能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2024年10月22日火曜日

Shift K3Y - On My Mind (2024)



シャレオツ



Shift K3Y - On My Mind (2024)
On My Mind – Single
Shift K3Y
Released: July 26, 2024
℗ 2024 D4 D4NCE


UK upfront club chart に入っている。
リピートが多くて曲というよりもパーツという感じですが、音がお洒落です。軽快。こういうパーツを沢山もっているとDJのショーに便利なのだろう…とやっとわかった。近年は曲とも呼べないようなダンス用のパーツ風曲も結構チャートに入ってきてます。
 

★Shift K3Y
Lewis Shay Jankelさん。1993年生まれ。英国ロンドンのDJ、ecord producer、singer and songwriter。2014年にシングル「Touch」がUK Singles Chartで3位を記録。ジャンルは様々…UK garage、deep house、trap、future house、tech house、electro house、progressive house等々。2011年から活動開始。

Shift K3Yさんの曲は今までに3曲取り上げているのですけど、全部いい曲です。特にRayeちゃんが作曲で参加した Tinasheさんの歌う「Love Line (2021)」は最高の名曲だと思う。



On My Mind
Shift K3Y
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あなたのことを考えてる
あなたはうまくやるのよね
いつも必ず
あなたよ baby あなたのことよ
あなたは私の心の中にいる
あなたはうまくやるのね
いつも必ず
あなたよ baby あなたのことよ

あなたよ baby あなたのことよ

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Composer: Lewis Jankel





仏シュッド・ウェスト地方/Sud Ouest南西地方の赤ワインClos La Coutale, Cahors Malbec 2020 とビーフ・シチュー



お手頃価格のワインを飲んで、フランスのワインを学ぶ試みシリーズ。


今回はシュッド・ウェスト地方/Sud Ouest南西地方の赤ワイン
「Clos La Coutale, Cahors Malbec」2020


さてなぜこのワインを選んだのか?
前回ロワール渓谷の Sauvignon Blanc を飲んだ時に調べたフランスワインの産地のリスト。
 
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● アルザス地方/Alsace
 Riesling, Pinot Gris, Gewürztraminer
● コルス島(コルシカ島)/Corce
 Red &Rose Blends
● シャンパーニュ地方/Champagne
 Sparkling Wine
シュッド・ウェスト地方/Sud Ouest 南西地方  ←今回はこれ
 Malbec, 重厚ワイン・甘口白ワイン

● ジュラ地方/Jura
 Chardonnay, Savagnin, Vin jaune,
🍇 ブルゴーニュ地方/Bourgogne
 Pinot Noir, Chardonnay
● ボジョレー/Beaujolais
 Gamay
● プロヴァンス地方/Provence
 Rose Blends, ロゼワインの産地
🍇 ボルドー地方/Bordeaux
 Cabernet Sauvignon & Merlot Blends
● ラングドック・ルーション地方/
 Languedoc & Loussillon 地中海沿岸
 Grenache & Carignan Blends, カジュアルなお手頃ワイン
🍇 ローヌ地方/Rhône
 Grenache & Syrah Blends
🍇 ロワール地方/Loire
 Sauvignon Blanc, Muscadet, Chenin Blan
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このリストの中から、まだ試していなかったシュッド・ウェスト地方/Sud Ouest南西地方の赤ワインを試してみようと思ったから。この南西地方は特にマルベック/Malbecというブドウが有名だそうだ。

お店に行って調べたら丁度お手頃価格のワインが見つかった。フランスのカオール地区のA.O.C.。またまた安いワイン。ハワイのスーパーで21ドル。米国本土なら15ドルぐらいかな。かなり安い。


「マルベック/Côt」は元々この地方のブドウ。しかし現在はアルゼンチンのマルベック・ワインの方が有名らしい。今世界で流通しているマルベック・ワインのほとんどはアルゼンチン産。もちろん土地と気候が違えば出来るワインの味も違う。アルゼンチンのマルベックがフルーティなら、フランス・カオールのマルベックは…革のような風味、酸味、黒プラム、そしておいしい苦味の風味が特徴。

このワインはマルベック80%にメルロー20%のブレンド。


さっそく試してみた。

んん… 前に飲んだカベルネ・ソルビニョンより柔らかい?飲みやすい。ん~このワインも浅くストレートな印象? ボトルを開けて直ぐに飲むと直線的な感じがした。これカベルネの時にも思ったのだけれど、ブドウの種類が少ないとバランスに欠け深みが足りないのだろうか。旦那Aが「なんか一面的」みたいなことを言う。そう、味が直球の感じ。でも柔らかいし飲みやすい。

以前飲んだカベルネは、すごく粗い感じがしたのですよ…フルーティで酸味はあるのだけれど、舌触りの印象がザラっとした感じがした(もちろん安いワインだったからというのもあると思うが)。しかしこのマルベック+メルローはスムース。ずっと飲みやすい。柔らかい。

そしてボトルの半分ほどをシチューに入れた。

その夜は、シチューは煮込むだけにして(旦那Aが前から作りたいと言っていた)レモン・パスタを食べることにした。レモンパスタは、以前イタリア人の YouTuber のレシピで、オリーブオイルとマイヤーズ・レモンで作ったのだけれど少し苦かったので、今度は(他のレシピにあるように)バターをいれて作ってみようということになった。それで私がシチューを煮る間、旦那Aがバター&レモン・パスタを作った。


そして(赤ワインはレモンパスタと合わせるものじゃないのだろうが)とりあえずボトルを開けたので「飲んじゃえ飲んじゃえ」と飲むことにした。…おそらくバターの油との相性が良かったのか、それともボトルを開けてから30分以上経った(空気が入った)からなのか、
なんだか、さっきよりおいしい。あれ?

