能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年6月14日金曜日

Perfume:Ultra Live Korea 2013 アーミン君実況中


↓これ書いたのは昨日14日です。

★やっぱアーミン君はすごいな…。盛り上げ上手いな。ノリノリ。あんまりノリがいいんでついつい妙な時間なのに生のYoutube中継を見てこれを書いてます。後ろの映像もすごいね。お姉ちゃん達も綺麗。浜崎あゆみさんが冒頭アーミン君の紹介をしてましたよ。

★それにしてもカスケード君は退屈だったヮ…。

そんなわけでカスケード君を聴きながら某掲示板の実況でPerfumeの様子を見ておりました。時々写真もあがってました。がんばっとるなー。

…で、Perfumeのライブが終わってから出てきたセットリスト。

Spending All My Time
Laser Beam
Magic of Love
Hurly Burly
だいじょばない
PTA(歯磨き、ロックユー、サバイバルダンス、ウルトラソウル)
Fake It
Spring of Life
Chocolate Disco

お…ライブ定番曲揃いですね。最近の曲を中心にするとこういうセットリストになるのかな。「ハリバリ」がいいな。しかしあんまりびっくりするようなリストじゃないですね。

ビックリしたのはPTA。おーい…ナニヲ…ヤットルノヨ…チミタチ…ハミガキなんて…。知らんわもう…。イヤーワタクシは…実はアイドルとしてのPerfumeなんてソロソロどうでもいいかなと思い始めた方なので…(イッチャッタヨ、オイ)、ダンスフェスでアイドル遊びをやるのはちょっと信じられんぞ…。だってあんなもん既存のコアなファンとの共犯遊びでしょ。Perfumeを知らない人も多くいるステージだったろうに…。それでもやっちゃうんだな…この娘達は…。日本語でやったのかな? …おっとアーティストとしてはモチロン大好きですよ。

ともかくPTAというか…MCの時間は必要なんでしょう。あまり言葉を喋るようなフェスでもないだろうから、曲をぶっとおしでやるのはしょうがない。だけどそうなると体力がもたないから休憩時間が必要。ヨーロッパでもMCは短いと見た。しかしなんとか他に休める方法はないのかな…ハミガキハ、ナイダロー。

★ところで今アーミン君のライブを見てますがお姉ちゃん達が綺麗…。会場も大盛り上がり大会。すごいぞー。おおっソフィーちゃんの曲だ、いい曲だな…。

さて、Perfumeですが、PTA歯磨きの次はQueenWe will rock youだそうで。そうそうこれもですね、ロンドンではやめてホシー…チト、 ハズカシー…スベルカモー…シンパイ。だってね…イギリスのQueenってマジで国民的…を通り越してイギリス人全員の心の誇り、英国の誇りみたいな伝説的な存在だから…危険な領域かも。でもきっとやるんだろうなこの娘達は。3人ともいろんな意味で心臓強そうだもんな…。ほんとにやれるのか…イヤいけるのかも…どうなる???


ともかく無事終了おつかれさまでした。

★アーミン君がますます盛り上がってます。映像がすごいなー。やっぱりいいなこの人。

 ★あ…終わった。
 
ところで、ロンドンのライブ・ビューイングが海外の国々でも決まったそうです。すごいね。


暫くたってから追記:いろいろと出てるぞ ヤッホー   (^o^) ヤター
いいじゃんPerfume健闘しとるよ。かっこいいじゃん!いいぞいいぞ!いいよこれ。Magic of Love のイントロいいじゃないか、ダンスもいいぞ…ハリバリいいじゃないか…だいじょばないも無茶苦茶かっこいいじゃんっ!!! すげーPerfumeはやっぱりやってくれるっ!かっこいい。のっち最高! ほんとに今の彼女達はパフォーマーとして非の打ち所が無い!素晴らしい素晴らしい素晴らしい!やっぱり彼女達は大丈夫。どんどんかっこよくなってる!素晴らしい!


2013年6月13日木曜日

Perfume:"Perfume Go Global", イギリスの雑誌「Neo Magazine」の記事


ロンドンの地元メディア、Neo Magazine UKPerfumeの記事が出てるそうです!

