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『Industry』 (2026) TV Series-Season 4/英・米/カラー
/約50分・全8話/
制作:Mickey Down, Konrad Kay』
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内容を詳しく追うのが結構重荷になってきた。自分のためにやっているのだけれど。このドラマはスピードが早いし、編集のせいで場面がどんどん入れ替わるし、脚本の言葉も情報も多くてついていくだけで大変。金融の専門用語も満載。それに今回は、ジムと編集長の会話に英語のイディオムが山盛り入っていて、何を話しているのかさっぱりわからない笑。ひとつひとつ書きぬいた。学生に戻って勉強しているようだ。
ともかく次のストーリーに進むのに迷わないように記録しておこう。
日本語での金融の専門用語をよく知らないので訳で使用する言葉がおかしいかもしれません。
★セグメント毎のあらすじ/全てネタバレ注意
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★ FinDigest誌 ジム・ダイカ―
FinDigest(経済紙)の記者ジム(Charlie Heaton)は(第3話の)ハーパーからの情報「サンダーランドの件」を含む「Tender社の裏情報」を探っている。(前回第3話でリリースされた)ジムのオンライン記事は Tender 社の株価にはほとんど影響を与えなかった。次に予定されている記事ではハーパー達の突き止めた「サンダーランドの件」と共に「Tender社のアフリカでの怪しい収支」について…ジムがガーナのアクラに向かい取材する予定(編集長からも GO サインが出た)。
しかし編集長はジムに、ハーパーの会社(ショート投資専門の)SternTao 社との関係は「市場操作」を疑われる危険があるので関係を断つように告げる。ジムはそれをハーパーに伝える。
一方 Tender 社は、最初の記事が出てから FinDigest 誌への圧力を強めたり緩めたり…随分神経質になっていることが伺える。編集長は早朝から電話で圧力をかけられたり…(株価にほとんど影響のなかった)ジムの記事にさえ Tender 社が神経質になっている(差し止め命令、脅迫、名誉毀損)ことから、ジムの取材している内容には実体があるのではないかと編集長は予測している。
Tender 社の WebHorizon での新しいアプリの発表の後、ジムはホイットニーに直接「サンダーランドのオフィスの件」を詰め寄るが、ホイットニーはそれを否定。
その後、保守派の新聞 The Spectator 紙が「The men who hates Britain/英国を嫌う男たち」のタイトルで記事をリリース。その記事には FinDigest 誌のジムと編集長、SternTao 社のエリックなどが写真入りで中傷されていた。
ジムは薬物の使用、そして(第1話の冒頭で)酔った勢いで一夜を過ごした Tender 社のヘイリーから性的暴行の疑いをかけられ(ヘイリーは告訴を検討中)FinDigest 誌から解雇される。
その夜、ジムはドラッグのオーバードーズで意識を失う。
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始まって直ぐのジムと編集長の電話の会話が、英語のイディオム満載で意味が全く分からなかった。英国人の喋りだと思うが、このような話し方をする米国人を私は知らない。イディオムを書きぬいた。
● Shot in the dark
= an act whose outcome cannot be foreseen; a mere guess.
当てずっぽう、ヤマ勘、確証のない推測
● Their response to the "Tender, investigated" piece, it's as subtle as a Slade song in truth. Injunction, threat, defamation.
これはイディオムではないが、70年代の騒がしいグラムロックバンドの「Sladeぐらい微かな」…つまり意味は全く微かではない…穏やかではない
● A dog's dinner
=British idiom describing a situation, project, or, occasionally, an appearance that is a complete mess, chaotic, or poorly organized
(英国英語)ひどい混乱、めちゃくちゃな状態、台無し
● clean the slate
=to make a fresh start by ignoring past mistakes, failures, or debts, effectively resetting a situation
stern and curt rebuke
白紙に戻す、過去を精算する、心機一転やり直す
● Far more meat on the bone
=something has significantly more substance, depth, detail, or value than previously presented
もっと実体、価値、意味がある
● glass jaw
=A fighting vulnerability where one is easily knocked out via a single hard blow to the chin or jaw
弱い顎、弱点、弱さ
● I'll get legal to word a stern and curt rebuke.
=severe, sharp, and direct expression of disapproval delivered with very few words
厳しく鋭い直接的な非難
● Air gapped computer
=a computer or network is physically isolated from unsecured networks
オフライン、Wi-Fiでもネットと繋がっていない状態。ハッキングされることはない
● displays of brute force in a velvet glove?
