能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年1月12日月曜日

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第2回「波乱の恋文」 1月11日放送



これはいけない。

あのー…これ1回めはいいと思ったんですよ。本当。いいと思ったの。だけど今週ダメダメよ…。アヒャーもうやっぱこれはだめかもね…クーッ(涙)。

なんか脚本家の方変わったんですか? 先週と全然違う。先週は文ちゃんを狂言回しにして、せめて最初の数ヶ月くらいは史実に沿った吉田松陰の話でいけると思ったのに、今週は朝ドラ風味全開ですぜヒャー…。

子供の恋愛話なんてどうでもいいや…。

まず冒頭から女の子がいきなり大人の女優さんになって違和感あり過ぎ。でもね、今回の文ちゃんは史実では8歳前後だそうです。イジワルお姉ちゃんも13歳ぐらいだって。じゃあ前回の女の子達でいいじゃないか。伊之助と文ちゃんの河原のシーンもとってつけたようにわざとらしく作り過ぎ。大人2人がドギマギしてるだけの妙なシーン。あのシーンも先週の女の子にして、もっと普通だったら可愛かったろうに…。

それから脚本のせいか編集のせいか知らないけど、なんだか全体に話がぶつ切り、説明不足ですごーくドラマが薄っぺら。先週のあの面白さはどこいった?吉田松陰が殆ど出てこなかったことに目を瞑っても(笑)

全体がすごく雑

女の子達はいつの間にか大きくなってるし、お姉ちゃんはいつの間にか近所の男の子と仲良くなっててその説明は全く無し。文ちゃんも前回は色恋などまだわからん小さな子供だったのに、いつの間にか江戸の伊之助(大沢たかお)を好きになってるの?手紙だけでそわそわしてるのね。伊之助のお母さん(かたせ梨乃)は、前半で檀ふみママとお話ししてるのにいつの間にか亡くなってる。吉田松陰はいつの間にか江戸で脱藩して東北を旅行して帰ってきた。その描写は一切無し。ドラマの後の「花燃ゆ紀行」で、松陰さんの東北視察後の懸念をナレーションで説明してくれるのもまた哀し…。
 
これだめじゃね…?
 
もういいや…次回ちょっと期待しようか、どうしようか?


2015年1月11日日曜日

LIVE★Elton John/週末はまったりとエルトン・ジョンさんを見る



うちの近所は不便なところなので、なかなか有名人が来ない。…なので有名人が来るとファンでもファンでなくてもチケットを買い、事前にセットリストをチェックして予習し、当日になると喜び勇んで出かけて行く。今回も年末ギリギリにこのライブの情報を知りチケットを購入。「こんな大物がこんなところにも来るんだね」などと言いながら参戦…いや鑑賞。


Bennie and the Jets - New Years Eve 2015 - Brooklyn NY - 2014-12-31
去年の年末ニューヨークでの年越しライブ


Album: Goodbye Yellow Brick Road (1973)
Released: Mar 24, 2014 ℗ 2014 This Record Company Ltd.



素晴らしかったです。

このお方は英国では誰よりも“国民的”なお方。ロンドンに住んでいた時はメディアでそのお名前を見かけない月はないほどだった。そんな超有名人のライブを、英国に10年もいて1度も見なかったのに、こんなに遠くに移り住んでから見るのも不思議。『Candle in the Wind』の弾き語りの間ダイアナ妃のお葬式を思い出しながら「ロンドンにいたら見れなかったかもしれないなぁ…」などと思い感慨深かった。超余談だがこのお方もロンドンで見たことがある。何故かデパートの寝具売り場で隣に立っていた(笑)まぁそんなことはどうでもいいけど…。

さてライブは2時間半。8時過ぎに始まって終わったのは10時半。ピアノを弾きながら歌って歌って歌って歌い続ける。有名曲ヒット曲満載の全24曲。短いMCは観客一人一人に話しかけるように穏やか。ショーの進め方も演出も、シンプルながら全てが熟練した職人芸。47年もの間プロとしてステージに立ち続ける揺るぎない自信。力強い声。素晴らしい曲の数々。ほとんど休まずに歌い続けるエルトンさんを見て「ああこの人を見れてよかった…」と胸が一杯になった。

