能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2021年6月13日日曜日

David Guetta - Get Together (2021)



元気がいいね



David Guetta - Get Together (2021)
Get Together – Single
David Guetta
Released: May 7, 2021
Under Exclusive Licence to Warner Music France, 
Label Parlophone, ℗ 2021 What A DJ Ltd



女の子が積極的に男の子を誘っている歌。元気がいいです。西洋の女の子はこんな感じなのか。

またまたゲッタ先生の曲。最近よくネット上でゲッタ先生の曲を見かけるのですが、彼はまだまだ元気がいい。以前、もう10年ぐらい前にゲッタ先生が欧米で大ヒットしていて、私は「売れ過ぎている人のセンスは眉唾」だと疑っていたのですが、いや~…最近の元気のいい曲の数々を聴いていると…やっぱり彼は上手い職人です。アレンジする曲が全部キャッチー。うまい。もう50歳も過ぎているのにまだまだ現役バリバリ

この曲も野太い強気な女の子のボーカルの後ろに流れるカリカリとキレのいい音の部品がとても気持ちいい。ものすごくキャッチー。やっぱ上手いです。ノリノリ。


Abby-Lynn Keen/aB Keen
ボーカルを担当。彼女は作曲にも関わってます。
ロンドン出身のシンガー・ソングライター。なんとなんとなんと…彼女はあの「Bed」のRayeちゃんの妹?姉?シスターだそうです。ぇええええええびっくりびっくりびっくり。2019年にはミニアルバム『October』もリリース。姉妹揃って歌が上手い!
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昨日間違ってアメリカのシンガー Bebe Rexhaさんがボーカルだと書いたのですが、取り上げたMVもファンが作ったものだったらしいです。Bebeさんはこの曲には全く関係ないそうだ。


またまた趣味の意訳。スラングは若い人の文化に漬かっていないとよくわからないので間違ってるかも。

Stop whiling:whilingでスラング辞書を見ると「when someone is going crazy or just a little hyper.」とあるので「カリカリすんなよ」見たいな感じかと思うのですが、それではどうも意味が変なので、うろたえてるとか…そんな感じかなとジタバタ
Wind me up:普通はイライラなんだけど、ここでは興奮してる感じでドキドキ
I might just sign you up:これ「契約する」…なので男の子に契約してもいい…ボーイフレンドにしてあげてもいいわ…かな
wrtiting's on the wall:旧約聖書の故事に由来した「不吉な前兆」だそうですが、旦那Aによれば「もう決まり、避けられない」などというニュアンスだそうだ。それにこれは前の行の「Got my number you can call」と韻を踏んでますね


Get Together
David Guetta
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忘れられないたった一つのもの
一度だけの人生
今夜がその夜
もう彼女には二度と会えないかも


今何時?
今何時かわかる?
科学者じゃなくても
わかるでしょ 私が乗り気なこと

ジタバタしないで
早くして 私熱々
飛び込みたい?
じゃあまずこっちに来てよ

今12時45分
あなたの身体に目をつけた
これから15分くらいで 今夜あなたは私のものかも
私の電話番号あるでしょ
ワルい予感

Yeah yeah
私達が一緒になったら
あなたは私を夢中にさせる
心臓が変なビートで打ってる
私達が一緒になったら
目を閉じるたび
あなたの肌が私の肌の上に
私達が一緒になったら

ドキドキしてる
ねぇどうするの ねぇ
話してもいいわね ね
それとも今はっきりさせて

約束する
高みに連れて行ってくれるなら
ボーイフレンドにしてあげてもいいわ
それからゆっくり始めてもいい

今12時45分
あなたの身体に目をつけた
これから15分くらいで 今夜あなたは私のものかも
私の電話番号あるでしょ
ワルい予感

Yeah yeah
私達が一緒になったら
あなたは私を夢中にさせる
心臓が変なビートで打ってる
私達が一緒になったら
目を閉じるたび
あなたの肌が私の肌の上に
私達が一緒になったら


行き過ぎた 復活できない
とてもスムースで バターになったみたい
今夜最後までつれてって
今夜最後まで


あなたはちょっとめんどうかもね
熱過ぎて夏みたい
今夜最後まで
私達が一緒になったら
あなたは私を夢中にさせる
心臓が変なビートで打ってる
私達が一緒になったら
目を閉じるたび
あなたの肌が私の肌の上に
私達が一緒になったら

私達が一緒になったら

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Source: Musixmatch
Songwriters: ierre David Guetta / Brandi Nicole Flores / Jenson Vaughn / Shannon Hilversum / Ruthy Sarah Meryl Raba / Abby-lynn Keen / Bas Daalen
Get Together lyrics © Ultra Tunes Canada (socan), Three Bump Hill, Jackback Publishing Limited







2021年6月7日月曜日

米ドラマ FX『Pose』(2021) シーズン3-1994 感想:セーフティネットとしての「家族」



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『Pose』 (2021) TV Series-Season 3/米/カラー
/約60分・全7話/
製作:Steven Canals, Brad Falchuk, Ryan Murphy』
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見終わった。終わってしまいました。あ~これで終わりか。名残惜しいな。このドラマは本当によかった。なんと言ったらいいのか…こちらの期待もあったし、それに答えてくれた部分もあれば、そうでなかった部分もある…全体にドラマシリーズとして完璧かと言えば、たぶんそうではない(エピソード毎のペースにばらつきがあり、内容もトーンも凸凹していてスムースな流れのドラマだとは言いがたい)。

しかしよかった。魅了された。なぜだ? 

