能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2016年5月18日水曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第19回「恋路」 5月15日放送



茶々さんが秀吉の側室になる回。ワタクシこの茶々さんの話は、秀吉の時代の話の中で、女性の複雑な心理が描かれる数少ない機会だと思うわけですが、新しいドラマがこのお題をどう料理するのかは毎回興味津々。

自分の親や弟を殺し、元々は自分よりも格が下の成り上がり者の男の側室になる事がどれだけ辛いことか…浅井家のお姫様として育った誇り高い少女にとっては、それは屈辱なはずなんですよ。その心理を詳しく描写するならば、この話は耐え難い悲劇。日曜8時にリアルに描いて喜ばれる題材ではないのかもしれない。特に現代の視聴者は暗い話を好みませんからね。

だからといって話を明るく創作すればとんだ茶番。しかし悲惨さをリアルに描けば重苦しい。このお題は現在の大河ドラマで描くには難しい話なのかも。そのせいか近年のドラマではサラッと流すような茶々さんの描写が多い。茶々さんの苦痛の部分にはあまり焦点を当てないんですね。


これが20年前の大河『秀吉』では、かなり可哀想な話として描かれています。そのことは以前『秀吉』の感想文に書いた。今回気になったので『秀吉』DVDの第40回を見直したんだけど、やっぱりあの松たか子さんの茶々さんは可哀想だ。今見れば演出も台詞も古臭いし、芝居も舞台劇風で決して自然だとは言えないんだけれど、全体に漂う雰囲気が非常に重苦しい。

実年齢で19歳の松たか子さんのイノセンスと、老けメイクをした(実年齢40歳の)竹中さんのコントラストがすごくて、決して自然な男女の関係ではないということは明白。秀吉の年齢51歳は、あの時代には老人。避けられない運命によりお爺ちゃんに嫁ぐことになった若い娘の悲劇。その老人は母の仇であり、元々は下級の家臣だったのだから尚辛い。目に涙を一杯ためた松さんの茶々さんは本当に可哀想だ。悲惨な話の悲しい描写。結果、それがドラマとしても強烈な印象を残す。


あのドラマに比べれば今回の茶々さんは軽い。心理も別の角度から描写。この茶々さんは不幸に苦しむのではなく、不幸な過去に耐えた結果、感情の全てを殺してしまったキャラとして描かれています。「人が死んでもなんとも思わない」。感情を殺したキャラにすればドラマがそれほど悲惨になることはない…のは狙っているんでしょう。

それにしても感情を押し殺せば、それがまた暗い表情に出るはずなんだけど、竹内さんの茶々さんには押し殺した心の闇もあまり見えない。女優さんの年齢は36歳だそうですが、若い娘のイノセンスも感じない。信繁とのやりとりを見ても、どうもお姉さんが信繁を手玉にとって遊んでいるように見える。それがいいのかどうかは好き好きでしょう。

竹内さんの茶々さんは、後に秀頼の母としてのシーンがあるのでそれを優先しての配役なのだろうけれど、同じキャラ設定なら10代の女優さんが演じるのも見てみたかった。

たぶん私が、可哀想な茶々さんを見たいんですね。悲惨なのを見て茶々さんは可哀想だと心を動かされたい。そういうドラマを見たい。だからこのお題をサラサラッと流されるとどうも物足りなく感じてしまう。

このドラマのトーンが全体に軽いことを考えれば、あまり重苦しくない茶々さんの話は三谷さんの意図なのだろう。悲しい記憶を殺し、感情を殺し、何があっても平気な茶々さん…しかし私はその目の奥に見え隠れする深い哀しみが見たかった

この茶々さんの軽さは現代の空気を反映したものでもあるのだろう。私より上の世代には茶々さんの置かれた状況は非常に辛いものに思えるのではないかと思うけれど、若い世代の人々にはそれほど悲惨には思えないのかもしれない。秀吉はお金持ちだからいいじゃん…と思う人もきっといる。そんな時代だからこの茶々さんも可哀想に見えないのか。


天才秀吉の小日向さんは最高。茶々さんを口説くシーンは名演。この天才秀吉にお願いされたらしょうがないかな…と思えそうだ。この秀吉は何事もその場その場で必死なのね。あの口説き方は、このドラマの秀吉のキャラに合ってますよね。子供みたいに小細工をせず真っ直ぐで必死。もちろんその後ろにある王者の傲慢さが怖いというのもあるのだけれど…。


