能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年7月25日木曜日

Perfume:総括-Perfume World Tour 2nd-2013



そろそろまとめましょうか…。

以前から「Perfumeは海外へ行け行け」と書いてきたこのブログにとって、今回7月のPerfume欧州公演は大変大きな出来事でした。もう終わっちゃったんですよね。びっくりですね。

去年のアジア公演は海外が初めてだったせいか、NHKさんが番組を作ってくれたりいろいろと大変な騒ぎだったように記憶してますが、それに比べると今回の欧州公演は淡々・サラサラっと終わった感じです。スケジュール的に「麺カタ対バンライブ」や「韓国のダンスフェス」「カンヌ」、それに直後には「ゆかさまスクープ」に「アミューズBBQ」などといろいろと忙しかったせいなのか、今回のヨーロッパ公演はあまり大げさに騒ぎ立てられることもなくいつの間にか終わってしまった感じ。

しかしこの欧州公演、Perfumeさん達にとってはとてつもなく大きな挑戦だったと思います。去年のアジアは近いこともあったし、公演前にも何度か行ってたりしてて、ある程度の予備知識はあったと思われるのですが今回は全て初めて。下調べと言っても「カンヌ」で行った折にパリの会場くらいは見れた…なんていう程度だったのでは。とにかくスケジュールがタイトでしたからね。ヨーロッパでの予備知識なんて「カンヌでの1曲お披露目でアチラの業界人達にはそれなりにウケタ」程度のものだったのではないかと思います。

あのチームPerufmeのこと、準備万端だったのは間違い無いですが、いかんせんヨーロッパは遠い…。そんなことを考えても、この欧州公演はスタッフさんにとってもPerfumeご本人達にとってもドキドキだったのではないかと思います。

ところが蓋を開けてみたら、行くとこ行くとこ大盛況。3会場とも全部観客が狂ったように大盛り上がり大会。もしかしたらアジア公演よりも…いやもしかしたら日本でのライブよりも盛り上がったのではないか…という程の盛況ぶり。ライブ直後の会場ではアジア公演で予習をしたファンが「マカロニ」「The best thing」「VOICE」などというコアな選曲(だれがマカロニなんて思いついたのだ?)のコーラスもやってくれたらしく、並々ならぬ観客の興奮も伝わってきました。

いやーすごいですよね。ほんとに。


大昔に(35年ほど前)日本でも外タレ様が来日して下さると、そのありがたさに日本人が大騒ぎして盛り上がりが凄かったために、外タレ様も盛り上がるし、客もギャーギャーうるさいし、とにかくすごいんで「ライブアルバム」を出したら歴史的な名盤になってしまった…という例がいくつかあるんですよ。「Made in Japan, Deep Purple」「Cheap Trick at Budokan」とかね…。大昔の日本でこういう逸話があったのも…

めったに見れないものへのありがたみ

…今回のPerfume公演にもそのようなものを感じるんですよね。会場は比較的小さいし規模では比較になりませんが、それでも今回のライブを見た人達の盛り上がりと興奮度は並々ならぬものだったのではないかと思います。やっぱり「めったに見れないものへのありがたみ」というのは大きい。だからこその「多幸感」とか「HAPPY」だったのだろうと思います。ロンドンの出待ちのファンが「PerfumeはねHAPPYなコンサートなの…笑顔が止まらない…」などと言ってましたが、まさにそんな「あのPerfumeが見れて嬉しくて嬉しくてたまらん」という感じなんでしょう。


このブログでも集めたこの公演のレビュー等を読むと、まず全員が「ビジュアルが素晴らしい」と褒めてます。日本から持ちこんだレーザーの機器や、真鍋さんの「カンヌ」の演出、いつもの派手なバックスクリーンが観客をあっと言わせたんでしょう。多くの人が演出の素晴らしさを「すごいすごい」と言ってます。「現在最高のマルチメディアを使ったパフォーマンス」と言った人(MCM BUZZ)もいる。以前からPerfumeが海外(西洋)に行くときは演出で「アート的なもの」を一緒に持って行ったほうがいいと思っていたのですが、まさに今回そんな感じで大成功です。