私…きっとこのドラマのキャラクター達が大好きになったからなのですよね。彼/彼女達が好きになった。理由は色々。トランスの女性達がただただかっこいいこと。しなやかなゲイの男の子達もかっこいい。見ているだけでも嬉しい。そしてもちろんキャラクター達それぞれのストーリー…人物を描く脚本がきっと上手いのですよね。いろんなタイプがいてそれぞれが魅力的。皆の事をもっともっと知りたくなる。彼/彼女達がどうなるのか見守りたくなる。そして彼らの温かい「ハウス=新しい家族」のあり方もいい。だから…もうこれで終わり? すごく寂しい。


日本でのこのドラマは、米国より遅れてNetflix/ネットフリックスでリリースされると聞いている。だからファイナル・シーズンのネタバレを書くことはやめようと思う。誰がどうなってこうなる…などという話はやめよう。その代わり全体の感想を書く。

最終回は2時間でした(2エピソード分を一度に放送したらしい)。さっき見終わった。最終回は様々な事柄がてんこ盛りで…内容が多すぎるから多少無理をしながらも…なんとか綺麗にまとめた感じ。ちょっと疲れた。


それにしてもファイナル・シーズンの最終回を見てあらためて思ったのは、このドラマ…最初は1シーズンで完結の予定だったのではないかということ。シーズン1はそれだけで本当に綺麗によくまとまっていた。あれが元々このドラマの完成形だったのかも。そう考えれば、シーズン2とシーズン3が、様々な事柄を必要にせまられてとってつけたような印象だったのも納得できる。

というのも…シーズン1は人物達の心を掘り下げ、キャラクター達に寄り添ったパーソナルな物語だった印象。その後シーズン2とシーズン3は、政治や主張、LGBTQの人々の主張、抗議活動、社会活動の歴史、HIVに関する医療関連の事実などなど…無知な視聴者にとって教育的な内容がかなり多いと思ったから。私もなるほどと考えさせられたし学ぶことも多かったのだけれど、…しかしこれはどうだろう…制作者達は最初からこういうドラマにするつもりだったのだろうか?

私はシーズン1を見て、このドラマはトランス・ジェンダーの女性達の日常、彼女達の複雑なアイデンティティと繊細な心を描く話だと思ったのですよ。だから3シーズン全体を見た後では…ちょっと印象が違った。

しかしながら、シーズン1のエンディングでその後の彼/彼女達がどうなるのか、はっきりとした結論を出さずに終わったのに比べ、シーズン2では社会を描き、シーズン3では時代の移り変わりを描いたことから、全シーズンで(時代の流れに沿った)キャラクター達の生活の変化と将来への希望が描けたのはよかったと思う。うまくまとまりましたね。


ではこのドラマで描きたかったのは何だったのか?
ちょっとリストアップしてみよう。

 トランス・ジェンダーの女性達
 80年代後期から90年代のニューヨークのボールルーム・カルチャー
 LGBTQの人々の日常と恋
 LGBTQの人々と(彼らが生まれ育った)家族との難しい関係
 LGBTQの人々がHOUSEに集い家族として助け合って暮らす
 LGBTQのコミュニティーに広がるHIVの恐怖
 AIDS Coalition to Unleash Power (ACT UP)/エイズ解放連合の活動
 トランス・ジェンダーの女性達に迫る暴力
 LGBTQの権利の主張、差別に対しての抗議活動
 HIVのケアで起こる人種差別問題への抗議活動
この中でシーズン1のテーマは上から6項目まで

またこのドラマのシーズンごとの構成は、

人物達のパーソナルな話でシーズン1をスタートし、
シーズン2ではHIVの脅威と、「LGBTQの人々 VS 社会」を大きなテーマにし、
そして最後のシーズン3では社会的なお題を散りばめながらも、キャラクター達それぞれのストーリーを完結。


そしてこのドラマ全体の大きなテーマは、世の中から受け入れられなかったLGBTQの人々が共に助け合って「家族」をつくり助け合いながら生きていく話

…彼らのコミュニティーの中の誰かが、リーダー/Mother・Father/お母さん・お父さんになってHOUSE/ハウスを作り、皆がその元に集まって共に暮らす。(まだまだ差別や偏見の多い世の中では)彼/彼女達が個人個人で生きることは難しい。だからそんな社会的に弱い者達が「家族」として共に暮らし助け合う。彼らにとっての新しい「家族」というセーフティネットを作る。