=An iron fist in a velvet glove
outwardly gentle, polite, or courteous, but inwardly firm, resolute, or ruthless when necessary
表面上は穏やかだが、内面では必要に応じて毅然とした態度、断固とした態度、冷酷な態度をとる
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★ SternTao社
(第3話)で SternTao 社は Tender 社の株を 5億ドル(500 million)ショート投資をしている。ジムの書く次の記事で Tender 社の株価が下がることを期待している。
しかし Tender 社の評判は新しいオンラインバンキング・アプリの発表で上がっている。
ジムの最初の記事が株価に影響しなかったことから、彼の次の記事が株価に影響することの確証はない。他の出版社に「サンダーランドの件」を話すか、それともオンラインで Tender 社自らが情報を流すか…Hindenburg や GlassHouse のように…などなどの考えを巡らしている。しかし Tender 社の中傷記事を流すことは、ひとつ間違えれば Tender 社に訴えられる危険性もある。
…SternTao社は焦っている。
投資は
10 million エリック(Ken Leung)
100 million 仏投資家Pierre
140 million 他の投資家から集めた
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計 250 million をマージン(証拠金)として
500 millionのショート投資
またスイートピー(Miriam Petche)は(Tender社の元CEO)ジョナ(Kal Penn)に連絡を取った。ジョナは彼女にTender社内のメールを送ることを約束する。ジョナは現在ホィットニーを不当な解雇で訴えている。
そして Tender 社のアフリカCFOであるトニー・デイを特定する。
トニーは2011年にガーナの首都アクラへ移住。2度事業に失敗したが、突然 Tender 社のアフリカ支社のCFOに抜擢された。Tender 社の名でローカルの決済処理会社 SwiftGF を 50 million ドルで買収…疑わしい地域買収を監督していたことを知る。 ハーパー(Myha'la Herrold)はスウィートピーに、デイの拠点の(ホイットニーも頻繁に訪れる)アクラに行きさらなる調査を促した。
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Hindenburg Research LLC
U.S. investment research firm with a focus on activist short-selling founded by Nathan Anderson in 2017. Shut Down 2025.
GlassHouse Research
GlassHouse Research is comprised of forensic accountants and analysts who have worked for prominent Wall Street hedge funds and boutique forensic accounting firms.
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★ Tender社
Tender 社はオンラインバンキング・アプリのリリース準備を進めている。ヘンリー(Kit Harington)は積極的にアプリの開発に関わっている。今のところ Tender 社には国からの銀行ライセンスが下りていない(らしい)。それで古い銀行の Al-Miraj Pierpoint 社と組んでアプリをリリースしようとしている。
新旧の両者が組む利点は…PierPoint 社には Tender 社のもたらす新しいテクノロジー(Tender 社の始まりはオンライン決済処理会社でそのノウハウがある)を、また Tender 社には PierPoint 社との共同アプリ発表で信頼と新規銀行事業への本格的参加を試みている… Tender 社はこれから銀行ライセンスを取得する予定なのだろう。
今の Al-Miraj PierPoint 社の顧客は中東の富裕層が多いと思われる。Tender 社の将来の顧客は英国一般市民。おそらく顧客を奪い合うこともないのだろう。新規の共同事業は両方に利益をもたらす見込みで、また PierPoint のアプリ事業は政府から、特に首相からもサポートを得ている。
その自信から Tender 社は PierPoint 社に10億(1 million)ドルの投資を打診。結果 CoCo 債(Contingent convertible bond ㊟後述)で10億ドルの投資を確保する。
ホイットニー(Max Minghella)はハーパーがジムと会っている写真を入手し、SternTao 社が Tender 社の株を空売りしていると推測。そのことをヤスミン(Marisa Abela)に知らせる。
ヤスミンはヘンリーの伯父 ノートン卿(Andrew Havill)に 保守派のThe Spectator 紙で、ハーパーの SternTao 社と FinDigest 誌が共謀しているとして「英国の進歩と発展を妨げる敵」として両社の中傷記事を書くように依頼。ホイットニーの持つハーパーとジムの写真も記事に使われることになる。
またヤスミンは、ホイットニーの部下ヘイリー(Kiernan Shipka)が(第1話で)ジムと関係を持ったことでナーバスになっているのを見て「あなたは彼に暴行を受けた」と囁く→その入れ知恵でヘイリーはジムを訴えることを思いつく。→ジムは FinDigest 誌から解雇される。
ヤスミンはヘンリーが WebHorizon の技術コンファレンスの舞台上でアプリを発表するように手配する。
ヘンリーは Tender 社での自分の存在に自信を持てずにいる。Tender 社内のことも全てが明らかにされていないと感じているし、またホイットニーがよくアフリカに出かける理由も知らされていない。不安を募らせるヘンリーをヤスミンが励ます(彼女自身の野心のために)。
疑念を抱きながらもヘンリーは WebHorizon で力強いスピーチを行う。 Tender 社の「誠実さ」を押し出しスピーチは成功する。
WebHorizon のスピーチの後で、FinDigest 誌のジムはホイットニーに「サンダーランドのオフィスの件」で詰め寄るが、ホイットニーはそれを否定。
ホイットニーはヤスミンを広報部長に任命する。ヤスミンはヘイリーを昇進させる。
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㊟ Contingent convertible bond(CoCo債・ココ債)(Putable CoCo bonds?)