レモンパスタに赤ワインはルール違反なのだろう。しかしさっき開けたばかりよりず~っと美味しいよ。なぜ?不思議。やっぱ空気が入るといいのかね。


そして翌日
シチューを仕上げて、残りのワインを飲んだ。



あ、いいわ。合わせたのがビーフだからなのか…いいと思う。安いワインだから最初から期待していたわけじゃないのだけれど、この値段でこれなら悪くない。

面白いのは、グラスを傾けて口の先にワインを入れた瞬間はすごく美味しく感じる。不思議。そしてその後、口の奥まで流し込むと、ん? なんか足りないかな?…とちょっと思う。

前日に旦那Aが「奥行きが足りない」と言っていたけれど、なんでしょう…。ワインが口先/舌先に触ると、すごくいい味と香り。そしてその後の広がりを期待すると、あれ、なんか足りない?と思う。面白いね。

そんな風に、口に入れる瞬間がすごく美味しい。もっと、もう少し、と飲んでいたらすぐにボトルが開いてしまった。名残惜しい。もう少し飲んでいたい。…というわけで後日、もう1本購入。(このワインは熟成するのもいいらしいので暫く置いておこう)

これはこの値段なら十分美味しいと思います。ワインの評価サイト、口コミサイトでも決して悪くないスコア。2020年はいい年だそうだ。(専門家の評価ではないのだろうが)ワインのファンの口コミサイトVIVINO.COMでは5点満点で3.9点。カジュアルな日常のワインですね。この値段でこれなら悪くない。



さてそれではワインの情報

Clos La Coutale, Cahors, Malbec 2020


生産者
Clos La Coutale/クロ・ラ・クータル社
ローマの時代からワインの産地で有名な土地・カオール。ベルネード/Bernède 家のワイナリーは、フランス革命前に設立されたこの地域で最も古い家族経営のドメーヌのひとつで、この地域で6世代に渡り優れたワインを生産してきた。現在の当主フィリップ・ベルネード/Philippe Bernède 氏は、心と創意工夫を持って家族の伝統を引き継いでいる。ベルネード家は カオールのブドウ畑の再建、生産の開発、ボトルでの販売、そして 1971 年のカオール・アペラシオンの AOC への移行における功労者。

ところで現オーナーのフィリップ・ベルネード氏はコルク・スクリューの(製品名)Coutale/クタール(ダブル・アクショ・ンソムリエ・ナイフ)をデザインしたお方だそうだ。それ結構よく見かける。へ~

このワインは日本でも手に入るらしくて情報も出てきた。このワインは、生きた畑にこだわる個人経営のオーガニック農家の手作りワイン。造り手の情熱が詰まった「地酒」のような感じなのだそう。貴重なのですね。様々な賞も受賞しているそうだ。出会えて嬉しいな。


● 産地
フランス/Sud Ouest(シュッド・ウェスト・南西地方)Haut-Pays(ハイ・カントリー)Cahors
カオールとは、フランスのボルドー地方を流れるガロンヌ川に流れ込む支流の一つ、ロット川の流域の東西 60km に広がるワインの産地。

クロ・ラ・クータル社のブドウ畑は、ロット川の蛇行の中心部、ロット川からそびえる緩やかな斜面にあり、砂利と珪質土壌、粘土質土壌、石灰岩土壌からなる沖積土壌で、ロット バレーの沖積段丘沿いに位置している。南西に面し極度の寒さから守られたこの土地は、ブドウの栽培に適している。

このワインの産地、Sud Ouest /南西地方のカオールは、1世紀からローマ人によりワインの産地として開発された。中世から「黒ワイン」の産地として知られるようになる。この地のワインは、中世から王族の各国との婚姻や、またこの地がスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路であったことから巡礼者にも評判になり、中世から欧州各国へも輸出されるようになった。教皇や王族がこの地方のワインに親しみ、また大衆ワインとしても人気となる。1877年、葡萄の木の害虫の大きな被害により一時は存続を危ぶまれたが、1947年に(ボルドーの木からの接ぎ木)で復活。その後も1956年には霜で99%の木が壊滅となったがまた復活。その後、1971 年にカオール地区は 440 ヘクタールの AOC を取得。

ローマ時代からとは…すごいね。歴史が面白い。


● マルベック/Malbec
葡萄の品種マルベックは小粒で果皮が厚く、タンニンが豊富な色合いの、濃く少しスパイシーな香りのするワインが特徴。味わいはフルボディのものが多いが、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べるとよりフルーティ。

フランス西南地方のカオール地区ではマルベックを今でも主力品種としている。カオールのワインは色調が濃く、赤を通り越して黒っぽいワインに仕上がることから「黒ワイン」と呼ばれる。


● このワインは…
マルベック80%にメルロー20%のブレンド。エレガントな素朴さと日常的な飲みやすさを両立させた力強いワイン。ジューシーな熟した果実と土のような香りを持ち、ベルベットのような後味を持ち、時間の経過とともに柔らかくなる。カベルネ・ソーヴィニヨンとは異なり、このワインには長い余韻や攻撃的なタンニンはない。
アメリカでは珍しいフランス南西部から輸入されている数少ない赤ワインの 1 つ。マルベックとして知られる品種であるコート種で作られた赤ワイン。このブドウの典型的なフルーツの特徴を持ちながら、古典的な土のような印象、ココア、ブラックチェリー、ブルーベリー、ブラックベリー、コーラ、ハーブ、熟したタンニン等々。 肉厚さとコーヒーと熟した黒果実のような素朴な香りで荒々しい魅力。野生の香りも漂う力強いワイン。今飲むのもいいが、今後数年間で美しく熟成する可能性がある。

そうそう。すこし土っぽい感じ…わかる気がする。でも後味が重くない。熟成にいいそうだ。


● 組み合わせ
古いクータルのベカス(ヤマシギ)やカスレに勝るものはないが、シンプルなステーキにも合う。赤身肉、黒身の七面鳥やローストポークなどの軽い部位ともよく合う。コショウ、セージ、クリーミーなマッシュルームソース、とろけるチーズとの相性も抜群。ローストした肉、鴨肉、ジビエ、バーベキューとも相性がいい。



 西南地方のカオールのワインは…
● フランス国内で「コストパフォーマンスの高いワイン」として親しまれている。

● カオールを名乗るためには、マルベック(コー)を70%以上使用しなくてはならない。

● 若過ぎるとワイルドで荒々しく硬い印象だが、熟成によりタンニンが柔らかくなり滑らかでエレガントな印象のワインに変化していく。

● カオールは比較的高級なワインの特徴を持ちながら、価格帯は大変リーズナブルで気軽に購入出来る点も魅力。

● 濃厚でパワフルなカオールは、同じ西南地方の郷土料理である鴨肉のコンフィやカスレ/Cassoulet (肉、ソーセージ、白インゲン豆の煮込み)との組み合わせがおすすめ。シンプルなステーキやジャガイモとの相性も抜群。

今度これを開ける時はカスレを作ろう!


