能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年4月2日月曜日

映画『The Death of Stalin』(2017):英国インテリの傲慢、侮蔑的視線

 
 
 

 
 
 
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The Death of Stalin2017年)/英・加・仏・ベルギー・米/カラー
107分/監督:Armando Iannucci
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コメディ調に味付けした旧ソ連・政府内部事情。

週末に見た映画。政治もの。旧ソビエト連邦政府の内部事情コメディ調だそうだ。旦那Aが見たいと言う。あまり面白くなさそうだ…と思ったけれど、とりあえず見に行くことにした。

こういう史実を元にした話は、ネタバレもなにもなかろうと思うので、ストーリーを事前に調べた。英語版のWikipediaには全ストーリーが載っている。70%ぐらいは理解した。ともかく内容がわかっていれば映画も楽しめるだろうと思った。

見た。とりあえず理解はできた。


★あらすじ
1953年.ソビエト連邦の第2代最高指導者スターリンが死去。その後政府内で政治家達がパワーをめぐってドタバタと争う。


最初の感想は…
…やっぱり旧ソ連の政府の内部事情に興味が持てなかった。映画として…面白いのか?…いやなんだか嫌な気分。…しかしそれは旧ソ連の政治に興味を持てない私の側の問題なのだろうとも思った。

しかし何かが変だ。どうも嫌な気分。コメディ調だけれどこれ本当に面白いか? それからこの映画は、またまた西洋のインテリ批評家達が大絶賛中なのだけれど、

これってそんなにいい映画なのか?
 
どうも気持ちが悪い。しかし上手く言葉にできない。というわけで「IMDB/Internet Movie Data Base」に人の感想を読みに行く…。

ロシアの人々が大変な剣幕で怒っているぞ。

…それでなんとなく最初に感じた違和感が理解できた。


この映画、史実を元にした旧ソ連の政府内部の話なのだけれど、外国人(監督は英国人)が、ロシアの国に対してもロシアの人々に対してもリスペクトゼロの上から目線で、史実を茶化して歪めて面白おかしく演出したように見えることが問題なのだと納得した。


全体のトーンはコメディ調。ドライなユーモア。非常に暴力的で深刻な話なのにサラッと話を進めるのは『パルプ・フィクション』風とでも言うべきか? 

人物達は…英国下町訛りのガラの悪いスターリン。フルシチョフにスティーヴ・ブシェミ。暴力的でマフィアのような国防次官ジューコフ。悪代官のようなNKVD長官べリア、凡庸なマレンコフ…これら実在の人物達がまるで漫画のキャラのよう。深みは全くない。確かに個々の人物達のやりとりはコメディ調で可笑しい。皆で騒がしくドタバタやっている。しかしそのドタバタの間、多くの市民が無残に処刑されていく。


この映画の時代は今から65年前だそうだ。それほど遠い昔ではない。当時のソ連で生きる恐怖を、生き残った家族から直接聞いた人々も多く存在する。過去の時代とは言ってもまだ人々の痛みは癒えていない。ロシアの人々がこのコメディ調の映画を大変侮辱的だと憤慨するのは理解できる。

確かに西洋にはPolitical Satire(政治風刺)というエンタメのジャンルがある。しかしちょっと内容を選んだ方がいいんじゃないか…これはちょっと不謹慎じゃないか?…ということです。それはロシアの歴史に興味のない私にさえ居心地悪く感じられるほどだった。

俳優さん達は素晴らしいと思うJason Isaacs の暴力的なGeorgy Zhukovが特にいい)。配役もうまくはまっている。コメディとして面白い場面も確かに多い。しかし見ていて居心地が悪かったのは扱った素材があまりにも陰鬱だから。

とある国の数多くの国民が、数名の政治家達の都合/不都合から理不尽に処刑された恐ろしい時代。その様子を、別の国の人間が上から目線で揶揄し嘲笑してもいいのだろうか?


