能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2022年3月28日月曜日

米ドラマHBO 『The Gilded Age』(2022) 全9話:金か家柄か?人の社会の本質





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『The Gilded Age』 (2022)
TV Series/米/カラー
/約50分・全9話/
制作:Julian Fellowes』
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シーズン1を見終わった。面白かったです。
 

1880年代、ニューヨークのマンハッタン。ドラマの主軸は、

ニューマネーかオールドマネーか?

新興成金か旧家か?

金か家柄か?


それです。そういうドラマ。社交界とビジネス界で、新と旧がそれぞれ札束と家系図を持ち出して殴りあう。そのようなドラマ。
 

テーマはゴシップ系/下世話な人と人のドラマなのですけど、だから面白い。結局は今も昔も人は人を格付けしあって争う…そのようなドラマ。「個人の心理を繊細に掘り下げて人間の真理を描く」などという高尚なドラマではないのだろう。どうかな。

大変ゴージャスでお金がかかっているので、最初はなんだか高尚なお話かと期待したが、内容はぶっちゃけ女子高の女の子達のいじめやライバル同士の戦いとそれほど変わらない。

しかしながら1880年代の米国ニューヨークの歴史など今まで全く興味を持たなかった事柄が知れたのはとても嬉しい。いい脚本。俳優さん達もうまい、大変うまいうまい…見事。素晴らしい。そして富で彩られた画面は大変美しい。楽しい。美術が綺麗。すごく気持ちのいい画面。あの宮殿みたいなインテリアはどこで撮影したのだろう?豪華な衣装。それにニューヨークのあの旧い街並みはどれがセットでどこからがCGなのだろう?…と非常に楽しかった。



★ネタバレ注意


さて話は、家柄か札束か?
      伝統か現実か?



主人公の新興成金の夫婦・ラッセル家。この夫婦は(2月にこのブログでこのドラマのことを書いた時にほんの少し書いた)ニューヨークの大富豪ヴァンダービルト/Vanderbilt 家(アンダーソン・クーパー氏の母方の祖先)をモデルにしているらしいです。このドラマに関するメディアの記事を検索したらいくつか出て来た。
 

Screenrant.comGilded Age True Story: How The Real Vanderbilt Family Was Different 金箔の時代/ギルディドエイジの実話:本当のヴァンダービルト家はどのように他と違っていたのか
Vogue.comThe Real-Life Socialite Rivalry That Likely Inspired The Gilded Age ギルディドエイジをインスパイアしたであろう実際の社交界のライバル競争
Vogue.comThe Obscenely Lavish Vanderbilt Ball That Inspired the Season Finale of The Gilded Age ギルディドエイジの最終回をインスパイアした不愉快なくらい豪華なヴァンダービルト家の舞踏会
E! Online comThe Real-Life Socialites That Inspired Julian Fellowes' The Gilded Age ジュリアン・フェロウズのギルディドエイジをインスパイアした実際の社交界の名士達
Untapped New YorkGILDED AGE FIGHT FOR QUEEN BETWEEN MRS. ASTOR AND ALVA VANDERBILT アスター夫人とアルヴァ・ヴァンダービルトのギルディドエイジ女王の戦い


史実でもヴァンダービルト家は(このドラマの時代に)新興成金、またその手荒いビジネスのやり方から泥棒男爵(robber baron)などと呼ばれて、(実在の)アスター家を始めとするオールドマネーの人々から仲間はずれにされ、ずいぶん冷たく扱われたらしい。しかしそれをものすごい富…札束で皆の顔をバシバシ殴って階級の戦いに勝っていったのだそうな。すごいね。このドラマのラッセル家のバーサ・ラッセルは、ヴァンダービルト家アルヴァ・ヴァンダービルトをモデルにしたそう。

そんなわけで1880年代、オランダ系の旧家のアスター夫人を頂点に存在するニューヨークの上流社交界。このアスター夫人はニューヨークの名士400名のリストを作り、そのリストに入らない新興成金は歯牙にも掛けない。そこに桁違いの大富豪=新興成金・鉄道王のラッセル家が切り込んでいくストーリー。


