能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2012年8月3日金曜日

EDX feat. Hadley – Everything (2012)



またいい曲みつけた。


EDX feat. Hadley - Everything (Official Music Video)

Everything
Released: Jul 14, 2012
℗ 2012 Sirup Music GmbH
最後に広告が入ります)

またまたArmada頼り。Armada Music レーベル界隈でYoutubeを探るといろいろ出てくる。トランスなんてジャンルを最近知ったぐらいで目から鱗なんだけど理屈抜きで気持ちいい曲が多い。なんだか、80年代の洋楽っぽいっていうか…雰囲気も柔らかめで普通にポップソングとして聴ける。たしかこういうの、ユーロ圏に前からあった。あまり注意を払わなかったけどロンドンで10年ぐらい前にも「Ibiza Chill Out…云々」などのコンピレーションアルバムが出てたのを覚えてる。このレーベルが売れているのかどうかも知らないけど、いろんな人がいますね。

まずこのけだるい女性ボーカルのHadley Pooleさんは、ニューヨーク出身のアメリカ人。フランスの女優さんみたいだと思ったらアメリカ人だそうだ。でも活躍してるのはロシアも含めた欧州圏らしい。 (このビデオはアメリカのラスベガスのクラブMarqueeらしいので、アメリカでも人気なのかも…)
プロデュースをしたDJEDXさん=本名Maurizio Colellaさんは、イタリア人でスイスが拠点。ビデオの中のDJがたぶん彼。おっさんぽい。それ以外の情報はあまり見つからなかった。

ビデオは頭でっかちのバレーボーイ君(?)が仕事をしながら悶々とクラブで遊ぶ事を考えるストーリー。頭が大きくて車に入らないの(笑)。晴れて開放されると弾けてます。なんだかよく解らんけど、すごくカワイイ。
 

EDX feat. Amba Shepherd - Off The Grid (2019)
EDX - Who Cares (2019)
Charlie Puth - How Long (2017) +EDX's Dubai Skyline Remix
EDX - Blessed (Original Club Mix)(2013)
 

2012年8月2日木曜日

映画『最強のふたり/The Intouchables』:人間の尊厳



------------------------------------------------------------------------------------------------
Intouchables2011年)/仏/カラー
112分/監督;Olivier Nakache, Eric Toledano
------------------------------------------------------------------------------------------------

いい映画です。


話は、首から下が事故で全身麻痺になったパリの大富豪と、その介護人として雇われたアフリカ系移民の青年が徐々に友情を育むというもの。実に楽しい映画。始終笑いが止まらない。実話を元にしたストーリーだそうだ。


ネタバレ注意


上流階級、白人、社会での成功者のフィリップ。もともとはスポーツを楽しむ活発な中年の紳士。自家用ジェット機を持つような桁外れの大富豪。そんな彼は、体の自由を失った後も全てを思い通りに動かすことが出来る。周りが動いてくれるのだ。だがそんな彼に、生きる喜びを思い出させてくれる取り巻きはいない。自分の身体が自由にならない現実を常に感じるような堅苦しい生活が楽しいわけはない。


一方、フィリップの思いつきで雇われることになったアフリカ系移民の青年ドリス。一見カリスマと自信に溢れるドリスの過去にあるのは、貧しい家庭と犯罪歴。持ち前の頭の良さで生き抜いてきたが、世間からは常に見下げられる存在だ。生まれや階級で人生の全てが決まってしまうヨーロッパの国で、彼のような人物が世間で尊敬を得ることは少ない。


人種の違い。階級の違い。持つ者と持たぬ者。そんな二人がいかにして心を通わせるのか。答えは人の尊厳にあった。


ストリートの青年ドリスが身体の不自由なフィリップにもたらしたのは、人としての誇りと真の友情、そして生きる喜び。夜中にフィリップが緊張による身体の痛みを訴えれば、朝の4時でも車椅子を押して外に連れ出し、新鮮な空気とマリワナを吸わせる。かっこわるい荷台の車を見ると「馬じゃあるまいし」と、超高級スポーツカーにフィリップを抱えて乗り込み、大喜びでドライブに出かける。フィリップが文通をしている女性と一度も話した事が無いと言えば、さっさと携帯から女性に連絡してしまう。そんな型破りで豪快な青年ドリスに、フィリップは大笑いをしながらもう一度生きる喜びを取り戻す。


