能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年1月25日日曜日

Perfume:アメリカのフェス「SXSW 2015」に出演決定



おっと変化球来たな…。

海亀は今でもPerfumeが好きです。しかし去年のWT3を終えてから本当に書く事がなくなってしまった。というのも今の時点でPerfumeがどういう方向に進んでいくのかが全く見えなくなってしまったから。

1.海外展開もワールドツアー3回目の終了でとりあえず一段落した。
2.Perfumeがこれからどういう方向に行きたいのか、それを予想出来るような手掛かりが今のところ全く出ていない。
3.前回のシングルは万人ウケ路線ではなかったと思うが、今後彼女達が(一緒に歌いましょう系)歌ものに行くのか、音ものに行くのか音楽の方向がわからない。
4.いや音楽の方向と言うよりも、彼女達がどういうグループになりたいのか…万人に愛されるアイドルなのか、それともダンスのすごいアーティスト系なのか…も見えてこない。
5.ライブは相変わらず漫談満載。海外に行ってもファンクラブツアー的な内輪ノリは変えない。

いろんなことが去年で一段落して、今後彼女達がどうしたいのかが今のところ私には見えない。


海外に関しては、もともと以前からあ~ちゃんが乗り気ではないというのが聞こえてきていて、とりあえずWT3が終わったらもう海外はお終いなのかな…とも思っていたのだけど、ツアーの後で聞えてきたのは「もっとやりたい」=もっと海外やってみたい…だそうで…ほんとかな?

というのもここ数年のPerfumeの売り方というのが、どうしても海外向きではないということを私は暫く前から思っていて(これは以前にも書いた。またしつこく書く)

・海外ライブでも漫談満載。Perfumeを既に知っていなければ戸惑うライブ構成
・ライブの後でセットリスト公開は厳禁
・内容もネタバレになるから話すな
・ファンカムなんてとんでもない
・ライブはチケットを買って実際に会場に来たファンだけの秘密の楽しみにしろ
・ライブに来ない奴は公式映像が出るまで待て(その映像がなかなか出ない)

…等々「海外やる気ないでしょ」と思ってもしょうがない売り方。結局海外在住の私も正直それで心が離れた。以前ほどの熱がなくなった。

しかしとはいっても冷静な目で見るならば…、彼女達の長年のキャリアのおかげでPerfumeのあり方をそのまま受け入れてくれるファンベースが海外にもある程度存在することを考えれば、ファンクラブツアー的に10003000人程度の箱を地道に回る方法もあって、それはそれで決して悪くはない。海外のファンのための安定した海外展開。ただし大きく広げるつもりはもうないんだろうと思っていた。

ところが今回かなり大掛かりなフェスへの出演。客層は予想不可能。
…いったい何を考えてるんだろう。


いいと思いますよ。いろいろとやってみることは決して悪くない。この決定が…実際にご本人達が行きたがっているのか、それともライゾマさんが引っ張り出したのか…本当のところはよくわからないけれどどうなんでしょうね。もしかしたら3人とも去年のツアーで海外に目覚めて、やる気満々なんだろうか。

私も今回ばかりは本当にわからないです。同じフェスでも、去年BABYMETALがソニスフィアに出たのとは状況が全く違う。BABYMETALはフェスの前に海外のメディアがかなり騒いでましたから集客も成功もある程度は予想できたけれど、今回のPerfumeには何もない。場所も、集客を見込めるニューヨークやLAではなくテキサス。

もしかしたら当たって砕けろ的に、海外いっちまおーか…とやる気満々なのかも。チャレンジ精神が出てきたのか?去年のWT3で海外に味をしめたか?

