★Wilson & Smokin’ Jack Hill Smokin’ Jack Hill さんはロンドンのhouse music producer。キャッチーなメロディに民族的なグルーヴを添える名人。ここにも何度か彼の曲を取り上げてますがどの曲もいい気持ち。彼の曲はコンスタントにダンスチャートに上がってくる。各地のショーでも活躍中。 そして彼と何度もコラボしているWilson さん。相変わらず情報が出てこないのですが、たぶんお名前はAndrew Wilsonさんではないかな?もしこのお方だとしたらメインのお仕事はThe Kiss FM Networkのプロデューサーだそう。
ストリート系をもう1曲。これは数週間前に英国のCommercial pop club chartに入っていた曲。メロディが中近東風でくせになる。頭の中で何度もループしていた。リリースは去年の8月で米国では9月頃によく売れていたそうだ。
この曲は2020年にヒットした「Spell On Me」のリメイク。彼女のパートはメロディも歌詞もそのままでアレンジを少し変えて Fat Joeさんのラップを加えて再リリースしたもの。
★Shab Shabnam Kamoiiさん。アメリカのシンガーソングライター。イランの首都テヘランの裕福な家庭に生まれる。彼女が6カ月の時に父親が亡くなる。8歳の時にイランに財産を残したまま家族でドイツに移住。14歳までドイツの寄宿学校で学び、その頃に家族で米国・ボルチモア州に移住し定住。ペルシャ語と英語、ドイツ語を話す。兄Shahab Kamoueiがポップシンガーになり、彼女もペルシャ語で歌うようになる。2020年に「Spell On Me」を出して知られるようになる。2021年にデビュー・アルバム『INFINITE LOVE』をリリース。1993年にデビュー・アルバム『Represent』をリリース。
★Fat Joe Joseph Antonio Cartagenaさん。米国ニューヨーク・ブロンクス出身のラッパー。1970年生まれ。1992年にhip hop グループDiggin' in the Crates Crew (D.I.T.C.)で活動開始。後にソロに転向。長いキャリアの中でヒット曲多数。
① Up and down like the top of a Lambo ランボルギーニ ② Turned Greece to the new Tulum (Lean back) メキシコのリゾート ③ Real tight, real tight, Lemon LuLu Lululemon Athletica。アメリカのスポーツ衣料ブランド。ピチピチの服で有名
Voodoo Shab & Fat Joe ---------------------------------------------------------------------
★DAVID MAY リミックスしたDJの方。スイス在住のDJ。2009年の「Superstar」の大ヒットで知られるようになる。クラシック・ピアノとオーディオ・エンジニアリングを南ドイツで学んだ。25年のキャリアの間Pop/Danceのジャンルでスターとのコラボが多数。多くのヒット曲をプロデュース。
★Will Smith 歌っている俳優さん。歌詞も書いたのかな。歌も上手いものだ。元曲の冒頭でSister Sledgeの「He's the Greatest Dancer」をサンプリング。1998年にこの曲はビルボード・シングル・チャートで3週間1位になり、グラミー賞のBest Rap Solo Performanceを受賞。
ウィル・スミスさんのインタビューによると、この歌の「jiggy」の意味はアフリカ系アメリカ人への軽蔑的な呼称「jigaboo」が元になっているそうで、「Gettin Jiggy Wit It」の意味は「getting African-American with it」…彼ららしいリズム感がよくかっこいい様子を示しているとのこと…だそうだ。。
歌詞の固有名詞やスラングの意味など
● 全編で自分のことを kid と呼んでいる
●① When my new joint hit, マリワナ それとも 曲? ●②Gotta get jiggy wit it, 上記のようにアフリカ系らしくという意味 ●③ Right from Cuba-Cuba キューバ産の葉巻は有名 ●④ Illway the an-may on the ance-day oor-flay (Haha) ?これはわからない…どうやら Pig Latin という文字の入れ替え言葉らしい。元は「Will the man on the dance floor=ダンスフロアの男ウィル」
●⑤ Big Willie style's all in it 『Big Willie Style』1997年リリースの彼のソロアルバム
●⑥ You wanna ball with the kid?
ダンスかバスケットか または男女がねんごろになるの意 ●⑦ In the middle of the club with the rub-a-dub, uh 身体を密着させるレゲエのダンス お尻を押し付けたりする ●⑧ Mad 'cause I got floor seats at the Lakers バスケットのチーム、ロサンゼルス・レイカーズ ●⑨ See me on the fifty-yard line with the Raiders アメフトのチーム 現ラスベガス・レイダーズ
1998年当時はカリフォルニアのオークランド所属 ●⑩ Met Ali モハメド・アリでしょうかね ●⑪ only mad chicks ride in my whips 高級スポーツカー 車 ●⑫ 850is 車です BMW 850is コンパーティブル ●⑬ Who's the kid in the drop? 高級車/コンパーティブル(オープンカー) ●⑭ Rock from South Street to one-two-fifth South Streetはフィラデルフィアから125thニューヨークへ
…ウィル・スミスはフィラデルフィア出身 ●⑮ Since I moved up like George and Weezie 米国のドラマ『The Jeffersons (1975-1985)』の裕福なアフリカ系カップルの主人公の名前 ●⑯ C.R.E.A.M. to the maximum I be asking 'em “Cash Rules Everything Around Me (俺の周りは金が全て)” の頭文字、荒れた生活を送る若者の苦悩を歌った Wu-Tang Clan の1994年の曲
●⑰ Rather play ball with Shaq and 'em, flatten 'em 米国のバスケットボールプレイヤー シャキール・オニール/Shaquille O'Neal ●⑱ Hit her with a drop top with the ribbon 「屋根が落ちる」からオープンカー 車です ●⑲ Crib for my mom on the outskirts of Philly お家 ●⑳ You trying to flex on me? 相手にマウントするために「すごいだろ」と何かを見せつけること
Gettin’ Jiggy wit It Will Smith/DAVID MAY feat. SNOOP DOGG -----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------- Songwriters: Ben Cauley / Bernard Edwards / David Porter / Harvey J. Henderson / James Alexander / Joseph Roy Jr. Robinson / Larry Charles Dodson / Nile Gregory Rodgers / Samuel J. Barnes / Willard C. Smith / Willie Hall / Winston A. Stewart