私の心の奥深くに存在する本音「アメリカは結局…商売人の国」…そのような私個人の偏見があるものだから、以前のエントリーでも私は「オールドマネーとどんなに威張っていても、米国の金持ちは結局本物のヨーロッパの貴族とは元が違うではないか、そんな浅い歴史のアメリカ式富裕層が、新しくやって来た成金を馬鹿にするなんて馬鹿馬鹿しいわ。どっちもどっちだ」などと書いたのですけど、そのせいかどちらに肩入れするわけでもなくどちらの主張も「なるほど」と拝見。むしろ初めて知る事も多く目から鱗。そしてお金ってすごいものだねと驚く。

さんざん社交界から仲間はずれにされ「芋堀り人の娘」と馬鹿にされ嘲笑われて、毎回ほぞを噛むバーサ・ラッセル夫人。しかし彼女の頑張りは賞賛に値する。確かに札束でなんでも動かそうとするのは品がいいとは言えないのだろうけれど、そんなことは言っていられない笑。彼女にとってはオールドマネーの嫌味な女性達に「すみません」とか「ごめんなさい」を言う事は社交的な「死」と同じ。とにかく何が何でも石に齧りついてでも、この社交界の格付けバトルに勝つ。何度も何度もお金をばら撒いて「どうだどうだどうだ…」と、富で買える力を誇示。

「あたしは絶対に負けない!」


その意思の強さが潔い。だんだん彼女を応援したくなる。というのも、そのアスター夫人を始めとするオールド・マネーの女性達が、

驚くほど底意地が悪い


そんなオールド・マネーの彼女達の気持ちもわからないではない。人間とは3人集まれば格付けしあう…そういうもの。しかし嫌な感じなのですよ。しかしこれも人間の本質なのだろう。

世で言う「伝統」や「格式」というものは「新しい風を排除する力」である程度は保たれているという事実も否定するつもりはない。オールド・マネーの彼女達もそれをやっているだけ。それまで(ヨーロッパの貴族をコピーしながら)アメリカの地で数百年培った伝統や品性や格式、それによって保たれる社会の秩序、そして信頼できる馴染みの顔ばかりの社交界での平和と調和を、…荒い手を使って成り上がってきた新興成金(ラッセル家)や社会的ルール違反をした不徳者(チェンバレン夫人)には乱されたくない。だから極端なくらい新入りやルール違反者には排他的になる。それもなるほど確かに理解できる。

一件ゴシップ的な下世話なドラマ…だとは言いながらも、このドラマは実は人間の社会の本質を描いているのかもしれませんね。この文章を書き始めるまでは考えもしなかったけれど。


私はラッセル夫人も、ガチガチにお堅いヴァン・ライン夫人(アグネスおばさん)もどちらも嫌いじゃない。どちらの気持ちも解かるしどちらの立場もリスペクトする。外野から見る限り…もしそれぞれのキャラクターに自分がなったとしても、彼女達と同じように振舞うのだろうと想像する。もちろん彼女達のあの世界の中に入りたいとはみじんも思わないが。

ただよく頑張っているのはラッセル夫人。その頑張りが潔くもありみっともなくもあり。それが彼女の人間臭い魅力にも思えてくる…気が強くて激しくてぶしつけで傲慢に振舞えば振舞うほど彼女が魅力的に見えてくる不思議。応援したくなる。彼女は肉感的でセクシーだし。

楽しめた。ドラマとしてすごく面白かった。


ところで若いキャラクターマリアン・ブルックと優秀な黒人女性ペギー・スコットの話はあくまでもスパイス的なサイド・ストーリーでしょう。マリアンの恋の行方で視聴者はハラハラし、ペギーの話ではポリコレの箱をチェックする。

マリアンとトム・レイクの恋バナは…怪しいとは思っていたが…。最後はトムを(昨日のアカデミー賞のウィル・スミスばりに)平手打ちをして打ちのめして欲しかったわ。こちらも鼻息が荒くなった。ジュリアン・ソレルか。ああいう男には消えて欲しい。自滅してほしいね。しかしもちろんシーズン2にも出てきそうだ。(余談ですけど私は昨日のウィル・スミスは超最高かっこいいと思う。奥さんを守った男の中の男だわ。『Drive My Car』おめでとうございます)

