能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年12月16日火曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第45回「秀吉の最後」 11月9日放送



師走というのは海外も忙しい。なぜなら12月末にクリスマスがやってくるからだ。その日に向けて毎年、木を飾りカードを書きプレゼントを用意し…とやる事がだんだん山積になってくる。要は、年末ギリギリまで大河ドラマの感想を溜めてはいけないと実感する今日この頃…。

さてそんなわけで今回は秀吉お別れの回。しかし今回は微妙。本来なら涙涙の感動回であろうべきところ全く心動かず…これは困った。実際不快であったというのが正直な感想。どうもこの脚本家さんとは全く合わないらしい。…俳優さん達はすばらしかったですけど。

あまりにも気になるので、この回の感想をネット上でも色々と調べてみたけれど、私と同じような文句を言っている人はほとんど見当たらず…。あれもしかして私がおかしいのか?うーん …こういうのも当たり前になってきてるのかしら。困ったな。

というわけで、今回は秀吉と官兵衛の別れのシーンへの文句をうだうだ書く。


★あらすじ

また朝鮮に出兵。官兵衛の次男・熊之助が船の遭難で命を落とす。官兵衛と秀吉の最後の別れ。家康覚醒。


●流れと感想

朝鮮・黒田陣 なんと総大将は(アノ)小早川秀秋さんで、まだ16歳だそう…若い。
天満・黒田屋敷 熊之助の朝鮮への出発を(それとは知らぬ)糸ちゃんが見送る。その船は転覆。熊之助とともに太兵衛の息子も命を落とす。
黒田家 数ヵ月後に糸ちゃんが女の子を出産…が、熊之助の死に責任を感じて沈んでいる。急に性格が変わった?
京・伏見城 秀吉が弱っている。家康は秀頼に優しい(今のところ)。秀吉と二人で醍醐の花見の話。これも映像化は無し。家康のリップサービスに淀さんが目を光らせる。秀吉も家康の本心はわかっています。
黒田家 官兵衛は朝鮮から帰国。孫のお菊ちゃんに会う。光ちゃんの様子がおかしい…光ちゃん泣く。
伏見城 官兵衛+秀吉。思い出話。弱った秀吉にやっぱり官兵衛は無表情。秀吉「このわしは間違っていたと思うか…?」
…さてここからの官兵衛が酷い。本当に酷い。瀕死の老人にいきなり説教を始める。弱ってすがる秀吉の手を押し返し「自分の目的達成の為にお前を利用しただけ」みたいな事を言う。全くあきれる。酷い。
この場面で相手に否定的な本音を正直に言うのは、自分の死を覚悟して弱っている老人を鞭打つようなもの。言う必要の無い“真実”を語るのは残酷。この脚本家は主人公が、余命いくばくも無い老人を相手に優しい言葉ひとつかけることもせず、こんな馬鹿正直な本音や正論を言うのが正しいと思っているんだろうか。
…(一般的な話としても)そもそも自らの死期を悟った老人に対して、全ての真実や正論を告げる意味はほとんどない。こういう状況では家康のようにうまい事を言って喜ばせるのが相手への思いやり。嘘をついてでも死に行く者の不安をやわらげるべき。もうすぐ命が消えるんだもの。その前に周りの者が魂を救済してあげたほうがいい。
…そもそもこの官兵衛という男、秀吉がいなければ今の地位はなかったはず。一緒に山を登ってきたんじゃないのか…。ここまで秀吉を突き放すなんて、これでは秀吉がかわいそうだ。この場面の官兵衛は決していい人物には見えない。こんな冷たい人物が主人公…こんな脚本でいいのか。
…おまけに秀吉が官兵衛に謝っちゃったよ…うひゃ~もうお手上げ。あきれる。官兵衛君、小早川さんとの最後の会話の方が悲しそうでしたよね。なんかおかしいって…。それで散々本音を言って瀕死の秀吉を苦しめておきながら、最後に「ありがとうございました」だって。自分のことしか見えてないのかこの男。部屋の外で大泣きしてるのだけはよかったけど。でもそれまでの流れのせいで冷酷な男が勝手に自分に酔って泣いてるように見えてしまった。岡田さんのいい演技が本当にもったいない。
…これは脚本と私の感覚が合わないんだろうな。今までも官兵衛は無神経なことを言うことが何度かあったけれど、まさか秀吉の最後がこういう風になるとは思わなかった。
…おっと説教モードになってしまったわね。
1598年 秀吉死去。享年62

