能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2024年7月29日月曜日

米ドラマHBO 『The Gilded Age』(2023) Season 2・全8話:ハイソのソープ・オペラ







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『The Gilded Age』 (2023) Season 2
TV Series/米/カラー
/約50分・全8話/
原案/脚本:Julian Fellowes』
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HBOのドラマ 『The Gilded Age』のシーズン2。去年2023年10月の放送は見逃したのだけれど、今年の春に再放送をやっていたので録画。先日やっと見終わった。

オリジナルの放送は2023年10月29日~12月17日。全8話。

製作・脚本は、英国 ITV のヒット作 『ダウントン・アビー/Downton Abbey』 のジュリアン・フェロウズ/Julian Fellowes氏。彼が今回はアメリカ・ニューヨーク市の1880年代の物語を手がける。


時代の背景などの情報はシーズン1で書いたので省略。1880年代の米国ニューヨークの上流階級を描いたドラマ。登場人物はほぼ同じ。主役は新興成金のラッセル家の夫婦。通りの向かいにはオランダ系旧家のヴァン・ライン家の人々。彼らを中心に1880年代のニューヨークのハイ・ソサエティーの様子を描く。

既にシーズン1でドラマの基本の枠組みはわかっているので、シーズン2からは馴染みのキャラクター達がどのような日常を送っていくのかを追うことになる。


2話まで見たところで少し気付いたことがある。この閉塞感は何だろう?

このドラマの世界は狭い。どの国でもそうだと思うが(昔の)上流階級の人々は狭い世界に生きていた。並外れた資産を守るために彼らは危険を回避する…誰とでも付き合ってどこにでも出かけるわけにはいかない。友人関係も選択が必要。彼らに必要なのは信頼できる馴染みの顔ばかりの社交界の中での平和な生活。そして彼らは新参者を好まないから(そのこともシーズン1の感想に書いた)その世界は(安全だが)いつまでも小さく閉じている。広がらない。

まるで幽閉されているように…降りることのできない豪華クルーズ船での生活のように、彼ら上流社会の人々は自らの作り上げた小さな世界に生きるしかない。彼らは皆、都市の裕福な一画に豪邸を構え、夏にはロードアイランドのニューポートの豪邸に移動。メンバーは皆同じ顔ぶれ。ニューヨークの友人たちがほぼ全員ニューポートに移動してまた同じメンバーで夏を過ごす。どこに行っても同じ顔。すごい閉塞感。自由がない。

それからこのドラマは女性達のドラマでもある。シーズン1では鉄道王ジョージ・ラッセルの成り上がりストーリーも描かれていたと思うが、シーズン2のメインはバーサ・ラッセル夫人の社交界での成り上がり話。

そのせいなのか…旦那Aは第2話で見るのをやめてしまった。歴史の再現としては「ちょっと嘘っぽいよね」とも言っている。確かにわからないでもない。女の私にはラッセル夫人の成り上がり話が面白いのだけれど、男の旦那Aにはあまり面白くないらしい。

つまりは、このドラマは(シーズン1で)一旦話の枠組み…設定がわかってしまったら、後はだらだらと昼の奥様向けソープ・オペラとそれほど変わらないということだろう。あまり正確な歴史の再現でもなさそうだし。私には十分楽しめたけれど。


今回も様々なスパイスがあった。特に優秀なアフリカ系の女性ペギー・スコットの話は大きなスパイス。ニューヨークのハイソな女性達が小さな世界に閉じこもっている間に、ペギーちゃんは取材でアラバマ州まで遠征。彼女は上流階級の女性達にはできないことをやっている。

それからヴァン・ライン家の女主人アグネスの姪・マリアン・ブルック。彼女は(旧家の伯母にとってはルール破りの)「女性が自分の意志で物事を選択して生きること」の手探りをしている。彼女は鳥籠の中から出ようとしている。彼女のルール破りもこのドラマにはスパイス。


