能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年8月20日水曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第27回「高松城水攻め」 7月6日放送



…すっかり怠けてしまいました。いや…怠けたわけではなくて、今年の夏はBABYMETALちゃんというマンモス級の面白いことがあって、他の事の文が書けなくなってしまったのでありました。

一段落したので、また官兵衛君の感想を書いていきたい。しかーし…実は今週TVでは33回目の放送をやっているので、ワタクシの感想は6回遅れになってしまう…。ほとんど需要もないと思うけれど、これもまた記録。やはり回を飛ばしたくはない。なんとか今年の大河が終わるまでに追いつきたいものである。それでは開始。

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今回は本能寺前夜。秀吉と官兵衛は備中で土木工事中。一方光秀はノブ様に追い詰められていく。さぁ歴史は動くのか…?動きます。しかしこのドラマの本能寺前夜は割におとなしかった。光秀さんがどうしてあんなことをやったのか…このドラマでは正直よくわからない。

というのもこの本能寺のあたりの話…、ワタクシ1996年の大河『秀吉』が最高だと思っておりまして、このブログでも過去にやたらと頭に血の上った熱い感想を書いているのですが、それが基本にあって、あの『秀吉』以降、大河での本能寺の話はどうしてもあの大河と比べてしまう。

『秀吉』も、光秀の母親の話などは史実かどうか私もよく知らないのですが、とにかくドラマとしてしっかりと話が成立していたので面白かった。あれを超えるのは難しい。村上さんの命を削るような演技に、渡信長の怖さと理不尽さも超えがたい。…なので、このドラマの本能寺話も、多少辛口気味になってしまうと思います。


★あらすじ

秀吉と官兵衛は備中で高松城の水攻めの為の土木工事中。一方、ノブ様はますますオレ様。徳川家康も登場。光秀は接待を任されるが上手くいかず。ノブ様の横暴に追い詰められる。高松城は水に沈む。官兵衛は毛利側と和睦を交渉中。ノブ様は京都・本能寺に入る。光秀が立つ。


●流れと感想

備中・蛙ヶ鼻 官兵衛達は高松城水攻めのための土木工事。
備中・石井山 秀吉は「最後の仕上げはノブ様を待つ」と言う。
近江・坂本城 光秀は徳川家康の接待準備中。
安土城 家康登場。うぉおおおおお家康の年が…ノブさんよりどう見ても年上です。ちと怖い。貫禄ありすぎ。早速、能パーティー。…がノブ様の機嫌が悪い。食事中もシーンとして…こりゃー気まずいな…。そして突然「光秀、味が薄い」。いや…家康の方がコワイ。ノブさん食べ物は大切にしましょう。このドラマでは鮒寿司は出てこない模様。その後趣味の悪いノブ様のリビングで飲み会。光秀さん楽しくなさそうです。備中高松城の水攻めの話が出るとノブ様、
「官兵衛に違いない…」
…なんでわかるのよ。なんだか唐突。家康も知ってるの?それで光秀も中国攻めへ送られることになる。
姫路城 又兵衛が帰って来る。この人は昔、御着の殿に付いて裏切ったんでした。
備中は工事中。みんなの頑張りで12日で堤が完成。水を流し込む。一瞬でしたがすごくリアル。CGでしょうか。高松城はすっかり水没。
猿掛城・毛利輝元陣 毛利さんちが4人でガミガミ言ってる。高松城内は5000人だそうだ。
秀吉陣 安国寺恵瓊が来ている。毛利は和睦したい。備中1国を譲るので高松城を助けろとの要望に、秀吉「ダメ」。官兵衛「ノブ様が来る」安国寺「じゃあ5カ国でどう?」秀吉「ダメ」。秀吉は清水さんの首が欲しい。緊張シーン。秀吉がコワイ。
岩崎山・小早川本陣 なんと官兵衛が交渉にやって来る。ええええええ? 安国寺さんが「秀吉に5カ国を譲る」というと…小早川「OK」。じゃあ清水さんの首は?
高松城 安国寺さんが高松城主清水さんに織田に下るように促すが、清水さんは死にたいらしい。説得失敗。
近江・坂本城 公家吉田さんが、光秀にノブ様の文句を言う。
安土城 光秀がノブ様から国替えの命。驚く光秀。そこにノブ様が「○○○○○…」。え…なんて言ったの?
京・愛宕山 さっそくノブ様謎の○○○…のタネあかし。「日のもとに王は2人はいらん」。愕然とする光秀。引いたおみくじも凶凶凶凶…。だれかが仕込んだに違いない。しかしこのノブ様の言葉、光秀に究極の決断をさせるほど強烈なものなのか疑問。これ言ったからって帝をどうこう…なんて受け取るのは先走りすぎるのでは。ましてや自らの命を懸ける戦いの引き金になるほどのものとは思えない。
安土城 ノブ様ママが濃姫とくつろく。大谷直子さんはお綺麗です。
京。本能寺 ノブ様京入り。茶会を開く。公家がノブ様に頭を下げる。ノブさんの満足顔。
丹波・亀山城 光秀軍「織田信長を撃つ!」
62日光秀軍が動く。「敵は本能寺にあり」宣言。ところで家臣は一瞬で納得して「おー!」なんて言ってるけど、誰もびっくりしなかったのか?