●あらすじ
信繁は茶々との仲を噂されるが、秀吉が茶々を側室にすることで問題解決。真田のお兄ちゃんは本多忠勝の娘を嫁にもらうことになった。

★いちいち感想
◎信繁の見た秀吉と茶々の馴れ初め
・信繁は最初から茶々さんのお相手。禁止されている蔵を一緒に見たいと言う。なんだ簡単に入れるのなら一人で見にいきなさい
・そこは武器庫。茶々さんの身の上話。「親しい人達は皆殿下に殺されました。だから人が死んでもなんとも思わない。自分が死ぬのも怖くない。」んん…この茶々さんはイノセントに見えないのね。全部わかっていて信繁を誘っているように見えるぞ。
・↑前の茶々さんがあまりにも似てなくて可愛くなかったので描き直しました。茶々さん2号可愛いぞ。
・秀吉「茶々に惚れてしもうた」あ~寧々さんはお母さんなのね。こんなことで甘えられても困るよなぁ。こんな男には寧々さんももう嫉妬することもないだろうに。
・寧々さんが膝をはずすと秀吉が床にゴチっと頭をぶつける。
・聚楽第の話。茶々「源二郎がこなきゃヤダ」ひやひや。
・信繁と茶々さんの仲は巷で噂になっているそうだ。片桐さんにも「釣りあわんから」と釘を刺される。
・とうとう秀吉に呼び出されて問い詰められる。容疑は「源二郎が茶々さんを蔵に連れ込んだ」。
・信繁、もちろん「そのようなことは無い」と弁明。←ここはなんで信繁は正直に言わないのだ?黙っているから余計にこじれる。そのまま話せばいいのにね。だって信繁は今までにも秀吉には結構ずけずけ言ってるんですよ。先週も真田が攻めてくる…と脅してたし。茶々さんの性格は皆わかっているだろうから正直に言っても叱られないと思う。
・それにどうして秀吉も二人を全く疑わず、信繁にまた「茶々の話し相手になって欲しい」なんて野放しにするのよ。おかしいぜ。少しは疑ってもいいだろう。
・きりちゃんは現代人。「ほ~ルらほルらっ」って巻き舌か(笑)。信繁は清正が怖いのできりちゃんがお願いして秀次に相談。
・秀次君は芸術家枠で陽気な遊び人なのかしらね。人が良さそうだ。
・石田君は堅いね。肌もツルツルして陶器のよう。博多人形みたい。
・大谷さんが「大陸攻め」なんて重大問題をまた部外者に喋る。
・聚楽第完成。茶々さんが失言、おっと…。
・秀吉が笑っていないぞ…ね、だから正直に言えばよかったのに。今さら言うから秀吉を怒らせる。
・茶々さんの気まずい顔。
・秀吉の告白タイム。信繁はいなくてよろしい。
・この秀吉はいい。究極の愛の告白か。この秀吉は本気。小日向さんの表情が真剣。切実。やっぱりこの秀吉は子供みたい。いつも真正面からお願いする人。以前も家康にお願いしてましたね。「たのむ…たのむこのとおりおねがいおねがい」と言って押し通してしまう。強引なのに相手もなんとなく「う…うん」と言ってしまうのはこの秀吉の妙な魅力でしょう。子供なのね。妙に可愛い。なんだか「いや」と言いづらい。小日向さん名演。
・秀吉「そしておまえは天下人の妻となる。決めたことじゃ。…誰よりもわしはそなたを愛しいと思うておる。嘘ではない。この聚楽第で天下人の妻として暮らしてくれ。」茶々には「日の本一幸せな女子でした。」と言って欲しい。「わしが言わせてみせる」。←これは断れない。
・秀吉、すぐに寧々さんに報告。まるで子供ですね。寧々さんももう悩むことはないですよ。この男はしょうがない。
・大蔵卿局が茶々を叱るのがいい「日の本一口の上手い男ですよ。」確かに大蔵卿局は全てを見てきた人だから秀吉はいやですよね。なるほど。
・茶々さんは乗り気なのか。軽いな。
・役を解かれた信繁に、茶々さん「離れ離れになってもあなたはいつか戻ってくる。そして私達は同じ日に死ぬ」←おおお。友情の印の押し花をもらう。これは最終回に出てくるのかな…?
・…と思ったら
きりちゃんが食べた!食べた食べた食べた…
馬鹿野郎っ!(大笑)油断も隙もありゃしない。
・ナレーションはまたネタバレ。

◎駿府城
・パパとお兄ちゃんがまだ家康のところに滞在中。まっちゃんもいる。まっちゃんは全く性格が変わってないですね。木村さんは綺麗だ。
・家康、本多忠勝の娘を信幸お兄ちゃんと縁組。稲ちゃんは性格がきつそうだ。結婚はお仕事です。
・信尹叔父さんは頭が丸くなっているぞ。
 