馴染みの顔…ラッセル家の夫婦ジョージとバーサ、彼女の息子ラリーと娘グラディス、またヴァン・ライン家の女主人アグネスと息子のオスカー、そしてアグネスの妹エイダ、姪のマリアン、そしてアグネスの秘書のペギー・スコットと彼女の両親。 また彼らと並行して、それぞれの家のバトラーや使用人や料理人達。彼らレギュラーのキャラクター達を中心に、社交界の人々…実在のアスター夫人や、マカリスター氏等々…と、すっかり見慣れた馴染みの顔を見てまったりと彼らのゆるい話を楽しむドラマになった。熟成したと言うべきか。このまま小さな閉じた世界でだらだらと話が続きそうだ。

相変わらずラッセル夫人はセクシーで魅力的。彼女の負けず嫌いの気の強さがいい。彼女が「勝つ」ととても嬉しい。夫のジョージと仲がいいのもいい。この夫婦は最初は悪役かと思っていたけれど、一番生々しく人間臭くてこのドラマでは一番魅力的だと思う。あ、お堅いヴァン・ライン家の人々も好き。


最後は綺麗に気持ちよくまとまった。いい話。いい気分でシーズンが終わる。それもまたよし。

次のシーズンも楽しみに待ちましょう。


ところで現在もロード・アイランド州/Rhode Island のニューポート/Newport には、当時の豪邸が残っていて観光地になっているのだそう。いつか訪ねてみたい。  





2024年7月28日日曜日

Modjo - Lady (Hear Me Tonight) (2000)



いい曲ですね



Modjo - Lady (Hear Me Tonight) (2000)
Album: Modjo (Remastered)
Released: January 1, 2001
2001 Modjo Music except Track 3: Modjo Music/Unidisc



音楽好きの海亀のパリへのトリビュート2曲目。これも開会式の橋の上のファッション・ショーの場面で流れていた。

さてこのファッション・ショーのことをネット上で調べたら情報が出てきたので書いておこう。

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開会式はチャプター8「Festivity」へ。残りの70国の選手団が入場。選手達がやってくる間、 セーヌ川上のドゥビリ橋/Passerelle Debilly//Debilly Footbridge上では、DJセットとファッション・ショーが行われる。フランスのDJ/プロデューサーの Barbara Butchさんがセットを担当。その間フランスの若いデザイナー達の作品を様々なセレブリティ達が纏って登場…モデルの中にはイタリアのパラリンピックのフェンシング選手 Bebe Vioさんも登場。
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このDJのBarbara Butchさんが橋の真ん中にいて後光の射したような帽子を被っていた女性。セットリストは全てフランスのポップス。そのセットリストも出てきたので記録しましょう。


Ça balance pas mal à Paris by Michel Berger & France Gall
Andy by Les Rita Mitsuko
DJ by Diam's
Histoire d'um soir – Bye bye les galères by Bibi Flash
Spacer by Sheila
Lady – Hear me tonight by Modjo
Intro by Alan Braxe & Fred Falke
Love Don't Let Me Go by David Guetta
L'Aziza by Daniel Balavoine
Chanson sur ma drôle de vie by Véronique Sanson
D.I.S.C.O by Ottawan
Besoin d'amour by France Gall
Music sounds better with you by Stardust
Kitsuné: Kass Limon by Jupiter & Kassav
Alexandrie Alexandra by Claude François
D.A.N.C.E by Justice
Je danse le Mia by IAM
Tombé pour la France by Etienne Daho
Voyage voyage by Desireless
L'amour à la plage by Niagara
Ça plane pour moi by Plastic Bertrand
Signatune (Thomas Bangalter Edit) by DJ Mehdi


今YouTubeでいくつか聴いてみたけれどいい曲が多い。なるほど、あの場面ではフランスのポップスを紹介していたのですね。なるほどな~。つくづくあの場面は(アメリカの放送のように)ぶつ切りにせず全部をちゃんと見たかったと思う。

