能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2024年9月12日木曜日

スタジアムは巨大ディスコ★パリ・パラリンピック 2024 閉会式, DJs full playlist



先週週末に行われたパリ・パラリンピック閉会式。その閉会式の会場が巨大ディスコに変わったということでYouTubeを見ている。そのセットリストを記録する。

なんとこの閉会式にジャン・ミッシェル・ジャール大先輩が出てきたそうだ。なんとなんとなんと…それでなのね。いや~私はなんでゲッタ親分が出ないのだろうと思っていたけれどこのお方には敵わない。大御所中の大御所の巨人が出てきた。今年76歳だそうです。ひゃ~そうか…フランスのシンセ音楽界の巨人…なるほどな~…感心した。

それにしてもこれだけフランスのダンス音楽界の人々が出てきて、名前がわかるのがJean-Michel Jarre と Breakbot と Kavinsky 、Martin Solveigしかわからないとは。仏のEDM界も深いね。


閉会式 DJのショーは 2:09:05 辺りから


今YouTubeで閉会式のDJセットをもう一度見ながら書いているのだけれど、DJがそれぞれかわるがわるコンソールの後ろに入ってパフォーマンスしてますね。流れがスムースでお見事。面白いな~。それだけフランスにもDJの層が厚いということですね。とても豪華で贅沢なDJショー。

皆アスリート達も大会が終わってリラックスしてるだろうから、ただただ踊るだけのDJショーというのもいい。いかにも今の時代の閉会式。すごくいいと思う。


全曲スタジオver.を聴いてからこの閉会式の映像を見ているのだけれど、DJのライブ・ショーも化学反応ですね。スタジオver.よりもライブの方が映える曲が多くて面白い。プログレッシブの音もの Tatyana Jane - Psaume 92 や Greg - Dembow Tronico、Chloé Caillet - Costa、Kittin - Forever Ravers などの曲がライブではすごくいい。すごく攻撃的な曲を女性のDJがやっているのに驚く。現場、楽しいだろうな。選手達が飛び上がってますね。いいな💕


セットリストです

The journey of the wave – DJs full playlist
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1. Victor Le Masne 
- Parade (Ondes Martenot) + The journey of the wave I