…というわけで、光秀が立つことになりましたが、どうもその動機がハッキリしない。公家に頼まれたわけでもなし、領地召し上げもそれほど詳しく触れられなかったし、鮒寿司で蹴飛ばされるシーンもなし、どうしてあそこまで追い詰められたのか動機が不明。『秀吉』に比べると、そのあたりがドラマとして弱い気がした。視聴者が、結果の出ている史実を知っていること前提で、薄~く軽~く話を作っていった感じ。そもそもあまり光秀さんのことを掘り下げてないですもんねこのドラマ。

2014年8月18日月曜日

BABYMETAL:LondonはBrixton Academy!ギャオッ!



…もうこんな細かいニュースをイチイチ書く必要も無いんですが…、でもねロンドン公演はアノBrixton Academyなんだそうだっ!


うわっまたすげっ!

有名!BABYMETALちゃんの快進撃は止まらない。うわーこれはまたすごいなー。いい所。キャパはほぼ5000人。ここってほんっとに今元気な売れてる人が出るところでしたよ…10年ぐらい前まで。今もそうなのかな…。

キャパ5000人といえば、例えばロイヤル・アルバート・ホールとほぼ同じなんですよ。だけど、あそこはちょっと…懐メロの大御所ジジイがやって似合うところで、席の配置もあまり若者向けな感じではない。クラシックのコンサートも多いし客層もちょっと違う。

そこでこのBrixton Academy。ここはもっと若者向けの元気のいいバンドが出る5000人クラスのホールとしては一番いいところじゃないのかな…。15年ぐらい前はよく売れてるバンドが出てましたもん。

残念ながら私はこのホールには行っていない…。15年ぐらい前に何かのライブに一人で行こうかと思ったら、旦那Aに「一人は止めた方がいいんじゃない?」って言われたんだっけ。今はどうか分からないけど、当時Brixtonの辺りはちょっと物騒で危ないって言われてたんですよ。ちょっと小道に入るとヤバい…なんて言われてた。…であの辺りには結局行かなかったんだっけ。

でもすごくいいバンドが出てたんでよく覚えてます。17年ぐらい前に当時人気のあったThe Chemical Brothersがやったりしてた。…でも危ないとはいっても…友人が旦那さんと10歳の子供を連れてThe Chemical Brothersのライブに行ったなんて言ってたんで、行けば大丈夫だったのかも…。惜しい事をした…。

それにしても11月のロンドンは、PerfumeHammersmith Apollo3600~5000人、BABYMETALBrixton Academy5000人と、日本人が元気いいな。素晴らしいですね。いやーほんとに素晴らしい素晴らしい。

