能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年11月18日水曜日

Perfume:学ぶ人・のっち★NHK・SWITCHインタビュー達人達【志村けん×Perfume】



見る事が出来ました。この番組、のっちさんが光ってます。舞台上の大先輩にかじりついて色んな質問をしてます。積極的に先輩から学ぼうとしている。彼女の真面目な性格が見えてきます。普段から色々なことを真剣に考えているんだろうと思う。Perfumeでこれから一番伸びるのはこの人かもしれない。

大先輩の志村さんにPerfumeがお呼ばれしてできたこの番組では、思った以上に、Perfume3人のそれぞれの人となりが見えて面白かったです。

かしゆかさんはいつものように静かに聞き役にまわってます。静かに大先輩の言葉を吸収。元々おとなしい人なんでしょう。反対にあ~ちゃんはいつものように華やか。彼女は私いつも思うんだけどなんだか印象がガシャガシャしてるんですよ。若い娘がかまびすしい。それが面白い。志村さんに対しても、ポイントを押えて真面目に話を聞いてるんだけど、多くの場面でリアクションが大きくガヤガヤしてる。焦点を自分に集中させる人。彼女がいると場が明るくなるのがよく分かります。

さてのっちさん。大先輩を前にびっくりするほど積極的です。彼女がこんなに真面目で前向きな人だったとは。普段の彼女の言動にはどこか「照れ」があって、常にシャイな印象があったんだけど、今回は「学びたいこと」に対して、大先輩に積極的にいろんな質問をしている。一見自然体でカジュアルなんだけど、質問する時の眼差しは真剣。質問の内容もかなり斬り込んでます。全身から「学びたい、教えてください」オーラが発散されてました。

志村さんの反応もそれぞれ違ってましたね。あ~ちゃんが何か言えば、嬉しそうにニコニコして優しいおじさんなのに、のっちの質問では一瞬マジな表情に。彼女の直球の質問に対し、志村さんも自らの経験と考えを正直に直球でお返しになる。会話が進むにつれて志村さんの心のドアが一つ一つ開いていく。このやりとりが本当によかった。のっちは大先輩の志村さんにお仕事の具体的な話を聞きながら、人生のヒントを学ぼうとしている。

のっちが目をキラキラさせて積極的に何かを学ぼうとしている様子も魅力的だったし、志村さんが舞台上の先輩として真摯に後輩の質問に答えていらっしゃるのもとても素敵でした。志村さんは職人さんですね。すごくかっこいい。

そんなあたりを、のっちさんと志村さんの言葉を中心にまた記録。


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・思いがけずテクノをやることになって挫折はなかったか?
★のっち:中田さんの音楽がかっこいいんだって思ったときに、こういう歌い方がこの音楽にはあってるんだな…っていう納得してからは好きになった。
・ライゾマティクスとのコラボについて
★のっち:自分が間違えたら、その見せたい演出が見せられなくなってしまうっていうプレッシャーは毎回あります。機械が100%動いても自分が間違えたら失敗しちゃう…。
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★のっち:志村さんも緊張されるんですか?
●志村:緊張する。基本的に仕事をする時は緊張してないとだめだと思う。緊張をいい方にもっていく。
★のっち:(緊張は)ほぐすようにしようというよりは、緊張をどういうふうに活かそうという風に考えるんですか?
●志村:緊張を無くすには、どんだけ自分が練習して稽古してOKってなってれば、そんなに緊張しない。どの部分も全部自信が持てるまでいっとけば緊張しないはず。でも緊張する。
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Perfumeの過去を振り返り
★のっち:ずっと楽しかったですね。あの時苦しかったとか、売れない時代がどうのってよく言われるんですけど、その時もずっとこう…なんか夢を追いながらずっと楽しかったし、それはほんとに周りの大人達に恵まれていたな…と思います。
●志村:夢がある時って、自分が貧乏でもなんでもその時はね、貧乏を楽しめるんだよね。
★かしゆか:今思うと、その当時の事を今やれって言われたら流石にちょっと難しいでしょって思う…やなこと沢山あるんですけど、その当時はそんなこと全然気にしないで前だけ向いて、どうやったら振り向いてくれるんだろうとか、どうやったらもっと来てくれるのかなとか、今回どこが良くなかったのか…じゃあもっと次こうしようって、ずっと次を見てた、前を見てたっていうのがありますね。
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★あ~ちゃん:志村さんは楽しいおじさんってイメージ。苦しい部分が想像できない。
●志村:それを出しちゃうとだめなんだ。今プライベートを売ってる人いるじゃないですか。トークでもなんでもね、プライベートを。(俺は)プライベートをなるべく出さないようにする。普段なにやってるんだろうと思わせてる方がいい。
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その後ものっちの質問は続く。
★のっち:体調管理はどうされているんですか?
★のっち:(志村さんの舞台を見て)びっくりしたのが、お客さんの年齢層の幅が…。大人も子供になってる。
★のっち:ひとみばあさんに喜ぶ→ひとみばあさんのアイデアを聞き出す→志村さんのキャラのアイデア出しについても。
★のっち:もしかしたら続かなかったものが、どうして今まで続いてるんですか?
●志村:要望があるから。(全員集合の)生放送でお客さんの前で「あれ、これもう1回いけるんじゃない?」ってやってることがだんだん1年とか2年になった。狙ってはいない。これを流行らせようっていう気持ちは全く無い。
★のっち:コントってものを好きになったのはいつからなんですか?
●志村:素では俺そんなに面白くない。カツラとか役に…その人になると何か出来る。大胆なこともいける気がする。普段はすごい真面目。
★のっち:飽きたりすることはないんですか?
●志村:飽きない。大事にしてる。このキャラに次は何をさせようかと思う。常に自分でやっていることは、上からもう一人の自分が見ていないと。どう受け取ってもらえるか、自分でもう一回見ないといけない。
 