それからペギー・スコット。正直な話ペギーの存在は少し無理があると思った。(ハリウッド的に)ポリコレの箱をチェックするために無理に押し込んだキャラかと思う。もちろん優秀な彼女が問題だということではない。当時から米国にはブラック・エリートと呼ばれる人々が存在し、彼女のような優秀な女性が当時のアメリカで認められていた歴史があったこと(e.g.: 学校の先生で小説家のJulia C. Collinsなど)を知る事ができたのはよかった。彼女の話だけで別のドラマがつくれますね。

The Grio.comWhat’s the real story behind The Gilded Age’s Black heroine? ギルディドエイジの黒人ヒロインの本当のストーリーとは

しかし当時の現実を考えれば、あのお堅いヴァン・ライン夫人(アグネスおばさん)が、有色人種のペギーを優しく受け入れて秘書として雇い信頼しながら、一方で通りの向かいの白人の新興成金・ラッセル夫人を忌み嫌うのは、どうもリアルではない。私には100年以上前のアメリカの上流階級の白人が有色人種を同等に扱ったなどとはみじんも信じられない。未だに存在する白人至上主義の現実に対するプロテストを踏まえて書いておこう。もちろん個人的な意見で、フィクションのドラマとしてはなんの問題もないけれど。これはもう少し調べる必要がありますね。1880年代当時、実際に有色人種に親切なハイソな白人は存在したのだろうかと思う。


というわけで様々な思いが頭の中を駆け巡った面白いドラマでした。メインの主人公たちは架空の人物だけれど、描かれた社会は1880年代当時ニューヨークに存在していたもので、実在の人物や家系もいくつか出てくる。まずそんなニューヨークの歴史を少し知ることができたのは大変有り難い。調べるともっといろんな事が出て来て面白い。ドラマがゴシップ的で多少下世話に感じても、結局歴史はいつの時代でもあなたや私と同じ「人間」が作っていく。それが時代物の面白さでもある。このドラマは米国でも高評価でこれからシーズン2、3と繋がっていくのだろう。シーズン1で答えが出なかった話も沢山ある。これからどのように話が繋がっていくのか楽しみに待ちましょう。




2022年3月24日木曜日

RuPaul - Catwalk (feat. Skeltal Ki) (2022)



ルポールさん



RuPaul - Catwalk (feat. Skeltal Ki) (2022)
Full ver.
Album: MAMARU
Released: January 7, 2022
℗ 2022 RuCo, Inc


上品なダンスミュージック。ルポールさんがクイーン達の先輩として、若い女の子達に「自信を持って歩きなさい、あなたは特別な人なんだから、世界があなたのキャットウォークのように闊歩しなさい」と温かい声援を送っています。

この曲が今現在放送中の「Rupaul’s Drag Race – Season 14」の番組中のキャットウォーク・シーンで流れてます。歌の意味もシーンに相応しいのですね。コンテスタントの女の子達に「ステージの上で自信を持ってスーパースターのように歩きなさい」と歌ってる。


さて今年のドラァグ・レースもエピソード11まで放送されましたが、現在コンテスタントが7人残ってます。

私は今年は…、勝つのはBoscoさんじゃないかと思う。彼女じゃなかったらAngeria Paris VanMichealsさん。Willow PillさんとLady Camdenさんもよくやってるけれど、二人はちょっと押しが弱い気がする。

Boscoさん(28歳)とAngeriaさん(27歳)は落ち着いてるのね。頭もいい。大人。その上に豪華、ゴージャス。才能に溢れてる。二人とも好き。どちらも素敵。

しかし個人的にBoscoさんの長い手脚と長い身体がすごくセクシー。すごく綺麗。すっぴんとメイクをしたお顔が別人だというのも面白い。ディズニーの白雪姫の意地悪な継母の魔女みたいなイメージ。そんな大人のルックスの彼女が薄い衣装を着て身体の線を見せると、とにかく全てが縦に長くてエレガント。BoscoさんやAngeriaさんのエレガントさは、生物学的な女性にはなかなか真似できないと思います。別世界的に素敵。

エピソード11のBoscoさんとJasmine Kennedieさんのリップシンク・バトルで、ダイアナ・ロスの「Swept Away」を踊ったBoscoさんが最高。あのお尻、太腿からの長い長い脚。いい形の脚。ま~かっこよかったわ。あんなにいい女は現実にはいないだろう。


