能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年6月6日水曜日

Ariana Grande - No Tears Left To Cry (2018)



この歌はいい。MVもすごい。



 Ariana Grande - No Tears Left To Cry (2018)

No Tears Left to Cry - Single
Released: Apr 20, 2018
 ℗ 2018 Republic Records, a Division of UMG Recordings, Inc.
 
 
 

Shawn Mendes君のビデオを見ていたら横のおすすめに出てきた。いい曲。メモしておきます。
 
アリアナちゃんは久しぶり。彼女は本当に歌が上手い。声もいい。それになんて綺麗なんでしょ。鼻から口、顎にかけてのラインが完璧。本当に綺麗。お人形みたい。それにちっちゃい。小鳥みたい。ほんと。トークショーに出て喋ってるのを見ても、あまりに小さくて綺麗なので小鳥のよう。お歌も上手い。本当に小鳥のようだ。
 
かわいいわ。
 
アリアナちゃんはすごく歌が上手いのに、曲がいまひとつ。本当に上手いのかどうかわからなくなるような歌が多くて損をしてるんじゃないか。近年のアメリカのポップスはつまんないのが多いですからね。歌が上手くなくてもリズムだけで歌える歌、凡庸なメロディ、シンプル過ぎて単調な歌…、スムース過ぎて印象に残らない歌…。
 
上手い歌手にはいい歌が必要。本当に。
 
この歌はちょっとひねりがあっていい。癖があるのにキャッチー。ちょっとAcid Jazzっぽいのかと思ったら、a dance-pop and disco song with a UK garage beatだそうだ。とてもいい。
 
アリアナちゃんは本物のスターでしょう。特にファンではないのだけれど、テレビに出てくると目が離せない。つい目でじっと追ってしまう。スーパースターには磁石のように人を惹きつけるものがあるのでしょう。若い頃のマイケル・ジャクソンもマドンナもそうだった。何か特別なものがあるんでしょうね。
 
 

Shawn Mendes - Lost In Japan (2018)



日本のお友達?

 
Shawn Mendes - Lost In Japan (2018)
Album:  Shawn Mendes
Released: May 25, 2018
 ℗ 2018 Island Records, a division of UMG Recordings, Inc.



この19のカナダ人の男の子のことは全く知らなかったです。どうやら今すごく売れているアイドルらしい。日本でも去年の12月に東京国際フォーラムでライブをやったそうだ。

米の深夜のトーク番組『The Late Late Show with James Corden』の「Carpool Karaoke」のコーナーに出てきた。「あら~かわいいわねぇ…」と思ったら歌も結構いい。しかし19歳か…若いねぇ…。


最近実家を出て一人暮らしをはじめたそうな。


可愛い。本当にかわいい。だって19歳なんて昨日まで子供じゃん…。もうこの番組での様子を見ていても「素敵ねぇ…」というよりもお母さん的な気持ちになっちゃうわね。まぁ正確にはオバチャンですけどね。まー本当に可愛いわ。でも身長188cmの大男だそうだ。まぁーもてるでしょうね。

デビューは2015年でHandwrittenと翌年のセカンド・アルバムIlluminateは共に全米で1位…いや各国で123位のあたりをうろうろ。ほぉーバリバリのスーパーアイドルなのね。今年525日に新アルバムShawn Mendesをリリース。出たばかりです。また1位ですね。

というわけでこの才能に溢れた若者をメモしておきましょう。

この曲は『Lost In Japan』。どうやら日本にいる女の子のことを歌ってるんですかね「忘れられない会いたいよ」と言ってますが日本のファンのことでしょうか…アリャー…

しかしかわいい。


 

お猫様H:夏の暴れ猫

 
 

またお日様が高く上るようになって、猫さんは天窓から差し込む光を浴びてごろごろ。ブラッシングの後でだらだらしてます。
 
ちょっと弄ってみよう

猛獣の牙
 
 
口の中の上顎は洗濯板のようです。すごい。
どうしても人間の手を掴まえたい
狙って
キャッチ!
大きな爪
ガオーッ!

2018年6月1日金曜日

BABYMETAL:ドイツ・フェス『Rock am Ring』欧州ツアー開始!



