャラは全てがわざとらしい。演技も、無理して元気に明るく面白く演じてないか?それに彼は行動が乱暴気味なのもいけない。あまり魅力的な人物ではない。いやあのキャラで30歳ならむしろ不快。なぜフレッドのキャラを、冒頭から10年後に設定して20歳ぐらいの若い俳優にしなかったのだろう?

Marsdenさんにフェアであるよう記しておこう。インタビューで彼は「CGとの共演(撮影の方法)が難しかった」と言ってます。だから演技も妙な感じに見えたのかも。


ウサギはかわいい。Russell Brandの声も問題ない。CGは十分良し。CGのウサギが人に抱っこされたり、走る犬の背中に乗っていたりするのも自然。うまいものだと思う。


ストーリーは…

単純ですね。夢を追う若ウサギが都会で波にもまれ…最後になぜか人間を島に連れ帰る。そしてパパの工場はあやうく悪ひよこに乗っ取られようとしていた。連れ帰った人間とともに、悪ひよこをやっつける。そしてめでたしめでたし。

もっと大きな普遍的フォーマットというのなら、この話は…ウサギにとっては「若者が都会に出て波に揉まれ、その後故郷に帰ってきて落ち着く…サマセット・モームの『人間の絆』みたいな話(ウサギの絆、ひよこの絆)」だろうか笑。ウサギは大人になったのね。 人間フレッドの話としては全くわからん話だけれど笑。


色々ときつく批評したけれど、子供向けの映画は見て嫌な思いはしないのですよ。だからそれほど嫌いではない。ただあまり優れていなかったね…という程度。 ウサギはかわいいし、(鶏に成長しない)スペイン語訛りの悪ひよこも珍妙、彼らのかわいらしさだけでニコニコ見ていられる。だから「変な映画だわね」と言いながらも結構楽しめた。。


年を取ったせいなのか、ここ数年、若い頃に面白かったタイプの映画(恋愛もの、サスペンス緊張系、大人セクシー系、謎解き頭使う系、社会問題系)を真面目に見て唸るのがめんどくさくなってきている。特に歴史ものは…素材にそれなりに思い入れがある場合は…今の制作の現場の世代とのセンスが違い過ぎて違和感を感じるものがとても多い。そして暴力描写はことごとく避けたい(痛いから)。ブロックバスターのジェットコースターライドも疲れる。

そうなると、まぁ子供用映画は人畜無害。それでよしよし。特にCGアニメのきらびやかさにはやっぱり心を奪われる。色が綺麗なのはいい。

子供向けのCGの映画はこれからも見ていこうと思います。



2023年4月20日木曜日

BABYMETAL - Mirror Mirror (2023)



いいですね


BABYMETAL - Mirror Mirror (2023)
Album: THE OTHER ONE
Released: March 24, 2023
℗ 2023 BABYMETAL RECORDS / Amuse Inc.
under exclusive licence to Cooking Vinyl America Inc. / 5B Records.


気持ちのいいギターの音。うねうね鳴ってる。ギターの音ばかり聴いてしまう。サビの前のジャ~ンという音が気持ちいい。ちょっと懐かしい音。若い頃の音。そうそう、ロックの音は35年以上前からずっといい気持ち。

年を取ると轟音にはなかなか耳が向かないのですが、聴けばやっぱり気持ちいい。轟音は若いエネルギーならでは。いいな。ギターとベースとドラムのレイヤーの轟音を聴くと、ちょっと若返る気がする。このサビはキーボードの音も沢山入ってますね。

この轟音にSu-metalさんの清いクリアな声が重なるとまた気持ちいい。
轟音の中に美しい声。いい曲です。

この曲はライブでどのように聴こえるのか楽しみです。
かっこいいな。


BABYMETAL:2023年のツアー日程



すっかりご無沙汰.
今年はBABYMETALがライブ活動を再開。

まずは
岡崎百々子さんが正式にBABYMETALメンバーに!
おめでとうございます。


そしてその発表からすぐにものすごい日程の世界ツアーを開始!
おめでとうございます。

ツアー日程を記録しておきます。
リスペクトを込めて。

ツアーの成功を心よりお祈りしています



BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -
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JANUARY 
28 Chiba Makuhari Messe, Japan
29 Chiba Makuhari Messe, Japan


BABYMETAL BEGINS - THE OTHER ONE -
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APRIL 
1 Yokohama, PIA ARENA MM, Japan
2 Yokohama, PIA ARENA MM, Japan


SABATON
The Tour To End All Tours
Featuring Special Guest BABYMETAL,
Supported by LordI
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APRIL
14 Leeds First Direct Arena, UK
15 London OVO Arena Wembley, UK
16 Cardiff Motorpoint Arena, UK
18 Glasgow OVO Hydro, UK
21 Paris Zenith, France
22 Frankfurt Festhalle, Germany
24 Hamburg Barclays Arena, Germany
25 Esch-sur-Alzette Rockhal, Luxembourg
28 Stockholm Avicii Arena, Sweden
29 Oslo Spektrum, Norway
30 Copenhagen Royal Arena, Denmark
MAY 
2 Hannover ZAG Arena, Germany
3 Amsterdam Ziggo Dome, Netherlands
5 Berlin Mercedes Benz Arena, Germany
6 Leipzig Quarterback Immobilien Arena, Germany
7 Vienna Stadthalle, Austria
9 Łódź Atlas Arena, Poland
10 Ostrava Arena Ostrava, Czech Republic
12 Cologne Lanxess Arena, Germany
13 Antwerp Sportpaleis, Belgium
15 Munich Olympiahalle, Germany
18 Tallinn Saku Arena, Estonia
19 Helsinki Ice Hall, Finland
20 Kuopio Hall, Finland


BABYMETAL WORLD TOUR 2023 ASIA
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MAY
25 Jakarta ICE, BSD CITY, HALL 10, Indonesia
28 Bangkok TRUE ICON HALL, Thailnd
31 Hong Kong ASIA WORLD EXPO, Hong Kong
JUNE
2 Taipei ZEPP NEW TAIPEI, Taiwan
4 Kuala Lumpur ZEPP KL, Malaysia


BABYMETAL WORLD TOUR 2023 AUSTRALIA
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JUNE
8 Brisbane Fortitude Music Hall, Australia
9 Sydney Hordern Pavilion, Australia
11 Melbourne Margaret Court Arena, Australia



SUMMER SONIC 2023【OSAKA】Japan
August 19: Maishima SONIC PARK
SUMMER SONIC 2023【TOKYO】Japan
August 20: ZOZOMarine Stadium & Makuhari Messe