※追記  
このワインは英国のワイン・ブロガー(エッセイイスト)CJ &PKさんの「The SEDIMENT Blog」でも取り上げられていて、彼らが言うには「フランスの農民がギンガムチェックのテーブルクロスの上に置き、デュラレックスのコップに注いで飲み、またコルクで栓をして農場に持って行ってチーズとパンのランチで飲む…」みたいなワインと言っている笑。いい。それそれ。素朴なワインですね。いい感じ。うちのコップもデュラレックス笑。




ワインは調べると面白い。ネットのおかげ。今はどちらかと言えば味がどうだと言うよりも、ワインの歴史を知る方が楽しい。今は基礎知識を増やしている状態なので暫くは安い掘り出し物を探します。ワイン評価サイトを見に行くとお手頃価格でも平均以上の点がついたワインも結構あって、それを近所のスーパーで探すのが楽しい。それから飲んでワインの説明を読んで、これは皮かココアかブルーベリーかラズベリーか…と頭をひねるのも楽しい。本を読むようにワインを飲む。旅をするようにワインを飲む。これからも時々試していきます。次はLanguedoc & Loussillon のワインを試す予定(もう買っている)。


ワインメモ
🍷Clos La Coutale, Cahors Malbec 2020
Vivino.com Score:  3.9
Winery:  Clos La Coutale
Grapes:  Malbec
Region:  France / South West France / Haut-Pays / Cahors
Wine style:  Southwest France Malbec
Alcohol content:  13.5%
Wine description
There is a note of cherry, sweet plum and raspberry flavours. Well-spiced, with hints of mint and dark chocolate on the finish. The wine displays full balance between the tannins and the fruit.




2024年10月21日月曜日

Kylie Minogue - Lights Camera Action (2024)



カイリーちゃんすごいね



Kylie Minogue - Lights Camera Action (2024)
Lyrics
Lights Camera Action – EP
Kylie Minogue
Released: September 27, 2024
℗ 2024 Mushroom Music



今UKかグローバルかのダンスチャートに入ってます。

カイリーちゃんは今でも尖った曲を出しているのですね。彼女は今年56歳です。凄いと思う。ルックスもお若いし、何よりも若者に受け入れられる尖ったダンスミュージックを今もリリースし続けているのが本当にすごいと思う。

大昔に「隣の女の子」路線から方向転換して、「明るいポップスター」~「セクシーなダンス系DIVA」へと変化を遂げ、50歳を超えた今でもエッジ―でかっこいい曲を発表し続けている彼女。ダンスチャートにも時々上がってきてます。

もうマダムと言える年齢なのに、このエッジ―なかっこよさは尋常じゃない。過去には大病もしたのによりパワフルに完全復活。びっくりするほど小柄な女性なのにものすごいエネルギー。完璧なお人形のようにすごく綺麗で何をやっても品がいい。若い頃からお顔も体形もほとんど変わっていないと思う。今も信じられないほどセクシーでいい女。ず~っと第一線でダンスミュージックを歌い続けている彼女。すごく尊敬してます。



Lights Camera Action
Kylie Minogue
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[Verse 1]
私 すぐそこに
すぐそこまで来てる
私 すぐそこに
しっかりつかまって 今私到着するから

[Pre-Chorus]
ここが私を解放させる場所
待たされるのは嫌い だからドアを押さえてて
サングラスをかけて 私ヴォーグのラガーフェルドみたい
ほら


[Chorus]
チューニングイン、チューニングアウト
私の欲しいのはノイズ
ボリュームを上げて 大きく
他に何もできなくなるくらい
今夜はワルくなるわ
もう爆発しそう
言ってよ 感じてる?

[Build]
(Lights, camera)
Lights, camera, action, that's it

[Drop]
Lights, camera, action, that's it
Lights, camera, action, that's it


[Verse 2]
今夜 私輝いてる
私の鎧はゴルチエ
とてつもないわよ
本気でプレイしたいって確かめて
(You wanna play, ah)

[Pre-Chorus]
だってここが私を解放させる場所 (I let it go)
ついてこれないなら ドアから出て行って
サングラスをかけて 私ヴォーグのラガーフェルドみたい
ほら


[Chorus]
チューニングイン、チューニングアウト
私の欲しいのはノイズ
ボリュームを上げて 大きく
他に何も選択できなくなるくらい
今夜はワルくなるわよ
もう爆発しそう
言ってよ 感じてる?

[Build]
(Lights, camera)
Lights, camera, action, that's it

[Drop]
Lights, camera, action, that's it
Lights, camera, action, that's it


[Chorus]
チューニングイン、チューニングアウト
私の欲しいのはノイズ
ボリュームを上げて 大きく
他に何もできなくなるくらい
 (Till you ain't got a choice)
今夜はワルくなるわよ
もう爆発しそう
言って 感じてる?

[Outro]
Lights, camera, action, that's it

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Writers:  Kylie Minogue, Ina Wroldsen & Lewis Thompson




2024年10月20日日曜日

お猫様H:普通の日々



猫さんの日常
キミの横顔
片目で見てます
目の前に猫さんがいる幸せ
猫さんと寝る喜び
撫でられるのを待つ
猫パパAのマッサージ

背骨のあたりのマッサージが気持ちいいらしいです。

ワタクシ海亀はよく寝ているHさんに抱き着くのです。Hさんのお腹に横から顔をうずめる。そうすると猫さんはおもむろに頭をこちらに向けてワタクシの’額の髪の生え際をザリザリと舐めてくれる。ワタクシは「キャ~ Hチャン オカオヲ ナメナメシチャ ダメダヨ~フフフ…」と言う。幸せとはこういうものだ。


2024年10月17日木曜日

2024年米大統領選ウォッチ-その9: FOX NEWS『Special Report』 カマラ・ハリス・インタビュー和訳



FOXによる大統領候補カマラ・ハリス氏のインタビューをYouTubeにて視聴。

おおまかなところを訳した。丁寧な訳ではない。一字一句は訳していない。特に彼女が意味もなくうだうだ言っているものは訳していない。インタビューでどのようなことを言っていたのかの記録。あくまでも将来のリファレンスのための自分用。