演出とともに、もちろん「Perfumeの複雑なダンスがすごかった」という意見も多く聞こえてきます。「綺麗な女の子の人形ダンス」はやっぱりあちらでもウケてます。ハイテク日本からやってきた綺麗な踊るポップスターは、ちょっとバーチャルな感じもあって面白い。「未来からきたポップスターのようだ」みたいな事を書いてる人(MCM BUZZ)もいましたが、まさにそれこそがPerfumeの特殊なところ。ちょっと人間じゃないみたいな演出が可能なのもいい。未来っぽい、人形的、バーチャルな感じ、複雑なダンス、それにアジア人のよくわかんない感じ、綺麗な女の子達、そんなものが合わさってPerfumeは本当に魅力的なんですね。現在24歳のPerfumeは完全な大人で、体形もダンスも完成されてますから、まさに踊るポップスターとしては非の打ち所が無いんだろうと思います。彼女達は間違いなく世界クラスです。もう誰が見てもすごいと思える位置にいる。

ちょっと特異なもの、面白いものとして受け取られたらしいのが、あの長いMCと観客参加のPTAコーナーでしょう。どうやらほとんどの人にOKだったらしいのにも驚きました。わざわざ記事にして真面目なレビューを書くとなれば、それなりに冷静な意見(The Electricity Club)「長すぎた、退屈、時間つぶし」も出てくるでしょうが、実際のライブの会場ではそれなりにみんな盛り上がってたみたいです。出待ちのファンも「どうせ酔っ払ってるから騒げればなんでもいいや…」と言っているし「Fish & Chipsはやらない(くだらない)」という人も、あれは彼が照れて出来なかっただけの話ですね(笑)。あまり気にする必要もないでしょう。最初は戸惑った長いMCも、観客参加のPTAでの遊びも、最後には「HAPPY」を合言葉に観客全員が温かく受け入れた模様。興味だけで見に来たにわかの人も、コアなファンの熱気につられて思わず一緒に騒いじゃった…という感じでしょうか(笑)。「HAPPY」の力は強いですね。これもPerfumeならではの力だろうと思います。こういう客煽りをやるアーティストは少ないんでしょうね。確かにQUEENのフレディ様の「レロレーロ」ぐらいしか思いつかないもんな…。


とにかく、Perfumeのコアなファンもにわかファンも付き合いの人も、ほとんどすべての人が「こんなショーは今まで見たことがない」と言っているのがなによりも嬉しい。演出の派手さ、それにPerfumeのハイレベルなダンス、エレクトロとJ-POPの絶妙に混ざったキャッチーな音楽、低音の効いた音響、そしてあの妙なMC、観客参加で騒ぐPTA、そしてあまりにもラブリーな日本から来た綺麗な女の子達…で、Perfumeの欧州公演は会場にいた人々全てを完全に魅了してしまったんだろうと思います。

「こんなショーは今まで見たことがない」

大成功です。こういう言葉が引き出せれば今後にも繋げていけることは間違いない。「今まで見たことがない」「あのPerfume公演はすごかった」「こちらの想像を完全に吹き飛ばしてくれた」ライブだったからこそ、観客が「また見たい」「友達も連れてこよう」と次に繋げてくれるからです。もしPerfumeご本人達のスケジュールさえ大丈夫であれば、欧州公演はまたあるんだろうと思えてきますね。

