能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2023年10月2日月曜日

お猫様H:9月の光



ハワイの9月は熱い。今年は9月に入って雨が降るようになったのでそれほど熱いわけではないが、毎年一番熱いのは9月の頃。天窓から射す光も強く、撮れる写真も光と影のコントラストが強い。

この写真は9月7日に撮った。春から初夏にかけ太陽が高くなるにつれて階段まで移動していたお昼頃の太陽の光は、9月の初めにはまた北側の壁に移動した。

今日は10月2日。太陽は北側の壁を上って床に届かなくなっている。




2023年9月28日木曜日

MLB:強いチームは頭脳が率いる…オリオールズのマイク・エリアスの2018年の記事



個人的趣味で面白いと思った記事を訳します。これは現在MLBのアメリカン・リーグでトップを走っているオリオールズの現GM兼バイスプレジデントのマイク・エリアス氏が、2018年にそのポジションに着いた時のボルチモア・サン誌の記事です。


私がエンゼルスの試合を見始めた最初の年…2021年に記憶に残っているのは(黒とオレンジ色の鳥のマスコットが可愛い)ボルチモアのオリオールズがとにかく弱かったこと…たしか初夏にエンゼルスと対戦した時に、オリオールズは19連敗の記録。マスコットが大谷さんと戯れるのを見ながら「このチームは弱すぎて哀れだのう」などと笑っていたわけです。その19連敗を止めたのはエンゼルスだったわけですけど笑笑笑 カナシー。そのことをよ~く覚えていた。

オリオールズってエンゼルスより弱いのねと。

ところが今年オリオールズはアメリカン・リーグで1位です。「勝100 – 59負」の成績で今年のオリオールズは強い強い。どうしちゃったの???何が起こった?ゼネラル・マネージャー(GM)はいったい誰よ?

そこで出てきたのがオリオールズのGMマイク・エリアス氏
以前から気になっていたGMの役割。
GMの力で弱いチームは強くなれるのか?
それで少し調べ始めて出てきた記事です。


エリアス氏が、以前はアストロズでチームの立て直しに貢献し、それを買われて2018年にオリオールズのチームの改善を任された時の話。この記事の後、彼はアストロズの同僚…データ解析のシグ・メジュダル氏を招いてオリオールズに連れてきた。このメジュダル氏は元々NASAで働いていた人。それにも驚き。そしてエリアス氏御本人は名門イェール大学で野球選手をやっていた人で、その前の高校時代にはバージニア州のトーマス・ジェファーソン高校の「Science and Technology」で学んだ人。バリバリに頭のいい理系の人がオリオールズのチームを率いている。またエリアス氏は大学で野球をやっていたことから、もしかしたら選手達の気持ちにも寄り添える人かもしれない。野球チームのGMとしては鬼に金棒。こういう人が今のオリオールズを率いている。

少し感動した。

というわけでその記事です。記事の中には、アストロのフロント・オフィスでの様子…今アストロズで活躍している選手の獲得にエリアス氏が関わっていた(タッカーとブレグマンの名前に驚いた、彼らは今アストロズを支える頼もしい選手達)。そしてアストロズを辞めた後ブレーブスに移った人の話もあった。…ちょっと待て。ブレーブスってMLBで今一番強いチームです。…う~ん。野球は会社経営と同じかもしれぬ…。強いチームのトップには頭のいい人がいる…。

現在アメリカン・リーグ最強のオリオールズを見ながら、2018年のこの記事を読むと唸りますね。頭がくらくらして鳥肌が立つほど無茶苦茶面白い。


それからまたこの記事を読むと、オーナーのアンジェロ氏の二人の息子さんの決断が大きいのだとわかる。フロント・オフィスに誰を連れてくるのか…結局オーナ・サイドも頭を使う必要があるということだろう。2021年にオリオールズが最悪の成績だった時にも諦めずに、エリアス氏と監督ブランドン・ハイド氏を信頼した結果が今年の成績なのだろう。なんか感動するわ。


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★元記事
 https://www.baltimoresun.com/sports/orioles/bs-sp-orioles-mike-elias-20181116-story.html

訳はGoogle翻訳を元に少し修正してます。
最近のGoogle翻訳はかなり使える
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Orioles make it official: Astros' Mike Elias named general manager, executive VP
オリオールズが正式に発表:アストロズのマイク・エリアスがゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントに任命される


