能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年10月17日木曜日

Perfume:「LEVEL 3」初回盤DVDの感想


↑分かる人だけ分かってください

本作の一番の見所はあ~様のぼよよよ~んだと思います。すごいなぁ…実に羨ましい。あ~様があれだけ踊ってあまり揺れないのはPerfumeの永遠の謎。


広島弁は想像です
「だいじょばない」のダンスも良かった。
それからね…イントロクイズは「ポリリズム」だけ分かった! はーっ。

…どうも最近絵ばかり描いて更新してるな…ちと反省…。

だって最近Perfumeさんの情報がすごいんですもん。感想をいちいち書いてたらこちらの生活が無くなる…。先日のアルバムの感想でエネルギーを使い切った。いいアルバムですよこれほんとに。

いい話もあるんでぼちぼち書いていきたいけど気合が入らんのう…。

2013年10月16日水曜日

NHK ドラマ10『ガラスの家』第7回「許して…」

 

また笑っちゃったよ。なんでや…なんでなのだ…?なんでこんなに笑ってしまう…?このドラマ、なんでこんなにおかしいのだ…。このドラマの演出の人、ぜったい変なセンス…(笑)

レイちゃんのアパートで、ちゃぶ台を囲んでボーゼンと立ち尽くす3人を天井から眺める図。(一旦出たのに)また帰ってきてアパートのドアに顔をくっつけたまま真剣愛を語る迷惑なエロ長男(←やっぱり髪型をなんとかしろ)。急にプールで溺れるパパ。ゴトーは「じっくんはカオが好き」って弟はそんなに変顔なのか…?パパはゴトーに突然ブリーフ党を宣言する…ふつーそんなこたーわざわざ言わねーだろ…(大笑)
 
…ハハハハハハハハなんでなんでなんでなのだ…。
ほんとに変なドラマだよねこれ…
 
 

2013年10月15日火曜日

NHK 土曜ドラマ『夫婦善哉』 第4回



見終わった。なんか可愛かったこの二人。話の筋よりも何よりもこの二人の俳優さん達がベタベタベタベタするのがとても良かった 二人で一緒にいるのがとても可愛い。仲良きことは美しき哉…。いいですね。

だからいろいろとあったけど、結局仲のいい二人の場面が一番印象に残ってる。今回は二人がダンスしながらニコニコしてる場面と、二人でラーメン食べてる場面。娘の結婚式に呼ばれて嬉しくて二人泣く場面、それに最後に遠ざかる二人の場面がよかった。尾野さんが森山さんの顔を見上げるのがすごく可愛い。柳吉は照れ屋の昔の男なので、目線をあわせないんだけど嬉しそうなのね。いいわこの二人。

しかしまあ柳吉は蝶子の弟にまでやきもちを焼くなんてしょうもない男。本当に寂しがりやのアホ(笑)酔って管を巻き始めた場面なんてほんとにどうしようもない。自分に酔ってるだけじゃん。あんなのは横っ面をパーンと張り飛ばして「しっかりせんかいっ!」と叱ればよろしい…しかし蝶子さんも疲れちゃったかな。あの後落ち込んでるのね。

しかし森山さんにはダメダメナヨ男の妙な色気がある。困ったもんだ。ダメ男の時はほんとにみっともないのに、蝶子さんに見上げられてるときは何故かだんだんいい男に見えてくるから不思議。イイ男とは女が作るものである…風に見える。俳優さん達、すごいですね。

そんなわけでドラマも終わってしまったんだけど、最後のハッピーエンドのシメが、晴れてこの二人が維康の家に認められて夫婦になることなんですね。先週もそうだったんだけど、やっぱり結婚が一番の要なんだな。娘さんの結婚式に二人で呼ばれたってことは認められたってことでしょ。へーそうか…世間に夫婦と認められる事がやはり何よりも大切なんですね。雨降って地固まる。最後は本当に嬉しそう。

最後に遠ざかる途中でチューする…あ、こらもっと近くで ミセナサイ…。

それにしてもよかったよかった。楽しいドラマだった。短かったのも良かったのかも。セットや衣装も見て楽しかった。着物の派手さもいいな…この時代。ステキ。

またこの二人が一緒のドラマが見たいな。二人のいい俳優さんが新たに発見出来て嬉しい。


2013年10月14日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第41回「覚馬の娘」


 
なんだか今週もどうも焦点の無い話になっちゃてるよなぁ。いや、政治関係で政府の人達が出てくると場の雰囲気はすごくいいんですよ。なかなかごつい雰囲気でいいんだけど、そもそもこのあたりの歴史をよく知らないので、ちょっとだけ触る程度に出てきてもよくわかんないや。だってここ数週間、政府関係なんて何もなかったもの。今週急に出てきてもわかんない。場面もいいし俳優さん達の雰囲気もいいんですけどねぇ。もったいないなぁ。

