トレイラーの方がかっこいいわ
-----------------------------------------------------------------------------
『Count Me In (2021)/英/カラー
Documentary/1h 21min/監督:Mark Lo』
-----------------------------------------------------------------------------
Netflix。
秋の夜長…先週の週末に見た軽いドキュメンタリー。有名なロック系ドラマーの逸話を他のドラマーが喋り、またそれぞれのドラムへの思いを語るという内容。テレビで見て丁度いい軽さ。ドラマーの歴史かと思ったら、70年代のジャズやフュージョン系のドラマー達を全部すっとばして、有名どころのクラシック・ロックのドラマーだけを軽く取り上げたもの。アメリカの制作かと思ったら英国製。やっぱりクラシック・ロック雑誌レベルなのはそのせいか。
※追記:…と思ったのだけれど、今ちょっとパラパラ見直したら…結構いろんな事を喋ってますね。どうも編集がよくないのかも。ジンジャー・ベイカーとディープ・パープルのイアン・ペイスのシーン(リッチーとのデュオ)が良かった。
Ringo (Beatles)
Charlie Watts (Rolling Stones)、
Keith Moon (The Who)
John Bonham (Led Zeppelin)
Ginger Baker (Cream)
…等等のレジェンド達から始まって…
Roger Taylor (Queen)
Ian Paice (Deep Purple)
Nicko McBrain (Iron Maiden)
Nick Mason (Pink Floyd)
Topper Headon (Clash)
Stewart Copeland (The Police)
Clem Burke (Blondie)
Bob Henrit (the Kinks)
Rat Scabies (the Damned他)
Jim Keltner (Traveling Wilburys, Ry Cooder他)
…等等のベイビー・ブーマー/もうすぐレジェンドのドラマーの方々と、
Cindy Blackman Santana (Sanatna+カルロス・サンタナの奥さん)
Chad Smith (Red Hot Chili Peppers)
Stephen Perkins (Jane's Addiction)
Taylor Hawkins (Foo Fighters)
Abe Laboriel Jr. (Paul McCartney)
…等の中堅どころ、そして
Ben Thatcher (Royal Blood)
Samantha Maloney (Hole, Mötley Crüe)
Jess Bowen (The Summer Set)
Emily Dolan Davies (The Darkness, Bryan Ferry)
…等の若手ドラマーが登場して逸話を語る。ドラムへの愛も沢山色々喋ってます。
それぞれの年代のドラマーが「あの、あのドラマーはすごいんだよ。あのドラムは素晴らしい…」などと話す。まぁそれだけの印象。ほんとに雑誌の軽い記事を読んでるような内容。
※追記:↑これも…印象はそんな感じなのだけれど、2回目に見たら結構いろんな事を喋ってました。印象が軽いのは編集が散らかってるからかも。それぞれのエピソードの流れが滑らかではなくブツ切りに感じる。
それでも、80年代に流行っていた馴染みのあるバンドのドラマーを久しぶりに見れたのは面白かった。クラッシュのトッパー・ヒードンが結構爺さんでびっくり。ロジャー爺は相変わらずお元気そうだ。それからチャド・スミスが沢山喋ってた。それからサンタナの娘さんかと思ったら、奥さんだったという…シンディー・ブラックマンさん。彼女のことをもっと知りたい。
それから驚いたのは、2000年頃にモトリー・クルーのツアーでドラマーをやった女性ドラマーのサマンサ・マロニーさん。びっくりしましたねぇ。彼女はコートニー・ラブのホールのドラマーで、顔ぐらいは覚えていたけれど、まさかモトリー・クルーですか…。それはすごいわ。驚き。女性であのバンド…とは信じられない。びっくり。トミー・リーはどうしたのよ…と思ったら、その頃はトミー・リーはバンドを抜けていたらしい。へ~知らなかった。
というわけでクラシック・ロック雑誌風の軽~い逸話集でした。ビギナー向け。
ドラマーのドキュメンタリーならもっとテクニックのことを詳しく話して欲しい。例えばスティーブン・パーキンスがキース・ムーンの面白いドラミングの話をしているのに、そのすぐ後にキース・ムーンがいかにハチャメチャだったのかを数名に喋らせる。それでキース・ムーンがハチャメチャな印象しか残らない。印象は軽い。…それは編集の問題ですよね。
秋の夜長の暇つぶし。それでも往年のスターの今を見れたのは楽しかった。そういえばフィル・コリンズ爺は何処にいった?
ところで今、昨日から家の中に入ってきて窓に向かって大きな音を出して騒いでいた…大きな蛾を窓から逃がすことに成功。今すごく嬉しい。
ところで今、昨日から家の中に入ってきて窓に向かって大きな音を出して騒いでいた…大きな蛾を窓から逃がすことに成功。今すごく嬉しい。