Satire(風刺/皮肉/現状批判)だとわかっていても、あまりにもアメリカの現状をリアルに示していることに驚き、悲しみを感じた。キューブリックの1964年の映画『Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb/博士の異常な愛情』を思い出す。しかしあの映画を私が見たのは1980年代。あの映画には驚いたが、それでも当時は笑っていられた。
思い出した映画 ●博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか/Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb (1964):ブラックコメディ ●ソイレント・グリーン/Soylent Green (1973):ディストピアSF映画、環境問題や食糧問題などで度々思い出す ●ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ/Wag the Dog (1997):政治風刺、政治家の情報操作
普段は英国のシングルチャートをチェックすることはないのですが、今日はたまたま思いついてチャートを上がっている曲を調べて見ることにした。それで出てきた曲。UK Official single chartで今週19位。
★JVKE Jacob Lawsonさんは米国ロードアイランド州プロビデンス市のシンガーソングライター、。2001年3月3日生まれの21歳。コロナ禍のロックダウン中にTikTokでオリジナルの曲「Upside Down 」を発表…それが2021年にネット上で流行った。そして2022年11月に出したデビュー・アルバム『This Is What ____ Feels Like (Vol. 1–4)』はビルボードのTOP 200アルバムチャートで56位に。
℗ 2022 RAYE under exclusive license to Human Re Sources
売れましたね。レイちゃん。
この曲は、去年末から英国のシングル・チャートを上がって、今年1月6日に英国で1位になったそうです。米国は今チャートを上がっているのかな。1月17日にUS Billboard Hot 100で28位だそう。その他の英語圏とヨーロッパでも売れてますね。今後、アメリカでもっと売れればまだまだ波は広がるかも。
そんなわけで、彼女がPolydorを出て独立したことも今年の夏頃にたまたまチェックした動画で知った。ソロになってからの最初のシングルは「Hard Out Here」。内容は、彼女がいかに大手レーベルで酷い目にあったかと生々しい内容の文句を言っているもの(たぶん)。…その歌に実は私はちょっとひいた。その曲のヘビーさに、ちょっとまって…と思った。重すぎる。結局私も彼女の歌うダンスチャート上の陽気なポップスが好きだったから。