(私個人の経験では)英国の人々は常識的で親切な人が多いと思う。しかしながら英国のメディアの記事の中には、どういうわけかよその国に関する論調に非常に趣味の悪いものも少なからず存在する。英国には「外国を蔑んで笑う娯楽」が存在する…と私は感じた。「アメリカ人は馬鹿。ドイツ人は変人。北欧人はのろま。フランス人はカエルを食う。日本人は残酷…」そのような(聞き捨てならぬ)他所の国へのステレオタイプというのが…英国には確かに存在する。そういう論調の外国の旅行記などを英国人はエンタメとして喜んで読む。まぁたいていは無害な娯楽目的だから、そういうものを英国国内で消費するのは構わないと私個人的は思うけれど…。

…とはいえ、1953年当時のモスクワの実情を知る筈もない若い世代の(監督は1963年生)上から目線のインテリ英国人が、同じような調子で(無神経に)冷戦時代の敵国ソ連の恐怖政治を茶化して映画化し世界に発信するのはいかがなものかとも思う。

政治風刺は、作家が自分の国の政治家を自虐的に揶揄するから知的でセンスが良くて面白いわけで、外国に対して同じ事をすれば意味が違ってしまう。中途半端にやれば相手の国に対する侮辱になりかねない。


原作は映画と同じタイトルのフランスのグラフィック・ノベル(漫画)La mort de Staline。この漫画の原作はユーモアがゼロ。大変深刻なものらしい

映画の監督はイタリア系英国人(オックスフォード大)Armando Iannucci氏。政治風刺/political satireの作風で知られ、過去に米国の政府を扱ったVeep、英国の政府を揶揄したThe Thick of ItなどのTVシリーズ、英米両国政府を扱った映画In the Loop (2009)で有名。この映画『The Death of Stalin』はフランスの映画会社から、政治風刺で知られる同監督へのオファーで実現した作品。


英国のインテリが旧ソ連の政治家を揶揄してコメディを作ったけれどユーモアがドライ過ぎ、不謹慎過ぎて笑えない。個々のパーツは面白いけれど、史実があまりにも深刻過ぎて笑うに笑えない。英国インテリの、よその国に対する傲慢さが露呈している。それをアメリカの似非インテリが取り上げて「この映画が楽しめるオレ様はインテリで偉い」とまた胸を張る…。結局なんだか気分の悪い映画。悪趣味。私はこういう偏見に満ちた映画をあまりいいとは思わない。

俳優さん達は素晴らしいのにもったいないですね。



2018年4月1日日曜日

お猫様H:猫と卵

 
 
本日米国の41日・日曜日はキリスト教のイースター(復活祭)。というわけで猫さんにそれらしく卵で遊んでもらいましょう。
 
卵を置けば、猫が転がす。
卵を載せてブラッシングを演出。
さて卵を前に何をしよう。
卵とお昼寝。
おっと目が覚めた?
 
 
というわけで本日はイースター(復活祭)。キリスト教のイースターとは「十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭」だそうだ。その祝日とは「基本的に、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日。今年は41日の今日となった。
 
アメリカの人々にとって、このお祭りの大切さは家族によっても違うのではないかと思うが、一般的に子供達にとってのイースターとは、庭に隠したゆで卵を皆で探す「エッグ・ハント=楽しいイベントの日」なのだそうだ。このエッグハントは、近年では卵型のプラスチックのケースにお菓子を入れたものを使うこともあるそうだが、旦那Aが子供の頃は(殻に絵を描いた)ゆで卵を使ってエッグ・ハントをしていたらしい。「イースターで取り忘れた卵が、その後庭でどうなっていたと思う?ふふふ」と奴は思い出話をする。(^_^;)\
 
私がイースターのことを最初に知ったのは、スヌーピー+チャーリーブラウンのシリーズIt's the Easter Beagle, Charlie Brownのアニメーション。中学の頃にNHKでやっていた。「アメリカには楽しそうなお祭りがあるのだな」と思ったことを覚えている。
 
うちは特にお祝いをしていない。家をそれらしく(作り物の卵などで)デコレーションしてもいいのだけれど、今年も何もしなかった。旦那Aは階上で仕事。私はさっきまで中国の「天宮1号」の落下の情報を見ていて、この後は「西郷どん」の録画を見ようと思う。
 

