能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2021年9月25日土曜日

大興奮!エンゼルス大勝利!マリナーズ戦



土曜日のマリナーズ戦。見終わったわ。
エンゼルスが勝った勝った勝った打った打った打った打った!
エンゼルス14点×マリナーズ1点!エンゼルスすごーい。興奮しました。

普段は日々録画してあるエンゼルスの試合の最後の2回くらいと結果と解説を見るだけなのですけど、週末はゲーム全部をライブでだらだら見ることもある。今日はこの地の午後3時からゲームがあるというのでテレビをつけた。

エンゼルスは最近、負けゲームの方が多かったのですよね。あ~調子悪いのかなぁ。大谷さんは避けられて歩かされるばかりだし、昨日金曜のマリナーズ戦もエンゼルスは5対6で負けた。今日はどうかなぁ…と思ってた。


テレビをつけたら、大谷さんのエンゼルスでの最優秀選手と最優秀投手の受賞式をやっていて「おめでと~」などといいながら見始めた。

そして試合が始まる。なんと1回目から点が入るんだもんね。マーシュが打って1塁。大谷さんが次…で、打った!行った行った行った!俊足マーシュが走る走る走る走る。スコア!大谷さんも3塁へ!おおおおおおおおおおすごーい!!!

そしてそれがいい雰囲気を作ったのか、エンゼルスが皆バンバン打ち始める。あ また打った。あ 打った。打った。また打った。すごーい~! え~マリナーズ守りがゆるいの?

そしてレンヒーホー君がホームラン!!!わ~っ!

そしてまたまたマーシュ君!次にオオタニっ!あっまた打った。俊足マーシュが髭とロン毛をなびかせて走る走る走る笑笑笑!!!!オオタニさん3塁に滑り込み!そして皆も次々に打ってあっという間に3回の終わりまでに11点も入れてしまうっ!おぉ何ということでしょう…。

誰かが打つたびに立ち上がる。おおおおおっ!パチパチと大きな拍手。興奮するわ。なんかエンゼルスすごい調子いいんじゃん今日…。どうした笑 そして5回の終わりまでに14点もいれてしまう。

野球の神様が微笑んだ日なんだろうな。

マーシュ君が若いからね…彼はよく走る。守りの後ろの方でもよく走る走る。髭とたてがみをなびかせて走る笑。彼は面白い。マーシュ君のガムは緑でした。そして8回かな…ウォルシュ君がフライを取り損なってピンクの風船ガムをまた破裂させていたわね。彼もよく打った。ディアズ君のピッチもよく頑張った!

大谷さんはね…今回思いました。彼は本当にルックスがいい。毎回思う。彼は大きい。大きな肩のガッチリした上半身に、お尻の大きさも丁度バランスよくがっちりと。そして頑丈な長い長い脚がまっすぐ伸びる。ウエストの位置が高く全身のバランスが素晴らしい。だから彼が出てくると、遠くから見てもわかる。本当に立ち姿から綺麗。美しい。赤と白のユニフォームの姿が光るようにかっこいい。打ち損なってバットを剣道の竹刀みたいに前方に構えて止めるのもかっこいい。やっぱスーパースターはいいね。すごいな。遠くから見ても素敵。本当にかっこいい。

というわけで、今日はよい日。エンゼルス14点!
みんなよく打った打った。楽しかったです。



2021年9月23日木曜日

Shift K3Y - Back To Summer (2021)



夏の終わり
別れの歌


Shift K3Y - Back To Summer (2021)
Back To Summer – Single
Shift K3Y
Released: August 20, 2021
A Positiva / EMI release; ℗ 2021 Shift K3Y, 
under exclusive license to Universal Music Operations Limited



ちょっと前にUKダンスチャートに入っていた。リリースが8月20日なので夏の最後の曲。

今のコロナの時代に欧州の若者達は夏休みをどう過ごしているのだろう。欧州の夏休みといえば,昔は英国やドイツや北欧の若者達/大学生達が、南欧のスペインやポルトガルのリゾート地で夏を過ごすのが普通だったのです。