By Jon Meoli
Baltimore Sun
Last Updated: Nov 16, 2018 at 1:50 pm


ヒューストン・アストロズをリーグ最下位から2017年のワールドシリーズ優勝まで再建する上で重要な役割を果たしたマイク・エリアスは、ボルチモア・オリオールズの次期執行バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー(GM)としてその成功を再現する機会を得るだろうと、クラブが金曜日の午後に発表した。

球団記録の115敗を喫したシーズンからオリオールズの立て直しを任された男として、35歳のエリアスは長い道のりに直面しているが、オリオールズの組織は彼にビジョンを実行する広範な権限を与えている。

「エリアス氏はクラブのすべての野球運営を監督し、またスタッフを育成し、野球に関するすべての事項について決定を下すための完全な自主性を持つ。彼はオリオールズがフィールドで成功し、ファンを楽しませ、地域社会に影響力を与えるものになると信じている」採用発表でオリオールズはそう述べた。

エリアスは、チーム監督のバック・ショーウォルター氏とともに10月3日に解任されたバイスプレジデント(副責任者)ダン・デュケット氏の後任となる。


クラブオーナーのピーター・G・アンジェロスの息子のジョンとルイ・アンジェロスが、アストロズのアシスタントGMで、その前はチームのスカウティングディレクターを務めていたエリアスを選んだ。今年、彼らの父親が健康上の問題によりチームの積極的な関わりから離れたため、クラブ執行バイスプレジデントのジョンと、オーナー代表のルイが2人体制でいくつかの(GM獲得のための)インタビューを行った。

2人は月曜朝、カムデン・ヤードのオリオール・パークで行われるイベントでエリアスを紹介する予定だが、金曜日に雇用についてはコメントしなかった。


アストロズ球団再建の経営の重要な部分として、エリアスは連続100勝シーズンを生み出すロスターの開発に貢献した。そして地区優勝、2回のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ出場、そしてワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースに勝利した。

エリアスは急速に野球界のトップの職の一つに上り詰めた。彼はイェール大学でプレーし、2006年に卒業した後、2007年に地区スカウトとしてセントルイス・カージナルスに入団、2010年にはアマチュア・スカウト部長に昇進した。

2012年にはカージナルスを離れ、彼はヒューストン(アストロズ)のジェフ・ルーノーに合流した。カージナルスの元スカウティングおよび選手育成担当副責任者であるルーノーは、アストロズのゼネラルマネージャー(GM)に任命されたばかりで、2012年にエリアスを特別アシスタント、そしてスカウティングディレクターにとして(アストロズに)迎え入れた。エリアスはその後アシスタントGMに昇進し、選手育成の責任とマイナーリーグの運営が彼の任務に追加された。

エリアスは彼が(アストロズの)クラブのスカウティングディレクターだった時に、2012年の1位指名でスター遊撃手カルロス・コレア(の獲得に)に向けて(アストロズの)組織を導いたと評価されている—2019年のドラフトでオリオールズが獲得したのと同じ選択だ。

アストロズは、—三塁手のアレックス・ブレグマン、投手のランス・マッカラーズ Jr.、外野手のカイル・タッカーを含む— ドラフト上位指名権で堅実な選択をした。その上に組織のあらゆる部分に分析を統合し、そのデータを使用し、再構築中およびその後に生産的なファーム システムを構築した。
 

エリアスは、このオフシーズンにアストロズのフロントオフィスから去った3人目の注目を集める人物だ。

研究開発ディレクターのマイク・ファストは、アトランタ・ブレーブスの特別アシスタントになるために退職した。またNASA出身で野球界に来て、アストロズの分析部門の構築に貢献した特別アシスタントのシグ・メジュダル氏も先月アストロズを退職した。

MLB.comなど複数の報道によると、メジュダル氏はボルチモアのエリアスと合流してオリオールズでも同じことをする可能性があるという。
(現在メジュダルはオリオールズのアシスタントGM、エリアス氏が彼を迎え入れた)


エリアスはオリオールズの最高経営責任者の地位に就いた15人目であり、弁護士のピーター・アンジェロス氏が1993年に球団を買収して以来、同職に就いた8人目となる。

アンジェロス兄弟には(新しいGMの)候補者のリストを作成する十分な時間があったが、(前バイスプレジデントの)デュケットが契約最終年で、またオリオールズがプレーオフ争いに一歩も近づかなかったことを考えると、この(新しいGMを見つける)プロセスは、このオフシーズン中、新しい野球運営責任者を必要としていた他の2つのクラブよりももっと時間がかかることになった。