もしトランプ氏が大統領になった後、将来異常事態が起こったとして「そういえばカマラさんは大統領候補だったけど選挙の前にはこのようなことを言っていたよね」と確認するための資料。


ところで以前CBS『60 Minutes』で、CBSがカマラさんをよく見せるために映像をとり変えていた…という話が出ていたけれど、このFOX NEWSのインタビューでも同じように、関係のない映像で視聴者を意図的にミスリードする手法がとられている。それをカマラさんに指摘されています。

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ちなみにFOX NEWSとは、視聴者を喜ばせるために嘘の情報を流すことでも知られていることを書いておこう。2020年の大統領選の時に…投票集計システム提供企業ドミニオン社が「選挙不正に加担した」…と嘘の情報を流しドミニオン者に名誉棄損で訴えられた。2023年4月18日にFOX NEWSはこれらの報道について誤りであったことを認め、7億8750万USドル(約1000億円)を支払うことでドミニオンと和解したと発表した。
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Vice President Kamala Harris grilled on pivotal issues 
as election nears on 'Special Report'
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のマークがハリス氏の言葉
はBret Baier 氏の質問



副大統領。ありがとうございます。
有権者達は世論調査でも、このペンシルベニアでも語っている、移民問題はこの選挙で重要な問題であると。特に150か国からの不法移民の流入について。今の政権で過去3年半の間にどれだけの移民が放たれたか把握していますか?


トピックを持ち出してくださってよかった。同意します。…今一番大きな問題。

数は把握していますか?100万人?300万人?

本題に入りましょう。移民システムは壊れています。直さなければならない。

国土安全保障長官は85%が不安だと述べた。概算で600万人が国内に放出されたといわれている。
…あなたがオフィスに入った時、あなたの政権は直ちにトランプ国境政策を取り消しました。最も重要なのは、その政策は、米国またはメキシコ経由で不法移民の強制送還のために拘束するのに必要であった。あなたはその方針を切り替えました。彼らは裁判を待っている時に拘留から解放された。そしてその中には凶悪な犯罪を犯し続けた多数の独身男性、成人男性が含まれていた。今振り返ってみて、政権発足当初にメキシコ残留を終了するという決断をしたことを後悔していますか。


私たちの政権の始まり、実質宣誓からの数時間以内、インフラ整備に取り組む前、インフレ抑制法の前、チップと科学法の前、超党派のより安全なコミュニティ法の前に、私たちが議会に提案した最初の法案。宣誓から事実上数時間以内に提出された最初の法案は、移民制度を修正する法案でした。

それは「2021年の米国市民権法」と呼ばれていた。それは本質的に市民権を取るための道でした。あなたにはホワイトハウス、下院、上院がありましたがその法案を取り上げなかった。

我々は最初から移民問題に取り組んだ。最重要事項として取り組んだ。アメリカの国民のためにシステムを直さなければならない。初日から多くのことを行った。アサイラムを確認し、リソースをつぎ込み、判事を増やし、不法移民には罰を。国境のエントリーポイントを引き締めた。
それから、最も保守の議員と共に、国境のコントロールを強化するため、超党派の「国境コントロール法案」をサポートした。その法案では、国境を強化するために1500人のエージェントを増やし、それは国境パトロール・エージェントにも賛同された。(その法案が通っていたなら)米国に流入するフェンタニルの流れを食い止めることができただろう。これは我が国のあらゆる地理的場所のあらゆる背景の人々に影響を及ぼしていて人々を殺害している。また(その法案が通っていたなら)国境を越えた犯罪者の訴追にもっと多くの資源を投入することができただろう…私が国境カリフォルニア州の元検事総長として、麻薬と銃の密売と人身売買を起訴したように、国境を越えた犯罪者の訴追により多くのリソースを投入することができただろう。
そしてトランプ氏はその法案について知った時、彼ら(共和党議員)に法案を廃止するように言った。なぜなら彼は問題を解決するよりも、問題を利用しようとしたからです。
今回の選挙、これはアメリカ国民が望む当然の議論であり、彼らが望んでいるのは解決策である。彼らはこの問題で政治的な駆け引きをしないアメリカ大統領を望んでいる。

わかりました。民主党議員6名が法案に反対票を投じました。6民主党は年間180万人の不法移民を許可している。 多くの保守派はそれに問題だとしている。
しかしもっと重要なことは…元の前提に戻って、Jocelyn Nungaray、Rachel Morin、Laken Riley、彼女達は若い女性達で、残忍な暴行を受けて殺害されました。彼女達は(政権発足当初に超党派の法案が交渉されるかなり前)政権の初期に釈放された男性の何人かによって殺害された。
クリントン元大統領は実際、日曜日にジョージア州であなたのために選挙運動をしている時、Laken Riley のことを言及し、もしあの人物たちが適切に検査されていたら、おそらくLaken Riley は殺されなかったであろう、と述べた。
もしそれが起こらなかったとしたら。これは交渉のかなり前、これはトランプが政治に関与するよりもずっと前のことです。これはあなたの政権による具体的な政策決定で、これらの人々を国内に釈放しました。あなたは謝罪するべきだと思いますか?


悲劇です。疑いようもなく。ご家族が経験した痛みは想像することもできない。決して起こるべきではなかった。それは事実。
しかしこれも事実。もし9カ月前に法案が通っていたら、(今は)もっと多くのエージェントが働いていただろう。将来にもうこれ以上の犯罪を起こきないために。
選挙まで20日しかないのです。(仮にそれが政治的なアドバンテージではなくても)問題を実際に解決する大統領を選ぶのか。なぜなら解決方法があるからです。

殺害された女性の母親の映像……

お悔やみを申し上げます。心から。しかし今はこの件の解決方法に関わりたがらない人物(トランプ)の話をしましょう。公平であるために。

あなたは国境は安全であると何度も言いましたね。いつ危機だと思ったのですか?

壊れた移民システムの問題は常にあった。国境の問題はトランプ氏の前から壊れていた。誇りには思っていない。修復しなければならない。私は国境のエージェントと話をした。彼らにはもっと裁判官が必要。犯罪のケースをもっと早く裁かなければならない。起訴する必要があるケースは起訴されなければならない。もっとリソースが必要。それを改善できるのは議会だけである。

それが前提の問題です。始めの数日で90+エグゼクティブオーダーが覆されたが?
…ボーダーパトロールのユニオンは例の国境コントロール法案に賛同したが、今トランプ氏をサポートしている。彼らはあなたが国境の安全に失敗したと言っている。なぜ彼らはそう言う?