南欧で…時にはアジアのタイなどで欧州の若者達は夏を過ごし、そこで夏の出会いがあって、夏の恋があって、夏が終われば皆それぞれの国や街に帰っていく。夏の終わりはそんな夏の恋の終わりの歌がよく出ますね。


Back To Summer

Shift K3Y
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Ooh you, ooh
Ooh you, ooh
逃げていく

夜は長くなって
一つの味 感情に溺れる
あなたを欲しがらずにはいられない
現実に 夢を見るよりもっと

素晴らしかったその瞬間
素敵だった高揚
希望にしがみついた
私達がサヨナラを言ったその時
海の側での 長い一日
テキーラの夜
終わりにしたくない
今夜は

夏に連れ戻して
思い出の 思い出の
逃避の場所へ
私があなたを愛した時間へ連れ戻して
思い出す
あなたと逃避したこと

Ooh you, ooh
Ooh you, ooh
あなたと逃避したこと
Ooh you, ooh
Ooh you, ooh, yeah

陽射しのように熱く
あなたの好きなドレスを着て
あなたは私だけのものだった
また時を巻き戻せればいいのに

素晴らしかったその瞬間
素敵だった高揚
希望にしがみついた
私達がサヨナラを言ったその時
海の側での 長い一日
テキーラの夜
終わりにしたくない
No 今夜は

夏に連れ戻して
思い出の 思い出の
逃避の場所へ
あなたを愛した時間へ連れ戻して
そう 思い出す
あなたと逃避したこと

Ooh you, ooh
Ooh you, ooh
あなたと逃避したこと
Ooh you, ooh
Ooh you, ooh, yeah

Ooh you, ooh
Ooh you, ooh
あなたと逃避したこと
Ooh you, ooh
Ooh you, ooh
(逃げなきゃ) 逃げていく

夏に連れ戻して
思い出の 思い出の
逃避の場所へ
あなたを愛した時間へ連れ戻して
そう 思い出す 思い出す
あなたと逃避したこと

Ooh you, ooh
Ooh you, ooh
(Oh, yeah) 逃げていく
夏に連れ戻して
思い出の 思い出の
Ooh you, ooh

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Songwriters: Hannah Wilson / Lewis Jankel / Amber Van Day







フジテレビ 月9『イチケイのカラス』全11話・感想



TV Japanにて。日本での放送は2021年4月5日から6月14日。全11話。


東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)。刑事裁判官・入間みちおの自由奔放で型破りな裁判。彼と共に真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍。


面白かったです。毎回おなじみのイチケイのメンバーがお題を解決していく。それぞれの回が読み切りの小説のようで、毎回ほぅほぅなるほど…と面白く見れた。全体に大きなテーマがあるわけではないけれど、キャラクター達がユーモラスで、その魅力に馴染んで毎回楽しかった。


黒木華さんの坂間千鶴はきりりと真面目な優等生。今回の黒木さんは、以前見た『凪のお暇』でのキャラクターとは違い、キリリと真面目すぎるお堅い人物。上手い女優さん。小日向文世さん、中村梅雀さん、新田真剣佑さんなどなどイチケイ内での皆のやりとりもユーモラスでいい。

最高裁判所判事の草刈民代さんが悪役で…珍しいと思ったら、最後はやっぱりいい人。結局視聴者は俳優さんが御本人のイメージに合った役をなさると安心してしまう。草刈民代さんは悪役よりいい人/正しい人のほうがしっくりくる。最初はそれでも草刈さんが悪役なら面白いと思った。


しかしなによりもこのドラマは入間みちお=竹野内豊さんの魅力。一に竹野内豊、二に竹野内豊、三に竹野内豊という感じだ笑。竹野内さんの魅力満載。このお方を見るためにこのドラマを見る。

私が竹野内さんのドラマを見たのはたぶん今まで2回だけ。前回は2017年のNHK『この声をきみに』。(このブログでの感想で)私はそのドラマの竹野内さんのことをダメオヤジと書いている。可愛いダメオヤジ。「面白い俳優さん」だと書いた。