銀行などの金融機関が自己資本を強化・増強する目的で、経営悪化時に元本削減や強制的な株式転換を伴う高いリスク(かつ高利回り)の社債を販売する。
どうやらこのストーリーでは PierPoint 社がTender社に 1 billion の投資だけをするのではなく、Tender 社の発行する CoCo 債を PierPoint 社が買い取って結果的に 1 billion を Tender 社に渡すということらしい。Tender 社が危機に陥った時(株価が下がった時)に、PierPoint 社は CoCo 債での投資を回収する。それで Tender 社はますます大きな危機に陥ることになる。おそらくそうなるのだろう。
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★ Rishi
リシ(Sagar Radia)は、義母に息子ヒューゴの姓をスミスに変更させ、面会を継続する条件を飲んだ。(社を解雇されたジムは)後半にリシと出会い共にコカインを摂取。過剰摂取で意識不明に。警察が到着し、リシはバルコニーから飛び降りて逃走を図るが、両足首を骨折して逮捕される。
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以上ストーリーの流れを記録。
今のところ Tender 社の評判はいい。株価も上がっている。しかし後ろに様々な裏取引があるらしく、それが明るみに出れば株価は下がる。それで HerperStern 社がショートの儲けを出すという話だろう。また PierPoint 社の CoCo 債での 1 billion ドルの投資も回収されTender 社は破産かな。予想。
ヘンリーはお坊ちゃんらしくイノセント…すぐ落ち込む弱さ。そんな彼をヤスミンがステージママのように操っている。ヤスミンは他の様々な事柄も操っている。ホイットニーは隠れゲイ(バイ)でヘンリーを気に入っているらしい。ヤスミンがそれに気付いている。また最後に第3話でのことでヘイリーがヤスミンを脅し始めた。
最後の15分のドラッグ漬けのシーンは見ていられなくて退屈したのだが、もしかしたら脚本の意図は…同じ街に5億ドルの投資をしている者達がいて、また酔っぱらって薬物に溺れる者達もいる…そのような社会の歪みを描いたのかもしれぬとも思った。
投資は
10 million エリック(Ken Leung)
100 million 仏投資家Pierre
140 million 他の投資家から集めた
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計 250 million をマージン(証拠金)として
500 millionのショート投資
またスイートピー(Miriam Petche)は(Tender社の元CEO)ジョナ(Kal Penn)に連絡を取った。ジョナは彼女にTender社内のメールを送ることを約束する。ジョナは現在ホィットニーを不当な解雇で訴えている。
そして Tender 社のアフリカCFOであるトニー・デイを特定する。
トニーは2011年にガーナの首都アクラへ移住。2度事業に失敗したが、突然 Tender 社のアフリカ支社のCFOに抜擢された。Tender 社の名でローカルの決済処理会社 SwiftGF を 50 million ドルで買収…疑わしい地域買収を監督していたことを知る。 ハーパー(Myha'la Herrold)はスウィートピーに、デイの拠点の(ホイットニーも頻繁に訪れる)アクラに行きさらなる調査を促した。
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Hindenburg Research LLC
U.S. investment research firm with a focus on activist short-selling founded by Nathan Anderson in 2017. Shut Down 2025.
GlassHouse Research
GlassHouse Research is comprised of forensic accountants and analysts who have worked for prominent Wall Street hedge funds and boutique forensic accounting firms.