ところであのDJの女性Barbara Butchさんはフランスでは有名なDJとレスビアンのアクティビストなのだそう。あの開会式はつくづく主張の多いショーだったのですね。なるほどな…全く気が付かなかった。だって私、普段からドラァグクイーンとかゲイカルチャーのクリエイティビティが大好きだからおかしいとは全く思わなかったのよ。普通のセンスの旦那Aもすごくよかったと言ってた。面白いショーだった。


さてこの曲「Lady (Hear Me Tonight)」について。フランスのハウス・デュオ・Modjoによる2000年にリリースされた曲。彼らのデビューアルバムのリード曲で世界中で大ヒット。アイルランド、イタリア、スペイン、スイス、英国を含む10か国で1位。米国のBillboard Hot Dance Club Playでも1位。曲全編で流れるギターは1982年のCHICの「Soup for One」をサンプリング。

Chic - Soup For One (1982) 


★Modjo
フランス、パリのhouse music duo。メンバーはプロデューサーRomain Tranchartさん (1976生) と、シンガーのYann Destagnolさん (1978生)。結成は1999年。活動期間は1999年から2003年まで。


MVがかわいいですね。フランスのティーン映画みたい。  



Lady (Hear Me Tonight)
Modjo
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Lady
今夜 聞いて
だって気分は最高だから
月明りの中で 一緒に踊れば
わからない?君は僕の喜び
Lady
思うんだよ
いつも君のことを 考えてばかり
僕は初めて 愛を感じてる
本当だってわかるんだ
君の目の表情を見るだけで
(Repeat)


Lady
今夜 聞いて
だって気分は最高だから

最近
思うんだ
僕は初めて 愛を感じてる

Lady
今夜 聞いて
わからない?君は僕の幸せなんだ

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Songwriters: Romain Tranchart / Yann Destagnol


ところでオリンピックは米国のテレビではすごく見づらいです。いつものことだけれど。コマーシャルばかりやっていて時間の無駄が多い。あんなに沢山のチャンネルがあるのに放送しているチャンネルは少ない。NBCのアプリをダウンロードしてほんの少しのまとめ映像が見れるくらい。ダメダメですね。放送も少ないから盛り上がりに欠ける。

私は体操と陸上、タヒチのサーフィンが見たい!


Stardust - Music Sounds Better With You (1998)



久しぶりに聴いたわ



Stardust - Music Sounds Better With You (1998)
Music Sounds Better with You - Single
Stardust
Released: July 20, 1998
℗ 1998 Because Music LC33186



音楽好きの海亀のパリへのトリビュートを2曲。

まずはフランスのハウス音楽トリオ・Stardustの1998年の曲「Music Sounds Better With You」。ああそうか…、昨日「ダフトパンクってもういないんだっけ」と書いてましたが、この曲ってダフトパンクのメンバーの方の一時的なプロジェクトだったのですね(後述)。


パリのオリンピックの開会式で、選手たちがボートでやってくる場面でいいダンス音楽が流れていたのだけれど、この曲もあの橋の上でのファッションショーで流れていたDJセットの中の曲。あの橋の真ん中の大柄な女性はDJだったのですね。


ところで、あれから開会式の皆の感想が見たくてネット上をつついたのだけれど、いや~~~~…あの開会式は大きな議論を呼んでいる…賛否両論なのだそう。特にあの「最後の晩餐」を真似た場面が問題になっているらしい。なんと…全くわからなかったわ。

あのキャットウォークは、ライブであるにもかかわらず、アメリカのNBCでは米国仕様で乱暴にぶつ切りにカットされていて(米国の選手のインタビューやスヌープDogさんが出て来たり等々を沢山はさんでいた)ほとんど映っていなかったと言ってもいい。

あの場面で出たらしい半裸の青いおっさんも(私が知る限り)アメリカのテレビには映ってないです(今録画を見直してきたけどやっぱり映っていないと思う。もしかしたらハワイだけかも)。たぶんその時間、米国のテレビでは米国の選手のインタビューを映していた。