今回もドラマの1回目で、入間みちおの飄々とした様子を見て「ああ面白いな。また同じタイプの優男かな?」と思った。しかし回が進むにつれて…入間みちおは飄々とした優男ばかりではない…大変有能な人物…と惹き込まれていく。それだけではない…入間みちおは大変正しい人+いい人でもある…。結局竹野内さんを見て面白い面白い…とドラマを見続けた。ストーリーももちろん面白いけれど…まぁ入間みちおが魅力的な人物である…このドラマの魅力はそこ。


私は竹野内さんの作品をほとんど見ていない。だから彼が様々なタイプの役をなさるカメレオン職人的な俳優さんなのか、それとも毎回(御本人の魅力で)似たタイプの役をなさるお方なのか全く知らない。しかし前に見たNHK『この声をきみに』も、この入間みちおも…どちらもまぁなんというか飄々としてユーモラス…つかみどころがないが「いい人」。その印象があまりにも竹野内さんに馴染んでいるものだから、私は「もしかして…竹野内さんて御本人がこういう感じのお方なの?」と思いはじめてしまった。

竹野内さんが俳優さんとしてこういう人物を演じるのが巧いのか、それとも竹野内さん御本人がこういう感じのお方なのか…?どちらなのだろう。ともかく…竹野内豊さんが魅力的であったということです。


それにしてもこの入間みちおみたいな人物というのは、今の時代の日本の女性の理想の男性像なのかもしれないなぁ…とも思ったのですよ。私は。

・顔もいい、スタイルもいい
・長身+細身
・あまり筋肉を感じさせない優男
・深みのあるいい声
・たぶんセクシーな声
・それなのにむき出しのセックスアピールが無い=薄い
・そのためか髭面なのに清潔感がある
・上品
・いつも小さくウフフと笑う
・50歳ぐらいなのになんだかかわいい
・少年のように無邪気
・ユーモラス
・面白いことを捜し、なにごとも面白がる
・飄々としてつかみどころがないが嫌味もない。
・平和的
・癒し系
・50歳ぐらいの中年男なのに威圧的なところもない
・ギラギラしていない
・押し付けがましくない
・エラそうじゃない
・ゴリ押しもしない
・女性を立てサポートする
・しかし健全な距離も保ってくれる
・フレンドリー
・犬を可愛がる
・優しい
・おだやか
・しかし仕事は真面目
・真実を追究する
・実はやり手+超有能
・頭がいい
・そして義理人情にも厚い
・思いやりに溢れ
・誠実な人柄

…こんなところだろうか。この入間みちおは…今どきの日本の女性の理想の男性像なのかも。オトコとしてはずいぶん薄い印象なのだけれど…今どきの日本の女性は、ギラギラしたオトコクサイ50歳オヤジは好きではなさそう。今はこういう優しい上品な男性がモテそうだ。

昭和の時代は渡瀬恒彦さんとかギラギラと強烈な色気のある人が人気だったのですよ、時代は変わったのかも。

それにしても竹野内豊さん50歳。まず50歳に見えない…印象は40歳ぐらいかな。50歳の俳優さんが、こんなに脂っ気のない綺麗な優男を演じられるのも特殊かもしれません。永遠に若者。いい香りがしそう。

竹野内さん御本人はどんなお方なのだろう?



2021年9月22日水曜日

映画『モンスターズ・ユニバーシティ/Monsters University』(2013): 期待はずれのプリクエル



▼こんな場面は無かったです 面白いけど


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『Monsters University (2013)/米/カラー
/1h 44min/監督:Dan Scanlon』
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テレビでの放送を録画。

2001年に公開されたピクサーのアニメーション『モンスターズ・インク/Monsters, Inc.』の続編。いや…続編というよりも、キャラクター達の過去・大学生時代を振り返る話なのでプリクエル/前日談とも言うべきか。しかし映画としては…オリジナルに比べ全体に盛り上がりに欠け、映画の続編というよりもスピンオフという感じです。


2001年のオリジナルはもう20年前。暫く見ていない。あのオリジナルの話は…Monsters社に人間の女の子が紛れ込む話だったか…? ギャグとドタバタに加えてアクションもあって結構面白かったと記憶している。


さてこの続編/プリクエルは?