ヨーロッパツアーの開始です。初日61日のドイツでのフェスRock am Ringも大変な盛り上がりだったそうです。今回はライブで映像が世界に配信されたそう。このフェスの映像はフェスの会場でスクリーンに映されていたものらしいのですが、カメラワークが大変素晴らしい。

BABYMETALのパフォーマンスが素晴らしいのはもちろんのこと、この映像そのものもかなりかっこいいです。女の子4人のクロースアップと共に、神バンドの皆さんもかなり沢山映ってます。ステージ上の全員を一人一人映していますね。これは盛り上がる。

大村さんとBOHさんが派手でいい。大村さんは藤岡幹大さんのギターを弾いていらっしゃる。前回の北米のフェスでは「バンドの衣装が黒くて見えない」と書いたのですが、映像で大写しになれば問題なし。

なぜ神バンドさんが大切なのか? 私はBABYMETALの面白さとはいろんなものがごった煮のように混ざり合って化学反応をおこした「なんじゃこら効果」だと思うんですよ。だから神バンドさんがコープスメイクでちょっと恐ろしげに目立てば、女の子達の綺麗さや可憐さが強調されると思うし、反対に女の子達が可愛く綺麗に輝けば、神バンドさんのかっこよさや演奏の巧さもひき立てられるのではないかと思う。だから今回のフェスのライブ映像は全員にスポットライトが当たっていてとても華やかでいいなと思いました。見ていて楽しい。


DarkSideもこなれてきましたね。「ごった煮のなんじゃこら効果」は、舞台上の全員で作り上げるもの。神バンドさんの男臭さや演奏の巧さ、それにダンサーのお姉さんお二人の大人のかっこよさ、もあちゃんの愛らしさとかっこよさ、すぅさんの女王様のようなカリスマ…それぞれが混ざり合っていい感じになってきていると思う。いつかゆいちゃんが帰ってきたら、この編成にそのまま入ってもなんの違和感もないだろうと思います。ただ衣装はやっぱりちょっと暗すぎると思うけれど。

皆様お身体に気をつけて頑張ってください!


 

とにかく映像がかっこよかったので、趣味の画像集め。


BAND
SU
 MOA
 GIRLS
ISAO & AOYAMA
 OHMURA & BOH
仲良し
 
 
 
 

2018年5月31日木曜日

映画『この世界の片隅に/In This Corner of the World』(2016):日常を破壊する戦争


 


 
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『この世界の片隅に2016年)/日/カラー
129分/監督:片渕須直』
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Netflixで先週の週末に見たもう1本の映画。
 
普通の…本当に普通の若い女の子が、戦争のあった時代をどう生きたのか…そのとてもリアルな再現映画なのだろうと思います。普通の人々にとっての戦争とはどのようなものであったのか。
 
主人公のすずは朗らかで気立てのいい女の子。おそらく当時の多くの女性達がそうであったように、彼女も親の決めた結婚に文句一つ言わず、嫁いだ先の家族の一員として日々健気に働く。
 
戦前~戦中~戦後にかけての日々がすずの目を通して描かれる。この映画では実際に彼女が見て彼女が聞いて彼女が経験したことのみが描かれる。すずの身近に起こったこと以外は、潔いほど描かれていない。
 
だから戦争の時代の映画でありながら、真珠湾攻撃のことも詳しくは描かれないし、その後の戦況が詳しく伝えられることもない。大人達が日々どんな新聞の記事を読んでいて、南洋ではどういう戦いがあって…などということもほとんど知らされない。描かれているのは一人の若い女性が日々見ていることだけ。戦争の映画としてはかなり思い切った描き方なのではないかと思うが、当時の多くの若い女性達にとっての戦争とは実際はこういう感じだったのかもしれない。
 
 
★ネタバレ注意
 
広島から呉に嫁いできたばかりのすずは、穏やかな日々をいつもと変わりなく過ごしている。日本が戦争をしていて、どこかで戦闘が行われていることを実感することはほとんどない。丘の上から見る呉の海には誇らしく軍艦が浮かぶ。大きな戦艦大和の浮かぶ綺麗な風景…彼女は絵を描くのが好き。
 