今回のセットリストについて言及した人(J-POP GO)もいました。「Perfumeはバックカタログが大きくなってるので、どれをセットリストに入れるのかが難しくなってきたかも」などと書いてますが、これは実際には「もっと昔の曲が見たかった」ということでしょう。具体的にトライアングルからの曲が見たかったと言ってますね。確かに海外のファンがYoutubeで見てきたのは過去の曲ですから、過去の曲に馴染みがあるのはしょうがない。海外でのセットリストは現地のファンのことを考えると、日本での最新のものより、過去の名曲を中心としたもののほうがいいのかもしれませんね。これは検討の余地あり。

それから、特に欧州ではやはりダンス曲がウケるみたいですね。あのロンドンで(あまり有名じゃない)「Glitter」が選ばれたのもちょっとびっくりしましたが、ああいう曲が人気だというのは、やはりアチラではダンス曲がウケルと見ていいんだろうと思います。特にPerfumeのコアなファン以外の人には、ああいうダンス曲が音としてウケるはずです。あの曲は音が派手で踊りやすいですからね。前述の「トライアングルの曲が見たい」と言った人も過去のダンス曲のことを言っているんだろうと思います。欧州はダンス曲がウケる…。


ところで、フランスではファッション誌「ELLE」が採り上げてくれたのにも驚きです。J-POP誌でもアニメ関連でもなく、一般のファッション誌ですよ。これはすごいです。フランスは「面白ニッポン文化」がほんとうに浸透しているんでしょうね。

ロンドンでは(今のところ)一般誌では採り上げられなかったみたいですが、これはしょうがないんです。Perfumeがロンドンにいた週、実はテニスのウィンブルドン選手権が開かれてまして、あの週末に男子シングルスで77何年ぶりに英国人が優勝したんです。イギリス人にとっては大大大大事件で国を挙げてのお祭り騒ぎの狂喜乱舞状態だったんですね。それに最近は王室に赤ちゃんも生まれましたし…。さすがに今の英国の一般誌に極東のポップスターの記事が載るチャンスは無いかと思われます。これはしょうがないでしょう(笑)。


ともかくPerfumeが今回欧州に大きな種をまいてきたことは間違いないです。この種はこれからどんどん育つ可能性もあると思います。以前このブログでは、Perfumeの海外展開での成功は、ビルボードのチャートに何曲入れるか…ではなく、海外でライブをして多くの人の心に忘れられないショーをしてくること=人の記憶に残るアーティストになることだと書いたことがあるのですが、今回完璧に大成功だったと思います。ほんとに予想以上の大成功。今回のPerfume公演を、一生忘れられない経験、「あんなの見たことが無い」と思ってくれた観客は多いだろうと思います。すごいことですね。

彼女達の堂々としたステージ上での姿も、物怖じしない手馴れた客いじりも、完璧なパフォーマンスも、全てPerfumeさん達が長年経験を積んできたプロだということの証です。今回の(言葉の通じない)欧州での成功を見ても、彼女達は本当に世界クラスのパフォーマーなんだと心から思います。もうどこに行っても大丈夫。ほんとにすごいですね。Perfumeさん達には心から大きな拍手。拍手喝采。

やっぱりPerfumeはやってくれる… (o)b


2013年7月24日水曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第28回「自慢の娘」



戦いは続きます。今回も篭城戦の続き。全員が必死です。

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●1968826、27
彼岸獅子を従えて入城した山川大蔵(玉山鉄二)が軍事総督に任命される。軍議では敵に占領された小田山をどう取り返すかの話し合い。その頃八重ちゃん(綾瀬はるか)は銃の調整。「もう(弾が)これしかねえ…」

 城の外では西郷頼母(西田敏行)と息子が城を出ようとしている。国境の萱野権兵衛へ伝言を届けるという。八重ちゃんが「ご家老様はお逃げになるのか…お城を捨てるのか…」と問い詰める。「人にはそれぞれ道がある」と言葉少く背を向ける頼母。なおも訝る八重ちゃんに「恭順を唱えることのほうが今はむしろ勇気がいる」と秋月(北村有起哉)が諭す。城では一人容保公(綾野剛)が呟く「頼母…生きよ