The BABYKLOK TOUR 2023
Notrh American co-headline tour with DETHKLOK
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Aug 30: Houston 713 Music Hall, TX
Aug 31: Dallas South Side Ballroom, TX
Sep 02: Orlando Orlando Amphitheater, FL
Sep 03: Atlanta Coca-Cola Roxy, GA
Sep 05: Nashville Nashville Municipal Auditorium, TN
Sep 06: Cleveland Agora Theatre, OH
Sep 08: Pittsburgh UPMC Events Center, PA
Sep 09: Wallingford Toyota Oakdale Theatre, CT
Sep 10: Alton Blue Ridge Rock Festival, VA ★Festival
Sep 12: Philadelphia The Mann Center, PA
Sep 14: Boston MGM Music Hall at Fenway, MA
Sep 15: New York Hammerstein Ballroom, NY
Sep 17: Sterling Heights Michigan Lottery Amphitheatre, MI
Sep 18: Toronto RBC Echo Beach, ON
Sep 20: Grand Rapids GLC Live at 20 Monroe, MI
Sep 21: Chicago Byline Bank Aragon Ballroom, IL
Sep 23: Louisville Louder Than Life, KY ★Festival
Sep 24: Milwaukee Eagles Ballroom, WI
Sep 25: Minneapolis The Fillmore, MN
Sep 27: St. Louis Saint Louis Music Park, MO
Sep 28: Omaha Steelhouse, NE
Sep 30: Denver Fillmore Auditorium, CO
Oct 01: Salt Lake City The Complex, UT
Oct 03: Vancouver PNE Forum, BC
Oct 04: Seattle WAMU Theater, WA
Oct 07: Sacramento Aftershock, CA ★Festival
Oct 08: Las Vegas Pearl Theater at Palms Casino Resort, NV
Oct 10: Phoenix Arizona Financial Theatre, AZ
Oct 11: Los Angeles YouTube Theater, CA


BABYMETAL WORLD TOUR 2023

EU & UK Tour
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14 Nov - Norway Oslo Sentrum Scene
15 Nov - Sweden Stockholm Annexet
16 Nov - Denmark Copenhagen Amager Bio
18 Nov - Germany Hamburg Sporthalle
19 Nov - Germany Berlin Verti Music Hall
21 Nov - Germany Cologne Palladium
23 Nov - Austria Vienna Gasometer
24 Nov - Germany Munich Zenith
25 Nov - France Strasbourg La Laiterie
27 Nov - UK London Roundhouse
28 Nov - UK London Roundhouse
29 Nov - UK Wolverhampton Civic
01 Dec - Germany Offenbach Stadthalle
03 Dec - Netherlands Tilburg 13
04 Dec - Belgium Brussels Ancienne Belgique
06 Dec - France Paris Olympia
07 Dec - Luxembourg Luxembourg Rockhal
08 Dec - Italy Milan Fabrique
10 Dec - Spain Barcelona Razzmatazz
11 Dec - Spain Madrid Palacio Vistalegre

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MLB 今年の気になる選手達



もうシーズンは始まっているのですが、ここで今MLBはどこに誰がいるのかを整理した。私の気になる選手だけの個人的なメモ。MLBは選手がどんどんチームを移動するので、誰がどこにいるのわからなくなる。それでちょっと調べた。名前の横の数字は今年2023年の今日の成績。数字はこれから日々変わります。

今年からMLBではピッチクロックが導入され、それに今年からレギュラーシーズンでアメリカとナショナルの両リーグで全チームが満遍なく試合をすることになったらしい(以前はレギュラーシーズンはほぼリーグ内の試合のみ)ということは、アメリカンLのエンゼルスもナショナルLのブレーブスやメッツ、フィリーズとの試合が見れるようになった。ヌート君やマーシュ君が見れるのね。これは楽しみ。


●エンゼルス関連

それにしてもエンゼルス…どうよ。もう知ってるメンバーの方が少ないですね。たった2年間しかMLBを見てないのに、今はもうほとんど別のチーム。マーシュ君もはいなくなったし、今年ウォルシュは怪我中。ロレンゼンもいつのまにかいなくなった。そしてフレッチはトリプルAに格下げになったらしい。えええええええショックが大きすぎ。フレッチのいないエンゼルスなんて…。

ところで今年もやっぱりオーナーはモレノ氏。結局球団は売れなかったのですね。なんだなんだなんだがっかり過ぎ。オーナーが変わったらずいぶん雰囲気も変わると期待したのですけどね。モレノ氏がいる限りミナシアンもついてくる。だめだわこりゃ。おまけに監督も気が短くていけない。

下記のチーム別の選手達の成績を見て思ったのですけど、エンゼルスに一番必要なのはフロントオフィスとマネジメントを変えること。せめてバッティングコーチの上手い人を連れてこなければ状態は変わらないと思った。フィリーズに移ったマーシュ君のバッティング平均AVGを見ろ。彼はすごく成長している。これってフィリーズのコーチがいいってことでしょ。アストロズもコーチが上手いのですよね。エンゼルスも優秀なコーチを雇わなければ選手を無駄遣いしてしまいそう。去年良さそうだったミッキー・モニアックなんて今年はマイナーだ。いったいどうなってるんだろうと思う。

エンゼルス今年はどうなるよ。



それでは今年の気になる選手達



American League

AL East---------------------------
★Tampa Bay Rays
★Baltimore Oriols
★New York Yankees

 Gerrit Cole (P) ERA 0.95 旦那Aチョイス うまいそうだ
 Aaron Judge (CF) avg .273 大きい人 スーパースター
 Giancarlo Stanton (LF) 今怪我中 avg .269 スター
 Kyle Higashioka (C) avg .167 WBCの米のキャッチャー 日系
★Tronto Blue Jays
 Vladimir Guerrero Jr. (1B) avg .338 2世ホームラン
 Yusei Kikuchi (P) ERA 4.70 菊池雄星さん
 Kevin Kiermaier (CF) avg .315 Raysから移籍 青い目
★Boston Red Sox
 Masataka Yoshida (LF) avg .189 吉田っち💕吉田正尚様
 Justin Turner (1B) avg .257 ドジャースから移籍かな?
 Alex Verdugo (RF) avg .338 記憶に残る

AL Central---------------------------
★Minnesota Twins
 Carlos Correa (SS) avg .207 以前アストロにいた
 Kenta Maeda (P) ERA 4.15 マエケン前田健太様
★Cleveland Guardians
 Steven Kwan (LF) avg .247 クワンちゃんかわいい💕
★Detroit Tigers
 Michael Lorenzen (P) ERA 13.5  彼はここにいたのか~
★Chicago White Sox
 Joe Kelly (P) 今怪我中 ERA 10.13 白靴下にいたのね
★Kansas City Royals