彼らは不満を抱えている。理解してます。彼らは援助が必要。ボーダーセキュリティー法案はそれをするはずだった。彼らは必死に仕事をしている。理解してます。

あなたが2019年の大統領選に立候補した時 あなたは不法移民に運転免許証を与え、無料の大学受講を与え、ヘルスケアに登録させると言った。今もそれをサポートしているか?

それは5年前の話。私は法に従います。何度も明確にしています。

あなたの副大統領候補ミネソタの知事は、それを州法にしましたね。同意しますか?

我々は連邦法に従わなければならない。

2019年に国境を超えることを非犯罪化すると言いましたね。

私は国境越えの非犯罪化を信じていない。副大統領としてもやっていないし、やるつもりもない。はっきりさせておきましょう。大統領候補の中で、私は唯一の国境を越えた犯罪組織(犯罪カルテル、人身売買、銃器、麻薬など)を起訴したことのある者です。私はキャリアのかなりの部分を…アメリカ国民の安全に脅威を与え、我々に危害を加え、不法に国境を越えようと意図して国境を越える人々…を追跡することに費やした。そしてそれを実行している。

トランプ氏のテレビ広告…映像「カマラ・ハリスはトランスジェンダーの囚人に無料で性転換の手術を受けさせる」。あなたは今もそれに国民の税金を使うのか?

私は法を守る。それにトランプ氏もその法に従った。囚人の手術はトランプの下でも可能だった。リーダーなら自分の政権のやっていることに責任があるはず。

トランプ氏は提唱していない。今でもこれをサポートしているか?

私は法に従う。トランプ氏は2000万ドルの広告費を使って人々を怖がらせている。なぜなら彼にはプランが無いから。この大統領選はアメリカの国民が何を必要としているかに焦点を当てるべきもの。一方でトランプ氏は2000万ドルをあのような広告に使っている…それはアメリカの国民に一番大切な問題からかけ離れてますよね。彼のポリシーはそれほど違わない。
現状を見てみましょう。私は国民のために、手ごろな価格の住宅、中小企業の強化をしようとしている…それがアメリカの経済の屋台骨となる。私は若い親達に必要なサポートを与え、私の計画は経済を強化する。16人のノーベル賞受賞者とゴールドマン・サックス、ムーディーズ、ウォール・ストリート・ジャーナルは私の経済計画を正当化した。トランプ氏の計画は経済を弱体化させ、インフレを引き起こし、来年半ばまでに景気後退を招くだろう。それが事実です。

なぜ人々は経済に関してトランプ氏を信じているのか?

我々の計画の分析を見てみると、経済の専門家にははっきりとしている。経済のポリシーは前に進むためのモノです。アメリカの国民はページをめくり前に進む準備ができていると信じる。トランプ氏の国民を分裂させる言葉のレトリックから離れて、将来への計画を持った大統領を望んでいる。我々の計画は健全で国を強化する。我々はそれをやる。トランプ氏の計画は億万長者と国内最大手の企業に減税をし、我が国の財政赤字を増やすものだ。

バイデン大統領とは違うことをするのか?映像

私はバイデン大統領の政策を継続しない。そして新しい大統領が皆そうであるように、私も私の専門的な経験と、新鮮な新しいアイデアをもたらす。私は新世代のリーダーシップを体現する。私はワシントンDCでのキャリアが長くないので(しがらみがない)、新しいアイデアを募集します。さっきまで私と一緒にいた共和党員や、ビジネス部門…住宅コストを下げるために住宅の供給を増やすという私の決定に貢献できる人々や、中小企業の問題のため、民間セクターと協力してより多くの資本を導入し、中小企業に資本をアクセスできるようにする。初めての住宅購入者には25000ドルの頭金が支給され、中小企業には5000ドルの税額控除が50000ドルとなる。

あなたのキャンペーン・スローガンは前に進むと言っているが、あなたは3年半も副大統領だったわけで、何からページをめくろうとしているのですか?

トランプ氏による10年間のレトリックの時代から変えようとしている。そのレトリックとは…私たちの国を分断し、アメリカ人が文字通りお互いに指をさして非難し合うようにしようとしているやり方から。リーダーの強さとは誰かを叩き潰すものではなく、人々を持ち上げるものだ。アメリカの大統領の強さとは、ほとんどの私達国民は分断されているよりももっと共通項があると理解していること。(トランプのレトリックのやり方に)人々は疲労困憊しているのです。人々は疲れ果てている。

国民の79%は国が間違った方向に向かっていると思っている。あなたが副大統領だった3年間の間違った政策。なぜ彼らはそう言うのでしょう? 副大統領になって3年半になりますね。

トランプが何をしたがってるか、わかってるでしょう。あなたにはわかってますよね。
過去10年間、私と(キャンペーンのステージに上がった)共和党の人々…トランプ大統領の元首席補佐官、元国防長官、国家安全保障問題担当補佐官、そしてトランプ大統領の副大統領…彼らが、トランプ氏は大統領にふさわしくなく、不安定で、危険であると。人を貶めたり個人的な不満を言うのに全ての時間を使うような…リーダーを自称する人物に、人々は疲れ果てている。彼は自分の事ばかりで、アメリカの人々のことではない。人々はうんざりしている。

それでも国民の半分はトランプ氏に賛同している。彼がそんなに悪いのならなぜ人々は彼をサポートしているのか?なぜ?皆馬鹿なんですか?