「まさか来るとは思わなかった。Perfumeがロンドンに来るぞ…」から始まって、全編に渡ってPerfumeの紹介をしてくれてます。この雑誌、極東アジアのサブカル専門誌らしくて、現地でどれほど売れてるのか分からないですが、とにかくローカルな媒体よ!印刷物です。

早速ネット上にあがってたのを読んだのですが、今回のロンドンでのライブに向けて、Perfumeに関する予備知識的な情報をずーっと書いてくれてます。筆者のダニエル・ロブソンさんは、去年PerfumeJPNツアーの最後の頃にジャパンタイムスでインタビューをしてくれた人ですね。前回も非常に好意的な記事を書いてくれてましたが、今回もロンドンのアジア大好きっ子達に対して、最高のPerfume宣伝部長をしてくれてます。ロンドンのPerfumeファンに向けて日本でインタビューされた記事ですね。

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面白いところだけざっと紹介。(ネット上に全訳もあがってます)

いつも大きな会場でやってるPerfume2000人のキャパでやることについては

かしゆか「いつも3人で一緒にやってきた。昔は小さい会場でもやってたから、ヨーロッパの小さい箱も大丈夫。他の2人と一緒にいると強くなれる。3人一緒にいれば怖いものなしです。」

そこからPerfumeの歴史を解説。

今回の欧州行きについては

かしゆか「私達はエレクトロやテクノをやってきたので、そういう音楽のルーツのヨーロッパにはずっと行きたかった。私達の音楽がテクノの本場でどんな風に受け取られるのか知りたい。」
 
英語の歌詞についてSpending All My Timeに話が及ぶと

のっち「変なんだけど、この曲への(海外の)観客のリアクションを見てたら英語で歌うって大切なんだなと思った。あんまり英語は上手じゃないけど。でも中田さんがまた英語でやるって言ったら嬉しい。」
 
 
そのあとPerfumeが日本でいかに大スターなのかに触れて、ダンスや楽曲、中田さんのことも紹介。それからPerfumeはステージがすごいと言ってる。
 
ファン・サービスについては、ステージ上での客いじりが有名だが、ヨーロッパでは難しいかもと言ってる。シンガポールではスクリーンに字幕を映したり身振り手振りで説明したりしてたけど、まずアジアの客が日本語を理解したのがラッキーだったとも。

あ~ちゃんヨーロッパではむずかしいかも…。でもみんなに私達のことを知ってほしいな。何とかステージ上で方法がみつかるかも。」
 
何もまだ確定はしていないが、もしかしたら現地で「Meet &Greet」やサイン会があるかも。あ~ちゃんは、遠い英国のファンが一体全体どうやってPerfumeを知ったのかしりたいそうな。
 
 
それから、今までJ-POPは海外ではあまり成功しなかったこと。日本のロックとかダンスはそれなりに海外でも認められてるけど、純粋なポップアクト(ピンクレディーから宇多田さんまで)は大きな成功にはならなかった。Perfumeはそんな(難しい)場でどうやって成功するのか?世界的な成功って彼女達にとっては、いったいなんなんだろう?
 
あ~ちゃん「成功?外国に行けることかな。いろんなことがあったの。Perfumeが知られていない海外へ、勇気を持って推してくれてコンサートもさせてくれるレコードレーベルを探したり。2年前には考えられなかった。でも今それが起ころうとしてる…それ自体が成功です。
 だけど、私達も頑張ってるし、スタッフさんも一生懸命だし、日本のファンも応援してくれてる…けど、ほんとに皆をがっかりさせたくない。この2ndツアーはこれで終わりにしたくない。すこしずつもっと皆にPerfumeの事を知ってもらいたい。」
 
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日本のファンにはほとんど知られている内容が多いです。でもこの雑誌の記事が嬉しいのは、とにかくアチラでの露出。そしてPerfumeの全てを3ページも使って丁寧にアチラの人に紹介してくれてること。実際にアチラではPerfumeのことを知らない人も多い。この雑誌の読者が、普段は日本製のアニメや漫画にしか興味がなくても、もしかしたらPerfumeのことを新しく知ってもらえるきっかけになるかもしれない。ダニエルさんはPerfumeのことにも詳しいし非常に好意的。これからもPerfumeの海外への紹介はダニエルさんにお願いしたい
 
 
おまけ★Fun in London
ロンドンで半日あったら何する?
あ~ちゃん「サンドイッチがおいしい」
かしゆか 「フィッシュ&チップスが食べたいな。あとビッグ・ベンも見たい。」
のっち「行けるだけで舞い上がる~!」


●ところで今日は韓国でダンスフェスやぞ!!



