能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2012年5月1日火曜日

RuPaul’s Drag Race, Season 4, 最終回


今年のDrag Super Star、決定しました。 祝!

今年の1月、始まったばかりのこのアメリカのTV番組 RuPaul’s Drag Raceシーズン4、「今年はレベルが低いかも」などと言いっ放しで投げていたが、昨日最終回で完走。やっぱり面白かった。この番組、やっぱりいい番組だと思う。アメリカ在住の方は、これから何度も同チャンネルLOGO TVで再放送されると思うので、興味があるならお勧めしたい。

確かに今年は異色のレースだった。前シーズンのように見るからに美しい参加者は少なかった。だが彼女達はなんと生き生きと一生懸命なんだろうと、回を重ねるごとに番組に惹きつけられていった。 創造力も技術も十分に納得のいくものだった。そもそも野郎を美女に化けさせるなどという不可能を可能にしている人達なのだ。参加者のあまりの変わりように舌を巻く。過去の回と比べても遜色はなかった。 いろんなドラマもあった。笑いも涙もたくさんあった。全員文字通り自分の人生と誇りをかけて真剣に勝負している。

両親に勘当された子、父親に殴られて病院送りになった子、保守的な田舎の出身でいつも虐められた子、自分の素顔の弱さを隠すように全て完璧な人、以前の荒れた生活から刑務所住まいの経験者もいた。みんなみんな大変な重荷を背負って生きてきた人達だ。そんな彼女達がケーブルテレビとはいえ全国放送に出る。着飾ってお化粧をして涙を隠し、プロのエンターテイナーとして笑いと幸せを売る。みんな一生懸命。

そんな辛い過去のせいなのか、途中あきれるほど醜い言い争いもあってどうなることかと思ったが、回を重ねるごとに皆心を開いて解り合っていった。みんな心は繊細であると同時に、非常に強靭だ。今までいろんなことがあったのだろうが、そんな辛いことも全て笑い飛ばして生きてきた強さがある。それがすごい。


最後に残ったコンテスタントは3人。

Phi Phi O'Hara18歳の時、女装のことで父親に殴られ病院送りに。それ以来父親とは連絡をとっていない25歳。小柄なせいかいろんなところで酷い目にあったのだろう、口を開けば非常に辛辣。攻撃することで自己防御をするタイプだ。最初は皆に嫌がられていたのではないかと思うが、少しずつ心を開いて表情が柔らかくなっていくのが分かった。だれよりも勝つために一生懸命な努力家。

Sharon Needles;アイオワ州の農家の息子30歳。育った田舎は保守。ゲイや女装など受けいれられる環境ではない。当然子供の頃から酷い虐めにあっていた。女装スタイルも特殊。白いコンタクトレンズをしてマリリン・マンソン風やホラー映画のキャラクター風。「近未来型のドラァグクイーン」なのだそうだ。非常に冷静で、驚くほど頭がいい。

Chad Michaels;一番年長の40歳。シェールのプロの物真似をやっている。シェールの物真似は専門のネタらしいがそっくり。それにそれ以外の全ての女装も全て完璧に美しい。長年の経験からくるものなのだろう、非常に落ち着いていて上品。気品漂うマダム。私はこの人が好きだった。


ネタバレ注意


選ばれたのはSharon Needles。たぶん最強のクイーンではない。背は高いがアメリカでは致命的なガリガリの体。への字の口。悪い歯並び。歌も上手くない。ダンスも出来ない。女装もホラー映画風と、美しく才能に恵まれたグラマラスなドラァグクイーン達とは正反対の側にいる。保守的な田舎の生まれでいつも虐められていた。生き残るために身に着けたユーモアのセンス。自分を笑い飛ばすことは得意だが、決して自虐的ではない。常に背筋を伸ばして悪びれることなく、自分の位置をしっかりと把握している。全てのチャレンジを(ダンス以外は)そつなくこなした。何よりも非常に頭がいい。話術にも優れ、話が非常に面白い。