後日フィリップの友人は彼を諫める「あのアフリカ人の青年には犯罪歴がある。ああいう人物とは係わり合いにならないほうがいい。」そんな友人にフィリップは答える「私に必要なのはドリスの強い力だ。憐れみはいらない。対等で正直で力強く頼りになる彼に何の問題がある。」


大富豪フィリップが何も持たぬストリートの青年ドリスにもたらしたのは信頼と友情、それに人としての誇り。全ての富を持ちながら身体の自由をを失ったフィリップは、ドリスに最初から大きな心で接する。街の反対側からやってきたこの青年は、おそらく社会の中で今までそんな風に扱われたことが無かったのだろうと思う。物を盗んだのに一切咎められない。フィリップが言外にドリスに伝えるのは「君を信頼している。」そんなフィリップとの関係が、荒れた生活を送っていたドリスの心に光をともす。人生を真っ当に生きるための人としての誇りを思い出させる。いつしか二人は本当の友人として信頼しあうようになる。


ここまで真摯に人間の尊厳を真正面から扱った映画もなかなか無いだろうと思う。よく出来たフランス映画にはいつもいろいろと考えさせられる。さすが哲学の国だなと思う。お仕着せの綺麗な話ばかりではない。日本では考えられないほど厳しい階級社会の中で、大富豪と前科有りの青年の友情など普通は考えられない。両極端の違う世界から来た二人、共にいろんなものを無くしたからこそ、二人を結びつけたのは人が生きるために必要な人としての尊厳だった。


ドリスが真夜中に起きて、苦しむフィリップの額に手を置き、自らの決断で彼を外に連れ出す場面は非常に美しい。今までいろんな経験をしてきた彼だからこそ、患者にとって何が必要なのかを咄嗟に理解し行動することが出来たのだろうと思う。まるで彼の心に光がともったかのよう。そこから二人は急速に親しくなる。完全に信頼しあった二人の顔には常に笑顔が絶えない。私達もいつまでも彼らと一緒になって笑ってしまう。

余談だが、アメリカの(主に白人の)批評家の中には、この映画の中のドリスのキャラクターが余りにも人種的なステレオタイプに描かれ過ぎているとしてこの映画を気に入らない人たちがいる。そんな映画を褒めることは、人種問題の観点から無神経であると思っているらしい。しかしそれは大変間違っていると思う。

確かにドリスは、教育も教養も無い。本人もそれを気にするどころか全く意に介さない。だけどいったい誰がこのドリスに魅力を感じないと言うのだろう。ドリスの最大の魅力が、教育や知識などろもろの飾りを取り払ってもなお輝く彼の素晴らしい人柄と、どんな状況でも真実を見極める彼の知性にあることが分からないのだろうかと思う。人種的なステレオタイプを超えてなお輝くドリスの美徳。フィリップがそんなドリスを直ぐに理解したのも、彼が身体の自由を失ったために、人生で何が一番大切なのかが見えるようになったからではないのか。

私が今までに見た映画の中でも、ドリスほど魅力的な人物はめったにいない。教養が無くても、生まれが貧しくても、彼が自分を卑下することは決して無い。なぜなら彼には、人にとって何が大切なのかが誰よりもよく見えているからだ。これほどまでに誇り高く、のびのびと自由で自信に溢れる魅力的なキャラクターを、単に人種のステレオタイプと揶揄する批評家達には、きっとこの映画の本質が見えていないのだろうと思う。


非常に美しい話です。そして始終笑いが止まらないほど可笑しい心温まる話。二人の役者が素晴らしい。異なる人種間や階級間での問題を普段から抱える国だからこそ描ける話。余計な飾りや付属品を全て取り払った人と人との真摯な友情はこんなにも美しい。人の尊厳について、人が生きる意味について深く考えさせられる映画。素晴らしいです。




