能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2013年7月21日日曜日

映画『パシフィック・リム/Pacific Rim』:太平洋怪獣VSロボ大決戦!






 
-----------------------------------------------------------------------------
Pacific Rim2013年)/米/カラー
131分/監督:Guillermo del Toro
-----------------------------------------------------------------------------
 
IMAX 3Dで見てきた。

ちょ~面白かった!

怪獣もの好きの皆さんこれはいい映画ですよ…。参ったなぁーもうすっかり子供時代に戻っちまったじゃないか…。ウルトラマンとかさ…昭和の時代に見て育った勧善懲悪怪獣ものが3D100倍にパワーアップして帰ってきたという感じ。これは面白くないわけがない。興奮する。ほんと。
 
それにしても、よくここまでこんな荒唐無稽な物にお金をかけてくれたもんです。監督さんに感謝感謝感謝感謝。どうもメキシコ人の監督さんが、日本のアニメの怪獣ものを見て育った方らしくて(うわーやっぱり同世代)、この映画もそんな昔懐かしの怪獣ものそのまんま。いやー嬉しいですね。日本の怪獣ものは、円谷プロのゴジラからウルトラシリーズに始まって、その後70年代にアニメに移転。その後私が子供番組を見なくなった70年代半ば以降も綿綿と続くテーマらしくて…、
 
やっぱり怪獣ものは日本が一番!
 
そんなわけで、この映画も英語を喋る人物達が「カイジューカイジュー」と言っていて、すごく妙な感じ。ほんとにこれは日本の怪獣ものに対するオマージュなんですね。
 
さて内容ですが、

・この映画にメッセージがあるのか……無い
・脚本はリアルでいいものなのか……否
・有名なスターは出ているのか……否
・俳優達の演技は上手いのか……否
・そもそもヒロインが日本人である必要があるのか……無い
・いい話なのか……うーん…

…どうも無い無いづくしでございますが、
それでもいいんです!
なぜなら

やっぱり怪獣ものは面白いからです!

ストーリーが荒唐無稽だろうと脚本が子供だましだろうと…いいんですよ。だって、どうせロボットと怪獣以外はなーんにも覚えてないですから…。
 
…いや目力が強いアジアンビューティーの菊池凛子さんはかっこよかったし、渾身の泣き演技でハリウッドデビューを果たした芦田愛菜ちゃん(可愛い)も素晴らしかったです。しかしながら彼女達は脇役なんです。あくまでも…
主役はCGのロボットと怪獣。

ストーリーはあっても、それは怪獣とロボットの戦いを見せるためのお膳立てにすぎない。話なんてぶっちゃけどうでもいいんです。だって、あの巨体が水飛沫をたてながらグワッシグワッシと摑み合って戦うだけで超面白いだもん。ぎゃー興奮する…もうたまらん…くわーかっこいい!ロボットカッコイイカッコイイカッコイイ…ガンバレガンバレガンバレ。ゴーンゴーンゴンゴンバシバシドッカーン…スゲー…。
 
あんなデカイもんが、あんなに動くわけないじゃん…。金属であんな大きいもの作って、ヘリコプター10機ぐらいで持ち上がるわけ無いじゃん。そもそもあんなデカイものを空中から落としたら、自分の重みで壊れるに決まっとるじゃん…(笑)…などなど、いろいろとリアリティに疑問があっても、それでもいいんです。面白いから。
 
まさに子供の頃に見たあの頃のTVが、実写で、それも大迫力の3D映像で帰ってきてくれたよう。もうそれだけでいい…それだけでいいのだ(涙)。
 
もともと怪獣ものは好き。1998年にハリウッドでゴジラのリメイクがあったけど、あれはかなりガッカリだったんです。というのもあのゴジラは破壊力が少なすぎた…。もっと怪獣はガンガン破壊してくれないと…。もっと暴れてよぉ…。(…おっとまたハリウッドでゴジラをリメイクしているらしい)
 
そんなわけで今回もどんなものか…と思ってましたが、皆さん、私のように戦う怪獣が見たい皆さん、これはね、満足できますよ。この監督さん、怪獣がガンガン暴れてロボットと死闘を繰り広げる姿が見たいだけのためにこの映画を撮ったんだろうと思う。とにかくバトルバトルバトルバトル…がこれでもかこれでもかと続きます。ひゃー興奮するわ。これはイイ!
 
 
ただただ開いた口を手で押さえながら、「スゲースゲースゲースゲー…」と声にならない叫びをあげ続けて2時間興奮しっぱなしでした。こういう映画はあってもいいと思うぞ。ほんとに面白かった。
 
マシン的には「マジンガーZ」とか「ゲッターロボ」とか…「ガイキング」なんてのもあったな…ああいうのに似てますよね。頭の部分に人間が入ってコントロールするとか同じですもん。そのまんまやん。そういえばあの頃、親戚の年下の男の子が超合金の「ガイキング」のおもちゃを持ってて、ちと羨ましかったな…。さすがに10歳も超えた女子としては、親にねだるのも恥ずかしかったもんな…。でも「ガイキング」のデザインはかっこよかった…と、思っていたらなんと「ガイキング」がハリウッドでリメイクされているそうな…(汗)。
 
…んなわけで、ワタクシのようなアラ50の年齢の方々にも、十分すぎるほど楽しめる超娯楽映画だと思います。これはむしろアノ時代から怪獣ものに親しんだ日本人が、子ども時代に戻って大興奮するための映画だと思います。もう映画館を出てからも満面の笑みで言葉が無いほど満足しました。旦那Aも大変満足した模様。
 
絶対3Dで見る事をお勧めします。ほんとにすごいです。こういう映画があってもいいじゃないか…(笑)

追記:2回目見てきたぞ。今回は近所の小さいスクリーンで3D。やっぱり面白かった。2回目は映像や展開にびっくりしないので、何が起こっているかが把握できます。1回目には興奮しすぎてよくわからなかったシーンも全て辻褄が合ってて、あらためて「ほぉ~」という感じで楽しめました。面白かった!(727日)