結果…自分の属する「家族」のサポートがあるから何があっても帰ってこれる場所ができる。失敗をしても「ハウス/家」に帰って来てまた出直せる。やり直してまた生きていける。「家族」のメンバーが弱い者を手助けし、皆がいつか独立できるようにサポートする。そんな「家族」の元で、メンバーは学校に行き、仕事を探し、結婚し、誰かが亡くなればまた「家族」として送り出す。そんな「家族」の物語。

彼らは常にお互いをサポートして励まし合って生きていく…彼らのストーリーに私達視聴者が魅了されるのは実はそういうところなのかもしれないとも思った。


現代の都会の若者達を考えてみる。例えば日本…地方の若者が18歳で東京に出て来て学校を卒業し就職して生活している。彼らの多くは一人暮らし。日々必死に頑張っているけれど、もし仕事で行き詰ったら、失敗したら、上司と上手くいかなかったら、もしリストラされたら、もし将来ずっと一人だったら、結婚しなかったら、離婚したら、そして一人暮らしで病気になったら…。彼らのセーフティネットはどこにあるのだろう?


このLGBTQの人々をテーマにしたドラマ『POSE』を見ていて…いかに彼らの「家族」のあり方が羨ましく思えたことか…。彼らはいつも助け合っている。シェア・ハウスの友人達というよりも、ずっと親密で誠実で思いやりに溢れた「新しい家族」

彼/彼女達は共に寄り添って自分達のためのセーフティネットを作った。

もしかしたらこのドラマの「新しい家族」のあり方は、LGBTQのコミュニティーだけに限らず、現代社会の誰にとってももっと必要なものなのかもしれない。核家族化が進み、若者は地方を離れ都会に出てきて一人暮らし。人と人の繋がりは薄れ、隣に誰が住んでいるかもわからない孤独な都会の生活。

…実は(私以外の)視聴者も皆、このドラマで描かれたLGBTQの人々の「家族」のあり方がとても羨ましいのではないか? だから私達はこの「家族」のドラマにこんなに魅了されてしまうのではないか?


ああ…それにしても終わってしまったな。ビリー・ポーターさん最高。最後のボールでのシーンも最高。ブランカは(胸は平らでも)しなやかな女性の身体なのに、ビリーさんはがっつり筋肉質のオトコなのね。それにもびっくりした笑。かなりスタイルがいい。そして最後の鏡の前のシーンは大女優の風情。素晴らしい。このドラマが終わってしまって、もうビリーさんのプレイ・テルが見れなくなるのはちょっと哀しい。

MJロドリゲスさんのブランカはもう女性にしか見えない。このシーズンの彼女は本当に美しかった。皆も本当に綺麗だった。エレクトラのエレガンス。ルルの女の子っぽさ。そしてエンジェルのセクシーないい女っぷり。みんな本当に綺麗。


話の最後は1998年。HBOチャンネルで『Sex and the City』のシリーズが始まった年。ブランカ、エレクトラ、ルルにエンジェルがランチを食べながらそのドラマの話をしている。彼女達が『Sex and the City』のパロディ風に4人並んで歩くのも楽しい。

そんな彼女達が並んで歩く様子を見て「ああ…トランスの女性達には敵わないな」と正直思ってしまった。手足の長いアンドロジナスなかっこよさは…(女として生まれた)女には真似できない。あのかっこよさには敵わない。本当に素敵。エレクトラの背の高さ…エレガントさにぽーっと見とれる。ほんと。私がドラァグ・クイーンが異常に好きなのは…つまりそういうことなのだろう。彼女達のアンドロジナスなかっこよさに憧れるのだろう。天を突くような大柄な女性達。なんとかっこいい美しい人々だろうと。

そして男の子達。すぐ泣くパピちゃん…下がり眉で泣く顔がかわいい。ダンスの上手いリッキー君もかわいい。そう、このドラマのゲイの男の子達は皆かわいい。ちょっと女の子っぽくて。プレイ・テルのビリーさんもかわいい。


ともかく…最後のエピソード7を2時間もかけて見終わって感無量。

それにしても内容が…辻褄が合っているのかわからなくなった話もあった。…ブランカはシーズン1でHIVだと宣告されているのに、どうして恋人ができるのか? シーズン2でプレイ・テルとリッキーがが仲良くなったのも、あれはHIVの問題はなかったんだっけ?ちょっとわからなくなってる…ので、ネットフリックスでもう1回全シーズンを見ようかなと思う。2回目に見たらまた違うものが見えてくるかもしれない。うん…見直そう。もう一回見直そう。そうしよう。