 城内では女性達が玄米を握る「一粒も無駄にしてはいけねえ。」そこへ娘子隊の帰還。照姫(稲森いずみ)のもと中野竹子(黒木メイサ)らの死が伝えられる。八重ちゃんの母(風吹ジュン)「一緒に生きてた人が一人ひとりいなくなるな…」八重ちゃん「戦だから立ち止まってはいかんけ…」。そこへ砲撃の音。

 小田山から砲撃が始まる。桁違いの威力のアームストロング砲らしい。八重ちゃんのアイデアで大砲の火薬を増やして小田山に打ち込む。成功。そこへ父権八(松重豊)が現れる「北出丸で鉄砲隊を指揮したそうだな。山本家の名に恥じぬ働きであったと聞く。よくやった。」なおも大砲を指揮しようとする八重ちゃんに権八は城内を鎮めるよう言いつける。

 城内の女性達にも容保公が声をかけて廻る。鳴り響く大砲の音。城内に打ち込まれた砲弾の爆発を八重ちゃんが消しとめる。すぐに八重ちゃんは砲弾の火消しの方法を女性達に指導。

容保公が八重ちゃんを呼ぶ。砲弾の火消しを説明するようにとのこと。砲弾は信管を濡らせば爆発をとめることが出来る。なお弾の中には鉄片が入っており、それが飛び散ることで周りを破壊する。八重ちゃん、子供の頃の追鳥狩の思い出とともに「役に立ちたいと思っていた。…一人また一人と共いる仲間を亡くしますが残った者達で力を合わせ会津を守るお役に立ちたいと存じます。」と殿に伝える。容保公「八重、女も子供も皆我が家臣。共に力を尽くせよ。

城内の女性達、子供達が飛び散った砲弾の弾(鉄片)を集める。それを溶かして鉄砲の弾を作る。女性達「(鉄砲の弾も)怖くねえな…」
 
その様子を遠くから見つめる父権八。「一度も認めてやんなかった。おなごが鉄砲の腕だけ磨いても何一ついい事はねえ。いつか身を滅ぼす元になんべ…そう思うてた。んだけんじょ、八重が鉄砲を学んだことは間違いではなかったかもしんね…。闇の中でも小さな穴が一つ開けば光が一筋差し込んでくる。」(チビ八重ちゃんの映像)「その穴を開けんのが八重の鉄砲かもしんねーな…」(←嬉しそう) 権八、八重ちゃんと目があうと無言でうなずく。
 
●828
小田山に敵の大砲がずらりと並ぶ。砲撃は増える一方。敵は日々兵力を増している。「今のうちに囲みを破り兵糧と火薬を運び込む道を開かねば…、なんとか米沢藩とつなぎをとらねば…」そこで佐川官兵衛(中村獅童)が早朝出撃すると申し出る。

その夜、容保公の前で官兵衛の出陣の儀式。危ない戦になるため官兵衛も覚悟を決める。「もとより命は捨てる覚悟で出陣いたしまする…必ず囲みを破り米沢への道を開きまする。それが出来ねえ時は城に戻らぬ覚悟…」

●829
朝(卯の刻・午前6時)官兵衛が寝過ごした(←笑)。出陣が遅れたため苦戦を強いられる。その後、城内では子供達が凧揚げ。それを日向ユキ(剛力彩芽)が郊外から見る「八重姉様だ…お城はまだまだ大丈夫だ…」

京都では覚馬(西島秀俊)のもとに岩倉具視(小堺一機)が会いにきている。覚馬の建白書『管見』を読んだらしい。「新しい国の形が全部ここに書いてある。死んだらいかん、また会いまひょ…。」

