能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2019年9月16日月曜日

BABYMETAL:New York 公演レビューに嬉しくなる



ニューヨークでの公演もすごかったらしい…というのを、ニューヨーク在住のBABYMETALファンの方のブログで読んだ。

海亀は今回のBABYMETALさんの全米ツアーに関しては、もうすっかり安心しきってしまっていてあまりファンカムも見ていない。しかし時々様子を知りたくなってネット上をうろうろ。某掲示板を覗いてみたり、ファンの方々のSNSを覗いてみたりして様子をうかがい、「ああ今日も大成功だわよかったよかった」とほっとして、またマイブームのEDMコレクションに戻ったりするわけですが…。

BABYMETALが大好きではあるものの、もう自分で細かく情報を追うほどの熱はなく。それならば手っ取り早くどなたかのBABYMETALを読みたい。というわけでとあるファンの方のブログにたどりついた。


このお方はBABYMETALの熱狂的なファンの方で、今回のツアーでももうすでに遠征して何度も米東海岸でのライブを見ていらっしゃるらしい。そして昨日のニューヨークでは初めて鞘師里保さんのステージをご覧になり、そのレビューに溢れる愛愛愛愛愛…。このお方も里保さんの輝きにやられたらしい。ああ…いいなぁ。…そんなライブのレビューを見てちょっと嬉しくなった。

そうなのよ…。私も英グラストンベリーの映像で、里保さんのダンスのワイルドなパワーに惚れた。そうか…やっぱり生で見てもそうですか…。ですよねぇ。りほちゃん…いいですよね。輝いてますよね。そうなの…映像でさえ…私も目が釘付けになったんですよ…彼女は光っている。あの輝きは何なのだろう…。彼女はやっぱりただ者ではない。
 
 
私は、BABYMETALの今のアベンジャーズ・システム仮面バンド現地調達システムも(個人的には)いいのか悪いのかよくわからないんですけど、これまでのアメリカでのライブの様子を見る限り、

何の問題も無さそう

全て上手くいっているみたい。いや…実際去年、最初は大問題に見えたダークサイドだって蓋を開けてみれば米、豪州ともになんの問題もなかったわけで…(少なくとも外からはそう見えた)。だからアベンジャーズ・システムでの新ダンサーや、仮面バンドがおみくじのようなものであっても、観客は全然気にしてないっぽい(大雑把アメリカでは)。
 
そうかそうか…それならいい…。

 
それはともかく私…この鞘師里保さんはBABYMETAL新型秘密兵器じゃないかと思ったのよ。彼女はBABYMETALに今までとは全然違うワイルドなパワーで切り込んできてくれる。キレがよくて力強く攻撃的なダンス。異様にかっこいい。確かに今までのBABYMETALとは違う。でも面白い。そんな彼女のことをこのニューヨークのお方も分析なさっていて…ちょっと納得させられたんですよ。ハロプロでの競争…なるほどなぁ…彼女は既に勝ち抜いてきた人なんですね。(彼女の)小型の肉食獣的なワイルドさ(Elevator Girl の間奏部など)はそういうところからくるものなのか?
 
鞘師さんの色気にも触れていらして、ああ…面白いな。男性が感じるのなら本物だろう。グラストンベリーの映像で私もちょっとそれを感じたんですよ。彼女はなんだかダンスもリズムの取り方も生々しい…いっしょに身体を揺らして踊りたくなるリズムの取り方…ついつい目が追ってしまう魅力的な動き。不思議なんですよ彼女は。
 
 
巷ではアベンジャーズの女の子達それぞれにファンの方々がいらっしゃるらしく…これがいいあれはダメだあれがいいこれはダメだ…と様々な意見が飛び交っている状況で…まあそれはどうでもいいんですけど。ダンサーの方々はそれぞれが才能のある選ばれた方々全員が素晴らしい。ただファンの皆さん個人個人で好き嫌いがあるのはしょうがない。誰がいいのかを議論しても結論が出ることはないでしょう。