 

2013年6月12日水曜日

Perfume:祝YoutubeでフルPV解禁!それに今までのライヴ映像がBlue-ray化!おまけに日本を含む116カ国でiTunes配信開始!


ヨシヨシヨシヨシヨシヨシッ!

キタァーーーーーー!!!!!

やっと…やっとやっとやっとやっとやっとプロモーションビデオのYoutubeフル解禁ですっ(6月19日)!ぎゃーうれしいっ!

とりあえず目出度いっ! はぁ~っやっとフル解禁…ほっとした。これでやっと世界標準です。海外に展開するのならこれはあたりまえ。(←キッツイ言い方)でもほんとなのよーやっぱりね、今のこういう流行りもののマーケティングは、

出してナンボです!

出すから目にとまって客が寄ってくるんです。出さなきゃ誰も食いつかない。特に海外の人達にとってはフルPVがあたりまえ。今までもね、YoutubePerfume公式チャンネルの1分半だけのPVに海外のファンが文句を言ってました。ほんとよ。だから今回出たのは、ほんとに素晴らしい! よかったね…これでほっとしたわ。


それと平行して、iTunesでも日本を含む116カ国で配信だそうです(6月19日から順次)!今回はアジアやロシアも含まれるのかな。とにかく良かったですね。これで世界のどこに住んでいても、PerfumeYoutubeでのビデオを見て「あ、ステキ」と思ってiTunesで楽曲が買えるようになったんですね。やっとやっとの世界スタンダード。とにかく目出度いです。うれしいよね。これからもしかしたら南アフリカの人やシベリアの人、ナイジェリアの人、アルゼンチンの人、インドの人、マダガスカルの人、ペルーの人、ウガンダの人、サウジアラビアの人…も買ってくれるかもしれないのよね。アジアもこれからフィリピンの人もベトナムの人もiTunesで買えることになる。すげーワクワクドキドキ。嬉しいよね。やっぱ日本発のいいものはどんどん世界に出さなきゃ。うわー嬉しいよ。おめでとうっ!!!!
 
 
それから、なんと今までのライブ映像のバックカタログも全てBlue-Layだそうです(8月14日)。ひゃ~Universal さん本気です。今までネットの通販サイトのレビューなどで、かなり多くの日本のファンがライブ映像のBlue-lay化を望んでいるのを見ていたのですが、これでやっと実現しました!!みんなうれしいだろうなー。ほんとに今日はいいニュースがいっぱい。みんないい酒が飲めるぞ。わたしBlue-layどうしようかな…。
 
あ、そうだもう一押し、代々木ライブも出してください!
それから、アメリカでもシングルiTunesで買えるようにして欲しい!


 

2013年6月11日火曜日

Perfume:グローバルサイトのVer.3が…



もうすぐ出来上がりますね。今現在(日本時間612日午前)で30000件中28100件まで埋まってるみたい。みんな頑張るなー。ここまでくるのに、ここ12日が速かったですね。

もう3人の頬ぐらいまで出来てるので、それぞれの見分けも付きますね。向かって左があ~様。真ん中のっち。右かしゆか。衣装と体形と髪型で分かる。彼女達の外見、体形がキャラクターとしてしっかりしてるので、こういう視覚の遊びも可能なんですよね。これを48人でやったらまず見分けるの無理ですもん(笑)。

やっぱりPerfumeはかっこいい。たぶんもうすぐ今日中にこれ、30000件埋まると思うんだけど、この後どうなるの?暫く見ていようか…。


以前このグロバサイトはPerfumeの海外への窓口としては役に立っていないと書いたのですが、このサイトは実際Perfumeの海外向けサイトというより、真鍋さんのPerfumeを使ったプロジェクトサイトという感じですね。私はやっぱりPerfumeは独自の英語版の情報サイトを作ったほうがいいと思う…。それでも現在海外に対しての情報は、海外向けのFacebookでちゃんとやってるみたいなんで、とりあえず大丈夫なのかな…。

