能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年10月20日火曜日

NHKスペシャル・私が愛する日本人へ ~ドナルド・キーン 文豪との70年~



ここのところ、猫と遊んだり他の事が忙しくてなかなかTV番組の録画を見る時間が無い。放送から何週間も経った後にやっと番組が見れたりする。この番組も録画していたものを視聴。

日本での放送は1010日。日本文学者・ドナルド・キーンさんへのインタビューを交えながら、日本文学と共に歩いたキーンさんの人生を追う。


まず思ったこと。

谷崎潤一郎の『細雪』を読もう。

この番組を作ってくださったNHKさんに感謝いたします。いい番組でした。キーンさんは有名なお方なのでお名前は存じ上げておりましたが、お仕事の内容はほとんど知りませんでした。これほどまでに日本人の心を掘り下げて下さったお方だったとは…その事を知ることができてとても嬉しい。

ここはうだうだと私の番組への感想を書くよりも、心に響いたキーンさんのお言葉(ドラマ内の台詞も含む)を記録しておきたい。…キーンさんを演じた川平さん、素晴らしかったです。川平さんのスタジオ・パークの出演で番組の事を知りました。感謝。


特に心に残ったのは番組の最後。
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戦時中、谷崎潤一郎氏が月刊誌に『細雪』の連載をしていたところ、途中で出版社から
「…(戦時下に)好ましからぬ影響あるやを省み、この點遺憾に堪へず、ここに自粛的立場から、今後の掲載を中止いたしました。」
…と連載を中止されてしまう。その後も谷崎氏は疎開先で『細雪』の執筆を独自に続けていた。
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●そのことについて…キーンさん
『細雪』には日本人の伝統的な営みがゆったりとした調子で書かれています。それが、戦意を高揚させる文学ばかりが推奨される時代の空気とは合わなかった。それでも、日本文化の素晴らしさを『細雪』に書いたことこそが、谷崎先生の静かな抵抗だったのではないかと…。連載が中止されてもなお、谷崎先生は強い意志をもって『細雪』を書き続けたんです。
 
●ナレーション…いつの時代も私達は社会全体を巻き込む大きな渦の中で生きざるを得ない。その中でも淡々と自分の信じる道を進む日本人がいた。
 
●公演で…キーンさん
 谷崎先生が…伝え続けたメッセージ。それは「日本人の本当の美しい部分を忘れるべきではない」。時代に決して流されることなく、自分の信じる道を歩み続けた谷崎先生。その姿こそ、日本人の素晴らしい生き方として、私は皆様に知っていただきたいのです。
 
●インタビュアー・渡辺謙さん…日本人は大きな渦に流されやすいが…
 
●キーンさん
 (日本人は)皆そういう感じ。大きな(渦の中の)人達と一緒にいることを喜ぶ。谷崎先生の目的は「こういう文化のある国だった」とか、日本は(戦時中の)戦争戦争というようなところではなく「日本人には美しい音楽、美しい小説、美しい庭がある」と感じていた。そして彼(谷崎)は「もう以前のような日本はないかもしれない」(と考えて)それを記録して、未来の人が「これが本当の日本だった」とわかるように、谷崎先生は『細雪』を書いたと私は思う。
 
渡辺謙さん…世間の大きな渦に流されず、書いていたことに驚く…
 
●キーンさん
家族のこともある。いろいろ問題があるから、そう簡単に自分一人で立ち上がることはできない。本当に勇気があったと思う。多くの人が「私達は仕方がないから自分も(他の人と)同じことをやろう」と満足するのは良くない。ともかく、そういう人がいたことは日本の誇りだと思います。
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この谷崎潤一郎さんの『細雪』をめぐる話は、偶然なのだけど、先日感想を書いたスピルバーグ映画『Bridge of Spies』の主人公・ジェームス・ドノバン氏の生き方=スピルバーグ監督のメッセージにも似ていてはっとさせられる。
 
~周りに流されず淡々と自分の信じた正しい道を歩く。周りからのプレッシャーもあって困難でも、勇気を持ち強い意志で正しい道を進む~
 
 
戦後70年。現代の日本人は谷崎さんから見れば未来人なんだろう。その中のひとりである私も谷崎さんの書いた戦前の「本当の日本」を今とても知りたい思う。
 
海外に住んで長い時間が経てば、自分の中身が現実には何パーセント日本人らしいのかわからなくなることもある。昔の日本。戦前の日本。伝統的な日本…。『細雪』に描かれた日本は、実際には、おそらく戦前の数十年間の時代に限った日本らしさなのだろうとも思う。それでもそこにはその時代独自の美しさがあった。谷崎さんが未来の日本人のために残したかった「日本の姿」を、その当時に書かれた言葉で読んでみたいと思う。
 
ドナルド・キーンさんに感謝いたします。
 
 
 