選ばれる直前のインタビューで、いつも苦労してきたこと、いつも美しくないクイーンだったこと、いつも美人コンテストでは負け犬だったことを話す。それでも、この番組で勝ち残ったことによって、現在、国中の(人と違うことで学校で虐められて)辛い思いをしている何百人もの子供達から、たくさんのファンレターが届くようになった。「こんな私でもみんなのお手本になれるの…。」と言って泣く。ついもらい泣きをしてしまう。ほんとにかわいい。そんな謙虚な誠実さも選ばれた理由の一つなのだろう。よかったね…(泣)。

とてもいいものを見せてもらった気がする。

勝ったものだけが得をするのではない。この番組に参加した13人は、全員が全国で名を知られるようになり、地元のゲイクラブでも人気者になることはほぼ確実だ。みんなに知られるようになることで味方もファンも増える。時には音楽の話が舞い込むこともある。過去の参加者も何人かシングルの作品を発表している。全員が何かを得て帰ることができる。だれも敗者ではない。それに何よりも参加者全員が、ルポールを先駆者として、同性愛者の方々の社会的な地位を上げる運動の一員になることができるのだ。人として当たり前の権利を勝ち取るための戦い。文字通り社会を変えているのだ。だからみんな誇らしそうな顔をしているのだろうと思う。薄っぺらな美人コンテストよりずーっと大きな意味がある。ありがとう…。ほんとにみんな心から応援したい。

追記;このような腹の中をとことん正直に見せて、清濁全てをさらけ出すようなリアリティーショーは、日本では不可能かもしれないと思う。周りと合わせる事を美徳とする国民性から考えると難しいのではないか。実力を実技で示し、自己の正当性を理論で強く主張し、正当な評価をはっきりと要求する参加者側、それに正当でありながらも非常に辛辣な評価を提示する審査員側など、西洋式のオープンなコミュニケーションスタイルが日本には合わないのではないか。内輪の分かり合った中では非常に居心地のいい日本式コミュニケーションスタイルはこういう番組とは対極にあると思う(おそらく西洋の社会そのものが正反対)。そういう意味でも非常に興味深い。

RuPaul's Drag Race 1 ---2012/1/9
RuPaul's Drag Race 2 ---2012/1/10
RuPaul's Drag Race 3 ---2012/1/11
RuPaul's Drag Race 4 ---2012/1/12
RuPaul's Drag Race 5  ---2012/1/13
RuPaul’s Drag Race, Season 4 うひゃー! ---2012/2/26
RuPaul’s Drag Race, Season 4, 最終回 ---2012/5/2
RuPaul’s Drag Race, Season 5 放送開始です  ---2013/1/31

Paula Abdul – Vibeology (1991)   Adore Delano & Trinity K.Bonet
Rihanna – Shut Up And Drive (2007)    Tatianna & Alyssa Edwards

RuPaul - Supermodel (feat. Skeltal Ki)(2017)  ★RuPaul's Drag Race Season 10 Trailer


2012年4月30日月曜日

A Taste of Honey - Boogie Oogie Oogie (1978)




若い人の曲もいいが、昔の曲もいい。
まずはスタジオVer. から。


A Taste of Honey - Boogie Oogie Oogie  (1978)

Album:  A Taste of Honey
Released: 1978
℗ 2006 Capitol Records, Inc.. All rights reserved.

Unauthorized reproduction is a violation of applicable laws.
Manufactured by Capitol Catalog,


踊るならこっちの方がしっくりくる。テクノだのハウスだのと若い人の音楽の動画回りをしていたら、結局往年のディスコに行き着いた。当時はまだ中学生でこういうのはラジオで聞こえてくるだけだったけど、踊れる曲はいつも好き。この頃からずいぶん時間がたったのに今聴いても気持ちがいい。この頃に買ってたレコードはQueenなんかのロックが多かったけど、ロックが時代と供に色褪せてしまったのに比べて、ダンス曲は今も聴けるから不思議。この手のスターの熱狂的なファンにはならなかったけど音楽はこっちの方が残った。今でも踊りたい。今のカッチリしたリズムに比べて多少もったりしているのも愛嬌。
 