海外在住=オリンピックの哀しみ



TVがですね、日本の選手を映してくれないんです。それだけです。

昔イギリスにいた時もそう。今のアメリカもそう。当たり前のことだけど、それぞれの国の選手がやっぱり一番なわけです。だから今回のオリンピックもアメリカ人の選手ばっかり、それからアメリカ人の強い競技ばっかり見せられる。ああぁぁ…。


私の好きなのは体操。日本は強いじゃないですか。団体も銀だし、今日のオールラウンドの内村君もだし(おめでとーさすがに今日はよく映っていた)。もっと見たいですよ。だけど見せられるのは、アメリカ人の選手ばかり。まあそれはしょうがないけど。体操の団体予選なんて、アメリカのチームだけを見せて、スゲースゲーって持ち上げて、日本の内村君のミスした鉄棒だけ見せて喜んでるんだもの。まいったわ。でも日本は銀だけど…。ほほほ。もう少しカワイイ加藤君が見たかったわ…。

水泳もそう。松田君200mバタフライで、銅メダルだったじゃないですか。すごいですよ。日本のTVなら、金、銀、銅と全員を称えて紹介するだろうに、ここではそんなの一切無い。フェルプスフェルプスばっかり言ってる。何かの表彰式なんて、アメリカの国旗と1位のアメリカ人の選手の顔だけを映して、2位と3位は完全に無視。ほんとにあきれる。


でももっとイヤなのは、この国、何から何まで商業主義なもんだから、オリンピックでさえ民放のNBC。だからアメリカの選手をちょこっと見せると、すーぐにCMにいっちゃう。そのコマーシャルのほとんどがアメリカ人の選手のイメージビデオばかりなんで、実際の競技や試合を中断してそんなのばかりを見せられるとほんとに頭にくる。

それにアメリカっていう国は、こういうときこそ待ってましたとばかりに国粋主義になっちゃって、なんかっていうとチームアメリカ、チームアメリカばっかり言ってて自分の国の選手にしか興味がない。試合中にアメリカの選手を見せるのは当然だけど、その上にアメリカの選手たちのドキュメンタリーだとか、イメージビデオばっかり何度も同じものを流してる。だから、他の国の選手がTVに映ることなんて殆ど無い。なんなんだそれは。これ国際的なスポーツの祭典じゃないの?

スポーツの祭典っていっても、アメリカにとっては、アメリカのヒーローを称える機会でしかないわけです。金(ゴールド)を取るような外国のすごい選手の演技を見るより、アメリカの「オラが村のヒーロー」が仲間と抱き合って泣いてるのが見たいんですね。あームカつく。あほかと思う。


CMが無かった分、イギリスのBBCのほうがまだまし。BBCはね、日本の体操の選手もよく見せてくれたわ。ほんっとにアメリカなんて、自分達さえ良ければええのよ。もう呆れて物も言えない。実は旦那Aもあきれている。昔はもっとひどかったらしい。

今度のオリンピックは日本に帰ろうかなと真剣に思う。




2012年8月1日水曜日

祝 Spending All My Time PV 解禁!




見てきた。いいですこれ。

もうPerfumeは大人ね。なんだか私、毎回同じ事を言ってますね。

このビデオのPerfumeは本当に大人っぽくてびっくり。曲のレビューで3人の声がとても大人っぽいと書いたのだけど、この映像もとても大人っぽい。

何よりも嬉しいのは、こんな欧米で流行の音をやってるのにPVのスタイルが欧米のそれとは全く正反対なこと。純日本風? なんとなく昭和の香りさえする制服姿。たまんないですね。組み合わせが面白すぎ。センスいいなぁ。西洋のこういうタイプの曲のビデオって肌を出せばなんぼみたいなのが多くてうんざり。アメリカなんてチープでセンス無さ過ぎ。こういうタイプの曲のPVがこんな風に作りこまれたものなら、もう曲が欧米の誰々に似ているなんていうのもどうでもいいですね。Perfumeは曲を聴いて、PVを見て、ダンスを見てやっと作品が完成っていうのも、こういうのを見るとますますそう思う。このPVを見た後では曲が全く違って聴こえる。すごくいい感じ。

