能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年11月22日木曜日

お猫様H:5歳 4.5 kg





年末が近づくと途端に忙しくなる。元々やるべきだった数々のことも、前からチケットを取っていたショーも、やっと公開になった映画も、年末に一気に押し寄せてくる。毎年年末はこんな感じだ。それで猫さんの写真をあげるのもつい遅くなってしまった。もう11月の23日。

今朝撮った写真。いつも怖い顔の写真ですが本物はもっと可愛い。ワタクシが元々猛獣が好きなもので、つい可愛い猫さんも強面に撮ってしまう。しかしずいぶん大人になったねぇ。

先日の病院の健康診断で量ってもらった体重は4.5キロ。大きくなった。彼女の誕生日ははっきりとわからないのだけれど、秋ぐらいだと思えば、今の彼女の年齢は5歳。人間で言えば36歳だそうだ。大人ね。

2018年11月20日火曜日

Queen - Now I'm Here (1974)



かっこいいねぇ 😍 QUEEN最高

 

Live at the Hammersmith Odeon, 1975

Live at the Hammersmith Odeon, 1979 これ最高

 Album:  Sheer Heart Attack
Released: Nov 8, 1974
 ℗ 2014 Hollywood Records, Inc.
 
 

これは1975年と1979年のHammersmithのライブですが最高やね。もう文句の言いようが無いですもん。若い頃のQUEENたまらんっすこれ。く~…かこいい…。このバンドは全員がいい。全員がエエ男。こんなバンドはやっぱり他にいないわ。全員かっこいいもん。心溶けます。

1975年は若い。衣装が華やか。王子様
1979年はLive Killersの頃。バンドとして脂がのってきてメンバーも男臭い。スピードが速い。彼らのライブはこの頃が一番かっこいいと思う。技がこなれてきているのにまだ若さと勢いとエッジがあっていい。

 映画の俳優が似てるとか似てないとか、話が嘘とかもうどうでもいいや。それよりも若い頃のQUEENは完璧なアイドル。本当にかっこいい。こんなに心踊るバンドは他にいない。1990年頃のExtremeのヌーノくんもいいと思ったけれどやっぱりQUEENの方が上だな。あの頃の彼らに出会えて本当によかった。

私が彼らを知ったのはLIVE KILLERS(1979)の頃ですが、当時はメンバーが30歳前後で、皆ガチのいい男でした。中学生の頃に雑誌Music Lifeに載っていた彼等の写真を見て「この外国のお兄さん達は素敵」とドキドキした。そしてその頃から遡ってもっと若い頃の彼らの写真を見たらまたかっこよかった。

全員が背が高くていい男。大きな青い目の顔の可愛いロジャーか、脚が長くて声の優しいブライアンか…どっちのファンになろうかなと悩んだ。でもちょっと怖いフレディも、優しそうなジョンもいいなぁ…とか、QUEENは全員がかっこよくて、どの人のファンになろうかと悩むほどでした。まぁ一応ドラムのロジャー推しでしたが、どのメンバーも好き。

ちょっと奇跡のバンドかも知れないね。最強のアイドルだ。曲がいい(最初の頃のアルバムには捨て曲無し)。メンバーに1人飛びぬけた天才作曲家がいて、他の3人もいい曲が書ける。一人はアーティストで3人が理系の高学歴。一人が特殊な芸術家枠で残りの3人も大卒なら、皆インテリで常識のある人達だろう。そして全員ルックスがいい。誰一人欠けることなくルックスがいい。そんな彼らが妖精や王国や預言者の歌を歌う。美しいピアノにゴージャスなコーラス…そういう色々なことが合わさって、QUEEN70年代後半の女子中学生には此の世のものとは思えない程かっこよかった。今でも思う。あんなバンドが本当にいたんだよねぇ…と思う。奇跡ですね。

2018年11月19日月曜日

映画『ボヘミアン・ラプソディ/Bohemian Rhapsody』(2018):フレディにもっと胸毛を!