 
2000年前後のロンドンでも客の年齢の混ざったパーティーに行くと(リバイバルだったのか)この頃の元祖ディスコが結構かかっておじさんもおばちゃんも若い子も、みんなでドレス着たままワイワイ踊って楽しかった。90年代の終わり頃にはABBAのリバイバルブームがあったな…そういえば(ABBAはちっとも踊れないけど)。


こちらはライブ この姐さん達はかっこいい。


A Taste of Honey - Boogie Oogie Oogie (LIVE)



 

2012年4月27日金曜日

私はロースト・ビーフが嫌い…かもしれない


イギリスには10年住んだ。何故だか知らないが美味いローストビーフを食べずに国を出てしまった。肉の質を考えれば高い専門のレストランでなければいけないらしいが、ついに食べずじまいだった。(あ、そうそうイギリスに移住してすぐに狂牛病が流行って警戒したためだったと思う)。

米人旦那Aは、ローストビーフが好きである。彼はイギリスでも会社の同僚と高い専門店で食べておいしいおいしいと言っていた。

さて、このローストビーフ、たまにホテルやケータリングなどでパーティーに出てくることがある(と思う?)。薄く切った切り身が大きな皿に並べられているものを取り分け、テーブルでホース・ラディッシュという日本のわさびのようなものをつけて食べる。(これはアメリカ式なのだろうか、そういえば英国ではいっさい見なかった。いや見たのかな?)

おいしかった記憶がない。ほとんど記憶に残らない。いつ食べたかも覚えていない。そもそも牛肉にわさびも疑問だ。


現在アメリカに住むが、デリではコールドカットといってプロの焼いたローストビーフをハムのように切ったものを量り売りで買える。旦那Aが好きで私が料理をサボるとすぐに買ってくる。サラダといっしょに普通に皿に盛ってホース・ラディッシュで食べることもあれば、サンドイッチにすることもある。

これが、あまりおいしくない。

味が無い。香りが無い。量り売りのものなんて冷めているので、まるで布の端切れでも食べているようだ。味の無いものに、胡椒を振ったり、わさびみたいなものをつけて何とか刺激を足して食べる感じだ。実はさっきランチで食べた。



自宅にはオーブンがある。旦那Aが好きなのでうちでもたまにローストビーフを焼く(めったにやらないけど)。シンプルな料理なので、おいしさは肉の質に左右される為いい肉を塊で買ってくる。塩を摺りこみ胡椒を摺りこみ、オーブンで時間を測り、温度計を肉に差し込んで焼く。表面はこんがり。切ると中はピンク。じんわりと肉汁が染み出してくる。

これは、まあまあ美味い。しかしそんな程度だ。翌日冷めればやっぱりまあまあである…。



ローストビーフという言葉の印象は非常にいい。イギリスでは、Sunday Roastと言って毎週週末に家族で食卓を囲むご馳走である。なんだか美味しそうなイメージがある。今までローストビーフとは美味しいものだろうと思い込んでいた。しかし今日気付いた。ちょっと待て…ほんとにそんなに美味しいかな…。

牛肉は嫌いではない。ステーキは各種美味い。スキヤキも(素材の組み合わせの妙だと思うが)驚くほど美味い(これを考えた人は天才だと思う)。焼肉も美味い。メキシカンのスパイシーなのも美味い、チリも美味い。肉じゃがも美味い。ハンバーグも美味い。ミートローフも美味い。ビーフストロガノフも美味い。中華も美味い。イタリアンのミートソースも美味い。赤ワインで長時間煮たビーフシチューの牛肉なんてとろける様に美味い。一番美味い。 ぁぁ



しかし、ローストビーフだけは…どうも解らない。今日あらためて考えたけど、どうしてあんなに高評価になったんだろうと不思議だ。オーブンでの肉のロースト料理は、どうも疑問が多い。七面鳥も鶏もたまに丸焼きにするが、胸やももが美味しいだけで、残りは処理が大変なだけだ。切り身を丁寧に料理する方がずっと美味しいと思う。

見た目は豪華だが、どうもハッタリ料理な気がしてきた…。

今度またイギリスに行くことになったら、本格ロースト・ビーフに挑戦したいと思う。



2012年4月25日水曜日

Swedish House Mafia - Miami 2 Ibiza (2010)