ドラァグ・レースを見ていて毎年思うのですけど、優勝する人は皆落ち着いてますね。頭が良い論理的な大人の人が多い。感情的な人はあまりいません。このレースの優勝者は、将来LGBTQの世界のリーダーになっていく人達なので、性格も大人な思慮深い人が選ばれるのかもしれません。去年は取り上げなかったのだけれど、去年の優勝者のSymoneさんも落ち着いていて大人でした。優勝者は溢れる才能の上に、常識的な大人であることも必要なのでしょう。


Catwalk

RuPaul
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私が言ったことを思い出して
起きて、立ち上がって
頭を上げて、歩き続けて
ステップアップ、一歩一歩前に
私に見せて頂戴
もし 言うのが簡単すぎるなら
あなたの 身体に喋らせて

私には わかってる
あなたがなりたいものにどうやったらなれるのか
あなたには あなたのショーがあるでしょ
ほら皆に見せてあげるのよ

だって私達が 光の中に生きる時
私達は 甘い人生を味わうのだから
だからあなたが好きなように 歩いて

あなたのキャットウォークで魅了して
あなたが行く全ての場所で みんなわかってる
あなたは特別な人 あなたのボディーの使い方

あなたのキャットウォークで魅了して(あなたが行く場所すべて)
あなたが今日行く全ての場所で(みんなわかってる)
(あなたは特別な人 あなたのその)
世界が あなたのランウェイであるかのように

キャットウォーク
あなたのキャットウォークで魅了して
あなたが今日行く全ての場所で
世界が あなたのランウェイであるかのように

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東京 バリ ミンダナオ
彼女は彼女だけの世界にいるの?
Nah, 彼女は今を生きてる
彼女は人生がもたらす本物の最高の幸せに浸って
人々に ほんの少し考えさせる何かを与えてくれる

彼女は新風を吹き込むタイプの女
すきのないセルフラブを纏い 
俺のガールは 彼女自身の打つドラムのビートに跳ね上がる
彼女に遅れないように 彼女は止まらない 転ばない

彼女はスタイルと安らぎだけではなく 心の平和と共に行動する
彼女は生きる喜びを溢れさせて みんながそれを見たがる
バッドな女は意識して、正直に生きて ワナビーたちは信じたがる

彼女は君とは遊んでないよ
彼女が気取って歩く時にわかるだろ
彼女を褒め称えて 賞賛して
皆にとっての新しい世界 また彼女の火曜日がやってきた
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   あなたのキャットウォークで魅了して
   だって私達が光の中に生きる時
   私達は甘い人生を味わうのだから
   だからあなたが好きなように 歩いて

   あなたのキャットウォークで魅了して
   あなたが行く全ての場所で みんなわかってる
   あなたは特別な人 あなたのその
   あなたのボディーの使い方

あなたのキャットウォークで魅了して(あなたが行く場所すべて)
あなたが今日行く全ての場所で(みんなわかってる)
あなたは特別な人 あなたのそのボディーの使い方
世界が あなたのランウェイであるかのように

あなたのキャットウォークで魅了して
あなたのキャットウォークで魅了して
あなたが今日 行く全ての場所で
世界が あなたのランウェイであるかのように
あなたのキャットウォークで魅了して

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Source: LyricFind
Songwriters: Fredrick Minano / Rupaul Charles
Catwalk lyrics © Kobalt Music Publishing Ltd.



2022年3月23日水曜日

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第9回「決戦前夜」3月6日放送



富士川の戦い


★あらすじ
京からの平家の源氏追討軍5万人と、鎌倉頼朝軍甲斐武田の連合軍が富士川のほとりで対峙。平家の勘違いで平家が戦わずに敗退(富士川の戦い)。


大まかなあらすじはそうなのですが、この回で描かれたのは源頼朝(大泉洋)と坂東武者達の関係でしょうか。頼朝は結局、(平家により押さえつけられた)坂東武者達の平家に対する不満に頼るしかない。それがはっきりしました。


時政
「坂東武者にとってなにより大事なのは自分達の所領と一族。それを守るためなら死に物狂いで戦う。清盛が憎いからじゃねえ。おのが所領がかかっているから戦うまで。戦で命を張るのはわしらなんだ。」