あとはみねちゃんか…。このままお嫁にいっちゃうの?ところで結婚式もなく旅立つ描写だったけど略したんでしょうか…。結婚せずに旅立ったら同棲で大変な問題よね…まぁいいか。


 

2013年10月10日木曜日

Perfume:「Level 3」 Review - 感想とあれやこれや 3/3



Perfumeはアーティストになった

ネット上に出ているインタビューやファンの方のブログを見て知ったのですが、今回のアルバムの方向はPerfume側からのアイデアだったらしい。もちろん曲は中田さんが書いているわけだけど、まずアルバムの企画はPerfumeの側から出た

「ライブに向けてのアルバムを作ってもらいたいです」「ライブでこういうことができたらいいなと思ってるんですよ」そんな風に中田さんに相談したんだそうです。

その企画に沿って仕上がってきたのがこのアルバム。既存のシングル曲もリミックスされてライブ用に変更。「Enter Sphere」からの3曲はよく踊れるノリノリのミックスになってるし、「Party Maker」は歌詞もあきらかにライブ用。CDそのものが、(観客が)年末のライブに向けて予習するためのアルバムみたいになってる。こんなこと昔のPerfumeでは考えられなかったことだと思う。

なによりもPerfumeご本人達がアルバムの企画を自分達で出している。これは大きな変化。


もともと「テクノポップをやるアイドルPerfume」というのは大人の考えた企画物。「GAME」「Triangle」で企画を成功させて売れたけれど、Perfumeご本人達にはどうもしっくりこなかったらしい。大人から言われるままに背伸びしていたような感じだったんでしょう。

そこで出されたのが「JPN」。このアルバムは22歳の女の子の等身大の作品。たまたま「可愛いアイドル枠」でCMキャラクターにもなり、この頃の曲のJ-POP路線がCMのイメージに合っていたのも幸いした。

JPN」はJ-POPのアルバムとして非常に質の高い完成された作品。当時のPerfumeにもピッタリの音楽でした。いかにも等身大の若い女の子=Perfumeのイメージに沿った健全で明るい音楽。だけどあのアルバムには、アイドルがやる音楽としての「実験」や「挑戦」「意外性」は無かったんですね。内容もあまりにも似合い過ぎて綺麗に収まり過ぎた感じはあった。アルバムとしての質は高いけれど「GAME」や「Triangle」にあったようなドキっとするような面白味もあまりない。そんな印象は確かにあったんです。

その後本格的な海外進出を開始。あらためてPerfumeが世界を視野に入れて活動するには、アーティストとしてそれなりの方向性はどうしても必要になってくる。アイドル音楽からの脱皮はやはりさけられないのではないか…それとも可愛いJ-POP路線を極めるのか。ほんとにどうするのかなと思ってました「JPN」の後のPerfume…。


さてあれから2年、「LEVEL 3」でPerfumeはどうなったのか…。

前述したように、今回のアルバムの音楽はまさに「実験」と「挑戦」。決して可愛いばかりではない歌詞、曲によって声の質感まで変えた様々な曲調、(ライブ用とはいえ)歌よりも間奏部の長いリミックス。歌が隅に追いやられてる曲が3曲もある。7分にも及ぶほとんど歌のないライブ用ダンス用の楽曲…。

LEVEL 3」は、日本の女性ダンスボーカルグループが世界に勝負を打って出た作品だと思う。まずPerfumeの一番の売りはライブ。そしてアルバムはライブショーを効果的に演出するための音楽。そんな企画をPerfumeご本人たちが主導で推し進めている。自らの意志で作品を作るアイドル…いやむしろこういう作品の出し方をするのなら、もう彼女達をアーティストと呼ぶべきでしょう。


Perfumeさん達は今でももちろんアイドルなんです。TVに出てにこにこして12曲歌って、タイアップで商品の顔になる…。そんなあたりはちっとも変わってない。だけど今回のアルバムは、企画もアイデアも音楽的にも、もうアイドルのやる音楽じゃない。

LEVEL 3」はバリバリに「アーティストのアルバム」です。

それが本当になによりも大きな変化。あの「大人の音楽」を歌わされて戸惑っていた女の子達が、満を持してやっとやっとやっとこういうものを前向きにやろうとしている、もう企画の段階からPerfume3人が関わって自分達の作品、ライブを作り始めている。なんと素晴らしい。