ニューヨーク・メッツの広範な公開サーチは10月29日に元エージェントのブロディ・バン・ワゲネンで落ち着いた。またサンフランシスコ・ジャイアンツは11月6日にロサンゼルス・ドジャースからファルハン・ザイディを雇用した。

その間、オリオールズは様々な背景を持つ多数の候補者と面談してきた。元GMのベン・チェリントン氏やネッド・コレッティ。そして進歩的なフロントオフィスのトップの人材、エリアスやフィラデルフィア・フィリーズのアシスタントGMのネッド・ライス等。 また、元チーム幹部で現在はMLBのピーター・ウッドフォークティロン・ブルックスもいる。

このような多様な背景によりアンジェロス兄弟は、リーグのトップチームがどのように運営されているのかの全体像…分析を現場での指導や哲学に統合することをはじめ、国際的なオペレーションの構築と、2019年とそれ以降に獲得するプレミアム・ドラフト指名に至るまで…を完全に把握することができた。

エリアスは、これらすべての面で自分にぴったりの仕事をしている。


オリオールズのメジャーリーグ名簿には若い才能が不足している…ディラン・バンディ、マイカル・ギブンズ、トレイ・マンシーニは唯一の約束された者達であり…またファンが受け入れてくれる地元出身の選手達も不足している。ベテランのクリス・デイビス、マーク・トランボ、アレックス・コブ、アンドリュー・キャッシュナーとのフリーエージェント契約は、クラブが期待したほどの利益をもたらしていない。

クラブのファームシステムは、元オールスターのマニー・マチャド、ザック・ブリットン、ブラッド・ブラック、ジョナサン・スクープ、ダレン・オデイに加え、元1ラウンド指名選手のケビン・ガスマンを放出した7月のトレードによっていくらか改善され、外野の層の厚さと(素晴らしい投手ではなくとも)堅実な投手によって特徴づけられた。それはオールスターに選ばれると予想される選手よりも確実だ。

近年、アマチュア・スカウティング・ディレクターのゲイリー・ラジシックの下での分析に基づいた(選手の)選択は、いくつかの改善にも貢献したが、しかし全体的なシステムは不足している。

現在の契約期間が7月2日に始まって以来、オリオールズは外国のアマチュア選手に100万ドル弱を費やした。しかし(前バイスプレジデント)デュケット氏の言うオーナー決定のせいで、同クラブは中南米市場でのスカウティングや設備面で他チームに大きく遅れをとっている。

しかしオリオールズのチームが、他の作業を省略しながらメジャーリーグのロスターに多くのリソースを費やしているのを見た後、ジョンとルイ・アンジェロスは、これらの改善すべき領域をいくつか特定した。


人員配置に関して、エリアスには組織の残りの部分を埋めるためのいくつかの仕事がある。

彼はショーウォルター監督の後を継ぐ新しい監督を雇う必要があり、またエリアスの計画のための日々の仕事を支えるハイランクの第2の男を探すだろう。…おそらく(アストロズを辞めた)メジュダルかもしれない。

ショーウォルター監督のコーチ陣も10月31日時点で全員契約を満了しているが、新監督には全員を復帰させる選択肢がある。

エリアスは、他のクラブ幹部をどれほどのキャパで引き留めるかどうかも決定する予定だ。「デュケットーショーウォルター時代」の終焉の混乱の中、大きな役割を引き受けた(前バイスプレジデント)ブレイディ・アンダーソンをはじめ、選手育成ディレクターのブライアン・グラハム氏はデュケット氏の解任後、暫定GMを務めており、ラジシック氏も同様に留任しているが彼のスタッフは離脱している。

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Originally Published: Nov 16, 2018 at 1:54 pm


オリオールズ、地区優勝おめでとうございます!!!