 辞世
  露とおち 
  露と消えにし
  わが身かな 
  浪速のことも 
  夢のまた夢

…あれだけのことを成し遂げた人物がこういう句を読む…やっぱりこの人はすごいと思う。竹中さん、ありがとうございました。老いた秀吉、素晴らしかったです。
徳川家 家康覚醒。
淀さん+三成。淀さんは家康が怖い。
豊前・中津城 官兵衛夕日を見る。

2014年12月11日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第44回「落ちゆく巨星」 11月2日放送



老いた秀吉に振り回されるグダグダな回。まさに「落ちゆく巨星」。それにしてもそんな秀吉に対する官兵衛の表情が非常に冷たいのが気になる。この人はもともと秀吉に惚れて今までついてきたんだし、いろいろとあったとはいえ一緒に山を登ってきた情だってあるだろうに、このドラマの官兵衛は落ちる秀吉を見て涙一つこぼさない。そういう演出なのか、それとも演技が棒なのか?


★あらすじ

老いた秀吉に振り回される。甥の秀次を切腹させ家族まで惨殺したのに「悪い事をした」。気弱になって泣き言を言ったかと思うと、明からの国書の内容に腹を立ててまた朝鮮出兵決定。官兵衛は隠居の身からまた秀吉に仕えることになる。


●流れと感想

・官兵衛は如水になった。そして秀次が謀反の疑いをかけられる…まだ捕まってなかったのね。
京・聚楽第 秀次は武装中。官兵衛が「秀吉に逆らうな。天下のため。」…ん?…で秀次は納得してしまう。そして官位剥奪、高野山に謹慎させられる。
伏見城 茶々=淀さんは不満。イヤな女だね。三成の表情が微妙すぎて、淀さんにうんざりしているのか味方なのかわからない。
・…で、秀次切腹。この秀次さんの扱いも酷いよなぁ。もっと以前からおねさんとの繋がりとか見せてくれればいいのに。あまりにも唐突。秀吉を悪く見せるためだけの事件。
黒田屋敷 善助が秀次の家族の処刑を報告。んもー官兵衛は何にも出来ないのならかかわるな!
伏見城 淀さんも酷いが、おねさんはもっと悲しそうな顔をしていてもいいのに。
・秀吉の寝屋での身体の問題。 こういう描写は苦手。もうちょっと歴史上の人物をリスペクトしていただきたい。全く必要の無い無駄なリアリズム。こういう描写をして喜んでいるような制作者は恥を知るべし。
・秀吉が官兵衛を呼び出す。気が弱くなってます「秀次には気の毒な事をした…」秀吉の泣き言。それを官兵衛は全く無表情で聞いてます。うわーかなり冷たく見えるけど。こういう演出? 結局また官兵衛は秀吉に仕えることになる。しかし全く情が見えない。もうすこし心のやりとりがあってもいいんじゃないか。秀吉はよれよれ。おじいちゃんは寂しいのに…。
福島正則宅では、太兵衛が飲み競争。ヤンキーの喧嘩です。そして槍を勝ち取った。
黒田屋敷 官兵衛「秀吉は長くない。最後まで見届ける」…ん~やっぱりなんだか冷たいな。
大坂城 朝鮮出兵の和睦…明から国書が届く。内容を気に入らず秀吉激昂。その様子を家康が伺う。…また朝鮮出兵決定。もう秀吉は老醜。しかし竹中さんはすごいと思う。
黒田家 しかし長政君はかっこいいな。
159612月 拾が秀頼になる。
徳川家 家康は秀吉の年を計算してます「あと2年…」
黒田家 1597年 出陣前、次男・熊之助も戦いに行きたがるが却下。
・今回の兵は14万。
備後・小早川隆景の城 小早川さんは病床。官兵衛にアドバイスと思い出話。小早川さん=鶴見さんは本当によかった。この人が出ると場が引き締まる。最後も綺麗に枯れていらっしゃいましたね。前半、吉川さんと小早川さん、安国寺さんで毛利家がとてもステキに見えた
黒田家 熊之助がいない。なんと朝鮮行の船に乗り込んたらしい。
朝鮮 官兵衛が陣に到着。