いろんなスターがいる。ステージに立つ人は皆プロなんだけれど、年を重ねて勢いが無くなったり、声が以前のように出なくなったスター達も多く見てきた。しかしこのお方は67歳の今でも輝きを失っていない。声はますます力強くエネルギーに溢れ、ピアノもキラキラと華やか。往年の名曲の数々を全く疲れを見せず歌いきる姿を見ながら「この人はプロ中のプロなんだなぁ」と感嘆。超一流とはこういう人の事を言う。ポール・マッカートニー同様、Legendにはそれなりの理由があるのだ。

1曲終わるたびに毎回ピアノから立ち上がって観客を指差し、お辞儀をし、手を振り、上に向けた両手を上下にひらひらさせて客を煽る。時々前に出てきて客からプレゼントを受け取り、ピアノの上に置いてショーを続ける様子もどこか可愛い。シルバーのスパンコールを散りばめたジャケットが人間ミラーボールみたいにキラキラする衣装で、ピアノを弾き歌うエルトンさんは本当にカッコよかった

観客の年齢層は高め。観客の多くは椅子に座ったままライブは穏やかに進む。名曲のイントロが聞こえると歓声が沸きあがる。皆笑顔でリズムを取り、手を膝を叩き、一緒に歌い…最初から最後まで会場には温かく明るい幸せな空気が流れていた。

年を取ってから見る超大物のコンサートもいい。若い頃だったらエルトンさんの曲をこれほどは楽しめなかったかもしれないと思う。超一流…存在そのものがLegend …そんなエルトンさんのショーを見れて本当によかった。

Setlist---------------------------------------------
1. Funeral for a Friend/Love Lies Bleeding 
2. Bennie and the Jets 
3. Candle in the Wind 
4. All the Girls Love Alice 
5. Levon 
6. Tiny Dancer 
7. Believe 
8. Daniel 
9. Philadelphia Freedom 
(Elton John Band song)
10. Goodbye Yellow Brick Road 
11. Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long, Long Time) 
12. Hey Ahab 
13. I Guess That's Why They Call It the Blues 
14. Mona Lisas and Mad Hatters 
(Elton solo)
15. Your Song 
16. Burn Down the Mission 
17. Sad Songs (Say So Much) 
18. Sorry Seems to Be the Hardest Word 
19. Don't Let the Sun Go Down on Me 
20. The Bitch Is Back 
21. I'm Still Standing 
22. Your Sister Can't Twist (But She Can Rock 'n Roll) 
23. Saturday Night's Alright for Fighting 
Encore:
24. Crocodile Rock
 



2015年1月9日金曜日

BABYMETAL:『Live at Budokan』がいろいろとすごいらしいです



今日は週末なんでのんびりしようと思っていたんだけど、またまたこんなニュースが出てきたので書かねばなるまい…。

去年の3月頃はいろいろと色んなところをつつき回して、アルバム『BABYMETAL』の海外チャートの動向を追っていたのですが、今回の『Live at Budokan』は…


以前見ていたiTunes各国のジャンル別トップ10をまとめたページもなくなっているみたいだし、各国それぞれのメタルチャートもうまく見つけられない。…なのでBABYMETALさん公式に出ていたものをここに…。

まずiTunestop film chart(映像チャート)では、アメリカカナダ英国ドイツで映像作品が1位+2だそうです。

 
それから一昨日のアメリカに続き、英国ドイツのメタルチャートでもライブアルバムLive at Budokan-Red Night-1

 
これ以外にも、アジアのチャートとか南米のチャートとかいろいろと噂は出ていますが、ソースを見つけられなかった…。なんだかいろいろとすごいことになっている模様。
 
今日は日本では埼玉でこれからライブだそうです。
みんな頑張れ!

追記:公式より…「戦国WOD Tシャツ&タオルには歴代メタル将軍が登場」だそうで…、ええええぇこのデザイン可愛いんですけどこれ欲しい…。
 

2015年1月7日水曜日

BABYMETAL:Road of Resistance – Trailer+アメリカのiTunes METAL chartでNew live album "LIVE AT BUDOKAN"が1位になった模様!!!