ともあれ今のPerfumeさんは日本では経験豊富なベテランの大スターですから、たとえこのフェスへの出演がなんともならなくても、日本での地位はびくともしない安定性は十分にあるだろうと思う。これくらいの未知への挑戦はやってみてもいい。今回はとりあえず実験的に未開拓の海外のフェスに行ってみて様子を見ようかということかもしれません。

少しずつではあるけれど、彼女たちも変わっていく時期なのかも。
応援しましょう。


2015年1月24日土曜日

映画『はじまりのうた/Begin Again』(2013);音楽好きのための映画



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Begin Again2013年)/米/カラー
104分/監督:John Carney
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去年2014年は本当に映画を見なかった…ということは以前猫のページで書いた。そう、お猫様がうちに来てからどうも外に出にくくなった。いや…お猫様と一緒にいるほうが楽しいから出なくなったと言ったほうがいい。
 
さてもうすぐオスカーのシーズン。なんとか賞取り合戦が始まるまでに、映画館で見た映画だけでも簡単な感想を書いておこう。
 
というわけで、キーラ・ナイトレイさん主演の小作品『Begin Again』。端的に言えばこの映画は、
 
音楽好きの人による音楽好きの人のための映画。
 
いい話です。
 
 
★あらすじ
 
昔は売れっ子、今は落ちぶれた中年音楽プロデューサーのダン。そして恋人と別れたばかりで傷心の女性シンガーソングライターのグレタ。彼女がライブハウスで演奏するのを見て将来性を感じたダンが、彼女と共にアルバムを制作する…というお話。

 
以下ネタバレ注意

(ずいぶん前に見たので細かい内容は間違っているかもしれません)
 
表向きのストーリーは恋愛もの。しかし実は恋愛話はサイドストーリー。この映画で見えてくるのは、この監督さんがいかに音楽を愛しているかということ。一つ一つの場面、エピソードが音楽への愛に溢れていて、観客も音楽好きならいろんな場面でうんうんと頷き、 わかるわかると微笑み、そうだよねと涙を流す…そんな映画。
 
音楽を聴けば同じ景色も違って見えてくる。音楽で人は癒され、喜び、また音楽で人は出会い、共鳴し合い、友情を育み、時には音楽で傷つくこともあるけれど、また音楽が喜びをくれる。別れていた人々も音楽によってまた結び付けられる…。
 
…もっとあっただろうと思う。「音楽がいかに人生に潤いを与えてくれるのか」…という監督の音楽への愛を映画の隅々まで感じる。それが素晴らしい。
 
アルバムの録音はライブ一発どり。これもたぶん音楽への愛からくるもの。緻密な構築型の録音方法もあるけれど、この映画が見せたかったのはライブ録音の生なエネルギーと情感。このプロデューサーは音楽の技巧よりも音楽の心を録音したかったんだろうと思う。これもおそらくこの監督の音楽への愛。
 
2人のアルバム作りが次第に人と人とを結び付けていく流れは楽しく、ライブ録音のクライマックスは本当に素晴らしい。「おっいいね…」と思い隣の席を見ると旦那Aが泣いていた。
 
恋愛映画ではありません。恋愛ものというよりも音楽映画。音楽が好きな方に特にお勧めします。心が豊かになる温かい映画。
 
今の若い人達は戸外でイヤホンをシェアして一緒に音楽を聴くのね。
ほー…。
 
 
 

2015年1月20日火曜日

BABYMETAL:『LIVE AT BUDOKAN ~RED NIGHT~』リアクション感想



昔話をするので前置きが長いです。

たぶん人生初、自分の意志でおこずかいで買ったレコードはライブアルバムだったと記憶している。75年あたりの「百恵ちゃんまつり」が最初。それからキャンディーズの「後楽園解散ライブ」も買った。ピンクレディーの「ラスベガスライブ」も買った。