 
それにしても最近のPerfumeはとにかく忙しいみたいですね。

614日(金)フェス、韓国----わっもう今週じゃないかっ!
617日(月)Perfumeフェス、大阪
618日(火)Perfumeフェス、大阪
620日(木)フランス、カンヌ
73日(水)ドイツ、ケルン
75日(金)イギリス、ロンドン
77日(日)フランス、パリ
713日(土)イベント、つま恋BBQ
714日(日)イベント、つま恋BBQ
84日(日)フェス、茨城
89日(金)フェス、大阪            

特に今週から怒涛のハードスケジュール。今週の金曜に韓国、来週の月・火に大阪でフェス、そして2日後の木曜にはフランスです。それから1週間準備してその翌週の水・金・日にヨーロッパ。そしてその1週間後の土曜日につま恋です。ひゃーどうかお身体に気をつけて。

あ…そういえばワタシ、Perfumeがヨーロッパに行ってる間、旅行に行くんだった。忘れてた…orz

追記:完成したみたい!(数時間後)


2013年6月10日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第23回「会津を救え」



すごい話になってきましたね。こんな話があったなんて知らなかったです。
 
世良修蔵(小沢仁志)という人物がいたこと、それに薩長から仙台藩に対して、会津を攻撃するようになんて話があったことも全く知りませんでした。うわーすごいな。なんで会津はこんな事になってしまったのか…理不尽すぎる。
 
やっぱり以前、頼母さんが反対したように、会津藩が京都守護職を受けたことが全ての始まりだったとしか思えない。
 
徳川に忠義を尽くすために会津は京都守護職を受け、京で孝明天皇に信頼されて言われるままに長州を排除。ところが孝明天皇が急逝してから朝廷のバランスが逆転。公家と組んだ長州と薩摩がのし上がってきた。将軍家茂も急逝。薄情な慶喜公が徳川を継いだが、会津藩は都合よく使われるだけ。大政奉還。新政府軍=官軍と旧幕府軍の戦争になったとたんに、将軍慶喜公はさっさと責任を逃れて引退。将軍が引退した後に残った会津は、当然旧幕府軍=賊軍の代表にされてしまう。頭に血が上った薩長軍は戦争がしたくてたまらない。その標的はもちろん会津…。
 
これはたまらないですよ、ほんとに。容保公の立ち回りが悪かったというのも確かにあるだろうけど、それだけじゃないですよね。運命というのか、このあたりの歴史の成り行きはあまりにも理不尽。やはりどう考えても京都守護職が間違いだったとしか思えない。何も悪いことはしていないのに。会津は悪くないです、決して悪くない。それなのに戦争は避けられない。犠牲になるのは会津の民。なんて歴史は残酷なんだろうとつくづく思う。
 
 
そんな状況を見ていた奥州の他の藩も、やっぱり黙って見ていられなかったんでしょう。交渉中も最初から会津寄りなんですよね。そりゃそうだ。薩長人なんて官軍とは言っても、得体の知れない西の外れの野蛮人。言葉も振る舞いも一切馴染みの無い外国人のようなものだったんじゃないかと思う。
 
たまたま血の気の多い世良修蔵という人が奥羽鎮撫総督府下参謀になって送られてきたことも運が悪い。この人がこういう荒っぽい人でなかったら、ここまで事がこじれることもなかったのでは。そもそも薩長は会津と戦争をしたくてたまらないのだから、この時点では何が起こっても会津が自動的に全ての責めを負うことになってしまう。奥州が一致団結したのはいいけれど、結果、国を西と東に二分した大規模な内戦に突入することになってしまった。そこに将軍の姿は無い。いったい誰の為に戦っているんだ。もう言葉も無いです。本当に史実を知れば知るほど怖いなと思う。
 