このPV1分しかないのでまだTeaser状態ですが、それでも前のPerfumeとずいぶん違っていて面白い。いつも太腿をギリギリまで出して、ハイヒールで踊ってる彼女達が、こんな膝丈のカッチリしたスカートをはいてるのも新鮮だし、白いソックスに黒のエナメルのピンヒールも何故かイケナイ香りがしていい。腕の内側に番号が振ってあったりするのも、なんだか危ない感じ。ちょっと謎めいてミステリアス。いろんなことを想像できて面白い。


それにしても、このカッチリした制服姿の微妙なエロ感はなんなんですかね。まず最初にこのPVを見た印象は「うわエロいな」。あ~ちゃんとのっちが向かい合ってる図も、エナメルのハイヒールを後ろから撮った映像も、上半身ぴっちりの制服も妙にエロい。いままでミニスカートに生脚(風)ばっかりだったからなのかな。抑えた感じがかえって新鮮でドキッとする。面白い。もうすぐ24歳だもんな…大人っぽいのもあたりまえ。いいことです。みんなほんとに綺麗。


もうPerfumeは芸術枠でいいと思う。ほんとに面白いことになってきた。ますます楽しみ。


追記;超能力がテーマらしいですね。ほぉ…。




2012年7月31日火曜日

Earth Wind & Fire - Boogie Wonderland (1979)



1979年名曲シリーズ。
 
Boogie Wonderland – Earth Wind & Fire (1979)

Album:  I Am
Released: Jun 1979
℗ 1979, 1992, 2003, 2004 Sony Music Entertainment Inc.



もうギラギラの衣装といい、全員ステージ上のお祭り騒ぎのノリといいたまりません。たまたま昨日見たフランス映画に出てきたのでついついここにも書いてしまう。

往年のDISCOの名曲ですが、あまり何にも考えずにわいわい踊れそうなノリが幸せ。皆楽しそうだな。いい時代です。この曲が聴こえてきたら皆脚を踏ん張って仁王立ちのままお尻を振って踊るしかない。モーリス・ホワイト隊長の脚の長さに注目。


2012年7月30日月曜日

Perfume - Speed of Sound (2009)



Perfumeの純正ダンス曲。


Perfume - Speed of Sound (2009)

Album:  Triangle
Released:  Dec 31, 2008                     
℗ 2009 AMUSE Inc.


これはずいぶん昔なんだけど、たぶん一番踊れるPerfumeの曲。踊るためだけにあるような曲。私はこの曲あたりが海外のダンスチャートでもいけるんだろうと思っていた。音にも流行り廃りがあるだろうし、今のダンスチャートにもこんな曲は無いので、実際には違うんだろうけど好き。時代を越えていけそうな気がする。ノリがいい。

ここ12年程歌謡曲路線が多かったと思うけど、私はこういう曲をやるPerfumeが一番面白いと思う。昔こういうあどけない声の女の子達がバリバリのダンス曲をやってるのが面白かった。

今回の新曲の「Spending All My Time」も「Hurly Burly」もダンス曲なのでちょっとうれしい。

Perfume - Spinning World (2022)
Perfume - Polygon Wave (2021) 
Perfume - 無限未来 (2018)
Perfume - If You Wanna (2017)
Perfume - Pick Me Up (2015)
Perfume - 1 mm (2013)
Perfume - Magic of Love (2013)
Perfume - Spring Of Life (2012)
Perfume - Glitter (2011)
Perfume – 575(2010)
Perfume - Baby Cruising Love (2008)
Perfume - Twinkle Snow Powdery Snow (2007)


2012年7月29日日曜日

Perfume:KIRIN 氷結SUMMER NIGHT


キリンさんのイベント、Summer NightのDIGEST MOVIE 見ました。キリンさんに感謝。


ますます面白くなってきました。Perfumeはどんどん進化してます。

小さい会場仕様の新生Perfumeという感じ。今年秋のアジアツアーに向けての舞台演出のテストでもあるんでしょうか。ホログラフィックとの競演が最高。3人が6人になった「Spring of Life」の間奏部分はマジで鳥肌もの。その直後の、レトロなコンピュータースクリーンの映像を被せたロボットダンスも最高の演出。素晴らしいです。

