この人達、大好きでした。まず名前が変だ。バナナラマって何?
Bananarama - More Than Physical (1986)
True Confessions (Collector's Edition)
Released: 1 Jan 1986
℗ 1986 London Music Stream Ltd. LC77554
True Confessions (Collector's Edition)
Released: 1 Jan 1986
℗ 1986 London Music Stream Ltd. LC77554
3人ともとても綺麗なお姉さん達で、ファッション誌から出てきたようなルックスがとにかくステキだった。何故か同級生の女友達には評判が良くなかったけど、きっと美しすぎたせいでしょう。この頃彼女達は30歳ちょっと前ぐらいでとても綺麗。
この曲の入ったアルバム『ヴィーナス』True Confessions (1986年)は、シングルの「ヴィーナス」が売れに売れていたけれど、この曲のほうが踊れると思う。
この曲の最初のベースとアレンジが、前のエントリーのA Taste of HoneyのBoogie
Oogie Oogie とほぼ同じですね。いやいやパクリなどとは思いません。別の曲のベースラインを使った曲なんてよくあるもの。あちらが78年のディスコの名曲なら、こちらは86年当時の音。こんな感じの音は80年代みんな使ってました。マドンナにもこんな音の曲があった…。
彼女達3人の合わさった声もBananarama独特のもの。声が低めの囁くような歌い方と、地声の合わさった声と2種類の音があって、これがBananarama特有の音になってました。この曲のサビの“Baby.
I’m Waiting, Anticipating….”が地声の音。こういう女性グループの特徴的な音というのは結構あって、大昔のABBAもピンクレディーの音もそれぞれ独特でした。このアルバムの後、一人抜けて新メンバーが入るのだけれど、Bananarama声の魔法が消えてしまって私は興味が無くなってしまった。
またPerfumeと結び付けてしまうけど、中田さんがPerfumeの3人の合わさった声をいいと言っていたのも、こういった「Perfume独自の音」を意識して確立しようとしているのではないかと思った。
彼女達のこの珍しいTV出演のビデオを見ると、私がどうしてPerfumeを好きになったのかが分かる気がする…(笑)。ぴょんぴょんとフットワークいいな…。フォーメーションも変えたりしてるし、やってることは結構似ている…。女の子が積極的に男の子を誘う歌詞なんだけどあっけらかんとしてセクシー度はゼロ。この投げやりでバラバラな完成度の低いダンスを踊りながら楽しそうに口パクしてるのが好き…。