Woodkid - Prologue (2021)
for the Paris 2024 Olympic and Paralympic Games
Prologue – Single
Woodkid
Released: August 6, 2021
An Island Records Release; ℗ 2021 Green United Music / Paris 2024,
under exclusive license to Universal Music GmbH
▼NBCの放送での様子 かっこよかった この映像はいつか消えるかも
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これはかっこいい。東京オリンピックの閉会式を見ていて、次回のオリンピックの開催地・パリの紹介ビデオが流れたのだけれど、この音楽がよかった。誰だろう。誰がやったんだろうと捜していたら出て来た。これはいい。エッフェル塔の下に集まったアスリートと戦闘機のプレゼンの間中流れていてすごくかっこよかった。
★Woodkid
Yoann Lemoineさんはフランスのmusic video director、 graphic designer、singer-songwriter。様々なアーティストのMVの監督として有名だそうだ。
若者受けするダンスミュージックのリズムなのにオーケストラがはいって厳かな響き。すごく大きなイメージの音。ドキドキする。なんだかものすごく大きなことが起こりそうな厳かな雰囲気。だんだんリズムが加わってイメージが大きくなる。次第にエスニックなリズムも加わってどんどんエネルギーが大きくなる。これはかっこいい。
踊れる音楽が好きなので、ビートが鳴り始めたとたんにああ…これはなんとか記録したいと思った。クラシックとエスニックとダンスのビートが合わさってますね。いい音楽。このフランスの映像はかっこよかったです。エッフェル塔の下のパリの様子はライブ映像だったそうで、戦闘機の吐く煙の映像も痺れた。かっこいい。
この音楽は、昔の映画『炎のランナー/Chariots Of Fire』(1981)でVangelisがやったのと同じようなタイプの…2021年バージョンという感じ。最先端の音なのにクラシックな印象。まぁあの曲は…ずいぶんクラシック寄りでしたけど。そういえばあれもオリンピックの映画だった。
メインのテーマは少し不安定なニュアンスのあるクラシック調。女性コーラスで神聖さ、少し神経質なストリングス。オーケストラの音で荘厳さ。大きな音の壁で恐ろしいほどの力強さを。そこに途中からしっかりとした土着のビートとチャントが加わってエネルギーが生まれる。エスニック調・ワールド調…どこか異国風な音で生々しいエネルギー。踊りたくなるリズム。わくわくする。かっこいい土着な音。質感に人間のエネルギーを感じる。イイキモチですね。
よくは知らないが…フランスにはダンスのビートにエスニックな飾りを加えたインストの曲が人気の流れがあるらしい。昔ロンドンにいた頃…2000年頃に旦那Aが出張でパリに行った時「かっこいいバーに行ってきたよ」と言っていた。フランスのDJ・Claude Challe氏の経営するBuddha Bar。すごくお洒落なクラブだったそうで、そこで流れていた音楽を気に入って帰って来てからClaude Challe氏のCDを捜して買っていた。もう20年も前の話。アルバムは『Nirvana Lounge』…すごくいい異国趣味のインスト曲のアルバム。エスニックな香りのするダンス曲。
このWoodkidさんの「Prologue」も、そのような…フランスで以前からよく馴染んでいる少し異国風な香りのするダンス・ミュージックからの流れの曲という感じもしますね。Apple MusicのジャンルではClassical Crossoverとあった。なるほど。
東京オリンピック終わりましたね。皆様おつかれさまでした。無事に終わってよかったですね。こちらは時差のせいで、見たい競技をテレビで見る事が難しかったのですが、ネット上のニュースで日本が沢山メダルを取ったと見ました。よかったです。