2023年9月27日水曜日

Jorja Smith - Falling or flying (2023)



かっこいい歌


Jorja Smith - Falling or flying (2023)
Lyric
Album: falling or flying
Jorja Smith
Released: September 29, 2023
℗ 2023 FAMM


この歌はどこで出会ったかな?リミックスがダンスチャートに入っていたのかどうか覚えていない。今出ている曲だと思います。

かっこいい曲。コード進行もかっこいいし歌詞のリズムとメロディの乗せ方もかっこいい。大人。イントロで普通のバラードかと想ったら、ファンキーなベースとドラムが鳴り始めて、続くコード進行もかっこいい。メロディも不思議。つかみどころがない。Jazz か?そしてお洒落なギターの飾り。音と音の間に沢山の空間があって奥行のある空間を感じる。とにかくかっこいい大人のアレンジ。そしてアウトロで急にギターの音が大きくなる。

それにしてもこのコード進行のベースにこのメロディはすごいと思う。リズムの取り方も難しい。簡単に歌えないもの。いかにも英語の音節をかっこよく音に乗せた歌と言う感じか。このJorja Smith さんはまだ26歳だそうです。すごいですね。

歌えばすごく大人びているのに(動画で見た)彼女が話す様子は普通の20代の女の子に見える。不思議。音楽で化ける才能だろうか。それにしても1997年と言えば私がロンドンに住んでいた頃だ。あの頃に生まれた人が大人の女性になっている…長い時間が過ぎたんだな。


★Jorja Smith
Jorja Alice Smithさん。英国のシンガーソングライター。1997年生まれの26歳。両親はジャマイカ系と英国系。8歳からピアノを習い始め11歳から作曲を始める。15歳の時に友人がYouTubeに乗せた彼女のカバーソングがレコード・プロデューサーの目に留まり発見される。2016年にSony/ATVと契約。いくつかのEPをリリースした後、2018年にファースト・アルバム『Lost & Found』をリリース。英国のアルバムチャートで4位となる。英国でBrit Critics' Choice Awardを受賞。2019年にはBrit Awards でBest British Female Artist、またグラミー賞のBest New Artistにノミネートされた。2023年9月に2ndアルバム『Falling or Flying』をリリース。


この歌は男女が恋に落ちる前の曖昧な状況かな。女の子が戸惑っている男の子に「勇気を出して意志を示して頂戴」と言っているようですね。「高さから落ちる」とは勇気を出してこの恋に飛び込んでと言っているのか。冒頭で「(恋愛って)あなたのママが言っていたのとは違うでしょ」と言う様子は、女の子の方が年上にも思える。[Pre-Chorus]で主語が抜けているのは解釈次第だろうけれど「この恋」でも意味は合うと思う。「(この恋は)だめかも 私が麻痺してるなら、(この恋は)止まらない もし私が愛してるなら」みたいな感じかな。
  

Falling or flying
Jorja Smith
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[Verse 1]
これはあなたのママが言っていたのとは違うでしょ 
夜と昼ほど違う
もし私に近づいて抱きしめる私からのサインを待っているのなら
Well, あなた 一晩中それを想像して過ごすのもいいかもね (Oh)

もしこれがあなたのママが言っていたのと違うのなら 
彼女が言ったことは忘れて (Oh-ooh)
もしこの恋を現実にしたいのなら あなたが私を欲してるって言って
私とは無難な方法をとらないで (Oh, love)


[Pre-Chorus]
だめかも 私が麻痺してるなら
止まらない もし私が愛するなら
誰が傷つくの? もしあなたが無傷なら
この高さから落ちないで
止まらない あなたが止めないのなら
学ばない あなたが学ばないのなら
誰が私を捉まえるんだろう
この高さから落ちるために

[Chorus]
あなたがどこにいるのか知らない でも私は眠りたくない, babe
あなたは気にかけてくれる でもおねがい 私に気を緩めないで, babe
Ooh-ooh, hеy
私が落ちるのか飛ぶのか 私にはその違いもわからないかも


[Verse 2]
私が間違ってたなんて 私は決して言わないと思う
でも悪くはないわ あなたが私のものになるなるかもしれないってこと
Well, わかるまで時間がかかったわね
愛情と欲望の間にある何か
それが何であれ 私はその言葉が好き
あなたの好きにして 私の頭の中にあること 私には言えない (Hm-mm)


[Pre-Chorus]
だめかも 私が麻痺してるなら
止まらない もし私が愛してるなら
誰が私を捉まえるんだろう
この高さから落ちることのために

[Chorus]
あなたがどこにいるのか知らない でも私は眠りたくない, babe
あなたは気にかけてくれる でもおねがい 私に気を緩めないで, babe
Ooh-ooh, hey
私が落ちるのか飛ぶのか 私にはその違いもわからないかも

[Outro]
あなたがどこにいるのか知らない でも私は眠りたくない, babe
あなたは気にかけてくれる でもおねがい 私に気を緩めないで, babe
Ooh-ooh, hey
私が落ちるのか 飛ぶのか 私にはその違いもわからないかも

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Written By Barbara Boko, Edith Nelson, Jorja Smith, Marco Bernardis & P2J


2023年9月26日火曜日

MLB:エンゼルスが勝てばやっぱりうれしいレンジャーズ戦・エンゼルスを諦めない



今日はなんとレンジャーズを相手にエンゼルスが

Rangers 3 - 9 Angels

で勝った!