もう一つ、ついでに…。この曲もいいな。大人ね…。


 
Swedish House Mafia - Miami 2 Ibiza ft. Tinie Tempah (2010)

Album:  Until Now
Released:  Oct 22, 2012
℗ 2012 EMI Records Ltd



これはどこかで以前聴いたことがあったと思うが、 Swedish House Mafia だとは知らなかった。この曲は頭の中でリピートが止まらん。


 

Swedish House Mafia - Greyhound Live (Masquerade Motel, Miami 2012)



これは…いい!
 
 
Swedish House Mafia - Greyhound Live (Masquerade Motel, Miami 2012)


Album:  Until Now
Released:  Oct 22, 2012
℗ 2012 EMI Records Ltd
 
昨日のGreyhoundのビデオから興味を持ったので、ちょっと動画サイトをうろうろしたらこんなのが出てきた。スゲー! 盛り上がってるなー。

このSwedish House Mafia、全然知らなかったけどすごいな。こういう若い人の音楽を普段から聴いてるわけではなくて、特に探しているわけでもないのだけど、これは面白いものを見つけた。Daft Punkには全く食指を動かされなかったけどこれはいい。何よりもこの3人、なかなかの男前。男くさー。こりゃ、女の子達がぎゃあぎゃあ騒ぐのも無理は無い。歓声の半分は黄色い声だもの…。女の子にウケると規模が大きくなる。前列なんて女の子ばっかりじゃないの…(笑)。…またこの曲はよく踊れる…わらわら踊りたい。


さて、Perfumeファンとしての心配は、もし彼女達がドイツのテクノフェスなんかに行ったら、こういう人達と対バンで同じような野蛮人な客たちを相手にしないといかんということです(彼らがテクノかどうかは知らないがたぶん客層は同じ)。このノリで(欧州なら)薬は当たり前のようにまわっているし、過去には人が亡くなったと聞く。やっぱりスタッフさん、下調べは十分したほうがいいと思います。


2012年4月23日月曜日

海外の近未来イメージとPerfumeを比べてみる


以前から、何度も言われてきたPerfumeの近未来イメージ。昔リリースされた近未来三部作からもう56年。あれからPerfumeはずいぶん近未来から離れていたはずなのに今でもあのイメージが残ってるのか…。長い間そんなPVもなかったのに、その後も近未来テクノポップユニットの記号が時々見え隠れしていた。武道館のオープニングもそう。ドームのトロン風衣装もそう。今回の「Spring of Life」のPVも久々の近未来イメージ。 セットもダンスも直球のごっつい近未来風ではなく、可愛くて彼女達らしい、日本らしい抑えたつくりになっていた。

さて、近未来イメージ。海外でもいろんなところで時々見かけるのでそんなものをちょっと挙げて比べてみようかと思った。Perfumeは最後に。

★Swedish House Mafia – Greyhound

曲がなかなか始まらないけど

お金かけてるなー。これ割と最近の曲らしい。スウェーデンの「Absolute Vodka」社とのタイアップの広告らしいけど、Swedish House MafiaPVとしても出ているらしい。この映像のロボットは犬。広大な白いフィールドでのロボット犬でのドッグレース。Swedish House Mafia3人がいかにもな近未来風セッティングで犬を動かしている。観客はおそらく近未来の富豪をイメージした衣装なんだろうけど、中世風とかイタリアの仮面舞踏会風ですか…先鋭のデザイナーものなのかな。

あちらの近未来設定での衣装は過去の時代の服をアレンジしたものも多い。中世風のドレスや甲冑風なんてよくあるし、ローマ戦士風もよく見かける。そういえば、スターウォーズのパドメ(ナタリー・ポートマン)の髪型はあきらかに日本髪だった。
それ以外では、アメリカンフットボールのプロテクター風(トロン)、ラバースーツ(トロン)、レザースーツ(ブレードランナー、マトリックス)、ほとんど裸(フィフス・エレメント=他も全部ゴルチエの衣装)。ともかく基本的にカッコイイ系でカワイイは皆無。イメージは一貫している。

