能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2016年11月25日金曜日

L7 – Andres (1994)


 
 
怖い姉さん

 
 L7 – Andres (1994)


 Album:  Hungry for Stink
Released:  Jul 12, 1994
℗ 1994 Slash Records.
Marketed by Rhino Entertainment Company,
a Warner Music Group Company.
 
 
 
いつの間にかもう11月も後半なのね。早いなぁ。…あら今月は中間猫写真を忘れている…おっと…。
 
 
さてL7です。先日から「男前な女性ロックバンド」のお題で文を書いていますが、この手のバンドの中では、グランジの時代に名を成したこの怖いお姉さん達が最強なのかもしれない。
 
海亀はグランジを全く聴かなかったんですけど、このL7のアルバム『Hungry for Stink』は1994年当時に買いました。何故だろう…バンドのことは全く知らなかったと思うんだけど…。
 
記憶がはっきりしないんだけど…たぶん(今は無い)六本木のCD屋・WAVEの店内で、このバンドの4作目のアルバムがかかっていたんだろうと思う。音がとにかくうるさくて面白いと思って、そのアルバムを「買ってみた」んだろうと思う。
 
音の質感は気持ちいいです。1曲目のこの曲でおおおっと思った。
 
しかしアルバム全体としては同じような曲が多いので、長い間聴き続けられるアルバムではなかった。継続して聴くとちょっと耳が疲れる。結局このCDも後に中古屋に売ってしまった。
 
 
しかし今回の文のために、久しぶりに動画サイトで同アルバムとL7の他のアルバムを共に聴いてみたんだけど、このバンドは嫌いじゃない。本当に雑音的な質感でうるさいんだけど、何故か、

妙に気持ちいい音。

とても不思議なバンド。うるさいし飽きるんだけど質感は嫌いじゃない。この手の他のバンドは、うるさ過ぎてほとんど聴けないんだけれど、このバンドは聴ける。なにかが好き存在してくれれば嬉しいタイプの音楽。たま~にこういう音を聴くとちょっと気持ちいい。
 
 
さてL7のお姉さん達は実生活でもかなりヤンチャなお姉さん達だそうです。あー…怖そうだもんね。それも今まで知らなかった。
 
前回のエントリーのバンド・VIXENは、(当時派手だった)男のバンドよりももっとゴージャスで、もちろん男うけも大変いいそれなりに女性らしいセクシーな」ルックスで、尚且つ男並みに楽器の上手いお姉さん達だった…と思うのですが、

L7は女を捨ててます。

なんだかやたらに強気で肩肘を張っている印象。バッドボーイならぬバッドガールズのバンドとして気合が入っていたんでしょうか。裏を返せばこれも男の音楽業界で生き残るための術だったのかもしれません。

彼女達は2001年で一旦活動休止。それから2014年に再結成して、現役で活動中だそうです。大きな拍手❤❤❤

現在もコワモテです。角も取れていません。ちょっと最近はおじさんっぽい。どのような理由であれ、自らの生き方を選択して意志を貫いているのは立派。素敵です。ちょっと憧れる。今も現役でがんばるお姉さん方をリスペクトいたします。


2016年11月21日月曜日

Vixen – Edge Of A Broken Heart (1988)



歌って弾けるキレイなお姉さん


Vixen – Edge Of A Broken Heart (1988)


Album:  Vixen
Released: Sep 07, 1988 ℗ 1988 Capitol Records, Inc.


どうも大統領選のショックで調子が狂っちゃったな。CNNBBCを見てウンウン唸っているけれど決まった事が変わるわけでもなし。そろそろ元にもどらなきゃ。

というわけで、先日の米大統領選の結果では「不動産王の大富豪爺と、あからさまにゴージャスな若い奥さん」の次期ファースト・カップルを見て「ダセェダセェやってられねえよ古臭ぇダサメリカ…ファンキーなオバマ&ミシェルちゃんを返せっ…」と憤慨しておりまして…、

そのような文を書いたあとで「VIXEN」みたいな前時代的なルックスのバンドもどうよ…とは思うのでございますが…。

しかしこのブログで暫く前から考えている「男前な女性ロックバンド」のお題をやるのなら、このゴージャスなお姉さま方を外すわけにはいかんのですよ。実は彼女達はこのような格好をしていても、キチンと楽器の弾ける正真正銘のロックバンド。上手い人達。とてもかっこいいミュージシャンのお姉様方。

The GO-GO's」や「The Bangles」をここにとり上げないのに、なぜ「VIXEN」をとり上げるのかは議論の余地があると思いますが、まあいいや。VIXEN」はね、楽器の弾ける女性達が80年代後期のアメリカ・LAのグラムメタルの流れに乗って男みたいにバンドをやったらどうよ…というバンド。

それで売れました。このバンドのことは私は殆ど知らないんだけれどこの曲は当時巷でもよく流れてました。キャッチーな歌謡ロック。

音楽は聴き易い歌謡ハードロックです。それほどエッジの効いた音は出していない。それでも当時はこれがメタルと呼ばれていたし、他のメタルの男バンドも普通に歌える歌謡メタル/ハードロックをやってました。みんなこんなキラキラした音を出していた。