2015年10月18日日曜日

映画『ブリッジ・オブ・スパイ/Bridge of Spies』(2015):Standing Man…スピルバーグ監督の良心






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Bridge of Spies2015年)/米/カラー
141分/監督:Steven Spielberg
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スピルバーグ印のスパイ映画?ドンパチやって派手なのかしら?オトコオトコした映画かしら?またトム・ハンクスか…などなど、スピルバーグというだけでいろいろと想像してしまいますが、実はこの映画、
とても地味。
味わいの地味映画。
いい話です。実話を感動の映画に仕上げる腕はさすがです。じっくりといい話(なぜいいのかは後述)。だけどとても地味。スピルバーグさんはもう派手なエンタメは撮らないのかな?
 
 
★あらすじ
 
冷戦下の1960年。アメリカ合衆国とソビエト連邦はお互いの核の威力を恐れ、それぞれの国にスパイを送り込む。米・ニューヨークではソ連のスパイ=ルドルフ・アベルが捕まった。また米がソ連に送り込んだスパイ機・U-2のパイロット=フランシス・ゲーリー・パワーズは、ソ連上空で追撃され捕虜となる。米でルドルフ・アベルを弁護していたジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)が、後にアベルとパワーズをベルリンのグリーニケ橋で交換してそれぞれ帰国させるまでの話。
 
実話を元に脚色しているそうです。元々の事件は「U-2撃墜事件」というらしい。かなり有名な話だそうで、Wikipediaにも概要が出ています。
 
旦那Aに「U-2撃墜事件」のおおまかな話を聞いて、それ以外はほとんど映画の予習をせず映画館に行き、「スピルバーグのスパイ映画」なら米空軍のパイロットの話かなと思っていたら、主人公は2人(+1人)の捕虜を救った弁護士のジェームス・ドノバン(トム・ハンクス)でした。、
 
この映画は派手なスパイ映画ではありません。周囲から反対され、命を狙われる危険を犯してでも決して信念を曲げず、正しいと信じる道を進む一人の男の話です。
 
テーマは人の倫理。真の英雄とは何か?
 
 
★ネタバレ注意
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「信じること、正しいことのためなら困難にぶつかっても己の信念を曲げない」
●ソ連のスパイの弁護
1960年頃の冷戦下のアメリカは共産主義に対してほぼヒステリーに近い反応が常。この映画でもソ連のスパイを裁く法廷では「共産のスパイなんて死刑にしろ」なんて野次も飛ぶ。そんな状況だから、弁護士ドノバンにとってソ連人の捕虜を弁護するということは世間を敵に回す事と同じ。敵国のスパイを弁護するというだけで非難を浴び、結果自らも、家族さえも危険に晒してしまう。それでも彼はソ連のスパイ=アベルを弁護し続ける。
3人の捕虜の交換を成功させる
数年後ドノバンは、ソ連で捕虜になった米空軍のパイロット=パワーズ、それに別件で東独の捕虜になったアメリカ人の学生を、米側の捕虜=自らが弁護したソ連人のアベルと交換する為、ベルリンまで行って両国それぞれと交渉。ソ連と東独の微妙な力関係の中、交渉は難航するが最後は無事3人の命を救う。3人はそれぞれ帰国することが出来た。
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おおまかな話はこれだけなんだけど、全体のトーンが非常に落ち着いていて、ハリウッド映画にありがちな華やかさはほぼ皆無。アメリカのスパイ機が打ち落とされる場面も派手なものではない。敵国に捕らえられた捕虜の苦難も無い。銃撃戦も無い。綺麗な女性も出てこない。一人の男が信念を曲げずに正しい事をする話を淡々と描く。

派手さがないかわりに人物達の描写は細やか。敵国に捕らえられているのに飄々として無表情なソ連人の捕虜アベル…弁護士ドノバンの目を通して次第に見えてくるのは、絵を描き音楽を好む穏やかなアベルの人柄。アベルの口癖「そのほうがいいか?(Would it help?)」もどこかユーモラス。二人の間にはいつしか静かな友情が芽生え始める。

映画の前半はアベルとドノバンの関係を描き、後半は両国の捕虜の交換のためにベルリンで奔走するドノバンの姿を追うことになるのだが、交換が成功した最後のドノバンとアベルの別れの場面はどこか悲しい。お互いを思いやる程の友情が生まれても、彼らが友人になることはない。二度と会うこともないだろう。二人の悲しい関係が映画の要にも思えてくる。


スピルバーグさんはおそらく世界一の監督。子供を撮っても、宇宙人を撮っても、怪獣を撮っても、戦争、大統領、ロボットもサメもトラックも…何の映画を撮ってもなにからなにまでうんざりするぐらい上手い。とんでもない巨人です。エンタメを撮らせたら世界一。感動のお涙頂戴も、びっくりさせられる冒険も、戦争のリアルな描写も世界一…どうしてこんなにすごいのだこの監督。