79年に「QUEEN LIVE KILLERS 」で洋楽ドップリ。同じ頃に「Cheap Trick At Budokan」も馬鹿みたいに売れていた。Paul McCartneyWings Over America」やRolling StonesStill Life」もよく聴いた。その後ライブアルバム欲しさに西新宿のブート屋を回ったりもした。80年初期も色々出ましたね。思い入れは無いけれどTalking HeadsStop Making Sense」、Bruce Springsteen & The E Street BandLive/1975–85 (1986)」。Doobie BrothersFarewell Tour」、AerosmithClassics Liveもよく聴いた。それから昔の奴を掘り起こして聴いたりもした。Peter FramptonFrampton Comes Alive!」、David Bowie70年代中期のいくつかのライブアルバムもよく聴いた。Deep PurpleMade in Japan」やWhoLive at Leeds」は聴いたかな覚えていない。Joni MitchellShadows and Light」、Weather Report8:30」もよく聴いた。このあたりからジャズ/フュージョン系も聴き始めた。 Casiopea「Mint Jams」、Brecker Brothers、Jaco Pastoriusまだまだ沢山あるはず…。

バブルの頃からライブアルバムよりも映像作品が多く出始め(マドンナあたり)、それに90年頃は何故か「アンプラグド」が大流行。ワタクシはアンプラグドなんてヤワでつまらんと思っていた。

完成されたスタジオアルバムもいいけどライブアルバムもいい。いやライブの方がスタジオよりもいいバンドも多くいる。ライブのいいバンドはそれだけでリスペクト→ライブの上手いバンドが好き→だからライブが好き…とライブ三昧に陥る(近年ほぼリタイアしたけど…)。

とにかくよく聴いた。公式もブートも色々とにかく聴いた…と思っていたけど、実は有名なライブアルバムの名盤リストの半分も聴いていないと今知った(驚き)…ライブアルバム道も奥が深い。


ライブアルバムの醍醐味は音で探る空間と場の熱気、臨場感。ライブのあの数時間というのは熱狂の幸せな時間で、それをカプセルに閉じ込めたような音の情報というのは本当にいいものなんです。

たぶん音のみで聴くライブの音源は、映像で見て聴く情報とは違うもの。頭の中で空間が形成されて色んな映像が見えてくるのが楽しい。だからライブアルバムはいい。


そんなライブアルバム好きの年寄りが聴いたBABYMETAL [LIVE AT BUDOKAN ~RED NIGHT~]

皆さんええですよこれは。これはすごいな。すーさんすごいな。青山さんのドラムもすごいです。低音がちょっと弱いかも。もう少し音圧が欲しい。とはいえ、音が綺麗で全体が素晴らしい本当に素晴らしい。

誤解を恐れずに言うのなら、こんなに音が素晴らしいと映像は邪魔にさえなりかねない。いやそんなことはないんですけどね(映像ももちろん素晴らしい)…それぐらいこれは素晴らしい。音がいい。圧倒される。本当にいい。傑作でしょう。この時代に音だけで勝負なんて本当にすごいことです。

こんなにいいと説明や理屈はいらんですな。いいものはいくら形容詞を並べても表現できない。なのでここでの感想はあっと思ったリアクションを書く。このアルバムを、映像を見る前に最初に聴いたときに、聴きながらメモ程度に書き留めていたものをそのままここに感想として出す。

元々そのまま出すつもりがなかったので非常に馬鹿っぽい(笑)ですが、こういう感激は綺麗な文にはまとめられないのでそのまんま出す。聴きながらだんだん興奮してる。
感情殴り書きの感涙熱血レビューッ\(^o^)