そして当時のハードロックの人達は皆こんなヘアスタイルでしたね。WingerWhitesnakeBon JoviSkid Row,CinderellaWarrantDef LeppardGuns N' Roses …み~んなこんな格好。女性がやるとそのまんまプレイメイトのようだ。ゴージャスです。

しかしこの手のロック業界は男のバンドばかり。そこに楽器の弾ける女性が切り込んで成功。彼女達は男の業界に切り込んだ勇気ある女性達なんですね。実際はこの曲がワンヒットワンダー的に売れただけだったのではないかと思いますが、それでも曲が売れたのはメデタイ。1バンドだけでも女性のバンドが当時のロック業界に傷痕を残せたことは嬉しい。

なぜなら、女性がうるさい音を出して成功したロックバンドって西洋では珍しいからなんですよ。世の中の女性と男性の比率が半々で、楽器のレッスンを受けた女の子達だって沢山いるはずなのに、なぜメタルやハードロック…うるさい音楽の分野での女性バンドの成功は少ないのか。

こういう音楽の業界が(特に西洋では)男主体の業界だからなんでしょうかね。バンドも男が多いし、メディアもレコード会社も男、こういう音楽のファン/観客も男…男男男ばかり…。だから女性のバンドが成功するのは難しい業界なんだろうかと思ってしまう。

ちょっと前から気になっている日本のBand-Maidさんを見ていると、これからも大きな音を出して頑張って欲しいなぁと思うわけです。

そういえば、VIXENの直訳の意味は「雌ギツネ」です。Babymetalちゃんがキツネをモチーフに使っているのは偶然だろうか?


さてこの男前で綺麗なお姉様方もGirlschoolと同じく

現役です。

現在もツアーをなさってます。
拍手パチパチパチパチパチ…❤❤❤❤❤❤
 
 
 

2016年11月20日日曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第44回「築城」 11月6日放送



今回は真田丸の完成までにOK だめOKと揺さぶられるお話。真田の赤備えも整った。


★あらすじ
真田丸完成まで。

●感想
・前回淀殿にダメと言われて大坂は篭城決定。それを徳川が知る。…おっと大坂城内にスパイがいるのね。作兵衛到着。この方が大坂で戦ったのは史実らしいです。
・幸村の真田丸を作るアイデアに後藤さんも同意。場所を譲ってくれます。出島に6000人だそうです。なんと大きな城ですね大坂城。全体で10万人?それぞれの部署も千人単位で守るという。囲われた土地なのに10万人なんて大きすぎて実感がつかめない
・織田有楽斎「牢人が裏切ったらどうする?」
 ↑だ~か~らぁ~…牢人に頼らなければ戦が出来ないんだから心配しても無駄なんです。こだわりが矛盾してるんだわ(怒)。
・…もう大蔵卿局も部屋に閉じ込めろっ。
・毛利+後藤「俺は降りた」まあそうだわね。わかるわ。
・淀殿「戦は味方同士が信じなければ勝てるものではありません」バカですねこの人。最初から言ってることがおかしい。戦なのにカードなんかで遊んでる場合じゃないだろ。もう牢人が信じられないのなら戦なんかやめちまえ。勝てるわけが無いじゃないか。なんてバカなんだろう。もう『真田丸』は女がダメダメ。全部ダメ。
・大野さんのOKが出る。よしっ待ってましたっ。

・真田丸の工事開始。
・徳川勢は30万人。多いな。
・まっちゃんは無事甥っ子たちに信之の伝言を伝える。まっちゃんは老けないねぇ。
・有楽斎が真田丸のことを知る。取り壊せと言う。しかしこの人は何を抵抗しているの?牢人に頼らなきゃ戦ができな…あーめんどくさいっもう堪忍袋の…
・…と思っていたら秀頼がやってきてOKサイン。
 ところで秀頼君の中川大志君は、どこかで見た顔だと思っていたらあの『家政婦のミタ』の男の子だったのね…ほぉ~びっくり。なんとまぁわずか数年で凛々しく成長なさったことか。今18歳だそうです。素敵ね。
 
・というわけで、なんだかまた1回分使って、作戦OK~だめ~OKで左右に揺さぶられてイライラの頂点。この揺さぶりが今回の要でしょ? もうどうでもいいやこういう展開。(-_-;)シラネ
・真田丸は大きい。


2016年11月16日水曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第43回「軍議」 10月30日放送



世の中がいろいろと大変なので関心がそちらにいってしまってドラマの感想が書けない。

さて今回はどうやって5人の武将達がまとまって、篭城か、討って出るのかの作戦会議をするお話。

面白かったです。

なぜだろう。それはね、今回は三谷さんのコントがほとんど無かったからです。意図的なコントらしいものはマツ姉さんの「手加減してくれるんじゃないかしら」…のバカっぽい台詞のみ。それ以外は、大坂城内でそれぞれの武将達が真面目なやりとりをしてましたね。それがよかった。結局普通に歴史ドラマをやってくれれば面白い。
 