★かしゆか:こういう時に思いつくとかあるんですか。キャラクターとか、台本の内容とか、はっと閃く時とか。
●志村:常にどうしようって思っている。ずーっと考えてても集中力って20分ぐらいしかない。…基本的に考えるのが一番辛いから、それが嫌だから、今の人はそれをやらない。セット作ってコントなんかやらないじゃない。みんなおしゃべりの方。僕はおしゃべりが下手だから、おしゃべりが上手い人は凄いと思う。僕は3日ぐらいかけて台本作ってセットもチェックして、いろいろ全部やってやるから。大変なこと。結構労力いる。だから皆それを避けて通る。でも俺はそれを40年もやってるから、それをやるから生き残ってるのかな…人が嫌がる事を…だと思うね。
★のっち:この道で行こうって、自分はずっとこういうことをやり続けるんだって決めたタイミングってあったんですか?
●志村:小学校の頃。TVで喜劇人の舞台の中継を見て、普段笑わない家族が食卓で笑っているのを見て「笑いってすげえな」と思ってから。俺もこれをやろうと。…基本的に自分が面白いと思ったことしかやらない。そこは昔からそう。
★のっち:それはなんでですか。ご自分の中に違和感があるからなのか、お客さんにばれちゃうからなのか。
●志村:自分が得意な部分しかやらない。人がこれやってるけど、じゃあそれをやってみようかとはあまり思わない。無理して自分に合わない事をやってうけないよりは、自分の得意分野でうけたほうがいい。
★あ~ちゃん:ということは、その得意分野っていうところが、志村さんははっきりされているんですか。ここが自分はしっくりくる、得意だって…。
●志村:僕は動き7で、喋りが3
★のっち:確かに台詞がないシーンとか沢山あったし、それが面白かった。
★のっち:舞台みたいにお客さんがいるのと、カメラの前でコントするのと、どっちがやりやすいですか。
●志村:舞台でやるとお客さんの反応と拍手と笑い声が自分の中の勇気と自信になる。「やっててよかった」「これでもう1年このままでいける」と思う。間違ってなかったなと思う。あの興奮度と終わった後の満足度は、かえがたい。終わってからも嬉しいのとテンションが上がってるのがわかる。あれは普通の人では味わえない唯一のところだからね。
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2015年11月16日月曜日

お猫様H:考える猫

 
 
お猫様が階段の途中で固まっている…
H「…」
海亀「どうしたの?」
「…」
H「邪魔シナイデクダサイヨ」
H 「ア ソウダ…」


 

2015年11月15日日曜日

LIVE★Janet Jackson/ジャネット・ジャクソン!!!!ライブ \(^o^)/ワ~ッ!!



週末にジャネット・ジャクソンのコンサートに行ってきたっ!
きゃ~~~っまたまた今回も踊る踊る踊るっ!