え~~~~ちょっとびっくり…アメリカってライブの映像を調整するんだ。へ~~~~驚いた。まぁ米国は色々と野蛮な人々が多いのでテレビ局が自粛したのだろうな。ふーん…。


というわけで私には何の問題もなく、少し過激で混沌としたいかにも芸術の国フランスらしい開会式だったと思う。よかったと思いますよ。面白かった。


★Stardust
フランスのFrench house trio。メンバーはプロデューサー・Thomas Bangalterさん、DJのAlan Braxe さんとボーカルの Benjamin Diamondさん。この「Music Sounds Better With You」は1981年のChaka Khan の曲「Fate」のギター・リフをサンプリング。1998年に英国で初登場2位。また米国でもUS Billboard Dance Club Playで1位。
ところでプロデューサーThomas Bangalterさんは、あのDaft Punkのメンバー。
  ▼
★Thomas Bangalter
フランスのrecord producer、singer、songwriter、DJ and composer。Daft Punkのメンバー。1975年パリの生まれ。音楽家の両親の元に生まれ幼少期からピアノを学んだ。ティーンの頃にリセでGuy-Manuel de Homem-Christoと出会い、18歳の頃にDaft Punkを結成。

歌詞は…

  Ooh baby
  君と一緒だと音楽もよく聴こえるみたい
  愛が僕らを一緒にするのかもね

を延々とリピート。


MVは映画みたい。ストーリーがある。


2024年7月27日土曜日

2024オリンピック開会式/Paris Olympic Opening Ceremony ちょっとだけ感想



パリはハワイから12時間差だそうだ。なんと反対側にいるのね。というわけでこの地でパリのオリンピックの開会式が始まったのは昨日7月26日金曜日、ハワイの朝の7時ぐらいかな(現地は夜)。ライブでは見れないので録画して後で見ることにした。お昼近くにテレビを点けたらセリーヌ・ディオンが歌っていた。すごい。

昼間は外出していたので、夜になってから録画を鑑賞。CMを飛ばしながら見ても5時間ぐらいかな。


風変りで面白く、まとめるのはとてつもなく大変だったろうと思った開会式でした。全体にすごいショーだった。よかった。

選手達の入場はセーヌ川をボートで。これは後にも先にも今回だけではないかな。いつものスタジアムでの選手の入場では人数が多すぎて、途中からどの国がどうなってるのかもわからなくなることが多いのだけれど、今回は一つ一つの国を確認出来たのがよかった。普段なら見落としそうな国もひとつひとつ国名を確認しながら見た。特に小さい国…選手が2人や5人で参加している国の選手達がボートの上で嬉しそうに旗を振りながら踊っているのを見れたのは嬉しい。小さい国は応援したくなる。みんな頑張れ~。

サーフィン🏄はタヒチで開催されているのだそう。いいね🌴  

ボートで選手達がやってくる間にバックに流れていた曲が全ていいダンス・ミュージックだったのも良かった。選手達もみんなボートの上で踊ってた。


それにしてもパリの街の様々な場所で行われたショーは、スケジュールに沿ってまとめるのが大変だったのではないか。何の問題も無く完全に終わらせたのは本当にすごいと思った。

選手達がやってくるボートを映していたかと思ったらカメラが切り替わって録画されていた映像になり、それが現実の映像に繋がっていく…。催し物のロケーションが毎回変わるのになんとかスムースに繋がっていてすごいと思った。本当に本当に大変だったと思う。ただ出し物がてんこ盛りで選手たちが後回しになっている気もしたけれど。

選手たちのボートがそれぞれの橋に近づくと、それぞれの橋でのショーが始まる。私はあの細い棒の上で揺れている人達がすごいと思った。あれはサーカスですかね。あの足元はどうなっているのだろう。