2014年12月10日水曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第43回「如水誕生」 10月26日放送



今回の主役は官兵衛の坊主頭!岡田さんよくやってくれました!やっと年齢とキャラに合った外見になった…ってもう43回ですぞ。

前回三成に嵌められた官兵衛ですが、実際には少し違っていて…、
もともと三成を好まなかった官兵衛が、朝鮮での話し合いにやってきた三成を無視して囲碁をやっていたことに三成が腹を立て、その文句を秀吉に言いつけたのを聞いて、官兵衛が弁明をしに勝手に朝鮮から帰ってきたことを秀吉が怒ったらしい。そもそも秀吉は中国からの使者が来ないことで機嫌が悪かったらしく…
やっぱり史実もなんだか小さい話ですな。

それにしても、もうすこしましな内容で出来た気もする。あそこまで三成を落としてしまうと、今度は騙された官兵衛や言いなりの秀吉が小さい人に見えてしまうのよ。せっかくの坊主頭ももったいない。


★あらすじ

謹慎中の官兵衛がボーズになってゴメンナサイ。許される。官兵衛が相談役になった関白秀次は謀反の疑いで捕らえられる。帰国した長政はすっかり家康に抱え込まれる。


●流れと感想

・官兵衛は蟄居中。朝鮮の家臣達も家族も心配してます。「生きるか死ぬかの…」えー勝手に帰ってきたのってそんなに大変なことだったんですね。
肥前・名護屋城 秀吉と家康が仲良く談笑。仮装パーティーをやったそうだ。
・光ちゃんは大坂に来ておねさんに官兵衛の助命嘆願。
・善助が朝鮮から帰って来る。官兵衛を慰める為?やっぱり全て三成のせいなのね。
15938月 拾君→秀頼君誕生。
名護屋城 坊主官兵衛→如水円清登場。ほ~~なんと岡田さん、

剃った

…そうです。へーパチパチパチパチ…よくぞ剃りました!立派立派っ!もう今回はこれでいいや。坊主にするとエエ男やね スバラシイ…。
・さて官兵衛と秀吉の長い問答。要は命乞い。この場面はたぶんすごくいい場面なんだろうけど、やたらと大袈裟に見えるんですわ。三成との個人的な喧嘩で切腹なんて話が小さすぎる。そもそも秀吉が三成の言いなりになってるのも納得がいかない。ともかく官兵衛は許されて隠居。あ~また三成はやだやだ…。
815日 秀吉は大坂に帰る。
大坂・黒田屋敷 女性達は笑ってますが、官兵衛君はボーズの方がずっとステキだと思います
大坂城では秀吉が拾君と対面。淀さんは怖いな。二階堂さんはお若いのによくやってると思う。
京・聚楽第 秀次と官兵衛。拾君が産まれたことで秀次さんは不安。しかし唐突だなぁ。
大坂城では三成が秀吉に不安材料を吹き込む。うひゃー秀次事件も三成のせい?もーやってられねーよ。
黒田屋敷 1594年夏 黒田の家臣達が朝鮮から帰国。げげまた糸ちゃんがガミガミ言ってます。でも長政君はかっこいい。
伏見・徳川屋敷 福島正則と長政君が来訪中。おっと三成への不満を愚痴ってます。家康は長政君達を抱きこみ中。長政君は家康おじさんが大好きになった模様。
聚楽第 官兵衛が秀次に説教とアドバイス。
大坂城 淀さんがまた秀吉に囁く「秀次をコロセ~」
1595年 秀次が謀反の疑いで捕らえられる。うわーまた事件だけ突然起こった。

2014年12月9日火曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第42回「太閤の野望」 10月19日放送



またずいぶん遅れちゃったな…。もうこんなに遅れてしまったら全部飛ばそうかとも思ったんだけどそうもいかぬ…むむ。

どうもこのドラマ、あまり話に入り込めなくてあまり面白い感想も書けないんだけど、前回41回まで書いたのなら出来れば完走したい。現行の大河は来週お休みらしいので、それならなんとか最後までに追いつけるかも。まさかこれからまた文が書けなくなるような大きなニュースもあるまい…。ということでまた官兵衛マラソンを再開…しかしあまり面白くないと思います。

