能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年7月19日木曜日

MFSB - Love Is The Message (1999) (Larry Levan Remix) (Love Groove Bonus)



バージョンは定かではなく…いや信じがたく



MFSB - Love Is The Message (Larry Levan Remix)
Love Is the Message (Love Groove Bonus)

Album:  Deep Grooves
Released: Apr 6, 1999
℗ 1973, 1975, 1999 Sony Music Entertainment Inc.



この曲も米ドラマ『POSE』から。2週前のエピソード6Love Is the Message」のクラブのシーンで流れていた曲。

元歌は1971-1981年に活動したフィラデルフィア在住30名以上のミュージシャン達によるプロジェクトMFSB (Mother Father Sister Brother)による1973年の曲らしいです。しかしながらこの曲名で動画サイトを覗いてもスローな違う曲が出てくる。元歌は全く違う曲ですね。


どうやらこのバージョンは、ニューヨークに1977 年から 1987まで存在したゲイクラブParadise GarageDJLarry Levan によるリミックスらしい。実際にリミックスされた年がわからなかった。

ダンスミュージックのジャンル分けというのは全くわからないのですが、どうやらこのクラブParadise Garageで生まれた音がNew York house」「garage」「garage style」「garage classicなどと呼ばれているらしい…というのを今知った。

随分前にこのブログで取り上げた英国のacid jazzのプロジェクトDown To The Bone2000年頃にこれとほぼ同じ音を出していた。すごく好きな音。

公式として出ている音源は1999年にリリースされたMFSB のアルバムDeep Groovesからのものなので、このリミックスも1999年のものかもしれない。それなら納得。

ややっ?また探していたらこの音源で(Danny Krivit Re-Edit) "Special edits by Mr. K for Chosen Few Production" ななどというものが出てきたぞ。こちらが本物か?


Down To The Bone - Muesli Brown (1997)
Down to the Bone - Bump 'N' Hustle (1999)


2018年7月18日水曜日

TBS 日曜劇場『この世界の片隅に』第1話



今年6月の始めにNetflixにあったアニメの映画版を見て心を動かされ、感想もうまく書けずに話の筋をだらだらと書いてしまったのだけれど、今回実写でドラマ化されるというので早速録画。今見てきた。

いい感じ。

まず実写での再現が元のアニメ映画に忠実でびっくりした。タンポポの咲く草地に座るすずを上から撮った場面。すずの子供時代…浅瀬を兄と妹と歩く様子。お婆ちゃんちの座敷わらしのエピソード。すずが水原哲に風景画(波の白兎)を描いてあげる場面。階段を上ってやっとたどりつく北條家。初夜に夫のくれる干し柿。色んな場面がそのまま描かれているのにひとつひとつ驚いた。

俳優さん達もいい感じです。主人公すずの松本穂香さんのおっとりした様子。夫・北條周作の松坂桃李さんは元のアニメの周作にお顔が似ていらっしゃいますね。男らしい幼馴染の水原哲に村上虹郎さん。すずの祖母に宮本信子さん、義母に伊藤 蘭さん、義理の姉は尾野真千子さん。白木リンに二階堂ふみさん。すずの母親役の仙道敦子さんは80年代にアイドルをなさっていたと思うのですが、今はお母さんらしい表情をなさっていて驚きました。

アニメの映画を見た時に「この映画は戦争を描いた映画だけれども、また昔の日本の日常を描いた映画でもある」と思ったので、今回は実写で昔の日本の日常が再現されることが嬉しい。

見知らぬ男から突然求婚され、よくわからないまま結婚することになり、相手の家に嫁いでいくすずの物語に…既に心動かされてます。お風呂から上がってきたら部屋にお布団が二つ並んで敷かれていて、そこに会ったばかりの夫が本を読んで待っている。嫁に行くとはこういう感じだったのだろうか。すごいなと思う。すずちゃん、旦那さんが松坂桃李くんでよかったね…いや周作さんがいい人なんですよね。

毎回感想は書かないと思うけれどこれから楽しみです。

 
映画『この世界の片隅に/In This Corner of the World』(2016):日常を破壊する戦争


2018年7月16日月曜日

お猫様H:夏のブラッシングAGAIN



またまた夏のブラッシングだらだら
エエキモチ
ちょっと前に紫色の妙なブラシを購入
よく効く
仕上げは顔マッサージから濡れ手ストローク
ふむ…

 
 
 

2018年7月11日水曜日

Billy Porter and MJ Rodriguez – Home (2018)



上手い。



 Billy Porter and MJ Rodriguez – Home (2018)


Home (feat. MJ Rodriguez, Billy Porter and Our Lady J) [From Pose] - Single
Released: Jul 8, 2018
℗ 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation



これもドラマ『POSE』から。主人公BlancaMJ Rodriguezさんが歌い、途中からPrayBilly Porterさんが参加。元歌はミュージカル映画『The Wiz』より。


主人公のBlancaMJ Rodriguezさんはtransgenderの方だそうだ。いやこのドラマは多くの女優さん達がtransgenderの方々で、元々そのことがかなり話題になっていたのだそう。

私はドラマを見始めた頃はそのことをよく知らなくて、実際このドラマに出てくる女優さん達もあまりに女性らしいので、彼女達のことは単に背の高い女優さんだとばかり思っていた。今もどの人がどちらの性なのかよくわからない。皆さんお綺麗なんですよね。

Blancaさんも話す声はほぼ女性。ところがこの歌声はたぶん男性。不思議。話し声は女性らしく作っているんだろうか? このお方も歌がとても上手い。


Billy Porter - For All We Know (2018)



オリジナルは1934年だそう。



Billy Porter - For All We Know (2018)
For All We Know (feat. Billy Porter and Our Lady J) [From Pose] - Single
Released: Jul 8, 2018
℗ 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation