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★ Tender社
Tender 社はオンラインバンキング・アプリのリリース準備を進めている。ヘンリー(Kit Harington)は積極的にアプリの開発に関わっている。今のところ Tender 社には国からの銀行ライセンスが下りていない(らしい)。それで古い銀行の Al-Miraj Pierpoint 社と組んでアプリをリリースしようとしている。
新旧の両者が組む利点は…PierPoint 社には Tender 社のもたらす新しいテクノロジー(Tender 社の始まりはオンライン決済処理会社でそのノウハウがある)を、また Tender 社には PierPoint 社との共同アプリ発表で信頼と新規銀行事業への本格的参加を試みている… Tender 社はこれから銀行ライセンスを取得する予定なのだろう。
今の Al-Miraj PierPoint 社の顧客は中東の富裕層が多いと思われる。Tender 社の将来の顧客は英国一般市民。おそらく顧客を奪い合うこともないのだろう。新規の共同事業は両方に利益をもたらす見込みで、また PierPoint のアプリ事業は政府から、特に首相からもサポートを得ている。
その自信から Tender 社は PierPoint 社に10億(1 million)ドルの投資を打診。結果 CoCo 債(Contingent convertible bond ㊟後述)で10億ドルの投資を確保する。
ホイットニー(Max Minghella)はハーパーがジムと会っている写真を入手し、SternTao 社が Tender 社の株を空売りしていると推測。そのことをヤスミン(Marisa Abela)に知らせる。
ヤスミンはヘンリーの伯父 ノートン卿(Andrew Havill)に 保守派のThe Spectator 紙で、ハーパーの SternTao 社と FinDigest 誌が共謀しているとして「英国の進歩と発展を妨げる敵」として両社の中傷記事を書くように依頼。ホイットニーの持つハーパーとジムの写真も記事に使われることになる。
またヤスミンは、ホイットニーの部下ヘイリー(Kiernan Shipka)が(第1話で)ジムと関係を持ったことでナーバスになっているのを見て「あなたは彼に暴行を受けた」と囁く→その入れ知恵でヘイリーはジムを訴えることを思いつく。→ジムは FinDigest 誌から解雇される。
ヤスミンはヘンリーが WebHorizon の技術コンファレンスの舞台上でアプリを発表するように手配する。
ヘンリーは Tender 社での自分の存在に自信を持てずにいる。Tender 社内のことも全てが明らかにされていないと感じているし、またホイットニーがよくアフリカに出かける理由も知らされていない。不安を募らせるヘンリーをヤスミンが励ます(彼女自身の野心のために)。
疑念を抱きながらもヘンリーは WebHorizon で力強いスピーチを行う。 Tender 社の「誠実さ」を押し出しスピーチは成功する。
WebHorizon のスピーチの後で、FinDigest 誌のジムはホイットニーに「サンダーランドのオフィスの件」で詰め寄るが、ホイットニーはそれを否定。
ホイットニーはヤスミンを広報部長に任命する。ヤスミンはヘイリーを昇進させる。
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㊟ Contingent convertible bond(CoCo債・ココ債)(Putable CoCo bonds?)
銀行などの金融機関が自己資本を強化・増強する目的で、経営悪化時に元本削減や強制的な株式転換を伴う高いリスク(かつ高利回り)の社債を販売する。
どうやらこのストーリーでは PierPoint 社がTender社に 1 billion の投資だけをするのではなく、Tender 社の発行する CoCo 債を PierPoint 社が買い取って結果的に 1 billion を Tender 社に渡すということらしい。Tender 社が危機に陥った時(株価が下がった時)に、PierPoint 社は CoCo 債での投資を回収する。それで Tender 社はますます大きな危機に陥ることになる。おそらくそうなるのだろう。
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★ Rishi
リシ(Sagar Radia)は、義母に息子ヒューゴの姓をスミスに変更させ、面会を継続する条件を飲んだ。(社を解雇されたジムは)後半にリシと出会い共にコカインを摂取。過剰摂取で意識不明に。警察が到着し、リシはバルコニーから飛び降りて逃走を図るが、両足首を骨折して逮捕される。
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以上ストーリーの流れを記録。
今のところ Tender 社の評判はいい。株価も上がっている。しかし後ろに様々な裏取引があるらしく、それが明るみに出れば株価は下がる。それで HerperStern 社がショートの儲けを出すという話だろう。また PierPoint 社の CoCo 債での 1 billion ドルの投資も回収されTender 社は破産かな。予想。
ヘンリーはお坊ちゃんらしくイノセント…すぐ落ち込む弱さ。そんな彼をヤスミンがステージママのように操っている。ヤスミンは他の様々な事柄も操っている。ホイットニーは隠れゲイ(バイ)でヘンリーを気に入っているらしい。ヤスミンがそれに気付いている。また最後に第3話でのことでヘイリーがヤスミンを脅し始めた。
最後の15分のドラッグ漬けのシーンは見ていられなくて退屈したのだが、もしかしたら脚本の意図は…同じ街に5億ドルの投資をしている者達がいて、また酔っぱらって薬物に溺れる者達もいる…そのような社会の歪みを描いたのかもしれぬとも思った。