そんな彼女の日常に戦争はひたひたと水が満ちるように静かに近づいてくる。
 
いつしか食料は配給制になり、その配給の食料も日々少なくなる。それでも雑草を摘んでおいしい料理を作るのは、すずにとっては日々の小さな喜びなのだろう。着物を裁断して動きやすい服に作り変える。近所の人々と防空壕を掘る。闇市への買出し。生活は少しずつ変わっていくけれど、それでもまだ日々が穏やかであることは変わらない。
 
しかし戦争は水が満ちるように日常に静かに侵入し続ける…まるで少し前までは足首までの深さだった水が今は胸まで届いているように。戦地の兄から手紙の返事がこないと思ったら、兄は戦死していた。

 
そしてある日、頭上を敵の戦闘機が飛ぶようになる。夜も空襲警報に起こされて防空壕へ逃げこむ。空からは毎夜焼夷弾が落ちてくる。睡眠不足になる。外にいたら敵機が頭上にやってくる。撃たれないように地に伏せれば、頭上を砲撃の破片が飛び散る音が聞こえる。もし破片の一つが頭に当たっていたら…。
 
ついに戦争が現実になる。戦争は人々の日常に襲いかかる。もう戦争から逃げられない。休憩もない。日々をただ生きのびるしかない。
 
ある日一緒に暮らしていた義理の姪・晴美がすずの目の前で命を落とす。大切な幼い命、繋いでいた右手、大好きだった絵を描くこと。もしかしたらすずも命を落としていたかもしれない。
 
8月、突然の閃光。家屋が揺れて空には大きなキノコ雲。
 
そして終戦。玉音放送の後、それまで穏やかだったすずが感情をあらわにする。今まで感覚が麻痺したように極限の状況を耐え続けたすずの感情が堰を切ったよう溢れ出る
 
空襲がなくなる。戦争は突然終わって普通の日々が戻ってくる。日々が戦後に変わっていく。
 
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数ヵ月後、広島の家族を訪ねてきたすずに告げられる両親の死。原爆症で倒れた妹。そして母親を失った女の子の描写。街ですずを頼ってきた女の子の記憶から広島のその日の様子が描かれる。怖い。この数秒が本当に怖い。たった一人の女性の死の描写だけなのに、この場面がとてつもなく恐ろしいのは、広島の街ではこのような場面の何十万倍の…想像も出来ないほどの恐ろしい破壊が実際に起こったのだということを私達が知っているからなのだろう。

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映画は養女になった女の子とすずの家族の戦後をエンドロールで描いて終わる。北條家が女の子を迎え入れ、皆で戦後の日々を歩んでいく様子にほっとして心救われる。


実際に若い女性が経験した戦争とはこういうものだったのかもしれないと思う。この映画の中で世界の状況、戦況、それらを知らせるニュースが全く描かれないのは、すずがそれらを見なかったから。家族と共に日々を健気に生きる…彼女のような女性は当時の日本中に沢山いたのだろうと思う。戦争は知らない間に水が満ちるように日常に忍び寄り、そして戦争はある日突然始まって平和な日常を残酷に破壊し始める。幸せに暮らしてきた街が戦場になる。戦争が日常になる。その残酷な日常が終戦まで続く。普通の人にとっての戦争とはおそらくこういう感じなのだろう。


1970年代ぐらいまでは戦争を経験した世代の方々がまだ多くいらっしゃった。私も子供の頃に家族からすずが経験したような話を何度も聞いた事がある。頭上を飛ぶ戦闘機。防空壕。焼夷弾。火事…。過去に家族から聞いた話の記憶がこの映画で描かれた場面と重なる。

すずとほぼ同世代の家族のことを思い出した。彼女がもしこの映画を見たらなんと言っただろうか。


人々がつつましく穏やかに暮らしていた時代。空襲が始まるまでの人々の日々の暮らしの様子が心に沁みた。無邪気に遊ぶ子供達。若い娘が嫁ぎ先に馴染もうと健気に働く様子。最初は仲たがいしていても次第に寄り添い労わり合う家族。遠慮がちに愛を育む若い夫婦。人から人への思いやり。隣近所もあたりまえのように助け合う…。小さな幸せを積み重ねる普通の人々の静かな暮らし。いくつかの場面でふと涙が出そうになった。
この映画の主題は戦争なのだけれど、また同時にこの映画は、戦前の普通の家族の日常を細やかに描いた映画でもあるのだろうと思います。
素晴らしい映画でした。