これもドラマ『POSE』から。登場人物の一人Prayが、AIDSを患っている恋人に病院で歌いかける場面。Prayを演じるBilly Porterさんが歌ってます。上手い。

元々プロのシンガー(ミュージカルスター)で俳優、ポップスターとマルチなタレントの方らしいのですが、とにかく上手い。これで泣ける。

オリジナルは1934年の歌で数多くのカバーがリリースされている。このBilly Porterさんのカバーは、1972年のDonny Hathawayのカバーのアレンジだそう。

記録しておきます。



2018年7月10日火曜日

Whitesnake - Is This Love (1987)



ドラマの挿入歌として使われると名曲

 
 
Whitesnake - Is This Love (1987)

Album:  Whitesnake (30th Anniversary Edition)
Released: Jan 1, 1987
℗ 1987, 2017 This Compilation, Whitesnake Productions (Overseas) Ltd. under exclusive license to Parlophone Records Ltd, a Warner Music Group Company for World ex US, Canada & Japan / 2017 Saltburn, LLC, under exclusive license to Rhino Entertainment, a Warner Music Group Company for US, Canada & Japan

 
たった今、米のドラマ『POSE』の6話の録画を見終わった。いや~…このドラマはいいわ。Seriously。泣いた。いくつか泣いた場面があったのだけれど、最後の場面でこの曲が流れて思わず妙な声が出た。心を鷲掴みにされた。これは本当にいいドラマ。

この曲をまさかここで取り上げる日が来るとは。だってベッタベタのラブソングだもん。ちょっと恥ずかしいくらいじゃないですか…。MVはデビカバ氏が当時のデルモのガールフレンドとベタベタしてるやつだし。

しかしこれがいいドラマの場面に流れると最高。

 Is this love that I'm feeling 
 これが愛なんだろうか?僕が感じているもの
 Is this the love that I've been searching for 
 これがずっと捜し求めてきた愛なのか
 Is this love or am I dreaming 
 これが愛なのか?それとも夢を見ているのか?
 This must be love 
 きっとこれが愛に違いない
 'Cause it's really got a hold on me 
 僕を捕らえて離さないから
 A hold on me 
 離さないから

結構なお手前でございます。参りました。

人と人がどうしようもなく惹かれあう場面というのはぐっときます。禁断の恋なんだよね。これは本当にいいドラマ。すごいな。こんなにはまるとは思わなかった。

Whitesnake - Is This Love (1987)
Whitesnake - Still Of The Night (1987)


2018年7月9日月曜日

NHK プレミアムドラマ『弟の夫』全3回・感想








これもちょっと前に日本語放送TV JAPANで放送になったものを録画。全3話。日本での放送は201834日から318日まで。


いやーいい話でした。ほのぼの。一に把瑠都さん、二に把瑠都さん、三に把瑠都さん…という感じでした。把瑠都さんが素晴らしかった。
 
故・高倉健さんが「俳優は生き方が芝居に出る」とおっしゃっていたことを思い出した。このドラマの把瑠都さんは、演技に彼のお人柄…暖かさや優しさが溢れ出てましたね。まー本当に暖かい表情をなさるのね。それがドラマを見ていて一番の楽しみになったほど。
 
特に把瑠都さんのマイクと夏菜ちゃんとのやりとりが微笑ましい。いいシーンが沢山ありました。夏菜ちゃんが大きな熊さんと遊ぶように嬉しそうで可愛かった。
 
 
このお話は、主人公・折口 弥一の家に(カナダに住んでいて亡くなった)ゲイの弟・涼二夫だと言う男・マイクが訊ねてくる…という同性愛者のテーマを扱った作品。しかし話が展開していくにつれて普遍的な家族の物語になってましたね。
 
最初、弥一はマイクに対して不信感を抱いている。ところが娘の夏菜ちゃんがまずマイクさんを大好きになってしまう。そこから弥一の心も溶け始める。「同性愛者だから」と頑なだった弥一が少しずつマイクと打ち解け、最後にはマイクを守るために世間(学校の先生)に立ち向かう。マイクを理解できたことから弟・涼二への愛を思い起こし、その頃にはマイクも弥一の大切な家族になっていた。
 
 
子供はやっぱりすごいな。子供は偏見もなく「いい人」だと思ったらすぐにお友達になれる。把瑠都さんのあの優しそうな表情を見ていると、夏菜ちゃんがマイクさんの事を大好きになるのもわかりますね。このドラマは夏菜ちゃんの存在も大きい。
 
3話の中には、マイクを自然に受け入れる夏菜ちゃんのママ、マイクに興味津々の結姫ちゃん、それを警戒する結姫ちゃんの両親、ゲイである事を悩む中学生の男の子、そして涼二の高校時代のゲイのクラスメート…など様々な人々が出てきますが、全ての事柄が穏やかにストーリーに盛り込まれていたのもよかった。
 
マイクさんがいつもにこにこしていて何があってもとことん穏やかないい人で…、彼のおかげなのか、ドラマ全体に全てのことを(偏見も含めて)優しく包み込むような暖かさが流れてました。
 
最後にマイクが家族をつれてやってくるエンディングもいい。外国人と結婚した者から見ると、このドラマは「外国人が大切な家族になる」という話でもあるよなぁと思う。本当に暖かいいいドラマ。Feel Good Story。いい話です。
 
 
ところで把瑠都さんは、今年の5月、故郷のエストニアに帰国なさったそうです。なんと…びっくり。母国エストニアの国会議員になるんだそうです。もう日本で俳優さんとして拝見できないのは残念ですが、母国の国会議員のほうが大切ですね。どうかお元気で。日本に来てくださってありがとう