 
 
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Bohemian Rhapsody2018年)/英・米/カラー
134分/監督:Bryan Singer
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全編ネタバレ注意

★ラミちゃん

まずこの映画のいいところから書こう。まずラミ・マレクさんのフレディなりきりぶりがすごい。ラミちゃんがすごい。とにかくすごい この映画がそれなりに形になって、現在世間でも評判がいいのはほぼ全て彼の力技のおかげだと思う。彼はQueenのフレディ・マーキュリーという名のキャラを完璧に演じてる。大昔ガチファンの私でも納得できる。顔も声も全然似ていないのに、途中から彼がフレディにしか思えなくなるのは、ラミさんが役者として上手いからでしょう。ステージ上のカリスマから、オフステージの様子、そしてフレディの内面…性の選択からくる孤独/寂しさや混乱、そして最後に「フレディがジムさんと出会えてよかったね」と思わせてくれるのも彼が役者として上手いから。本当にいい役者さんが見つかってよかったなと思う。大きな拍手。

それにしても役者さんは変わりますね。面白い。ラミさんは米のトークショーで何度か見ましたけど、ちょっとシャイでぎこちない感じで全体に可愛い男の子という感じなんですよ。それなのに映画では堂々とカリスマなロックスターになりきっていてすごいもんだなと思った。大きな前歯をつけて英国訛りもそれらしく、声はフレディより低いのにフレディが喋っているように思えてしまう不思議。

他の役者さん達も十分似ている。ブライアンはそもそも全身の骨格から似ているからわざわざ違うところを探したくなる程(頬骨が出すぎとか)。彼は顔の骨格も似ているからなのか声も質が似ているし、ブライアンの神経質でインテリな雰囲気もよく再現できているのではないか。ロジャーは顔は全く似てないけれど、ヤンチャ坊主なところがそれらしい。彼も雰囲気がかなり似ている。ジョンは思ったほど似ていない。似ていない理由は…小柄で眉間が狭すぎる…いやそれ以上にジョン・ディーコンさん御本人が隠退なさっているので、役者さんがジョンさんご本人に会えないとか…ジョンさんの資料が少ないことも大きな理由かもしれないですね。ライブエイドの頃のフワフワ頭は似ていた
 (→ジョンの俳優さんはそんなに小さくなかったですね。175cmだそうなのでラミちゃんと一緒。どこかで誤解してました。ジョゼフ・マゼロさんごめんなさい。ところでこのお方はすごく面白い方なのね。彼のインスタで見た。ジュラシックの子やぞ。)

★バンドの歴史ドラマとしてはすかすか

ストーリーとしては…昔ガチなファンとしては、まーもう少し突っ込んだ内容のものが見たかった気もしますが、この映画はあくまでもハリウッド映画で一般大衆向け。クイーンをよく知らない観客+これからファンになるかもしれない若い観客が対象であることを考えればこんなものかも。それにしても若い頃のバンドの成長がまー大雑把だこと。全然見せてくれていないですよね。70年代からいつの間にか(ボヘミアン…とウィーウィル…以外の)色々な事柄をすっとばして80年代になってる。だからバンドの話としてはスカスカの薄っぺら。

コアなファンというのは、過去に色々な映像を見てきているんですよ。昔のドキュメンタリーとか、インタビューだとか…。だからこういうバンドの歴史を2時間にちょこちょこっとまとめられたものを見ると、どうしても粗く見えてしまうのはしょうがない。

90年頃に出ていたVHSのビデオMagic Years/栄光の軌跡 Vol.13を持っているんですけど、クイーンのことをもっと知りたいと思うならあのビデオがいい。お宝映像満載。VHSテープしか出てなくて未だDVDになっていないんですけど、あれはDVDで出して欲しい。

★時系列と嘘脚色

バンドとしての話がスカスカな上に、曲や髪型、事柄などの時系列が滅茶苦茶なのも気になる。
 
なんで70年代のツアーの様子を見せるライブの曲がFat Bottomed Girls(1978)なのか? あそこはNow I’m here(1974) あたりじゃないといかんやろう。「Fat bottomed Girls」はJazz(1978)の曲でBohemian Rhapsody(1975)We Will Rock you(1977)の前に来ることはありえない。
 