 
★あらすじ
牢人たちのメインのメンバーの紹介。幸村は城外に出る作戦で皆を説得。淀殿に覆される。

●感想・筋

・信之お兄ちゃんの2人の息子の世話をする小山田おじさんと三十郎おじさんがとてもかっこいいと思います。お二人とも時代劇の衣装がお似合いです。
・まっちゃん(姉)が戦地に向う信之の息子達2人に、前線に出ないようにと伝えることになる。まっちゃん「信繁は…手加減してくれるんじゃないかしら?」←バ、バカヤロウ…。
・しかし信之お兄ちゃんは言ってることが矛盾していると思います。

・二条城では片桐さんが徳川へ。家康は人を取り込むのが上手いですね。
・大坂の兵糧はもって半年。

◆大坂城
・淀殿「勝てますか?秀頼はだいじょうぶ?(信繁を)ずっと待ってました」茶々さんは秀吉爺を愛していなかったのね。そりゃそうだろうねぇうんうん。
・この織田有楽斎はなぜここにいるの?
・篭城か討って出るか?
・会議で意見が通らなかった幸村「九度山に帰ります」←いいぞ、目が据わってきた。
・説得されて再度軍議。信繁「二条城の家康の首を取る」←おおなんだか勝てそう。
・後藤さん抵抗。他の人も抵抗。毛利さん賛同。

・参加の理由毛利さん「腕を試したい」
明石さん「キリスト教のため」
長宗我部さん「お家の再興」
後藤さん「死に場所を求めてやってきた」

・幸村「死にたがっている者に用はない。勝つ気がないならこの城から出て行け」←いいぞわくわく
・後藤「勝てるわけがねー」
・幸村「我々は決して負けない。死にたいのなら徳川につくべきだ」←おおお…いいねぇムネアツ。
・織田有楽斎「篭城しかない」←おいっこのボーズをつまみ出せ!うぉおおおおおおおおおおおおお原辰徳っキーッ!(怒)
・大野さん「客人に非礼は許さぬ」←よしよしよしパチパチパチ88888…
・秀頼「篭城はせぬ!討って出よう」←よしっよく言った!ヤッホー!
・淀殿「なりませぬ。牢人たちで信じられるのは真田だけ。他は何をするかわからん。」
なんだとぉおお(激怒)。そもそも頼みにしている牢人が信じられないのなら戦なんかするなっ!今すぐに徳川に降参しろっ!そんな生半可な覚悟で戦ができるかっ。もうこの女どこかに閉じ込めてしまえッ!うわー腹立つわー。秀頼君もなぜ母親に聞くのよっ。どうせ何もできない女じゃん。

 

2016年11月11日金曜日

2016年米大統領選ウォッチ-その8: やっぱりイヤダ(怒)



もうこれでやめようと思うんだけど、
旦那Aが出張中で誰にも文句が言えないからここに書く。
もういいや。もう我慢できない。
やっぱりトランプさんが大統領なんてヤダわ。
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ…。
トランプさんてさぁ…
やっぱり女性を全然リスペクトしていないですよね。
奥さんのメラニアさんに罪は無いと思いますよええ彼女に罪は無い。
だけど…あの化粧…あの整形…おっぱいに脚…。
彼女が次のファースト・レディなんだって…。
げげっなんだか落ちるところまで落ちた感じ…。


オバマさんちのミシェルさんて、
ハーバード・ロースクール出身の弁護士だったんですよ。
誰も敵わないような才媛。
そんな凄い女性が誰にも気さくでフレンドリーで…
ミシェルさんはね、本当に素敵なファースト・レディでした。
オバマさんもミシェルさんも、
お二人の関係がまた素敵で、
お二人ともかっこいい新しいアメリカの象徴だったのに。
さすがアメリカはいい国だと感嘆したのに…。

それからもう一つ。
トランプさんの当選があまりにもショックでもう誰も語らないけれど、
ヒラリーさんて、アメリカ初の女性大統領を目指していたんですよ
女性がこのアメリカで
とうとう最高の地位まで上り詰めようとしていたのに…。
彼女の敗北宣言スピーチを聞いて、私は涙が出た。
ヒラリーさん、私はやっぱりあなたに大統領になってほしかった。


昨日までこの大統領選の結果を受け止めていたつもりだったけれど、
次第に現実が見えてきた。
はあ…
なんだかやりきれないよ。ほんとに。
失ったものはあまりにも大きい。
オバマさん夫妻がホワイトハウスを離れるのが本当に辛い。

ぶっちゃけトランプ夫妻はダサすぎ。全てがかっこわるすぎ。
お話にならないほど恥ずかしくて古臭いダサメリカ。
げげっ…最悪 最低 ダサダサ 悪趣味 無理うひゃぁぁぁ
好みの問題だからしょうがないわ
理屈じゃない。
感情で受け入れられない。
すごくがっかりだ。