ここのところ年末年始、いろいろとやる事が多すぎて、ワタクシBABYMETAL関連には大変出遅れてます。新曲のトレイラーを見つけて「おお」と思い、たった今武道館ライブのCDがアメリカのiTunes METAL chart1になった事を知った。おおおおおぉすごいねぇ…。


BABYMETALいよいよ始まったな…という感じです。そもそも彼女達は、スタジオVer.よりライブでの良さが際立ったバンドなので、今ライブアルバムが売れているということは、もしかしたらこれから彼女達の海外人気がもっと本格的になるかもしれないということ。去年の海外ツアーは顔見せ。このライブアルバムの音でますます本格メタルファンを引き入れ、また今年遠征してライブをやって現地のファンを満足させる…。そうやってどんどん大きくなっていく可能性はあると思います。

バンドはライブが良くてこそ。

BABYMETAL+神バンドの強さはライブ。この事実はどんなに偏狭なメタルヘッド達ももう否定できないだろうと思う。スタジオVerで否定的だった海外の硬派なメタルヘッド達も、ライブの音源を聴いて考えを変えるかもしれない。今ライブ音源が売れているということはBABYMETALにとってますます追い風が吹いているということ。すごいです。


BABYMETALちゃんかっこいいわ



新曲のトレイラーも出ました。曲名は「Road of Resistance」に変わったらしい。なかなか王道。私は個人的には「キャッチミー」とか「4の歌」みたいな曲が好きなので、この曲はうわぁ(笑)という感じなのですが、戦略的に今のBABYMETALがこういう王道曲を出すのは正しい。

というのも、去年海外の多くの人を「あっ」と言わせたのはシングル「ギミチョコ」。実際にあの曲がウケたのはあれがイロモノだったから。あの曲だったからこそ一般にはウケたけれど、あの曲だったからこそBABYMETALを否定した硬派なメタルヘッド達はきっと多かったはず。

海外にはまだ「女子供のやるメタルなんて認めない」というガチガチのメタルヘッド達が多く存在する。今落としたい敵は、そんな頭の固いマッチョメタルヘッド達。この新曲はおそらくそんな頑固で偏狭な海外メタルヘッド達へ向けられたもの。もうイロモノなどと文句は言わせない。

だからこその王道路線なんだろうと思います。こんなどちらかと言えば古臭い王道の曲では、まさかビルボードトップ200は狙っていないでしょう。一般の客へのウケは第一の目標ではないだろうと思う。一番の狙いはコアなメタルファンを納得させること。特に今最大の敵はアメリカの頑固なマッチョメタルヘッド達。メタル界に本格的に斬りこむためには彼らを落とすしかない。真正面からガチで勝負してます。男前。なんだかすごいな。全くごまかしていないもの。本気。今年はアメリカでメタルフェスへの出演もありますからね。ああこれはどうなるか…。

トレイラーもかっこいいです。熱いな。心躍りますね。BABYMETALさん関連は、3人の女の子達と神バンドの素晴らしさももちろんですが、それ以上に周りの大人の方々の本気が本当に素晴らしい。このトレイラーも気合が入ってます。「世界で成功できるかもしれない…」この千載一遇の大きなチャンスを逃すまいと本気で臨むBABYMETALの周りの大人の方々の熱意が本当に素晴らしいです。

応援しております。



2015年1月6日火曜日

椎名林檎/ Ringo Sheena - NIPPON (2014)



いい曲です!


Ringo Sheena  - NIPPON (2014)-1前半

Ringo Sheena  - NIPPON (2014) -2後半




今年の最初の曲は和ロックです。

去年年末の紅白で一番良かった。何度か録画を見直したんだけどぶっちぎりで輝いていた。問答無用。赤い着物で仁王立ち、長いネイルの指でギターを弾く彼女は圧倒されるほどかっこいい。椎名林檎さん本当にステキです。

曲がすごくいい。ガンガンのパワーポップなのにメロディーはどこか切ない。大昔Cheap Trickあたりを聞いていた耳には涙が出るほど気持ちいい音。コードの展開も素晴らしい。本当に涙が出るほどいい。メロディーのはっきりしたベースもいい。映像ではギターソロの間奏部でブチっと切れてますがこの間奏部がまたいい…というわけで後半部も掲載。最初から最後まで突っ走るのが最高に気持ちいい。


歌詞もいいじゃないですか。女の子がこういう歌を歌うのがまたいい。

日本よ元気を出せ!