アメリカの国民にそのようなことは言いません。選挙は難しいのです。
実際にトランプ氏の集会を聞くと、彼はアメリカの国民を貶め、軽視し、貶めている人物。彼は「国の内部の敵」について語る人。国内の敵ですよ!彼は国民に軍隊を向ける話をしている。

FOXが流した関係のないトランプ氏の映像
…トランプ氏「彼らは私が脅威だと言う。私は誰も脅していないよ。彼らが脅してるんだ。いんちきな捜査をして私はアル・カポネよりももっと調べられているよね。ほんとだって…」

この映像は違いますよね。彼がアメリカの国民について「国内の敵」と繰り返し言っているのはこの映像ではない。いやいやあなた方はそれを見せようとしていない。公平でありましょう。あなた方は見せないのですね。肝心なのは、その言葉は何度も繰り返されていること。あなたにもわかってますね。あなたも私も彼がアメリカ国民に対して軍隊を向かわせると言ったことを知っている。彼は平和的な抗議活動に参加している人々を捉まえると話し、自分に同意しない人々を閉じ込めると話した。これは民主主義について話している。民主主義国家のアメリカの大統領は、批判をしたからといって国民を監禁するとは言わずに、批判も喜んで対処できるべきなのです。だからこそ今、危機に瀕しているのです。元統合参謀本部議長のマーク・ミリー氏のような人物が、トランプは米国に対する脅威であると述べているのです。

彼はボブ・ウッドワードの本の中でそのように引用されていますか、質問させてください

…このことの重要性を軽視しないようにしましょうよ(重要なことだから話を変えるな)

あなたは、トランプは間違った方向に導かれ、不安定で、精神的に不安定だと言った。じゃあそれならこれはどうでしょう。バイデン氏について。バイデン氏の精神能力が低下しているように見えることにいつ気づいたのか?

私は大統領執務室からシチュエーション室(状況分析室)までバイデン氏を見てきました。 彼には判断力があり、アメリカ国民のために重要な決断を下し実行する経験がある。それにバイデン氏は投票用紙に載っていない(これからの大統領候補ではない…彼は過去の人である)。しかしトランプ氏は投票用紙に載っている(彼はこれから大統領になろうとしている)。

…(バイデンのことを)心配しなかったのか?

国民はトランプ氏のことを心配していると思う。だからこそ、トランプ氏をよく知る人々…国家安全保障コミュニティのリーダー、大統領執務室、状況分析室で彼のために働いていた人々でさえ、彼は不適格で危険であると皆が声を上げたのです。彼はアメリカの大統領として、ふさわしくないと、彼は危険だと。彼の副大統領(マイク・ペンス氏)もそう言っている。だからトランプ氏の副大統領の職は空席だったのです。だから彼は新しい副大統領候補を選択しなければならなかった。それも事実なのです。

あともう2つの質問です。
CBS『60 Minutes』で世界が直面している最大の脅威について質問され、次のように答えた。映像 

専門家、FBIのディレクターは中国だと言ったが、あなたはイランだと言った。もしそうなら、あなたの政権が「イランが一番の脅威である」ように振舞っていないのをどう説明するのか?

つい最近のこと言いましょう。4月や10月にも、イランがイスラエルに脅威を与えていた時…最近のイランの攻撃の際には緊急事態室にいて、我が国の軍隊のトップと協力しながらアメリカがやるべきことをやっていた…イスラエルを守ること、イスラエルの自衛をサポートすること、イスラエルが攻撃から身を守るための資源を持てるようアメリカの支援を与えること。それらはイランとイランの周辺のテロリストのことも含まれている。私は真剣に取り組んでいた。

批評家らはあなたが気を緩めているのか、また対イラン制裁の発動に失敗したため、この資金すべてが数十億の石油利益のようにイランに流入することを許していると主張している。

トランプ氏の話をしましょう。彼はイランを牽制するための合意から手を引いた。トランプ政権時代に、軍事基地があったが攻撃され、米兵が脳に外傷を負った。トランプ氏はそれを頭痛だとし、アメリカの軍事奉仕者を最悪で負け犬だと呼んだ。私は事実を話している。私はこのインタビューは、この選挙について視聴者に提示されるべき選択肢を与えるのが目的だと思う。対比するコントラストは重要なのです。イランに関しては、重要なコントラストを(視聴者)に見せようとしている。

しかし今の政権を見て危機だと思っている人々もいるのです。「彼らはこのインタビューを終わらせようとしている」 あなたがトランプ氏について言いたかったことが言えていればいいのですが。

もっと沢山ありますよ。まだまだ沢山。

人々はあなたからあなたの政策について学びたいと思っています。だから私たちはあなたをここに招待したのです。

ぜひカマラ・ハリス・コムにアクセスしてください。80 ページにわたる非常に包括的な政策があり、読みたい人は誰でもアクセスできるようになってます。それは、私が手頃な価格の住宅についてやろうとしていること、中小企業についてやろうとしていること、私達の経済を活性化させ、アメリカ軍事力を強化し、世界で最も強い戦闘力にすることについて書かれています。

だからこそ、2019 年にあなたがどこにいたのか、そして今どこにいるのかを聞いてもらいたかったのです。ありがとうございました。

ありがとうございました。

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2024年米大統領選ウォッチ-その8: FOX NEWS『Special Report』 カマラ・ハリス・インタビュー感想…よくやったカマラ!しかし…



FOXによる大統領候補カマラ・ハリス氏のインタビューをYouTubeで見た。


最初に見た感想は
よしっ!よく言った!あっぱれ!

カマラさんよく頑張ったじゃん。FOXなんて敵のうようよいる洞窟に入っていくようなもの。よくそのようなインタビューを受けたものだとまず感心した。

前のCBS『60 Minutes』の時の弱々しいカマラさんに比べて、今回のカマラさんは強気。いいぞ。沢山ホームワークをしてきたのだろう。最初から敵陣に出向いていくことがわかっていたからよく準備していったのだろうね。ほぼ澱むことなくず~っと強気で喋り続けていた。よしよしよしよし。

それで私、このインタビューを見て日本のトランプ教信者は何を思ったかと興味を持ったのでネットを探った。そうしたら、まぁ罵詈雑言。やっぱり彼らには何も届いていない。彼らにとってこのインタビューのカマラさんは、やっぱり「書かれたことを暗記して繰り返しているだけ」「何もできないカマラ」「政策も無い」「中身も無い」「お人形」「トランプ氏の悪口しか言っていない」…とまぁ評判の悪いこと悪いこと。

同じインタビュー映像を見ているとは思えない。へ~そうか。今回もカマラさんの言葉は届かなかったか。そりゃそうかもね。最初から聞くつもりもないのだろう。

そしてもちろん米国のFOX界隈のコメント欄なども見てみた。これも酷い。「ヒステリックで怒鳴り散らす狂った女」とか、ほぼ全て酷いネガティブなコメントばかり。まぁそうだろうね。最初から彼女が何を言っているのかも聞いていないんだろう。



