PV傑作じゃない?
Kyary Pamyu Pamyu - Ninjya Re Bang Bang (2013)
Ninjya Re Bang Bang - EP
Released: March 25, 2013
℗ WARNER MUSIC JAPAN INC.
この…このビデオ…またやってくれました。スバラシイ! 参りました。まあよくここまで不思議面白ニッポンパーツを入れてくれたもんだ。ケオスですね。無茶苦茶。最高。
可愛い子供キャラ(きゃりーさん)、都市の上空を泳ぐ錦鯉の上の忍者、宇宙船、ダンシングロボット、メカ、ロボットバトル、閃光、ネオンサイン、金箔金屏風、月、着物、ぼんぼり、風神雷神ロボット…
曲もいいけど、とにかくこのPVにやられた。もう参りました。スバラシすぎる。
こういうくるったものは、きゃりーさんしか出来ないだろうな…。これだけのアイデア、誰が出したんだろう。
ちょっと前にTVで放送された彼女のヨーロッパツアーのドキュメンタリーを、動画サイトで見たのだけど、彼女も作品のアイデアを出してるんですね。その放送でも「カラー煙」とか「カラーパスタ」「狂った食べ物…」なんて言葉が彼女の口から出てる。そのアイデアを形にするのが周りのクリエーターの方々のお仕事。まだ20歳なのにもうクリエイティブサイドにいる。たいしたものです。正真正銘、彼女ご本人がアーティストなのね。すごいわ。
作り手としての胆も据わってる。とある男性ファンが「毒を無くして可愛いだけにして」と言ったのに対して、きゃりーさん「毒があるのも私がやりたいことだから、それがイヤならファンになってくれなくでもいいです」と言ったらしい。すばらしい(笑)。こんなに若いのに、ご自分のやりたいことがはっきりとわかってて、それを頑固に守れる強さもあるのね。上等上等。立派。
彼女のアイデアを元にして、それを形にまとめ上げる制作サイドの方々も素晴らしいです。とにかくセンスがいい。音楽担当中田さんもノリノリだな。
ライブそのものは、未だ子供が飛び跳ねて騒いでるようにしか見えないけど、あれはあれでいいんだろうと思う。彼女のライブはみんなでコスプレして、ワイワイ騒ぐパーティーみたいなもの。「なんじゃこらアイドルきゃりーちゃんと楽しく遊ぼう不思議ニッポンパーティー」みたいなものなんでしょう。楽しければいい。
ほんとに面白いお方が出てきたもんだと思う。