2. Jean-Michel Jarre - Les mots bleus (feat Pierre Henry) 2:10:55
 おぅお元気ですね

3. Jean-Michel Jarre - Medley 2:11:49
 そうかゲッタ親分の先輩・大御所をつれてきたか ナルホド

4. Breakbot & Irfane - Baby I'm Yours 2:17:44 
 良曲 Breakbotってフランス人だったのね

5. Nathalie Duchene - Praia (2022) 2:19:30
 今の仏NU-ディスコ 美人が出てきた いいね

6. Alan Braxe - Intro (2023 Remaster) 2:20:43
 仏NU-ディスコ CHICみたい

7. DJ Falcon - Step by Step (feat Panda Bear) (2022) 2:22:08
 まったり仏ポップス

8. Étienne de Crécy - Am I Wrong? (2000) 2:23:45
 仏ハウス

9. Cassius - Cassius 1999 (1999) 2:24:54
 仏ハウス ノリノリ

10. Kavinsky - Road Game (2013) 2:26:35
 大きな音 映画サントラ風

11. Busy P - We Are Your Friends x Signatune x I love U so 2:29:03
 光のショー 大きな音

12. Boston Bun - Missing You (2017) 2:32:11
 仏トランスかな 好き

13. Tatyana Jane - Psaume 92 (2022) 2:33:31
 仏ドラムンB、プログレッシブ

14. Kiddy Smile - Make Love (2024) 2:35:15
 仏ポップス DJが赤い筋肉衣装で踊る

15. Greg - Dembow Tronico (2023) 2:36:25
 トライバル? 音の遊び 好き

16. Chloé Caillet - Costa (2024) 2:38:07
 ハウス 英国のSG Lewisとのコラボ

17. Agoria - Scala (2019) 2:41:47
 ディープ Chill この曲の前にもう1曲

18. Irène Drésel 
- Vestal (2021) 2:43:36 
 ハウス Chill 美人だ 光綺麗

19. Chloe - Mars 500 (2021) 2:45:15 
 まったり 女性です

20. Kittin - Forever Ravers (2019) 2:46:50 
 激しい この曲も女性なのね すごい

21. Anetha - Whistleblower (2024) 2:49:13 
 これも激しい これも女性よ

22. Polo & Pan - Nanã (2017) 2:51:30 
 Ewaとは…ハワイがテーマの歌かと思った まったり

23. Ofenbach - Be Mine (2016) 2:53:37 
 仏ポップ ボーカルもの

24. The Avener - Fade Out Lines (2014) 2:55:04  
 豪の歌の Deep House Remix

25. Kungs - Mini Mix Best Of  2:56:41
 3曲メドレー 知ってる曲があった DJかわいいね

26. Victor Le Masne - Higher (2024) 3:00:31 
 パリオリンピックのテーマ

27. Jean-Michel Jarre - Final 3:02:15 
 大御所ふたたび

28. Martin Solveig - Mini Mix Best Of 3:05:45
 3曲メドレー キャッチー 選手達に囲まれて 
 最後はDuft Punk

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最後すごい盛り上がり。大成功。すごくいい曲が多い やっぱりダンスはいい。

最後に流れるパラリンピックの公式まとめ映像を見て今泣いてる。



2024年9月10日火曜日

2024年米大統領選ウォッチ-その1:トランプvsハリスTV討論バトル第1回



カマラさんよくやった!


それがまず一番大きな印象。あっぱれ。さすが元検察官。うまいわ。たいしたものだ。少なくともこの討論会では

圧勝



でしょう。

は~彼女がこんなにデキるとは正直思っていなかったです。
圧勝よ。圧勝。あっぱれ。


今日の討論を見て、それでもトランプ氏がいいと言う人はそもそも最初から何も理解できない人だろう。政治に興味もない人なのだろうね。今まで私もカマラさんがデキる人なのかどうかよくわからなかったのだけれど、少なくとも今回の討論はいい。カリスマに溢れて理路整然。喧嘩も強い。頭のいい人だ。


一方トランプ氏。今回も言ってることは

「(民主党と今のバイデン&カマラ)こいつらのせいで、今のアメリカは史上最悪の状態。なにからなにまでダメダメダメ。でも私が大統領になったらアメリカはグレートになりますよ~」

それだけ。どうやって?どうすればアメリカをGREATにするのか教えて欲しいですね苦笑。


今日のトランプさんは負けていた。タジタジ。カマラさんには敵わない。

彼は今回も、あらかじめ「これとこれとこれ…」と相手に対する攻撃項目を頭に入れておいて、それを延々と繰り返すだけ。「(バイデンと)君達が悪い、最悪だ、おまえらが悪い悪い」を言うばかり(いつものことだけれど)。

それを逆手にとって、カマラさん「もうこんな風に(トランプ氏の)後ろ向きに相手をこき下ろすだけのようなやり方は終わらせましょう。私達は未来を語りましょう。これから何をすれば私達の生活を改善できるのか、前を向いて話をしましょう。ポジティブに未来の話をしましょう」と朗々と語る。いや~かっこよかったわ。大きな拍手。


今日の討論は100点満点で

トランプ候 マイナス20

ハリス副大統領 120




笑。そのとおりなのよ。そうなの。未来を語ろうよみんな。トランプ氏が国民に向かって今までにやってきた方法は…、

国民を敵と味方に分断し区分けして、それぞれを敵対させ、自分に尻尾を振ってくる者だけを優遇し、反対意見を持つ者を中傷し排除。国民にありとあらゆるネガティブなアイデア/不安の材料を吹き込んで、国民を恐怖に陥れ「私が大統領になったら全部解決するから、私に投票してね」を繰り返すのみ。本当にそれだけ。

カマラさんが今回、テレビの前の国民に向かってはっきりと「前を向きましょう」と言うのを聞いて、

よし、よく言った!