 
世良修蔵さんの描写も興味深い。この人は元々庄屋の息子が努力をして士分になったとあるので武家の出身ではないらしいんですね。そんな人が奥州で、大名や家老クラスの人達に横柄な態度をとるのも異常事態。時代の常識からすれば考えられない。とんでもないことですよ。当時はまだガチガチの身分制度があたりまえだった時代。保守的な奥州の藩ではまだまだ身分制度がしっかりと残っていたはず。そんな土地柄で、いかにも成り上がりの人間がああいう無礼な態度をとるとどうなるか…。結果は見えてますよね。
 
脚本も仙台藩の藩士に世良さんのことを「成り上がりの下郎が」と言わせてる。史実でも世良修蔵さんはかなり荒っぽい人だったらしいです。元々出自の低い彼が、身に余る大役を命じられて張り切りすぎた感は否めない。あの礼儀に欠いた尊大な態度もコンプレックスの裏返しだったのかもしれません。仙台藩の藩士達が彼のような人物にキレたのも当然。歴史は生身の人間の行動や感情、思念で動かされていくということです。ほんとにどうにもならない事が重なって歴史を作っていくということ。すごいです。
 
 
新政府軍がこういう人物をとりたてたのも興味深い。過去の大河『龍馬伝』では、身分制度に不満を抱える下士達が新しい世を作っていくという話でしたが、今回のドラマは全く反対側からの目線。西からの新しい風が入らなかった奥州の士族達にとっては、260年も続いてきた社会の体制を守るのはあたりまえ。いきなり賊軍といわれても寝耳に水。今回の話も、奥州の上・中流階級の藩士達が、西の成り上がり者に無理難題を押し付けられてコケにされ、あまりの酷さに耐えられなくなり立ち上がるというもの。奥州側に心を寄せれば、彼らのやったことも十分理解できることなんです。
 
だから歴史ドラマは面白い。見ているこちらもドラマの内容によって、西の側になったり東の側になったりする。もちろん今年は旧幕府軍の側。結末は分かっていても奥州31藩が結束して奥羽越列藩同盟を立ち上げたと聞いてなんだか嬉しくなった。もう脳内は奥州連合イケイケですよ。会津の藩士達と共に生きているような感覚。一緒になってドキドキしてます。
 
それにしても今年はことごとく史実を再現しているみたいです。今回のドラマを見てから世良さんの事を多少調べたのですが、襲撃された時の場面なんてかなり正確らしい。処刑は河原だったことが違うだけ。史実がすごいと何の脚色も必要ないという一例ですね。
 
 
ドラマは細やかに、それぞれの人々の状況を平行に描いていきます。
 
会津藩が仙台藩や米沢藩と交渉を続けている間、八重ちゃん(綾瀬はるか)とその家族は三郎と覚馬の死から立ち直ろうとしています。そんな頃、新撰組の近藤勇(神尾佑)の死の知らせも(←この俳優さんはもっと見たかった)。世良さんが暗殺されてから1968610日に白河城にて戦争開始。城は10日で落城。奥州31藩の奥羽越列藩同盟成立。官軍を敵にして奥州が結束することになりました。
 
 
そのちょっと前に、慶喜公は江戸を引き揚げて水戸に行くことになったらしい。勝さんと話してます。この人のあきれるほどの情の薄さ、面の皮の厚さは、いかにも「我関せず」の上流階級そのもので可笑しくなるほど。成り行きとはいえ会津が全ての責めを負っていることも分かっているだろうに、

「勝君、君はボクのこと好き?それとも幕府の為だから働いたの?。ボクに会津君ちみたいな家臣はいたっけ…」と不安な表情。
それでも「徳川は残ったし、江戸も戦火を免れた…よかったね。でも会津君は大丈夫かな……………………でもまあいいや…。」

これで退場。この人は全く変わっていない。人の情が一切無い。全ての危ない状況をスルスルとすり抜けて、ご自分は全く火の粉を浴びない。周りがどんなに苦しんでも、所詮「しもじものこと」なんですね。あまりにも別世界に住んでいる人なので憎む気も起こらないほど。見事です。あの綺麗な顔でここまで薄情だと憎むことすら忘れてしまう。この慶喜公はこのドラマ一のはまり役でしょう。もう出てこないのかな。