C+C Music Factory - Things That Make You Go Hmmmm....(1991)
Album: Gonna Make You Sweat
Released: 20 Dec 1990 ℗ 1990 Sony Music Entertainment Inc.
1990年(頃)シリーズ。さてこの曲のタイトルはThings
that make you go, hmm(あなたをふ~むと言わせる事柄)なのですが、「hmmm」とは…なんだろうなぁ…考えさせられると言う感じですかね。英語での意味を見てみると「used
to express reflection or hesitation.(考えめぐらしたり戸惑いを表すときに用いる)」とあるので、なるほどねぇ…とかふ~む…ちょっと考えさせられるなぁということでしょうか。予想してなかった…ちょっと困ったねとか…戸惑いですかね。
C+C Music Factoryとは1990年によく売れていたニューヨークのグループ。当時は詳しいことは全く知らず、ただただラジオでよく流れていたグループ…という感じでした。ニューヨークの人達だということも今まで全然知らなかった。音の感じから英国ロンドンのグループだろうと勝手に思ってた。びっくり。
とにかく売れたんですよ。この曲よりもっともっと売れた曲もあるんですけど、今日はとりあえず私が好きだった方のこの曲を。1990年のアルバム『Gonna Make You Sweat』からの3番目のシングルカット。リリースは1991年6月。米シングルチャート、英シングルチャートで共に4位。
5話でデーモンとリッキーの夢と頑張りを見せたのはいいが、6話はプレイテルの事件と内輪のチャリティー。その中で不動産屋のおばさんとの関係が変わっていくのも唐突。7話ではプロテスト活動。8話は個人の生活に踏み込んでいたが、9話は突然趣を変えて『Sex and The City』風バケーション(←これは面白くて楽しかった)。そして10話でいきなり8ヶ月後。9話との繋がりは全く無い。ブランカはどうした?最後はボールで華やかにわいわいやってうやむやに終わった。なんだか全体に雑じゃないかな。事件やプロテスト活動や苦難が多すぎて、肝心の彼らの日常がスムーズに描かれてませんよね。
シーズン1はドラマの内容と1987年の流行の音楽の使い方が絶妙だった。以前このブログでも何度かそれらの曲をとりあげたのだけれど、今回はドラマと音楽の繋がりをほとんど感じられなかった。Madonnaの「Vogue」で5話くらいひっぱっているのは手抜きだろう。サントラも使用曲が必ずしも1990年からの曲ではなく、80年代初期や70年代後期の曲が使われたりしていて曲の同時代性がほとんどない。ああ考えているな…と思ったのは、8話の最後のブランカのシーンで流れたMariah
Careyの「Love Takes Time」(1990) ぐらい。当時の時代を反映した巧みな音楽の使い方を今シーズンは殆ど感じられなかったのは残念。シーズン1はKate Bush「Running Up That Hill」やSwing
Out Sister「Breakout」、Whitesnake「Is This
Love」など鳥肌が立つほど素晴らしかったのに。
海外のドラマは最初に何シーズンやるかが決まっているわけではなくて、1シーズンやって評判が良ければ2、3…と続いてくものらしい。90年代後半から2000年代前半に人気のあった米ドラマ『Sex and The City』も、まずメインの登場人物4人のキャラクターを紹介して、一話完結型のエピソードを沢山やって評判になった後、後のシーズンで女性達の人生の変化(大きな流れ)を描いたんですよね。このドラマもそうなっていくのかもしれません。