全体に盛り上がりに欠ける。モンスター達の大学生活を描写した青春もの? いや青春ものとしては恋愛話が全くなかったぞ笑。それに大学生というよりも、内容的には全寮制の高校生の話にも見えてしまう。



ネタバレ注意

メインの二人・マイクサリーはモンスターズ・ユニバーシティの新入生。「怖がらせ学部」に学ぶ。ストーリーは(既におなじみの)キャラクター達の人となりを元に展開。

小柄なマイクは前向きで真面目で頑張り屋だけれど独りよがりで協調性に欠け周りから浮いている。大柄なサリーは自信家…才能はあるけれど、有名な父親の名声にあぐらをかき努力は嫌い。そんな反りが合わない二人がとあることから共に「怖がらせ学部」から追い出されてしまう。

二人は「怖がらせ学部」への復帰を目指し、落ちこぼれグループ「クラブウーズマカッパ」の仲間と共に学内の伝統行事「怖がらせ大会」への出場を決める。

…というわけで、落ちこぼれグループが皆で力を合わせて起死回生をめざす…そんな青春もの。しかし…うーん…あまりエキサイティングではない。淡々とお馴染みのキャラクター達が頑張る姿を楽しむスピンオフ的な感じ。


この映画が、スピンオフの範囲を超えて…映画として面白くなるのは最後の10分ぐらい。「マイクとサリーがあちらの世界に行く展開」は面白かったです。映画としていかにも映画らしく盛り上がった。マイクは頭がいいし、サリーもかっこいい。しかし映画として面白かったのは…そこだけ。

ということは…まぁ…なんだろう「Monsters, Inc.もの」としては、もう少し面白くなりそうなのにね…という感じでしょうか。


ところでヘレン・ミレンのハードスクラブル学長が学生に向かって直接「あなたは才能がないわ」と言うのって結構きついですよねぇ。


この続編は、オリジナルの2001年から12年後の2013年に制作されたものなのですよね。2001年に8歳ぐらいでオリジナルを見た子供達は、12年後には20歳…大学生になっているはず。この映画のターゲットは、もしかしたらそんな2013年当時の大学生ぐらいを考えていたのかもしれません。しかしこれは、大学生にとってもあまり面白くない映画だと思う。ごめんね。




2021年9月21日火曜日

Amber Mark – Competition (2021)



お洒落ですねぇ



Amber Mark – Competition (2021)
Competition (Single Edit) – Single
Released: June 9, 2021
A PMR / EMI release; ℗ 2021 Jasmine Music Limited t/a PMR Records, 
under exclusive license to Universal Music Operations Limited



UK Commercial chartにリミックスが入っていた。リミックス前の元曲のほうがお洒落でした。大人。素敵。イイ感じですね。後ろに流れるベースの音がかっこいい。


★Amber Mark
Amberさんは、米国テネシー州生まれのsongwriter、producer。1993年生まれの27歳。
ジャマイカ系の父とドイツ人の母のもとにテネシー州で生まれ、それからフロリダ州とニューヨークに住む。その後母親が仏教の宗教画を学ぶためインドのダージリン地方に移住。その地の修道院で数年間生活。その後ドイツへ母親と共に移住。 現在はニューヨーク在住なのかな。アルバム・デビューは2017年。

カナダのデュオ・Chromeoのアルバム『Head over Heels』の曲「Just Friends」で彼らと作曲をコラボし歌い、そのアルバムは第61回 (2019) のグラミー賞で「Best Engineered Album」にノミネートされたそう。彼女のことは知られているのかな?他の曲も聴いてみます。


これは…なんの歌だろう。最初は恋人に対してのがんばれソングだと思ったのだけれど違うかも。もしかしたらこれは…お母さんが娘に向かって歌っている歌かも…とも思った。ちょっと抽象的ですね。それとも私の訳がおかしいかな。

Competition

Amber Mark
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[Verse 1]
私がバッグを見つけたわ 
あなたにキャッシュが必要だった時 
お金を返して欲しいとも言わなかった 取っといて
知ってるでしょ あなたを後ろからサポートしてた ベイビー
わかってるでしょ 心優しい人
魂を売らないで
魂を売っちゃだめ ベイビー
私達が持ってるもの 救おうとしたのよ
Oh-oh, oh-oh, oh