★以下ネタバレ注意

この写真のとおり舞台の真横でステージの演出は殆ど見えなかったんだけど、ジャネットちゃんが近いぞっ!やったー\(^o^)/!

ジャネットちゃんと言えば

バブルッ!キラキラッ
懐かしいねぇ。このお方はお兄ちゃんの後を追って80年代中期から大躍進。プリンス、マドンナと共に時代を牽引した人。
 
ひゃ~まだやってるなんて知らなかったです。来てくれるのならそりゃー見に行かなくちゃ。…でいそいそとまた出かける。
 
とにかく彼女の曲はバブルの頃に日本でも売れて売れて売れていました。だからコアなファンじゃなくても馴染みのある曲目白押し。最初はスタンドの上のほうで大人しく見ているつもりだったんだけど、曲が始まって34曲後には我慢できずに立ち上がる。やっぱり踊る踊る踊る踊る踊る…。
 
だってね、ジャネットちゃんは49歳。それでもガンガン踊って頑張っているのだ。ファンも踊って応援です。ジャネットちゃんに感謝とリスペクト。そんなわけでまたまた筋肉痛になるまで踊る踊る。\(^o^)

曲がね、最初からメガヒット曲ばかりのメドレーでガンガン飛ばすんだもの。座ってなんていられない。私達から数列前の若い女の子達45人がまず1曲目から立ち上がる。すぐにその斜め後ろのおばちゃんが立ち上がった。そしてその隣のカップルも立ち上がる。旦那Aが隣でそわそわし始める、よしっ行くかっ…と一緒に立ち上がる。最初のファンキーなメドレー中踊る踊るアホ踊り。最初から「Nasty」「Miss You Much」「Control」「What Have You Done for Me Lately」「The Pleasure Principle」「Escapade」をノンストップでやられたらそりゃたまらん。座ってられない。

あっジャネットちゃんがやってきた!こっち見てる~!可愛いー!きゃー騒ぐ騒ぐ騒ぐ。楽しいなったら楽しいな。また踊る。


途中でバラードコーナー。数曲でまたファンキーメドレー。下のセットリストでは32曲ですが、殆どの曲が1コーラスのみのメドレーなのでどんどんショーが進む。止まることなく踊らされる。だんだん頭がボーっとしてくる…ああ気持ちイイ。

最初はジャネットちゃんのライブを鑑賞しに来たつもりなのに、いつの間にか踊っていてギャーギャー騒いで頭のネジが外れる。気持ちいい。場所が比較的ジャネットちゃんに近いせいか周りもみんな騒ぐ騒ぐ騒ぐ。

本編は「Scream 」「 Rhythm Nation 」で〆。アンコールでまた出てくるまで客が騒ぐ。周り中が騒ぐ。ホ~~~~、ア~~~~、ヒャ~~~~、キャーーー、ホ~~~~~、ヒ~~~…ジャーネッジャーネッジャーネッジャーネッジャーネッ…。自分の声が聞こえない。

アンコールはニューアルバム『Unbreakable』から2曲。最後にメンバー紹介と観客にお話。何度も「Thank you」を言ってくれるジャネットちゃんに感極まって「Thank you~」と叫ぶ。大掛かりなショーなのに温かいエンディング。

楽しかったです。ジャネットちゃんありがとう❤❤❤❤❤


▼これは1016日ロサンゼルスでのライブの模様。
メドレーがノンストップで続く。
 

Setlist Nov. 13 2015
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Intro
(Unbreakable Intro with Missy Elliott) 
1. BURNITUP!  (with Missy Elliott video) 
2. Nasty
3. Feedback
4. Miss You Much
5. Alright
6. You Want This
7. Control
8. What Have You Done for Me Lately
9. The Pleasure Principle
10. Escapade
11. When I Think of You
12. All for You
13. All Nite (Don't Stop)
14. Love Will Never Do (Without You)
Intermission
(with elements of "R&B… more ) 
15. After You Fall
16. Again
17. Come Back to Me
18. Let's Wait Awhile
19. I Get Lonely
20. Any Time, Any Place
21. No Sleeep
22. Got 'til It's Gone
23. That's the Way Love Goes
24. Together Again
(with elements of the "DJ… more ) 
25. The Best Things in Life Are Free
(Luther Vandross & Janet Jackson cover) 
26. Throb
27. Black Cat
28. If
29. Scream
(Michael Jackson cover) 
30. Rhythm Nation
Encore:
31. Shoulda Known Better
32. Unbreakable
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2015年11月11日水曜日

Extreme – Midnight Express (1995)



傑作。この方向でもっといけたのでは?