AL West---------------------------
★Texas Rangers
 Jacob deGrom (P) ERA 3.48 旦那Aチョイス  速い球だそう
 Corey Seager (SS) 今 怪我中 avg. 359 好き💕
★Houston Astoros
 Luis Garcia (P) ERA 5.14 旦那Aチョイス 髪にビーズ
 Jose Altuve (2B) 今怪我中 avg_  好き💕
 Jeremy Peña (SS) avg .211 かわいい
 Yordan Alvarez (LF) avg .262 強い打つ
 Kyle Tucker (RF) avg .313 端正打つ
★Seattle Mariners
★Oakland Athletics
 Shintaro Fujinami (P) ERA 11.37 藤浪晋太郎さん
 Tyler Wade (LF) avg_ ここにいたのか
★Los Angeles Angels
全員なのですけど成績のいい人を 
今年はずいぶんメンバーが変わった
 Tucker Davidson (P) ERA 2.84 
 Patrick Sandoval (P) ERA 3.38 ちょっとかわいい
 Shohei Ohtani (P) ERA 0.86 (DH) avg .269 大谷様!超スター!💕💕
 Logan O'Hoppe (C) avg .283 よく頑張ってる
 Anthony Rendon (3B) avg .256 親分たのむわ
 Gio Urshela (3B) avg .297 いいね
 Hunter Renfroe (RF) avg .264 
 Mike Trout (CF) avg .299 鱒兄さんたのむわ
 Taylor Ward (LF) avg .224 ワード君たのむわ
 Max Stassi (C) 今怪我中
 Jared Walsh (1B) 今怪我中 早く帰ってきて
 David Fletcher (SS) フレッチ💕💕
  40-man rosterからはずれたらしいぞ キビシー
  今Triple-A Salt Lakeだって
  フレッチのいないエンゼルスなんて シクシク
  フレッチ君もそろそろ移動かな


National League

NL East---------------------------
★Atlanta Braves
 Max Fried (P) ERA 1.08 麗しい Maxフリード様💕
 Raisel Iglesias (P) 今怪我中 ERA 3.00 陽気
 Austin Riley (3B) avg .282 青い目打つ
 Ronald Acuña Jr. (RF) avg .367 打つ人
★New York Mets
 Max Scherzer (P) ERA 3.72 スター
 Kodai Senga (P) ERA 3.38 千賀滉大さん
 Justin Verlander (P) 今怪我中ERA 3.24 バーランダーメッツに移動
★Miami Marlins
 Yuli Gurriel (1B) avg .265 アストロズにいましたね
★Philadelphia Phillies
 Aaron Nola (P) ERA 5.91 ノラ弟
 Zack Wheeler (P) ERA 4.79 名前は覚えてる
 J.T. Realmuto (C) avg .269 覚えてる
 Alec Bohm (1B) avg .311 打つ人
 Trea Turner (SS) avg .314 嫌いよ でも打つ人
 Brandon Marsh (CF) avg .356 大好きアイドル💕今年調子いいの?
 Kyle Schwarber (LF) avg .200 怖い でも打つ
 Bryce Harper (DH) 今怪我中avg ._ スター打つ
★Washington Nationals

NL Central---------------------------
★Milwaukee Brewers
★Chicago Cubs
 Cody Bellinger (DF) avg .294 好き💕ベリン様が遠くにいってしまった
 Seiya Suzuki (RF) avg .364 鈴木誠也さん
★Pittsburgh Pirates
★St. Louis Cardinals
 Lars Nootbaar (CF) avg .231 ヌート君💕
 Nolan Arenado (3B) avg .293 かっこヨ
 Tommy Edman (SS) avg .274 WBCで韓国のチームにいた人
★Cincinnati Reds

NL West---------------------------
★Arizona Diamondbacks
 Dominic Fletcher (RF) 今マイナーavg .281 フレッチの弟
★Los Angeles Dodgers
 Julio Urías (P) ERA 1.90 眼鏡 うまい
 Tony Gonsolin (P) 今怪我中 ERA_ 猫好き猫のスニーカー
 Clayton Kershaw (P) ERA 2.52 スター
 Noah Syndergaard (P) ERA 4.91 シンダーガードドジャースにいたの?
 Freddie Freeman (1B) avg .303 よく打つ
 Chris Taylor (SS) avg .125 打つ 今年スランプ?
 Mookie Betts (RF) avg .266 スター 打つ
★San Diego Padres
 Juan Soto (LF) avg .194 スター
 Manny Machado (3B) avg .238 暴れん坊スター
 Yu Darvish (P) ERA 3.44 ダル様💕
 Kim Ha-seong (2B) avg .217 元気がいい
 Austin Nola (C) avg .143 渋いノラ兄
★San Francisco Giants
★Colorado Rockies
 Kris Bryant (LF) avg .293 イケメンで有名 ここにいたのか


2023年4月19日水曜日

映画『エルヴィス/Elvis』(2022):もっとエルビスを見せて!






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『 Elvis (2022)/米・豪/カラー
/2 h 39 m/監督:Baz Luhrmann』
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オースティン・バトラー 100点!いや130点!200点!座布団100枚!
編集・映画そのもの   20点 長過ぎる うるさい編集
トム・ハンクス     マイナス50点!出てくるだけで苦痛


去年の年末に見た映画シリーズ。テレビでやっていたので録画した。

まず尺が長過ぎ。編集が細切れで落ち着きがない。トム・ハンクスが出過ぎ。これはエルビスじゃなくてパーカー大佐の映画ですね。騙された感じ。トムハンクスが出てくるたびにうんざり。トムハンクスを編集で外して90分みっちりオースティン・バトラーを見せてほしい。

オースティン・バトラーのエルビスは素晴らしかった💕


監督はあの『Moulin Rouge!』(2001)のBaz Luhrmannさん。あの映画は確かに面白かった。華やかで楽しくてゴージャスで猥雑で嘘っぽくてすごくよかった(1回しか見ていないけれど)。あの軽いゴージャス・エンタメのノリでエルビスの映画を撮ったということかと最初は思った。


最初から忙しい編集には閉口。それでもまぁBaz Luhrmannだからしょうがないよねと我慢。それよりもオースティン・バトラーがいいじゃん。かっこいいじゃん…というわけで見続ける。しかしそれにしても忙しい編集だ。

ところが編集の落ち着きのなさを我慢しながら1時間、1時間半…と進んでいくうちに首を捻り始める「これってエルビスの映画なのか?」「エルビスのかっこいいステージの場面や活躍が全部ぶつ切りで、全部トムハンクスが被せて喋ってるじゃん」。

そう。トムハンクスが出過ぎ。すごく邪魔。イライラさせられる。あのアクセントも声のトーンも、もう頼むからトムハンクス出てこないでくれ。



もったいないのですよ。オースティン・バトラーが素晴らしいから。彼のエルビスが素晴らしいの。このエルビス役に金髪のバトラーさんを選んだキャスティング・ディレクターに大きな拍手。素晴らしい素晴らしい。


私はエルビスのファンであったことはない。アメリカ人と関われば、エルビスがアメリカのスーパースターだったという評判はよく聞こえてくるけれど、私は彼の音楽もルックスもそれほど好きなわけではない。時代が違い過ぎる。