建物の窓に自分の首を持った赤いドレスの女性が並んでメタルのバンドが出てきたのはびっくりした。外国人の私はフランス革命とは(様々な意味で)悲劇だと思うのだけれど、フランスの人々にとっては「支配階級を倒した」ことが今でもアイデンティティになっているのだろうな~などと思った。すごいよね。感覚が違う。(追記:あの建物、コンシェルジュリーだったんだ…うわー趣味悪いね笑)

橋の上でのファッションショーは、もう少しじっくりと見たかった。様々なものが同時進行で行われていたのできちんと見れないのはちょっともったいない。でも楽しそうでよかった。

実は私が一番盛り上がったのは、最後の方で出てきた水上を走る銀の馬。すんごいかっこよかった。いいですね~。あの馬は本当にかっこよかった。機械仕掛のあの脚の動きは本当に美しい。水の上を走る馬。浪漫。すごくよかった。見惚れた。そしてそれが本物の白い馬になって会場に入っていく。かっこよかったな~。

そして最後はセリーヌ・ディオンが全部持っていった。すごいな~。後で調べて知ったのだけれど、彼女はカナダのフランス語圏(ケベック州)の出身で、フランス語が第一言語の場所で育ったのだそう。だから彼女はフランス語が母国語なのですね。なるほどな~。歌のパワーがすごかった。旦那Aが泣きそうになっていた。圧倒されました。

あ、そうだ、最後に出てきたシンゴジラみたいに光を放つエッフェル塔もよかった。すごいね。  

あの燃える気球はどうなっているのだろう。あれは16日間ず~っと浮かんでいるのだろうか。

とばした箇所:CM全部とアメリカTVの解説、そしてバッハのスピーチ、イマジン。


というわけで週末の夜に面白かったです。フランスということでデビッド・ゲッタ/David Guettaさんが出るかと思ったけれど、何と今回彼は閉会式にも出ないのだそう。フランスってやっぱり捻くれてる?笑。もうダフトパンク/Daft Punkはいないんだっけ。ちょっと前にとりあげたランペラトリス/L'Impératriceは出てこないのかな。

またいつかパリに行きたいな~…。ホントニホント。あの街が好きだわ。  


日本の選手の皆さん応援してます!楽しみにしてる。頑張れ~~~~!!!



 for the Paris 2024 Olympic and Paralympic Games


2024年7月24日水曜日

Danny Chris x Crooked Bangs – Don't Tell Me What Love Is (2023)



去年の良曲



Danny Chris x Crooked Bangs – Don't Tell Me What Love Is (2023)
Don't Tell Me What Love Is – Single
Danny Chris, Crooked Bangs
Released: September 1, 2023
℗ 2023 Honua Records



この曲は去年の夏頃に米国のダンスチャートに入っていたと思う…と思ったらリリースは9月だった。暫くチャートに入っていたと思う。メモしていた。

この曲は情報がなかなか出てこなかった。Danny Chrisさんはドイツ人のDJなのだけれど、 Crooked Bangsは情報がほぼ無い。テキサス州のオースティンに同じ名前のバンドがいるけれどたぶん違うバンド。Crooked Bangsの名前でインスタグラムが出てきたけれど、AIのイメージだけ。

作曲はスウェーデンの作曲チーム…Dino MedanhodzicさんMaia WrightさんJohanna Janssonさんによるもので、曲のプロデュースはDino Medanhodzicさんとなっている。クレジットの在り方がよくわからないですね。


★Danny Chris
ドイツのSiegen出身のDJ、音楽プロデューサー。様々な他アーティストとのコラボ、またドイツ各地のライブで活躍中。


Don’t tell me what love is
Danny Chris x Crooked Bangs
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最悪になった
一晩で全て変わってしまった
争う価値があるのかさえ わからない
あなたは攻撃してくる
私の心にゲームを仕掛けてくる
でももう私はだまされない