またWe Will Rock Youのレコーディングの時にFreddieが短い髪で髭があるのも違う。この頃の髪はショートでも耳が隠れるほどの長さだったはず。フレディが髭を生やしたのは1980年の『The Game』の歌詞カードの裏の写真で見たのが最初。それを見て高校生の私は「うわ~髭は無いほうがいいのに。フレディがおっさんになった」と思いましたもん。

フレディのソロが大問題みたいになっていたけれど、ロジャーのFun In Space(1981)はどうなのよ…とも思った。
 
それにライブエイドの前にHIVに罹ったというのも嘘。ライブエイドは85年の夏。HIVに感染したと御本人が意識したか診断されたのは86年か87年頃だと聞いている。だから映画で「もしオレにはもう時間が無いとしたら?」と言っているのも映画用の嘘脚色。あの頃のフレディはまだ元気ぴんぴんですよね。

…な~んて
重箱の隅をつつきたくなる
のは致し方なし。それがファンというものじゃないですか。

★それでも楽しいQUEEN映画

それでも映画として十分楽しめました。全編重箱の隅をつつきながらも、「ほ~これをああいうふうに再現してるのか」とか「へ~似てるな~」とか「上手いもんですね~」といちいちにやにや楽しんだ。ファンにとっては、上手い役者さん達による全編物まね大会でそれはそれで大変面白い。ぶっちゃけあのブライアンのクリソツぶりとラミちゃんの熱演で、これ以上のクイーン物まね映画が出ることは無いだろうと思った。みんな上手いもんだ。

もう少し脚本がよければな~。

というわけで
70点。

決して悪くないと思います。十分面白かったです。ラミちゃんの役者としての力技が見もの。彼はこれから注目だな。素顔が可愛い。映画に彼が出ていたら「とりあえず見に行こうか」と思える役者さんだと思った。ハリウッドでは中近東系はなかなかチャンスが少ないらしいのですが頑張ってください。

★ゲイもの

私はアルバムThe Works(1984)を聴いて、19855月の来日ライブを見た頃からQUEENへの熱が冷めたので、その後のメンバーのゴシップ記事も(ロンドン在住中の10年間にメディアで見かけたもの以外)はほとんど読んでいないのだけれど、フレディのボーイフレンド事情の話が出てきたのは興味深かった。

1979年の『Jazz』のツアーの時のフレディのステージ衣装が、1980年のアル・パチーノの映画『クルージング/Cruisingのファッションによく似ているので、その後(85年頃に)友人と「あの頃のフレディはそれっぽい格好だよね」などと話していたのだけれど、まさか当時の彼が実生活でも本物だったとは(その頃は)全く知らなかった。

同性愛のテーマの話というのは、人物達の心の葛藤と孤独を描くことが多いですが、この映画もその辺りに少し触れていましたね。フレディが、メアリーとの信頼関係は保ちながらも、心と身体の飢餓感から複数のボーイフレンドと遊ぶことをやめられない。それなのにメアリーが結婚して子供が出来ればちょっと寂しそうな顔をする。フレディさんは寂しかったのかも。そのあたりの話が胸に響いたのも、ラミさんの演技が上手いからでしょうか。

細かいところ(出会いの状況等)は事実とは違うらしいですが、最後はジム・ハットンさんと出会えてよかったですね。ライブエイドのステージ脇で見ているジムさんがまたいい人っぽい。フレディさんよかったねぇ…とほっとした。悪者ポール・プレンター氏の話を引き摺るより、ジムさんととフレディの穏やかな温かい関係をもう少し描いてもよかったのになとも思った。

★猫がかわいい 😺

★要はライブエイド

最後のライブエイドは圧巻。全部の動作がフレディ。見ていて「ほ~」とただただ感嘆。何の文句も無い。ラミちゃんすごいわ。どこかの動画で本物とラミちゃんのステージ上の動きを二つ横に並べて比べている映像があったのですが、彼はガチで完全振りコピしてますね。あっぱれ役者魂。それだけでも感動する。

