能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2012年11月27日火曜日

EDX - Hoover [Original Mix] (2010)



ちと頭を冷やそう…。



EDX - Hoover [Original Mix] (2010)

Hoover
Released: May 18, 2010
℗ 2010 Sirup Music GmbH
 

昨日は荒れたのでちょっと一息。EDXさんは2回目。
1回目はEDXfeat. Hadley – Everything (2012)で登場。
最近この人をよく聞く。

2012年11月26日月曜日

NHK大河ドラマ「平清盛」第46回「頼朝挙兵」

 
先週褒めたので、そのままにするのは公正さを欠くので正直に書こう。また吼えます。もちろん私の個人的な意見。楽しんだ方は読まないで下さい。
 
 
今週は期待はずれ。
 
先週あんなに期待したのに、またつまんない大河に逆戻り。面白いはずの場面を3秒とナレーションで終わらせて、あとはぐだぐだ。
 
平家の軍勢が源氏を襲う場面で、忠清の顔が映ったのが1秒。矢をばーっと討つのに1秒。あともう1秒。戦はそれだけ。その後唐突に頼政親子が屋内でさようなら劇をやってる。以仁王の討ち死にもナレーションだけ。八条院がぼーっとして庭にいるだけ。先週の盛り上がりが全部盛り下がり。史実の具体的な描写がほぼ皆無。いい役者さん達がもったいない。
 
それなのに清盛が白拍子2人を呼びつけていじめる場面は延々とやる。こんなものどうでもいい話じゃないかっ。こんなグダグダばっかりで大河ドラマを撮らないでくれ。ほんとにたのむから。
 
1人が何かやると、その直後に周りの人物全員の顔を順に大写しにしてリアクションらしいものを撮る。そのリアクションも全員ボーっと見てるだけ。人のリアクションばかりを面白がって撮るような演出は悪趣味。品が無い。そんなものを1年間もやっている。
 
頼朝の挙兵も題名ばかり。映ったのは3秒?後はナレーションで済ませて清盛の顔芸をやってる。これじゃ題名やるやる詐欺。その後の話の展開も意味不明。
 
…役者さんはよくがんばってると思うけど。
 
もうとにかく今後は歴史を語る歴史のドラマだけをやって欲しい。史実はそのまんま絵として再現するだけで十分に面白いはず。NHKさんどうかお願いします。日本の歴史は、こんな顔芸ばかりの安っぽいドラマで語っちゃいけない。これだけのお金をかけて、いい役者さん達をつれてきて、顔芸だけの内輪話とは本当にもったいない。もっと日本の歴史を、歴史上の人物達を尊重してくれ。たのみます。
 
 
 
 

2012年11月25日日曜日

Perfume:再考グローバル・サイトVer.1のダンス


以前グロバサイトがオープンしたときに、このVer.1のダンスがいいと書いたのだけど、今日ホログラムのPerfume達が踊ってる映像を見ました(濃いピンクの衣装のやつ)。

 無茶苦茶かっこいい。

 すごくかっこいい。かっこいいかっこいいかっこいい!!!
 
このダンスは過去にデータが公開されていて、今までそれはそれは様々なキャラが踊ってるのを見たけれど、本人達が踊るのが一番!ものすごくカッコイイ。
 
 
このデータで前面固定カメラの2Dの映像のまんまでもいいし、今回のツアーのオープニングがよければその映像でもいい。とにかく本人達の踊ってる映像をいつか公式に出して欲しい。このダンス、ファンなら(他のキャラが踊るのを)皆嫌になるほど見ていると思うけど、半年も経ってから本人達が踊るのをみると、やっぱりすごいなと思う。ほんとにすごい。圧倒される。彼女達がダンスユニットとして超一流なのがよくわかる。これはネット上に公式で出すべき。出さないのはあまりにももったいない。素晴らしいです。
 