だからこそ私は映画でエルビスの輝きを再現してくれることに期待した。エルビスの魅力を見せてくれればそれでいい。この映画をきっかけにエルビスに興味を持てればもっといい。最初はまったく期待していなかったのだけれど、

オースティン・バトラーがかっこいい


それでOK、OK。いや~かっこいい。しかしよくあの明るい印象の俳優さんをエルビスみたいな濃厚なキャラにキャスティングしたものだと思う。むんむん。素敵。彼のエルビスを見るだけでもいい。

こういう(現代のスターの)伝記ものの映画は、どうしても俳優さんのモノマネ大会になってしまうのが普通なのだろうけれど、バトラーさんのエルビスはモノマネ以上。雰囲気がいい。声がいい。私はエルビスの古い映像を見てもかっこいいと思ったことはないけれど、バトラーさんのエルビスはいい。

確かにこの映画の撮影チームはエルビス/オースティン・バトラーの魅力を捉えることには成功しているのですよね。文句なし。本物のエルビスと役者さんを比べて、顎の大きさや身体の厚みを考えれば、必ずしも本物のエルビスにそっくりだとは言えないのだろうけれどこのエルビスは魅力的。それならいい。

こういう映画なら、エルビスがステージで輝く様子を見せてくれればいい。ステージで歌う男の魅力をキラキラさせてくれればそれでよし。当時の女性達にとってエルビスがどんなに魅力的なスターだったのかを想像させてくれれば…そして観客の一人の私もほぉ~と言わせてくれればそれでよし。バトラーさんはその仕事をきちんとやっていると思う。そして彼の魅力を捉えた撮影もいい。


だからこそ問題は編集。うるさいうるさい。この監督さんは今の若者をターゲットに映画を撮ったのだろうか…とにかく編集に落ち着きがなくてイライラさせられる。いい場面かな~と画面に見入ると3秒で他の映像に切り替わり、また戻ってきたからエルビスを見ているとすぐに他の映像に切り替わる。そしてトムハンクスの声が絡んでくる。

なんだか映画のトレーラーか総集編をみているようだ。

画面が秒ごとにコロコロ切り替わって落ち着いて見ていられない。エルビスのステージの様子をぶった切りにして画面を切り替える編集にだんだんイライラして疲れてきて、最後は「もうトムハンクスひっこめうざ~」と文句も言いたくなる。そして「早く終わんないかな…」だってこの映画、2時間30分超えですもん。長いわ。長過ぎ。トムハンクスを全部カットして90分ぐらいに編集しなおして欲しい。

トム・パーカー大佐のナレーションとか、彼がいちいち何を考えていたのかとか、彼がその後どうなったのかとか、全くいらない。パーカー大佐なんて全く興味なし。全然なし。

エルビスが出演した映画の撮影の話をもっとして。ステージをもっと見せて。もっともっとエルビスの活躍を見せて!

そもそもこの映画のタイトルは『Elvis』。それなのにこの映画はパーカー大佐がエルビスを見て、経験して、考えた映画…これは大佐の映画なのだと2時間以上見続けた後で気付いてがっかり肩透かしで文句ブーブー。


そんなわけで近年稀に見る

もったいないな~



と思った映画でした。エルビス/オースティン・バトラーのかっこよさに魅了されて、もしこの映画をエルビスのステージの様子を中心にエルビスの視点で彼の人生を描いたらどんなにいい映画になっていただろうかと思う。惜しい。もったいない。実にもったいない。

オースティン・バトラーは髪の色を濃くしたことで、青い目が強調されて本当に素敵。できればオースティン・バトラー/エルビスのステージのシーンの映像を再編集してMusic Videoとして全曲分見せて欲しい。

このエルビスはいい。それだけは本当によかった。💕



2023年4月18日火曜日

ブログのヒットカウントが下がり続ける



もう、おわ~りだね…というぐらい下がってますねぇ。困った 😩

そうか今の時代は皆ツイッターやインスタなのか。もうブログの時代じゃないのかもな~なんて思いながら他所のブログを見ると、とあるAmebaの人気ブログは「いいね」の数だけで2000件を超えていたりする。ほ~。ダメダメなのは私だけか。そうかそうか

自分用に続けようとは思うのですけどね。感想文と音楽メモブログ。


それにしても下がった。
一番モチベが下がったのはGoogle Analyticsの結果。

以前はGoogleのBloggerについてくる(あまり正確ではない)「Stats」だけで満足していたのだけれど、2021年にあまりにもBotらしいヒットカウントが多いことに気付いて「それなら正確なヒット値が知りたい」とGoogle Analyticsに登録。

その結果、確かにヒット数は減ったのだけれど驚くほど酷いわけでもなく「まぁそんなものだろう」と納得していた。

ところが去年の夏頃からGoogle Analyticsが「カウントの方式を変えるので新しい方式に移動しろ」と言い始めた。
今までの方式はUniversal Analytics (UA)
そして新しい方式はGoogle Analytics 4 (GA4)
その新しいGA4に移動しろと言う。

それで去年の年末になんとか移動できたと思ったのだけれど、カウントがびっくりするほど減った。異常なくらい減った。それでGoogle Tag Managerなどというものも入れてみた。UAはまともに動いているようで緑印が出るが、GA4 青印が出て「Invalid or missing account ID」などと言う。どうやら正しく設定されていないらしい。しかし直し方がわからない。

特に気になることがある…
ビジターの使用する端末別の比率がUAとGA4で全然違う。なぜだろう? 現在、UAとGA4が並行して動いているのだけれど

UAでのビジターの使用端末の比率が
 Desktop 43.6 %
 Mobile 52.3 %
 Tablet 4.1 %
…これは納得です。

ところが新しいGA4では
 Desktop 88.2 %
 Mobile 2.9 %
 Tablet 8.8 %


これはどういうことだ?
UAで 52.3 %のMobile(携帯)数が GA4では2.9 %になっている。ビジターの携帯使用率は以前より増えているはずなのに、GA4ではカウントされていないのだろうか?

