事件です。よかったです。すごくよかった。
緊張しました。八月十八日の政変と言うんだそうです。知らなかったなー。緊張した。会津の武士達もかっこよかったです。ああいうのはいいなやっぱり。
今回も、帝(市川染五郎)と容保公(綾野剛)の(毎回)愛とも取れるような関係がよかったです。帝は容保公が大好きらしい。「大和にも会津と一緒に行きたい」とか「会津に任せよ」とか…、会津会津言ってらっしゃいます。そもそも三条さんが胡散臭いということから始まった会津への信頼感でしょうか…。帝も気付いていたんですね。
こういう事件…知らなかったです。やっぱり幕末ってドラマだなと思う。
実際の場面では、鎧姿の軍団が門を入ったり開けたりするだけなんだけど、すごく雰囲気が良くてドキドキした。きっと演出や音楽がいいんだろうと思う。大掛かりじゃないのに、事が大きく見えてしまう演出ってすごいです。今年はほんとにいい。
容保公の綾野さんも相変わらずいい。今回はキビキビと指令をだしてリーダーとしての貫禄も十分。このお方は声がいい。痺れる。赤い陣羽織の背中の葵も鮮やか。ステキです。
事件もおさまり、帝から会津へお歌入りのお手紙が届く。容保公も藩士達も床にに額を擦り付けんばかり。また泣く。ほんっとにこういう場面が素晴らしい。綺麗です。いかにこの時代の身分制度が今では考えられないくらいすごかったかというのが分かります。なぜかこういう場面に感動してしまう。
それから「新撰組」の誕生。やっぱり柄が悪い(笑)。
さて、場面は会津の照姫様(稲森いずみ)。この稲森さんという女優さんはお姿も綺麗だけど、とにかく声が綺麗。声がお姫様なの。このお方は現代劇より時代劇が似合いますね。ほんっとに上品で綺麗だ。こういう綺麗なお姫様に会えて八重ちゃん達が舞い上がってしまうのもよく分かる。まさにセレブだな。
八重ちゃんが照姫様の祐筆に選ばれるかどうかの場面はおかしかった。ホーホケキョだって…(笑)。
その後、ガッカリする八重ちゃんを尚之助さんが(長谷川博已)慰めます。アレ、ア…アレ?お…動いたぞ。とうとう尚之助が動いた。このお堅い方とやんちゃな八重ちゃんがどういう風に結ばれるのかと思ってましたが、尚之助さんはもう八重ちゃんが好きだったんでしょうか。八重ちゃんは素直に涙を流して喜んでます。可愛いです。
緊張する京の場面と、会津のほのぼの場面の対比もいい。会津パートでほっとします。