と思わず声を上げた。そのとおり。もううんざりなんだよ、トランプの攻撃性。本当にうんざり。カマラさんが「ポジティブ」を語ってくれて本当によかったと思う。


この文章、討論の後にテレビでの分析をパラパラとチャンネルを変えて10分ほど見てから書いているのだけれど、CNNは大喜び。MSNBCも喜ぶ。そしてFOXはあきらかに焦ってます。FOXのコメンテーターが「カマラは質問に答えていない、準備してきた台詞を読んだだけ、カマラが勝ったとは思えない」と言っていたけれど、トランプ氏だって質問された事を何も答えられなかったじゃないの。そして挙句の果てには、討論の場で「いい質問」をした司会のお二人を「ルーザー」と呼ぶ…これって、FOX、相当焦ってるんだと思う笑。


まぁこれからどうなるかは分からないですけどね。私は(個人的に)アメリカのとある(大きな)一部の人々を全く信頼していないから。彼らは何があってもトランプ氏を教祖のように崇めて、なんの保証もないのに「トランプさんならやってくれる」とマントラのように繰り返す。彼らが今日の討論を見たからといってカマラさんに鞍替えするとは思えない。そしてそれらの人々が今のアメリカには少なからずいるという事実。だからこれでカマラさんの勝利だとはまだ言えないのが悲しい。


今回の選挙は、私はあまり乗り気ではなかった。バイデンさんは老人過ぎて無理なのは最初からわかっていたことだし、カマラさんがいかに優秀でも、彼女が女性で有色人種であることが保守層に訴えかけないことは最初からわかっている(アメリカとはそのような国)。
それに…まさかトランプ氏がまた共和党の候補として上がってくるとは思っていなかった。お話にならない。呆れた。アメリカって…うま・しか? すごいよね。呆れかえる。アメリカのとある(大きな)一部の人々は彼に何を見ているのだろう? トランプ氏の身体が大きくて金髪青い目で喧嘩に強そうだからと、それだけで彼が大統領になったら何かやってくれると信じているのだろうね。不思議だわ。どうやったらそのような考えになれるのか。FOXであれCNNであれ、メディアのバイアスなどどうでもいい…トランプ氏が日々口にする言葉を聞けば、彼が大統領にふさわしくないことぐらいすぐにわかるだろうに。


彼は政治家として無知で、素人過ぎて、お話にならなくて、一度はラッキーにもホワイトハウスに入ったけれど、経済も国際的な問題もさっぱり理解できずに皆に馬鹿にされ、その任期の4年間の間に彼の周りから誰もいなくなり、副大統領にも軍隊にも愛想をつかされ、また他国の独裁者達を友人だと親しみ、NATOや日本等の「味方」から米国を切り離して孤立させ、世界情勢を不安定にし、環境問題を無視して古い産業をサポート/後先を考えずに自分に尻尾を振るロビイストを優遇、国民の健康を守るオバマケアを廃止しようとし、最高裁判所判事を保守派ばかりにして公平性を無くし、またコロナ禍では「消毒液を注射すればいい」などと暴言を吐き、挙句の果てに選挙に負けて不満だからと暴徒を扇動して議会を襲撃…。 それらの「いかに彼が大統領にふさわしくないか」を数え始めたらキリがないほどの最低最悪の元アメリカ大統領。アメリカの歴史の汚点。そのような人にもう1度大統領になって欲しいなんて…どういう神経の人々が彼を応援しているのかと呆れる。

…そこ。私はアメリカという国にあまりにもがっかりした。1度目の失敗はまだ許せる。しかし前回であれだけアメリカ国内と国際情勢を滅茶苦茶にしたこの老人に、またアメリカの希望を見出そうとする人々。呆れてものも言えない。

バカげた嘘満載のレトリックと(事実に基づかない)脅しで人の心をマニピュレートするこの男を、今日の討論でカマラさんが言い負かしてくれて、本当にすっきりした。よかった。


そしてこの討論の後、

テイラー・スウィフトさんが

カマラさん側についた!