 

2016年5月16日月曜日

お猫様H:手のひらで愛を受け止める




いや手の甲でお猫様の愛を受け止める。

一緒に和んでいるとお猫様はよく舐めてくれる。猫同士ならお互いの顔を舐め合ってグルーミングということなのだろう。人の手や腕、脚などをよく舐めてくれる。

しかしながら人には毛が無い。皮膚をそのままサンドペーパーのような舌でザリザリやられる。

痛い。

とても痛い。手のひらは皮膚が厚いのであまり痛くないが、手の甲はかなり痛い。腕も痛い。二の腕なんて悶絶するほど痛い。
 
それでもなすがままでしばらく我慢する。なぜなら舐めてくれるのは、お猫様のこちらへの愛情の表現だからだ。痛いとはいえ優しく愛情を示してくれているものを無下に拒否はできない。「ありがとう」と言ってお猫様からの愛はありがたく受け止める。
 
しかし痛い。時に額や頬を舐められると飛び上がるほど痛い。それにしても母猫というものはこんな強烈な愛を小さな子猫達にも与えるのだろうか。薄い皮膚の生まれたばかりの小さな子猫を、このザリザリした舌で舐めるのだろうか。猫の愛とは痛いものだ。
 
 
お猫様はよく甘噛みもする。手を舐めていると時々思いついたようにガジガジと噛み始める。人の手を捕らえるように床に押さえ込み、手首や指の付け根の骨を歯で確かめるようにゴリッゴリッと噛み始める。だんだん痛くなるので「痛い痛い痛い痛い…」と声を出すと「はっ」としたように口を離し、そのままザリザリと舐めてくれる。「おっとゴメンネ」と言っておわびに舐めてくれている様子なのだけれど、それも痛い。
 
どうやら人の手の関節のコリコリした感触が好みらしい。スイッチが入ったようにゴリゴリ噛んで止まらなくなるのは本能なのだろうと思う。狩ではああやって小動物の息を止めるのだろう。完全室内飼いのお猫様に小さな野生を見る。なんとなく感心する。なるほどなと学ぶことも多い。
 
もちろん噛まれて怪我をしたことは一度も無い。猫が人を傷をつけることは簡単なはずなのに加減をしてくれている。仲間を傷つけることはしないのだろう。ちゃんと考えてくれているのだ。

 
 

2016年5月15日日曜日

BABYMETAL:北米ツアー第一弾・無事終了!アメリカを車で旅する・雑記



行く所全て成功させて北米ツアーの第一弾が終わった模様。お疲れ様でした。58日のフェス・MONSTER ENERGY CAROLINA REBELLION、それから514日のフェス・NORTHERN INVASIONも共に初見の観客を沸かせ、大成功だったらしい。


NORTHERN INVASION



BABYMETALさんは、どこに行っても高評価。

もうこれが定番になりました。本当にすごいですね。ここでは取り上げませんでしたが、メタル界で有名なロブ・ゾンビ氏がBABYMETALを擁護してヘイター達とtwitter上で喧嘩をしてくれたそうな…。これなのね。BABYMETALの何がすごいって、行くところほとんどの場所でその道のプロの人々に愛されてしまう…これはただ事ではない。BABYMETALがただ者ではないという証拠。もう何も心配することはない。

どこに行っても成功するのが当たり前になったので、もういちいちここに書くこともなくなったのだけど、それにしても16歳と18歳の女の子達はこの事態をどう受け止めているのか…気になりますね。

今回彼女達はどんなアメリカを体験したのだろうか。


余談だけれど海亀は10年以上前に、ボストンからミネアポリスまで旦那Aが運転する車で旅をした事がある。途中色んな街に立ち寄りながら10日間ぐらいだっただろうか。

今回の最後のフェスNORTHERN INVASIONの開催されたSomersetが、ミネアポリス市のすぐ近くだったことでそのことを思い出した。途中でシカゴを通り過ぎたので、今回ツアーバスで移動したBABYMETALさん達と同じようなルートを通ったのだろうかと思う。その途中でチープ・トリック誕生の地Rockfordにも立ち寄った。

 アメリカはとにかく広い。

アメリカを車で移動すると国の大きさがよくわかる。大きな平野が延々と広がっていて、その中を高速の車で突っ走る。ラジオはもちろんその土地のClassic Rock StationJourney REO Speedwagonが鳴っている。何も無いだだっ広い大地の上の空の雲間から光が射すのを見て「ああこういう景色を見てアメリカの人々は信心深くなるんだろうか」などと思ったりする。
 