YES! ヤッター!


8月に休んでいたので野球のことを書くのも久しぶり。

今年の夏は、大谷さんのトレードの可能性で世間が騒がしくなり、大谷さんがエンゼルスに残るという話で盛り上がったものの、その後もエンゼルスは調子が出ず。そしてすでに大物が何人も怪我しているのにもかかわらず日々ますます怪我人が増え、とうとう大谷さんも怪我。選手達のトレードもむなしくエンゼルスにポストシーズンの可能性もなくなれば、球団も経済的理由からトレードで得た選手まで出してしまう始末。いやいやこれは…エンゼルス酷いぞぉ~ぉ~ぃ…!

それなのにやっぱりかわいいエンゼルス。うちのテレビは毎日エンゼルスしか見れないというのもあるのだけれど、やっぱり弱いエンゼルスが勝てばうれしいうれしいうれしい。

もうポストシーズンは夢のまた夢。それでも若い子達が頑張っている。今日も投げたデトマーズ。そしてホセ・スワレスちゃんも復活。オホッピも帰ってきた。ネト君、シャヌエル君の若い衆が大活躍。アデルも帰ってきた、今までモニアック君も頑張ってくれた(また怪我)。そして何よりも、ウォルシュとフレッチが帰ってきた~!!!!💕😃

ウォルシュとフレッチ!!!!この二人がいれば私はうれしいうれしい。ああああよかった。もう帰ってこないかと思ってた。2日ほど前、フレッチがすごい神業を見せていた。やっぱりね~うまい2Bとショートストップは一番かっこいいな。フレッチが一番好き。あ…そうかイカちゃんベラスケスが外に出されたんでしたね。なんかすごいよなぁエンゼルス。どんどんメンバーが変わるし。

大谷さんが怪我をなさって手術もなさって、もしかしたら今年がエンゼルスでプレーする最後かもしれなくて、…ああ…もうこれでエンゼルスも見なくなるかもなぁ…と思っていたのだけれど、やっぱりエンゼルスが気になる。

今でも毎日、Bally Sports West の試合後の解説番組は見ているし(それで今日の勝利を知った、試合は見ていなかった)、エンゼルスが勝ったと聞けばとても嬉しい。この球団への愛とはいかなるものか?


私はエンゼルスを見始めるまで野球を一切見てこなかったので、この「球団を応援する気持ち」というのも初めて経験する。もちろん今までのエンゼルスへの興味は「大谷さん」という「注目の焦点」があってこそ…それで応援していたわけですけど、もしかしたら…これから「大谷さん」がいてもいなくても私はエンゼルスを見続けるのかもしれないとも思い始めた。

不思議ですね。「野球を見る」というのは「球団を見る」ということなのか。どうやら話に聞くところによると、野球ファンというものはそういうものらしいです。

とある知り合いにニューヨーク出身で現在西海岸在住の人がいる。昔からのダイハードなヤンキース・ファンで、彼はチームに誰がいようと、自分がどこにいようと、生涯ヤンキース・ファンなのだそうだ。実は彼の住む西海岸にはヤンキースの放送権が無いのだけれど、彼は住所を偽ってまでヤンキースの放送を確保して見ているのだそう(どのようにやっているのか私は知らない)。彼はとにかく何が何でもヤンキースなのだそうだ。だからヤンキースにジャッジがいれば嬉しいが、ジャッジがいなくてもやっぱりヤンキース・ファン。彼は子供の頃から生涯ヤンキース・ファン。面白いですね。そういうものなのか。彼は今年は大変機嫌が悪い。


だから私もエンゼルスのチームのファンになるということか。しかしエンゼルスのファンは複雑よ。だってワタクシ、エンゼルスのオフィスの人々には言いたいことが山ほどある(その内容が正しいのかどうかは知らんけど)。

