迷いに迷ったシンク上のミラー
すでに書いたように、シンク上の小さな額縁入りのミラーは今のトレンドなのだろうと思う。どのインテリアの情報を見ても今どきのシンク上のミラーは、絵画のようにフレームで囲ったものを個々のシンクの上にひとつひとつ置くデザインが多い。
それで最初は額入りの小さなミラー2枚を調べることにした。ハワイのショールームにはいいデザインのミラーがない。それで既製品をネットで注文することになる。
シンク上用のミラーはいくつかの規定のサイズが決まっている。それらは(すでに注文していた)ヴァニティ―の2つのシンクの位置に合わせようとすると、妙なサイズでバランスよく収めることができない。大き過ぎたり小さ過ぎたり長過ぎたり…。それでまず躓いた。
それで次に大きな1枚の額付きのミラーを検討した。もちろん地元のショールームには大きなミラーはない。ネット上ではアマゾンが品数は一番多いが、実物を見ることが出来ないので製品の質がいいかどうかの確認ができない。またハワイは輸送に手間がかかるためミラーが絶対に割れないとは言えないだろう。割れたら返品が面倒だ。アマゾン以外にもWayfairなどのオンラインのショップはあったが、大量のミラーのデザインを見ることに疲れ果てて断念した
さてどうしよう。地元のガラス専門店(ドアやミラーを注文制作する会社)を訪ねると、大きなミラーに取り付けるための金属の1cmほどのフレーム/枠があると言う。ゴールド/真鍮の色のフレームがあるかと探してもらったが結局時間をかけても見つからなかった。それでフレームのアイデアも却下。
結局シンクのヴァニティ上の大きな鏡は、昔ながらの大きな鏡を直接とりつけることになった。
そんなわけで結局以前と同じように大きな鏡になった。枠が無いのでミラーの中に「もう一つの空間」が出現し、部屋全体が大きくなったような気がする。縁取りのない粗いミラー・デザインではあるが慣れたらあまり気にならなくなった。なによりも部屋が大きく見えるのが一番。元々最初に希望していたのはこのようなシンプルなミラーであった。紆余曲折で迷いに迷ったが、結果には満足している。
★2024年 Primary Bathroom 改装
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2025/3/12, 13
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