そのせいなのか、全体のヒットカウントも現行でGA4はUAの半分。
(ちなみにBloggerに元々付属している(不正確な)ヒットカウント機能「Stats」の値はUA値の2倍)

とりあえずUAのヒットカウントなら「まぁいいか」と思える数も、GA4になると「もう時間を作って労力をかけることもないな」と思う数で、モチベがダダ下がり。

Google が今年になってから、Google Analyticsの迷えるユーザーのために「手を入れて調整する」などと言っていたので、3月あたりに改善するかと思ったのだけれど数値は改善されないまま。やっぱり今も新GA4のヒット値は旧UAの半分しかない。


もうモチベが下がるだけでいい気分じゃないので、このままならGoogle Analyticsのアカウントを削除して正確なヒットカウントのことは忘れようかと思う。もうどうでもいいもんね。

ブログは自分のためだけにやるべし。ほんと。

備忘録というのか、ブログで文化感想文日記を付けているのは自分用に便利なのでぼちぼち続けようとは思うけれど、なんともショボい結末になってしまった。トホホ


お猫様H:おっさんと猫



おっさんと猫がブラッシングで和む


おっさんと猫は相思相愛。
おっさんにはいつも可愛い従順なお嬢さん。
猫さんはおっさんと海亀と三人で和むのが嬉しいらしい。


2023年4月13日木曜日

Halima - Talk (2022)



琴線に触れる



Halima - Talk (2022)
Talk – Single
Halima
Released: August 12, 2022
℗ One Percent Genius



音と音のスペースが気持ちいい。
しばらく前に英国のチャートで見つけた曲。いい曲だとメモしていた。

Halimaさんは米国ニュージャージー州生まれ。母親に連れられてLagos(ナイジェリアかな)とロンドンを行き来して育つ。9歳の時にギターを手に入れ曲を書き始める。後に米国に戻りニューヨークのブルックリン在住。他の名前ではHalima Edozoe-Akinlade, Halima Edozie-Akinlade。あまり情報がないのだけれど、彼女の最初のシングルのリリースは2018年。YouTubeで曲を聴いてみたらいい曲が多い。


この曲のサウンドのコアはアフリカの打楽器ジャンベドラム/djembe drumsと彼女の声。それにギター。シンプルな構成だからこその美しさ。繊細な音の美しい曲。ドラムはOludaréさんというお方。そしてこの音作りは米国の有名プロデューサーMikey Freedom Hart(Singer-songwriter, multi-instrumentalist, and record producer)さんによるもの。


なぜこの曲を今とりあげたのか。それは先日とりあげたDavid Sylvian、それから彼のソロになる前のバンドJapanの後期の曲に、この曲と似た音があったと思ったから。80年代の彼らの曲は凝ったドラムの音の曲が多い。音の連想で思い出した。この曲をメモしたのはしばらく前なのだけれど、先日David Sylvianの曲を取り上げたのでその繋がりでこの曲も取り上げようと思った。

このHalimaさんの曲は、今の機械処理の多い曲を聴いた後ではとてもシンプルで新鮮に感じる。しかしこういう音(民族楽器を使った曲…特にアフリカの楽器)は1980年代にも欧米のミュージシャンがよく取り入れていた。

Japanが一番最初に思い浮かんだのだけれど、そういえば同じ頃 Peter GabrielもアフリカのミュージシャンYoussou N'Dourとコラボしたりしていた。1980年代には民族音楽を取り入れた欧米のポップスがいくつかあったことを思い出した。


Talk
Halima
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私は迷っていて
それでもわかってる
張りつめる空気が
私達をここで繋ぎとめる
私をどう愛すればいいか わかっているでしょ
私の心はゆっくりすぎて
私の目を見つけてと あなたに懇願する

私達が争うその時
それが正しくなくてもいい
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
私は我を忘れていた
理性を失っていたと

話さない時でさえ
それが私の中心を麻痺させているのを感じ
それが私を押し黙らせる
でも baby わかるでしょ
私達が何のために争っているのか
何度も電話する
心の安定のために
あなたが そんな風に泣くのを見る時
私は正さなければならない

私達が争うその時
正解である必要もなく
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
私は我を忘れていた
我を忘れていたと

私達が争うその時
それが正しくなくてもいい
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
我を忘れていた
私は我を忘れていたと

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2023年4月12日水曜日

映画『パディントン/Paddington』(2014):ニコル・キッドマンにもっと毒を






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『 Paddington (2014)/英・仏・米・中/カラー
/1 hour 35 minutes/監督:Paul King』
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去年のクリスマスの頃に見た映画の感想メモ・シリーズ。Netflixで。

これも見ていなかったので見ようと思った。去年のエリザベス女王のPlatinum Jubileeの映像で出てきたPaddington熊。女王様に向かって熊が「マーマーレード・サンドイッチはいかがですか?もしもの時のためにいつも持ってるんですよ」と問えば「So do I. I keep mine in here./私もよ。私もここに持ってるの」と女王様が答える。あのPaddington熊。そういえば映画を見ていなかったな。じゃあ見ようか。


ここのところ思い立って去年の年末に見た映画の感想をメモしておこうと見た映画をリストアップして感想文を書き始めたのだけれど、実はこの映画のことはすっかり忘れていた。見たことさえ忘れていた。印象に残らなかったということだ。

トレイラーを見ていて思い出した。あ そうそう ニコル・キッドマンが悪役だっけ?

英国の子供向け映画。原作もあるらしい。そのキャラクターは昔から有名。ぬいぐるみも売っていた。Paddingtonの駅に行った時も「あの熊の…」と思った記憶があるので、Paddingtonのキャラクターぐらいは知っていたのだろうと思う。

というわけで見て…まぁ普通の子供向け映画。あんまり面白くないですかね。

一番の問題は中途半端なニコル・キッドマンの悪女ぶり。
ニコル・キッドマンがらみのプロットに無理がある。
そして熊があまり可愛くない。


この映画のInternet Movie Databaseのスコアは10点満点の7.3点。Rotten Tomatoesでのプロの批評家のスコアは驚くなかれ97点!ほおおおそうか。すごいハイスコアなのね。おまけにBAFTA Awards (British Academy Film Awards)では2カテゴリーにノミネートされ、Writers’ Guild of Great BritainではBest Screenplay受賞。Empire Awards, UKではベストコメディ賞…などなど他にもノミネートと受賞がいくつか。

まぁこういう映画に文句を言ってもしょうがないか。しかしこれそんなに面白い?子供には面白いのか。『デイブは宇宙人』があれほど低評価なのになぜこの映画はこれほど高評価なのだ?不条理。



★ネタバレ注意

そうだ 予告トレイラーを見ていてニコル・キッドマンが悪役だと思い出した。配役としては面白い。しかしもっとぶっちぎりで怖い女になって欲しかった。

ニコル・キッドマンのルックスにもっと毒が欲しかった。あのキャラは中途半端でしょう。普通の服の普通の美人だもの。そのあたりが映画全体も記憶に残らない理由だろう。『101匹わんちゃん』のクルエラドビルのグレン・クローズはノリノリでよかったぞ。ニコルさんにもあれくらい思い切って欲しかった。

…それになぜ彼女は熊を殺しに来るんだっけ?