空の偉大さと美しさに感動し、それからまたハイウェイの沿道に視線を落とせば、車に轢かれた動物の死骸が転々と転がっているのが見える。ああ野蛮だ。少なからずショックを受ける。アメリカの人々にはこういう景色が当たり前なんだろうか。
 
 
変化の無い地形が続いて、次の街が見えてくる。途中のモーテルに止まって宿泊。そしてまた移動。1週間以上かけてミネアポリスに到着。車での移動に慣れない私達には大きな冒険だったけれど、あの辺りに住む人々にとっては土地から土地へ数日をかけて車で移動するのはあたりまえ。何事もスケールがでかい。アメリカの人はどこか大雑把な印象があるけれど、それもなんだか理解できるような気がする。
 
土地によって人々の気質が変わるのも面白い。ミネアポリスの辺りは北欧からの移民の子孫が多くて住人は白人ばかりらしい。動画から見たところ、ミネアポリス市近郊のフェスNORTHERN INVASIONが、ノースキャロライナのMONSTER ENERGY CAROLINA REBELLIONに比べておとなしい感じがしたのはそのせいだろうかと想像する。
 
 
アメリカはとにかく大きい。それぞれの地方によって人々の気質も異なる。それを実感すれば、一つのニュースを聞いて「ああ、だからアメリカは…」とは言いづらくなる。以前から私が「英国人は…」という言い方をするのに比べて、アメリカに関しては「アメリカ人は…」という言い方がなかなか出来ない理由はそういうところにある。「アメリカのこの地域の人々は…」「アメリカにはこういう人々もいる…」という言い方のほうが自然に思えるようになる。
 
BABYMETALさんが挑戦し、勝ちに行っているのはそのような大きな国なのだ。One OK Rockさんも同様、彼女達は本当に大きな事に挑戦している。北米のワンマンは全てソールドアウトしたというニュースも聞こえてきた。本当に凄いことです。
 
チームBABYMETALの皆様、北米ツアー第一弾の成功、おめでとうございます。
 
 
NORTHERN INVASIONでのキャッチーミーの楽器ソロに開いた口がふさがらん。あの曲最高。やっぱいいわ❤ 神バンドさんは進化している。

ギミチョコ!の新しい呼びかけで、アメリカの客のリアクションが薄かったのは、あの「ギンミーギンミー」が一瞬何を言っているのかわからないからではないかと思った。照れもあるかも。同じリズムなら例えば「ギンミーチョッコレッ」とか曲のタイトルならわかりやすいし客も照れないかもしれんぞ…イヤ、シランデスケド (^_^;)\
 
BABYMETALを擁護してヘイター達と喧嘩してくれたロブ・ゾンビ氏の曲。力強いお味方。
 


2016年5月11日水曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第18回「上洛」 5月8日放送



く~今回は辛い回やねぇ。全編を通して真田のパパのプライドがズタズタに引き裂かれる様子を描写。これは辛い。

パパも最初は今までどおり頑固に虚勢を張っているわけですよ「気に入らん。何様だ。秀吉に頭は下げん」。ところが上杉の直江さんはわざわざ説得しにくるし、家康も上洛した。もう後が無い。母のとりさんに相談すると「生き残る為に折れなさい」と言われる。

この回は真田のパパの話を通して、戦国の常識が覆った…時代が変わったことの描写。第15回は上杉。前回は家康。そして今回は真田。皆秀吉には従いたくない。しかし秀吉の圧倒的な力にはなすすべがない。無言で従うしかない。しかしこれに抵抗するのは戦国武将の意地。でも出来ない。いやーわかっていても辛いですよこれは。

だってその時代までの「力の強いものが勝ち残る世の中」はわかりやすいんですよね。戦って勝った負けたで上下が決まる。わかりやすいから納得もいく。しかし戦いもせずに敵に頭を下げるというのは戦国武将のプライドが許さない。くやしいよなぁ。しかしもうしょうがないのね。時代は変わったということです。そんなことをお兄ちゃんさえも口にする…。