ライブって楽しいものなんだよな。これは元気が出ますよ。これ出してくださって本当に感謝してます。BABYMETALちゃん神バンドさんスタッフの皆様ありがとう。

また昔のライブアルバムを引っ張り出して聴こうかな。


BABYMETAL [LIVE AT BUDOKAN ~RED NIGHT~]
アルバム聴き初めリアクション感想
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うわぁ~ボーカルが本当にすごい。メギツネ中元さんのボーカルは本当に宝物。1曲目からぐいぐいきます。うまいなぁ~。
詳しいことはわからないけどマスタリング(←マスタリングって何?)がいいらしい。音がとてもクリア。メインのボーカルと楽器の後ろから被さるように聞こえる野郎共の声援もいい。…これはな…すごいな。傑作。
すべての曲がすごいもの。
本当に素晴らしいものはあまり形容詞はいらないですね。ふぁ~これはすごいよ。
ゆいもあちゃんの煽りがまたよくて…泣ける。なぜだろう。心臓がドキドキする。
これはリリースを感謝します。映像作品だけではこれほど音に集中出来なかっただろうと思う。こういうふうに音だけで聴けて本当によかった。
ギミチョコはあまり好きではなかったんだけど、これを聴いてあ~これはライブではほんとにキラーソングなんだと納得。疾走。気持ちいい。
ドキモいいねがまたいいねこれが。ボーカルが最高。本当に楽しいんだ。楽しい。
ゆいもあちゃんの煽りが可愛くて。泣ける。んで…かっこいいのよ。コガネムシがかっこいい。
すーさんは上手い。本当に上手い。音の正確なボーカルというのがいかに気持ちいいのか…とあらためて感動する。本当にすごいな。
今までBABYMETALさんのことをいろいろうだうだとこのブログに書いてきたけど、あらためてまーこんなに凄いライブバンドだとは知らなかった。リスペクトリスペクト。1年前(3月)にこんなショーをやっていたなんて。これは本当にすごいですわ。仰天。
キャッチミーがいいぞ。おう、おう、おう、たまらんねこれは。ギターギュンギュンいってくださいよもう。思わずボリュームをフルに。Bohちゃん。ゆいもあちゃんの賭け声が可愛いな。傑作。
うきうきが…すごい(笑)よくこんな歌が歌えるもんだ。いやこんな曲よく演奏できるもんだ。あらためてほんとすごいわ。これライブが本当に素晴らしい。完全降参。リスペクト。キンキラリンは can't get away。
ロンドはね伝説よ伝説。素晴らしい素晴らしい。ボーカルすごいな。鳥肌。ドラムもすごいぞ。
おねだりきた!おぉ~モリアガル…ガオーっ!カワイイカワイイ。この曲好き好き好きカッテエカッテエカッテエカッテエ
44で何かが開く。飛ぶわ。ドラムすごいな。二人の煽りが素晴らしい。空間が見える。あー彼女達はプロだ。かっこいい。すごいもんだなー。後ろのうねうねギターもいい。
アカツキは溜息。すーさんのひとで空気が綺麗になる。あーすごいな。またまたドラムがすごい。ツインギターがいい。嬉しいな。
BABYMETAL DEATHがこれまたドラムがすごいんだ。これボーカルが入ってないんだけど、神バンドのインスト曲としても優秀。あーこれは素晴らしいです。神バンドさんは本当にすごい。
ヘドバンは楽しいな楽しい楽しい。イジメはボーカルがすごすぎ。すーさんの高音の叫びに頭から不死鳥が飛び立つんだよ(そんな絵が見えた)このボーカルはいやーすごいすごい。ライブの締めの掛け声もすごいな。ひゃーまいりました降参。感無量。これはいいライブアルバム。
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それにしても日本のバンドが、2015に、海外でもライブアルバムで知られた武道館でのライブアルバムを出し、海外でも売れているというのがしみじみと嬉しい。時代は変わっていくのだ。
 

 

2015年1月19日月曜日

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第3回「ついてない男」 1月18日放送




今年はもうリタイアかも。
途中で寝ちまったよ…はははは…身体は正直である。
だってつまんないんだ悶。


歴史なんて全然出てこないじゃん。
史実が出てくるときは突然唐突。
前後のつながりも全く無し。
話がブチ切れ。
だから人物描写もおかしくなってる。
ずいぶん乱暴だな。
ダメだこりゃ。


幕末女子の恋バナなんて全く興味ないですよ。
全く興味なし。
1回目はいいかと思ったらやっぱり案の定。
全然面白くないや。もういいか。
この調子でいくのなら感想は書かない。
とりあえず毎回見るとは思う。大河だから。
そのうち面白くなればまた書くかも。
健闘を祈る。

ほんとに大河枠にひでぇことをしてくれたもんだぜ。
…と、まだ結論を出しちゃいかんのだな…ゴメンネ