お父さんの発見を証明したいのなら、生きた熊でもいい。街の人々も喋る熊を見てあまり驚かないし。剥製にしてもあまり意味がなさそうだ。なによりもお父さんが喜ばないだろうに。

ロンドンを舞台にした映画はいいんですけどね。街が懐かしいわ。


2023年4月11日火曜日

映画『ジミー・O・ヤン 人生はお買い得/Jimmy O. Yang: Good Deal』(2020):おもしろいヤンさん






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『 Jimmy O. Yang: Good Deal TV Special (2020)/米/カラー
/57 minutes/監督:Marcus Raboy』
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Amazon の Prime Video 。

香港生まれでアメリカ育ち…アメリカ人の中国系コメディアン ジミー O ヤンさんのスタンドアップコメディ。これも去年のクリスマスに落ち込んでいた時に見て大笑い。

私は(前も書いたけれど)コメディでなかなか笑わない人間でして。脚本として書かれたものも笑わないし、瞬間芸やリアクションもほとんど笑わない。昨日書いた『デイブは宇宙船/Meet Dave』では珍しくゲラゲラ笑ったけれど、そもそも私は日本にいたときもコメディではあまり笑っていなかったような…あ、『ひょうきん族』では笑ったな。アダモちゃん。それからコロッケさんのものまね。でもあのころは私も若かった。…なぜか知らねど今の私はコメディではあまり笑わないのですね。なかなか沸点にまでいたらない。

日本でもそんな風だからアメリカのコメディ関連はほぼ全滅。スタンドアップ・コメディで笑った記憶は一度もない。最近のサタデー・ナイト・ライブも全然笑えない(昔のやつは結構おかしいと思うが)ので見ていない。英国にいたときはちょこちょこおかしいものもあった。でもそれでもにやにやするぐらい。笑いの沸点が高いのだと思う。日常ではすごく面白がり屋なのに。

旦那Aは笑いの沸点の低い人で、どのコメディを見ても大声で笑う。おめでたき人。まるで漫画のように「うわっはっはっはっは~」と毎日最低2、3回は笑う男。夫婦でなかなか同じレベルで笑えない。


というわけでこのスタンドアップコメディもそれほど期待はしていなかった。見ようと思った理由は以前に見たヤンさんの映画『ラブ・ハード/Love Hard』で彼がすごくいいキャラだったから。すごくかわいいし面白かったから。

というわけで見たら…ヤンさんおかしいわ爆笑。なぜ?なぜ?なぜなぜなぜ?すっごいおかしい。これって…なんだろう?アジア人の笑い?すごくおかしかった。

内容は「アメリカのアジア人」であることがテーマ。だから見ていて「うんうんうん」と頷くことがすごく多い。予想もしていなかったところで不意をつかれた感じ。面白いです。目の付け所がおもしろい。なるほどね~と感心もする。

アメリカに暮らす(白人の文化圏で暮らす)アジア人であることのアイデンティティ…自分の中のアジアの位置や、マジョリティ/他人種からのアジア人に対しての偏見やステレオタイプ。またアジア人の家族のあり方、伝統的なアジア人のあり方を、モダンなアメリカの若者として観察する視点。…などなど私が見ていても「わかるわかるわかる」の連続。すごく面白い。

お父さんとの関係が最高。お父さんは彼のことを「ジミャ、ジミャ」と呼ぶ。小さな「ャ」が最後にくっついている笑(私も旦那Aの名前の最後に「ョ」を付けて呼ぶ)。そしてお父さんがテレビを見ながらいつも「ぅんんんんん~」と唸り、くしゃみをしてまた大声で叫ぶのがおかしい笑笑笑。わかるわかるわかる日本のお父さんも同じよ笑。そこで笑いが止まらなくなった。ノイズ音の沢山出るアジアのお父さん笑笑笑笑笑笑笑。

ヤンさんは頭がいいお方なのですよね。数学がよくできた(いかにもアジア系のステレオタイプ)と言ってますがすごく頭がいい人なのだろう。異文化を比べてこんなにおかしく話せるなんてすごいと思う。尊敬。

そしてかわいい。何をやっても言ってもかわいい。またそれがジョークのネタにもなってる。うまいね。

多少品がないのはアメリカのスタンドアップコメディのお約束。放送禁止言葉とか下ネタが絡むのはどのコメディアンを見ても同じ。そういうノリ。今の生のコメディはそういうもの。お約束だからそういう口調になる。それでも彼はかわいい。

というわけでアメリカのコメディで珍しく笑えた作品。ほぼ1時間で全編おかしい。またヤンさんがこういう映像を出したら見る。


彼はその後も順調に俳優として活躍なさっているそうだ。これから彼の出ているNetflixのドラマ『Space Force』も見ようと思う。

『Space Force』には、ヤンさんのお父さんRichard Ouyangさんもご出演なさっているそう。息子のジミーOヤンさんが俳優を始めたのを見て「お前にできるなら わしもやる」とオーディションを受けて実際に俳優を始め、もうすでに7つの映画やドラマに出てるらしい。TVコマーシャルにもいくつか出てる。なんか親子でおもしろいヤンさん家。すごいね。




2023年4月10日月曜日

映画『デイブは宇宙船/Meet Dave』(2008):エディの顔芸






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『 Meet Dave (2008)/米/カラー
/1 hours 30 minutes/監督:Brian Robbins』
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先日感想を書いたNHKのドラマ『超人間要塞ヒロシ戦記』。その話と同じ設定の2008年のアメリカの映画です。人間型の宇宙船に乗り込んだ宇宙人が地球にやってきたという話。

去年の年末、クリスマスの頃にワタクシは暗かったのですけど、TVチャンネルをパラパラ変えていたらこれをやっていたので再放送を録画予約(アメリカはTVチャンネルが何百もあるため同じものを何度も再放送する)して見た。

この映画の面白さはエディ・マーフィーの顔芸。とにかく彼がおかしい。顔芸・身体芸を見るだけでおかしい。彼の大きな目鼻の表情が変わるたびに異様なくらいヒステリックに笑う。クリスマスで落ち込んでいたのにこの映画を見て大爆笑。

いや~エディ・マーフィーっておかしいんだね。久しぶりに見たな。彼の映画はあまり見ていない。何を見たかな。『48 Hours』『Beverly Hills Cop』『Coming to America』は見たけどあまり覚えていない。面白かったと思う。『The Nutty Professor』は子供だまし『Daddy Day Care』それから『Shrek』シリーズのロバ。…あまり役者としては記憶に残っていないか。スーパースターなのにね。

それでもこのデイブ・ミンチャンの顔芸には笑った笑ったははははh。夫婦で笑い転げる。すんご~い。こんなに身体の芸の可笑しい人だったんだねと見直した。なんか最近では『Shrek』のロバしか記憶になかったもんね。こんなに面白い人だったんだ。ツボにはまったわ。

無邪気な子供向けのSF調コメディ。ドタバタ。お気楽にゲラゲラ笑えばよろしい。好きですよこういう無邪気なコメディ。なごむ。楽しいわ。とにかくエディ・マーフィーの顔芸がおかしい。全部おかしい。すごいと思う。リスペクトだ。