★悪くないけどそれほどでもない/しかし楽しめる

…というわけで見る前からドキドキして「期待しすぎて怖いからまだ見たくない」とか「楽しみは後にしたいからまだ見たくない」とか「好き過ぎて5回も映画館に通うようになったらどうしよう」とか「映画館でおいおい大泣きしたらどうしよう」とかいろいろと期待して心配したのですが、

それほどでもなかった70

しかしうまい役者さん達の物まね大会と、ラミちゃんの堂々なりきりぶり、完全振りコピを見て全体ににやにや楽しめた。「ほ~みんな頑張るな~すごいな~」というのが正直な反応。昔を知るガチファンに粗が見えてしまうのはしょうがない。しかし決して悪くは無い。あまり心を揺さぶられるほどではなかったけれど十分面白かったです。

★本物を見ようぜ

そして映画館を出てすぐに思ったのは「今夜はライブエイドのDVDを見よう」。その日は家に帰って夕食後に旦那Aと一緒にテレビの前に座り、ライブエイドのQueenのステージを見て「ひゃ~懐かしいすごいすごい」と騒ぎ、そのままあれもこれも…と他のバンドも一通り全部見続けてしまった。
 
1985年のライブエイド当日はたぶん大学の夏休み(違ったかな?)で、45人の友人達とうちでわいわい言いながら徹夜でテレビで見た記憶。懐かしいねぇ。2004年に出たDVDは買ったのにずーっと見ていなかった。
 
ライブの最後にHall & Oatesが米のフィラデルフィアのステージでTemptationsのお二人とMy Girlを踊りながら歌っているのを見て仰天した。「なんだ~こんなすごい映像があったんだ…知らんかった」思いがけずお宝を発見できてよかったです。


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2018年11月14日水曜日

Bobby Brown - Every Little Step (1989)



これをすぐに思い浮かべた。

 

Bobby Brown - Every Little Step (1989)

 Album:  Don't Be Cruel
Released: Jun 20, 1988
℗ 1988 UMG Recordings, Inc.

 
ブルーノ君のFinesseのオマージュの元はこのあたりじゃないかと思うんですけど違うかな。リズムが似てるからかな。音はびっくりするほどドライですね。すかすかしてる。当時はこういうドラムの音が流行りましたね。

いやー懐かしいですね。バブル真っ只中。もういやになるほどバブルの香ぷんぷんの曲ですわ。いやこの曲はアメリカの曲なので、曲そのものは日本には関係無いのですが、この曲がよく流れていた東京はバブルバブルバブルの真っ最中。ひゃー困ったもんだ。

当時ワタクシは20代前半の社会人で、ディスコも行かなくなっていたし、そういうノリにのまれることも殆どなかったのですが、巷ではこういう音楽がやたらと流行ってましたよね。このBobby Brownさんもボビ男とか言われてましたかね?彼は日焼けしてクラブに行って踊る若い衆のアイドルだったのではなかったのかな。

そんな流行はともかく、私はこのMVを深夜のテレビで見て「まぁ~なんとダンスの上手い人達だろう」と思いました。ヒップホップなんだけど軽やかで優雅。スリムな身体に長い脚を巧みに操って浮遊するように踊る様子は本当に綺麗だと思いました。美しい。

テレビを見ていてたまらず直ぐに立ち上がって、両足を揃えて膝でリズムをとりながら移動する振りや、片足ずつステップを踏みながら後ろに下がる振りなどなどを真似しました。今もなんとか踊れる。

でもね、なによりもこのビデオのボビ男さんと二人のダンサーの身体が綺麗なんですよ。その3人が軽々と踊るから素敵なのね。長い脚が交差するステップはまぁなんて優雅なんだろう。長い脚がジャンプして床に着地する時の靴の角度も綺麗。驚くほど上品ですよね。本当にかっこいいな。懐かしい。

女の子達はいかにも当時流行のスーパーモデル風。リンダ、クリスティ、ナオミ、シンディ、タチアナ、クラウディア、ヘレナ、ヤスミン…等等の綺麗なお姉さんたちがこういう格好をして闊歩。彼女達もものすごく売れてました。みんな憧れましたね。やっぱり華やかな時代だったんだな。