 

2018年5月29日火曜日

映画『Trip To Spain』(2017):旅漫才




 
 
 
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The Trip to Spain2017年)/英/カラー
108分/監督:Michael Winterbottom
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週末に見た映画。
 
どうもこのところ映画館で映画を見ようと思っても面白そうな映画がない。マーベル・コミック・シリーズもいいんだけれど(以前も書いたように)ああいうタイプの映画は遊園地に行ってジェットコースターに乗るようなものだという気がするので、ちと食傷気味。
 
大人の鑑賞に堪えうる人間ドラマ…あまりポリコレ三昧や苦労話三昧じゃなくて普通の人々のお話の映画。なんかそういうのないかしらねー?
 
…でしょうがないので結局うちでNetflixを見ることになる。ここ数週間ドラマThe Crownを見ていたので…一話完結の映画が見たい。というわけで見た映画。
 
英国中年男の2人がスペインを縦に車で旅する話(人間ドラマじゃないですけど)。
 
 
昔英国に住んでいた時に、欧州各国を車で2週間ほど移動しながら観光する旅を何度かやった。もう20年くらい前になる。スペインでは南部を東から西に2週間かけて横断した。そういう経験があるので、この映画もたぶん楽しめるだろうと思った。まぁノスタルジアだけで映画を見るのも悪くない。
 
主演はコメディアンのスティーブ・クーガンとロブ・ブライドン。一見ドキュメンタリー風ではあるもののおおまかな脚本があって演じているのだろう。2人の中年オヤジが車で旅をしてご飯を食べて喋るだけの映画なので筋はないようなもの。
 
この旅映画はシリーズもので、最初は英国国内、次がイタリア、今回3度目でスペインだそうだ。前の2作は見ていない。このシリーズを見るのは初めて。
 
 
★感想
これは旅漫才ですな。それにこれはスティーブ・クーガンとロブ・ブライドンのファンクラブ向けDVDからの映像みたいなものだと思う。お二人のコメディアンが好きなら(英国では良く知られたスター)彼らが何をやっても面白いだろうと思う。

2人とも全編誰かのモノマネばかりしてる。モノマネの場面はアドリブかな。モノマネされた人々は…ミック・ジャガー、マーロン・ブランド、デビッド・ボウイ、マイケル・ケイン、ロジャー・ムーア…他にもあったっけ?最初は面白いかなーと思うんだけれどだんだんダレてくる。ネタが切れるとマイケル・ケインばかりやってるし。

それにモノマネとは言っても顔芸と(人物達の)アクセントとか言い回しが似てる(確かに似てるけど)だけなので、元の人物と英語を解さなければ面白味もよくわからない。私もロジャー・ムーアはよく覚えていなかった。他の人のモノマネもそれなりに…「あ~たしかに~」程度なのでそんなにすごいわけでもない。どう見ても内輪ウケのレベルですな。それに同じようなネタ/モノマネを何度もやってるのでだんだん面白くなくなるのも問題。


出発は英国からレンジ・ローバーに乗りフェリーでスペインの北の港へ。そこから内陸を南下しグラナダへ。そして最後は西のジブラルタル。一旦解散してスティーブ・クーガンだけフェリーでモロッコへ。

二人の中年男がうだうだうだうだ喋っているだけだし、ぼんやりと流れるストーリーもどうでもいい内容なので、この映画はただスペインの景色とレストランでのご飯の様子を眺めるだけの映画。景色はとても綺麗なので個人的に昔スペインを車で旅した思い出として見るには十分楽しめたと思うけれど、映画としては結構退屈

出てきたご飯はモダンなレストランが多い。食材に気を使ってアートな器にちょこっと料理が乗っているような高級コースメニュー。あんまりおいしそうじゃないわね。

スペインならやっぱタパスをつまんでわいわいワインを飲んで、パエリアとかトルティージャ(オムレツ)とか豆とソーセージの煮込みとか…ああいう庶民のおおらかなご飯がいいな。サングリアもいいねぇ~。

結構退屈なんだけれど、たぶんイタリア編も見ると思います。