 

2018年3月27日火曜日

NHK大河ドラマ「西郷どん」第9回「江戸のヒー様」 3月4日放送



★あらすじ
西郷どん遊郭デビュー!ふき改めおよしに出会う。ヒー様に会う。その後、薩摩藩邸のお庭番になる。斉彬様直々の命を受けて水戸藩邸にお使い。水戸藩邸にヒー様がいる。


今回は建物がよかった。お金をかけてセットを作ってますね。いい雰囲気。遊郭も、江戸詰めの藩士達の暮らす部屋も、後で出てくる水戸藩邸も二階建て。これも作ったのかなぁ。すごいですね。

場所が江戸に変わって(遊郭や藩邸など)風景が変わったせいか楽しく見れました。


上京してきた西郷どんのウェルカムパーティーで、ウブな西郷どんが江戸キャバクラデビュー!薩摩藩士は品川宿によく遊びにきていたそうだ。そこで歌われた狂歌…

「飯盛りを 夜っぴき寝かせぬ くつわ虫 そのくせに 花は紅(くれない) ものはぶし」
「女の子を夜っぴき寝かせぬ」とはなんと元気のいい。しかし「花代をくれない」とは困り者。くつわ虫とは…轡の紋(丸に十の字⇒島津の家紋)から。なるほど上手いもんだな。しかしこれを聞いてワタクシはこういう図を思い浮かべてしまったのよ 😁😄😁😄😁😄

 
そこで、昔助けようとした農民の娘ふきに出会う。彼女の今の名前はおよし。綺麗です。まーこの女優さんは本当に綺麗ね。高梨臨さん。現代の髪型より日本髪のほうが綺麗ですね。しかしこの子は全然躊躇もせずに西郷どんを確認できたものだわね。
 
その後西郷どんは薩摩藩邸のお庭番へ。そろそろ西郷どんに誰か新しい着物を作ってやってくれ。最初からずっと着の身着のままじゃない?
 
さてここでケンワタナベを描いておこうか。
やっぱり大河のケンワタナベはいい。
 
 
 

2018年3月26日月曜日

NHK大河ドラマ「西郷どん」第8回「不吉な嫁」 2月25日放送



★あらすじ
西郷どんの江戸行きが決まり、家族友人がお金を集めて送り出す。嫁は離縁。


西郷どん似顔絵をどげんかせんといかん。ああ…
遅れますね。なんかねー…どうも話に入り込めない。

今回も朝ドラ風味。みんなでお金を集めて西郷どんを送り出す。空気読めない嫁は、西郷どんが江戸に行くなら離縁したいと言う。実は自分から身を引いて西郷どんを送り出すという話。これ大河じゃないですよねぇ。


まあいいや。
というわけで、綺麗で言っていることも正しいが、最初から最後まで可愛げのない嫁・須賀ちゃん。


西郷家の肝っ玉ばーさん(薩摩おごじょ)きみ様。しかしこのお方もどうも脚本でキャラが立ってないというか…。あんまり心に残るエピソードがなかったですね。家族の大勢いる中で横から後ろから口を出すだけのお婆ちゃんじゃなくて、もっと西郷どんと直接お話しをする場面があってもよかったと思う。ベテランの女優さんがもったいない。


2018年3月25日日曜日

CHON - Waterslide (2017)



フュージョンの子孫?