(^o^)

今年は年始から元気が出る曲をやる。
なんて気持ちいいんだろう…。
 
 
椎名林檎さんのことは全く知りませんでした。動画サイトでチラっと見た程度。紅白のこの曲のパフォーマンスでガーンとやられた。なんと素晴らしい。
 
声は好き嫌いの分かれる声だと思う。悪く言えば黒板を引っ掻くような声。だけど彼女の声には熱がある。力がある。この声だからいい。この高音で腕に鳥肌が広がる。なんという熱気。なんというカリスマ。
 
日本の音楽業界の大人の事情で、楽曲のフルは動画サイトに出さないことが多いらしく、この曲もいい所でブチっと切れて後半また別の動画になってます。いつもはこういう中途半端な動画はこのブログには載せないのだけど、この曲はあまりに素晴らしいので載せます。背に腹はかえられん!

いい物はいい!

紅白で演奏を終えて深々とお辞儀をする椎名さんは本当に綺麗でした。本当にいいものを見た。


 

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第1回「人むすぶ妹」 1月4日放送



初回です。
 
かなりいいと思う。

驚いています。というのもワタクシ、2年前に発表になったこの「○○の妹の大河」のアイデアに大変腹を立て、わざわざこのブログにも文句を書いたぐらいでして、今回見始めたときも最初はかなりイジワルく、ダメだったら感想を書かないなどと息巻いていたのでした。
 
いや…それが、見始めたら悪くない。いやかなりいい。「○○さんの妹」がこれから大活躍するのかどうかはまだ不明ですが、初回の主役は明らかに吉田松陰。この伊勢谷友介さん演じる松陰さんが素晴らしかった。たった1回見ただけなのに、もうこの人物に惹かれています。
 
たぶん今年は脚本がいい。松陰の人となりの描写も…学問に目覚めた子供時代。学ぶ事の大切さと、現実に向き合うことの大切さを語り、古風な体制に挑戦する気概を持つ。妹には優しい兄であり師である。人を善であると信じ、未来を見つめ、真実を説き、努力をし、そして周りの者を巻き込んでいく熱い人物…。いいじゃないですか。たった1回分のドラマなのに、この人物のことはもっと知りたいと思う。ドラマは人物に惚れてナンボ。これは楽しみかも。
 
全体を通して人物達の台詞も自然。少なくとも去年のように初回からとってつけたような台詞の違和感はない。この初回のように、妹を狂言回しにして松陰を主役にすれば面白い歴史ドラマになるかも。結局一番の心配は「無名幕末女子の歴史に頭突っ込み時々恋愛」みたいなドラマ。もしそうなったら見ない。
 
 
それから今回、話全体に流れる学ぶことを真正面から正しいことであるとするテーマにも惹かれた。このテーマをもとに
 
実際の主役=吉田松陰とは誰?
この人が一番大切にしたものとは何?
 
この2つだけで1時間を回した。とにかく学問とは学問とは学問とは…?と、しつこく問いかける台詞に引き込まれる。全体に流れるメッセージとして「学問は大切だ」と言い切る脚本にまず希望を感じる。もしかしたらドラマの制作現場でも知性を尊重しようとしているのでは?真面目に歴史上の人物を描こうとしているのかも。
 
 
あまりにも痺れたので台詞を抜粋。
 
学問とは?
 