愛が何か なんて言わないで
目を見開いて
愛が何か なんて言わないで
あなたのアドバイスはいらない
愛が何か なんて私に言わないで
Baby
Don’t tell me what love is


Don’t tell me what love is
Don’t tell me what love is
love love love is, love is
(Repeat)


全ては有害になった
でも私は簡単には壊れない
私に少しの「信じる心」があってよかった
もしあなたが近づいて
そして私のケーキを食べたら
覚えておいて それは替えの効かないものだから

愛が何か なんて言わないで
目を見開いて
愛が何か なんて言わないで
あなたのアドバイスはいらない
愛が何か なんて私に言わないで
Baby
Don’t tell me what love is


Don’t tell me what love is
Don’t tell me what love is
love love love is, love is
(Repeat)

What love is, baby
Don’t tell me,


愛が何か なんて言わないで
目を見開いて
愛が何か なんて言わないで
あなたのアドバイスはいらない
愛が何か なんて私に言わないで
Baby
Don’t tell me what love is

Don’t tell me what love is
Don’t tell me what love is
love love love is, love is

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Written by: Dino Medanhodzic, Maia Wright, Johanna Jansson


2024年7月23日火曜日

Tove Lo & SG Lewis – HEAT (2024)



曲は最高



Tove Lo & SG Lewis – HEAT (2024)
HEAT - EP
Tove Lo, SG Lewis
Released: June 14, 2024
℗ 2024 Pretty Swede Records



ゲイクラブでのシーンを映しているOfficialのMVがいけない。私には激しすぎ。男同志が絡むのはまぁいい。ドラァグ・クイーンのキャットウォークもいい。ピチピチの服のボーカリストもOK。しかしチンチン マイクはだめです笑。ワタクシは…mildly offended 😑

若い頃はHなイメージがかっこいいと思うし、そのかっこいいと思う気持ちが永遠に続くものだろうとも思う。エンタメやファッションのプロモーションにもエロなイメージは切り離せない。

しかしながらHなテーマを受け入れるのには年齢制限がある。もちろん子供には御法度だし、大人も年を取ると驚くほどそういうものが嫌になる(私は)。あまり見たくないものになる。女性は特にそうだと思う(個人差があるらしい)。自分でもその変化に驚くけれど嫌だからしょうがない。男女の絡みも露骨なのは嫌。だからOfficialのMVをとりあげるのは却下。品がない。

特にLGBTQ関連のプロモーションのイメージは、勝ち誇ったようにエロを強調するものが多い。それに私は閉口している。ドラァグ・クイーンがいい歌を歌ってるから(EDM関連も多い)とMVを見にいくと、半裸の男がむらむら絡んでいる映像が出てきてうんざりする。彼らは美しいしかっこいいしセンスもいいのだから、もっと上品にプロモーションして欲しい。


先週とりあげたBIBIさんとJackson Wangさんの「Feeling Lucky」はセクシーなイメージではありながら実はチューもしていない。あれぐらいマイルドなのがいい。


ただこの曲は異様なくらいキャッチー。ダンスMusicとして最高にノレる。すごくいい曲。この夏一番いい曲かも。米国のEDMチャートでは既に20位。英国のダンスチャートにはこれから入ってくるかな。だったらここでとりあげておこう。だって曲は大好きだもの。もっとマイルドなMVかVisualizerを出して欲しい。


★Tove Lo
Ebba Tove Elsa Nilssonさん。スウェーデンのシンガー・ソングライター。1987年生まれ。2006年に活動開始。ジャンルはElectropop、synth-pop、dance-pop、indie pop。彼女の曲は生々しく、グランジに影響を受けたポップスで、ローリング・ストーン誌は「スウェーデンのダークなポップ輸出品」と呼んだ。