 
これは海外のPerfumeを全く知らない層が見ても「この綺麗なアジア人の女の子達はダンスがすごく上手い」と思うレベル。一瞬でおおっと思わせられる。不自然なぐらい揃っていて、まさに近未来アジアのダンスロボット風。ロボットなのか生身の人間なのか、どちらなのか分からないぐらいギリギリに見える。それにみんなすごく綺麗。こんなに粒の揃った綺麗な子達がこれだけ踊れるなんて世界中探してもあまりいない。ビジュアルとして非常に面白い。Perfumeはやっぱりダンスが一番。それがよく分かる。この映像から「これ誰?」と思ってもらえる可能性もあると思う。キリンのイベントのホログラムとあわせて宣伝効果大です。
 
 
世界にはまだまだこういうものが見れない(見に行けない)ファンが沢山いる。今じゃなくてもいいので、来年の海外ファンクラブ開設の頃あたりにでも、この本人達のダンスの映像は解禁してほしい。(それから音楽は映像にビシっと合わせてほしい。ちょっとでも合ってないととても気持ち悪い。)
 
 
Youtube公式チャンネルに出せば、グロバサイトとの連動で宣伝効果も抜群。彼女達の映像を出すことで、過去にファンが制作したキャラダンスが全部「踊ってみたコピー動画」に変わるのも面白い。もう大御所Perfumeにオフィシャルで登場していただきたい。他キャラで何度も見たダンスだけに、本人達で見るとあらためて彼女達の素晴らしさに感動する。

 

2012年11月24日土曜日

Perfumeシンガポール公演も大成功=アジアツアー無事終了!

 
アジアツアー終了おめでとうございます。LVも日本各地で盛り上がったようだし、シンガポールも相変わらず大盛況だったらしい。今回初の海外ライブの試みは大成功ですね。
 
去年の12月に「海外に行け行け」というPerfume論を書くためにこのブログを立ち上げてから早1年(当時はiTunesで曲も配信していなかったし、具体的な海外進出の話もなかった)。去年の今ごろかな、Perfumeの彼女達が雑誌のインタビューで海外をにおわせてましたよね。その雑誌だっけ、それとも年末あたりでしたっけ…?あ~ちゃんが「来年の今頃は海外でライブをやれてたらいいな…」とか言ってませんでしたっけ…?1年ぐらい前に確かそんな話が出始めてました。
 
あれからほぼ1年。昨日Perfumeは海外ツアーの第1弾を無事終了しました!おめでとうおめでとうおめでとう!また言霊が現実になった!
 
各地でも大盛況。行くとこ行くとこ暖かいファンに迎えられての素晴らしいライブ。本人達もうれしかっただろうな…と同時に、ほっとしただろうと思う。新しい挑戦は不安もドキドキも沢山あったはず。それを11回着実に成功させて今回のツアーも無事終了。ほんとうにおつかれさまでした。おめでとうございます。またまた大きな大きな拍手。
 
これが終わって暫くホッとしてから、またじわじわと次のことに挑戦したくなるんだろうな…。今回で学んだ事を活かしてまた大きなハードルに挑戦していくんだと思う。まだまだPerfumeは大きくなる。それが楽しみ…。応援したい。
 
もうそろそろ左のPerfume飾りも卒業するか…。



いろいろと感想を読んだ後の追記

★おいおいおいおいオープニングがグローバルサイトのダンスだったそうじゃないですか。本物が踊るの…?ぎゃー見たいなーそれ。NHKさんよろしく。
★あ~ちゃんがWe Will Rock Youを歌ったそうな…。なにっフレディ様の歌を歌ったのかいっ?おばちゃんはQueenにはうるさいぞ(笑)。
★みんな脚がとてもきれいだったそうだ…。映画館で下から見上げるとますますよかろう…私も見たい。
★心配した「心のスポーツ」の親指下げの振りは問題なかったんでしょうかね…そかファンなら大丈夫なのね。
★なんとドラえもんだそうだ…うひゃー…。

 
 

2012年11月22日木曜日

ABC - Tears Are Not Enough (1982)

 
 
さて、トレバー・ホーン。

 
 
ABC - Tears Are Not Enough (1982)

 Album:  The Lexicon of Love
 Released: Jun 25, 1982

 