よし。これでよし。
最高のタイミング笑  


まぁ~とかなんとか言ってますが、ともかくこの選挙は

トランプ氏を当選させないこと


それにつきる。それさえどうにかなればなんとかなる。



ちなみに…
カマラさんがいい大統領になれるかどうかはまた別の話。

彼女の問題ではない。この国の人々が問題。この国にはあまりにも無知で後ろ向きの人が多すぎる。仮に彼女が大統領になったとしても、彼女の大統領としての日々は本当に茨の道だろう。共和党はなにが起こっても全てを彼女のせいだと攻撃するだろうし、保守派の国民ははなにからなにまで全てを彼女のせいにして彼女を攻撃し続けるだろう。彼女が女性で有色人種というだけで、彼女が何か失敗をしないかと手ぐすね引いて待ち構えている保守派の人々が、この国には数えきれないほどいる。

それだけではない。国際社会では彼女が女性で有色人種だからと舐めてかかってくる国も必ず出てくる。オバマさんが大統領だった時に暴言を吐いたフィリピンのドゥテルテ大統領、イタリアにもミシェルさんに失礼だった政治家がいた。男尊女卑があたりまえの国も世界には多く存在する。世の中は未だに偏見に満ちている。そのような国際社会の中で彼女が十分に尊敬され信頼される大統領になり得るのか。心配がないわけではない。

だからカマラさん、これから大変だと思う。
笑っている場合ではない。しっかりしてほしい。


トランプ氏が勝てば地獄、しかしカマラさんが勝っても国が割れることは間違いない。だからどちらが大統領になっても国内、国外ともにしばらくは混乱が続くと思う。

それでもトランプ氏には本当にリタイアして欲しい。それだけだ。
もう彼と、彼をサポートする人々にはうんざり。


カマラさんの言うように、
アメリカには前を向いて欲しい。


少なくとも今日の討論でカマラさんは失敗をしなかった。
よくやった。あっぱれ。大きな拍手。
それだけでも私は嬉しい。
まずは簡単に印象を



2024年9月9日月曜日

Gene Farris - Euphoria (2024)



ギターが癖になる



Gene Farris - Euphoria (Radio Edit) (2024)
Original
Euphoria – Single
Gene Farris
Released: June 7, 2024
℗ Farris Wheel Recordings



これは英国か米国のどちらだったかな…ダンスチャートに入っていた曲。ナイル・ロジャース師匠風ギターが始終鳴り続けていい気持ち。この Gene Farris さんは米国シカゴのHouse Musicシーンの立役者でレジェンドだそうだ。

こういう曲が一番気持ちいい。

★Gene Farris
米国イリノイ州シカゴの音楽Producer 、DJ、そしてレーベル・Farris Wheel RecordingsのCEO & 創立者。既に30年に近いキャリアを誇るHouse and techno Musicシーンの立役者、レジェンド。90年代初期からシカゴのアンダーグラウンドのウェアハウス・パーティー等で活動し、Boom Boom Roomでの8年間を始めとする有名クラブのレジデンシーを務める。現在は米国各地をメインに各国のギグ、また欧州各国に広がる大手レーベルのアーティストの曲のプロデュースも手掛ける。



2024年9月8日日曜日

仏ロワール渓谷の白ワインJacques Dumont Val de Loire Sauvignon Blanc 2022 とチキンにラタトゥイユ



久しぶりに柄にもなくスポーツをやった日、家に帰ってきてから「よし料理をやろうではないか」と思い立ち突然ラタトゥイユを作り始める。煮込むところまでやってからシャワーを浴びにいく。隣では旦那Aがチキンのローストを始めた。二人とも普段よりなぜか元気がいい。身体を動かすと元気が出るのか?