ついでに、あのMetal Hammer」さんも興奮気味でリポートしてます。

http://metalhammer.teamrock.com/news/2014-08-18/babymetal-are-playing-brixton-o2-academy
 


Fresh off a sold-out show at The Forum in London and a barnstorming main stage set at Sonisphere last month, the Japanese opinion-splitters Babymetal are coming back to the UK to headline Brixton O2 Academy. Fuuuuuuuck...
【先月のロンドン・フォーラムでのソールドアウトショーに、ソニスフィアのメインステージでのa barnstorming(地方でのショー・驚きのニュアンスも)からすぐ、日本のアノopinion-splitters(意見を分断する者)=Babymetalが、またUKにやってくる。Brixton O2 Academyでワンマン!ぅぉおおお…!!】(意訳)


 

2014年8月17日日曜日

Queen - Son And Daughter (1973)



Queenいっちゃおうかなー…
 
 

Queen - Son And Daughter (1973)
Album:  Queen
Released: Sep 04, 1973
℗ 2011 Hollywood Records, Inc.


先日のRoyal Bloodの音を古い響きだと言ったのだけど、どのあたりかって…(大雑把に言えば)ジミヘンとかクリームとかあの頃の音なら、だいたい同じような篭った感じに聴こえる。録音技術のせいだろうか。このQueenのファーストアルバムの曲もそんな音。

巷でQueenといえば、「We Are the Champions」とか「We Will Rock You」「Bohemian Rhapsody」みたいな定番の派手な曲が有名。だけど実はQueenの曲はそんな王道ロック曲ばかりではないんですね。(う…派手といえば言えるのか…)

初期のQueenは、(時代の流行の音を取り入れながらも)非常にバラエティに富んだ独自の音楽をやっていて、ジャンル分けもいろいろとありすぎて不可能。ハード・ロックありプログレ風あり、歌謡曲あり、ポップス、クラッシック調、ジャズ調、バラード、カントリー、ブルースに、ほぼメタル、コーラスがすごくてカテゴリー分けの出来ない曲等々…全部まとめてQueen風としか言えないほど色んな曲をやってました。びっくりするくらい色んなことをやってた。そして何をやっても上手い。

こんなにバラエティに富んだ様々な曲をやるバンドを、中・高校生の多感な時期に好きになったのは運がよかったと思う。おかげでその後どんなジャンルの曲も聴けるようになった。

今まであまりQueenのことを書かなかったのも、好き過ぎてあまり文が書けないというのが本音。彼らはワタシの中高校生の頃のアイドルだった。80年頃までの曲で好きな曲はと聞かれても、ほぼ「全部好き」としか答えられない。全部味がある。実は書こうと思えば11曲思い込みだけで全部文が書ける。だからこそ問題。

音楽的に本当に好きだったのはQueen 1st」から「Jazzあたりまで。実際には「Works」までアルバムを買ったけど、1984年の来日時に武道館でのライブを見た頃は、実はもうかなり醒めていた。他の若いバンドの方が面白くなっていた。その後「Works」以降のアルバムを買い揃えたのはフレディさんが亡くなってからだった。

結局初期のアルバムを揃えてQueenばかりをミッチリと毎日聴いていたのは、実質23年間ぐらいだったのだろうと思う。ファンでいた時期は非常に短い。しかしQueenの音楽に出会ったばかりの頃、買ってきたアルバムに針を落として、最初に聴こえてくる音に感じた衝撃と興奮は今も忘れられない。私の好きな音楽のルーツはたぶんQueenにある。

ところでQueenは今年のサマソニで来日中だったと今日知った。Queenはフレディの後は「Queen印のブランド」になってしまった感があるが、それはそれでいいと思う。色んな意見はあると思うが、この素晴らしいバンドの音楽が、今もステージ上で演奏されていることは悪くない。ライブで誰が歌おうと、若い人達が昔のアルバムを遡ってオリジナルのQueenを再発見してくれればそれでいいと思う。しかし爺たちも元気だよなぁ…。




2014年8月15日金曜日

BABYMETAL:サマソニッ!速報・ロンドン&NY再ライブ決定!