CHON - Waterslide (2017) 曲は36秒から

Album:  Homey
Released:  Jun 16, 2017
℗ 2017 Sumerian Records




結構盛り上がってますね。今の若い人達がこういうバンドに騒ぐとは意外です。

というわけで、Tricotさんが今年の5月からサポートをして全米各地を回るツアーの座長です。バンド名はCHON。ほぼインストのバンドです。

結成は2008年。カリフォルニア州Oceanside出身。メンバーは
  Mario Camarena (G)
  Erick Hansel (G, Vo)
  Nathan Camarena (Dr)
  Esiah Camarena (B)

出したアルバムは2
  ・Grow (2015, Sumerian Records)
  ・Homey (2017, Sumerian Records)


動画サイトをつついて聴いてみたのですが、これはほぼ昔のフュージョンですよね。フュージョンが近年のEDMやプログレ風な音を取り入れてなんだかごちゃごちゃやっている。ちょっとまとまりが悪いか…私には右から左の曲も多いんだけれど、こういうバンドはライブでの演奏が面白ければいい。このバンド、今どきのジャンル分けでは、Progressive rockmath rockと呼ばれているらしい。

このMath Rock(数学ロック)というものは、1980年代からアメリカで…それから日本で進化したジャンルで、元々キング・クリムゾンなどのプログレに影響されて誕生。技巧的で変拍子や不協和音などを使った複雑は楽曲が特徴…そういうものらしいです。 

 …なんと
プログレの子供…孫が存在しているじゃないか…ほぉー


ギークボーイズの逆襲だな。いいですねぇ。こういうものが地下で生き残っていたんでしょうかね。面白いな。しかしこういうバンドが元気になってくれれば、もう一度バンド文化が見直される可能性もありますね。

アメリカでEDMが流行っていた間は、バンド文化は死滅していたような感じがありましたからね。こういうバンドにはなんとか頑張ってもらいたい。

メタル界隈は今でもしっかりバンド文化を伝えているんですけど、イメージ的に一般向きではないことが多いので(おどろおどろしい)、こういう風に楽器の腕だけで見せてくれるバンドが頑張ってくれるのはとてもいい。

普通の男の子がコツコツと地味に楽器の腕を磨いてバンドをやっているのはとてもいい。結局そういうサラッとした真っ当なアプローチが一番かっこいいのよ。


下の動画は彼らが2015年8月にSouth by Southwestへ出演した時の様子。あーやっぱりプログレだわこれは。上手いもんですね。ライブのほうが面白い。見たいな。う~んこれはなかなかいい。お若いのにすごいですね。


CHON - Full Set - Audiotree Live in Austin 2015



日本のTricotがサポートするCHONのツアーは
★「Super Chon Bros Tour 2 dates
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May 24 - Las Vegas, NV - House of Blues
May 25 - San Diego, CA - House of Blues
May 26 - Mesa, AZ - Club Red
May 27 - Albuquerque, NM - Sunshine Theater
May 29 - Dallas, TX - House of Blues
May 30 - Houston, TX - House of Blues
May 31 - New Orleans, LA - House of Blues
June 1 - Atlanta, GA - Masquerade
June 2 - Tampa, FL - Ritz Ybor
June 3 - Orlando, FL - House of Blues
June 5 - Charlotte, NC - Underground
June 6 - Baltimore, MD - Baltimore Soundstage
June 7 - Philadelphia, PA - Union Transfer
June 8 - New York, NY - Playstation Theater
June 9 - Boston, MA - Paradise Rock Club
June 12 - Cleveland, OH - House of Blues
June 13 - Detroit, MI - Saint Andrew's Hall
June 14 - Chicago, IL - House of Blues
June 15 - Minneapolis, MN - Varsity Theater
June 16 - Lawrence, KS - Granada Theater
June 17 - Denver, CO - Ogden Theater
June 19 - Salt Lake City, UT - Complex
June 21 - Seattle, WA - Neptune
June 22 - Portland, OR - Wonder Ballroom
June 23 - San Francisco, CA - August Hall
June 24 - Anaheim, CA - House of Blues
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Tricot - おやすみ (2013)



Tricotさんは今年全米ツアーだそうです。


 
Tricot - おやすみ (2013)

Album:  The
Release:  Oct 2, 2013
℗ 2013 Bakuretsu Records

ポスターがすごくかわいいの。
後ろの右側にいる4人がTricotだと思う。カワイイ。


 
 