というわけで『POSE』見終わりました。終了しました。感無量です。このドラマの俳優/女優さん達にはこれからも活躍して欲しい。皆様おつかれさまでした。

いつか番外編をつくってほしい。


2021年6月1日火曜日

お猫様H:上に向かって走る



あっ お姫様どこ行くのっ
上?
待ってっ
踊り場です
おっと立ち止まった
はいお姉さんはあなたの後ろにいますよ
安心してクダサイ
さぁ上に行きましょう
終わりかけのパパイア・シーズン
鳥が食べにきてます



2021年5月28日金曜日

5月19日付け『The Hollywood Reporter』誌の記事・全訳:HIV陽性を発表したビリー・ポーターさん



趣味の翻訳。ネット上を見回してもこの記事の全訳が出てこなかったので訳することにした。自分のための英語の訓練。

元々はドキュメンタリー用にビリーさんにインタビューしたものを記事に編集したものらしいのですが、彼が彼の人生、トラウマ、彼の人生に付き纏った「恥」について語った言葉が載っています。素晴らしい記事です。


私はビリーさんのことをFXのドラマ『POSE』で初めて知り、まずその歌声に圧倒され、そしてドラマのキャラクター/プレイ・テルでの俳優としての上手さに注目。その後彼が既にブロードウェイのスターであることを知り、そしてもっと彼の事を調べるにつれ、彼の「明るく、陽気で、大袈裟で、おかしくて、ユーモラスで楽しくて、お茶目でかわいい」お人柄にも徐々に惹かれていったのですが、まさか彼がこれほど苦悩の人生を歩んでいたとは知らなかった。驚きました。

インタビューで御本人が「トラウマや苦悩を隠すのが上手い」とおっしゃっているのですが、本当に全くわからなかった。あの陽気なお人柄の後ろには…沢山の悲しみがあったのですね。だから惹かれたのかもしれません。このお話を聞いてビリーさんがもっと好きになりました。

それにしても『POSE』を制作した人々が、ライアン・マーフィーも含めて、彼の病気のことを全く知らなかったのは本当に驚きです。なぜならプレイ・テルのキャラクターのストーリーはビリーさんの実体験にあまりにも近いから。不思議なこともありますね。

彼が幸せになってよかった。これからも色々なプロジェクトが目白押しだそうです。楽しみ。ビリーさんはスーパー・スター。すごいなぁ。


この記事でのキーワードは「shame」です。ビリーさんの人生に付き纏った「恥」。文中で「恥」とかっこをつけて書いたのは、単純な言葉の訳のの意味よりももっと多くの意味があると思ったから。この「Shame」には、恥じる感情以外にも、いたたまれない気持ち、罪悪感とか、不名誉であるとか、そこから生まれる苦しみだとか様々な意味を含んでいる。そこでただの恥と区別するため「恥」とかっこをつけました。


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元記事はこれ
https://www.hollywoodreporter.com/news/general-news/billy-porter-hiv-positive-diagnosis-1234954742/
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Billy Porter Breaks a 14-Year Silence: “This Is What HIV-Positive Looks Like Now”

ビリー・ポーターが14年間の沈黙を破る:「これがHIV陽性者の現在の姿です」

For the first time since being diagnosed more than a decade ago, the 'Pose' star opens up about the shame that compelled him to hide his condition from his castmates, collaborators and even his mother, and the responsibility that now has him speaking out: "The truth is the healing."
10年以上前に診断されてから初めて、ドラマ『POSE』のスターが、共演者や共同制作者、母親にまで彼の健康状態を隠すことを強いた「恥」、そして彼に今話そうと思わせた責任について語る。「真実は癒しなのです」


BY BILLY PORTER, AS TOLD TO LACEY ROSE
MAY 19, 2021


リー・ポーターは大きく息をついた。

「2007年から始めなくてはね」テーブルの向こうに座り彼は言う。

ウェスト・ビレッジのリトル・オウルで彼は告白しようとしている…あまりにも長い間覆い包まれていたために、彼もそれ以前の人生を思い出せないほどの…何かについて。

「あの年の6月」…パフォーマーとしての彼の神経さえも話す事を拒んでいるかのように…彼は続ける「私はHIV陽性者と診断されたのです」

それから14年間、このエミー賞を受賞した『POSE』のスターはそれを誰にも言わなかった。それまで必ずしも彼に親切ではなかった業界での疎外と報復を恐れたのだ。その代わり…その才能と誠実さで近年熱狂的なファンを開拓してきた…この51歳の彼は、FXシリーズのHIV陽性者のキャラクター、プレイ・テルを彼の身代わりにしてきたと言う。「私は私の身代わりを通して言いたかった事を全て言う事が出来たのです」そしてまた彼はショーに関わった誰も、彼が彼自身の人生からそのキャラクターを描いていた…とは知らなかったと明らかにした。


ピーボディ賞受賞の…AIDS危機を背景にボール・シーンを描いた…ドラマシリーズ『POSE』が第3シーズンで最終章を迎える今、ポーターは次にやることの準備を始めている。彼が苦しみ締め切りを飛ばしながら書いている回顧録は今年後半に予定されているし、またNetflix/ネットフリックスでの彼の人生についてのドキュメンタリーは、『POSE』の共同クリエイターのライアン・マーフィーとの仕事を継続させている。2021年版『シンデレラ』で彼はフェアリー・ゴッドマザーを演じるし、また監督としてのデビュー、新しい音楽のホストなどなど…(仕事のリストは)とどまるところを知らない。