坂東武者達は、頼朝の私怨や親の敵討ちのために自分達の命を犠牲にするつもりはない。(後の世のように)主君に対する絶対的な忠誠心があるわけでもない。軍も兵糧が足りなくなれば無理はせず皆家に帰る。頼朝と武者達の関係はあくまでもギブアンドテイク。現実的でドライな関係でしょうか。なるほど面白いです。

そんなわけで頼朝は孤独。そんな時に奥州からはるばる血の繋がった弟・義経(菅田 将暉)がやってきて「あにうえ~」と泣きながらすがってきた。それで頼朝が嬉し泣きをする。うまい。


そして肝心の富士川の戦いですが、水鳥の飛び立った理由が、さんざん酔っ払った北条時政(坂東彌十郎)と三浦義澄(佐藤B作)の水辺のじゃれ合い。二人でバシャバシャやってたら勝手に鳥が驚いた笑。なんとラッキーな。


それ以外のこと細々

前回の終わり、…頼朝の陣に捕らわれていた伊東祐清(竹財輝之助)が、伊東家の様子を北条義時(小栗旬)と三浦義村(山本耕史)に話す。


それを聞いた義時義村が伊東の館に先回り。頼朝(大泉洋)が伊東祐親(浅野和之)討伐に送った和田義盛(横田栄司)と畠山重忠(中川大志)を止める。

キメキメ義村のポーズ

伊東の館では、祐親の娘・八重(新垣結衣)の目の前で、夫・江間次郎(芹澤 興人)が善児(梶原善)により殺害される。

江間さんはいい人でした

伊東祐親祐清は捕らえられて三浦家で幽閉。

八重に手を差し伸べるキメキメ義村のポーズ

八重は鎌倉御所で働きたいと言う。
政子(小池栄子)大変なご立腹。

政子さん、女は他にもいますよ

京からの平家の源氏追討軍は、平維盛(濱正悟)を総大将として5万~7万の大軍で駿河入り。
武田信義(八嶋智人)の軍は独自に駿河入り。
10月16日 頼朝軍は黄瀬川に。
10月20日 平家軍は富士川のほとりに。
武田頼朝「どちらが上か」と意地の張り合い。飲み会 時政も参加
酔った時政三浦義澄(佐藤B作)が水辺で遊ぶ。バシャバシャ音をたてる。

鳥の大群が驚いて飛び立つ
それを平家が勘違い。あっという間に散り散り。
頼朝平家を追いたいが、坂東武者達は家に帰りたがる。
時政「戦で命を張るのはわしらなんだ!」
頼朝 孤独
そこへ弟・義経(菅田 将暉)が泣きながらやってきた
熱い抱擁。兄弟の愛涙涙。


2022年3月22日火曜日

日本テレビ 水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』第10話最終回



見ました最終回。いや~よかったですねぇ。ハッピーエンド
素晴らしい素晴らしい素晴らしい。

これはいいエンディング。幸せが起こってこれで決まり…ではなくて、これから幸せが始まる…という感じでした。それがいい。雛子ちゃんと大牙君はこれからですもんね。これから楽しいことが起こるんだわと思う。嬉しいね。よかったよかった。


それにしても雛子ちゃんの心がずいぶん後になるまでわからなかったですね。まさか社長とアフリカなんて…とは思ったけれど、プチボナールでの試食で雛子ちゃんがあらたまって挨拶と感謝の言葉を言い始めたのを見て、3%ぐらい…もしかして「ありがとうございました…お世話になりました。私はアフリカに…」と言うのかと一瞬思った笑。

いやそれとも浅海さんはいなくなるし、大牙君ともないのか…う~んどうなるのでしょうこれ。やっぱり誰ともくっつかずに仕事を選ぶ女のエンディングになるのか。…ひぇ~それはつまらんのぉ。

というのもここでは何度も書いているのだけれど、今どきの日本のドラマは主人公が誰ともくっつかないのですよね(私が見るドラマは)。だから…やっぱりまたこれもそうなのかなぁと思いながら見守った。

そしたら雛子ちゃん…なんと働く女としても最高の地位に上りつめ、浅海さんは夢を持ってアフリカへの冒険に旅立ち、プチボナールのシェフ達も会社のみんなも皆ハッピー、雛子ちゃんの側には大牙くんがいて、秘書のようにスピーチの原稿を書いている。大牙君と雛子ちゃんはまたいつものようにワキアイアイと楽しそうだし…そうか…そういうことか。雨降って地固まる…。