●914
新政府軍の総攻撃が始まる。砲弾が雨のように降り注ぐ。撃ち込まれる砲弾は一日2000発。近くに落ちた砲弾を山川登勢(白羽ゆり)が消しに行く。消し止めたと思った瞬間爆発。登勢を抱きかかえる八重ちゃんの上にもまた砲弾が降り注ぐ。天井に穴が開いた。
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凄まじいです。特に最後914日の新政府軍の総攻撃の様子は、短いながらも怖いシーン。登勢さんの負傷と共に非常にショッキングな最後でした。
 
今回も826日から914日までの篭城戦の様々なエピソードを細かく描いています。前回、前々回に比べてだんだん砲撃が激しくなる様子もリアルで本当に怖い。城内にいる人々の必死な様子が伝わってきます。子供達もたくさん城内にいたんですね。家老達・男性達の顔が険しいのに比べて、女性達は、食料を用意している場面や弾を作る場面でも、誰かの引越しか何かのように和気あいあいとしてるのがかえってリアル。普通の人達(女性・子供・老人)がそのまま城で戦ってるんですね。それにあらためて驚かされます。だからこそ心を摑まれます。もし私があそこにいたら…と考えずにはいられない。
 
以前から(一般的には無名の女性を主人公にしたため)「主役がなかなか出てこない」とか「容保の桜、会津の桜でいいじゃないか…」という意見もネット界隈では飛び交っていたようですが、今のこの篭城戦での八重ちゃんの活躍を見ると、この方が主人公でよかったなと思います。というのもこのドラマでは、いかにも普通の(普通じゃないけど)女性が、歴史の激流に飲み込まれながらも必死で最善を尽くす様子が描かれているからです。八重ちゃんだけじゃない。彼女の友人達の勇気、神保雪さんや中野竹子さん、西郷千恵さん、それに今回の山川登勢さんそれぞれのエピソードも強く心に残ります。戦時に男性が頑張るのはあたりまえ。だけど女性達がそれ以上に頑張っているのを見るともっと心を動かされる。八重ちゃんと彼女の友人達に突然降りかかった事件=女性の目から見た会津戦争。これは「容保の桜」では描けなかっただろうと思う。毎回会津の女性達に心を動かされています。
 
官兵衛さんが寝坊した話は有名らしいですが、実際には米沢藩はもう降伏していたそうで、もし彼が2時間早く起きたとしても、結果はそれほど変わらなかったらしいです。それにしても彼はこの後、会津が降伏するまで城の外で戦い続けたそうで凄い人ですね。
 
ところで今回は容保公がよかった…。八重ちゃんとの場面での言葉もよかったし、官兵衛との場面もよかった。綾野剛さんはお若いのに、全てを背負う殿様の貫禄がありますね。頑張ってくれている部下を信頼する上司の顔なの。いい上司と部下の関係なんですよ。皆、なぜここまでして彼のために戦うのか…が納得出来る。官兵衛や八重ちゃんが切々と自分の思いを伝えるのを聞く容保公の表情が本当によかった。
 
相変わらずいろんな細切れのエピソードがてんこ盛りで、淡々とストーリーが進みますが、この淡々とした感じがかえって史実をリアルに再現しているように思えます。
 

 

2013年7月21日日曜日

映画『パシフィック・リム/Pacific Rim』:太平洋怪獣VSロボ大決戦!






 
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Pacific Rim2013年)/米/カラー
131分/監督:Guillermo del Toro
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IMAX 3Dで見てきた。

ちょ~面白かった!

怪獣もの好きの皆さんこれはいい映画ですよ…。参ったなぁーもうすっかり子供時代に戻っちまったじゃないか…。ウルトラマンとかさ…昭和の時代に見て育った勧善懲悪怪獣ものが3D100倍にパワーアップして帰ってきたという感じ。これは面白くないわけがない。興奮する。ほんと。
 
それにしても、よくここまでこんな荒唐無稽な物にお金をかけてくれたもんです。監督さんに感謝感謝感謝感謝。どうもメキシコ人の監督さんが、日本のアニメの怪獣ものを見て育った方らしくて(うわーやっぱり同世代)、この映画もそんな昔懐かしの怪獣ものそのまんま。いやー嬉しいですね。日本の怪獣ものは、円谷プロのゴジラからウルトラシリーズに始まって、その後70年代にアニメに移転。その後私が子供番組を見なくなった70年代半ば以降も綿綿と続くテーマらしくて…、
 
やっぱり怪獣ものは日本が一番!
 