料理をするのならワインを開けよう。そうだ、少し前にスーパーでオススメされていた白ワインを買ったではないか。よしそれを開けよう開けよう。


★Jacques Dumont Val de Loire Sauvignon Blanc 2022
 I.G.P. Val de Loire
調べたらここハワイのスーパーで14ドルぐらいだった。安いワイン。


キャップはスクリュートップ。開けてみた。
グラスに注ぐ。一口。
… あ、おいしい。
軽い。飲みやすい。これいいことなのかどうか分からないけれど、なんだかマスカットのジュースみたい。ドイツのリースリングみたいな。すごくフルーティ。柑橘系も香る。グレープフルーツ。すごく飲みやすい。たぶんワイン通の人には物足りないかも。しかし私は普段から飲まないのでこれくらい軽いと飲みやすい。美味しい。悪くない。


ところでこの14ドルの白ワインを買った理由は…

Jacques Dumont Sancerre 2022
同じ会社のサンセール/Sancerre を最初に見て先にこれを買ったから。このワインは35ドル。Sancerreと言えば、去年のサンクスギビングに開けた(頂きものの)ワインがSancerre 産だったのだけれど、さてSancerre とはなんだろう?と思い、このジャック・デュモン社のSancerre を見かけたので買ってみた。そして同社のお手頃ワイン…上記の「Val de Loire Sauvignon Blanc」もあったので「これも試しに買って見よう」と思った。

左が今回のSauvignon Blanc、右がSancerre


さてワイナリーは、
JACQUES DUMONT 社
ロワール渓谷のサンセール地方で4世代目の家族によって経営されているジャック・デュモン社。独自の特徴を持つこのアペラシオンならではの典型的なワイナリー。


ロワール渓谷/Val de Loireとは、
フランス・パリの南西、ロワール川流域に広がる渓谷。歴史上の重要都市が点在し、数々の名城(シャトー)が現存していることから「フランスの庭園」の異名を取る。ロワール川沿いに100㎞にも長さが及ぶフランス最大級のワインの産地。

産地は大きく4つの地区に分けられるが、その中のひとつ「サンセール/Sancerre」地方はサントル・ニヴェルネ(中央フランス)地区に位置するワインの産地。 Sancerre のワインとはその土地で造られたワインのみの名称。このジャック・デュモン社はサンセールのワイナリーらしい。


今回飲んだのは…
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★Jacques Dumont Val de Loire Sauvignon Blanc 2022
 I.G.P. Val de Loire

ブドウ🍇: 100% Sauvignon Blanc
名称・Appellation: I.G.P. Val de Loire
アルコール: 12%
● 平均樹齢35年のブドウから栽培、古典的なロワール(柑橘類とミネラル)と現代的な(まろやかで豊かな)両方のソーヴィニヨン・ブラン
● 2022年のビンテージは8月29日に例年より早くブドウの収穫が行われた。成長期に気候が乾燥したためブドウの濃度が高い。
● まろやかで豊かな味わいに、柑橘類やエキゾチックなフルーツの風味とロワール渓谷のソーヴィニヨン・ブランの特徴的なミネラル感。

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概要

ロワール渓谷/The Loire valleyは、気候と風土がソーヴィニヨン・ブランの栽培に理想的な地域。粘土石灰岩とフリントの土壌が、花とフルーツの香りを伴うさわやかで表情豊かなワインを生み出す。

夏の日中は暖かく夜は涼しいため、理想的な成熟度、アルコール度数、香りの強さが得られる。白亜質の石灰岩土壌は乾燥期でも水分を保ち、この地域のソーヴィニヨン・ブランに特徴的なミネラル感を与える。

ジャック・デュモン社のソーヴィニヨン・ブランは、ソミュール/Saumur、トゥーレーヌ/Touraine、ペイ・ナンタイ/Pays Nantais の栽培パートナーにより、フランスの有名なロワール渓谷のアンジューとトゥーレーヌで栽培されたブドウから作られる。

砂質土壌のナントはまろやかで豊かな風味を、ロワール上流の石灰質のトゥーレーヌとソミュールはワインにその特徴的なミネラルと明るい柑橘類とエキゾチックなフルーツの香りを与える。