そんな監督が、こんな地味な映画を撮ったことは特筆に価する。

この映画を見て改めて思ったのは、スピルバーグさんは自己の「超有名大物映画監督」の立場から、若い世代に向けて現代の語り部になろうとしているのではないかということ。

監督はきっといい人物のいい話を語りたいと思っている。映画界で一番の腕と力を持つスピルバーグさんが映画を撮れば、必ず多くの人が見に来る。影響力は大きい。それなら、ただのエンタメではなく、人の心を動かすような「いい人物の話」をしようと監督は思っているのではないか。

観客の心をいい方向へ導くような人物達の話。彼らは弱者の味方であり、公正で、義のためには大きな敵にも立ち向かう勇気を持つ。個人の強い意志が歴史を変えることもあるかもしれない…この映画の主人公は、監督の前回の映画『リンカーン』とも似ている。困難にぶつかっても自己の信じる道を進む勇気ある人物達の話。

今回のドノバンは歴史上ほぼ無名。それでも彼のような真の英雄は存在する。


この話も、監督が望むならもっと派手な映画が撮れたはず。それをせずに「敵国のスパイも同じ人間であり友情も生まれ得る事」「政治的に弱者(学生捕虜)の命も、政治的にもっと重要な人物と同等に扱われるべきであること」を話の焦点に絞り、信念を持ってそれを静かに実行した男の話を語った。

映画が終わった直後、劇場の観客から拍手が起こった。私もそれまで淡々とスクリーンを見ていたのに、後ろから聞こえてきた拍手の音でふと涙が出そうになった。スピルバーグさんの意図は人々に伝わっているんだろうと思う。
 
 
 

2015年10月15日木曜日

お猫様H:シャ・ノアール?



日本でカフェを全国展開する株式会社Chat noir/シャ・ノワール さんが、50周年記念でキャンペーンをなさっているらしい。どうやらコーヒーを飲んでレシートを集めると「ふちねこ」という物をもらえるらしい(詳しくは公式のページへ)。あの「コップのフチ子さん」と同じアイデアで、これは黒猫がコップのふちに乗るんだそうだ。欲しいな。可愛いぞ。


というわけで黒猫はフランス語でChat noirというらしい。フランス語に心得のある旦那Aに「黒猫ってフランス語でなんて言うの?」と聞いてみると「シャッノアァァ」と返事してくれた。

そんなわけでうちのシャッノアァァさんにも教えることにした。


海亀「シャ…シャッノアァァさん?」
H「…ナニ?」
亀「…珍しくカメラ目線ですね」
H「ナンカ用?」
亀「な、なんでもないです」
H「イマ忙シイノ。虫ガイルノヨ。」
亀「ハイ…」
H「アレトッテ」
亀「あ…」
 
 

2015年10月14日水曜日

Perfume:これぞPerfumeここにあり!



まずはお写真から…。



▲未知との遭遇?宇宙船みたい


すごいですね。今回の10周年記念祭りも無事終了し、
Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP
の写真やセットリストが先週解禁になったそうです。

いやーすごいです。これですね、これこれ。Perfumeはこれがすごいんだ。これなんだ。大昔このブログの最初「perfumeを海外へ」のエントリーを書いたときに頭に思い浮かべていたのはこういう景色。まさにこれ。こういうのを海外に持っていって欲しいと思っていた。


ここのところのPerfumeさんは、今年10周年のお祭り年のせいなのか、どうも全体にアイドルビジネス寄りの活動が多くて、今までこのブログにもあまり書く事が無かったのですが、やっと肝心要のライブの様子が出てきました。

これいいな…やっぱりこういう景色はPerfumeさんにしか作れないですよね。これなのよこれ、これがいいんだ彼女達は。

かっこいいな。Perfumeにはセンターステージが似合います。「精巧に作られた人形のようにダンスを踊る未来から来たポップグループ」…←このイメージを具現化したライブが見れるのがPerfumeのライブの面白さ。写真から見る限りもしかしたらこのセットは過去最高かもしれません。丸い武道館は本当にいい箱だ。


今更ながら白状するなら、ぶっちゃけ私はメンバーの容姿や性格がどうとか天然が面白いとかプライベートで何をしているのかとか…まーどうでもいいんですわ(いや綺麗な女の子達というのは必須ですけど)。ライブもPTAコーナーとかまーどうでもいい…。そもそもアイドルファンじゃないんですよ海亀。でもこの↑景色を見るためならやっぱり彼女達のライブには行ってみたいと思う(いやたぶん行けないけど)。