そんなわけで、この映画も英語を喋る人物達が「カイジューカイジュー」と言っていて、すごく妙な感じ。ほんとにこれは日本の怪獣ものに対するオマージュなんですね。
 
さて内容ですが、

・この映画にメッセージがあるのか……無い
・脚本はリアルでいいものなのか……否
・有名なスターは出ているのか……否
・俳優達の演技は上手いのか……否
・そもそもヒロインが日本人である必要があるのか……無い
・いい話なのか……うーん…

…どうも無い無いづくしでございますが、
それでもいいんです!
なぜなら

やっぱり怪獣ものは面白いからです!

ストーリーが荒唐無稽だろうと脚本が子供だましだろうと…いいんですよ。だって、どうせロボットと怪獣以外はなーんにも覚えてないですから…。
 
…いや目力が強いアジアンビューティーの菊池凛子さんはかっこよかったし、渾身の泣き演技でハリウッドデビューを果たした芦田愛菜ちゃん(可愛い)も素晴らしかったです。しかしながら彼女達は脇役なんです。あくまでも…
主役はCGのロボットと怪獣。

ストーリーはあっても、それは怪獣とロボットの戦いを見せるためのお膳立てにすぎない。話なんてぶっちゃけどうでもいいんです。だって、あの巨体が水飛沫をたてながらグワッシグワッシと摑み合って戦うだけで超面白いだもん。ぎゃー興奮する…もうたまらん…くわーかっこいい!ロボットカッコイイカッコイイカッコイイ…ガンバレガンバレガンバレ。ゴーンゴーンゴンゴンバシバシドッカーン…スゲー…。
 
あんなデカイもんが、あんなに動くわけないじゃん…。金属であんな大きいもの作って、ヘリコプター10機ぐらいで持ち上がるわけ無いじゃん。そもそもあんなデカイものを空中から落としたら、自分の重みで壊れるに決まっとるじゃん…(笑)…などなど、いろいろとリアリティに疑問があっても、それでもいいんです。面白いから。
 
まさに子供の頃に見たあの頃のTVが、実写で、それも大迫力の3D映像で帰ってきてくれたよう。もうそれだけでいい…それだけでいいのだ(涙)。
 
もともと怪獣ものは好き。1998年にハリウッドでゴジラのリメイクがあったけど、あれはかなりガッカリだったんです。というのもあのゴジラは破壊力が少なすぎた…。もっと怪獣はガンガン破壊してくれないと…。もっと暴れてよぉ…。(…おっとまたハリウッドでゴジラをリメイクしているらしい)
 
そんなわけで今回もどんなものか…と思ってましたが、皆さん、私のように戦う怪獣が見たい皆さん、これはね、満足できますよ。この監督さん、怪獣がガンガン暴れてロボットと死闘を繰り広げる姿が見たいだけのためにこの映画を撮ったんだろうと思う。とにかくバトルバトルバトルバトル…がこれでもかこれでもかと続きます。ひゃー興奮するわ。これはイイ!
 