・子供時代の高杉晋作が問う「学問は何のためにする?
・妹・文に、叔父に叱られた自らの子供時代の話をしながら吉田松陰(伊勢谷友介)が問う「己とは?公とは?なぜ学ぶ?なぜ生きる?」すると、それまで学んだ本の文章が答えのように浮かび上がってくる松陰覚醒のシーン。
「本は文字ではない。人じゃ。開けば触れることが出来る…他の人の考えにも、江戸におる人にも、外国におる人にも、とうの昔に亡うなった人にも、出会うことが出来る。」
「同じく悩んで、同じく答えを見つけようとした誰かがおって、教えてくれる。その人の目で見た世の中の、人生の、あらゆることを教えてくれる。生きるに迷うとるのは自分一人じゃないことを。」
・また藩校・明倫館でも同じく松陰が叔父・玉木文之進(奥田 瑛二)に問答で挑戦
「己の頭で考える。ただ覚えるだけでなく考える。」
禁書を破り捨てた後で
「禁止しても無駄だ。どこにでもある。なぜこれを読もうとするのか? 知りたいから。学びたいから。変えたいから。今までの学問じゃもう日本国は守れん。本気でこの国を思う者は知っとる。死に物狂いで学ばにゃこん国は守れんと…。」
人はなぜ学ぶのか? 学ぶのは知識を得るためではなく、職を得るためでも、出世のためでもない。人にものを教えるためでも、人から尊敬されるためでもない。己のためじゃ。おのれを磨くために人は学ぶんじゃ。」
・それに呼応して小田村伊之助(大沢たかお)が名乗りを上げる。
人はなぜ学ぶのか? お役に就くためでも、与えられた役割を果たすためでもない。かりそめの安泰に満足し、身の程をわきまえ、この無知で、世間知らずで、何の役にも立たぬ己のまま生きるなどごめんです。なぜ学ぶのか? この世のために、己がすべき事を知るために学ぶのです。己を磨き、この国の役に立ちたい。そのために学びたい。」
 
何度も繰り返される「人はなぜ学ぶのか?」の問いかけ。畳み掛けるようにその答えを人物達が答えてくれる。これにはかなり心を動かされる。これほどまでに学ぶ事を正面から正しいと宣言するドラマもあまりなかったのではないか。
 
 
松陰はいいやつだ
 
熱い男松陰はいいお兄ちゃんでもある。内気な妹には、
「人が怖いか?怖いのはお前がちゃんと自分の目で人を見ようとしとるからじゃ。上手くしゃべれんのは、お前が間違うたことが言えん正直者だからじゃ。おれにはわかるぞ。お前はよう人を見とる。本当は誰よりも強く人を知りたいと思うとる。本当は誰よりも強く誰かと出会いたいと心の底から願うとる。」
兄に認められた妹は泣く。それまでもっさりと表情の暗かった文の泣く姿がたまらなく可愛い。いいシーンです。
「人の本性は善だと俺は信じる。じゃから真心を込めて人と向き合えば、思いは必ず伝わるはずじゃ。」
 
 
●ところで叔父・玉木文之進が昔の怖いオヤジ
 
叔父さんの奥田さんが怖い怖い。子供でもパーンと張り倒す!いいぞ。NHK本気かしら。昔はこれくらい怖い大人がどこの家庭にもいたんです。この奥田さんのキレるオヤジキャラは妙にリアルでいい。なんだか懐かしい。実際に江戸の時代に女の子が平手打ちされるかどうかは知らないけれど、男の子なら親に殴られて痣ができるぐらいは当たり前だったでしょう。こういう人物描写はあってもいい。キレオヤジでも決して嫌な奴ではなく、厳しくても実はいい人というのがまた重要。奥田さんは愛すべき怖オヤジなんだろうな。
 
 
…さて、来週はもう女の子がいなくなって、大人の女優さんになるみたいですが、はたして彼女にこのイノセントな可愛らしさが出せるのか注目。このもっさりした女の子と松陰のシーンがとても良かったので、ちょっと心配。大人の女優さんになると松陰とのシーンも雰囲気が変わってしまうかも…。
 
ともかく期待しましょう。ドラマの筋を書くことは去年で懲りたので、これからは感想だけを書くと思う。…だけど、もし台詞が書き留めておきたいほど素晴らしかったらまた延々と抜粋するかもしれない。いや…実はそれが一番いいのだけれど…。