Extreme – Midnight Express (1995)


Album:  Waiting for the Punchline
Released: 1995 ℗ 2008 A&M Records



もう少しExtreme/ヌーノ君のことを喋る。

Extremeは先人のコピーが上手い。今回全部のアルバム(5枚目を除く)を通して聴いて改めて思ったのは、もしかしたらこのバンドは以前誰かが過去にやった曲を料理するのが上手くて器用過ぎて問題だったのかもしれないということ。

アルバムの
1枚目Van Halen
2枚目でそれを進歩させてQueen風味を取り入れ
3枚目Queenからビートルズとプログレ
4枚目で先祖返りしてグランジ/オルタナとLed Zeppelin等々…。

一度誰かの作品を取り込んで独自に解釈し、結果いい曲を産み出す。時には元ネタよりいい曲を作ってしまったりする。そうだとするとじゃあオリジナリティはどうなのよ?…という問題が浮かび上がる。

どうなんでしょうね。2枚目の派手派手なギターや「More Than Words」、4枚目のこの曲「Midnight Express」は十分に独自のものだと思うけれど、3枚目のアルバムはちょっと無理しているように聴こえて苦しかった。Queenのコーラスのスタイルをそのまんまパクったりしてましたもんね。いろんな曲で元曲のネタが見えてしまったのが残念。先輩がやったことを、いろいろと手当たり次第にやってしまったところにこのバンドの弱さがあったのかも。手を広げすぎてバンドの焦点が見えなくなった。器用過ぎたのかも。


ギターに関しては間違いなくオリジナル。元々綺麗なメロディーを書く人だし、南欧+中近東ニュアンスの音の響きも、超絶技巧+ファンク寄りなリズム感も、他の人が出来ないことを色々とやってる。どれを聴いてもかっこいい。

この曲Midnight Expressも、おそらくポルトガル出身のルーツやスパニッシュ・ギター、中近東(ペルシャ)のギター、Michael Hedgesあたりのアコギの質感にメタルの速弾き。どんなに速く弾いても絶対にもたつかない。気合と勢いでガッと弾いてしまう。全身で踊るように弾く。間違いなくオリジナル。本当に魂を抜かれる。傑作。こういう曲はありそうで探しても他に無いんですよ。曲もそれを弾くヌーノ君も好き過ぎて苦しい。

ソロになってからも、こういうことをもっとやっていたら…。


とりとめのないことをうだうだ言ってますが、このExtremeというバンド、どうして解散しちゃったんだろう…というのがずーっと疑問だったんですよ。若い時にあんなにいい曲を書いていたのに、バンドを解散した後は結局ぱっとしなかったんですよね。それが未だに疑問。もっといけるかと思っていた。バンド解散のあとヌーノ君は何をやりたかったんだろう。

1997年のヌーノ君のソロ『Schizophonic』も出て直ぐに聴いたけど、バンドの化学反応が消えたせいか、メロディーは良くても曲として心に残るものがなかった。魔法が消えていた。どんなバンドもメンバーのソロワークにはそういうものが多い。それ以降のソロは聴いていない。

その後Extreme2008年に再結成。2008年に出た『Saudades de Rock』を今回ちょっと動画サイトで聴いてみたけど、たぶんバンドの旬は過ぎた。…まーそれでいいんですよ再結成アルバムなんて皆そんなもんだ。オリジナルメンバーでツアーをする口実になればそれでいい。


ともかくExtremeはいいバンドだった。短命で終わってしまったのは本当に惜しい。1995年以降にもExtremeを続けていたら、バンドとして化学反応を保ちながらもっと円熟する可能性もあっただろうと思う。それが見てみたかった。

それにしても1995年からもう20年。ヌーノ君も年をとりましたね。昔は本当に綺麗で可愛かったのに、最近は中近東の馬面のオヤジという感じ。
うひゃ~ZZYになった。嫌いじゃないケド…(^_^;)\ ワイルド


Extreme - Midnight Express (1995) 
Extreme - No Respect (1995)
Extreme - Cupid Is Dead (1992)
Extreme - He-Man Woman Hater (1990)
Extreme - Get The Funk Out (1990)