 
ただただ開いた口を手で押さえながら、「スゲースゲースゲースゲー…」と声にならない叫びをあげ続けて2時間興奮しっぱなしでした。こういう映画はあってもいいと思うぞ。ほんとに面白かった。
 
マシン的には「マジンガーZ」とか「ゲッターロボ」とか…「ガイキング」なんてのもあったな…ああいうのに似てますよね。頭の部分に人間が入ってコントロールするとか同じですもん。そのまんまやん。そういえばあの頃、親戚の年下の男の子が超合金の「ガイキング」のおもちゃを持ってて、ちと羨ましかったな…。さすがに10歳も超えた女子としては、親にねだるのも恥ずかしかったもんな…。でも「ガイキング」のデザインはかっこよかった…と、思っていたらなんと「ガイキング」がハリウッドでリメイクされているそうな…(汗)。
 
…んなわけで、ワタクシのようなアラ50の年齢の方々にも、十分すぎるほど楽しめる超娯楽映画だと思います。これはむしろアノ時代から怪獣ものに親しんだ日本人が、子ども時代に戻って大興奮するための映画だと思います。もう映画館を出てからも満面の笑みで言葉が無いほど満足しました。旦那Aも大変満足した模様。
 
絶対3Dで見る事をお勧めします。ほんとにすごいです。こういう映画があってもいいじゃないか…(笑)

追記:2回目見てきたぞ。今回は近所の小さいスクリーンで3D。やっぱり面白かった。2回目は映像や展開にびっくりしないので、何が起こっているかが把握できます。1回目には興奮しすぎてよくわからなかったシーンも全て辻褄が合ってて、あらためて「ほぉ~」という感じで楽しめました。面白かった!(727日)


2013年7月18日木曜日

Gary Numan – Cars (1979)



ニューマノイド…

 

Gary Numan – Cars (1979)

Album : The Pleasure Principle
Released: September 7, 1979
℗ 1979 Beggars Banquet Records Ltd

 

この人の名前も例のエレクトロの雑誌に出てました。このお方の印象は、ファンでない者にはどう見てもこの曲での1979年の一発屋なんですが、1980年以降もコンスタントにアルバムを出し続けていて、今もライブをされてるらしいです。
 
大ヒットしたこの「Cars」以外は良く知らないのですが、私がロンドンにいた時2000年ぐらいに一度リバイバルがあって、メディアでもこの曲を聴いたりしました。2006年あたりに英国の人気トークショーに出てる映像がYoutubeにも上がってたりするので、英国では決して忘れられた人ではないんですね。80年代サウンドはここ10年ぐらいでしょうか…またキテるらしい。
 
動画サイトをうろうろしていたら、このGaryさんが、昨日のUltravoxJohn Foxx、ならびにそのアルバム『Systems of Romance』の大ファンで、とくにこのUltravoxのアルバムの音がGary さんの当時の目標だったらしいということを知りました。師匠なんですな。
 
それからGaryさんのファンの人達がニューマノイドと言われていることも新たに発見(笑)。

 

2013年7月17日水曜日

Ultravox - Slow Motion (1978)



未知との遭遇…



Ultravox - Slow Motion (1978)
Album: Systems of Romance
Released: December, 1978
℗ 2006 Universal-Island Records Ltd.


先日のロンドンのPerfume公演の記事で、エレクトロと80年代のシンセポップを扱う雑誌がありましたが、その雑誌に出てきた80年代のバンドで思い出した。

いやぁ懐かしいですな…。これ、最初に聞いたのは高校の音楽好きの先輩がテープの隙間に入れてくれてたもの。たぶんGenesisだかなんかのテープを作ってもらっていたんだな…あれは。

この曲はGenesisより好きだったんだけど、曲名を聞く前に先輩と連絡が取れなくなった。

曲名を知ったのは7年後。会社のプログレ好きの先輩にそのテープを聴いてもらって教えてもらった。Ultravox1978年のアルバム「Systems of Romance」の中から「Slow Motion」。音楽好きの男友達というのはとても有難いです。

ロンドンの雑誌ではJohn Foxxの名前が出てましたが、この曲は正確にはJohn Foxx 在籍時のUltravoxです。私は結局Ultravoxのファンにならなかったのですが、この曲は今でも好き。

曲のイントロのシンセのドーンとした音がたまらんですね。「未知との遭遇」だもの。この頃のシンセの音はかっこいいな。