何から何まで成長しているんです彼女達は。自分達がステージ上でアーティストとして何が出来るのかを分かった上で、そのための実験的な音も受け入れて自分達の作品として堂々と胸を張っている。ほんとに面白いことになってきたと思います。だんだん本格的に世界仕様のPerfumeが出来上がりつつあるんだろうと思う。


2年前、「JPN」が出た直後にここで「海外にいけいけ論」を書いたときは、まさかこんな方向に成長するとは思わなかったです。2年を経て(架空の)海外仕様は、Perfume=アーティストの意志に沿ったホームグラウンド仕様に変化しました。

ほんとにこの2年で彼女達は大きくなりました。斜め上どころかもう手の届くところにはいないんですね。遠く高いところにのぼっていくのを憧れて見上げる…そんなかっこいいアーティストになりつつある。ほんとに素晴らしい。ほんとに嬉しい。

それにしても今現在のPerfumeは、ご本人達にとって10段階のうちまだまだ「LEVEL 3」だそうで…ほぉー…  (*´ェ`*)  すごいですね。


Perfume:「Level 3」 Review - 感想とあれやこれや 2/3



●歌詞が大人

しばらく曲を聴いてからこれを書くために歌詞カードを見たんだけど、曲の内容もずいぶん変わったみたいですね。「JPN」と比べてみるとよくわかる。


JPN
「虹色のラブビーム」「キラキラの夢の中」「このまま手をつないで」「キミからのメール待つ」「幸せなこの瞬間」「今日はどこに行こうかな」「ケイタイ握り締めて寝る」「ヒミツの恋」「でも好きな人」「一瞬の恋」「星がきらめいて」「キミに渡すプレゼント」「もう遅いのかな」

…可愛いですね。22歳の女の子が日頃考えてるようなことなんでしょう。当時のPerfumeの等身大の言葉なんですね。曲の雰囲気もそう。とても明るい。ところがその2年後の今回、

LEVEL 3
「思い出は空白のままで」「こぼれる涙」「結局は自分次第」「震えるほどに心躍らせたい」「淡々と生きたくてもそうはいかない」「現実はずっと想像の上を行く」「覚悟がまだまだ足りない」「このまま遠くへ行きたくて」「希望を胸に扉開けて」「やなことは早く忘れたい」「ここに戻ろう」「わくわくが行方不明」「気持ちのない優しい言葉の毒」「失うのこわいから」
 
…などなどちょっと重めのいい言葉が結構出てくるんですよこのアルバム。決して後ろ向きじゃないけれど、ただただ若さに任せてキャピキャピ言ってる時代はもう終わりました。人生逃げたくなることもあるし、なかなか上手くいかないこともある。でも結局は自分次第…そんなずいぶん大人な心情がうっすらと見えてくる。
 
 
もともと中田さんの曲は、音が面白いんであまり歌詞を気にしないんだけど、あらためて見てみると前回の「JPN」に比べて内容もずいぶん成長したなと思う。彼女達ももう25歳。可愛いかったアイドルも、もう男の子の話をするだけじゃなく、人生を考えたり悩んだりする大人になった。そんな感じがすごくいい。
 
音も重低音が多用されてますが、内容も落ち着いて大人。「1mm」の歌詞「最終電車に揺られてこのまま遠くへ行きたい」なんてほんとにいい。年齢を超えていろんな人の心に染みる歌詞だと思う。そんないい歌をダンスの曲調にのせて綺麗な女の子達が囁くように歌うのがたまらなくいい。そういうタイプの曲が今回多いです。「フワフワの布団」なんて最高。
 
 
こういう成長は本当に素晴らしい。同じメンバーが10年間も一緒にやっているからこそ、こういう変化も感慨深い。「JPN」が、可愛いアイドルの女の子の恋物語を遠くから眺めて愛でるものであったとしたら、「LEVEL 3」では、ファンも彼女達も同じ大人として、共に心情を共感できるような内容になってきてると思う。
 
こういう曲の内容について、Perfumeさん達は中田さんとは直接には話してないと思うんですよね。中田さんが勝手にその時期のPerfumeの周りの空気を読んで書いてるんだと想像しますが、ほんとにすごいことだと思う。シングルでバラバラに出した曲が一定のトーンを保っているなんて、そういうことが自然にさらっと出来ちゃうところが彼の天才たる所以でしょう。

 

2013年10月9日水曜日

Perfume:「Level 3」 Review - 感想とあれやこれや 1/3



第一印象・思い切ったな…(笑)。いいと思いますいいと思います。大変カメ好み❤ 楽曲もずいぶん大人になりました。ほんとにいい具合に可愛げが無くなってきた  (*´ェ`*)。いや、いいことだと思いますよ。ほんとにこれは嬉しい変化。いい方向になってきた。