これなら世界に行ける。もう大丈夫だと思う。これから海外なら暫くはこういうサイズのステージだろうから、こういう感じの演出の仕方を探っているんだろうと思う。

面白い方向に一直線に行ってくれてる感じでにやにやが止まらない。Perfumeが日々進化しているのをニュースとして見れることがとても幸せ。ほんとに嬉しい。ファンでいてよかったと思う。ありがとう。コンピアルバムもダンス系らしいので、早速初回盤予約したわ


ドームにはドームの良さ、武道館には武道館のよさがあると思う。だけど、こういう小さいライブハウスでのPerfumeの良さは抜群。組み合わせを見せるPerfumのダンスは、これぐらいの3人の立ち位置が一番いい。特にこの映像は、正面一点からの固定カメラの映像がほとんどで、それが最高にいい。顔の大写しが多いTVではほぼ不可能な映像。こんな映像を見ると、改めてこの娘達のダンスに惚れ惚れと見とれる。

GAMEツアー時の小さい会場での演出は、あそこで一旦完結していたと思う。それぐらい素晴らしかった。頭上の3つの大きなスクリーンに映し出されたイントロの映像。そこから靴音を響かせて現われるPerfumeと映像が連動。その直後のGAMEの重低音のかっこよさ。「Play the Game…」で3人が揃って腕をうねうね回す振りを見ておおっと驚いた。あの映像で「アイドル」の言葉が吹っ飛んだ。その他「Take Me Take Me」もGAMEツアーの映像がベスト。ああいうふうな、小さい会場だからこそ映えるPerfumeの振りは結構あると思う。

そんなあの時のPerfumeが帰ってきたかのような今回の映像はほんとに嬉しい。なんて言ったらいいんですかね。大きなホールでは、観客がPerfumを取り囲んで3Dで魅せる演出なんだけど、こういう小さい会場では一方向からPerfume2D的に捉えることが出来るんで、振りの面白さが強調されるんだろうと思う。彼女達のダンスもより激しくなってるし、いろんなPerfumeの基本の良さがバージョンアップして戻ってきたような感じ。すごくいい。


ホログラフィックの演出についてはもう何も言うことがないです。あまりのかっこよさに言葉がない。他のアーティストがイメージと遊ぶことは出来ても、Perfumeのようにああいう風な組み合わせで一緒に踊ることはなかなか出来ないだろうと思う。6人といわず12人でもいい。これからいくらでもいろんなことが考えられると思う。海外なら今回の「Hurly Burly」のような感じで、曲の紹介や簡単なMCなどもそれぞれの言語を投写して出来ると思う。いろいろな可能性が出てきた。


一つ気になったのは、こういった投写を使った演出のせいで舞台全体が暗いこと。空中に浮かぶ青い映像以外は暗いステージなので、いつものPerfumeのステージのようなキラキラの幻惑感は無い。だからこそ彼女達のダンスが映えて素晴らしいのだけれど、「ダンスだけの直球勝負で2時間のショー」みたいになると彼女達にきついかもしれないと思う。疲れてきたらアラも目立つかもしれない。両脇か頭上で映像のスクリーンを演出に絡めるとか、上記GAMEツアーのシャンデリアや足場のようなアクセサリーなどで、演出上の変化も多少必要かもしれないなとも思う。



それにしても、ホログラフィックはどうやってるんでしょうかね。初音ミクと同じ? 「Spring of Life」で投写される3人の映像はどう見ても彼女達の後ろのスクリーンなのに、青い映像とインタラクティブに遊ぶのは明らかに彼女達の前のスクリーン。2つのスクリーンに挟まれて踊ってるんだろうか。そもそもどこから投写されているのかさえ分からない。まさかスクリーンのないホログラフィーじゃないと思うけどどうなんだろう。もう既にスターウォーズのレイヤ姫みたいなことが出来るんだろうか…。なんだかすごいな…。