ABCのバカ売れに売れたアルバム『The Lexicon Of Love/ルック・オブ・ラヴ』。シングル「LOOK OF LOVE」もむちゃくちゃ売れました。何の括りだったのか今調べたら、この人達もニュー・ロマンティックの括りだったそうだ。ボーカルの人が、背も高いが顔も非常に長いという…(少なくとも当時のティーンの)アイドルにはちと難しいルックスだったにもかかわらず、それはそれは売れました。


というのもこのアルバム、それはもう素晴らしくゴージャスな音作りで、とにかく華やか。ゴージャス、豪華、華やか、派手、きらびやか…。キラキラキラキラそれはもう派手な音でとにかく気持ちがいい
 
その音作りを担当したのが、当時非常に売れていたイギリスのプロデューサー、トレバー・ホーン。とにかく当時有名だった人。1979年に「ラジオスターの悲劇」のバグルスで大ヒットをとばし、その後プログレバンドのYESのメンバーになった後、自分のバンドART OF NOISEで実験をやりながらプロデュース業に精を出す。ABCの他にもFrankie Goes to HollywoodBAND AIDなどでよく売れました。
 
 
さてこのアルバム『The Lexicon Of Love』、音楽の専門的な事はよく分からないけど、とにかく音のアレンジが華やか。細々とした音の質感や強弱のバランスが絶妙。ものすごく綺麗。
 
この曲は後ろでギターがチャカチャカ始終鳴ってて、単純なベースとドラム、たまに入る合いの手のようなホーン、ピアノ、ベルのようなキーボード、手拍子?…。非常に派手で音数が多そうに聴こえるのに、実は個々の楽器の音の間には隙間が多い。特に最近の(ミッチリと隙間なく音を詰め込んだ)DJ音楽に比べると、楽器の音そのものの構成はスカスカに聴こえる。それなのにこんなにも華やかなのは、個々の音の響きや強弱がとんでもなく緻密に考えつくされているからだろうと思う。
 
スタジオ録音でしか出せない音でしょう。実際に動画サイトにあがってるライブの音を聴いても、アレンジが単純でこんなにステキに聴こえない。この音がABCのバンドの力なのかトレバー・ホーンの力なのか知らないけど、ほんとに見事です。
 
アルバム全部がものすごく神経細やかに作られている傑作中の傑作。もし問題があるとしたら曲調が大袈裟でドラマチックすぎるということだけ。最初から最後まで極上の職人芸。曲と曲のつなぎも見事。1曲ごとにバラバラで聴くよりアルバムで聴いたほうがいいと思う。
 
このアルバムが良すぎて彼らの他のアルバムを全く聴いていない…。
 
 
 
 

2012年11月21日水曜日

Phil Collins - Sussudio (1985)


踊れますとも。

Phil Collins - Sussudio (1985)
Album:  No Jacket Required
Released:  January 25, 1985
℗ 2016 Philip Collins Ltd. under exclusive license to Rhino Entertainment Company, 
A Warner Music Group Company

  
さて、ゲーテッド・リバーブ・サウンドを生み出した、フィル・コリンズ(Phil Collins)さんがヒュー・パジャム(Hue Padgham)さんと共同プロデュースで1985年に出したアルバム「No Jacket Required/フィル・コリンズIII」からのシングル。大大大ヒットしました。とにかくこのアルバムから出す曲出す曲全部大ヒット。暗闇に赤いお月様のようなフィルさんの顔の浮かぶジャケットのこのレコードを私もついつい買った。

それで同年春にワールドツアーで来日したときにもついつい武道館に見に行った。1日だけのつもりがあまりに良かったので、ついつい翌日も当日券に並んで見に行った。とにかく歌うはドラムを叩くは日本語を話すは踊るは冗談を飛ばすは…細かいことは良く覚えていないけど、とにかく圧倒された。質の高い楽しいほんとに素晴らしいショーでした。プロというのはこういう人の事をいうんだろうなと思った。
 
なんと同ツアーのライブ映像が出てきた。アメリカでの5月ショー。日本のショーは4月だったので直後ですね。ライブなのに音をそのまんま再現してます。
 
Phil Collins - Sussudio (No Ticket Required) Live!