だってワタクシ、GMのミナシアンがアホだと思うもの。もうさっさとアイツをクビにしろと毎日のように言ってる。それにモレノ。モレノもさっさと球団を売って他のオーナーに変わって欲しい。ワタシはね、去年マドン監督を追い出したこの二人を決して許さん。マドン監督が暴露本で(彼がエンゼルスの監督をしていた時に)モレノが上からいちいち指示を出してくる。ミナシアンはモレノの伝書鳩。それに従わなければいけなかったと言っていた。モレノはアホだ。ミナシアンもアホ。モレノとミナシアンはもうただただダメダメ。あの二人がいる限りエンゼルスが良くなることはありえない。…とワタシは毎日文句を言っている。


今日お昼頃に野球関連のテレビを見ていた。その番組で今年大躍進を遂げたボルチモア・オリオールズの話をしていた。オリオールズは長い間とにかく弱いチームだったらしい。私が見始めた2021年も19試合負け続け…その連敗記録をストップしたのはエンゼルスだったという笑。しかしその2021年だけじゃない。オリオールズはその前の2019年も18年も17年もかわいそうなくらい弱いチームだったわけです。

そのオリオールズは、今年アメリカンリーグの東地区で1番。そしてアメリカンリーグ全体でも1番勝っているチームとなった。今年のオリオールズは、強豪レイズよりもアストロズよりも強い。信じられない。なんで?どうして?どうやった???

その番組で紹介していたのは、オリオールズのGM(General Manager)。彼の名前はマイク・エリアス/Mike Elias。今年40歳。元々名門イェール大学で野球選手で投手だった人。もしかしたらプロになりたかった人かもしれませんね。だからおそらく選手達の気持ちもわかる人。彼は大学を卒業後2007年にカージナルズでスカウト、そして2011年からアストロズのスカウト部門の主任、2016年からアシスタントGMに昇格。そして2018年にオリオールズのGM兼副社長となる。その時にアストロズからデータ解析専門のアシスタントGMを連れてきたらしい。この人きっと頭がいい人だ。ぴしっとしてかっこいいぞ彼は。

オリオールズは長年弱いチームでヨレヨレだったところ、2020年はコロナ、そして2021年は最悪の成績だったにもかかわらず、2022年には全試合数の半分以上勝利し(勝83-79負)、そして今年は(勝98-59負)でアメリカンリーグの最多勝利チームとなっている(残りの試合でレイズに抜かれる可能性はあるが)。今年のポストシーズンは確実。オリオールズは過去4年間、時間をかけて地道にコツコツとチームを立て直した。優秀なGMの力なのだろう。

エンゼルスはこういうGMを連れてこなければ勝てないのだろうと思う。モレノとミナシアンがいる限り、おそらく難しいのだろう。モレノが野球に口出しすることをやめて、頭のいいGMを雇い、経験豊富な監督を連れてくれば、今後エンゼルスにもチャンスはある。


エンゼルスの一番の問題は怪我人が多すぎること。現場がどうなっているのか知らないが、モレノが医療チームへの投資をケチっているのではないかと疑わずにはいられない。結局、モレノがスター打者に大金を積むことのしわ寄せが、医療チームやコーチ陣の質に出ているのではないか。今年も優秀な選手達がどんどん怪我をしていった。もういいかげんにしてほしい。それからコーチ陣に関していえば、過去にエンゼルスで振るわなかった選手が他所のチームに行ったとたんに成績が良くなるのはどういうことだ? なんとかしてほしいですね。

とにかく今年、オリオールズはよかったねと思う。マイク・エリアスみたいな人がGMでオリオールズが本当に羨ましいと思う。鳥さんのマスコットもかわいいしね。


ああああああなんとかエンゼルスが若手の選手達を大切にしてくれるいいチームになってくれんだろうかと思う。ネト君やシャヌエル君達が無理して怪我することなく輝けるチームになって欲しい。

エンゼルスのテレビは、エリカちゃんやグービーさんを始めとする解説やコメンテーターやプレゼンターもみんな好き。本当に本当にエンゼルス、なんとか頑張って頂戴よと思う。応援するからさ。

そろそろポストシーズンに向けて気合を入れる。  


Aluna, Tchami & Kareen Lomax - Running Blind (2023)



2コード


Aluna, Tchami & Kareen Lomax - Running Blind (2023)
Full
Running Blind (feat. Tchami & Kareen Lomax) - Single
Aluna, Tchami, Kareen Lomax
Released: 3 July, 2023
℗ 2023 Mad Decent under exclusive license to Because Music
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Album: MYCELiUM
Released: 7 July, 2023
℗ 2023 Mad Decent


