能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2014年8月28日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第30回「中国大返し」 7月27日放送



また今回も大きな時代の転換期の真っ只中。有名な「中国大返し」を順を追ってかなり詳しく見せてくれてます。それが面白かった。官兵衛のホームドラマ以外は。

7月の放送時に1度見たときはサラサラっと見てしまって、歴史的な大事件なのになんだか心に残らないもんだな…と思ったのですが、ブログを書くに当たってまた録画をメモしながら見直すと、本当に色んな事が描写されているのにびっくり。

印象が薄いと感じたのは、この「中国大返し」の細かな経緯を全て入れてしまったからかも。だからドラマとしては忙しい感じになってしまった。いろんな情報が多すぎて印象が散漫な感じになっている。

だけど大河ドラマの見方はそれぞれで、私のように歴史にそれほど詳しくない者が、史実の再現だと思って見ると結構面白かったりする。「中国大返し」って今までのドラマではあまり記憶になかったんだけど(いつの間にか山崎の合戦になっていたり)、今回は日を追った経過が詳しく見えるのでそれが面白かった。へーほー…などと言いながら見た。これは官兵衛主人公のドラマだからこそ可能だったのか(どこまでが史実に忠実なのかは未確認)。

山崎の合戦が映像的に省略されたのは残念。戦のシーンが全く無いとやはり心には残らない。光秀さんがあっという間にいなくなってしまった。

こういう情報の羅列的なドラマが、ドラマとしていいのかどうかは疑問だけれど、史実を知るためのきっかけだと思えば面白いもんだなと思う。


★あらすじ

秀吉と官兵衛の軍の中国大返し。街道では兵をサポートする準備を、また各地域には手紙をばら撒いて根回し。移動が早いだけではなく味方を増やし、しっかりと準備を整えて光秀と対戦。秀吉軍圧勝。


●流れと感想

・秀吉軍は走る走る走る走る走る走る走る走る…中国大返し中。
・黒田の井上九郎右衛門は、先回りして馬を手配、食料を用意し、街道を照らして秀吉軍移動のサポート。短い場面だけど面白い。ご飯は走りながら食べる…へーすごいなー。
67
姫路城 秀吉軍到着。光ちゃんが皆さんのお世話。しかしみんな元気ですね。この時秀吉45歳。体力がありますね。
・その頃官兵衛は遅れて街道を走る。長政が家族の話をして官兵衛に窘められる。このオヤジは厳しい。そこに又兵衛も加わる。官兵衛、又兵衛には優しい。
姫路城 秀吉は各武将宛に「味方になってね」とお手紙を執筆中。官兵衛も姫路に到着。兵士の士気は金と米で上げる。
68
・長政がおむすびの列に加わろうとすると…アチャーなんだこの小娘。蜂須賀小六さんの娘だそうだ。うわーなんとぶしつけな娘だろう。困ったね。長政タジタジ。
備後・足利義昭の御座所 このお方もお手紙を執筆中。毛利の小早川さん宛てに「信長は討ったからワシの上洛を助けなさい」
備中・猿掛城 義昭さんからお手紙ついた。小早川さん「けっ」と無視。
姫路城 秀吉軍軍議中。官兵衛のアイデア→光秀に「待っていろ」と知らせて脅すことにする。九郎右衛門がおつかいに選ばれる。突然僧がやってきて「明日の出発は不吉だ」と言うが秀吉は笑い飛ばす「死ぬ気で行くからいいのだ」竹中秀吉のカリスマがすごい。
・ところで官兵衛は光ちゃんに会っていないらしい。…で部屋の襖の向こうに光ちゃんがいて赤ちゃんが出てきて…云々だけどこれは省略。もうパッと襖開ければすむことじゃん。時間をとる必要なし。
下鳥羽・光秀軍 公家さんが挨拶。光秀宮中に銀5000を献上。光秀はいい国が作りたい。
69
秀吉軍 姫路を出発。2万人の軍だそうだ。また走る走る走る走る…。
洞ヶ峠・光秀軍 一方光秀も味方を募る。頼りにしていた筒井順慶が来ない。この時点で光秀はまだ秀吉の事を知らない。中国の秀吉も北陸の柴田も動けないはずだ。
・そこへ九郎右衛門登場「当方今夜中に兵庫に入ります。数日中に京にのぼる。お楽しみに。毛利も我が軍の味方」と毛利の旗を見せる。光秀…
かんべーか…やりおったなかんべー…
ってまた官兵衛の作戦だとなぜ分かる?秀吉の名前は一度も出てこなかったぞ。
尼崎・栖賢寺秀吉陣 (もう京都です)高山右近がやってきた。秀吉が集まった武将達に感謝。髷を落とす。中川清秀、池田恒典もいる…え…中川清秀って、え~あの中山裏切り清秀…アラキチャン…。
・秀吉が号令をかける。竹中秀吉は素晴らしいですね。迫力あるなぁ。
大阪 官兵衛が丹羽長秀を説得。ノブ様の三男・信孝さんは(数の多い)秀吉の下につきたくないと言っているらしい。
越前・北庄城 その頃柴田勝家「京にのぼーる!光秀を討つ!」とやる気満々…がちと遅かった。
613
富田・秀吉本陣 織田信孝と丹羽長秀が参加。なんと大コーフン!信孝さんは時代劇顔。これは強い味方。
・午後4時、山崎にて開戦。羽柴秀吉軍4万×明智軍13。うわ~これは最初から勝敗が決まってますね。合戦の場面は省略。光秀軍の武将の討ち死の報告のみ。うわー映像をくれ。光秀愕然「こんなはずでは…」すぐに敗走。そして急に藪の中、竹槍で殺される。うわーあっさりと…早いなぁ。本能寺からわずか11日後。これはあまりにもあっさりしすぎて、そのことがショック。やっぱり合戦シーンがないと盛り上がらない。
長浜城 秀吉帰宅。城はボロボロです。おねさんも無事。夫婦抱き合って喜ぶ。おねさんはだんだんいい感じになってきた。官兵衛「いよいよ天下が見えてまいりました」秀吉が不安そうな顔をする「このわしが天下人?」家臣と官兵衛が盛り立てる。官兵衛最後にニンマリ…。