しかしながら、ブロードウェイで鍛錬を積んだ…EGOT(エミー賞/グラミー賞/オスカー(アカデミー賞)/トニー賞)からオスカーだけをまだ取っていないこの俳優は、彼に過去10年以上もつきまとった「恥」と共には…彼の人生とキャリアの…次の段階に進むつもりはない。そんなわけで、ライアン・マーフィーが彼の横にサポートで座り、またドキュメンタリー・カメラの集団が頭上に停止する場で、ポーターは彼のストーリーを語った。編集されたバージョンは後からリリースされる。


★★★★★


あの伝染病を生き延びた後の私のいつもの質問は「なぜ私は免れたのか?なぜ私は生きているのか?」でした。

ともかく私は生きていて、だから話すことが出来る。あの時代の全世代がここにいて、私は彼らの肩の上に立っている。彼らが残してくれたレガシーがあるから、私は私としてこの場に、この時代に存在することができるのです。だからそろそろ大人になって話をしようと思ったのです。

私はもっとよく知るべきだった世代に属していました。そしてそれはやはり起こったのです。あれは2007年。人生で最悪の年でした。それまで10年間程、私は曖昧さの崖っぷちにいました。しかし2007年は最悪。2月までに私はタイプ2の糖尿病だと診断され、3月には破産申告をしていました。そして6月にはHIV陽性だと診断されたのです。その時に私が感じた「恥」は、それまでの私の人生ですでに(蓄積していた)「恥」と相まって私を沈黙させました。そしてその「恥」と共に私は沈黙の中に14年間も生きたのです。HIV陽性であることは、私が生まれ育ったペンテコステ派の教会と、非常に宗教的な私の家族にとっては、神から与えられた「罰」でした。

2007年にその全てが降りかかってきたのです。

それはまぐれ当たりのようなものでした。お尻に吹き出物ができてそしてそれがどんどん大きく固くなり痛むようになったのです。ある日「これはなんとかしなきゃ」と思いカレン・ロード・クリニックに行ったのです。そこのフロントの男の娘が「HIV検査する?たった10ドルよ」と言うので私は「ああそうね、ええ」と答えた。そうするべきだったので私は(それまでにも)6ヶ月ごとに検査を受けていました。それから私は吹き出物の手当てを受け、HIV検査を受け…、そして医者がやってきて私を見たのです。「なに?」と思いました。医者が座ったので私は「ダメ、ノォーッ…」。そして彼は「あなたの検査は陽性でしたよ」 ふぅ~~~っ。


長い間、知る必要があった人々は皆知っています…私の母親以外は。 私は自分の人生とキャリアを築こうとしていました。そして(そのことを)もし間違った人々が知ったら、キャリアを築くことが出来るかどうか私には確信が持てなかったのです。既に十分差別的な職業で、それは私に対するまた別の差別の理由が増えるだけのこと。だから私はそのことについて出来るだけ考えないようにしたのです。そのことを考えることをブロックしようとしました。しかし(新型コロナでの)隔離が私に多くの事を教えたのです。誰もが、ともかく座って黙る必要があった。

私には既存の疾患(HIV陽性)があったわけで(新型コロナの)渦中にいるわけにはいかない。だから私と夫はロング・アイランドに家を借りました。私は自分を守らなければならない…真面目にそうしなければならなかった。私にはそれまでどのようなレベルであれ、セルフ・ケアとか健康的なバランスを考えるような余裕はありませんでした。ただ前に進まなければならなかったのです。COVID(新型コロナ)は私に一度立ち止まって、思い返し、私の人生のトラウマに取り組むための安全なスペースをもたらしてくれたのです。今私は長い間セラピーを受けています。25歳の時に始めて、それから何年も受けたり止めたりを繰り返しています。しかし去年、私は癒し(ヒーリング)のための本格的なトラウマ・セラピーを始めました。それまでの全ての心の層を剥がし始めたのです:5歳で精神分析医につれていかれたこと(子宮から出てきたばかりなのに大きなふてぶてしいクイーン(男の娘)だったから):7歳から12歳まで継父に性的虐待を受けたこと:そしてAIDS危機の時代の真っ只中に16歳でカミングアウトしたこと。