そして脚本も(特に前半は)いちいち笑わせにくる。人間を観察して学ぼうとするときの宇宙人の曲解がおかしい。母親の子供へのキスを暴力的だと言って目をむき、名前を聞かれて「地球で一番多い名前」をネットを検索…中国風の名前ミンチャンになる(実際に世界で一番多い名前はWang/王さんとかLi/李さんだそうです。)。また笑う。無邪気。とにかく無邪気。

楽しければよし。大変よし。


私はなかなかお笑いでは笑わない人間で普段はコメディにも馴染みがないのだけれど、このエディさんの顔芸はツボにはまった。ストーリーも無邪気。

実はこの感想を書くために数日前に録画をもう一回見たのだけれど、顔芸というのは瞬間芸と同じで最初が一番笑う…のね。だから2回目は1回目ほどは笑わなかった。でも好きですよ。かわいい話。

最後に脱出する時宇宙人がEW&Fの「Shining Star」でみんなで踊るのもいい。楽しいわ。キャラクターがみんなかわいい。この映画は出演者もみんな楽しかったのだろうと思う。いい映画です。

Internet Movie Data Baseのスコアを覗いたら10点満点で5.1点。おぅ みんな厳しいね。私は面白かったけどなぁ。

あまり頭を使わなくていいコメディはいい。楽しかった。音楽が80年代風キラキラなのもいい。なごむ。


2023年4月5日水曜日

お猫様H:階段を下りる



もう4月か。最近は恐ろしいほど時間が早く過ぎる。もう4月。こんな調子ですぐに夏になって秋になってまた冬になる。

というわけで猫さん。
おやつがあるから降りておいで。

ずいぶん短足…
横から見ればそうでもないか
やっぱりずいぶん大きくなった。なんとかせねば
今年の蘭は1鉢だけ咲いた。これは3月15日。
そして今日。3月末に花が全部開いた。


2023年4月4日火曜日

David Sylvian – Nostalgia (1984)



昔を思い出す



David Sylvian – Nostalgia (1984)
Album: Brilliant Trees (Remastered 2003)
Released: July 7, 1984
℗ 2003 Virgin Records Limited



英国のバンド Japan 界隈…そして彼らに関わる坂本龍一さんや高橋幸宏さんを追っていた頃は、彼らが教えてくれる「難しいこと、お洒落なこと、知的なこと、アートなこと」を学ぼうとしていた。全てを飲み込めて理解できたとは思えない。しかしそれらに一度でも触れたことはよかったと思う。

それらの品のいいアート/芸術を自分のものに出来るかどうかは受け取り側次第で、結局私にはあまり馴染まなかったのだろうと思う。だから David Sylvian さんや坂本龍一さんが繰り出す趣味のいいアートな方向を私は追い続けることが出来なかった。その後、私はアメリカの陽気な懐メロバンドを追いかけ、気のいいアメリカの人と結婚した。

人の好みも時代も変わっていくもので、20代の初めに背伸びして学ぼうとしていた「お洒落で知的な文化」はいつしか思い出になりそのうち忘れてしまった。その後30代にロンドンに住むことになっても、その頃のロンドンはモダンで活気にあふれた街で、私が10代や20代の頃に憧れていた街の印象とは違っていた。その頃にDavid Sylvian さんのソロアルバムも買って聴いたけれど、結局20代初期にのめり込んだようにはならなかった。時代は変わり自分の中の興味の対象も変わっていた(そういえばDavid Sylvian さんにはロンドンの街でばったり会った…ことは以前ここにも書いた)。

今久しぶりに80年代のSylvian さんのアルバムを聴くと妙な気持ちになる。
「あの頃の私はどこにいったのだろう?今は全く違う人間じゃないか。ハワイに住んでテレビでメジャーリーグの野球を見て騒いでいる。この私はいったい誰だろう?」

何かを学ぼうとしていたあの頃、文化は東京にあった。Steve Jansenさんのツイッターを見ていたらどうやら彼のバンドが東京で4月にライブをやるらしい。そうか…東京に住んでいれば、あの頃の「文化」の残り香を今も感じることができるのだ。なんと羨ましい。

私は全部捨てたんだよな。生きながら何もかも捨ててきてしまった。街を変わるたびにリセットして何も繋げずにただ生きている。そのことを少し悔いているのかもしれぬ。いや悔やむほど大層なことでもない。どうでもいい。わからない。

『戦場のメリークリスマス』やDavid Bowieのライブを見た1983年は40年前。40年。ずいぶん時間が過ぎた。

坂本龍一さんのことでまだ動揺している。先ほどから(見るだけの)ツイッターでDavidさんや弟のSteveさんのメッセージや写真を見て苦しくなっている。あの時代のあの頃の思い出がまた遠くなる。そのことにまた動揺している。


Nostalgia
David Sylvian
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緑の草原で 聞こえてきた声
彼らの喜び 彼らの安らぎ 豊かさ
それらが 私の心の迷いの中で失われた

私は木の枝を切っている
長年の思い出に形作られた
私の中の亡霊を祓い清めるために

水の中の 波の音
私はノスタルジアに溺れている ノスタルジア
私のノスタルジア

水の中の 波の音
私はノスタルジアに溺れている ノスタルジア
私のノスタルジア
私のノスタルジア
私のノスタルジア

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David Sylvian - Weathered Wall (1984)



Ryuichi Sakamoto – synthesizer/piano



David Sylvian - Weathered Wall (1984)
Album: Brilliant Trees (Remastered 2003)
Released: July 7, 1984
℗ 2003 Virgin Records Limited


しばらくあの頃の時代の事を考えている。
80年代の初期から中頃ぐらい。バブルになる前の時代。

英国のバンド Japan 解散後の David Sylvian さんのソロアルバム『Brilliant Trees』。この曲は坂本龍一さんがキーボードで参加していた。

当時LPレコードを買って曲をカセットテープに落としてウォークマンでよく聴いた。カセットテープで聴くウォークマンのいいところは…アルバムをテープに入れて聴く時に、安易に曲を飛ばすことが出来なかったこと。一旦テープを回し始めたら(いちいち早送りも面倒だから)アルバム全部を聴くことになる。CDの時代のように曲を飛ばすことがないから、アルバム全部を通しで聴くことになる。それがよかった。

このアルバムは全体に実験的な音が多い大人のアートなポップス。妙な音や妙なリズム。特にドラムに妙な音が多い。最初は必ずしも耳障りのいい音ではなかったと思うが、ウォークマンで通しで何度も何度も聴いているうちに次第に音が耳に馴染んでくる。そしてだんだん気持ちよくなってくる。繊細なドラムのアレンジが耳に馴染んだら、最高に気持ちのいいアルバムになった。電車での移動中に何度も何度も繰り返して聴いていた。