 
アベンジャーズの女の子達を「ゆいちゃんのいなくなった空間をうめるためのダンサー」だとするのなら、確かに鞘師さんは全然違う。全く違う。粘りのあるリズムもパワーも全然違う。しかし私には

だから面白い。

私には鞘師さんがもたらす全く違うエネルギーがBABYMETALのバランスを壊すのが面白い。今まで「1シンガー+2ダンサー」のバランスだったものが、鞘師さんが加わることによって「3人バラバラ/3人それぞれがそれぞれ輝く」バランスにならざるを得なくなる。それがいいと思う。

鞘師さんが異質(ワイルド+攻撃的)に輝くのなら、最愛ちゃんも別の光を放つようになる(可愛らしく陽気で可憐)。そしてその真ん中にますます輝くクールで孤高のすぅさんが立つ。結果的に3人それぞれが輝くグループになれば面白い。そんなことをちょっと思った。そして

カワイイを残しながらも上手いグループへ…
バンドもグループも化学反応。これから面白く成長するのではないか。
 
 
ところで…Forumは鞘師さんなのか…違うかもしれませんね。というのもLVをやって、その後円盤を出すのなら、ダンサーはアミューズ内でおさめた方が都合がいいのかもしれぬ。大人の事情ですか(←勝手な想像ですが)。それにしても仮面バンドはメンバーが外国人になってもクレジットは出さなくてもいいのだろうか…ステージでも紹介しないの? そういうの…外国の人達とはビジネス面でしっかり話をつけているんだろうかと少し心配になる。
 
 
ともかく…熱いファンの方の愛ある文章はいい。読んでいて楽しい。ああ…よかったな…このお方が幸せな時間を過ごせてよかった。そしてアメリカの何千、何万人の人々が幸せな時間を過ごしているのを知るのも嬉しい。BABYMETALは人々を幸せにしている。いいことです。
 

2019年9月12日木曜日

David Guetta feat Raye - Stay (Don't Go Away)(2019)



大御所の良質ポップス



David Guetta feat Raye - Stay (Don't Go Away)(2019)

Stay (Don't Go Away) [feat. Raye] - Single
Released: May 9, 2019
℗ 2019 What A Music Ltd. under exclusive license to Parlophone/Warner Music France, a Warner Music Group Company & under exclusive license to Warner Records Inc. for the United States. All rights reserved.


デヴィッド・ゲッタさん。51歳。EDM界の大御所です。パリ生まれのフランスのDJですが、数年前世界中でとにかく売れた売れた売れたお方。特に2011年のNothing but the Beatは世界中で売れました。欧州5カ国でアルバムチャート1位。英国2位。オーストラリアとオランダで3位。米国でさえ5位。たいへんなものです。

私は彼とアメリカの大物スターとのコラボは殆ど聴いていないんですけど…聴いていないからなかなか評価が難しい。いや食わず嫌いをしていました。だってそんなにバカ売れしてアメリカの凡庸な大衆が好むようなものがいいはずがないではないか…はっはっはっはっは 😄😄😄 そういえば以前彼の曲でここにとりあげたのも1曲だけ「David Guetta ft. Chris Brown, Lil Wayne - I Can Only Imagine (2012)」でした。あの曲は派手でかっこよかった。

そうなの。だから今でも彼の売れた曲はほとんど知らないんですけど、それはともかく近年、アメリカのEDMの勢いが落ち着いてから時々聞こえてくる彼の曲は…

決して悪くない。…ふむ 🤔

このお方は今でも色んなことをなさっているらしくて、ここのところはJack Backの名義でシンプルな踊りやすい曲を欧米のダンスチャートに送り込んだりしてます。あらためて彼の曲を聴いてみるのもいいのかもしれない。
 
この曲は12ヶ月前ぐらいに英・米で共にダンスチャート入りしていた曲。ポップで上品で良曲だと思います。。…そういえばこのビデオ…デビッドさん髪を短くしたのね。
 
シンガーのRayeRachel Keenさんは英国ロンドンのシンガーソングライター。1997年生まれの21歳。デビューは2014年の17歳の時ですが2017年ごろから英国で曲がチャートインしているのでお若いのに売れている方みたいですね。
 