私がトラウマの中にいなかった時期はなかったのです。そのことを私は去年発見したのです。またそのトラウマは私の中の原動力でもありました。私のトラウマと私のストーリーは私が前進するために役に立っていたのです。 そしてまた私は、アーティストとして自分の問題に取り組む機会を与えられてきた事を感謝しています。キンキーブーツの仕事を受けた時、そのキャラクター、ローラの歩んだ道は、彼女の父親を許すというものでした。週に8回、3年間もの間、私は物語の中で「許すこと」を練習するという有り難い贈り物を与えられ…週に8回も…ステージ上で私の父と継父の二人をその場所で許そうとしていたのです。毎日が許すことへの開放でした。そして『POSE』…(HIV)による「恥」に取り組む機会により…それは私が今到達した場所をもたらしてくれた。プレイ・テルの素晴らしさと(彼を演じることの)幸運は、私がその「身代わり」を通して私が言いたかったことの全てを言う事が出来たことなのです。私がそれまで自分の感情と心を押し殺し、問題を自分から切り離していた力があまりにも強かったために、(キャラクターを演じることで)トラウマを受けているのか、それとも触発されているのかさえわからなかった。私はただ誰かが私を真面目に俳優として受け止めてくれている事がとても嬉しかったのです。

私は生き延びた。だから話をすることが出来るのです。そのために私はここにいる。私はただの(情報を運ぶ)器であり感情的にはそれでも十分でした。(2017年に)結婚するまでは。今私は家族を持とうとしています;もう私だけのことではないのです。そろそろ前に進む時です。 「恥」は破壊的で、対処しなければ人生の道のりで全てを破壊していきます。そして私の「恥」は、私の母との関係と、私の教会との過去の関係に関わっていました。母は私が同性愛者であるために、既に彼女の属する宗教的コミュニティからあまりにも多くの迫害を受けていました。だから私は彼女に、もう宗教団体の言う「だから言ったでしょ」的な迫害の中では生きて欲しくなかったのです。彼女にそんな経験をして欲しくなかった。私は恥ずかしかったのです。自分を恥じていました。誰もがそう予想したように…私は単なる統計上の数字。私は彼女が死ぬまでそれを言わないと自分に誓ったのです。正直に言うなら母の死を待っていたのです。彼女をアクターズ基金の特別養護老人ホームに入れた時に私は「母はきっとそれほど長く生きない。そうしたら私は本を書いて皆に明らかにしよう。彼女はHIV 陽性の子供を持つ恥と共に生きなくてもいい」 それが5年前のこと。母はまだまだどこにも行きませんね。

そこで私は姉と計画を立てました。ワクチンを打ちに行く時に母に会いに行こうと。特別に部屋を用意してそこで告げようと。 『POSE』の撮影の最終日に目を覚まして私が感謝日記を書いていた時、突然母が私の頭に浮かんだのです「ママに電話しようかな」。そして彼女と話していて2分も経たないうちに母が「どうしたのよ?」と聞いたので「なんでもないよ」と言うと、母は「息子よお願いだから言ってちょうだい。どうしたの?」それで私は心の絆創膏を剥がして彼女に話したのです。母は「あなたはそれを14年間も抱えていたの?二度とそんなことはしないで。私はあなたの母親よ。何があっても愛しているわ。確かに私も最初の頃はどうすればいいのかわからなかったけど、でももう数十年も経っているわ」。 それが真実だったのです。それは私自身の「恥」だったのです。長い間のトラウマは人を臆病にします。しかし真実は人を自由にしますね。私の心が解放されるのを感じています。私は長い間、手が私の心臓を固く握り締めているように感じていました…本当に長い間…そしてそれが全て消え去ったのです。そしてそれは最高の時期に起こりました。私が今まで見た孤独な夢の全ては、今この時に現実になったのです。全て同時にです。(今)私はシンデレラのフェアリー・ゴッドマザーを演じる準備をしていて、新しい音楽も出すし、私の回顧録も出ます。『POSE』も放送されている。そして初めて映画の監督もやります。私は今を生きようとしているのです。そして溢れる喜びを感じようとしています。トラウマの影響の一つは人生の喜びを感じる事ができないことなのです。


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写真のキャプション
ポーターとたびたびのコラボレーター、ライアン・マーフィー。ポーターの人生の現在についてのNetflix/ネットフリックスのドキュメンタリー『Rise/ライズ』を共同で制作中。「ブロードウェイの話もしているし、他にも沢山のことを話している」とマーフィーは言う。「『POSE』で終わりではない。私たちは生涯をかけてのコラボレーターだ」
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実際にライアンは(POSEの)シーズン1で私にそれを指摘しました。私はウィルシャー・ブールバードのフレッドに呼び出され、そして彼が座ってこう言ったのです「喜びを全力で感じて欲しいんだよ、それが必要なんだ」ひゅ~、それは予想していなかった。私は苦悩を隠すのがとても上手いのに、彼はそのことを指摘したのです。それから私たちは素晴らしい話をしました…私がそれまでやってきた仕事のこと、そしてこれが私の表舞台…私が王座に座る番…主役になることを。 私には『POSE』より前にも「ほぼ主役になれそうな」ことが沢山ありました。1994年に初めて『Angels in America』を見て考えたことを覚えています。「黒人のクィアな同性愛者の男が脇役ではなく…このとんでもないストーリーの中心にいるじゃないのよ。あれが私だわ。あのアーティストが私。どうやればあの場所に行けるのかしら?」 その頃私は近くの劇場で『Grease/グリース』を演っていて、14インチのオレンジ色のゴムのかつらを被ってクラック(コカイン)を吸ったリトル・リチャードのロボットみたいに踊りはねていたのです。それは私がやりたいことじゃなかった。それをやるために私はここに来たんじゃない。そして今、ライアンが私に喜びを全力で感じて欲しいと言う…それが私には出来なかった。