Japanの解散の頃からこのアルバムの出た頃、JapanのメンバーとYMOのメンバーがよく交流をしているとの情報が当時の音楽雑誌によく出ていた。David Sylvianさんと坂本さん、そしてDavid さんの弟のSteve Jansenさんが(ドラム繋がりで)高橋幸宏さんと仲がいい…などという記事をよく読んでいた。

あの頃のことを思い出す。

このアルバムは洋盤で買ったのだろうか、歌詞の意味を今回訳して初めて知った。


Weathered Wall
David Sylvian
-----------------------------------------------------------------

あなたは 信じられる人だった
変わりゆく世界の中の 希望の場所
それぞれの瞬間に感じ
あなたの腕の中で過ごした それぞれの年月

一生を生き抜いた人生の後で
この汚れた手には 生命の兆しもない
休む間もなく働き
私はこのような心の中の恐れに立ち向うことはなかった

失われた天国を悲しみ
失われた天国に涙を流す
嘆きの壁の前で


あなたは 皆に信頼される人だった
学ぶ意志のある場所に 命を捧げて
しかしそれは 生きることの本質
心の中に未だ残された年数を数えながら

失われた天国を嘆き
失われた天国に落涙する
嘆きの壁の前で

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Written by David Sylvian, Jon Hassel




2023年4月2日日曜日

坂本龍一さん



Ryuichi Sakamoro - Thousand Knives (2005)
ピアノver. もいい いい曲
Album:  / 05
Released:  September 28, 2005
℗ 2005 WARNER MUSIC JAPAN INC.

Yellow Magic Orchestra - 1000 Knives (1981)
やっぱこのYMO ver. が一番好きだわ ノレる
Album:  BGM
Released:  March 21, 1981
℗ 1981 Alfa Music, Inc.


目を覚まして見たネット上のニュースで知った。
それから坂本さんの記事やWikipediaを読んでいる。

たぶん私が坂本龍一さんのファンであったことはない。それでも若い頃に少なからず影響を受けたのだと思う。資料を読むうちに少しずつわかってきた。YMOから始まって私の中学~高校、大学を卒業するまでの期間、坂本さんは私の「文化人アイドル」だった。


最初の出会いはYMOの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー/SOLID STATE SURVIVOR』(1979)。ラジオで「TECHNOPOLIS」や「RYDEEN」を聴いてLPレコードを買った。まだよく知らぬ「文化」というものにおそるおそる一歩踏み出した。

私が高校の頃までには坂本さんは世間でも人気のアイドルになっていた。YMOの数々のヒット曲。忌野清志郎さんとの『い・け・な・いルージュマジック』(1982年)。ちょうどその頃、英国のバンドJapanのメンバーとYMOのメンバーの交流もよく洋楽雑誌の記事になっていた。私はJapanのファンだった。

坂本さんは1983年の夏、濃いメイクで映画『戦場のメリークリスマス』に出演。同年の秋にDavid Bowie氏はツアーで来日。Bowie氏と共に当時の坂本さんは巷の若い娘たちのスーパーアイドルだった。

その頃、彼のNHK-FMの「サウンドストリート」も毎週聴いていた。文化人坂本龍一から何か学ぼうと毎週彼の言葉に聞き耳を立てた。そういえば1983年の秋のある日、その番組にピーター・バラカン氏の通訳と共に(ツアーで来日していた)David Bowie氏が出演したこともあった。それを録音したカセットテープは今も箱の中にあるはずだ。

『戦場のメリークリスマス』はサントラのアルバムもよく聴いた。サントラのピアノver.を収めたカセットテープ『Avec Piano』が発売されたのでまた購入、よく聴いた。ピアノの楽譜も買って実家に帰った時に弾こうとしたが黒鍵が多くて私には難しすぎた。その楽譜は今も本棚にある。

その後坂本さんは1987年には映画『ラストエンペラー/The Last Emperor』に再度俳優として出演、そしてそのサントラではグラミー、ゴールデン・グローブ、アカデミーの賞を受賞。教授は世界的な作曲家になった。

その頃から坂本さんの情報を追いかけることはなくなったが、その後も彼のお名前は様々なところで見かけた。1991年の『シェルタリング・スカイ/The Sheltering Sky』、 1993年の『リトル・ブッダ/Little Buddha』は映画館で曲を聴いた。ロンドンでは1999年に前知識ゼロで見た映画『愛の悪魔/フランシス・ベーコンの歪んだ肖像/Love is the Devil - Study for a portrait of Francis Bacon』のクレジットに彼の名前を見つけて驚いた「教授順調に仕事してるんだな」と思った。大島渚監督の『御法度』もそうだった。


時が流れてネットで読むニュースが身近になった頃、また坂本さんのお名前をメディアで見かけるようになった。政治的な発言が多かったのだろうか、坂本さんの言葉は様々な事柄でメディアに取り上げられていて、そのたびに「また教授がなんか言ってる…」と思いながらそれらの記事を読んだ。坂本さんの言葉には常に耳を傾けていた。彼の言葉に私は影響を受けていたのだろうか。


三つ子の魂ならぬ…17、8の魂百までか…あの多感なティーンの時代に「文化」を知ろうとして耳を傾けた坂本さんの言葉や音楽は、その後もたびたび私の心に響くものだったように思う。日本を離れて遠く、もう随分時間も過ぎてしまったが、今でも私のものの考え方は(おそらく)あの14歳~21歳ぐらいの間に吸収したものを基礎に成り立っている。おそらく坂本さんの存在は私が思う以上に大きいものだったのかもしれぬ。よくわからない。彼の影響の度合は、私にファンだとの自覚がなかったからはっきりと断言できるものではなく、そのことは自分でも不思議な感じだ。

去年の年末今年1月にはNHKのスタジオで撮影された坂本さんのピアノの独奏のコンサートを拝聴(ここではTV Japanで)。綺麗なピアノ。やっぱり坂本さんの曲は『戦メリ』が一番好き。1983年のあの頃、あの映画から流れ出す「文化的なもの」にどっぷりと浸かって中毒になり…いつか私は大学に行かなくなってしまった。何も結論に達することもなく様々な事柄を毎日ただただ考えて考えて考えて考え続けていた。


そういえばたぶん1度だけ坂本さんにばったり出会ったことがある。たぶん…というのはその時間があまりにも短かったから。たぶん3秒ぐらい。…まだ上京したばかりで東京に慣れなかった頃、方向を間違って渋谷の駅から大きな通りの坂を上っていたら突然ビルから人が出てきた。顔を見たら坂本龍一だ!アッと思って立ち止まった。その人物も私の顔を見てぎょっとしたような顔をした。そしてすぐに出てきたビルに引っ込んだ。後に残された私は「今のは教授?!」 もしかしたらあれは坂本さんではなかったのかも。いやあの人物は坂本さんということにしておこう。

思い出ばかりを書いた。沢山の事を教えていただいたと思います。感謝してます。ありがとうございました。