ところで彼女も1997年生まれ…1997年生まれは何かあるな…。


Yves V - We Got That Cool (feat. Afrojack & Icona Pop)(2019)



現在英週間ダンスチャート入りしてます。


 
Yves V - We Got That Cool (feat. Afrojack & Icona Pop)(2019)

We Got That Cool (feat. Afrojack & Icona Pop) - Single

オランダの女の子が踊ってます。
SpinninRecordsの公式MVがろくでもないのでこちらを取り上げる。



この曲の成分の70%は、1991年のCrystal WatersGypsy Womanと言ってもいいでしょう。サンプリングですか。サビにあの曲のコード進行のベースがあるからいいんですよね。特にワタクシの世代には懐かしい…あ…これも1991ですね。くー…やっぱりあの頃の音楽は今に繋がっているのだわね。

サビの
  Oh, boy we got that cool
  We got that cool
  Oh, boy we got that cool
  Oh, boy we ain't do nothing wrong
  We got that cool
  Oh, boy we ain't do nothing wrong
あまり意味の無い歌詞のリピートもくせになる。
 
ベルギーオランダのDJが1991年のアメリカの曲を今風にアレンジしてスウェーデンのポップ・デュオが歌えば心地よい現代風ダンスミュージックの出来上がり。実際1991年の元曲よりこの曲のほうが現代の味付けでより気持ちがいい。フレーズのリピートばかりではなくて途中で展開もあるのね。いい曲です。この曲が頭の中で一日中鳴っている。
 
 
Yves Vとはベルギー・アントワープのDJ=Van Geertsom, not Geertsomさん。1981年生まれの38歳。欧州圏で活躍中。
 
AfrojackとはオランダのDJ=Nick van de Walさん。1987年生まれの32歳。大物ですね。2011年ごろから現在に至るまで大活躍。2011年にグラミー賞を取ってます。DJ Magazinetop 100 DJsリストでも2010年から今まで毎年欠かすことなく8位ぐらいの位置にいる。
 
Icona Popとはスウェーデンの女性二人組のポップ・デュオ。Caroline HjeltさんとAino Jawoさん。2012年の「I Love It」が世界中でヒット…英国で1位、米シングルチャートでも7位までいったそう。その後も数々のヒットでスウェーデンでは大スター。米国でも今までに何度かダンスチャートで1位をとっているので知られているのかも。

Crystal Waters- Gypsy Woman (She's Homeless) (1991)



2019年9月11日水曜日

Tall Children - Song For You (2018)

 
 
 
リバプール出身


 
 Tall Children - Song For You (2018)
 
Song for You - Single
Released: 22 Jun 2018
2018 iGlobal Corp Ltd
 
 
 
前回のhalf·aliveは米のバンドだったんですけど、彼らの音で思い出した。この曲はたぶん1ヶ月前ぐらいに英ダンス/クラブチャートに数週間入っていた。他の曲がDJとマイナー・シンガーのコラボが多いのに、このお方はギターを弾いているのでちょっと異質で気になった。なぜこの曲はダンスチャートに入っていたのだろう?
 
Tall Childrenとは、リバプール出身のBen Hughesさん。…おっとこの曲「Song For You」は去年の6月のリリースなんですね。なぜ今年ダンスチャートにはいっていたのだろう?メモしておきましょう。

half·alive – RUNAWAY (2019)



ドラムが上手いね




half·alive – RUNAWAY (2019)
▼これはたぶんライブではないと思う

Album:  Now, Not Yet
Released: Aug 9, 2019
℗ 2019 half·alive, under exclusive license to RCA Records