ここ暫く英国のupfront club chartに入っている曲。

この曲も極端な曲で…この曲は全体に2コードしかない。ほぼ同じベースにメロディーを乗せて4分半の曲に仕上げているのに違和感がない。まぁ同じ音の繰り返して退屈と言う人もいるとは思うけれど。私も元々はメロディのあるポップスばかりを聴いていたのだけれど、こういうダンス用の曲にも慣れた。十分気持ちよく聴ける。

作曲のAlunaさんのインタビューを読んだら、まずTchamiさんからビートが送られてきて、彼女はそれに乗せて曲を書いたそうだ。コラボのやり方も面白い。歌詞は哲学的というか。自分を落ち込ませず/貶めず、前に向かって飛び立ちなさいと…頑張れソングかな。  

昨日、藤井風さんの曲で「ピアノを弾いている、筋肉で弾いた音」と書いた(←それも私の勝手な想像だけれど)。それに比べてこの曲は対照的に1つのパーツを弾いたらそれを最初から最後まで延々と機械でリピートしている。いかにも機械で作る音楽。

このタイプの曲はダンス用に機能的なやり方でどんどん突き詰めてますね。だからこそ、藤井さんのように手で楽器を弾く音楽がもっと大切になってくると私は思う。

どちらも好きだけれど。

★Aluna
Aluna Francisさん。英国のシンガー・ソングライター。1988年ウェールズ生まれ。両親はジャマイカ系とインド系で、両親の離婚の後は米国ニュージャージーと英国ロンドンで育つ。彼女は2012年に英国のelectronic music duo「AlunaGeorge」のメンバーとしてデビュー。ジャンルはElectropop、synth-pop、alternative R&B、R&B、UK garage等々様々。デュオは2013年にアルバム「Body Music」をリリースし、同アルバムは2013 BRIT AwardやSound of 2013のリストにあがった。同年Disclosureとのコラボ曲「White Noise」で英国シングルチャート2位に。その後AlunaさんはAlunaGeorgeを続けながら、 2020年にソロに転向。2020年にソロアルバム『Renaissance』、今年2023年7月にセカンドアルバム『MYCELiUM』をリリース。この曲では高音のボーカル。

★Tchami
Martin Joseph Léonard Bressoさん。1985年生まれ。フランス・パリのrecord producer and DJ。DJのグループ「Pardon My French」のオリジナルメンバー。ソロワークでも知られ、French future houseのパイオニア的存在。ステージでは教会の牧師風の詰襟の衣装で演奏し、ステージセットにはステンドグラス風のデザインを使用。スピリチュアル的なことを信じているそうだ。 さて、French future houseとは何ぞや?また新しい言葉が出てきた。

★Kareen Lomax
米国ジョージア州出身のシンガーソングライター。最初に作曲を始め、ギターを覚えてオリジナルを歌い始める。2016年にシングル「Melatonin」でデビュー。その後暫くヒットに恵まれず犬のトリマーをしていたが、2018年にアトランタのスタジオでプロデューサーSensei Buenoに出会い再度作曲を始める。2020年に「Looking for Me」でPaul WoolfordとDiploとコラボ。その曲がビルボードのダンスチャートで20位に。2021年にEP「Hard Feelings」をリリース。この曲の低音のボーカルですね。


●  Dust off your shoulders, Hold them like you're proud
肩のほこりを払って、誇り高く肩を保って
この them は your shoulders なので、
意味は「背筋を伸ばし胸を張って」ということかな



Running Blind
Aluna, Tchami, Kareen Lomax
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[Verse 1]
自分自身をチェックして 自分を壊してしまう前に
あなたが愛を与えたほうがいい  彼らがどこかで愛を貰う前に 
~するべきだったとか ~できたかもなんて思わずに
自分を貶めないで
肩のほこりを払って
誇り高く胸を張って 

[Bridge]
持ち上げられたい
足が地面に届かない所へ
才能が欲しい
静けさの中
音の中で
現実は変化した
重力も無い
重力を感じない

[Pre-Chorus]
リズムが私を高揚させるとき
私は飛び立とうとしている
私は自分の魂を落ち込ませない
私は自分の魂をがっかりさせない

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
信じなければ
私の上る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき (let my soul down)
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