真田のパパの悔しさを通して語る新しい時代への変化。草刈さんお見事。


●あらすじ
真田昌幸はとうとう上洛。真田は領地の安堵を保証されたかわりに、家康の配下に下るよう命令される。従う真田。家康は嬉しい。

★感想
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◆真田上洛まで
・上田城に信繁のお手紙が届く「真田は上洛すれば大名になれる」。それでも抵抗するパパ「気に入らん。アイツの家来にはならん。上洛はせん。」頑固。
・そこへ上杉の直江さんが説得にやってくる。真田のお兄ちゃんは時勢がわかっているのね。
・とりさんがパパへ「嘘でもいいから頭を下げる。強いものに従って真田は生き延びてきた。下手に出て牙を隠して、爪を隠して、秀吉が弱くなったら寝首を掻く。卑怯者で何が悪い」真田のサバイバル術を伝授。とりさん素敵です。
・矢沢の叔父さんが怒るのはしょうがないな。
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・悩む真田パパ。しかし上洛する。お兄ちゃんも一緒です。
・あてがわれた古寺にむっとする。
・信繁が石田さんに安宿の文句を言うと、石田「真田はただの国衆にすぎぬ」ひー。
・パパは大坂でも毛皮を着ている。大坂城を見て溜息。大坂城を攻める策を考えていると言うけれど、ただの空威張り。圧倒されているのね。
・気配りの信繁は、落ち込む父と兄を夜の街へ。「秀吉の招待」と嘘をつく。若いのに偉いのね。支払いが自分で出来るということは、秀吉の馬廻りのお給料を貰っているのかしら。
・それにしても吉野太夫は綺麗だ。
・厠へ立ったパパは吉野太夫を追いかけていったのかと思ったぞ。
・お兄ちゃん、秀吉の力を目の当たりにして「もう力で勝ち抜いてはいけない」と嘆く。ああこのお方にもしっかりと戦国武将のプライドがあるのね。彼も力でのし上がっていきたかった。
◆豊臣VS真田・1回目・秀次
・さて真田は、とっておきの山の幸ギフトセットを用意した。
・しかし石田学級委員長からダメだし。まー身も蓋もない。実はギフトラッピングのアドバイスをしてくれてるだけなんだけど、キツイな~。
・早速お兄ちゃんがむっとしている。パパはおろおろ。辛い。カメラがイジワルだ。
・公式の挨拶場面。さて出てきたのは秀次。あひゃ~。
・石田さんが全部喋って、秀次は「以上である」だけ。
・もちろんパパは怒る。信繁は板挟みで必死にフォロー。
・パパは意気消沈。プライドはズタズタ。
・そこに大谷さんが来て持ち上げてくれる。
・信繁、茶々さんを通して秀吉に直訴。文句を言う。秀吉はめんどくさいのね。信繁は秀吉を脅してるの?そんなの秀吉には効かんだろう。秀吉の機嫌が良くてよかったね。
◆豊臣VS真田・2回目・秀吉
・秀吉、毛皮を着て真田の前に登場。
・秀吉、会えば早速パパを相手に人たらし術を披露。パパの手を握り「わしは誰よりもそなたを家臣にしたいと思っておったぞ。」これが上手い。パパはもう何も言えない。本当は秀吉は真田の事を屁とも思っていないのね。めんどくさい問題が一つ片付いたと思ってる。パパのプライドなんて全く関係なし。しかしこの秀吉は強いな…。独特のカリスマ。納得。
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・そして命じられたのは、

家康の家臣(与力)になれ。

・うわーイジワル。信繁も絶句。しかし文句は言えない。秀吉強すぎ。
・畳み掛けるように「家康に挨拶していけ」。
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・そのニュースを聞いた家康は嬉しい嬉しい嬉しいな。笑いが止まらん。
・真田のパパはたそがれる。かわいそうですね。
・息子2人はいい息子達。
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・真田パパ、家康に対面。パパはくやしい。家康にとっては宿敵のムトーさんを配下に従えたことになる。
・家康「ともに力をあわせて…

うわっはっはっはぁざまあみろ\(^o^)/
ひーキビシー。

■まっちゃんの記憶蘇り問題
・出雲ダンサーズは今週も城内にいる。
・信繁はいつ千利休さんに茶をサシで点てて貰えるようになったのだ。出世したのか。
・そういえばまっちゃんの旦那さんはどこ?
・まっちゃん、記憶を失っても性格は変わっとらんねぇ。
・まっちゃんはダンスが下手なので真田の家族に返される。そのまま寧々さんの下で働くことになった。信州に帰らないの?
・家族と再会。かかとだけで記憶がもどるなんて、えええええええええええええええ?唐突じゃね?相変わらず大根に見えるキャラ作り。木村さんは綺麗なんですけどね。

■秀吉の心
・よくわからなかったのは秀吉の本心。
・太政大臣になったと言って、寧々さんの前では大喜び。
・なのに、茶々さんの前では「さほど嬉しくない…」。えーこれは読めない。信長の姪に気を使っているということ?どっちが本当なのかわからない。