今回のアルバムの一番の特徴は「Perfumeご本人達のアイドル音楽からの脱皮」だと思います。ネット上に出てるインタビューを読んでも、彼女達の意識の変化が感じられるし、彼女達がPerfumeをどんなグループにしたいのかが変わってきてますよね。海外に行ったことでアーティストとしての自負や欲が変わってきたんだろうと思う。

まあそんな辺りを3回に分けて分析


●実験的な音

低音がすごいですほんとに。いいです。1曲目からノリノリ。彼女達の声はいつものように綺麗(追記→)いつもよりずっと綺麗なんだけど、アルバム全体の音はものすごくヘビー。ボーカルと個々のバックの音に強弱があって奥行きも感じる(気のせいか?)…全体がすごく気持ちのいい音。

曲の構成も、3分の定番型アイドルソングはほとんどない。いかにも定番J-POP歌謡っぽいのは「未来のミュージアム」だけ。シングル曲もリミックスされてるし、リミックスされてない曲も「だいじょばない」とか「Handyman」なんてどちらかといえば妙な曲。オープニングの「Enter Sphere」はダンスかと思えば途中でリズムが変わるし、「Party Maker」はただただ盛り上げるだけのお祭り音楽。歌もほとんど無い。「Sleeping Beauty」は「あー」しか言ってないし、「ふりかえるといるよ」なんて金縛りの歌なの?(笑)

いろんな面白い音も沢山はいってます。チャルメラ、ピアニカ、中近東、民族楽器、水のポコポコいう音、スポーツカーの偽エンジン音、ガムラン、偽Funky ベース音、それにこれでもかこれでもかと使用されたブンブンいうシンセベース。なぜか80年代シンセポップ風の音も多い。それにドンツク騒がしいドラム。リズムパターンも多様。音もドカドカ強調されてうるさいうるさい もうノリノリ。

なんと素晴らしい…。もうこんな音の実験はPerfumeの音楽には求められないんだろうとばかり思ってました。ほんとに嬉しい。音だけでも楽しめる。


それに今回声をよくいじってますね。ほとんどPerfumeに聴こえない声も多い。「Clockwork」は一瞬あれっと思うぐらい硬い声だし、最後の「Dream Land」は空に抜けそうな質感。途中で3人の声もボーカロイドになってる。すごく面白いですよ。Perfumeという3人それぞれの声の素材を使って、まあよくこんないろんな質感が作り出せるもんだと思う。

今さらだけど、彼女達はほんとに「歌い上げ系」にいかなくてよかった。生なボーカルは別の言い方をすれば単なる同じ声だとも言えるんだもの。本当に上手くて感情を表現する演歌みたいなプロの伝統芸でなければ、今の時代のボーカルはいろいろといじったほうが音楽的には面白い。Perfumeの声は音として聴けるからこその魅力だと今回つくづく思う。

今回特にかしゆかさんの声が大人になった。まるで別人のお姉さん声。たぶんエフェクトでも変えてるんでしょう。どこに誰の声が出てくるのかもパズルのように面白い。あ~様のリードが多いですね。もう可愛いだけの女の子の声じゃないんですよね3人とも。そんな成長した声もすごく気持ちいい音として聴ける。本当に綺麗です。


今回のアルバムの音楽はまさに「実験」と「挑戦」。それなのに十分キャッチー。そこが中田さんのすごいところ。それにしても甘い女の子J-POPの「JPN」の後で、よくぞここまで「Perfume=アイドル音楽」のフォーマットをズタズタに引き裂いてくれました(笑)。やっちまったな。上等上等。大変素晴らしい。断固支持します。

このアルバムは決してアイドル歌謡じゃないです。J-POP枠であることさえ危うい。Perfumeさんご本人達は、今でももちろん現役のアイドルなんだけど、このアルバムの音は全く違いますよね。まぁーあきれるほどありとあらゆる新旧Electro関連のいろんな音をごった煮にして、曲のスタイルも雰囲気もバラバラ。とにかくいろいろと詰め込んでみました…という音楽。中田さんの実験室のようなアルバムです。ほんとに驚き。ああ良かったと思う、心から。

個人的にこういうタイプの音が好きなのでこれはよく聴くアルバムになると思う。毎回聞くたびになにか新しい音を発見しそう。

ところでCDで聴くとやっぱり音がいいですね。最近大変ぐうたらなので、ネット上の音でそのままになってる曲も多いのですが、あらためてCDで聴くとまあ低音がブンブンいってすごいですわ。やっぱりCDを侮ってはいけないなと思った。