木の平均樹齢は35年。幅広いスタイルが可能なソーヴィニヨン ブランはさわやかな品種。この品種はフランス原産。

デュモンの「ロワール渓谷ソーヴィニヨン・ブラン」はグラスからはじけて、豪華な熟した柑橘類の層が広がる。フレッシュレモン、ホワイトグレープフルーツ、レモンカードのミックスを感じる。心地よいトロピカルとミネラルのノートが柑橘系の核の周りを踊り余韻が長く続く。この白ワインは新鮮なヤギのチーズやシーフード料理と合い、食前酒としても最適。

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どうやら、サンセールのワインメーカー「ジャック・デュモン社」が、ロワール渓谷の各地で生産されたソーヴィニヨン・ブラン種のブドウをブレンドして作ったのが、この「Jacques Dumont Val de Loire Sauvignon Blanc 2022」ということらしい。

↑ これらの情報をワインを飲んで食事の後に調べたのだけれど、どうやらこのワインに合うのはシーフードやヤギのチーズ、野菜料理…等々、やっぱり軽めの料理がよいらしい。もしかしたらチキンのローストは重すぎるのかな?

翌日ヤギのチーズを買いに行って合わせて飲んでみた。悪くない。…しかしワインは昨日の方が美味しかったような気がする。


なるほど~またまた別の地方の仏ワインを発見。よかった。サンセールの特徴も分かった。石灰質と粘土の土地で育つソーヴィニヨン・ブランから作られるのがサンセール・ワイン。

今回のお手頃ワインは同じブドウを使っているが、土地の名前のブランドがつかないので安いのかも。十分おいしかった。


ちなみに名称/Appellationの「I.G.P. Val de Loire」「I.G.P.」とは? …EUのワイン法の格付けで、I.G.P.とはIndication Géographique Protégée。その地域で生産されたワインであることを証明するもの。この場合は「ロワール渓谷で作られた」の意味

また仏ワインの「A.O.C」はAppellation d'Origine Controleeで同じくEUのワイン法による格付け。ワインの原産地を証明するもの。また「A.O.P.」はAppelation d'Origin Protegee。意味は同じ。例えばサンセール産のワインは「Sancerre AOP」となる。



今まで4 種類の仏ワインを調べたのだけれど、なんとなく仏ワインのアウトラインが見えてきたかも。

ブルゴーニュ産のピノ・ノアール
Albert Bichot社 Bourgogne Vieilles Vignes de Pinot Noir, 2020

● ボルドー産のカベルネ・ソーヴィニヨン
Chateau La Freynelle社 Cabernet Sauvignon, 2020

● ローヌ渓谷/Rhone Valley産の(Carignan, Cinsault, Grenache, Syrah)4種のブレンド
Famille Perrin社 La Vieille Ferme Red 2020 

● ロワール渓谷/The Loire valley産のソーヴィニヨン・ブラン
Jacques Dumont社 Val de Loire Sauvignon Blanc 2022

いいなと思ったのはブルゴーニュの赤ピノ・ノアール、そして今回の白ソーヴィニヨン・ブランも軽くていい。特に今回のソーヴィニヨン・ブランはアルコール度が12%と低いからいい。あまり酔っぱらわないから気楽に飲める。私は重いワインよりも軽いワインが好きなのだろう。地理的にはフランスの真ん中あたりの土地で石灰質と粘土質の土地でつくられるワインが軽くていいのだろう。ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンは重くて粗かった。重いワインも甘く芳醇であれば美味しいのだろうけれど、結局私はあまりアルコールが飲めない人間なので軽い感じのワインが飲みやすいと思った。もう少しブルゴーニュや ロワール渓谷あたりのワインを試してみようかと思った。