そして二人が見つめ合って、大牙君がいきなりちゅーをしたぞ。おっ。そしてじっと見つめると「目の前のチャンス、ものにしようかなって…」おぉいいですねぇ。雛子ちゃん目ぱっちり大牙君をじーっと見つめる。ピアノの音。大牙「すみません」。二人じっと見つめあい瞬きぱちぱち。あっ雛子が動いたっ。下から素早く小鳥のような軽いチュ-をする。瞬き。相手の唇を見つめ、今度は右手を大牙君の肩に乗せ左手を大牙君の首の後ろにそっとし、押し付けるようにチューをする!おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ。拍手パチパチパチパチ。そして下から覗き込むように大牙君の目を見つめる雛子ちゃん。微笑む。おおぉ雛子ちゃんお姉さんだ。嬉しそう。いい。いいね。 あ…ゆずちゃんがきた。


おおおおおぉっとこれはいい場面。いいねぇ。
やっと、やっとやっと前向きなドラマが見れたわ。
すばらしい。素晴らしい素晴らしい素晴らしい。

そして立ち去った雛子を目で追いながら、何が起こったのかを把握しようとする大牙。ソファーでずっこける。よほど嬉しかったらしい笑パチパチパチ拍手笑笑笑。

いいね。ほんと。皆幸せになった。いい話。いいことだ。ゆずちゃんも社員のみんなもみんな幸せになった。いやこれから幸せになるんだろうねと思える余韻のあるエンディング

高畑さん、本当に可愛い。メンバーもみんないい。明るいエンディング。雛子ちゃん全部手に入れたね。大牙君にも意思表示したし、幸せはこれから始まるのね。嬉しいね。ハッピーだわ。みんなよかった。拍手拍手拍手。笑顔になった。

いいドラマでした。よかったよかった。



2022年3月17日木曜日

CuteBad – Hotseat (2022)



いいね


CuteBad – Hotseat (2022)
Hotseat – Single
CuteBad
Released: February 4, 2022
℗ 2022 Xenomania UK Ltd

Lyric
Behind the Scenes - Making the Video




さっきUK Commercial Pop Club Chartで見つけた。

イメージ最高。どうやら最新の英国の作られたアイドルらしいのですが…大人っぽいな。セクシーですね。かっこいい。みんなまだお若いと思うのだけれど、MVのイメージはとても大人。Making the Video ではかわいい感じなのに、完成したMVになると別人のように大人のイメージ。すごいな。

好きです~。イメージ最高。セクシ~。攻撃的でセクシーな若い女の子のイメージが昔から好きだ。最初に歌うカーリーヘアの女の子が80年代を思い出させる。Prince And The RevolutionのギターのWendyに雰囲気が似てる。目が釘付け。みんなルックスがいいな。

これ、K-POPのBlackpinkなんかにインスパイアされて英国で作られたのではないかと思うのですけど、イメージがとにかく大人。人種も様々。みんなかっこいいです。

曲は音の質感はすごくいい。しかしリピートが多くてメロディはあまりないし、これではまだ彼女達が実際に歌えるグループなのかもどうかわからない。イメージが先だな。

ダンスはうまいです。揃うとすごくいい。とにかくスタイルが良くてかっこいい。

まだあまり情報もないのですけど、どうやら…メンバーが一人抜けたのかな。誰かな。もったいないですね。すごくいいイメージなのに。

早速飛びつくように記録。好き。



Diplo and Miguel - Don't Forget My Love (2022)



ポイントはギターの音



Diplo and Miguel - Don't Forget My Love (2022)
Album: Diplo
Released: March 4, 2022
℗ 2022 Higher Ground


色っぽい歌。欧州産かと思ったら、シンガーもDJもアメリカの方々ですね。今UK のUpfront Club Chartにも入ってます。 おっと違ったか。どうやらちょっと前にアメリカのダンスチャートで見つけた曲だったみたい。

Diplo
Thomas Wesley Pentzさん。米国ロサンゼルス在住のDJ/プロデューサー。1978年生まれ。1997年から活躍。ステージネームのDiploとは恐竜のディプロドクス/Diplodocusからきているものだそう。有名スターとのコラボ多数。アルバム『Diplo』を3月4日にリリースしたばかり。