★SG Lewis
Samuel George Lewisさん。英国人のシンガーソングライター+DJ+プロデューサー。1994年生まれ。ジャンルはDeep house、synth-pop、funk、electronic、alternative R&B。2014年に活動開始。2017年にVirgin EMI Recordsと契約。2019年に1stシングル「Blue」、今までにアルバムを2作品リリース。様々なアーティスト… Tove Lo、Dua Lipa、Mabel、Victoria Monét、Lucky Daye、Jessie Ware、JP Cooper、Raye、Ray BLK、Bruno Major、Frances, Clairo、 LANYなどとのコラボでも知られる。


HEAT
Tove Lo, SG Lewis
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[Chorus]
欲しいんでしょ
明らかに
もうわかってる
熱を受け取れないのね
私を見つめてる
見るのは無料よ
もうわかってる
ヒートを受け取れないのね

[Drop]

[Verse]
私の身体が欲しいのね でも私の身体は
あなたが触るには Too Much
準備は出来てるって? 出来てないでしょ
愛のパワーには
私の身体が欲しいのね でも私の身体は
あなたには豊かでセクシー過ぎる
私にはもうわかってる
ヒートを受け取れないのね

[Chorus]

欲しいんでしょ
明らかに
もうわかってる
熱を受け取れないのね
私を見つめてる
見るのは無料よ
もうわかってる
ヒートを受けられないのね
(repeat)

[Build]
You can't take the heat

[Drop]
You can't take the heat

[Chorus]
欲しいんでしょ
明らかに
もうわかってる
熱を受け取れないのね
私を見つめてる
見るのは無料よ
もうわかってる
ヒートを受けられないのね
(repeat)

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Writers: Tove Lo, SG Lewis & Totally Enormous Extinct Dinosaurs





2024年7月22日月曜日

Sonny Fodera & MK - Asking (feat. Clementine Douglas)(2023)



哀しい曲はダンスと相性がいい 



Sonny Fodera & MK - Asking (feat. Clementine Douglas)(2024)
Asking - Single
MK, Sonny Fodera, Clementine Douglas
Released:  July 7, 2023
℗ 2023 Solotoko




この曲は去年の秋頃に長い間チャートに入っていたと思う。今調べたらどうやらTikTokで若い人達がこの曲でよく踊っている動画もいくつか出てきた。そういうものでも流行ったのかもしれませんね。去年の10月30日に英国のシングルチャートで7位を記録。

★Sonny Fodera
英国ロンドン在住のオーストラリア出身の house music DJ、producer。2007年から活動開始。今までにアルバムを5作品リリース。

★MK
Marc Kinchenさん。米国デトロイト出身の DJ、record producer、remixer。1972年生まれ。特に英国ではダンスチャートの常連。

★Clementine Douglas
英国バーミンガム出身のシンガーソングライター。1998年生まれ。


I even gave you my keys to the Bimmer
 Bimmer, Beamer = BMW



Asking
Sonny Fodera & MK
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これが永遠に続いて欲しい
今を生きましょう

Oh, my baby


どこにいるの?
今あなたが必要なの
Ooh,
あなたここのところちょっとおかしいよね

昔あなたは私にあんな風に感じさせてくれた
信じられないくらい素敵に
あなただけが私を深く愛せるって 誓ったでしょ
でも酷い記憶喪失にかかったみたいね

一度はBMWの私のキーさえ 渡したのに 
あなたが乗りたいときに いつでも乗れるように
あなたがいてくれれば それでよかった
そして少しの優しさと


欲しかったのは あなただけ


わかってるでしょ
私が心を捧げるなんて 普段はやらないこと
自分の弱さを隠そうとした
わかってる あなたなんかいらない
だって あなたは嘘をつく 嘘を
いつも毎回 必ず

あなただけが私を深く愛せるって 誓ったよね
でも酷い記憶喪失にかかったみたい
一度はBMWの私のキーさえ あなたに渡したのに
あなたが乗りたいときに いつでも乗れるように


All I was asking for was you
欲しかったのは あなただけ


どこにいるの?
All I was asking for was you
You, you, you, you, you...

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Writers:  Clementine Douglas, MK & Sonny Fodera