[Verse 2]
前方を見つめれば
私には見える
私の向かう場所
誰も行ったことのない場所が
警告が聞こえる
でも私はきっと大丈夫
なぜなら私と私の熱は
夜を通して 私をいざなうから

[Pre-Chorus]
リズムが私を高揚させるとき
今私はまさに飛び立とうとしている
私は自分の魂を落ち込ませない
私は自分の魂をがっかりさせない

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
信じなければ
それが私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えないまま走っているよう

[Hook]
Soul down
Soul down
It's like I'm running blind
目の見えないまま走っているよう
(Repeat)


[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
信じなければ
それは私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
私は信じなければ
それは私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませると
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

目の見えぬまま走っているよう

[Chorus]
自由は私の心に閉じ込められている
私は信じなければ
それが私の登る山
なぜなら私が私の魂を落ち込ませるとき (let my soul down)
私が私の魂を落ち込ませるとき
それはまるで目の見えぬまま走っているよう

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Writer(s): Aluna Dewji-francis, Martin Bresso, Kareen Lomax




2023年9月25日月曜日

藤井風/Fujii Kaze - Workin’ Hard (2023)



いい音、いい曲



Fujii Kaze - Workin’ Hard (2023)
Workin’ Hard – Single
Fujii Kaze
Released: August 25, 2023
A UNIVERSAL SIGMA / HEHN RECORDS release;
℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



日本の歌をもうひとつ。
藤井風さんの、これも素晴らしい曲。
藤井さんはまず声がいい。セクシ~  ♪
御本人は今でもとぼけた男の子みたいな雰囲気なのですけど笑、実は声がセクシーだとご自分でわかっているのかな?😃

そしてアレンジ。大人のR&B。ピアノがいいですね~。このお方にはピアノという強力な技と力がある。これはやっぱりね…藤井さんには生のピアノがある。このブログはよく欧州産の軽快なダンス曲をとりあげるのですけど…この曲はピアノのエネルギーが全然違いますね。筋肉が音を生み出している。しっかりとした音のエネルギーを感じる。

最初は忙しいビデオに戸惑ったのですけど、文を書いている時に音だけ聴いてたら、ま~ほんとにこの曲はかっこいいかっこいい。なんかサックスとか聴こえてくるし。大人。かっこいいです。

調べたらプロデュースは米国 LAの DJ Dahi さんだそうで、このお方はKendrick LamarやDrake、J. Cole、Dr. Dre、Travis Scott、Mac Miller,、Madonna、Childish Gambino等々、ラップ関連の超大物を出がけている大物プロデューサーだそうです。ほぉ~これはすごいことになってきた。やっぱ音がかっこいいもんな~…すごいね。










2023年9月21日木曜日

Perfume - Love Cloud (2023)



大人Perfume



Perfume - Love Cloud (2023)
Live in London
Moon – EP
Perfume
Released: September 6, 2023
A Polydor Records / Perfume Records release;
℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



Perfume第二弾。今週の週末はPerfumeを2曲。

この曲は今年の6月のPerfumeのロンドン公演で初披露になった曲。
ライブでいきなり新曲が出たんでびっくりしたのですけど、この曲も最高。ウミガメ好み。こういう曲が一番激しく踊れる。これ、ロンドンで90年代後半から2000年頃のAcid Jazzを思い出す。中田さんはスタイルを自由に取り入れて曲を書く方だと思うのでピンポイントは出来ないのですけど、ずいぶんAcid Jazzの音が入っていると思った。ホーンも入っている。それに90年代House、Acid House、色々混ざってますね。クラブでかかる音。すごく気持ちのいい音。

この曲はロンドンを思い出す音。30代の半ばにこういう曲調のAcid Jazzのバンドにハマってよくライブを見に行ってた。そのバンドもほぼ打ち込みで作曲したものをバンドでやっていたのだけどよく踊れる曲をやるバンドだった。ちょうど今のPerfumeぐらいの頃、30代半ばに踊りに行って3
ぶっ通しで踊っていた。楽しかった。この曲は明らかに今の曲なのに、アレンジの妙でその頃2000年頃のAcid Jazzを思い出す。すごくいい。スピードが速いですね。いい気持ち。

そんなロンドン寄りの曲をロンドンで初披露した。いいですねぇ。ロンドンならこの曲はすぐに受け入れられただろう。LIVEのビデオも盛り上がっている様子が伝わってきますね。皆ノリがいい。いいな。