Miguel
米国カリフォルニア出身のシンガー・ソングライター。1985年生まれ。2000年デビューだそう。

Don't Forget My Love

Diplo and Miguel
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僕の指先が触れた 君の肌の感覚を思い出してみて
それにお酒を飲んだ後のキスは 甘いってこと
そして僕が君への愛に昂ぶった様子と 君が僕を呼吸したことも
そうしたら君は僕を感じられるよね 僕がいない時でも

Don't forget my love
僕の愛を忘れないで
(Repeat)


駄々をこねて 火をつけて
二つのサイコロ 転がして
興奮 君の目は
愛を呼吸する

暗闇で遊び
ルールを破って なぜ偽るの?
僕らはそのままを受け入れて
最後まで乗り続ける 太陽に向かって

悪魔のように 君の重みを僕に押し付けて
月の光の中で燃え上がろう 落ち着いて
銃声が暗闇に響くように
だから僕の愛を忘れないで

Don't forget my love
僕の愛を忘れないで
(Repeat)

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Songwriters: Thomas Wesley Pentz / Miguel Pimentel / Maximilian Jaeger




NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第8回「いざ、鎌倉」2月27日放送



頼朝軍が鎌倉入り


あらすじ
1180年.頼朝軍は大軍になり鎌倉を目指す。軍は武蔵国に入った。
西の平清盛(松平健)は怒っている。京からの頼朝追討軍は1万。
その頃義経(菅田 将暉)は兄・頼朝(大泉洋)の陣を目指している。
頼朝軍に畠山重忠(中川大志)が降伏してくる。少し揉める。
北条義時(小栗旬)は父・時政(坂東彌十郎)を追って甲斐へ武田を説得に。
甲斐の武田信義(八嶋智人)が頼朝軍の味方になると言う。
頼朝の元に弟・阿野全成(新納慎也)がやってきた。
豪族たちは野外で酒盛り/親睦会。頼朝も参加。
10月6日。ついに頼朝軍が鎌倉入り
大庭景親(國村隼)は焦る。
梶原景時(中村獅童)は大庭から離れる。
伊東祐親(浅野和之)は決戦を覚悟。
北条の女達も鎌倉に到着。
頼朝の愛人・(江口のりこ)も同行してきた
和田義盛(横田 栄司)と畠山重忠伊東祐親を討ちに出発。


頼朝の大軍が武蔵国から鎌倉へ入る様子でしたが、昔の関東はあんなに緑が多かったのねと思った。1000年も前は東京も鎌倉も全ての道が山道。あの鎌倉にもまだ何もなかったのですね。

この岡崎義実(たかお鷹)さんは三浦義澄(佐藤B作)の叔父さんだそうだ。

さて頼朝軍は大軍になって鎌倉入り。その数3万。それにしても急に一箇所に3万の人が集まって…食べ物や寝る場所など皆どうしたのだろう? 

以前敵対していた畠山重忠が降伏して参陣。武田信義も合意。どうやら梶原景時も参加しそう。頼朝の軍はどんどん増える。

ところで畠山重忠は1ヶ月半前の  「衣笠城合戦」で三浦氏と戦い、それで三浦氏は本拠地の衣笠城を攻め落とされ、三浦義澄(佐藤B作)の父・三浦義明が討死しているのですよ。たった1ヶ月半で三浦氏が畠山氏を受け入れるのは辛いと思う。和田義盛もかなり反発してましたね。


北からは義経が頼朝を目指す。菅田将暉さんがいい感じ。荒っぽい。予測不可能。面白い。大昔に司馬遼太郎氏の「義経」を読んだら、義経はいつも草むらで女の子といちゃいちゃしてるようなキャラだった(それしか覚えていないけれど)。そのせいか義経には繊細とか品行方正などのイメージはなくて、型破りのやんちゃな腕白小僧と言う感じ。この義経も元気一杯。楽しみ。

さて大庭景親山内首藤経俊(山口馬木也)は頼朝軍が大きくなって帰ってきたので焦る。梶原景時は大庭から離れた。伊東祐親も焦る。

それにしても石橋山での大敗からたった1ヵ月半でよくぞここまで持ち直したものだ。やっぱり前回の上総広常(佐藤浩市)参陣から流れが変わりましたね。