そういえばこのショーでは音と共に光の踊る照明のバリライトがすごく綺麗だったのもよく覚えている。このバリライトもこの人とジェネシスが開発に関わったらしいと最近知った。ほんとに才能豊かな人ですね。

禿で小柄ながっちり体形のオヤジ(ゴメンネ)なのに、音楽が出来ると20歳の女の子にもとてもステキに見えてしまうといういい例(笑)。少なくとも私はステキだと思った。だってドラムが上手いし楽しそうなんだもの。そんなファンは私だけではなかったらしく、全世界でも大人気。

伝説のライブエイドでは、ロンドンのウェンブレーで一旦演奏してから、わざわざ(今は無い)コンコルドに乗り込み同日中にアメリカのフィラデルフィアのステージでもドラムを叩いてしまうという離れ業をやってのけました。当時ものすごく忙しかったと思う。なんとこのお方は去年引退されたそうです。ほんとかな…。

余談だが、イギリスにはこういう体形のオジサンがよくいる。気さくでいい人が多い。


2012年11月20日火曜日

NHK大河ドラマ「平清盛」第45回「以仁王の令旨」


久しぶりに…なんだか今回面白かったかも。
 
またまた視聴率の記録を塗り替えたそうですが、いや今回、内容はよかったと思います。ほんとよ。歴史が動いた。動けばいいんです動けば。このドラマ、どうも歴史をナレーションで済ませて人物達のパーソナルな悩みや葛藤ばかりを拡大するので、なんだかつまんないなーという回が多いのだけど、今回は歴史が動いたぞ。歴史の動きが見えれば面白い。動く歴史に翻弄される人物達の心理描写もいいバランスで絡めていたと思う…。
 
なんだか妙な衣装があったり、肝心なところで合わない音楽が鳴ったりしていたけど、演出はすんなりと自然で鼻につく場面もなく話に集中できた。内容が盛りだくさんにもかかわらず、それなりに順をを追った状況展開があった。
 
 
くすぶる源氏と腐り始めた平家のあらすじ
 
源頼朝君は武芸のお稽古。奥州では義経が弁慶とじゃれている。お世話になってる藤原秀衡さんは平家にご不満らしい。
 
一方京では、平家に所領を奪われた以仁王が憤懣やるかたなく、(同じく)いろいろと我慢している源頼政に平家打倒をけしかける。
 
平家の宗盛はお兄ちゃんが亡くなって重圧に耐えかねたのかグレてます。頼政の息子はこの人に大事な馬を取り上げられて怒り心頭。頼政親子はだんだん頭にきている。源氏はくすぶってます。
 
清盛爺は孫の安徳天皇を即位させ、自分は福原で酒と女に溺れる。日々白拍子をはべらせて、周りには無理難題を怒鳴り散らす。重臣盛国も困り顔。老害はもう手のつけようがない。平家に陰りが見えてきた…。
 
満を持して以仁王が全国の源氏に平家打倒の令旨を発令。火がついたぞ。よしよし…盛り上がってまいりました。
 
 
不満を募らせ動き始めた源氏に、陰りの見え始めた平家の対比。そこに発令された以仁王の令旨。これがはっきり見えて面白かった。個々人の感情は歴史の大きな流れの中の飾り程度。いいバランスだと思う。
 
それにしても惜しむらくは俳優さん達が皆若いこと。これは今さらどうにもならないことだけど、平家側にもう少し(せめて)30代後半の俳優さん達がいれば、これから力をつけてくる若い源氏との対比が面白かったろうにと思う。時子さんも時忠も後白河法皇ももっと老けてたほうがいい。松山さんが一人ジジイになってがんばっている。
 
 
なんだか先週と全然違うな。やっぱり脚本や演出にムラがあるのかな…?ともかく最後に向けてラストスパートでしょうか。来週は「頼朝挙兵」。このままあと数回、面白いといいな…。