人気商売のアイドルには色んなタイプのファンがいる。個々のファンはアイドルに自分好みのアイドルの姿でいて欲しいと思う。もちろんPerfumeにもいろんなタイプのファンがいる。現在のPerfumeの大きな成功は、彼女達がそんな様々なファンの要望に応えるように色んな顔を見せることが出来るグループだからこそ。だからPerfumeはここまで大きくなれた。

私は実は最近まで「彼女達はもっとイメージを統一すればいいのに」などと思ってました。しかし今のPerfumeの成功を思えば、Perfumeの様々な見せ方、あり方を、一種類、一方向に絞れなどとはもう言えない。

今のPerfumeは今のPerfumeが一番Perfumeらしく、またこれからもそんなPerfumeであるべきなんだろうとあらためて思います。もう大人なんだもんね。彼女達は彼女達らしくあればいい。


…そんなPerfumeの色んな顔の中で私が好きなのはこんな↑かっこいいPerfume結局ファンが嬉しいのは、個々のファンが「こうあって欲しい」と勝手に作り出したイメージに、(現実のアイドルが)あまり離れない姿で存在してくれている時なんですよね。

アイドル寄りの彼女達には私はもうそれほど興味が湧かないけれど、こういう景色を見せてくれる限り、また彼女達が踊り続けてくれる限り、私はPerfumeファンでいようと思う。



2015年10月13日火曜日

TBS 日曜劇場『ナポレオンの村』全7回・感想



これはいいドラマ。良かったです。録画を見終わった。

アツい男・唐沢寿明が限界集落にやってきて、村を元気にしていく話。

村おこしのドラマとはいってもリアルではないんだろうと思います。過去何十年もの間、過疎化の問題を抱えた村を、たった7話分の話で全て改善させてしまうなどということはおそらく現実にはありえない。だけどこの話はそこをつついてもしょうがないですよね。このドラマのポイントは基本的なメッセージが非常にポジティブであること。そこが要。

本当に気持ちがいい話です。メルヘンだとかファンタジーとかおとぎ話とか…それでもいいじゃないですか。だってこのドラマから出される基本のメッセージは正しいんだもの。それだけでOK。

限界集落だけとは限らない…日本中の小さな町や村が元気になることは=日本全体が元気になること。村や町に住む人々がその土地を愛して幸せに暮らすこと。その生活をよりよいものにするために土地の人々も努力をすること。それを導き支援する公の人々…このドラマで描かれてるのは本当に正しいメッセージです。直球。

もっと日本の田舎が元気になればいい。空気がおいしくてご飯もおいしい。温かい人々。土地も広くて子供はのびのびと育つ。ご飯が美味しくて空気も綺麗だから身体にもいい。春には花の匂い、夏にはセミの声、秋は紅葉、冬は雪…本当に綺麗な日本は田舎に存在する

英国人には「カントリーライフ」にポジティブなイメージを持つ人が多い。田舎の大きな家の庭で本格的なガーデニング。広大な牧草地には羊がうろうろして牛、馬が草を食む。ファーマーズ・マーケットには新鮮な野菜と手作りのジャムや蜂蜜が並ぶ…。田舎での生活に憧れる人はロンドンにも結構いて、人生の半ばを過ぎた頃に田舎に移住する人も多い。そういえば日本でも英国人のベニシア・スタンリー・スミスさんがそんな生活を京都の大原でなさってますね。

日本人ももっと田舎にいいイメージを持ってもいいと思う。移住することは出来なくても都会から田舎をサポートすることは可能。国産の農作物を買ったり地方都市へ観光に行くこともできる。地方が…田舎が元気になることが、日本人の食の安全や心の豊かさを守ると私は思う。

だからこういうドラマを見ると本当に嬉しくなるのね。いい話。


俳優さん達も素敵です。登場人物が全員魅力的。唐沢さんも麻生久美子さんも、イッセー尾形さん、ムロツヨシさん、ほっしゃん…その他の村人全員がユーモラス。それぞれ全員にキャラがあって楽しい。だんだん人物達のキャラに惹かれていく。たった7話だけなのに最後は皆と別れるのが悲しくなった。最後、バスで村を去る唐沢さんは本当に泣いてるみたいに見えた。「あのままあそこにいればいいのに」と思ってしまった。

本当にいいドラマでした。


それにしても沢村一樹さんはつくづくイイ男だな。最後は「いい人」になっちゃったけど最初の頃の悪い市長がいい。エロい秘書とのやりとりもまたいい。私はこの俳優さんは他のドラマをほとんど見ていなくて、それ以外にもバラエティをちょっと見ただけなんだけど悪役が似合います。「いい人」はたぶん御本人そのまんまの印象なんだけど、悪い人をやるとすごくいい。身体が大きいから怖いです。もっと極悪のキャラをやって欲しい…怖い

またイケメン推しの話で〆てしまったハハハハハハ。 (^_^;)\