[Chorus]
これは競争じゃない
あなたは敵じゃない
ただあなたに勝ってほしい
私をこんな位置に立たせないで
これは競争じゃない ほらベイビー 受け入れて
私は最高になって
誰かとそれをシェアしたい
私達ならできると思う きっとできると思う。


[Verse 2]
他から離れて 星を見つめ
基準を上げなきゃ 神様
私は違うスピードで 
外国の車の中で 行きましょう 
私は違う種類 
足跡を残さなきゃ わかってるでしょ 
外国で育って 
違う言葉を喋って

そんなものと一緒に ここに暮らしてる
あなたのために だから取りに来て
私が高みに上ったら いっしょに全部消費しましょう

[Chorus]
これは競争じゃない
あなたは敵じゃない
ただあなたに勝ってほしい
私をこんな位置に立たせないで
これは競争じゃない 
ほらベイビー 受け入れて
私は最高になって
誰かとそれをシェアしたい
私達ならできると思う 
きっとできると思う。

[Outro]
これは競争じゃない
(yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah)
あなたは敵じゃない

やった ほんとにできた(ほんとにできた)
やった ほんとにできた(ほんとにやった)
ちがう ほんとにうまくいった(できたわ)
ほんとに できたじゃないの(できたわね)

やった ほんとにできた(ほんとにやった)
やった ほんとにできた(ほんとにやった)
ちがう ほんとにうまくいった(できたわね)
できたじゃないの(ほんとにできたわ)

[Interlude]
誓う この人生で欲しいものは 
どんなものでも手に入れられる
まず 夢を持って
そして そのために生きなければ
時計のように チクタク 働いて
それが出来るなら…友達や家族と 
それが成功

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Source: LyricFind
Songwriters: Amber Mark / Andrew Haas / Daniele Owen / Ian Franzino / Julian Bunetta / Kendrick Nicholls / Sherwyn Nicholls / Stephenie Jones
Competition lyrics © Walt Disney Music Company



2021年9月16日木曜日

お猫様H:今年の夏も踊り場で暴れました



9月になってお日様の角度が変わった。階段の踊り場に日が射さなくなった。ブラッシングの場所も少し前から階下の窓辺に移動した。もう秋。

この写真は8月に撮った写真。猫さんはまたひっくりかえって人の手に暴れかかっている。あまり可愛い写真ではないけれど…猫さんはご機嫌。






2021年9月15日水曜日

NHK BSプレミアム『ライオンのおやつ』全8話・感想



TV Japanにて視聴。日本での放送は2021年6月27日から8月15日まで。全8回。
1回目を見逃してしまって2回めから視聴を開始。


余命を宣告された29才の雫(土村芳)は、美しい島のホスピス「ライオンの家」で最後の日々を過ごすことを決める。温かいスタッフと、そして共に暮らすゲストの人々…雫は「ライオンの家」の皆と家族のように暮らす。やがて旅立つ日を迎える。


見逃した1話の中では余命を宣告された雫の葛藤が描かれたようなのだが、2話目からの彼女は既に「ライオンの家」の住人。日々の時間は穏やかに流れていった。

「ライオンの家」の毎週日曜日の午後3時はおやつの時間。ゲストはそれぞれ好きなおやつを書いた紙を箱に入れてリクエスト。その中から抽選で選ばれたおやつを皆で食べる。


ホスピスを切り盛りするマダム(鈴木京香)は言う

   おやつは心の栄養。人生のご褒美です
   おやつがあることで人生が豊かになります



第2話 雫が最初に見送るホスピスの友人・タケオ。台湾での子供時代に家族で食べた豆花の思い出を語り、「もうすぐ家族に会える」と旅立っていく。

第3話は幼い女の子モモちゃん。弱っていくモモちゃんが雫に言う
「天国に知ってる人いないんだよね。向こうで会ったら仲良くして欲しいの
雫「いいよ」
モモ「ほんと?」
雫「こちらこそよろしくね」
モモ「ありがとう」
…そして旅立ったモモちゃんは肉体から解放されて自由になる。

この場面を見ていいドラマだと引き込まれた。このドラマは死をただ辛く悲しいだけのものだとは扱っていない。死は天国への旅立ちの時。


マドンナがホスピスを開いた理由

  一人でも多くの人に幸せに旅立って欲しい。

何故「ライオンの家」なのか?