要するに、トランプ氏のサポーター達はトランプ氏が絶対神、救世主だと思っているらしいし、また私のこのコメントを見てもお分かりのように私は私でトランプ氏はクレイジーだとしか思えないし(おそらくカマラさん支持の有権者も同じように思っているだろう)、

両サイドの溝は埋まるはずもなく。

それはもうしょうがないと思います。私はトランプ氏がこの国をグレイトにするだなんて一ミリも思わない。トランプ氏はこの国を滅茶滅茶にぶっ壊すと思っている。その意見は少し前も今も変わることはない。



しかし今回のインタビューではカマラさんが、私がそのようにトランプ氏のことを思う理由を、かなりの勢いで強気で語ってくれた。もうそれでいいよ。それでいい。せめて誰か、あのトランプという老人がいかにアメリカを危機に陥れるのか…を、きつい言葉で語ってくれただけで私はすっきりしたわ。

だって今まで民主党は国民に十分な説明をしてこなかった。いいことも悪いことも。それではだめ、


インタビューのカマラさんを批評する人々は「彼女は質問に答えていない」と繰り返していた。確かにそれはわかる。しかし私はそのようなことはどうでもいい。なぜならFOXのインタビュアーが現バイデン政権の過ちを非難しカマラさんに恥をかかせるからといって世の中が変わるものではないと思うから。過去は過去。終わったことをぐだぐだ言ってもしょうがない。

それからぶっちゃけ私これを書いている時点で、このFOXのインタビューが選挙の状況を変えるともあまり思っていないです。トランプ氏の率いるトランプ教の牙城は決して崩れることがない。それだけアメリカには「理解不可能な人々」が多いのだと思いますね(個人的意見)。全く恐ろしい。



もうしょうがないんだ。私が政治に最初に興味を持ったのは英国です。英国の新聞や論評を「同時多発テロ」の頃に散々読みまくって、英国寄りの判断の基準が私の頭に刷り込まれてしまったので、もうそれを変えることはできない。私は米国にいても、英国寄りのモノの見方しか出来ない。その基準で見ると、アメリカは色々と「…ちょっとおかしいよね」としか言えない。それは昔からそう。英国人がアメリカ人をみるやり方そのまんまで、私の中のその基準がこの先変わるとも思えない。

英国人ならドナルド・トランプ氏のような人をリーダーに選ぶようなことはないと思う。彼らには基本的な常識があるから。今アメリカの国民の半分が彼をリーダーとして崇めていることが、この国は何かがものすごく間違っていることの証拠だと思う。

…ちなみにハワイは特殊。青い州といわれるだけあって常識的な判断をする人の方が多い。パーティーで政治の話をしても気まずくならないのはいい。  



しかし今回の選挙、トランプ氏が勝つかもね。本当にどうしようもない。

私は民主党が全て正しいと言っているわけじゃない。
民主党は間違いも沢山やってきている。しかし彼らは間違いを認めて、同じ間違いは繰り返さないと誓う知恵だけはある。


トランプ氏は?

彼はまず自分の間違いに気づかないだろう。

間違いに気づいても認めようとしないだろう。



そんなわけで今回の選挙はケオス。(様々な理由で)カマラさんは負けるかもしれない。だったら最後に噛みついてもいいじゃないか。ドラゴン・カマラ(彼女は辰年の女)、どうか元気に火を吹いてくれよ。たのむわ。


さて内容は…というよりも、このインタビューを彼女が受ける目的を想像すると…、
FOXの視聴者の中に(保守的、伝統的な共和党サポーターの中に)トランプ氏のやり方を気に入らない層がいるはず。常識的な市民で、長い間家訓として共和党支持を保ってきたけれど、トランプ氏はどうもおかしい。過激すぎる。しかし民主党には投票したくない。そのような「迷う共和党支持者」をいかに惹きつけるのかがこのインタビューの目的。


というわけでそれらの人々を振り向かせるカマラさんの方法は、

いかにトランプ氏の悪行を表に出すか  笑

それ、必要なこと。というのも民主党の方々というのは、そこそこ知恵もあって教育もされている常識的な人々なものだから…

上品すぎる

彼らは自分達のバイデン政権がやってきた(良い)政策の説明も十分にしないし、また今回の選挙の対戦相手トランプ氏の悪口もあまり言わない(トランプ氏の毒に対抗できるほど言っていない)。しかし比べてみるとよくわかると思うが、

トランプ氏は相手の悪口しか言っていない。

トランプ氏の言葉は嘘ばかり。過激な言葉で相手をこき下ろすばかり。…両軍、全く違うアプローチ。民主党側の普通の伝統的な選挙戦へのアプローチに対し、共和党側トランプ教側はただただでたらめを並べて相手をこき下ろすことだけ。


しかし驚くなかれ、
アメリカの国民は自分達のリーダーが

悪口を言う方が好き

アメリカの国民は自分達のリーダーから

悪口を聞く方が好き

まるで常識というものがない。



だからまず、このインタビューで大勢の「迷う共和党支持者」に向かって、

トランプ氏が
なぜ大統領にふさわしくないのか


を喋って喋って喋りつくしたことに、私はガッツポーズした。
ドラゴン・カマラ、よくやったわ!


これでやっと互角でしょう。言いましょうよ、もっとトランプ氏の悪口を。トランプ氏がいかに狂っているのか。もっと言ってくださいよ。彼の悪行を暴きましょう。普通に常識的なものの見方をしていれば、トランプ氏がいかに恐ろしいことを言っているのかわかると思う。本当に軽薄で、国の政治の事なんてどうでもよくて、自分が「愛されて、求められて、人気者であれば」それが嬉しくてたまらない愛に飢えた子供のような男。



そのような人物に大統領を任せられるのか?

前回のトランプ氏の政権で多くの優秀な共和党のスタッフが離脱した

これから誰が彼の元で彼の政権のチームになりたいと思うのか?