今回は朝鮮出兵。戦闘シーンなんかもあって、大河での大陸出兵の映像化は珍しいのかとも思ったんだけど、イケイケゴーゴーのシーンではなく苦戦でウンウン会議で唸っている描写が多い。しかーし…それにしてもこのドラマの三成はほんとにヤナ奴だわね。

三成は大昔の正月時代劇『関ヶ原』の加藤剛さんのイメージがあるんで、このドラマみたいな小物描写はかなり頭にきますね。いや三成君のファンではないですけど…。しかしこのドラマの三成君は全てが私情・私怨ばかり。人間が小さい小さい…。これの何が問題かって、この人を馬鹿に設定すると、その彼を高評価した秀吉も馬鹿ということになってしまうのよ。それはいかんだろう。史実では真面目すぎる堅物だと聞いていたけど、ドラマとはいえ三成君をここまで酷い小物キャラにしてはいかんと思います。


★あらすじ

朝鮮出兵。官兵衛は何度も往復して秀吉に戦況報告。三成はあくまでも官兵衛を負かすことしか考えていない。その三成に嵌められて官兵衛は謹慎。


●流れと感想

・前回のおさらい。大陸出兵。官兵衛「この国が滅びてしまう。」
1591年年末 秀次が関白に。秀吉は太閤に。秀次が急に出てきた。急にエピソードの切り張りをしたように唐突。
名護屋城は官兵衛が普請。そこへイヤ三成がやってくる。4月には朝鮮に出兵の予定。三成「カンベーおまえをチェックしてるから」。長政が怒る。
大坂城 相変わらず趣味の悪い部屋で、沈む茶々を秀吉が慰める。茶々「私も出張について行きたいの。」
名護屋城 15924月。朝鮮出兵は宇喜多秀家が総大将。官兵衛が作戦に口を出すと三成が怒る怒る。
・船で大陸に渡る。海が荒れてます。158000の軍。戦闘シーン。
名護屋城 秀吉+家康+官兵衛。そこへ三成がやってきた。漢城が落ちたニュース。官兵衛が大陸に渡ることになると、三成が「俺も行く」
・いきなり三成と茶々が密談…なんだなんだなんなんだ?
5月半ば、官兵衛が朝鮮に渡る。黒田軍は苦戦中。日本勢は作戦会議。またまたイヤ三成が一言多い。長政が怒る怒る。もうこんなに内輪もめ?
名護屋城 官兵衛帰国。秀吉は留守。家康に苦戦中だと伝える。
朝鮮 1593年正月 進軍中。戦況は悪化。明の大軍がやってきた。
名護屋城 茶々ご懐妊。
・官兵衛がやってきた。戦況を報告。和睦を進言。なんと秀吉が受け入れる。
大坂城 おねさんに白髪が増えた。
・官兵衛がまた朝鮮に渡る。秀吉の出した条件の為、和睦が進まない。全軍漢城を捨て釜山まで退くことにする。
・三成、急に官兵衛に「一緒に日本に帰って秀吉に戦況を説明してくれ」と言う。
名護屋城 秀吉が官兵衛に怒る怒る「なんで勝手に帰ってきた?」←え?そこにいるイヤ三成が一緒に帰ってくれと言ったんですけど。官兵衛何故言わぬ。それにしてもなんだか小さい話だな。秀吉もどうしてこの程度でガミガミ怒るのよ。官兵衛蟄居。なんだかな~…よくわかんないんですけど史実はどうだったんでしょう。

2014年12月7日日曜日

お猫様H:テーブルの上で遊ぶ





 
 
ずいぶん大きくなりました。お猫様Hがうちに来て早半年が過ぎた。来た時の体重は3キロぐらいだったのに先日検診に行ってきたら4キロほどになっていた。今1歳半ぐらいかな。小柄な女の子なのでこれ以上は大きくならないらしい。もちろん健康。お医者さんに「いい子だね」と言われておやつをもらった。

さてそんな「外ではいい子」も、うちでは超お転婆。もう大人なのに今も夜になると家中を走り回る。
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだっ…

と走る走る走る走る。休憩していない時はいつも走っている。だんだん体力も持久力もついて一度に走れる距離も長くなってきた気がする…。猫ってこんな生き物だっけ?

昼間は寝ている事が多いが、起きていれば遊んでくれと騒ぐ。最初の「物静かなおとなしい子」の印象はなんだったのだろう…?

ソレヲクダサイ