  ライオンは百獣の王。
  敵に襲われる心配はありません。
  安心して食べたり寝たりすればいいんです。



第4話は作詞家の先生。荒れていた先生はライオンの家で少しずつ心を開く

  人の幸せは、周りの人をどれだけ笑顔にできるか

最後まで前向きに生きようとした粟鳥洲友彦。彼も皆に囲まれ旅立っていく。

一人二人と旅立つゲスト達。
その度にマドンナは旅立つ者達へ、「よい旅を」と声をかける。

  魂の新たなステージに行くのだと思う。そうあって欲しいと


雫の意識が薄れる頃、雫は「ママ」と宙に話しかける。幻覚か夢か…彼女は幼い頃に亡くした母親に会っている。お母さんが訪ねてきてくれた…母は雫に言う

よく頑張って、最後までちゃんと生ききった。えらいよ

そして雫は旅立っていく。


マドンナ
生きることは、誰かの光になること。そうやってお互いを照らし合っているんだと思います」


これほど「旅立つこと=死」を真正面から扱ったドラマはあまりないかもしれない。旅立つ人を家族や友人で見送る作品はいくつか見たように思うが、主人公本人が旅立つ話はあまり見た事がない。


死は誰にも平等に訪れる旅立ちのプロセス。その時はいつかやってくる。その最後の時間が、愛と思いやりに包まれて穏やかなものであればいい。このホスピスのゲスト達ように身も心も安心して、周りの人々に全てを受け入れてもらえて、穏やかに送り出してもらえるのであれば幸せだ。

そして旅立つ者が温かく送り出された先には…「向こう側の世界」があるのかもしれない。もしその場所が存在しているのなら、残された者達もそれほど悲しまなくていいのかもしれない。旅立った者達は決して存在が消えるわけではない。向こう側に旅立っただけ。いつかまた会えるかもしれない。

そのような「死の捉え方」がこのドラマには散りばめられていた。  


長い年月を過ごし、家族や友人達の旅立ちを幾度か見送った経験を持てば、そんな想像が本当であればいいなと思うようになる。人は(命のあるもの全ては)亡くなっても完全に消えるわけではない。きっとどこかに存在している。そして残された者達は、愛する人々が今存在する場所で幸せであってくれればいいと願う。

こういう話は、一般にスピリチュアリズムと言われているのだけれど、私もいつからか信じるようになった。旅立ってしまった大切な人達が今もどこかで幸せに暮らしているならいい。こちらから会うことは出来なくても、彼らはきっとどこかで見守ってくれている。残された者達はその想像に癒される。


旅立つ前の最後の日々が、優しさに包まれたものであればいい。いい話です。


土村芳さんの繊細な演技。ホスピスのスタッフとゲストの方々も皆素晴らしかった。優しい時間がゆっくりと流れた。

鈴木京香さんのマドンナが姿も声も全てが愛に満ちていて…なんと素晴らしい。彼女はホスピスのお母さんのような存在なのだけれど…慈悲深い女神様のようだ。

お行儀のいい白いわんわんが本当に可愛かった。お利口なわんわん。



ふたつ気になった事がある。

雫のお父さん。あまりにも娘に疎外されて可哀想だった。お父さんにとって雫は、一人で育てた大切な大切な娘。たとえ再婚して子供が生まれても、雫が(もう一人の娘とともに)最愛の娘であることは変わらない。お父さんは雫に会いたかったと思う。もっと一緒に過ごしたかったと思う。

それから雫が恋をして…自分からキスをした田陽地さん。彼女がキスをした時…もっと雫ちゃんに優しいリアクションを返してあげてほしかった。女の子が勇気を出してキスをしているのだから、男の子はそんな戸惑った顔をしないで。もっと笑顔で優しく雫ちゃんの肩を抱きよせてあげて。二人の友情として。雫ちゃんへの思いやりとして…もっと肩や頭に触ってハグして雫ちゃんを安心させてあげてほしかった。難しいのかなぁ…友情と愛情のハグ…。