考えてみて欲しい



カマラさん、確かにインタビューアーの質問には答えていない場面も多い。しかしポイントはそこじゃない。そもそも、彼女にバイデン政権の全責任を追わせるのも無理がある。民主党の政権には失策もある。私もおかしいと思った政策もあった。しかし過去を掘り起こしてガタガタ言い続けるよりも、彼女が言うように前を向いて未来のことを考えたほうがいい。そのための大統領選挙なのだから。


それから、もうひとつ大切なこと。
トランプ氏は決して左/中庸メディアのインタビューを受けないことを忘れてはいけない。トランプさん、『60 Minutes』は? 怖いの?怖いよね。だって政策のアイデアなんて無いんでしょう? 怖くてメディアに出てこれないなんて、なんて臆病者なんだろう。結局トランプ教の集会で信者を前に強がっていても、たかがメディアのジャーナリストでさえ怖くて対峙できないのね。情けない。臆病者。人々はそのことを忘れてはいけない。



今回のカマラさん、頑張っていた。その重要ポイントを抜き出して書いておこう。途中から彼女の言葉をそのまま写している
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● (現政権の間違いを認めはしないが)カマラさん、移民政策の問題を認め、それについて語り、トランプ氏が握りつぶした「国境コントロール法案」について語った。国境の取り締まりに関して彼女は経験者であると語った。

● トランプ氏による国民の恐怖を煽るレトリックを使ったTVコマーシャルを指摘し、トランプ氏には政策のプランが無いことを指摘した。

● カマラさんの政策の一つは、手ごろな価格の住宅を供給し、中小企業の強化、若い親達へのサポート、そして彼女の経済を活性化するための計画は「経済の専門家のお墨付き」であることを伸べた。

● 反対にトランプ氏の計画は専門家にも「国の財政赤字を増やす」とみなされている。トランプ氏の計画は億万長者と国内最大手の企業に減税をし、国の財政赤字を増やす。

● カマラさんはバイデン政権のやり方を継続しない。共和党側の人材も含めて両党からアイデアを募り、様々な専門スタッフと新しいシステムを作る。

● トランプ氏のやり方は、国を分断し、アメリカの国民が(文字通り)お互いを指さして非難し合うように仕向けている。リーダーの強さとは誰かを叩き潰すものではなく、人々を持ち上げるものであるべきだ。

● トランプ氏の元で、過去にトランプ氏と政権を担った共和党の人々…元首席補佐官、元国防長官、国家安全保障問題担当補佐官、そしてトランプ大統領の副大統領…彼らが、トランプ氏は大統領にふさわしくない、不安定で、危険であると語っている。

● トランプ氏はアメリカの国民を貶め、軽視し、貶めている。彼は「国の内部の敵」について語っている。トランプ氏は「国の内部の敵」とみなす「国民」に軍隊を向ける話を何度も繰り返している。

トランプ氏は平和的な抗議活動に参加している人々を捉まえると話し、自分に同意しない人々を閉じ込めると話した。

● これは民主主義について話している。民主主義国家のアメリカの大統領は、政権を批判をしたからといって国民を監禁するなどとは言わずに、批判も喜んで対処できるべきなのだ。だからこそ今、アメリカは危機に瀕している。

● (バイデン氏の精神能力が低下していると聞かれれば)…バイデン氏の名前は投票用紙には載っていない(もう大統領ではない、影響力はない)。しかしトランプ氏は今も投票用紙に載っている(これからも影響力があるから問題である)。

● トランプ氏をよく知る人々…国家安全保障コミュニティのリーダー、大統領執務室、状況分析室で彼のために働いていた人々でさえ、トランプ氏が大統領には不適格で危険であると皆が声を上げた。彼はアメリカの大統領として、ふさわしくないと、彼は危険だと。彼の副大統領(マイク・ペンス氏)もそう言っている。だからトランプ氏の副大統領の職は空席だった。そのため彼は新しい副大統領候補を選択しなければならなかった。

● トランプ氏はイランを牽制するための合意から手を引いた。トランプ政権時代に、軍事基地があったが攻撃され米兵が脳に外傷を負った。トランプ氏はそれを頭痛だとみなし、アメリカの軍事奉仕者を最悪で負け犬だと呼んだ。私は事実を話している。

● 私はこのインタビューは、この選挙について視聴者に提示されるべき選択肢を与えるのが目的だと思う。対比するコントラストは重要なのです。

● 私の政策知るためにカマラハリス.COMを尋ねて欲しい。そこに全て書かれている。


なかなかいいね。今回のカマラさんは負けていない。

しかしこれから選挙に勝てるかどうかはわからない。だからダメもとでいい。彼女が戦っているのを見れただけで私は良かったと思った。
 
もっともっとトランプ氏の悪行を暴いて欲しいわ。

平和な未来のために。









2024年10月15日火曜日

Yves Larock - Another Day (2024)



サーフィンのいい映像



Yves Larock - Another Day (2024)
Another Day – Single
Yves Larock
Released: May 31, 2024
℗ 2024 Smiley Lemon Ltd



ちょっと前にUK upfront club chart またはcommercial pop club chartに入っていた曲。映像が気持ちいい。
 

★Yves Larock
本名Yves Cheminade さん。スイス人のDJ、レコード・プロデューサー。1977年生まれ。フランスの(DJとmixerがアフリカのアーティストとコラボする)音楽プロジェクト「Africanism All Stars」のメンバー。


Another Day
Yves Larock
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人生はクレイジー 時々
誰も どうすればいいのかわからない
愛が 時には襲う時もある
それがあなただって 誰が予想しただろう

愛してる でも大丈夫
もしかしたら遠ざけたほうがいいのかも
わからない わからない
笑って 私と歩いてくれる?
目を閉じて 立ち去るの?
知りたい、知りたい


Another day for love...,
  … あなたに恋しそう
  … あなたも感じてるのなら
  … baby,  私のものになってくれる?
  … あなたに恋してる
  … あなたも感じてるのなら
  … baby,  私のものになってくれる?



人生は情け容赦なく 時々 
本当かもしれないって わかってる
愛に 傷つくこともある
でもそうじゃない あなたの隣にいるのなら

愛してる でも大丈夫
もしかしたら遠ざけたほうがいいのかも
わからない わからない
笑って 私と歩いてくれる?
目を閉じて 立ち去る?
知りたい、知りたい

Another day for love...,
  … あなたに恋しそう
  … あなたも感じてるのなら
  … baby,  私のものになってくれる?
  … あなたに恋してる
  … あなたも感じてるのなら
  … baby,  私のものになってくれる?

Another day for love...,
  … あなたに恋しそう
  … あなたも感じてるのなら
  … baby,  私のものになってくれる?

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Songwritersz;  Yves Cheminade, Molie Cheminade, Jan Lovas