情報の追加です。この「おやすみ」も別個にとりあげることにした。いい歌です。音もいい。歌詞もいい。

このブログでは2012年頃から、日本の音楽家達はどんどん海外に出て行ったほうがいいと言ってきたのですが、あれからもう6年。世の中も変わりましたね。2012年あたりから比べると、今は本当に沢山の日本のバンドが海外で演奏しているのだろうと思います。

海外に出て行くバンドは、まず動画サイトで人気が出て(コメント欄の英語の書き込み等)、それであちらから呼ばれたり、自分達から挑戦したりして、ヨーロッパや北アメリカ、果ては南米や東欧にまで出かけていっているのだろうと思います。本当に面白い時代になりました。

以前このブログでPerfumeを海外へ」を書いた頃には、こういったことは大手のプロダクションじゃないと難しいのではないかと思っていたのだけれど、どうやら近年は色んな規模のプロダクションの様々なタイプのアーティストがどんどん海外に出て行っているらしい。なんと素晴らしい。


このTricotも今年アメリカのバンドCHONのツアーに参加して全米を回るそうですが、彼女達の海外遠征は今年が初めてじゃないのね。彼女達は過去にも世界各地の色んなところでライブをやっている。そして既に海外の音楽メディアでもかなり高く評価されているらしいです。

彼女達のレーベルTopshelf Records2017年の記事によると…
tricot have been garnering attention from all around the world, and in 2014 and 2015, they toured Asia and Europe twice, supported Pixies in the UK and toured North America. In March 2016, their third European tour included 21 shows in 12 countries with a lot of sold-out dates. Their highly anticipated new album will be released via Topshelf Records in May.
Tricotは世界中から注目を集めており、2014年と2015年にはアジアと欧州に2度のツアー、英国ではPixiesのサポートで英国を回り北米をツアー。2016年の3月には3度目の欧州ツアーを行い、その12カ国21のショーの多くは完売となった。期待されたニューアルバムは5月にTopshelf Recordから発売される)

すごいですね。今の日本にはそういうバンドが他にも沢山いるんだろうか。本当に皆すごいなと思います。面白いことになってますねぇ。いいことです。


さてその今年ツアーとは…

米国カリフォルニアのバンド「CHON」という方々のサポート。どうやら今どきプログレっぽいバンド…変拍子などをやるバンドはMATH ROCK(数学ロック)と呼ばれているらしく、そういうタイプのバンドが4バンド集まって各地を回るツアーらしいです。面白そうだ。

その予定はこちら。26ショーのライブ。
これはすごいぞ。頑張ってください!

 
Super Chon Bros Tour 2 dates
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May 24 - Las Vegas, NV - House of Blues
May 25 - San Diego, CA - House of Blues
May 26 - Mesa, AZ - Club Red
May 27 - Albuquerque, NM - Sunshine Theater
May 29 - Dallas, TX - House of Blues
May 30 - Houston, TX - House of Blues
May 31 - New Orleans, LA - House of Blues
June 1 - Atlanta, GA - Masquerade
June 2 - Tampa, FL - Ritz Ybor
June 3 - Orlando, FL - House of Blues
June 5 - Charlotte, NC - Underground
June 6 - Baltimore, MD - Baltimore Soundstage
June 7 - Philadelphia, PA - Union Transfer
June 8 - New York, NY - Playstation Theater
June 9 - Boston, MA - Paradise Rock Club
June 12 - Cleveland, OH - House of Blues
June 13 - Detroit, MI - Saint Andrew's Hall
June 14 - Chicago, IL - House of Blues
June 15 - Minneapolis, MN - Varsity Theater
June 16 - Lawrence, KS - Granada Theater
June 17 - Denver, CO - Ogden Theater
June 19 - Salt Lake City, UT - Complex
June 21 - Seattle, WA - Neptune
June 22 - Portland, OR - Wonder Ballroom
June 23 - San Francisco, CA - August Hall
June 24 - Anaheim, CA - House of Blues
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Tricot - おやすみ (2013)
Tricot - 爆裂パニエさん (2011)
Tricot - G.N.S (2012)
Tricot – おちゃんせんすぅす(2013)
ジェニーハイ - 片目で異常に恋してる (2018)