昨日またまたトークショーThe Late Late Show with James Cordenに出て来たバンド。いい音です。お洒落。クリアで気持ちがいい。

この曲の音は、やたらと手数が多くて上手いドラム以外はそのまま今どきのDJの作る音にも聞えるんですけど、バンドとしてステージ上で演奏も出来るというのはいい。キレのいいビートもいいし、曲もシンプルながらセンスがいい。かなり上手い人達なのかも。インテリの香りがする。

番組でのライブでは途中から男性ダンサー達が踊るんですけど、これがちょっとPerfumeっぽい。ダンスは全然揃ってなくてあまりよくないけど 😄 チカラハイリスギ。過去の作品を見ていたらstill feel (2018)ではPerfumeそのまんまの3で踊っていた。その曲のダンスで評判になったのだそうです。

 
half•alive - still feel.(2018) Perfumeの真似してるよね

Album:  Now, Not Yet
Released: Aug 9, 2019
℗ 2019 half·alive, under exclusive license to RCA Records



バンドHalf Aliveとは、カリフォルニア・ロングビーチ出身のバンド。メンバーは3人・シンガーのJosh Taylorさん、ドラマーBrett Kramerさん、ベースのJ Tyler Johnsonさん。結成は2016年。まだほやほやだな。皆さんお若い。ボーカルはかわいいね。いくつなのかなぁ。がんばれよっ!昔 ポリスという3人のバンドがいましてねぇ…。

 

2019年9月9日月曜日

C+C Music Factory - Just a Touch of Love (The C+C Garage Mix)(1991)



あの時代の音



 C+C Music Factory - Just a Touch of Love (The C+C Garage Mix)(1991)

Album:  Gonna Make You Sweat
(feat. David Cole, Freedom Williams & Zelma Davis)



これもいかにも当時の音。パーツの音はMadonnaの「Vogue」とほぼ同じ。聞き覚えはあるので当時よく流れていたのでしょう。この曲は米ドラマ『POSE』でも使われてました。このThe C+C Garage Mixは冒頭からいい。ビートが気持ちよくほぼ途切れなく続く。この曲は途中からボーカルが結構入っているのですが(今の感覚なら)無くてもいける。この頃は激しいビートの曲でもそれなりにメロディーの展開も多くて、曲として構成が凝っていたんですね。C+C Music Factoryって強力だったんだな。

 

Leftwing : Kody - I Feel It (2019)



ダンスダンスダンス2019



Leftwing : Kody - I Feel It (2019)


I Feel It - Single
Released: Jun 21, 2019
℗ 2019 Toolroom Productions under exclusive licence to
Sony Music Entertainment UK Limited




昨日のC+C Music Factoryの曲が、ほぼ20年前に最強のダンス曲の一つだったと思ったのですが、現在のダンス用特化曲はこんな曲。現在UK週間ダンス/クラブチャートでよく売れている曲。先週10位で今まで17週間チャートインしてます。

ずいぶん曲の構成が単純になりました。メロディは無い。もう曲ですらないでしょう。ただただビートをドスドスチキチキ鳴らしてピアノの音を入れてボーカルもアクセント的な使用のみ。ダンス用の部品曲。それなのに曲として売れているのは面白い。

BPMはこの曲のほうが高いですね。せわしないバックビートでのせる。これも5分間ほぼ休み無くRelentless。このような機械的なビートの機能的ダンス曲は様々なものがあるのですが、単調ながらも曲の良し悪しがあるのが面白いです。この曲も5分間もあるのにビートに乗っていればなんとなく気持ちよく最後まで聴けてしまう不思議。

ボーカルはアクセント的な使用。20年前にC+C Music Factoryの「Everybody dance now!」がアクセントとして使われていたことを考えれば、この

   I feel it
   I feel it
   I feel it
   I feel it deep in my heart
   I've got a love that's so real

…としか言っていない単純すぎる歌詞のルーツも、20年前のEverybody dance nowあたりではないかと思うわけです。
 
さてこのLeftwing : Kodyさんとは?英国ロンドンのDJ お二人…Jon KongさんとChris Aidyさん。2012年のデビュー。欧州圏で活躍中。