御大David Guetta…
David Guetta ft. Chris Brown, Lil Wayne - I Can Only Imagine (2012)
Album: Nothing But the Beat
Released: Aug 24, 2011
℗ 2011 What A Music Ltd, Licence exclusive Parlophone Music France
℗ 2011 What A Music Ltd, Licence exclusive Parlophone Music France
私はDavid Guetta があまり好きではないと思う。いろいろと聴いてみたけど、タメばっかりで途中でコロコロ変わるペースがすごく踊りにくいし、メロディーも情緒的で単調、ウェット過ぎてお腹いっぱいになるからだと思う。ダンス風のアレンジをした歌謡曲。大昔のジョルジオ・モロダーみたいなもんですかね。すごく売れてるのにキャッチー過ぎて鼻につくタイプ。なんだかメロディーもアレンジも安易すぎる。リズムもあまりステキじゃないし、なんで売れているのかも分からない。こういう感覚的なものは言葉にするのが難しい。
Guettaさんの中途半端な前世紀風の金髪ロン毛もいかんと思う…うむ。
この曲は、敵を知らねばなるまいとDavid Guetta めぐりをしている時に見つけた。最初の印象は”Scatterbrain”。とっ散らかった印象。バラード調にHIP HOP、途中ではなんとQueenのRadio GaGa風まで、まあーよくここまで違う曲をごちゃ混ぜに投げ込んだものだというもの。よくまとまってるとも思わないし、こういう売れ筋の曲調を集めて接着剤でくっつけたようなものが、いいわけがないと思っていた。
ところがついつい気になって何度か聴いてしまう。Youtubeの公式動画をお気に入りに入れたのが運のつき。何度も聴いてすっかりはまってしまった…。どうしてなのか分からない。Lil
Wayneさんのガサガサしたラップにやられたかなと思う。あのラップのパートが好きで聴いてしまう感じ。あの部分だけで1曲作って欲しい。なんなんですかね…Guetta君に負けちまったのか…。
ところで、Guetta印ならなんでも売れるのかと思ったら、この曲はあまり売れなかったらしい。チャートでトップ5に入ったのはベルギーとポーランドと英国のダンスチャートだけ。アメリカなんてダンスチャートでも33位どまり。うーん何が売れて何が売れないのかも分からない。他の売れてる曲よりずっといいと思うけどな…。
PVもこれみよがしの近未来風。お金かけてます。やっぱり近未来風は流行ってるのかな…。
↑これを書いた後で、動画サイトでGuetta君のインタビューを見たら、なんだかすごくいい人っぽい。かなりチャーミングかも(笑)。