幸せはありました。Yes。表面的な喜びも。しかし不安と恐怖も一日中、毎日あったのです。自分の状態が明らかになることや、また誰かがそのことを明らかにするのが怖かったわけではないのです。それはただ「恥」…まずそこでした。黒人として…特にこの惑星上の黒人の男は完璧でなければならない…そうでなければ殺されてしまう。しかし私を見てください。そう、私は統計上の数字、しかし私はそれを超越したのです。これが今のHIV陽性者の姿なのです。私はHIVで死ぬ前に他の理由で死ぬでしょう。私のT細胞は薬のおかげであなたの2倍あるんですよ。私は黒人の51歳の男として3ヶ月ごとに医者に行きます。それは私のコミュニティでは珍しいことです。私達は医者を信用しないからです。しかし私は医者に行く。そして私は私の身体に何が起こっているかも知っています。私は私のこれまでの人生の中で今一番健康なのです。だから全てを解放して違うストーリーを話す時期なのです。もう汚名や烙印は終わり…おしまいにしよう。今がその時なのです。私はそれと共に生き、十分長い間「恥」の中にいました。それはきっと私に付き纏うだろうとも思います。皆はまずこのことを話すでしょうね「HIV陽性がうだうだうだ…」と。オーケイ。まぁいいわ。私はそれだけのものではないし。私にはそんな診断結果よりももっと別のものがある。それにもし誰かがそのために私と仕事をしたくないのなら、その人は私にとって価値のない人です。


そんなわけでその朝に母に話をして、そしてこの素晴らしい…それが最終的には私の「恥」を解放する励みとなった…芸術作品で仕事をして、そしてふと思ったのです「私達は皆で一緒にこの作品を作り上げたし、この人達は皆知るべきだわ、私のママが知るべきだったように」。 ショービジネス界で今私達がそう呼ぶ「何か」をやっと手に入れようとしている…51歳の男として、私が最も深く経験した気づきの一つは…、私は沢山の時間を…私の前にやって来てあまりにも早く燃え尽きた光(他の俳優達)を観察して過ごし、長い間それが何故なのかを調べて考え、そして私にとってのその答えは常に「authenticity/誠実さ」であるとたどりついたのです。そこで私は、共演者達とスタッフ、この場所を作り上げた全ての人々の前に立ち、本当のことを話したのです。ある時点で真実は責任を伴った道だからです。真実は癒し。これが私を自由に解放してくれればいいなと思います。私を解放してくれて…私がリアルな経験ができるように、ピュアな喜び、心の平和、そして親密さを経験出来るように、「恥」を感じずにセックスができるように。これは私のためなのです。私自身のためにやっているのです。私には沢山のやる事があって、もう何も恐れてはいません。母にも言ったし…あれが一番難しかった。誰が何と言おうともう気にしません。私に寄り添ってくれるか、それともただ立ち去るかだけなのです。


★★★★★


This story first appeared in the May 19 issue of The Hollywood Reporter magazine.



2021年5月26日水曜日

L'Impératrice — Anomalie bleue (2021)



混合シティポップ風?


L'Impératrice — Anomalie bleue (2021)
Album: Tako Tsubo
Released: March 26, 2021
℗ 2021 microqlima


これは70年代のシンセか?なんだこれは…ウルトラヴォックスかアース・ウィンド&ファイアーかジョルジオ・モロダーか、昔の映画の前のドルビーの広告か…大袈裟な音。そこにいきなりカシオペア風ギター。なぜか哀愁のメロディーが80年頃のシティ・ポップのようにも聴こえるぞ。だってこのメロディのキャッチーさは80年頃の日本の歌手が歌っていても変ではないと思うぞ。不思議不思議。

このバンドは現在YouTubeで最新アルバム『Tako Tsubo』の全曲を公式に出しているのね。アルバム全部聞けますよ。太っ腹。いいアルバムですよ。気持ちいい。ちょっと長いですけどね。

ランペラトリス?まだ正確にバンド名の発音も出来ないのだけれど…これはなかなかいいバンド。みんなルックスもいいな。雰囲気もなかなかいい。記録します。

ライブのビデオもYouTubeに沢山あがってます。いいバンド。かなり上手いフュージョン・バンド。よく踊れる曲をやってる。

…今ライブ映像一本見てきた。 「L'Impératrice @ La Felicità for Drop」のライブ。いや~ものすごく上手いライブバンド。驚いた。これは本物のプロだ。すごいですよ。大発見! 