さてもう一つ。ちょっと前のエントリーにも書いたアメリカのテレビ「RuPaul’s  Drag Race」の番組予告。今シーズンのコンテスタントを紹介している。今年1月に番組が始まるまでよくTVでも流れていた。


★RuPaul's Drag Race Season 4 Trailer 

 
番組は文字通り「女装競争」なので、男を女に作り変える実験室のイメージだろうか。“Drag Droid”と言っている。男女半々のアンドロイドかな。これも近未来イメージなんだろう。もともとゲイの方々はセンスのいい人達なので、これも直球にカッコイイ路線だろう。実はこの予告を最初に見たときにPerfumeの「GAME」の時の黒い衣装を思い出した。ちなみに、この番組のスポンサーは、上記の「Absolute Vodka」社だったりする。この会社、もう30年ぐらい前から先鋭的な広告で知られた会社なので、この会社がこういうものを広告に使っているということは、近未来のイメージはまだまだイケテルということでしょう。


さてPerfume。可愛いです。

★Perfume - Spring of Life

 ▲このMVは傑作。
 
このPVのロボットPerfumeは、彼女達が女の子女の子してるので、海外のようにこれ見よがしのロボット風でないのがちょっと異質。衣装も電飾は付いてるんだけど、真っ白ふわふわの柔らかなドレスで、こんな衣装は上記の海外にありがちな近未来スタイルには全然当てはまらない。珍しいです。首や腕の機械のイメージはすごくいい。ちょっとキモいのが素晴らしい。Perfumeの実年齢が23歳というのを考えると、こんな人形っぽいイメージで近未来っていうのは海外ではたぶんありえないはず。23歳にもなったらラバースーツとかレザースーツを着せられての近未来でしょう。外国はすぐセクシー路線にいくからなぁ…。こういうイノセントな人形路線はあまりない。貴重です。だからこそ(独自性という意味では)いいと思う(この可愛い路線が西洋にウケるかどうかは不明だけど)。西洋人から見たアジア人の女性にはイノセント(純真、無垢)な印象(ステレオタイプ)が一部既にあるものなので逆手にとって使える。こんなに可愛いのに、踊ったらロボットみたいに正確ですごいとか、 LIVEがすごいとか予想外のいろんなことでぎょっとさせることは可能かもしれない(ちょっとレザースーツなら見てみたい気もするが…笑)。

日本では宮崎駿監督の「ナウシカ」あたりからなのか、近未来と女の子の組み合わせが既にスタンダードとして定着していると思うのだけど、この組み合わせはたぶん日本だけじゃないかな…どうだろう…。はるか昔にはSF作家、星新一さんの話にもイノセントな女の子のロボットが出てくる話があったな…そういえば…。

近未来とカワイイ、日本独自のものなんですかね…。



2012年4月22日日曜日

Fierce - Sweet Love 2K (2000)



リリースは2000年。イギリスの3人のガールグループFierce(フィアース)。この曲1曲だけのOne Hit Wonder(一発屋・UKシングル#3)で消えてしまったらしいけど、このカバー曲は何度聴いたか分からない位好き。元曲はアメリカ人シンガー、アニタ・ベイカーの1986年の大ヒット曲で大人ベースにピアノの大人アレンジだったけど、私はこの方が好き。ビデオも可愛い。
 
FIERCE - SWEET LOVE 2K (2000)

Sweet Love 2k - EP
Released:  Oct 6, 2000
℗ 2000 High Fashion Music


この1曲が売れただけだったので英国国外にはあまり知られていないらしい。この曲は良かったんだけどな。アニタ・ベイカーのしっとり大人の愛の歌も、若い彼女達が歌うと踊りたくなるような楽しそうな恋の歌。カワイイ!

その当時のある日Oxford Circusのとある店で買い物をしていたら、この曲のビデオが店内の大スクリーンに流れて、わっと思って直ぐに何軒か先のHMVにシングルを買いに走った。

イギリスの女の子はアメリカのR&Bシンガーに比べるとちょっと上品でかわいい。