Daft Punk とNile Rogersは反則やろ…。
Daft Punk ft. Pharrell Williams - Get Lucky (2013)
PerfumeファンならDaft Punkは無条件で反応するものなのかもしれませんが、私はあまり好きじゃない。というのもDaft
Punkの男性ボーカルが音としてあまり好きじゃないから。
2005年に「Robot Rock」を聴いた時は、80年代の音みたいで懐かしいなと思ったぐらい。その後いろんなボーカルものも聴いたけど、あの声がダメで結局好きにはならずじまい。だからあまり知らない。
ここのMusic ページで、今年になってから日本のアイドルソングばかり選んでるんで、最近の洋楽で何かないかと探すんだけど、なかなかいいのが出てこない。みんなアメリカ寄りの大げさな音が多い。ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・とかドンドンボクボクボクという大雑把なリズムばっかりでどうも興ざめ。大ヒット中のダンス曲はみーんな同じようなアレンジばかりでつまんない…。
…と思っていたら、なんと往年のDISCOが出てきた。ありゃ…なんだこれ。ギターがナイル・ロジャース様に似ていると思ったらご本人だそうです。それになんとこれDaft Punkです。ええーどうしちゃったの…?
おまけにこの曲、売れてるんですよ。現在イギリスではチャートで1位。他にもベルギー、デンマーク、フランス、アイルランドで1位。ヨーロッパではほとんどトップ10内。アメリカはこれからですかね…(やっぱりアメリカは趣味が悪い)。
しかしなーこんな温故知新を1位にしちゃうなんて…ヨーロッパはやっぱり70年代DISCOが忘れられないのね。ちょっと前からここでもSunburst Band やSoraya
Vivianなどのイギリスの曲を採り上げましたが、DISCOは今に至るまで欧州では脈々と続いている模様。大変結構結構。結局こういうリズムが一番踊りやすいんですよ。
この曲が売れたのも、まずはナイル・ロジャース様へのリスペクトからでしょう。だって曲は普通だもんね。でもあのナイル様がまた表に出てきてくださるのなら嬉しいじゃありませんか。あのチャカチャカギターも健在。
今回私も暫く「Daft Punkには騙されんぞ…」と抵抗していたのですが、やっぱり降参。やっぱりナイル様のギターはやめられん…。いつまでもお元気でいていただきたい。