L'Impératrice — Voodoo? (2021)



転調が気持ちいい



L'Impératrice — Voodoo? (2021)
Album: Tako Tsubo
Released: March 26, 2021
℗ 2021 microqlima


色々聴いてみた。ちょっと癖になりますねこのバンド。ボーカルの女の子の声もいいし、バンドの音も今風じゃないところがかえっていい。このバンドは70年代のフュージョンに80年代初期のテクノやディスコが混じってる感じでしょうか。

なんだか日本のフュージョン・バンド、カシオペアを思い出す部品が沢山聴こえてくる。すごく気持ちいい。ギターとベースの音が特に。ふわふわのキーボードに、ギターとベースが…てってっぺっぺっぺっ…と鳴る。女の子の声はほぼ楽器ですね。

ところで全然関係ないけど、昨晩(26日の今朝午前1時半頃から)皆既月食を見た。双眼鏡で見たらすごく綺麗だった。薄茶色の月が端の方からだんだん明るくなっていったら、はっきりと見えていた空の星がだんだん薄くなった。


追記
英語の歌詞だったので訳してみた。なんの話しだろうと思ったら…どうやらダンスの苦手な人がパーティにいて「私踊れないわ。ダンス下手なの」と断ってるのに、なぜか音楽に惑わされて踊ってしまう…という話らしい。それは音楽のせいなのか?ヴードゥー(魔術)のせいなのか?と言っている。

フランスの人が書いた歌詞のせいかちょっと妙な言い回しもあった。「竹みたいにグルーヴィー」って「ダンスが下手」とか「ノリが悪い」という意味ですかね。英語にそんな言い回しはないらしい。
それから「Torture magazine」で検索したら政治関係の雑誌が出て来た。これのことを言ってるのか? それとも小文字で a torture magazine なので、やっぱり拷問の雑誌かな?よくわからん。

Voodoo?

L'Impératrice
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私不機嫌なわけじゃない
ただこのパーティが嫌いなだけ
地獄の夜を過ごそうと思ってる
トーチャー・マガジンを読んでね
あなたたちの仲間のふりをするよりいいわ

彼らはワイルドで気ままに動いてる
かっこよく
私ここから離れたほうがいいと思う
でも待って
私の膝に変な感覚
これ音楽のせい それとも新しいヴードゥー?

抵抗できる?
私おかしい? どうしてお尻が動くの?
抵抗できる?
これは無視できないビート

私には早すぎる
自由になれないのよ
脇に座ってもいい?
私うまくない
私最悪なのよ
竹みたいにグルーヴィー

気が空気の海に忍び込む
皆の視線を感じる
彼らはとても優雅で
私は場違い
どうして 私女王様みたいに 感じてるの?
これ音楽のせい それとも新しいヴードゥー?

抵抗できる?
私おかしい? どうしてお尻が動くの?
抵抗できる?
これは無視できないビート

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Source: LyricFind
Songwriters: Achille Trocellier / Charles De Boisseguin / Danielle Rose Hericourt / David Gaugue / Flore Benguigui / Hagni Gwon / Tom Daveau
Voodoo? lyrics © Universal Music Publishing Group

2021年5月24日月曜日

L'Impératrice - FOU (2021)


いいっすねぇこれは


L'Impératrice - FOU (2021)
(Live at Quotidien)
▼おっとこれも画面の中のWatch on YouTubeをクリックしてね
MV
Album: Tako Tsubo
Released: March 26, 2021
℗ 2021 microqlima


動画サイトでおすすめに出て来た。たまにはおすすめをクリックしてみるものだ。いい曲ですよこれは。しかしMVは妙なビデオですな。ちょっと嫌な感じ。神経に障る。いかにもアートなのですけど…わざわざこんな妙なビデオにすることもなかろうに。MVなんて普通でいいの。曲の邪魔。曲はすごくいいのに。なので上のライブのビデオのほうがいいと思います笑。

★L'Impératrice
ランペラトリス。フランス・パリのポップバンド/ディスコバンド。2012年から活躍中。Wikipedia以外あまり情報も出てこなかったのだけれど、フランスではよく知られているらしい。かなり上手いバンドだと思う。かなりいい。80年代初期のフュージョンバンドみたい。ヨーロッパのバンドは欧米と音が違うので面白い。それにしてもこのバンドはMVが妙なロクでもない物が多い。不快。どうしてですかね。おフランスの洒落はわからん。ビデオは普通でいいのよ普通で。

今年3月にリリースされたアルバムは『たこつぼ』だそうだ笑  ←おっとたこつぼって西洋では心臓病の名前らしいぞ。なぜたこつぼなの?

バンドのメンバーは6人
  Flore Benguigui: Vocal
  Charles de Boisseguin: Keyboards
  Tom Daveau: Drums
  David Gaugué: Bass
  Hagni Gwon: Keyboards
  Achille Trocellier: Guitar