Daytripper / Lady Madonna (The Beatles) | Songs |
行ってきました!
このお方を今回見に行った理由はただひとつ…大昔、たぶん20年ぐらい前にこのお方のライブをロンドンで1度だけ拝見したから。場所はSouthbank Centreの小さいホールだったと思う。当時の友人に連れられて見に行って、ライブの後でステージから降りてきたトミーさんとちょっとだけお話もした。とてもフレンドリーで気さくな方だったと思う。当時のトミーさんの髪はダークだった。
普段からロック寄りの好みなので、アコースティック・ギターにはそれほど馴染みがなかったのだけれど、初めてトミーさんを見た時に「すごいお方だな」と思ったのは記憶している。…しかしながら凄かったことは覚えていても彼の「音楽」はあまり覚えていなかった。もう一回見にいこう。拝みに行こう。
いやー…パワフルでした。
楽器は(専門的になんて呼ぶのかわからないけど)電気の通ったアコースティック・ギターだけ。ステージ上はトミーさんがお一人。3本のギターを取り替えながら、大変元気のいいライブをなさる。
キレッキレ
キレるキレるきれっきれっ斬れ斬れ男一匹ギター侍!ふわーかっこいい。
最初は黙々とただただギターを演奏なさる。1曲目から元気がいい曲。ステージから少し離れた場所で見ていたのだけれど、まず音の綺麗さ、クリアさに驚く。1曲目2曲目と元気のいい曲で、3曲目か4曲目あたりからビートルズメドレー…それが止まることなく暫く続く。ビートルズのメドレーが終わったのが開演から20分ごろ。それまでMCはなし。
このライブのスタートのセットは、おそらくアコースティック・ギターで演者一人という(比較的穏やかな)セッティングで、観客の目と耳をまず惹きつけるため意図的なものなんだろうと思います。最初の30分ぐらいでノリのいいアップテンポの曲と、馴染みの深いビートルズの曲をやってお客の心をがっちりと摑む。いったん心を奪われたら観客はどんな曲も真剣に聴き入ってしまう。セット作りの技なんだろうと思います。
様々なリズムの曲を演奏なさるのに、ペースがしっかりと安定しているのも凄い。過去に見たギターのソロのライブでは、アマも(時には)プロでさえも、曲中に(ダレや勢いで)時々ペースが微妙に変わることに気付く事があったのだけれど、このお方はお一人なのにリズムがヨレることがない。しっかりと安定したリズムをキープ。どんなに複雑なフレーズでもリズムが安定しているから、アコギ一本なのにロックバンドのようにノリが気持ちよくて身体が揺れる。これ、実は何にも増してこのお方の一番凄いところなのではないかと思った。
ビートルズのあとには穏やかな美しい曲。10連14連の音が連なってハープのように聞こえる綺麗な曲。そのあたりからMCでたびたびお話をなさるようになる。
ジョージ・ハリスンの「While My Guitar Gently Weeps」。バート・バカラック/カーペンターズの「Close To You」。数曲の早い曲。違う曲2曲を同時進行で演奏して1曲として成り立たせてしまう職人芸の曲。すごいです。
それから師匠チェット・アトキンス/Chet Atkins氏との逸話と彼の曲のメドレー。このメドレーが終わった頃に会場中観客全員が立ち上がる。大きな歓声と拍手。いつものことだけれどお客さんのノリがよくていい。
アンコールはジョン・レノンの「Imagine」。曲中の「
トミーさんも楽しそうでした。皆に向って「いい観客だね」などと言ってくださる。2回目に会場中で立ち上がった時、拍手に合わせて「イチニ、イチニ…」と2拍づつ左右に身体を揺すって手を叩きながら踊っていたら、トミーさんが(どうやら)こちらに気付いて下さって合わせてギターをトントントントンと叩いて下さったぞ❤ギャー!!!!!!! ほんとかね…思い違いかもしれないけれど…でもいいやうれしいぞ キャー❤トミーさん踊ります踊ります拍手でも何でも海亀踊って応援イタシマス…いい思い出ができたワヘヘ。
トミーさんがかっこよくて、安定したリズムも、技がキレキレでノリがいいのも気持ちいい。とても楽しかったです。ギター1本でお一人なのにロックバンドのように観客を沸かせる
男一匹ギター侍
…くーかっこいい❤
トミーさん来て下さって有り難うございます❤❤❤Love Love Love
❤❤❤😍😊😍😊😍Thank you❤