仏ワインの産地でまだ試していないのも調べた

● アルザス地方/Alsace
 Riesling, Pinot Gris, Gewürztraminer
● コルス島(コルシカ島)/Corce
 Red &Rose Blends
● シャンパーニュ地方/Champagne
 Sparkling Wine
● シュッド・ウェスト地方/Sud Ouest南西地方
 Malbec, 重厚ワイン・甘口白ワイン
● ジュラ地方/Jura
 Chardonnay, Savagnin, Vin jaune,
🍇 ブルゴーニュ地方/Bourgogne
 Pinot Noir, Chardonnay
● ボジョレー/Beaujolais
 Gamay
● プロヴァンス地方/Provence
 Rose Blends, ロゼワインの産地
🍇 ボルドー地方/Bordeaux
 Cabernet Sauvignon & Merlot Blends
● ラングドック・ルーション地方/
 Languedoc & Loussillon 地中海沿岸
 Grenache & Carignan Blends, カジュアルなお手頃ワイン
🍇 ローヌ地方/Rhône
 Grenache & Syrah Blends
🍇 ロワール地方/Loire
 Sauvignon Blanc, Muscadet, Chenin Blan

少しずつ試していければいいな。


これから煮込む
柔らかくなった。野菜が煮崩れないぐらいが好き。
チキンも焼けた
スポーツの後はご飯がおいしい



2024年9月5日木曜日

METTE & Sam Gellaitry - Darling Drive (2024)



帰郷



METTE & Sam Gellaitry - Darling Drive (2024)
DARLING DRIVE - Single
METTE, Sam Gellaitry
Released: January 12. 2024
℗ 2023 Grand Darling Corp., 
under exclusive license to RCA Records, 
a division of Sony Music Entertainment


暫く前に英国のUpfront club chartとCommercial pop club chartに入っていた。

どうやら…若者が田舎の故郷に帰ってきて「君」と再会する。そこで「僕の心はいつもここにあった」としみじみ実感する歌でしょうか。

…そんな風に私は情緒的な歌だと受け取っていたのだけれど、旦那Aに歌詞の意味を確認したら「センターフォールド」と言っているから「実家に帰ってきたら幼馴染がすごくいい女になっていた」の意味なんじゃない?」と言う。え~私はもっと情緒的なものかと思った。

ところでこの歌は女性のMETTEさんがメインで書いているらしいのだけれど、このストーリーの若者の故郷は(信号も無い)北国(ミネソタ)の静かな町。男の視点で書いているのかな?私は最初はスコットランド出身の Gellaitryさんの歌かと思った。

音作りがどうもボコボコしていてあまり気持ちのいい音質ではないのですけどいい歌です。


★METTE
Mette Towleyさん。米国ミネソタ州出身のダンサー、女優、シンガー。ミネソタ大学でダンスを学ぶ。『バービー』を含む数々の映画に出演しリアーナのMVでもダンス。2024年にはテイラー・スウィフトの前座の一部を務める。現在はロサンゼルス在住。この曲は彼女がミネソタを思い書いた曲。

★Sam Gellaitry
英国スコットランド出身のrecord producer、DJ、singer, and songwriter。1997年生まれの現在27歳。音楽一家(母はバンドでプレイ、父はバグパイプの製造会社経営)に生まれる。中学を卒業して独学、その後カレッジでサウンド・プロダクションを学ぶ。SoundCloudに曲を発表し始めレーベルと18歳で契約。2017年にはCoachellaのGobi tentに出演。2019年にアルバム『Viewfinder Vol. I: Phosphene』2022年に『VF Vol. II』をリリース。


曲は女性が書いた歌なのだけれど、ボーカルが女性/男性とランダムに入れ替わるので「私」と「僕」は適当に入れた。元は I とYouです。

I've landed on my feet again
 うまく着地する、無事に窮地を脱する


Darling Drive
METTE & Sam Gellaitry
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[Verse 1: Sam Gellaitry & METTE]
北の 信号の無い場所
たった一つの星 彼女が高く座る
彼女は僕を家に連れて行ってくれる
帰ってきた 成長して
最高の センターフォールド
世界中を廻ったけれど 彼女ほどの人はいない

[Pre-Chorus: Sam Gellaitry & METTE]
時間をかけてきた
精一杯 生き抜こうとしてきた
水面下で叫びながら 僕は
決してプライドを失わない
自分がどの丘で死ぬのかもわかっている, ah

[Chorus: METTE]
ダーリン ドライブして
あなたは 私の確かなもの
ここに永遠にいることも出来る
私はずっとここに居た
何処に行こうとも
私達はきっと一緒になる