まさか何の情報も出てこないだろう…などと思いながらも、まぁとにかく今日はBABYMETALちゃんのサマソニ出演で、海外ツアー後初めての日本でのライブというんで、ちょっと気になって掲示板を見ていたのですが、

なんとBABYMETALちゃん、ステージ上で、ロンドンとニューヨークでのライブを11月にやると発表したんだそうだ!

ぅぉぉぉおおおおお!!!

また海外行くんかいっ!
すごいやないかっ!
やってくれるじゃないかっ!
よしよしよしっ
行ってくれ行ってくれっ!
バンドは勢い!
走れる時は走ったほうがいい。
なんという英断。

嬉しいねぇ。ほんとに嬉しいよ。
ガンガン攻めてます!
なんと海外本気だな。
素晴らしい素晴らしい。

だからBABYMETALちゃんは面白いんです。
期待どおりに攻めて結果を出してくれるんだもん。
ほんとに頑張るなぁ。
カッコイイな。

今日はそれに、英国のメタル誌「Metal Hammer」誌が、先日のBABYMETALちゃんのロンドンワンマンとフェスの出演について、これ以上ないくらいの大絶賛記事を書いてくれているのもネット上にあがってましたね。

こりゃーこれからますます盛り上がるな。
いやー面白いな。

ところでこのロンドンとNYの件、サマソニをリポート中の「It Came From Japan Daniel Robsonさんもツイッターで呟いてらして、もう海外に広がりつつあるんだろうと思います。海外のファンは嬉しいだろうな…。みんなヨカッタネ


 

2014年8月13日水曜日

Royal Blood - Figure It Out (2014)



新しいバンドです。

 
★ライブ映像。
 
Album: Royal Blood
Expected Release: Aug 25, 2014
℗ 2014 Imperial Galactic Limited t/a Black Mammoth
under exclusive licence to Warner Music UK Limited

 またまたイギリス発の音楽番組に出ていたのを見て発見。かなり音が太いのにベースとドラムだけ。その番組はスタジオライブなので、実際に2つの楽器だけで音を作っているのをみて面白いと思った。ボーカルも悪くないけど、まずこの二人の楽器の音がいい。

音がとても昔のハード・ロック風。60年代後期から70年代中期ぐらい。なんというか、音が洗練されてなくて荒っぽいのが昔っぽい。いい感じ。

リフとドラムだけで曲を引っ張っていくところもいい。Led Zeppelinあたりを思い出す。いろいろと音を凝った曲が多い中で、こういうシンプルでヘビーな音を聴くとちょっとドキっとする。

バンドが英国で結成されたのは2012年。まだ出来たてです。メンバーはベースとボーカルのMike Kerrさん。力強いドラムはBen Thatcherさん。ライブも二人だけで演奏。去年の201312月にはBBC Sound of 2014にノミネートされる。

いまのところ英国では4曲のシングルをリリース。アメリカでは4曲入り(Holeを含む)のEP盤をリリース。そしてアルバムは、なんとファーストアルバムがもうすぐ825日にリリースされます。なんと本当に出てきたばっかりなんだな。情報が少なくてこの人達が何歳なのかもわからない。まだ若いと思う。

現在彼らはヨーロッパ各地をツアー中。フェスに出てるらしい。82324日には英国のレディングフェスティバルに出演。その後9月からは、アメリカツアーで各地を回る予定。おそらく小さいところをドサ回りかな。非常に忙しいスケジュールです。

バンドとして好きになるかどうかはまだ保留。だけどこの曲はいいと思う。例によってまたろくでもないオフィシャルのMVが出てますが、歌詞と全く関係のない暴力描写は邪魔なだけ。本当に邪魔。曲の印象も変わって迷惑なだけ。ただ上のビデオは消えるかもしれないので一応公式も載せておきます。音はこっちのほうがいい。

Royal Blood - Figure It Out (2014)