[Verse 2: METTE]
夏の風は 天国から吹いてくる
人々は約束を守り
私はまたうまく切り抜けた 
吹雪はやってきて去るだろう
私の心は決して冷たくなることはない
私はあなたの酸素を呼吸している

[Pre-Chorus: METTE]
ずっと長い間
自分のメロディを変えようとしてきた
私には似合わないメロディに
私は決してプライドを失わない
自分がどの丘で死ぬのかもわかっている, ah

[Chorus: Sam Gellaitry & METTE]
ダーリン ドライブして
君は僕の 確かなもの
ここに永遠に留まることも出来る
僕はずっとここに居た
どんな場所に行こうとも
僕達はきっと一緒になる

[Bridge: Sam Gellaitry, METTE, Sam Gellaitry & METTE]
君は僕のホーム
それを確信している (In my bones, in my bones)
それは明らかに (And it shows)
僕が何処に行ったとしても (No matter where I go, baby)
君が僕のホーム
それはとても確かなもの

[Outro: METTE]

私が何処に行ったとしても
私達が一緒になるってわかってる
Ah

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Songwriters: Samuel Charles Gellaitry / Ines Dunn / Mette Towley


2024年9月4日水曜日

Dark Intensity, Sophia May - Tomorrow (Another Day) (Block & Crown Dope Demand Remix)



良曲


Tomorrow (Another Day)
 (Block & Crown Dope Demand Remix)
Tomorrow (Another Day) – EP
Dark Intensity, Sophia May
Released: January 26, 2024
℗ 2024 Tazmania Records



いい歌です。数か月前だったかな、英国のupfront club chart かcommercial pop club chartに上がっていたのだけれどその後プロモーションもなく終わってしまった。いい曲なので記録。

★Dark Intensity
米国南カリフォルニアのプロデューサー/DJ。Tech House、Piano House、Future Houseなどで知られ多くのリミックスを手がける。

★Sophia May
英国ロンドンのシンガー・ソングライター。1982年生まれ。ゴージャス。2008年に英国のプロダクション・チームBellatraxとのコラボでリリースしたシングル「I Can't Help Myself」がBillboard's Dance/Mix Show Airplayで1位になった。このお方は元々精神科の看護師さんだったそうだ。

★Block and Crown
オランダ、アムステルダムのDJ’s/Producerの二人組み。メンバーはAdri BlokさんとMitch Crownさん。あまり情報がないので若い方々かな。

Block & Crown - Karma Is A Killer (2021)


お猫様H:踊り場 again



なんか…Babymetalさんのツアー日程を修正していたらトップにきてしまって今日まで気付かなかった。 元のページは6月5日のエントリーなので元に戻しました。申し訳ないです。


さて猫です。またダラダラしている。人間も時間があればダラダラしたいが猫も1日中寝ている。猫さんはそろそろ11歳ぐらい。人で言えば60歳。だからよく寝るのだろうと思う。しかし1日中猫部屋のベッドの下で寝ているからあまりいい写真が撮れない。そろそろこのページもネタがなくなって写真が撮れた時だけ載せるようになるかも。

いつもこのような風にかまって欲しい時だけ踊り場に出てくるので相手をする。


5月頃に他の株より遅れて咲き始めた蘭が今も咲いてます。もうそろそろ終わりだと思うが、それにしても蘭の花は長く咲き続けるものだ。

先週の木曜日にまたまたキチンのシンク下が水漏れ。昨日火曜日に業者さんに来てもらってシンク下の排水パイプを全取り換え。ディスポーザーも新しくした。すごく綺麗になった。水がどんどん流れるのでとてもいい。しかし今年は水漏れが多い。

この家、今まで15年ほど住んでいるのだけれど、水漏れした水回りは全部で9箇所。回数で言えば12回。酷いですね。キチンの下なんて今回の水漏れ3回目。そんな風だからシンクの下には念のためプラスチックの箱を置くのが習慣になった。まったく信用できない 😤